JPS6327485B2 - - Google Patents
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- JPS6327485B2 JPS6327485B2 JP21029982A JP21029982A JPS6327485B2 JP S6327485 B2 JPS6327485 B2 JP S6327485B2 JP 21029982 A JP21029982 A JP 21029982A JP 21029982 A JP21029982 A JP 21029982A JP S6327485 B2 JPS6327485 B2 JP S6327485B2
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- JP
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- casing
- sand
- drive means
- vertical
- pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 26
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
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- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/02—Improving by compacting
- E02D3/10—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains
- E02D3/106—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains by forming sand drains containing only loose aggregates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟弱な地盤を改良するために軟弱地
盤中に砂杭を造成する砂杭造成装置に関する。
盤中に砂杭を造成する砂杭造成装置に関する。
従来より砂杭を造成する装置は種々提供されて
いるが、その代表例として起振機を用いた所謂バ
イブロ式の装置があり、これは装置上部に装備し
た起振機により外管(ケーシング)及び内管に振
動を与えると共に、流体圧シリンダ等の上下振動
手段によつて内管を起振機による振動よりははる
かに大きい振幅で上下振動させて外管中の砂を突
き固めながら砂杭を形成するようにしたものであ
る。ところがこのタイプの装置は起振機を用いた
ものでありしかも起振機が外部に露呈しているこ
とから、使用中非常に烈しい振動と騒音を発生
し、また内外管に小振幅の振動を与える起振機と
内管を大振幅で上下振動させる振動装置との2つ
の振動手段を用いるために装置全体が大型化且つ
複雑化してコストの高騰を来す問題があつた。ま
た、他の砂杭造成装置として、内管を上下駆動手
段により上下振動させると共に、外管の外周側面
に螺旋状掘削刃を設けてこの外管を回転駆動手段
により回転させるようにしたものがあるが、この
ように外管を連続回転させる構造のものであれ
ば、一般に外管の先端又は中間部からジエツトエ
アを噴出させて外管の外周側面とその周囲の地盤
との摩擦抵抗を緩和させるのに使用されるジエツ
トエア送給パイプの接続配管が困難となる。即
ち、通常外管に配管されているジエツトエア送給
パイプには地上に設置してあるコンプレツサから
の圧力エアが連結パイプを介して供給されるよう
になつているが、上記のように外管が連続回転す
るものであるとその外管への接続配管が通常の方
法では不可能であり、また特別の配管にしても回
転する外管に対しジエツトエア送給パイプを自由
に配管することができなかつた。
いるが、その代表例として起振機を用いた所謂バ
イブロ式の装置があり、これは装置上部に装備し
た起振機により外管(ケーシング)及び内管に振
動を与えると共に、流体圧シリンダ等の上下振動
手段によつて内管を起振機による振動よりははる
かに大きい振幅で上下振動させて外管中の砂を突
き固めながら砂杭を形成するようにしたものであ
る。ところがこのタイプの装置は起振機を用いた
ものでありしかも起振機が外部に露呈しているこ
とから、使用中非常に烈しい振動と騒音を発生
し、また内外管に小振幅の振動を与える起振機と
内管を大振幅で上下振動させる振動装置との2つ
の振動手段を用いるために装置全体が大型化且つ
複雑化してコストの高騰を来す問題があつた。ま
た、他の砂杭造成装置として、内管を上下駆動手
段により上下振動させると共に、外管の外周側面
に螺旋状掘削刃を設けてこの外管を回転駆動手段
により回転させるようにしたものがあるが、この
ように外管を連続回転させる構造のものであれ
ば、一般に外管の先端又は中間部からジエツトエ
アを噴出させて外管の外周側面とその周囲の地盤
との摩擦抵抗を緩和させるのに使用されるジエツ
トエア送給パイプの接続配管が困難となる。即
ち、通常外管に配管されているジエツトエア送給
パイプには地上に設置してあるコンプレツサから
の圧力エアが連結パイプを介して供給されるよう
になつているが、上記のように外管が連続回転す
るものであるとその外管への接続配管が通常の方
法では不可能であり、また特別の配管にしても回
転する外管に対しジエツトエア送給パイプを自由
に配管することができなかつた。
更に、前者のバイブロ式装置にあつては上下振
動手段及び起振機の双方が、また後者の装置にあ
つては上下振動手段及び回転駆動手段の双方が、
いずれも夫々の装置の上方部に配備されており、
従つてこれら振動手段及び起振機、あるいは振動
手段および回転駆動手段が相当の重量物となるこ
とから、作業初期においてそれらの重量物を背高
のリーダの頂部に位置させると、装置の重心位置
が高位置に設定されることとなつて不安定な状態
での作業を余儀なくされると云つた問題があつ
た。
動手段及び起振機の双方が、また後者の装置にあ
つては上下振動手段及び回転駆動手段の双方が、
いずれも夫々の装置の上方部に配備されており、
従つてこれら振動手段及び起振機、あるいは振動
手段および回転駆動手段が相当の重量物となるこ
とから、作業初期においてそれらの重量物を背高
のリーダの頂部に位置させると、装置の重心位置
が高位置に設定されることとなつて不安定な状態
での作業を余儀なくされると云つた問題があつ
た。
本発明は上述したような従来装置の問題点を解
消することのできる新規な砂杭造成装置を提供す
ることを目的としたもので、以下その一実施例を
図面に基づいて説明する。
消することのできる新規な砂杭造成装置を提供す
ることを目的としたもので、以下その一実施例を
図面に基づいて説明する。
第1図は砂杭造成装置の全体正面図、第2図は
その要部側面図を示したもので、これらの図にお
いて1はリーダ2の頂部よりワイヤー(図面省
略)を介して懸吊され且つリーダ2のガイドレー
ル3にガイド4を介して昇降自在に支持された機
枠であり、この機枠1の下部に砂投入用ホツパー
5が一体装備されている。6は角筒状ケーシング
で、ホツパー5の下端部に回転自在に垂下連設さ
れており、7はこのケーシング6の昇降を可能と
しながらこのケーシング6に反転力を付与するた
めの反転駆動手段、8は角筒状ケーシング6を所
要量ずつ上動又は下動させるべくこのケーシング
6に上下方向の駆動力を付与するための上下駆動
手段であり、これら両手段7,8はリーダ2の下
方部にその一端部が固定された支持フレーム9上
に設けられている。10は円筒状の中管で、ケー
シング6内に同心的に挿入されていて、該ケーシ
ング6との間に砂挿通路11を形成しており、ま
た中管10の上端部はホツパー5内部を通つて機
枠1下端部内まで延びてそこで回転自在に支持さ
れている。そしてこの中管10は上端部及び中間
部においてそれぞれ周方向に間隔をおいて配設さ
れた複数枚(例えば四枚)の連結プレート12
…,13…によつてケーシング6と一体的に連結
されており、従つてケーシング6と中管10とは
一体回転可能となる。14は中管10内に挿通さ
れた円筒状内管(中空状でも中実状でもよい)
で、この内管14の上端は中管10上端を越えて
更に上方に延び、また下端は中管10下端を越え
て更に下方へ延びており、そしてこの内管14
は、機枠1内に装備されていて所定ストローク間
を上下振動する上下振動手段としてのエアーシリ
ンダ装置15(油圧シリンダ装置でもよい)に連
動連結されており、従つて内管14はエアーシリ
ンダ装置15と同じストローク即ち同じ振幅で上
下振動するようになつている。16はケーシング
6の下端に複数枚の連結プレート17を介して該
ケーシング6と同心的に且つ一体的に連結された
両端開口の円筒状ケーシングヘツドで、ケーシン
グ6より大きい径を有している(第5図参照)。
その要部側面図を示したもので、これらの図にお
いて1はリーダ2の頂部よりワイヤー(図面省
略)を介して懸吊され且つリーダ2のガイドレー
ル3にガイド4を介して昇降自在に支持された機
枠であり、この機枠1の下部に砂投入用ホツパー
5が一体装備されている。6は角筒状ケーシング
で、ホツパー5の下端部に回転自在に垂下連設さ
れており、7はこのケーシング6の昇降を可能と
しながらこのケーシング6に反転力を付与するた
めの反転駆動手段、8は角筒状ケーシング6を所
要量ずつ上動又は下動させるべくこのケーシング
6に上下方向の駆動力を付与するための上下駆動
手段であり、これら両手段7,8はリーダ2の下
方部にその一端部が固定された支持フレーム9上
に設けられている。10は円筒状の中管で、ケー
シング6内に同心的に挿入されていて、該ケーシ
ング6との間に砂挿通路11を形成しており、ま
た中管10の上端部はホツパー5内部を通つて機
枠1下端部内まで延びてそこで回転自在に支持さ
れている。そしてこの中管10は上端部及び中間
部においてそれぞれ周方向に間隔をおいて配設さ
れた複数枚(例えば四枚)の連結プレート12
…,13…によつてケーシング6と一体的に連結
されており、従つてケーシング6と中管10とは
一体回転可能となる。14は中管10内に挿通さ
れた円筒状内管(中空状でも中実状でもよい)
で、この内管14の上端は中管10上端を越えて
更に上方に延び、また下端は中管10下端を越え
て更に下方へ延びており、そしてこの内管14
は、機枠1内に装備されていて所定ストローク間
を上下振動する上下振動手段としてのエアーシリ
ンダ装置15(油圧シリンダ装置でもよい)に連
動連結されており、従つて内管14はエアーシリ
ンダ装置15と同じストローク即ち同じ振幅で上
下振動するようになつている。16はケーシング
6の下端に複数枚の連結プレート17を介して該
ケーシング6と同心的に且つ一体的に連結された
両端開口の円筒状ケーシングヘツドで、ケーシン
グ6より大きい径を有している(第5図参照)。
前記反転駆動手段7は第1図及び第3図で明ら
かなように、角筒状ケーシング6が挿通可能な中
空円筒状回転体18の内部に、四つのガイドロー
ラ19…を、該ケーシング6の外周面即ち四側面
に夫々転接可能にして且つ該ケーシング6を囲繞
するように配置して、各ガイドローラ19をピン
20により回転自在に軸架すると共に、該回転体
18の外周面にスプロケツト21,22を上下二
段に亘つて配設し、斯る円筒状回転体18を、リ
ーダ2側から延出されている支持フレーム9上に
固定された中空円筒状の基台23に、軸受24を
介して回転自在に支承し、上記スプロケツト2
1,22には第3図で示す如くチエーン25,2
6を夫々半周ずつ且つ互いに逆方向から掛け渡
し、上段側チエーン25の両端を支持フレーム9
上の片側に配設した一対一組のエアーシリンダ
(油圧シリンダでもよい)27A,27Bの夫々
のピストンロツド27a,27bに連結し、また
下段側のチエーン26の両端を同フレーム9上に
他側に配設した同じく一対一組のエアーシリンダ
(又は油圧シリンダ)28A,28Bの夫々のピ
ストンロツド28a,28bに連結してなるもの
である。尚、エアーシリンダ27A,27B及び
28A,28Bは支持フレーム9に固定の取付台
29,30上に固装されている。この反転駆動手
段7の操作にあたつては、一方の組のエアーシリ
ンダ27A,27Bに対する圧力エアーの給排を
交互に行わせ、且つこれと同期して他方の組のエ
アーシリンダ28A,28Bに対する圧力エアー
の給排を上記の一方の組のエアーシリンダ27
A,27Bとはその給排が逆の関係となるように
交互に行わせることになり、上下二段のスプロケ
ツト21,22及びこれらに掛けられたチエーン
25,26を介して前記円筒状回転体18を例え
ば90度ずつ回転駆動させることができ、而してこ
の回転体18の回転動作によつてガイドローラ1
9…を介して角筒状ケーシング6を反転させるよ
うにしている。この場合、ケーシング6はその反
転動作に関係なくそれ自体に自由に上下動可能で
ある。またケーシング6が中管10と一体に構成
されていることからこのケーシング6の反転によ
り中管10も同時に反転し、且つ上下動すること
ができる。
かなように、角筒状ケーシング6が挿通可能な中
空円筒状回転体18の内部に、四つのガイドロー
ラ19…を、該ケーシング6の外周面即ち四側面
に夫々転接可能にして且つ該ケーシング6を囲繞
するように配置して、各ガイドローラ19をピン
20により回転自在に軸架すると共に、該回転体
18の外周面にスプロケツト21,22を上下二
段に亘つて配設し、斯る円筒状回転体18を、リ
ーダ2側から延出されている支持フレーム9上に
固定された中空円筒状の基台23に、軸受24を
介して回転自在に支承し、上記スプロケツト2
1,22には第3図で示す如くチエーン25,2
6を夫々半周ずつ且つ互いに逆方向から掛け渡
し、上段側チエーン25の両端を支持フレーム9
上の片側に配設した一対一組のエアーシリンダ
(油圧シリンダでもよい)27A,27Bの夫々
のピストンロツド27a,27bに連結し、また
下段側のチエーン26の両端を同フレーム9上に
他側に配設した同じく一対一組のエアーシリンダ
(又は油圧シリンダ)28A,28Bの夫々のピ
ストンロツド28a,28bに連結してなるもの
である。尚、エアーシリンダ27A,27B及び
28A,28Bは支持フレーム9に固定の取付台
29,30上に固装されている。この反転駆動手
段7の操作にあたつては、一方の組のエアーシリ
ンダ27A,27Bに対する圧力エアーの給排を
交互に行わせ、且つこれと同期して他方の組のエ
アーシリンダ28A,28Bに対する圧力エアー
の給排を上記の一方の組のエアーシリンダ27
A,27Bとはその給排が逆の関係となるように
交互に行わせることになり、上下二段のスプロケ
ツト21,22及びこれらに掛けられたチエーン
25,26を介して前記円筒状回転体18を例え
ば90度ずつ回転駆動させることができ、而してこ
の回転体18の回転動作によつてガイドローラ1
9…を介して角筒状ケーシング6を反転させるよ
うにしている。この場合、ケーシング6はその反
転動作に関係なくそれ自体に自由に上下動可能で
ある。またケーシング6が中管10と一体に構成
されていることからこのケーシング6の反転によ
り中管10も同時に反転し、且つ上下動すること
ができる。
前記上下駆動手段8は、第1図、第2図及び第
4図で示されるように、角筒状ケーシング6を挟
持固定するチヤツク機構31と、チヤツク機構3
1を所要ストローク昇降させる昇降機構32と、
チヤツク機構31を昇降機構32に対し回転自在
に連結する連結機構33とで構成される。各機構
につき詳細に説明すれば、チヤツク機構31はリ
ング状枠体34に例えば90度置きにエアーシリン
ダ(油圧シリンダでもよい)35…を配設して各
ピストンロツド35aを枠体34の半径方向に往
復動させるようにし、而して各ピストンロツド3
5aの枠体34の求心方向での作動時に先端の圧
着片36を介して角筒状ケーシング6を挟持固定
するようにしたものである。また、昇降機構32
は支持フレーム9上に竪に設置された複数個例え
ば2個のエアーシリンダ(又は油圧シリンダ)3
7,37からなり、これらのエアーシリンダ3
7,37と上記チヤツク機構31との間に連結機
構33が介設されている。すなわちこの連結機構
33はチヤツク機構31のリング状枠体34の外
側にこれよりも径大のリング状枠体38を配して
この枠体38と上記枠体34との間にベアリング
39を嵌装してなるもので、このリング状枠体3
8の下面側に上記エアーシリンダ37,37のピ
ストンロツド37a,37a先端が連結されてい
る。従つてこの上下駆動手段8の操作にあたつて
は、チヤツク機構31で角筒状ケーシング6を挟
持固定し、この状態で昇降機構32を作動させて
ピストンロツド37a,37aを所定ストローク
上昇させることによりケーシング6はそのストロ
ーク分だけ持ち上げられ、またピストンロツド3
7a,37aの下降により同じストローク分だけ
押し下げられる。このときケーシング6が回転す
るとチヤツク機構31はこのケーシング6と一体
的に回転しながらそれ自体上昇又は下降すること
になる。尚、第1図、第2図は昇降機構32のシ
リンダ37,37が最下降位置にある状態を示し
ている。
4図で示されるように、角筒状ケーシング6を挟
持固定するチヤツク機構31と、チヤツク機構3
1を所要ストローク昇降させる昇降機構32と、
チヤツク機構31を昇降機構32に対し回転自在
に連結する連結機構33とで構成される。各機構
につき詳細に説明すれば、チヤツク機構31はリ
ング状枠体34に例えば90度置きにエアーシリン
ダ(油圧シリンダでもよい)35…を配設して各
ピストンロツド35aを枠体34の半径方向に往
復動させるようにし、而して各ピストンロツド3
5aの枠体34の求心方向での作動時に先端の圧
着片36を介して角筒状ケーシング6を挟持固定
するようにしたものである。また、昇降機構32
は支持フレーム9上に竪に設置された複数個例え
ば2個のエアーシリンダ(又は油圧シリンダ)3
7,37からなり、これらのエアーシリンダ3
7,37と上記チヤツク機構31との間に連結機
構33が介設されている。すなわちこの連結機構
33はチヤツク機構31のリング状枠体34の外
側にこれよりも径大のリング状枠体38を配して
この枠体38と上記枠体34との間にベアリング
39を嵌装してなるもので、このリング状枠体3
8の下面側に上記エアーシリンダ37,37のピ
ストンロツド37a,37a先端が連結されてい
る。従つてこの上下駆動手段8の操作にあたつて
は、チヤツク機構31で角筒状ケーシング6を挟
持固定し、この状態で昇降機構32を作動させて
ピストンロツド37a,37aを所定ストローク
上昇させることによりケーシング6はそのストロ
ーク分だけ持ち上げられ、またピストンロツド3
7a,37aの下降により同じストローク分だけ
押し下げられる。このときケーシング6が回転す
るとチヤツク機構31はこのケーシング6と一体
的に回転しながらそれ自体上昇又は下降すること
になる。尚、第1図、第2図は昇降機構32のシ
リンダ37,37が最下降位置にある状態を示し
ている。
また、前記機枠1は、下架台40上の四隅部に
前後左右四本の支柱41…を立設し、これら41
…の上端に上架台42を固定してなるもので、こ
の機枠1の上架台42にエアーシリンダ装置15
が懸吊装備されており、また下架台40の中央部
に中管10の上端部が軸受装置43を介して回転
自在に保持され、そしてシリンダ装置15のピス
トンロツド15aに内管14の上端が連結されて
おり、従つてこのシリンダ装置15の作動による
ピストンロツド15aの上下動により内管14が
上下動するようになつている。
前後左右四本の支柱41…を立設し、これら41
…の上端に上架台42を固定してなるもので、こ
の機枠1の上架台42にエアーシリンダ装置15
が懸吊装備されており、また下架台40の中央部
に中管10の上端部が軸受装置43を介して回転
自在に保持され、そしてシリンダ装置15のピス
トンロツド15aに内管14の上端が連結されて
おり、従つてこのシリンダ装置15の作動による
ピストンロツド15aの上下動により内管14が
上下動するようになつている。
上述したような構成を有する砂杭造成装置の操
作にあたつては、先ず機枠1をリーダ2頂部より
適当高さに吊持すると共にガイド4を介してガイ
ドレール3にて支持し、そして反転駆動手段7を
作動させて角筒状ケーシング6を例えば90度ずつ
連続的に反転駆動させると共に、上下駆動手段8
を作動させて同ケーシング6をエアーシリンダ3
7の所定ストローク分ずつ下方へ強制的に押動さ
せる。このような状態から昇降操作用ワイヤー
(図示せず)を繰り出して機枠1を下降させ、反
転駆動手段7による連続反転作用及び上下駆動手
段8による云わば間欠的な押し込み作用によつて
ケーシング6を地盤中の所定深さまで貫入してゆ
く。こしてケーシング6を所定深さまで貫入させ
た後、ホツパー5より砂をケーシング6と中管1
0との間の砂挿通路11を投入しながら上記昇降
操作用ワイヤーの巻取り操作により機枠1を徐々
に上昇させてケーシング6の引き抜き操作に入
る。この引き抜き操作に際しては、反転駆動手段
7による反転作用は貫入時と同様であるが上下駆
動手段8については貫入時とは逆に上動作用、つ
まり押し上げ作用を行わせる。この押し上げ作用
にあたつては、チヤツク機構31でケーシング6
を挟着した状態で昇降機構32のシリンダ37の
ピストンロツド37aを所定ストローク上昇させ
ることによりケーシング6をそのストローク分だ
け押し上げ、その後チヤツク機構31を開放操作
し且つピストンロツド37aを下降させた後、再
び上記の操作を行い、以降同様な操作によりケー
シング6を上記ストローク分ずつ上動させるわけ
である。また、砂挿通路11内に投入した砂はケ
ーシング6先端部に設けられたケーシングヘツド
16内に供給され、そこで内管14のヘツド44
により突き固められてケーシング6の上昇に伴い
緻密で強固な砂杭を形成する。
作にあたつては、先ず機枠1をリーダ2頂部より
適当高さに吊持すると共にガイド4を介してガイ
ドレール3にて支持し、そして反転駆動手段7を
作動させて角筒状ケーシング6を例えば90度ずつ
連続的に反転駆動させると共に、上下駆動手段8
を作動させて同ケーシング6をエアーシリンダ3
7の所定ストローク分ずつ下方へ強制的に押動さ
せる。このような状態から昇降操作用ワイヤー
(図示せず)を繰り出して機枠1を下降させ、反
転駆動手段7による連続反転作用及び上下駆動手
段8による云わば間欠的な押し込み作用によつて
ケーシング6を地盤中の所定深さまで貫入してゆ
く。こしてケーシング6を所定深さまで貫入させ
た後、ホツパー5より砂をケーシング6と中管1
0との間の砂挿通路11を投入しながら上記昇降
操作用ワイヤーの巻取り操作により機枠1を徐々
に上昇させてケーシング6の引き抜き操作に入
る。この引き抜き操作に際しては、反転駆動手段
7による反転作用は貫入時と同様であるが上下駆
動手段8については貫入時とは逆に上動作用、つ
まり押し上げ作用を行わせる。この押し上げ作用
にあたつては、チヤツク機構31でケーシング6
を挟着した状態で昇降機構32のシリンダ37の
ピストンロツド37aを所定ストローク上昇させ
ることによりケーシング6をそのストローク分だ
け押し上げ、その後チヤツク機構31を開放操作
し且つピストンロツド37aを下降させた後、再
び上記の操作を行い、以降同様な操作によりケー
シング6を上記ストローク分ずつ上動させるわけ
である。また、砂挿通路11内に投入した砂はケ
ーシング6先端部に設けられたケーシングヘツド
16内に供給され、そこで内管14のヘツド44
により突き固められてケーシング6の上昇に伴い
緻密で強固な砂杭を形成する。
尚、図示は省略するが、ケーシング6の外側面
には機枠1側からホツパー5を通つて延出された
複数本のジエツトエア送給パイプがケーシング6
の軸方向に配管されていて、これらのパイプはそ
れぞれの先端をケーシング6の中間部及び下端部
(ケーシングヘツド16も含む)において開口し
更にはケーシング6下端部からケーシング6内側
に向けて開口するパイプもあり、そしてこれらの
パイプの上端部分すなわちホツパー5からこのケ
ーシング6に至る部分はケーシング6の反転動作
に支障を来さないように可撓性のパイプを用いる
と共に若干のたわみをもたせた状態で延設されて
いる。従つてこれらのジエツトエア送給パイプに
図外エアコンプレツサからの圧力エアが送給され
それぞれの先端開口ノズルよりジエツトエアがケ
ーシング6外周面部あるいはケーシング6先端部
内に噴射され、それによつてケーシング6とその
周囲地盤との間の摩擦抵抗が緩和され、またケー
シング6内に投入された砂がケーシングヘツド1
6先端から有効に押し出されるようになる。
には機枠1側からホツパー5を通つて延出された
複数本のジエツトエア送給パイプがケーシング6
の軸方向に配管されていて、これらのパイプはそ
れぞれの先端をケーシング6の中間部及び下端部
(ケーシングヘツド16も含む)において開口し
更にはケーシング6下端部からケーシング6内側
に向けて開口するパイプもあり、そしてこれらの
パイプの上端部分すなわちホツパー5からこのケ
ーシング6に至る部分はケーシング6の反転動作
に支障を来さないように可撓性のパイプを用いる
と共に若干のたわみをもたせた状態で延設されて
いる。従つてこれらのジエツトエア送給パイプに
図外エアコンプレツサからの圧力エアが送給され
それぞれの先端開口ノズルよりジエツトエアがケ
ーシング6外周面部あるいはケーシング6先端部
内に噴射され、それによつてケーシング6とその
周囲地盤との間の摩擦抵抗が緩和され、またケー
シング6内に投入された砂がケーシングヘツド1
6先端から有効に押し出されるようになる。
上述した実施例においては内管14を中空状の
ものとして例示しているが、この内管14は中実
状のいわゆるロツド状体でもよい。
ものとして例示しているが、この内管14は中実
状のいわゆるロツド状体でもよい。
以上説明したように本発明の砂杭造成装置によ
れば、従来のように外管(ケーシング)ないし内
管に振幅の小さい上下方向の振動を与える所謂起
振機を使用せず、ケーシングに上下方向の駆動力
を与えて該ケーシングを所要量ずつ上動(押し上
げ)または下動(押し込み)させる上下駆動手段
を用いると共に、ケーシングを連続的に反転駆動
手段を用い、更に中管をその引抜き時に所定スト
ローク上下動させて砂を突き固めるためのエアー
シリンダ等よりなる上下振動手段を用いているの
で、装置に使用中に烈しい騒音や振動を発生させ
ることがなく、しかも上記3つの手段によるケー
シングの押し上げ、押し込み作用及び反転作用な
らびに中管の上下動作用によつて強固な砂杭を迅
速に造成することができる。また、本発明装置に
よれば、ケーシングを反転駆動させるための反転
駆動手段及び該ケーシングを所要量ずつ上動又は
下動させるべく該ケーシングに上下方向の駆動力
を与えるための上下駆動手段をリーダ側の中間部
位又は下方部位に設けているので、装置を小型化
し且つ構造を簡素化できると共に、装置の重心位
置を低位置に設定することができて、安定状態で
作業を行うことができる。更に本発明装置は、従
来のようにケーシングを一方向に連続回転させる
方式ではなく、ケーシングを連続的に反転させる
ようにしたものであるから、ケーシングへのジエ
ツトエア送給パイプの配設にあたつて、特に固定
側たる砂杭投入用ホツパーと回転側たるケーシン
グとの間におけるパイプの連結部分においてはケ
ーシングの反転に支障を来さない程度に若干の長
さの余裕をもたせておくだけでその連結部分の配
管を簡単に行うことができ、従つてケーシングに
は必要とする任意の本数のジエツトエア送給パイ
プの配管が自由に行えるという大きな効果があ
る。
れば、従来のように外管(ケーシング)ないし内
管に振幅の小さい上下方向の振動を与える所謂起
振機を使用せず、ケーシングに上下方向の駆動力
を与えて該ケーシングを所要量ずつ上動(押し上
げ)または下動(押し込み)させる上下駆動手段
を用いると共に、ケーシングを連続的に反転駆動
手段を用い、更に中管をその引抜き時に所定スト
ローク上下動させて砂を突き固めるためのエアー
シリンダ等よりなる上下振動手段を用いているの
で、装置に使用中に烈しい騒音や振動を発生させ
ることがなく、しかも上記3つの手段によるケー
シングの押し上げ、押し込み作用及び反転作用な
らびに中管の上下動作用によつて強固な砂杭を迅
速に造成することができる。また、本発明装置に
よれば、ケーシングを反転駆動させるための反転
駆動手段及び該ケーシングを所要量ずつ上動又は
下動させるべく該ケーシングに上下方向の駆動力
を与えるための上下駆動手段をリーダ側の中間部
位又は下方部位に設けているので、装置を小型化
し且つ構造を簡素化できると共に、装置の重心位
置を低位置に設定することができて、安定状態で
作業を行うことができる。更に本発明装置は、従
来のようにケーシングを一方向に連続回転させる
方式ではなく、ケーシングを連続的に反転させる
ようにしたものであるから、ケーシングへのジエ
ツトエア送給パイプの配設にあたつて、特に固定
側たる砂杭投入用ホツパーと回転側たるケーシン
グとの間におけるパイプの連結部分においてはケ
ーシングの反転に支障を来さない程度に若干の長
さの余裕をもたせておくだけでその連結部分の配
管を簡単に行うことができ、従つてケーシングに
は必要とする任意の本数のジエツトエア送給パイ
プの配管が自由に行えるという大きな効果があ
る。
第1図は本発明に係る砂杭造成装置の一実施例
を示す一部断面立面図、第2図は第1図の装置の
要部側面図、第3図は第1図の―線断面図、
第4図は第1図の―線断面図、第5図は第1
図の―線断面図である。 1…機枠、2…リーダ、5…砂投入用ホツパ
ー、6…ケーシング、7…反転駆動手段、8…上
下駆動手段、10…中管、11…砂挿通路、14
…内管、15…エアーシリンダ装置(上下駆動手
段)。
を示す一部断面立面図、第2図は第1図の装置の
要部側面図、第3図は第1図の―線断面図、
第4図は第1図の―線断面図、第5図は第1
図の―線断面図である。 1…機枠、2…リーダ、5…砂投入用ホツパ
ー、6…ケーシング、7…反転駆動手段、8…上
下駆動手段、10…中管、11…砂挿通路、14
…内管、15…エアーシリンダ装置(上下駆動手
段)。
Claims (1)
- 1 リーダに吊支される機枠の下部に砂投入用ホ
ツパーを一体装備し、このホツパーの下端部にケ
ーシングを回転自在に垂下連設し、このケーシン
グの昇降を可能としつつ該ケーシングに反転力を
付与するための反転駆動手段及び該ケーシングを
所要量ずつ上動または下動させるべく該ケーシン
グに上下方向の駆動力を付与するための上下駆動
手段をリーダ側の中間部位または下方部位に設
け、またケーシングには中管を挿入してこの中管
とケーシングとを連結プレートを介し一体的に連
続すと共にこれら中管とケーシングとの間に砂挿
通路を形成し、更に上記機枠には所定ストローク
間上下振動する上下振動手段を配備し、この上下
振動手段に中管に挿通した内管を連動連結してな
る砂杭造成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21029982A JPS5998921A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 砂杭造成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21029982A JPS5998921A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 砂杭造成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998921A JPS5998921A (ja) | 1984-06-07 |
JPS6327485B2 true JPS6327485B2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=16587095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21029982A Granted JPS5998921A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 砂杭造成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998921A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2583216Y2 (ja) * | 1993-03-31 | 1998-10-22 | 不動建設株式会社 | 締固め砂杭造成装置 |
JP2758129B2 (ja) * | 1993-12-17 | 1998-05-28 | 中富 栗本 | 地盤改良杭の打設方法 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP21029982A patent/JPS5998921A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5998921A (ja) | 1984-06-07 |
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