JPS63275667A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPS63275667A JPS63275667A JP11148587A JP11148587A JPS63275667A JP S63275667 A JPS63275667 A JP S63275667A JP 11148587 A JP11148587 A JP 11148587A JP 11148587 A JP11148587 A JP 11148587A JP S63275667 A JPS63275667 A JP S63275667A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は電気部品９機械部品等に好適な優れた耐熱性を
有する熱可塑性樹脂組成物に関する。
有する熱可塑性樹脂組成物に関する。
（従来の技術）
熱可塑性樹脂は、優れた成形加工性を有し、従来より多
くの産業分野で広く使用されている。これらの熱可塑樹
脂は、用途分野の要求特性に応じて種々の添加材が配合
される。例えば機械的強度を要求される分野では、ガラ
ス繊維や炭素繊維が、又摺動特性に対しては、グラファ
イト、二硫化モリブデンが配合される。
くの産業分野で広く使用されている。これらの熱可塑樹
脂は、用途分野の要求特性に応じて種々の添加材が配合
される。例えば機械的強度を要求される分野では、ガラ
ス繊維や炭素繊維が、又摺動特性に対しては、グラファ
イト、二硫化モリブデンが配合される。
耐熱性、特に高い熱変形温度を要求される分野に対して
は、前述の機械的強度の場合と同様に、ガラス繊維、炭
素繊維が用いられることが多い。
は、前述の機械的強度の場合と同様に、ガラス繊維、炭
素繊維が用いられることが多い。
（発明が解決しようとする問題点） ′ガラス繊維
酸いは炭素繊維を配合して熱変形温度を高くした熱可塑
性樹脂組成物は、機械的特性にも優れるが、成形性の低
下は避けられず、特に成形品外観に関しては十分な平滑
性が得られず、従って塗装後の外観も悪いという問題点
を有する。
酸いは炭素繊維を配合して熱変形温度を高くした熱可塑
性樹脂組成物は、機械的特性にも優れるが、成形性の低
下は避けられず、特に成形品外観に関しては十分な平滑
性が得られず、従って塗装後の外観も悪いという問題点
を有する。
またガラス繊維を配合した場合には樹脂の比重が大きく
なるという欠点がちシ、炭素愼維配合の場合には導電性
が発現し、絶縁性を要求される分野ヘは使用できないと
いう問題点を有する。
なるという欠点がちシ、炭素愼維配合の場合には導電性
が発現し、絶縁性を要求される分野ヘは使用できないと
いう問題点を有する。
（問題点を解決するための手段）
本発明らは、か＼る従来技術の有する欠点を改良すべく
鋭意研究した結果、熱可塑性樹脂に酸化不融化処理した
ポリフェニレンサルファイド樹脂粉末を配合すれば、浸
れた成形性と成形品外観及び高い熱変形温度を有する樹
脂組成物が得られることを見出し、本発明を達成するに
至った。
鋭意研究した結果、熱可塑性樹脂に酸化不融化処理した
ポリフェニレンサルファイド樹脂粉末を配合すれば、浸
れた成形性と成形品外観及び高い熱変形温度を有する樹
脂組成物が得られることを見出し、本発明を達成するに
至った。
即ち本発明は、熱可塑性樹脂１００重量部に対して、酸
化不融化処理したポリフェニレンサルファイド樹脂粉末
５〜１００重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物よ
りなるものである。
化不融化処理したポリフェニレンサルファイド樹脂粉末
５〜１００重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物よ
りなるものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に使用する熱可塑性樹脂としては、一般に射出成
形加工に供せられているものでおれば特に制限されるも
のではなく、例えばポリアミド。
形加工に供せられているものでおれば特に制限されるも
のではなく、例えばポリアミド。
ポリエステル、ポリエーテルサルフオン、ポリアセター
ル、ポリオレフィ／、ポリフェニレンオキサイド、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフェニレンサルファイド
、ポリエーテルエーテルケトン、ＡＳ樹脂、ＡＢ８樹脂
等を挙げることができる。これらの中で特に好ましいも
のは、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリ
エステル。
ル、ポリオレフィ／、ポリフェニレンオキサイド、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフェニレンサルファイド
、ポリエーテルエーテルケトン、ＡＳ樹脂、ＡＢ８樹脂
等を挙げることができる。これらの中で特に好ましいも
のは、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリ
エステル。
ポリエーテルサルフオン、ポリアセタール、ポリカーボ
ネートである。
ネートである。
本発明に於けるボリフェニレンサルフ１イド樹脂粉末の
酸化不融化処理方法は、酸化性雰囲気中で加熱すること
によって行なわれ、通常の場合、大気中１５０℃以上の
温度に加熱して酸化不融化処理を行なう。この場合の処
理時間は、ポリフェニレンサルファイド樹脂粉末の粒度
や加熱温度によって異なるが、通常８時間以上である。
酸化不融化処理方法は、酸化性雰囲気中で加熱すること
によって行なわれ、通常の場合、大気中１５０℃以上の
温度に加熱して酸化不融化処理を行なう。この場合の処
理時間は、ポリフェニレンサルファイド樹脂粉末の粒度
や加熱温度によって異なるが、通常８時間以上である。
酸化不融化処理したポリフェニレンサルファイド樹脂粉
末の配合量は、熱可塑性樹脂１００重量部に対して５〜
１００重量部であシ、特に好ましくは１０〜７０ｉ景部
である。配合量が５重量部以下の場合は、成形性や成形
品外観には優れるが耐熱性が不十分である。一方１００
重量部を超える場合には、成形性と機械的強度、特に衝
撃強度の低下が著しい。
末の配合量は、熱可塑性樹脂１００重量部に対して５〜
１００重量部であシ、特に好ましくは１０〜７０ｉ景部
である。配合量が５重量部以下の場合は、成形性や成形
品外観には優れるが耐熱性が不十分である。一方１００
重量部を超える場合には、成形性と機械的強度、特に衝
撃強度の低下が著しい。
酸化不融化処理したポリフェニレンサルファイド樹脂粉
末の熱可塑性樹脂への配合は、成形品中で均一分散され
ていれば任意の段階で行なうことができる。例えば単軸
押出機或いは多軸押出機を用いて溶融混練してペレット
化した後成形に供してもよく、また成形時ブレンドによ
って直接に成形に供してもよい。
末の熱可塑性樹脂への配合は、成形品中で均一分散され
ていれば任意の段階で行なうことができる。例えば単軸
押出機或いは多軸押出機を用いて溶融混練してペレット
化した後成形に供してもよく、また成形時ブレンドによ
って直接に成形に供してもよい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、圧縮成形、射出成形、
押出成形等、種々の方法によって成形することができる
が、生産性、力学特性、成形品外観等よシ射出成形が特
に好ましい。
押出成形等、種々の方法によって成形することができる
が、生産性、力学特性、成形品外観等よシ射出成形が特
に好ましい。
本発明では、酸化不融化処理したボリフエニレンサルフ
１イド樹脂粉末以外に、他の特性を改良する目的で着色
剤、滑剤、難燃剤９発泡剤、安定剤等を併用することも
できる。また成形品外観をさして要求されない用途分野
に対しては、ガラス繊維や炭素繊維の併用もできる。
１イド樹脂粉末以外に、他の特性を改良する目的で着色
剤、滑剤、難燃剤９発泡剤、安定剤等を併用することも
できる。また成形品外観をさして要求されない用途分野
に対しては、ガラス繊維や炭素繊維の併用もできる。
（発明の効果）
本発明にか＼る熱可塑性樹脂組成物は、優れた成形性と
成形品外観及び耐熱性を有しており、電気部品９機械部
品用途の成形材料として有用である。
成形品外観及び耐熱性を有しており、電気部品９機械部
品用途の成形材料として有用である。
（実施例）
以下、実施例を用いて更に詳細な説明を行なう。
尚、実施例に示す物性の測定は以下の方法によった。
（１）引張強度
Ａ８ＴＭ Ｄ−６８８
（２） 曲げ弾性率
Ａ８ＴＭ Ｄ−７９０
（３）衝繋強度
Ａ８ＴＭ Ｄ−２５６（アイゾツト、ノツチ付。
１／４インチ）
（４）熱変形温度
Ａ８ＴＭ Ｄ−６４８’（１８，６Ｋｇ／ｃｍ２）実
施例１ 空気中２５０’Ｃで２４時間アニール処理して不融化し
たポリフェニレンサルファイド樹脂粉末（フィリップス
・ベトローリアム社製、ライドンＰ−４）、及びナイロ
ン６樹脂（鐘紡株製、ＭＯ−１１２ ）’に表−１に示
す割合で配合し、８０皿φ２１１ｔＩｌ押出槻を用いて
シリンダ一温度２５０〜２６０°Ｃで溶融混練し、成形
用ベレットを得た。
施例１ 空気中２５０’Ｃで２４時間アニール処理して不融化し
たポリフェニレンサルファイド樹脂粉末（フィリップス
・ベトローリアム社製、ライドンＰ−４）、及びナイロ
ン６樹脂（鐘紡株製、ＭＯ−１１２ ）’に表−１に示
す割合で配合し、８０皿φ２１１ｔＩｌ押出槻を用いて
シリンダ一温度２５０〜２６０°Ｃで溶融混練し、成形
用ベレットを得た。
次いで得られたペレットを通常実施されているナイロン
６樹脂の成形条件で射出成形し、試験片を得た。
６樹脂の成形条件で射出成形し、試験片を得た。
得られ九試験片の物性評価結果を表−２に示す。
表 −１
表中の数値は重量部を示す。
表 −２
Claims (3)
- （１）熱可塑性樹脂１００重量部に対して、酸化不融化
処理したポリフェニレンサルファイド樹脂粉末５〜１０
０重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物。 - （２）熱可塑性樹脂がポリフェニレンサルファイド、ポ
リアミド、ポリエステル、ポリエーテルサルフォン、ポ
リアセタール、ポリカーボネートである特許請求の範囲
第１項記載の組成物。 - （３）酸化不融化処理したポリフェニレンサルファイド
樹脂粉末の配合量が１０〜７０重量部である特許請求の
範囲第１項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62111485A JPH0819334B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62111485A JPH0819334B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63275667A true JPS63275667A (ja) | 1988-11-14 |
| JPH0819334B2 JPH0819334B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14562459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62111485A Expired - Lifetime JPH0819334B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819334B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996005252A1 (de) * | 1994-08-15 | 1996-02-22 | Hoechst Aktiengesellschaft | Mischungen aus flüssigkristallinen polymeren und polyarylensulfoxiden, schäume aus diesen mischungen sowie verfahren zu deren herstellung und ihre verwendung |
| EP0738760A1 (de) * | 1995-04-18 | 1996-10-23 | Hoechst Aktiengesellschaft | Polyamid-Schäume und Verfahren zu deren Herstellung |
| EP0790274A1 (de) * | 1996-02-14 | 1997-08-20 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verschäumbare Formmassen |
| EP0801109A3 (de) * | 1996-04-09 | 1998-02-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Mischungen aus Thermoplasten und oxidierten Polyarylensulfiden |
| EP0827982A1 (de) * | 1996-09-05 | 1998-03-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Sulfoxidgruppenhaltige Polymermischungen |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070007165A1 (en) | 2005-07-07 | 2007-01-11 | Weder Donald E | Container assemblies having collapsible and erectable containers containing a packaging material |
| US20080057229A1 (en) | 2001-08-21 | 2008-03-06 | Weder Donald E | Flexible packaging materials and methods of making and using same |
Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5369255A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-20 | Hodogaya Chem Co Ltd | Polyphenylene sulfide resin composition |
| JPS5439856A (en) * | 1977-09-02 | 1979-03-27 | Nippon Electric Co | Method of making solid electrolytic capacitor |
| JPS5825353A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-15 | Toray Ind Inc | 熱可塑性ポリエステル組成物 |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP62111485A patent/JPH0819334B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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| US5948830A (en) * | 1994-08-15 | 1999-09-07 | Ticona Gmbh | Mixtures of liquid-crystal polymers and polyarylene sulfoxides, foams made of such mixtures, process for their producing the same and their use |
| EP0738760A1 (de) * | 1995-04-18 | 1996-10-23 | Hoechst Aktiengesellschaft | Polyamid-Schäume und Verfahren zu deren Herstellung |
| EP0790274A1 (de) * | 1996-02-14 | 1997-08-20 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verschäumbare Formmassen |
| EP0801109A3 (de) * | 1996-04-09 | 1998-02-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Mischungen aus Thermoplasten und oxidierten Polyarylensulfiden |
| US5852139A (en) * | 1996-04-09 | 1998-12-22 | Ticona Gmbh | Mixtures of thermoplastics and oxidized polyarlene sulfides |
| EP0827982A1 (de) * | 1996-09-05 | 1998-03-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Sulfoxidgruppenhaltige Polymermischungen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0819334B2 (ja) | 1996-02-28 |
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