JPS6327657A - 天窓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は１ｇ１根に透設した窓孔をその周りに固設した
固定枠に対して上下に運動する窓板によす開閉するよう
にした天窓に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点例えば、
建物の屋根に透設された窓孔を開閉する窓板が窓孔に固
設された固定枠に取付けられた平行移動機構により固定
枠に対して平行姿勢を保ったまま上下に運動するように
した天窓においては、その平行移動機構に装着した付勢
装置により窓板を開窓運動方向に付勢するとともに、固
定枠及び窓板の上下で対応する四隅に夫々支持したプー
リにワイヤロープを掛は渡し、このワイヤロープをドラ
ムに巻き取ることにより付勢装置の付勢力に抗して引張
し、窓板を固定枠ら引き寄せて閉窓するようにしたもの
があるが、このような天窓においては、ワイヤロープが
ドラムに巻き取られ、かつ、プーリに掛は渡されるよう
に可撓性にＱｉ３．ｈた細いものを使用する必要があっ
て、切断し易く、また、ワイヤロープがプーリから外れ
てプーリとその支持部材との間に食い込んでワイヤロー
プの引張不能となったりして、窓板の開閉操作を行なう
ことができなくなる欠点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するための手段として、屋根
に透設した窓孔の周縁に設置した固定枠に導管の一端を
上向きにして固定し、その導管に。

撚線の周りに単線を等ピッチで螺旋巻きしてかみ合い歯
を形成した可撓性を有するギヤードケーブルを摺動自由
に挿通し、そのギヤードケーブルの前記導管の一端から
突出した端部を、固定枠の上方へ運動して開窓する力を
付勢された窓板に連結するとともに、前記ギヤードケー
ブルの他側の端部を駆動歯車にかみ合わせ、その駆動歯
車の回転によりギヤードケーブルを摺動させて窓板を作
動させる構成とした。

発明の作用効果 本発明の天窓は上記構成になり、ギヤードケーブルを駆
動歯車にかみ合わせて駆動するようにしたから、ドラム
に巻き取って駆動する場合のような高い可撓性を要しな
いから、ギヤードケーブルを太くして強度を高めること
ができ、しかも、ギ、ヤードケーブルが導管の中を摺動
するから、従来装置のようにワイヤローブがプーリから
外れて作動不能となることがなく、窓板の開閉操作を確
実に行ない得る効果がある。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

図において、１は建物の天井に透設され窓孔の周縁に形
成された突壁であり、その上縁に固定枠２が嵌着されて
おり、この固定枠２の上面には。

固定枠２と対応する支持枠３の内側にガラス板５を嵌め
付けてなり窓孔を開閉する窓板６が固定枠２の互いに対
向する内側面に夫々装着された平行移動機構８により、
固定枠２と平行を保ったまま上下の移動自由に取付けら
れ、各平行移動機構８は中央部同士をビン９により結合
して互いに回転自由に連結された２本の等長リンク１０
．１１からなり、一端部を軸１３により固定枠２に連結
したリンク１０の他端部に突設された摺動ピン２９が窓
板６の支持枠３の内側にこれに沿って取付けられた案内
部材３９の案内溝内に摺動自由に嵌入され、一端部を軸
１３により窓板６の支持枠３に連結したリンク１１の他
端部に突設された摺動ビン２９が固定枠２の内側にこれ
に沿って取付けられた案内部材３９の案内溝内に摺動自
由に嵌入され、一端部を固定枠２に軸結合された両側の
リンク１０．１０の夫々の基端部にはそれらの内側に固
着された係合部材１０ａに、固定枠２の内側に夫々の一
端部を固定して装着されたトーションバー１２．１２の
夫々のアーム１４が係合され、各リンクｌＯが各トーシ
ョンバー１２の捩り力により夫々起立する方向に付勢さ
れており、これにより、窓板６が固定枠２の上方へ離間
する方向に付勢されている。

固定枠２の内側には、略中央部を円弧形に屈曲して直角
に折り曲げられた２本の金属製の導管１５．１５が、夫
々の一側の直線部１５ａを前記平行移動機構８の取付け
られた内側面に夫々沿わせるとともに他側の直線部１５
ｂを隣り合う内側面に夫々沿わせて取付けられており、
各導管１５の夫々の一側の直線部１５ａの端末部が円弧
形に屈曲されて夫々上方に向けられ、また、各導管１５
の夫々の他側の直線部１５ｂの端末部が、夫々。

固定枠２の内側面に固定されたギヤボックス１６内に互
いに平行に挿通して固定され、夫々の端末がキヤボック
ス１６から外側に突出しており、各導管１５内には、夫
々、複数本の細銅線を撚り合わせてなる撚線１７の周り
に鋼からなる単線１８を等ピッチで螺旋巻きしてかみ合
い歯を形成した可撓性を有するギヤードケーブル２０が
摺動自由に挿通され、各導管１５の夫々の一側の直線部
１５ａの端末から上向きに突出した各ギヤードケーブル
２０の上端部が、夫々、窓板６の支持枠３の内側面に固
着された金具２１によって支持枠３に連結されており、
各導管！５の前記ギヤボックス１６内で互いに平行に対
応する各直線部１５ｂの夫々の向かい合う内側面が切除
されて各ギヤードケーブル２０が露出され、これらの間
には外周にギヤードケーブル２０とかみ合うかみ合い歯
の形成された歯車２２がそのかみ合い歯を両側のギヤー
ドケーブル２０にかみ合わせて支持されており。

ギヤボックス１６の上面には減速機２３付きの可逆モー
タ２４が取付けられ、その減速機２３の出力軸がギヤボ
ックス１６内の歯車２２に結合されている。

本実施例の天窓は上記構成になり、第１図に示すように
、窓板６が固定枠２の上面から上方に離間して開窓され
た状態において、可逆モータ２４を駆動することにより
ギヤボックス１６内の歯車２２を第２図の矢線方向に回
転させると、各導管１５内のギヤードケーブル２０．２
０が夫々歯車２２とのかみ合いにより夫々の導管１５の
直線部１５ｂ内を互いに逆方向に摺動することによって
。

各ギヤードケーブル２０の夫々の導管１５の直線部１５
ａの端末から上方に突出した部分が夫々各導管１５内に
引き込まれ、これにより、窓板６がトーションバー１２
．１２による付勢力に抗して引き寄せられて、その下面
が固定枠２の上面に当接することにより窓孔が閉塞され
て閉窓され、この閉窓状態において、可逆モータ２４を
逆転させてギヤボックス１６内の歯車２２を上記と逆方
向に回転させると、各ギヤードケーブル２０が夫々の導
管１５の直線部１５ａの端末から上方に繰り出されるこ
とにより、窓板６がトーションバーＩ２．１２の付勢力
により上方に移動して開窓されるのであり、開窓操作時
及び閉窓操作時のいずれにおいても、可逆モータ２４を
任意に停止させることにより、窓板６を固定枠２の上面
から任意の高さに停止させて保持することもできるよう
になっている。　なお、本実施例は、本発明を窓板６を
平行移動機構８により平行姿勢を保ったまま上下動させ
て窓孔を開閉する形式の天窓に適用しものであるが、窓
板６の支持枠３の一辺稼を固定枠２に螺着した揺動開閉
式の天窓に適用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成を示す斜視図、第
２図はその一部の切欠拡大斜視図である。 ２：固定枠　６：窓板　１２ニド−ジョンバー１５：導
管　１７：撚線　１８：単線　２０：ギヤードケーブル
　２２：歯車

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根に透設した窓孔の周縁に設置した固定枠に導管の一
   端を上向きにして固定し、該導管に、撚線の周りに単線
   を等ピッチで螺旋巻きしてかみ合い歯を形成した可撓性
   を有するギヤードケーブルを摺動自由に挿通し、該ギヤ
   ードケーブルの前記導管の前記一端から突出した端部を
   、前記固定枠の上方へ運動して開窓する力を付勢された
   窓板に連結するとともに、前記ギヤードケーブルの他側
   の端部を駆動歯車にかみ合わせ、該駆動歯車の回転によ
   り前記ギヤードケーブルを摺動させて前記窓板を作動さ
   せる構成としたことを特徴とする天窓