JPS63274957A - 電子写真用感光体組成物 - Google Patents

電子写真用感光体組成物

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JPS63274957A
JPS63274957A JP10989287A JP10989287A JPS63274957A JP S63274957 A JPS63274957 A JP S63274957A JP 10989287 A JP10989287 A JP 10989287A JP 10989287 A JP10989287 A JP 10989287A JP S63274957 A JPS63274957 A JP S63274957A
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JP
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group
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hydrogen
charge transfer
general formula
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JP10989287A
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English (en)
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Junji Kaneko
金子 順二
Sumitaka Nogami
野上 純孝
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • G03G5/02Charge-receiving layers
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    • G03G5/0601Acyclic or carbocyclic compounds
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は有機系光電導性物質を含有する光電導層を有す
る高感度、高耐久性の電子写真感光体に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来、電子写真用感光体としては、セレン、硫化カドニ
ウム、酸化亜鉛等の無機来光電導物質が広く用いられて
来た。しかし、近年、無公害性、@量、可撓性、生産性
にすぐれ、かつ材料選択の巾が広い、有機系電子写真感
光体の研究が進み、そのいくつかは既に実用化されてい
る。特に光を吸収し、電荷担体を発生する電荷発生層と
その上に電荷移動層とを組合せてなる積層型電子写真感
光体が開発されて以来、有機系電子写真感光体の性能は
飛躍的に向上した。
その結果、電子写真用感光体の複写機、写真製版のみな
らず、プリンタ分野への展開が著しい。
その内、特に半導体レーザーの光源に適合すると共に他
の光源への応用、例えば発光ダイオード用の光源に適合
する称な多目的電子写真感光体が要望されている。
これら、積層型電子写真感光体に於て電荷発生層は無機
系のものとしては、Se 、 Se合金、CdS。
ZnO等を真空蒸着あるいは結着剤樹脂に分散して形成
され、又有機系のものとしてはフタロシアニン類、アゾ
系顔料、スクワリリュウム塩類、アズレニウム塩類など
の電荷発生物質を真空蒸着あるいは結着剤樹脂に分散さ
せ形成される。
また、電荷移動層は一般にアントラセン誘導体、オキサ
ジアゾール類、ピラゾリン化合物、スチリル化合物、ヒ
ドラゾン化合物、スチルベン化合物等の電荷移動物質を
成膜性のある樹脂と共に溶剤に溶解し、塗布し層形成さ
れる。電荷移動層に要求される機能としては、良好な電
子写真特性(帯電圧、感度、少ない残留電位等)を提供
する事は言うまでもないが電荷移動層は一般に感光体の
表面に形成されるため感光体に加えられる種々のプロセ
ス、例えばコロナ帯電、露光、トナー現象、転写、クリ
ーニング、イレーサー露光などの種々の電気的、光学的
、熱的、機械的な耐久性及び環境(@度、湿度)等の安
定性が要求される。
更に感光体そのものを取扱際の室内光、太陽光に長時間
露光しても特性の変質や劣化をきたすことない耐光性能
が要求される。
特公昭55−42580には通常の電荷発生層及び特定
のヒドラゾン化合物を含有する電荷移動層からなる電子
写真感光体が開示されているが、この感光体は暗所で良
好な性能を示すが、周辺光、及び室内光に対し長時間露
光した場合、感度が低下してくる。これを改良するため
、特開昭57−190952にはDEASP若しくはア
セトゾール黄を少量添加して改質出来ることを開示して
いるが、これでも周辺光の影響による感度低下を十分に
は防止できず、画像ボケとして欠陥が発生し易いのが現
状である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は耐光性が良好で、かつ画像欠陥の生じない高感
度、高耐久性の電子写真感光体を提供する事を目的とす
る。
く問題を解決するための手段〉 本発明者らは耐光性を改良するため電荷移動層中に添加
すべき物質について鋭意検討した結果、次の一般式(1
11式で示される化合物が電荷移動層に含有させた電子
写真用感光体は著しく耐光性に向上した性能を示す事を
見出した。
すなわち本発明は、導電性支持体上に電荷発生層と電荷
移動層を含む積層型電子写真用感光体に於て、電荷移動
層中に含まれる電荷移動剤が、下記の一般式(Ia) 〔式中、R1はメチル基、エチル基、フェニル基または
ナフチル基%  R2e R3は水素、メトキシ基、エ
トキシ基、メチル基、またはエチル基、R4はメトキシ
基、エトキシ基または−N、R5基\R6 (R5* R6はメチル基、エチル基、フェニル豚ビフ
ェニル基、フェノキシフェニル基またハヘンジル基)を
表わす。〕 または下記の一般式(1b) Rフ (式中、R1はメチル基、エチル基、フェニル基または
ナフチル基%  R’Fはメチル基またはエチル基を表
わす) で示されるヒドラゾン化合物の少なくとも1種類と、下
記一般式(II) 〔式中、R1は水素、C1−C3のアルキル基、または
01<3のアルコキシ基を表わし、0〜4個置換され、
R2は水素またはメチル基、R3はR8は水素、C1<
3のアルコキシ基または01〜R3のアルキル基、R6
は水素、メトキシ基、二基、エチル基、フェニル基、ベ
ンジル基、フェノキシフェニル基またはビフェニル基)
〕また旬 基またはエチル基)を表わす〕 で示されるベンゾチアゾール化合物を少なくとも1種を
含有することからなる電子写真感光体である。
上記で示きれる一般式(n)のチアゾール化合物は、例
えは、次のようにして製造することができる。
すなわち、下記一般式(V) (式中、R1は水素、C1−03のアルキル基またはC
m−c 3のアルコキシ基を表わし、R1が0〜4個置
換でれてもよい。R2は水素または01〜C2のアルキ
ル基) で示される化合物と、下記一般式(Vl)co −A 
      (Vl) (式中、R2は水素またはメチル基、Aはメチル基、ジ
アルキルアミノ基、アルコキシ基等の置換基含有してい
てもよい芳香族アルデヒドまたはカルボニル化合物を表
わす) で示される化合物と反応させることによシ製造すること
ができる。
上記反応は、通常、メタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノールなどのアルコール系溶媒、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族溶媒、ジクロルベンゼ
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリ
ドンなどの極性、非極性溶媒の存在下で反応させる。
原料としての2−アミノベンゾチアゾール化合物と芳香
族アルデヒドの等モル量を上記溶媒中に加え、1時間か
ら10時間反応させる。反応終了後反応溶媒を除去して
、カラム分別あるいはTLC分別したのち、更に適当な
溶媒、例えば、メタノール、エタノ−y、amエチルエ
ステル、トルエンなどに溶解し、再結晶精製を行なう。
反応温度は室温から100℃位までの温度で十分であシ
、もし必要ならは、硫酸、塩酸、パラトルエンスルホン
酸などの縮合触媒の存在下で、好適に反応を進行させる
こともできる。
本発明の一般式(It)で示されるチアゾール化合物の
例と、その具体的製造方法を挙げると次のとおシである
(合成例) 2−アミノ−ベン1戸チアゾール1.5.1工タノール
33m中に溶解し、4−ジエチルアミノベンズアルデヒ
ド1.771を加え、更にp−1ルエンスルホン酸少量
(0,2、!i+ )を加えて約50℃で攪拌しながら
3.5時間反応したのち、エタノールをエバポレーター
で除去し、ワコーグルC−200を充填したカラムで、
トルエン溶媒で反応物を分別する。更に分別溶液は濃縮
したのち粗結晶1.5gを得る。更らにトルエン20d
にヘキサン30酎を加え酢酸エチル5Mの混合溶媒で再
結晶して濾過すると、収率62モル係で2−(p−ジエ
チルアミノベンジリデンアミノ)−ベンゾチアゾールが
得られた。この化合物のlH−NMRスペクトルを第1
図に示す。
上記の合成例にしたがい、2−アミノベンゾチアゾール
または/及び4−ジエチルアミノベンズアルデヒドに種
々の置換基を変えて、次の通9(2)〜(126)のチ
アゾール化合物が得られる。
(,1八T・、−1、・  σ)) 3           9    9     ;;
    3   1 9         d ggi      3    − 史らに、一般式(vl)中入の置換基はナフチル基7エ
ナンスレン、ぎレン等の多環芳香環を置換させることが
出来る。
これらのチア1戸−ル化合物の1部のlH−NMRスペ
クトルを表1−1〜表1−27に示す。(なお、表中、
()化合物に示す番号は前記のチアゾール化合物の番号
と同じ) 測定機器:日本電子PMX 60、溶媒;CDC23(
J人工、rjJ’) 導 渚 頒 糟 渚 mx  禰 f4− 111川団瞭 ψI′CI+3Q目 上記一般式(II)のチアゾール化合物は、一般式(I
a)、(1b)の電荷移動剤の40重量係以下、好まし
くは0.01〜30!量係を添加することにより、著し
く耐光性が向上する。具体的には、一般式(n)のチア
ゾール化合物を添加しない感光体は、これを室内光中に
放置すると、数分以内で感度が低下して使用に耐えない
が、添加した感光体は、これを数10分室内光中に放置
しても感度の低下が認められない。しかも一般式(n)
のチアゾール化合物を添加した感光体は表面電位(初期
電位Vo)を高電位に保持し、添加しない場合と比べ露
光感度を変えることなく、露光後の表面電位(vl)を
極小(数ざルト)にする効果がみられる。さらにチアゾ
ール化合物の添加はこのような性能向上のはか、耐光性
能が一段と向上されることが判った。
一般式(Ia) 、 (lb)で示される化合物を電荷
移動剤として用いる感光体は、一般に導電性基板上に電
荷発生層、電荷移動層t−順次積層して構成される。場
合によっては、/ずリヤ一層、保謙層、中間層を設ける
こともできる。
導電性基板としてはアルミニウム蒸着したポリエステル
フィルム、アルミニウムシート、アルミニウムドラム等
が用いられる。
導電性基板上に設けられる電荷発生層は、一般に知られ
ている公知の電荷発生物質を蒸着成膜するか、電荷発生
物質を0.2〜2.Oni倍の結着用樹脂と溶剤と共に
分散させ、乾燥厚みが0.01〜5μとなるように塗布
して形成される。
この際用いられる電荷発生物質としては、セレン、セレ
ンテルル合金、セレンヒ累合金、硫化カドニウムなどの
無機電荷発生物質、フタロシアニン化合物、ペリレン系
顔料、アゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、ビリIJウム塩な
どの有機系電荷発生物質が用いられる。特に、インジウ
ムフタロシアニン、ガリウムフタロシアニン、チタニル
フタロシアニン、アルミニウムフタロシアニン、塩素化
アルミニウムフタロシアニン、rルマニウム740シア
ニン、メタルフリーフタロシアニン、銅フタロシアニン
などのフタロシアニン化合物およびアゾ系顔料が好適な
電荷発生物質として用いられる。
電荷発生層に隣接して設けられる電荷移動層は、前記一
般式(Ia)、(Ib)および一般式(I[)の化合物
を適嶺な結合剤樹脂と共に溶剤に浴解し塗布、乾燥して
形成される一般式(la) 、 (Ib)と一般式(■
)の化合物の全量と結合剤の割合に、一般式([a)、
 (Ib)と一般式(n)の化合物の総1量100部に
対し50〜200重量部が好ましい。結合剤樹脂として
は、ポリ塩化ビニル、〆リカーボネート、ポリスチレン
、ポリエステル、スチレンブタジェン共重合体、ポリウ
レタン、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、
スチレンアクリル樹脂等が挙げられる。
溶剤としては、クロルベンゼン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、塩化メチレン、テトラヒドロフラン等が用い
られる。電荷移動層の膜厚は5〜30μmが好ましい。
前記一般式(Ia)、(Ib)で示される電荷移動剤と
一般式(11)で示されるチアゾール化合物の割合は、
一般式(It)のチアゾール化合物が一般式(Ia)、
(Ib)のヒドラゾン化合物の40重i%以下、好まし
くは0.01〜30ffi量係、さらに好ましくは0.
1〜30!t%である。
一般式(Ia)、(To)の化合物は、和尚するアルデ
シである。
100Inlの丸底フレスコにp−ジエチルアミノベン
ズアルデヒド1.77Fを入れ、エタノール201dを
加え溶解する。ジフェニルヒドラジン塩酸塩2.21 
IIを加え、還流下5時間反応を行なう。
冷却後、水1000rLeを加え、結晶を析出させ濾過
粗生成物2.6 & を得た。ヘキサンとエタノールを
9:1に混合した溶媒で加熱浴解し、再結晶を2回行な
うと、mp 94.48Cを有するp−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒド(ジフェニルヒドラゾン)が1.6g
得られる。
本発明による電子写真用感光体は、電子写真複写機に利
用できる外に、レーデ−プリンタ、LEDプリンタ、液
晶シャッタプリンタ等の光プリンタにも広く用いること
ができる。
(実施例) 以下、本発明全実施例によシ説明する。
実施例1〜4 昇華精製して得られたAtCl032N8H15Ctで
示される塩素化アルミニウムフタロシアニン8mft部
を、クロロホルム56311L量部と共にガラスボール
ミルで、室温において10時間粉砕する。得られた分散
液にアクリル樹脂(アクリディックA−801、大日本
インキ(株)製)81量部1d解し、塗工液を作成する
このようにして得られた塗工′rLを、共重合ナイロン
(東し製CM4001)を°メタノールに溶解して11
量係の浴液とし、100μmのアルミシートに浸漬塗工
して0.1μmの乾燥塗膜を設けた基板上に、乾燥膜厚
が0.1μmになるように浸漬塗工し、100°Cで1
時間乾燥し、電荷発生層とした。
この電荷発生層の上に、p−ジエチルアミノベンズアル
デヒド(ジフェニルヒドラゾン)および2−(p−ジエ
チルアミノベンジリデンアミノ)−6−メチル−ベンゾ
チアゾールを表2に示したように添加し、ポリカーざネ
ート樹脂〔ニーピロンE−2000;三菱ガス化学工業
(株)製〕10mtiM、1.2−ジクロルエタン72
重量部からなる電荷移動層形成用塗工液をドクターブレ
ードで塗布し、80℃で一昼夜乾燥し、乾燥膜厚15μ
mの電荷移動層を形成した。
(3人丁;、、0) 表  2 注1 実施例5 下記の式で示されるジスアゾ顔料 611g リエステ
ル樹脂(バイロン200東洋紡製)1g テトラヒドロフラン       969から成る混合
物をボールミル中で混合粉砕して分散液を得た。この分
散液を実施例1〜4で用いた基板上に、乾燥膜厚が1μ
mになるように授漬塗布し、乾燥して電荷発生ノーヲ形
成した。
この電、荷発生層の上に、表6の一般式(la)で示さ
れる化合物9!i部、一般式(II)で示される化合物
ixt部、メリカーボネート樹脂10重量部、1.2−
ジクロルエタン72重量部からなる電荷移動層形成用塗
工液を塗布し、80℃で一昼夜乾燥し、乾燥膜厚17μ
扉の電荷移動層を形成して感光体とした。
実施例6 下記の構造を有するスクアリリウム1gを60rntの
テトラヒドロフラン中に加え、ボールミル中で分散し、
分散液を作成した。実施例5と同様に塗布乾燥し、厚さ
0.01μの電荷発生層を作成した。
この電荷発生層の上に、表4の一般式(It:、)で示
される化合物9N量部、一般式(13で示される化合物
1!量部、ポリカーボネート樹脂10!量部、1.2−
ジクロルエタン72]L量部からなる電荷移動層形成用
塗工液を塗布し、80℃で一昼夜乾燥し、乾燥膜厚17
μmの電荷移動層を形成して感光体とした。
実施例7 銅フタロシアニン(東洋インキ社製、リオノールES)
1部、アクリル樹脂(大日本インキ社製。
アクリディックA−801)0.5部を1.2−ジクロ
ルエタン中に5%となるように加え、ざ−ルミル中で十
分分散させる。ミリング液t−1,2−ジクロルエタン
で固型分濃度0.75%となるように希釈する。この分
散液をバリヤ一層を設けたアルミ板上に塗布乾燥し、厚
さ1000Aの電荷発生層を作成した。
この電荷発生層の上に、表5の一般式(Ia)で示され
る化合物9i−ji部、一般式(II)で示される化合
物11量部、ポリカーボネート樹脂10i量部、1.2
−ジクロルエタン72東量部からなる電荷移動層形成用
塗工液を塗布し、80°Cで一昼夜乾燥し、乾燥膜厚1
7μmの電荷移動層を形成して感光体とした。
実施例8 実施例1〜4で用いた基板上に、オキシチタニウムフタ
ロシア、= :/ (TjOPo)を13−5Torr
で蒸着し、厚さ0,1μの蒸着膜を得た。蒸着膜をトリ
クロロプロパン中に5分間授潰し、結晶化を完了させた
この電荷発生層の上に、表6の一般式(Ia)で示され
る化合物9Ni部、一般式(fl)で示される化合物1
N蛍部、ポリカーざネート樹脂10]I(il一部、1
.2−ジクロルエタン72重量部からなる電荷移動層形
成用塗工液を塗布し、80℃で一昼夜乾燥し、乾燥膜厚
17μmの電荷移動層を形成して8″″” 217・ 
                         
    (j人工、貸〔□ン実施例9〜25 電荷移動剤として表7に示す一般式(Ia)、(To)
の化合物9.03aLfi部と一般式(It)の化合物
1.0!量部を用いた他は、実施例2と同様の感光体を
作成L″・″に一ゝ“6・      。ユニ4.、。
)比較例1 実施例1〜4で用意した電荷発生層の上に塗布する塗工
液として、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジフ
ェニルヒドラゾン)10重f部、ポリカーボネート樹脂
10重量部、1.2−ジクロルエタン72it部からな
る電荷移動層用塗工液を作成した。
これらの塗工ik実施例1と同様に、電荷発生j−の上
に塗布し成膜した。
比較例2 次の化合物をp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラゾン)のかわシに用いた他は、比較例1
と同様の感光体を作成した。
C2H。
比較例6 次の化合物fp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラゾン)のかわυに用いたは、比較例1と
同様の感光体を作成した。
比較例4 次の化合物をp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラゾン)のかわυに用いた他は比較例1と
同様の感光体を作成した。
比較例5 次の化合物をp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラ・戸ン)のかわシに用いた他は比較例1
と同様の感光体を作成した。
比較例6 次の化合物をp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラゾン)のかわシに用いた他は比較例1と
同様の感光体を作成した。
比較例7 次の化合物tp−ジエチルアミノベンズアルデヒド(ジ
フェニルヒドラゾン)のかわシに用いた他は比較例1と
同様の感光体を作成した。
2H5 実施例および比較例の性能 実施例1〜25および比較例1〜7で作成した感光体の
感光特性は川口電機製5P−428型試験機を使用し、
次のようにして評価される。
まず、感光体に−5,6K Vのコロナ放電を行い帯電
させ、暗所で一定の電圧になるまで放置し、引続き、タ
ングステン2ンゾで感光体表面が20ルツクスとなるよ
うな光を照射し、表面電位が照射前の172になるまで
の時間を測定し、照度との積:ルックス1秒をもって感
度と称する。また、分光感度とは、分光された光の感光
体表面のエネルイー強度μW/cIILと表面を位が1
/2になるまでの時間との積をもって半減露光エネルギ
ーAJule/cIItヲ求め、これの逆数をもって分
光感度と称する。
この性能測定法によシ災施例および比較例の各感光体の
性能を測定した(白色光による測定)。
七の結果を表8に示す。
表  8 表  8(続) 表 8(続) 実施例及び比較例の耐光性 実施例1〜25および比較例1〜5で作成した感光体の
初期0性評愉は、感光体を暗所で一55KVでコロナ帯
電した後、表面電位(初期電位vo)1に測定する。そ
の後直ちに、光量4.8μW/c’y+”、波長800
 nmの光t−0,625秒間照射した後の表面電位(
Vi)を測定した。
また、実施例1〜25のサンプルについては、同様にコ
ロナ帯電を行ない、初期電位vOを測定した後、60ル
ツクスの白色タングステン光を0.625秒間照射した
後の表面電位(vl)を測定した。耐光性の測定は、前
記の初期時at−評価した後、1000ルツクスの白色
螢光灯下に10分間暴露した後、直ちに再度同一条件で
vOlViを測定し、白色タングステン光の露光前後の
vlの変化(ΔVi ) fもって、耐光性の良否の目
処とした。したがって、Δv1が大きいほど耐光性が悪
いことになる。測定結果を表9に示す。
C1以下令臼) 表  9 表  9(続) 表  9 (続) 以上の結果から、実施例1〜25においては、一般式(
n)の化合物の添加によシ耐光性が向上していることが
、比較例1〜5によって明らかに認められ、また、チア
ゾール化合物の添加により、表面電位(vo) を高く
するのみならず、耐光性能をも相乗して、明らかに向上
しているのが認められる。
実施例26 実施例1〜25および比較例1〜5で作成した感光体を
−5,6KVのコロナ帯電を行ない、半導体レーデ−(
790nm )による露光、乾式トナー反転現像、普通
紙へのトナー転写、ウレタンゴムブレードによるクリー
ニング工程、および除電露光工程等を有する電子写真式
レーデ−プリンタに取シ付けて印字テストを行なった。
その結果、実施例1〜25においては、カブリのない鮮
明な像が得られたが、比較例2〜5においてはカブリが
多く、鮮明な像は得られなかった。
(発明の効果) 本発明によれば、電荷移送層に一般式(Ia)。
(It))のヒドラゾン化合物を電荷移送剤として用い
たとき、ごく少量の一般式(II)で示されるチアゾー
ル化合物を添加することにょシ、艮好な電子写真特性が
向上するのみならず耐光性を著しく改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般式(n)で示される化合物2−(p−ジエ
チルアミノベンジリデンアミノ)−ベンゾチアプールの
lH−NMRスペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 導電性支持体上に電荷発生層と電荷移動層を含む積層型
    電子写真用感光体に於て、電荷移動層中に含まれる電荷
    移動剤が、下記の一般式( I a)▲数式、化学式、表
    等があります▼( I a) 〔式中、R_1はメチル基、エチル基、フエニル基また
    はナフチル基、R_2、R_3は水素、メトキシ基、エ
    トキシ基、メチル基またはエチル基、R_4はメトキシ
    基、エトキシ基または▲数式、化学式、表等があります
    ▼基(R_5、R_6はメチル基、エチル基、フェニル
    基、ビフェニル基、フエノキシフエニル基またはベンジ
    ル基)を表わす。〕 または下記の一般式( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、R_1はメチル基、エチル基、フェニル基また
    はナフチル基、R_7はメチル基またはエチル基を表わ
    す) で示されるヒドラゾン化合物の少なくとも1種類と、下
    記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_1は水素、C_1〜C_3のアルキル基、
    またはC_1〜C_3のアルコキシ基を表わし、0〜4
    個置換され、R_2は水素またはメチル基、R_3は▲
    数式、化学式、表等があります▼基(III)〔(III)式
    中、R_4、R_5、R_7、R_8は水素、C_1〜
    C_3のアルコキシ基またはC_1〜C_3のアルキル
    基、R_6は水素、メトキシ基、エトキシ基または▲数
    式、化学式、表等があります▼基(R_1_0、R_1
    _1はメチル基、エチル基、フエニル基、ベンジル基、
    フェノキシフェニル基またはビフェニル基)〕または▲
    数式、化学式、表等があります▼基(IV)((IV)式中
    、R_9はメチル基またはエチル基)を表わす〕 で示されるベンゾチアゾール化合物を少なくとも1種を
    含有することからなる電子写真感光体。
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