JPS6327466Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6327466Y2 JPS6327466Y2 JP17351781U JP17351781U JPS6327466Y2 JP S6327466 Y2 JPS6327466 Y2 JP S6327466Y2 JP 17351781 U JP17351781 U JP 17351781U JP 17351781 U JP17351781 U JP 17351781U JP S6327466 Y2 JPS6327466 Y2 JP S6327466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- treble
- attenuation
- circuit
- enhancement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音質調整回路の改良に関するものであ
る。
る。
更に詳説すると、本考案は、スイツチ式音質調
整回路において高音（低音）増強回路と、高音
（低音）減衰回路を同時に動作させた場合に、増
強、減衰のいずれでもない中間状態の動作となる
事を防ぎ増強、減衰のいずれか一方が優先して動
作する回路を提供するものである。
整回路において高音（低音）増強回路と、高音
（低音）減衰回路を同時に動作させた場合に、増
強、減衰のいずれでもない中間状態の動作となる
事を防ぎ増強、減衰のいずれか一方が優先して動
作する回路を提供するものである。
一般に、スイツチ式音質調整回路では、高音増
強、高音減衰、低音増強、低音減衰の４種の回路
が主に使用されている。通常は、それぞれの回路
にスイツチを設け、そのスイツチを投入して、増
強、減衰等の動作をさせている。
強、高音減衰、低音増強、低音減衰の４種の回路
が主に使用されている。通常は、それぞれの回路
にスイツチを設け、そのスイツチを投入して、増
強、減衰等の動作をさせている。
第１図は、従来のスイツチ式音質調整回路のブ
ロツク図の１例を示す。１は高音増強回路、１′
は高音増強スイツチ、２は高音減衰回路、２′は
高音減衰スイツチ、３は低音増強回路、３′は低
音増強スイツチである。又第２図はこの動作を示
す周波数特性図であり、特性１は高音増強スイツ
チ、２は高音減衰スイツチ、３は低音増強スイツ
チをそれぞれ投入した時の特性であり、４は全て
のスイツチを〓切″とした時の特性を示す。ここ
で高音増強スイツチ１と高音減衰スイツチ２を同
時に投入した場合、その動作特性は、第３図に示
す如く、増強、減衰のいずれでもない中間状態と
なり、且つ特性曲線にうねりを生じ、音質を損
う。
ロツク図の１例を示す。１は高音増強回路、１′
は高音増強スイツチ、２は高音減衰回路、２′は
高音減衰スイツチ、３は低音増強回路、３′は低
音増強スイツチである。又第２図はこの動作を示
す周波数特性図であり、特性１は高音増強スイツ
チ、２は高音減衰スイツチ、３は低音増強スイツ
チをそれぞれ投入した時の特性であり、４は全て
のスイツチを〓切″とした時の特性を示す。ここ
で高音増強スイツチ１と高音減衰スイツチ２を同
時に投入した場合、その動作特性は、第３図に示
す如く、増強、減衰のいずれでもない中間状態と
なり、且つ特性曲線にうねりを生じ、音質を損
う。
本考案は斯る欠点を解決できる音質回路を提供
せんとするものであり、第４図に従つて本考案の
一実施例を説明する。第４図においてR1，R2，
C2，S2は高音増強回路を形成する。又R1，C3，
S3は高音減衰回路を形成しており、この内R1，
C3は、ローパスフイルターとなつており、高音
減衰動作をする。このローパスフイルターを形成
しているC3は高音増強用の単極双投スイツチS2
を介してR1に接続される為、S2が“入”即ち、
高音増強時には、高音減衰用の単極単投スイツチ
S3の動作には無関係に、C3はR1に接続されず、
ローパスフイルターは形成されない。この為、高
音増強と高音減衰が同時に動作する事はなく、常
に高音増強回路が優先される。なお、第４図にお
いてコンデンサC3とスイツチS3の接続位置をお
き代えても、回路特性は全く同じであることは言
うまでもない。
せんとするものであり、第４図に従つて本考案の
一実施例を説明する。第４図においてR1，R2，
C2，S2は高音増強回路を形成する。又R1，C3，
S3は高音減衰回路を形成しており、この内R1，
C3は、ローパスフイルターとなつており、高音
減衰動作をする。このローパスフイルターを形成
しているC3は高音増強用の単極双投スイツチS2
を介してR1に接続される為、S2が“入”即ち、
高音増強時には、高音減衰用の単極単投スイツチ
S3の動作には無関係に、C3はR1に接続されず、
ローパスフイルターは形成されない。この為、高
音増強と高音減衰が同時に動作する事はなく、常
に高音増強回路が優先される。なお、第４図にお
いてコンデンサC3とスイツチS3の接続位置をお
き代えても、回路特性は全く同じであることは言
うまでもない。
第５図は本考案の他の実施例で常に高音減衰が
優先する回路例である。なお、第５図においてS2
は高音増強用の単極単投スイツチであり、S3は高
音減衰用の単極双投スイツチである。
優先する回路例である。なお、第５図においてS2
は高音増強用の単極単投スイツチであり、S3は高
音減衰用の単極双投スイツチである。
このように本考案の回路によれば、高音（低
音）増強、高音（低音）減衰の両方を備えたスイ
ツチ式、音質調整回路において、増強、減衰の両
スイツチを同時に動作させた場合にも、増強若し
くは減衰のいずれか一方の動作が常に優先される
ので、音質の低下を防ぐことができる。
音）増強、高音（低音）減衰の両方を備えたスイ
ツチ式、音質調整回路において、増強、減衰の両
スイツチを同時に動作させた場合にも、増強若し
くは減衰のいずれか一方の動作が常に優先される
ので、音質の低下を防ぐことができる。
第１図は従来の音質調整回路を示す回路図、第
２図および第３図は同回路を説明するための特性
図、第４図は本考案の音質調整回路、第５図は本
考案の他の実施例を示す回路図。 R1，R2……抵抗、C1，C2……コンデンサ、S1，
S2，S3……スイツチ。
２図および第３図は同回路を説明するための特性
図、第４図は本考案の音質調整回路、第５図は本
考案の他の実施例を示す回路図。 R1，R2……抵抗、C1，C2……コンデンサ、S1，
S2，S3……スイツチ。
Claims (1)
- 高音増強と高音減衰の両特性を調整するための
スイツチ切換式音質調整回路において、両端に入
力信号が供給され且つ直列に接続された第１抵抗
と第２抵抗と、該第１抵抗と第２抵抗の接続点に
設けられた信号出力端子と、前記直列に接続され
た第１抵抗と第２抵抗に並列に接続された第１コ
ンデンサ、第１スイツチ、第２スイツチおよび第
２コンデンサよりなる直列回路とを備え、前記第
１スイツチは高音増強用の単極双投スイツチから
なり、該第１スイツチの共通端子は前記信号出力
端子に接続されると共に、一方の切換端子は前記
第１コンデンサ側に接続され且つ他方の切換端子
は前記第２コンデンサ側に接続され、且つ第２ス
イツチは高音減衰用の単極単投スイツチからな
り、第１スイツチによる高音増強操作が優先され
るか、もしくは前記第１スイツチは高音増強用の
単極単投スイツチからなり、前記第２スイツチは
高音減衰用の単極双投スイツチからなり、該第２
スイツチの共通端子は前記信号出力端子に接続さ
れると共に一方の切換端子は前記第１スイツチ側
に接続され且つ他方の切換端子は前記第２コンデ
ンサ側に接続され、第２スイツチによる高音減衰
操作が優先される音質調整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17351781U JPS5877916U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 音質調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17351781U JPS5877916U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 音質調整回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5877916U JPS5877916U (ja) | 1983-05-26 |
| JPS6327466Y2 true JPS6327466Y2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=29965382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17351781U Granted JPS5877916U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 音質調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5877916U (ja) |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP17351781U patent/JPS5877916U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5877916U (ja) | 1983-05-26 |
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