JPS588774B2 - 傾斜波信号発生器 - Google Patents

傾斜波信号発生器

Info

Publication number
JPS588774B2
JPS588774B2 JP52038968A JP3896877A JPS588774B2 JP S588774 B2 JPS588774 B2 JP S588774B2 JP 52038968 A JP52038968 A JP 52038968A JP 3896877 A JP3896877 A JP 3896877A JP S588774 B2 JPS588774 B2 JP S588774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
base
diode
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52038968A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53125748A (en
Inventor
デービツド・イー・ドバツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tektronix Inc filed Critical Tektronix Inc
Priority to JP52038968A priority Critical patent/JPS588774B2/ja
Publication of JPS53125748A publication Critical patent/JPS53125748A/ja
Publication of JPS588774B2 publication Critical patent/JPS588774B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は傾斜波信号発生器、特に陰極線オシロスコープ
用のミラー積頒型傾斜波信号発生器の改良に関する。
エレクトロニクス技術の進歩に従い、広周波数帯域に対
する要求が陰極線オシロスコープの如き電子計測器にお
いて増大している。
最近の研究室用オシロスコープでは掃引速度は例えば単
位目盛当り5秒乃至1ナノ秒と広くなっている。
掃引速度はタイミング・キャパシタ及びタイミング抵抗
器又は電流源の大きさの切換えにより、斯かる広範囲に
わたり切換えられる。
トランジスタ化された傾斜波信号発生器では、発生した
傾斜波信号の振巾は小さい(数ボルト又はそれ以下)の
で、タイミング抵抗器の切換えをこより傾斜波信号の出
力直流レベル又は開始レベルに無視できない変動を生じ
る。
この問題を解決するため、本出願人は第1図に示す如き
傾斜波信号発生器を提案した(特公昭45−20832
号参照)研究室用高級オシロスコ・−プに用いる現在の
掃引発生器の殆んどは、この傾斜波信号発生器を直接適
用したか又は僅か変更したものである。
簡単に述べると、第1図の傾斜波信号発生器の動作は次
の通りである。
反転増巾器10、タイミング・キャパシタ12及び電流
源14は従来のミラー積分器を構成する。
反転増巾器10は極めて高い入力インピーダンスを得る
ため入力段に電界効果トランジスタを有し、電流源14
は抵抗器でもよい。
タイミング・キャパシタ12及び電流源14は、出力端
子16に導出される傾斜波信号出力の傾斜を変えるため
複数の種々の素子を含む。
ゲート素子即ちダイオード18と20及び比較器トラン
ジスタ22はミラー積分器への直流帰還回路となり、傾
斜波信号の種々の傾斜に無関係に、静止直流レベル即ち
傾斜波信号の開始レベルを一定に維持し、また入力端子
24に印加される制御信号に応じて、傾斜波信号の発生
及び終止を制御する制御回路としても働く。
基準電王は基準端子即ち電圧比較器トランジスタ22の
ベース電極に加えられる。
人力端子24の制御信号が相対的に正であるとき、一方
のダイオード20は導通するので、下端が負電圧源に接
続された複数の抵抗器で構成されている電流源14から
のタイミング電流はダイオード20及び抵抗ビ326を
介して負電圧源へ流れる。
またタイミング・キャパシタ12も同じ通路を通って放
電する。
出力端子16の電圧は相対的に低いので、他方のダイオ
ード18は導通になる。
従って、静止出力直流レベルはトランジスタ22のベー
スに加えた基準電圧と略々等しい一定値に維持される。
静止電圧が変化しようとすると、比較器トランジスタ2
2を含む帰還ループの作用で相殺される。
比較器トランジスタ22のベース・エミツタ接合及びダ
イオード18は電圧降下及び温度による変化を補償する
入力端子24の制御信号が相可的に負になる場合、一方
のダイオード20は非導通にされるので、電流源14か
らのタイミング電流は今度はタイミング・キャパシタ1
2を通って流れ、出力端子16に正方向(増加する)の
直線的傾斜波信号を発生する。
反転増巾器10の極めて高い開ループ利得のため、その
入力電位は傾斜波信号の出力振巾の極く一部(例えば0
.1ボルト)シか変化しない。
このためタイミング電流を一定に維持し且つ傾斜波信号
の優れた直線性を確実にする。
第1図には示さないが、傾斜波信号の振巾を検知する回
路手段により、この振巾が所定値に達すると制御信号は
それの高い静止レベルに復帰スる。
優れた動作特性にも拘らず、従来の傾斜波信号発生器は
比較トランジスタ22の静止(定常)コレクタ電流を電
流源14の最大値よりも充分太きくシナければならない
ため、消費電力が大であり且つ回路構成特に制御回路(
図示せず)が比較的複雑となるという欠点がある。
従って本発明の目的は、消費電力が少なく回路構成の簡
単な改良された傾両波信号発生器の提供にある。
本発明の好適な一実施例の略線的回路図を示す第2図を
参照して、以下に本発明を説明する。
説明の簡単及び便利のため、第1図に示したものと同じ
素子には同様な参照符号を付す。
ゲート・トランジスタ28のエミツターベース接合及び
ゲート・ダイオード30は、反転増中器10′の入出力
端子間に逆極性で直列接続される。
1対のダイオード32及び34はトランジスタ28とダ
イオード30の共通接続点と接地間に直列に且つ互に逆
極性で接続される。
制御信号はダフイオード32と34の中点に接続された
制御端子24′に供給される。
バイアス抵抗器36及び38はゲート・トランジスタ2
8のベースとコレクタ間に接続される。
また図示せずも反転増幅器10′はその出力段に例えば
コレクタが負荷抵抗器を介して正電源に接続されたエミ
ツタ接地のトランジスタを含んでおり、このことは慣用
の増幅器と同様である。
従って傾斜波信号の休止期間中は上記負荷抵抗器を介し
てダイオード30に電流が供給されるようになされてい
る。
なお、ダイオード30に流れる電流に基づく電力消費が
あり得るも、増巾器10′の出力段はダイオード30の
有無に関係なく所定の電力消費があること、及びダイオ
ード30を流れる電流は大きな抵抗値を有する抵抗器3
6.38を流れるので、その電流の大きさは制限され、
しかもこの電流が流れたとしても傾斜波信号の休止期間
のみ流れて常時流れず、よって第1図の如き比較器によ
る大きな電力消費はない。
動作を説明すると、制御端子24′に制御信号電流が供
給されない傾斜波信号発生器の静止状態中、ダイオード
32及び34は非導通のままである。
そこで抵抗器36を通る電流はトランジスタ28及びダ
イオード30をオンにして、反転増巾器10′の回りに
直流帰還ループを形成する。
電流源14′からのタイミング電流は、タイミング・キ
ャパシタ12′ではナくトランジスタ28を通って流れ
る。
トランジスタ28のエミツターベース接合とダイオード
30の電圧降下は実賀的に相殺されるので、静止直流レ
ベルは略々反転増巾器10′の入力電位(Oボルト)に
される。
抵抗器36を通る電流はトランジスタ28のベース電流
よりも大きく選択され、ダイオード30を通る電流は電
流源14′の大きさに無関係にほぼ一定であることに留
意されたい。
このため、抵抗器38の抵抗は本発明の好適な一実施例
では1KΩの如く低い。
傾斜波信号を発生するには、制御素子24′に制御信号
電流を供給する。
これによってダイオード32及び34をオンにし、抵抗
器36を通る電流を吸収し、これはゲート・トランジス
タ28及びゲート・ダイオード30を非導通にする。
次に、タイミング電流はタイミング・キャパシタに流入
して出力端子16′に負方向(減少する)の傾斜波信号
を発生する。
ダイオード32及び34の作用により、ゲート・トラン
ジスタ28のベース電圧は略々接地電位のままであるこ
とに留意されたい。
この事は、トランジスタ28の漏洩電流による非直線性
即ち誤差を最小にするため、トランジスタ28に最小且
つ最適な逆のエミツターベース・バイアス電圧を加える
ことができる。
第2図には示されない回路手段によって、傾斜波1言号
が予定の振巾に達するとき、傾斜波は終って最初の静止
状態に戻る。
制御信号に応じて傾斜波信号は反復して発生できる。
若し電流源14′の大きさが、例えば10mA又はそれ
以上から1μAまで大巾に変えられるならば、ベース−
エミツク接合間の電圧降下の変化により、静止出力直流
レベルは数分の1ボルト(例えば0.4ボルト程度)変
化するかもしれない。
しかし、限られたタイミング電流の場合には出力電!圧
の変動は実用上無視できる。
第3図に部分的に示した改良により、タイミング電流の
広範囲の変化による静止直流電圧の電圧変動が改善でき
る。
先ずこの第3図の説明に入る前に、タイミング電流の広
範囲の変化により静止直流電圧が如何様にして変動する
かを再度第2図を参照して説明する。
第2図において傾斜波信号の休止期間中はトランジスタ
28及びダイオード30は共にオンであり、反転増幅器
10′の反転入力端電王は、この増幅器10′が演算増
幅器であるため、常にOボルトである。
従って出力端子16′に得られる静止直流電圧V0は、
トランジスタ28のベース・エミツタ間電圧をVBE、
ダイオ一ド30の順方向降丁電圧を■。
とすると■0=一VBE+VDで決まる。
電流源14′からのタイミング電流■Tは、この期間中
トランジスタ28に流れるので、■T=■e(ただし、
■eはトランジスタ28のエミツタ電流)である。
このときダイオード30の電流■Dが■e=IDであれ
ば静止直流電圧■0は■0≒Oとなるが、通常のダイオ
ードやトランジスタのV−I特性曲線から判るように、
■B。
,VDは■e,■Cにより僅か乍ら変化する。この変化
はV−I特性の略2乗特性により■e(■D)が充分大
きい場合にはΔVすなわち■0の変化は無視できる。
しかしタイミング電流■Tが数μA〜数+mAで大巾に
変化する場合には■BE≠V,となりΔV(すなわち■
)がOボルトとならない。すなわち第2図において■。
一■。であるが■。は抵抗器36及び38の値及び抵抗
器38の下端(−)に印加される負の電王に依存し、■
oに無関係とは云えなくとも正比例せず、つまり反比例
し、従ってV−I特性からも判るように■eが大きくな
ると■。
が減少し、又逆の場合も同様であるので大夫対応する電
圧差は友となる、つまりV。
の変動が犬となる。
そこで第,3図ではこのタイミング電流が大巾に変動し
た場合も出力端子16′に得られる静止直流電圧を七七
にしようとするものである。
すなわち第3図において、抵抗器38の両端にはトラン
ジスタ28を流れる電流■8に比例した電千降下が生じ
るので、これをトランジスタ40によりダイオード30
へ流すことにより、ダイオード30を流れる電流IDを
LD■kIeとなすことができる。
ここでkは抵抗器38の値R38オ抵抗器42の値R4
2の比すなわちk=R38/R42である。
従ってR38=R42とすると、k=1となりID■I
eとなる。
よってトランジスタ28のvBoとダイオード30のA
IDがvBE≒VDとなり、タイミング電流の広範囲の
変化に拘らず、出力端子16′に得られる静止直流電圧
を一定とすることができる。
なお、エミツタ抵抗器42は抵抗器38とほぼ等しく且
つバイアス抵抗器36′は充分に大きいので、制御端子
24’に制御信号が印加されるとき、トランジスタ40
はオンにできる。
第2図に示した傾斜波信号発生器は負方向の傾斜波信号
を発生するが、本発明は電流源、ゲート・トランジスタ
及びダイオードの極性を単に変えることで、止方向の傾
斜波信号を発生する傾斜波信号発生器に適用できる事は
、当業者の理解する所である。
また本発明の要旨を逸脱せずに種々の変更及び変形もで
きる。
以上の説明から理解されるように、本発明による傾斜波
信号発生器は、従来の傾斜波信号発生器に比し、次の如
き顕著な利点を有する。
直流帰還回路には大きい定常電流が流れる電圧比較器を
必要としないので傾斜波信号発生器の消費電力を減少で
きる。
ゲート・トランジスタの電流利得は帰線時間中のみ、余
分な帰線電流を流す。
全体の回路構成、特に制御回路は互いに逆極性で直列接
続した1対のダイオードの中点に制御信号電流を選択的
に流す構成であるので、極めて簡単であり、動作も確実
である。
即ち、制御信号電流を流すとこれら1対のダイオードが
共にオンとなりゲート・トランジスタのベース電圧を略
Oボルトに維持したままでこのトランジスタをオフとす
る。
その為に、トランジスタのオンオフ動作が迅速に行なえ
ると共に、その漏洩電流による傾斜波信号の直線性誤差
を最少にすることができる。
更に、制御回路と電流源間にはトランジスタが介在する
為に、制御信号電流は実質的に電流源の大きさに左右さ
れない。
更にまた、第3図の如き付加回路を設けることにより、
トランジスタ28のベース・エミツタ接合電圧降下をダ
イオード30の電圧降下と略等しくし、電流源の変化、
即ちタイミングの切換えによる傾斜波信号の静止電圧の
変動を更に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の傾斜波信号発生器の簡単な略線的回路図
、第2図は本発明による傾斜波信号発生器の好適な一実
施例の路線的回路図、第3図は本発明による他の実施例
の部分的な略線的回路図である。 図において、10′は反転増巾器、12’はタイミング
キャパシタ、14′は電流源、28はゲート・トランジ
スタ、30はゲート・ダイオード、32 .34はダイ
オードを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非反転入力端が基準電位源に接続され、反転入力端
    及び出力端間にキャパシタが接続された反転増幅器と、
    該反転増幅器の反転入力端に接続された電流源と、エミ
    ツタが上記反転増幅器の反転入力端に接続されコレクタ
    が所定電源に接続されたトランジスタと、該トランジス
    タのベース及び上記反転増幅器の出力端間に上記トラン
    ジスタのベース・エミッタ接.合と逆極性関係で接続さ
    れたダイオードと、上記トランジスタのベース及び基準
    電位源間に互に逆極性関係で直列接続された第2及び第
    3ダイオードとを具え、上記トランジスタのベースにバ
    イアス電流を供給するバイアス抵抗器を接続し、上記第
    2及び第3ダイオードの共通接続点に制御信号電流を選
    択的に流して上記トランジスタ及び上記第1ダイオード
    の導通状態を制御して上記反転増幅器の出力端から出力
    信号を得る傾斜波信号発生器。
JP52038968A 1977-04-05 1977-04-05 傾斜波信号発生器 Expired JPS588774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52038968A JPS588774B2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 傾斜波信号発生器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52038968A JPS588774B2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 傾斜波信号発生器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53125748A JPS53125748A (en) 1978-11-02
JPS588774B2 true JPS588774B2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=12539950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52038968A Expired JPS588774B2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 傾斜波信号発生器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588774B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154818A (en) * 1979-05-22 1980-12-02 Jeol Ltd Saw-tooth wave signal generator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498446A (ja) * 1972-05-23 1974-01-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498446A (ja) * 1972-05-23 1974-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53125748A (en) 1978-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08288804A (ja) 比較器回路
JP2004320892A (ja) 電源装置
US4406955A (en) Comparator circuit having hysteresis
US4611136A (en) Signal delay generating circuit
JPS60225214A (ja) 電流源
US6957278B1 (en) Reference -switch hysteresis for comparator applications
JPH0446009B2 (ja)
US5262713A (en) Current mirror for sensing current
JP2542722B2 (ja) 非対称信号生成回路
JPS588774B2 (ja) 傾斜波信号発生器
JPH11205045A (ja) 電流供給回路およびバイアス電圧回路
KR0150196B1 (ko) BiCMOS 기준 전압 발생기
US4565973A (en) Current amplifying circuit
JPH0413692Y2 (ja)
JP3671519B2 (ja) 電流供給回路
JPH0522862Y2 (ja)
KR0177997B1 (ko) 히스테리시스의 크기를 제어할 수 있는 비교기 회로
JP2623739B2 (ja) 鋸歯状発振回路
JP2591320B2 (ja) 半導体集積回路
JPH07106873A (ja) 電圧モニタ回路
JP2554543B2 (ja) 電源回路
SU1737428A1 (ru) Стабилизатор напр жени
JPH054048Y2 (ja)
JPH067375Y2 (ja) 出力電圧温度補償型安定化直流電源
JPH06152257A (ja) 電圧電流変換回路