JPS63275294A

JPS63275294A - 集積回路

Info

Publication number: JPS63275294A
Application number: JP11120487A
Authority: JP
Inventors: Yuji Sakaida; 境田　優二
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-05-06
Filing date: 1987-05-06
Publication date: 1988-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】トコントロール送信システムに使用する集積回路に関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の集積回路を利用した装置の一例として、
例えば第４図に示すようなリモコン送信システムがある
。図において、１はリモートコントロール（以下リモコ
ンと略称する）送信機用集積回路、２は電源用電池、３
はキーマトリックス、４は集積回路１のリモコン送信用
パルス出力（ライン）、５は発振子、６は赤外線リモコ
ン信号出力用フォトダイオード、７は抵抗、８はトラン
ジスタである。

つぎに、以上の回路構成における動作について説明する
。キーマトリックス３が押されるまでは、発振子５は発
振せず、集積回路１はほとんど電力を消費しない。つぎ
に、キー３が押されると、発振子５は発振を開始し、集
積回路１は、リモコン送信用パルス出力ライン４から、
第５図に示すような波形のパルス送信出力信号を出力す
る。図中ｔ□はパルス周期、ｔ２はパルス幅（時間）を
表わす。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図に示したような従来のリモコン送信システム回路
図においては、消費電流を少くすることと、送信到達距
離を長くすることが特に重要である。第６図（ａ）〜（
ｄ）に、上記システムにおける、それぞれ電源電圧Ｖ、
送信電力Ｐ、ｔ２／１＋　　（リモコン用パルス出力の
パルス比）および到達距離りの装置使用時間に対する各
特性図を示す。（ａ）、（ｂ）図に示すように、リモコ
ン送信パワーＰが、電源電圧Ｖに直接依存するため、電
源２の消耗により送信到達性ｌｌｌＩＤが（ｄ）図のよ
うに、時間とともに短くなるという問題があつ゛た。

この発明は、上記のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、電源が電池である場合、この電池
の消耗に対しても送信到達距離の低Ｆを少くするととも
に、該電池の消耗前においては消費電流を減らし、電源
用電池の寿命を長くすることを目的としてし）る。

〔間期点を解決するための手段〕

このため、この発明に係る装置においては、電源用電池
の消耗に合わせて、リモコン用パルス出力のパルス比を
変化させるよう構成することにより、電池の消耗に対し
ても到達距離が短くなることを防ぎ、また、電源用電池
の消耗前には、上記パルス比を小さくして、消費電流を
減少せることにより、前記目的を達成しようとするもの
である。

〔作用〕

以上のような構成により、この種のリモコン送信システ
ム消費電流の減少、電源用電池の寿命の延長が図れると
同時に、電源電圧の低下に対しても、リモコン到達距離
を一定レベル以上に保つ期間を延長し得る。

〔発明の実施例〕

以下に、この発明を実施例に基づいて説明する。第１図
に、この発明に係るリモコン送信システムの一実施例の
回路図を示す。第４図従来例におけると同一（相当）構
成要素は、同一符号で表わす。

（構成）第１図において１は、リモコン送信機用集積回路、２は
電源用電池、３はキーマトリクス、４はリモコン送信用
パルス出力（ライン）、５は発振子、１６は赤外線リモ
コン信号出力用フォトタイオード、７は抵抗、８はトラ
ンジスタである。

９は、この発明原理により追加配設した電源電圧検出回
路で、１０は、その電源電圧検出出力ラインであり、該
出力により、前記パルス比ｔ２／１１を可変とするよう
構成しである。第２図（ａ）〜（ｄ）に、出力パルス波
形のパルス比ｔ　２／　ｔ　、　＝　ｌ／４，１／３，
１／２，３／４の４例の波形図を示す。

（動作）つぎに、以上のような構成における動作を説明する。

この実施例は、電源用電池２の交換直後から、一定時間
は、電池２の消耗を押えるため、パルス出力４のパルス
比ｔ２／ｌＩを、到達距離りが一定値以上となる範囲で
低く押えて、消費電流を小さくするよう構成されている
。

リモコン送信システムの使用時間が長くなるとともに、
電源用電池２が消耗するが、電源電圧Ｖが一定値レベル
以下になるたびに、パルス比ｔ　２　／　ｔ　＋を順次
大きく、送信電力Ｐを一定レベル以上になるようにし、
到達距離りを確保するようにしたものである。

第３図（ａ）〜（ｄ）に、この実施例におけるシステム
使用時間に対するそわぞわ、電源電圧Ｖ、前記４段階パ
ルス比ｔ２／ｌ＋、送信電力Ｐおよび到達距離りの各特
性図を示す。前記従来例の到達性１［Ｄ特性図第６図（
ｄ）に比し、第３図（ｄ）における特性改善状態が明ら
かである。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、この発明によれば、この種のリ
モコン送信システムの消費電流を減小させて、電源が電
池である場合に、該電池の寿命を延長することができる
ととともに、電源用電池の消耗に伴う電源電圧の低下に
対しても、リモコン到達距離を一定レベル以上に保つ期
間を長くすることが出来た。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係るリモコン送信システムの一実
施例の回路図、第２図（ａ）〜（ｄ）は、その出力パル
ス波形のパルス比の４例、第３図（ａ）〜（ｄ）は、第
１図システムにおける使用時間に対する各特性図、第４
図は、従来のリモコン送信システムの一例の回路図、第
５図は、そのパルス出力波形図、第６図（ａ）〜（ｄ）
は、第４図システムにあける使用時間に対する各特性図
である。なお、各図中、同一符号は、同一または相当構成要素を
表わす。１は集積回路、２は電源用電池、４はリモコン送信用パ
ルス出力、９は電源電圧検出回路、１０は同上出力であ
る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）パルス形式の送信出力を持つ集積回路において、
外部より供給される電源電圧により、前記送信出力のパ
ルス比を変化させるよう構成したことを特徴とする集積
回路。
（２）前記電源電圧の検出用端子を備えたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の集積回路。
（３）リモコン送信用に供する前記集積回路において、
前記電源電圧が、一定値以下に低下したとき、前記送信
出力のパルス比を変化させるよう構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の集積回路。