JPS63274284A - 画像デスクランブラ - Google Patents
画像デスクランブラInfo
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- JPS63274284A JPS63274284A JP62107953A JP10795387A JPS63274284A JP S63274284 A JPS63274284 A JP S63274284A JP 62107953 A JP62107953 A JP 62107953A JP 10795387 A JP10795387 A JP 10795387A JP S63274284 A JPS63274284 A JP S63274284A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 31
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 37
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
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- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、画像信号の構成にスクランブルを施 ゛すこ
とにより画像内容を秘匿して画像信号を伝送し、受信し
て画像内容を復元する画像スクランブル方式に関し、特
に、走査線の順序を変換して画像内容を秘匿するいわゆ
るラインパーミ1チージョンの受信側におけるデスクラ
ンブルに必要なメモリの容量を、画像内容の秘匿性を害
なうことなく、削減し得るようにしたものである。
とにより画像内容を秘匿して画像信号を伝送し、受信し
て画像内容を復元する画像スクランブル方式に関し、特
に、走査線の順序を変換して画像内容を秘匿するいわゆ
るラインパーミ1チージョンの受信側におけるデスクラ
ンブルに必要なメモリの容量を、画像内容の秘匿性を害
なうことなく、削減し得るようにしたものである。
(従来の技術)
テレビジョンやハイビジョンの画像信号を放送もしくは
伝送する際に、例えば受信契約者以外には視聴させない
ように画像内容を秘匿するために、画像信号にスクラン
ブルを施して送出し、受信側でデスクランブルを行なっ
て画像内容を復元するいわゆる画像スクランブル方式が
従来から種々検討されている。
伝送する際に、例えば受信契約者以外には視聴させない
ように画像内容を秘匿するために、画像信号にスクラン
ブルを施して送出し、受信側でデスクランブルを行なっ
て画像内容を復元するいわゆる画像スクランブル方式が
従来から種々検討されている。
各種の画像スクランブル方式のうち、いわゆるラインパ
ーミュテーション方式、すなわち、走査線転移方式は、
画像信号の走査線の配列順序を変換して送出することに
より、通常の受@機で?J!聴したのでは画像内容を判
別し得ないようにするものである。すなわち、原理的に
は、例えば第1図に示すように、正常画像Fβの有効画
面をL本ずつの走査線すなわちライン毎に複数ブロック
に区切り、各ブロック毎に走査線の配列順序の変換を行
なって、そのまま受像したのでは走査線順が入り乱れた
スクランブル画@(11りL、か観測し得ないようにし
て送出し、受信側では、かかる送信側の走査線順変換と
は逆の走査線順変換を行なって正常画像F℃に復元する
。なお、送受双方の走査線順変換は、適宜秘匿して伝送
するキーコードを仲介にして、それぞれ独立に発生させ
た乱数により相対応制御して行なうのが一般である。
ーミュテーション方式、すなわち、走査線転移方式は、
画像信号の走査線の配列順序を変換して送出することに
より、通常の受@機で?J!聴したのでは画像内容を判
別し得ないようにするものである。すなわち、原理的に
は、例えば第1図に示すように、正常画像Fβの有効画
面をL本ずつの走査線すなわちライン毎に複数ブロック
に区切り、各ブロック毎に走査線の配列順序の変換を行
なって、そのまま受像したのでは走査線順が入り乱れた
スクランブル画@(11りL、か観測し得ないようにし
て送出し、受信側では、かかる送信側の走査線順変換と
は逆の走査線順変換を行なって正常画像F℃に復元する
。なお、送受双方の走査線順変換は、適宜秘匿して伝送
するキーコードを仲介にして、それぞれ独立に発生させ
た乱数により相対応制御して行なうのが一般である。
しかして、第3図示の動作原理から判るように、有効画
面を区分した各ブロックにL本のラインが含まれている
場合に、受信側では、基本的にはLライン分の容量を有
するラインメモリを備え、受信した画像信号のしライン
分を到来順にそのラインメモリに一旦瀦込んだ後に、正
常な順序で読出して正常画@F℃を再現する。したがっ
て、各ブロックに含まれるライン数りが小さければ、受
信側に備えるラインメモリのメモリ容量が少なくて済む
。しかしながら、正常画像FJ2中の相隣るライン間の
相関がかなり高いのであるから、各ブロック中のライン
数りが小さいと画像内容が判別し易くなり、画像スクラ
ンブルの秘匿効果が低減する。したがって、ラインパー
ミュテーション方式の画像スクランブルにおいては、走
査線順変換を行なう画像ブロック中のライン数りについ
ては、要求される画像内容秘匿性と受信者の負担となる
ラインメモリの容量、即、コストとの相反する関係を十
分考慮して検討する必要がある。
面を区分した各ブロックにL本のラインが含まれている
場合に、受信側では、基本的にはLライン分の容量を有
するラインメモリを備え、受信した画像信号のしライン
分を到来順にそのラインメモリに一旦瀦込んだ後に、正
常な順序で読出して正常画@F℃を再現する。したがっ
て、各ブロックに含まれるライン数りが小さければ、受
信側に備えるラインメモリのメモリ容量が少なくて済む
。しかしながら、正常画像FJ2中の相隣るライン間の
相関がかなり高いのであるから、各ブロック中のライン
数りが小さいと画像内容が判別し易くなり、画像スクラ
ンブルの秘匿効果が低減する。したがって、ラインパー
ミュテーション方式の画像スクランブルにおいては、走
査線順変換を行なう画像ブロック中のライン数りについ
ては、要求される画像内容秘匿性と受信者の負担となる
ラインメモリの容量、即、コストとの相反する関係を十
分考慮して検討する必要がある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかして、前述したように有効画面を複数ブロックに区
分して画像スクランブルを施す場合に、走査線順変換後
あるいは逆変換後の画像信号の送出あるいは復元を相隣
るブロック間で連続して行なわなければならないので、
従来、第10図に示すように、Lライン分のメモリ容量
をそれぞれ有する2系統のラインメモリLM+および1
M2を備えて、一方のラインメモリ、例えばLM+に走
査線順変換前の画像信号を書込んでいる間に、他方のラ
インメモリ、例えば1M2から走査線順変換後の画像信
号を読出し、入力端1nからの入力画像信号をスイッチ
SWIによりラインメモリLM+と1M2とに交互に供
給するとともに、スイッチSW2によりラインメモリL
M+と1M2とから交互に出力画像信号を取出して出力
端Qutに導き、入出力画像信号をしライン周期で切換
えるスイッチSw+とSW2とを連動させるとともに、
ラインメモリLM+および1M2における画像信号の古
込みおよび読出しの走査線順をアドレス制御回路ACに
より共通に制御するようにしていた。
分して画像スクランブルを施す場合に、走査線順変換後
あるいは逆変換後の画像信号の送出あるいは復元を相隣
るブロック間で連続して行なわなければならないので、
従来、第10図に示すように、Lライン分のメモリ容量
をそれぞれ有する2系統のラインメモリLM+および1
M2を備えて、一方のラインメモリ、例えばLM+に走
査線順変換前の画像信号を書込んでいる間に、他方のラ
インメモリ、例えば1M2から走査線順変換後の画像信
号を読出し、入力端1nからの入力画像信号をスイッチ
SWIによりラインメモリLM+と1M2とに交互に供
給するとともに、スイッチSW2によりラインメモリL
M+と1M2とから交互に出力画像信号を取出して出力
端Qutに導き、入出力画像信号をしライン周期で切換
えるスイッチSw+とSW2とを連動させるとともに、
ラインメモリLM+および1M2における画像信号の古
込みおよび読出しの走査線順をアドレス制御回路ACに
より共通に制御するようにしていた。
上述のように2系統の走査線順変換用メモリを2系統備
えれば、画像スクランブルのラインパーミュテーション
の信号処理を円滑に行なうのは極めて容易であるが、メ
モリ容量が倍増するので、ブロック内ライン数りを大き
くして秘匿性を高めると、受信設備コストが著しく増大
する、という問題点があった。
えれば、画像スクランブルのラインパーミュテーション
の信号処理を円滑に行なうのは極めて容易であるが、メ
モリ容量が倍増するので、ブロック内ライン数りを大き
くして秘匿性を高めると、受信設備コストが著しく増大
する、という問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明の目的は、上述した従来の問題点を解決し、ライ
ンパーミュテーションに用いるラインメモリの容量を、
画像スクランブルの画像内容秘匿効果を害なうことな(
、削減し得るようにした画像スクランブル方式を提供す
ることにある。
ンパーミュテーションに用いるラインメモリの容量を、
画像スクランブルの画像内容秘匿効果を害なうことな(
、削減し得るようにした画像スクランブル方式を提供す
ることにある。
すなわち、本発明画像スクランブル方式は、ラインメモ
リから画像信号を読出すのを追いかけて新たな画像信号
を書込むことによりラインメモリを極めて効率よく使用
するとともに、かかるメモリ読出し即書込みを送受連携
して行なうようにしたものであり、画像信号の走査線の
順序を変換して画像内容を秘匿する画像スクランブルを
施して送信した画像信号を受信して画像内容を復元する
にあたり、受信側に複数走査線分の画像信号を走査線単
位で記憶し得るメモリ手段およびそのメモリ手段の書込
みと読出しとを走査線単位で制御するメモリアドレスを
選択的に発生させてそのメモリアドレスに対する書込み
と読出しとをほぼ同時に行なわさせるメモリ制御手段を
備えるとともに、送信側に前記メモリ手段および前記メ
モリ制御手段にそれぞれ対応して連動するメモリ手段お
よびメモリ制御手段を備え、受信側において前記メモリ
制御手段から無作為に発生させたメモリアドレスに応じ
て前記メモリ手段から走査線単位の画像信号を順次に読
出したときに前記画像スクランブルにより秘匿した画像
内容が復元されるように、送信側において前記それぞれ
対応して連動するメモリ手段およびメモリ制御手段によ
り走査線の順序を予め変換にしたことを特徴とするもの
である。
リから画像信号を読出すのを追いかけて新たな画像信号
を書込むことによりラインメモリを極めて効率よく使用
するとともに、かかるメモリ読出し即書込みを送受連携
して行なうようにしたものであり、画像信号の走査線の
順序を変換して画像内容を秘匿する画像スクランブルを
施して送信した画像信号を受信して画像内容を復元する
にあたり、受信側に複数走査線分の画像信号を走査線単
位で記憶し得るメモリ手段およびそのメモリ手段の書込
みと読出しとを走査線単位で制御するメモリアドレスを
選択的に発生させてそのメモリアドレスに対する書込み
と読出しとをほぼ同時に行なわさせるメモリ制御手段を
備えるとともに、送信側に前記メモリ手段および前記メ
モリ制御手段にそれぞれ対応して連動するメモリ手段お
よびメモリ制御手段を備え、受信側において前記メモリ
制御手段から無作為に発生させたメモリアドレスに応じ
て前記メモリ手段から走査線単位の画像信号を順次に読
出したときに前記画像スクランブルにより秘匿した画像
内容が復元されるように、送信側において前記それぞれ
対応して連動するメモリ手段およびメモリ制御手段によ
り走査線の順序を予め変換にしたことを特徴とするもの
である。
(作用)
したがって、本発明画像スクランブル方式においては、
画像内容の秘匿性を害なうことなく、受信側のデスクラ
ンブルに必要なラインメモリの容(至)を、従来に比し
て、少なくとも半減させることができる。
画像内容の秘匿性を害なうことなく、受信側のデスクラ
ンブルに必要なラインメモリの容(至)を、従来に比し
て、少なくとも半減させることができる。
(実施例)
以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
する。
まず、本発明方式の画像スクランブルおよびデスクラン
ブルに用いる画像メモリ装置の基本的構成を第3図に示
す。図示の基本的構成においては、ライン単位でメモリ
アドレス番号(1)〜(L)を付したしライン分のメモ
リ8吊を有するラインメモリLMを、アドレス制御回路
ACからの被制御メモリアドレス番号からなるアドレス
制御信号により制御して、指定アドレスのラインメモリ
からライン単位の出力画像信号□utを読出すとともに
、ライン単位の入力画像信号inを内込む。
ブルに用いる画像メモリ装置の基本的構成を第3図に示
す。図示の基本的構成においては、ライン単位でメモリ
アドレス番号(1)〜(L)を付したしライン分のメモ
リ8吊を有するラインメモリLMを、アドレス制御回路
ACからの被制御メモリアドレス番号からなるアドレス
制御信号により制御して、指定アドレスのラインメモリ
からライン単位の出力画像信号□utを読出すとともに
、ライン単位の入力画像信号inを内込む。
以下に、かかる基本的構成の画像メモリ装置を用いた本
発明方式の走査線順変換の動作の態様を、主目的とする
受信機構成の簡単化に関連する走査線順逆変換すなわち
画像デスクランブルを中心にして説明する。
発明方式の走査線順変換の動作の態様を、主目的とする
受信機構成の簡単化に関連する走査線順逆変換すなわち
画像デスクランブルを中心にして説明する。
しかして、走査線順序の変換および逆変換からなるライ
ンパーミュテーションの原理的動作を第2図につき説明
するに、簡単のため例えば4ライン分のメモリアドレス
(1)〜(4)を有するラインメモリLMを用いて4走
査線ロー(イ)の配列順変換および逆変換を行なう場合
に、受信(デスクランブラ)側では、伝送されて来た4
ライン分の画像信号を到来順にラインメモリLMのアド
レス(1)〜(4)に書込む。その占込みに引続き、ア
ドレス制御信号の制御のもとに、アドレス番号(3)、
<1)、(4)、(2)の順に画像信号の読出しを行な
い、その結果、正常な配列順l〜印の画像信号が復元さ
れるようにする。そのためには、画像信号が図示のよう
にライン番@■、印。
ンパーミュテーションの原理的動作を第2図につき説明
するに、簡単のため例えば4ライン分のメモリアドレス
(1)〜(4)を有するラインメモリLMを用いて4走
査線ロー(イ)の配列順変換および逆変換を行なう場合
に、受信(デスクランブラ)側では、伝送されて来た4
ライン分の画像信号を到来順にラインメモリLMのアド
レス(1)〜(4)に書込む。その占込みに引続き、ア
ドレス制御信号の制御のもとに、アドレス番号(3)、
<1)、(4)、(2)の順に画像信号の読出しを行な
い、その結果、正常な配列順l〜印の画像信号が復元さ
れるようにする。そのためには、画像信号が図示のよう
にライン番@■、印。
■、■の順に伝送されて来る必要があり、したがって、
送信(スクランブラ)側では、図示のように、正常配列
順のライン番号m−■の画像信号をアドレス番号(1)
〜(4)に順次に書込んだ後に、アドレス制御信号の制
御のもとに、アドレス番号(2)、(4)、(1)、(
3)の順に読出した画像信号を読出し順に伝送すること
になる。
送信(スクランブラ)側では、図示のように、正常配列
順のライン番号m−■の画像信号をアドレス番号(1)
〜(4)に順次に書込んだ後に、アドレス制御信号の制
御のもとに、アドレス番号(2)、(4)、(1)、(
3)の順に読出した画像信号を読出し順に伝送すること
になる。
しかして、かかる走査線順逆変換の際には、ラインメモ
リLMから画像信号の読出し中にも、逐次伝送されて来
た新たな画像信号が間断なく到来するので、同時に画像
信号書込みも行なわなければならない。そのために、従
来は、第10図に示したように、それぞれ4ライン分の
メモリ容量を有する2系統8ライン分のラインメモリL
M+。
リLMから画像信号の読出し中にも、逐次伝送されて来
た新たな画像信号が間断なく到来するので、同時に画像
信号書込みも行なわなければならない。そのために、従
来は、第10図に示したように、それぞれ4ライン分の
メモリ容量を有する2系統8ライン分のラインメモリL
M+。
1M2をデスクランブラに備えて、一方の画像信号読出
し中に他方の到来画像信@書込みを行ない、かかる態様
の読出しおよび書込みを交互に切換えていた。
し中に他方の到来画像信@書込みを行ない、かかる態様
の読出しおよび書込みを交互に切換えていた。
これに対し、本発明画像スクランブル方式においては、
デスクランブラに、第3図に示したように、4ライン分
の単一のラインメモリLMのみを備えて、第4図に示す
ような読出し即書込みを行なって必要な走査線順逆変換
を達成する。すなわち、アドレス制御信号により、例え
ば第4図の上段に示す第1ブロツクのアドレス番号(3
)。
デスクランブラに、第3図に示したように、4ライン分
の単一のラインメモリLMのみを備えて、第4図に示す
ような読出し即書込みを行なって必要な走査線順逆変換
を達成する。すなわち、アドレス制御信号により、例え
ば第4図の上段に示す第1ブロツクのアドレス番号(3
)。
(1)、(4)、(2>が順次に指定されると、まず、
番号(3)のメモリアドレスからそのとき記憶している
ライン番号の画像信号が読出されるとほぼ同時に、その
とき到来したライン番号口の画像信号が読出された空所
に順次に書込まれる。
番号(3)のメモリアドレスからそのとき記憶している
ライン番号の画像信号が読出されるとほぼ同時に、その
とき到来したライン番号口の画像信号が読出された空所
に順次に書込まれる。
かかる読出し即書込みを、引続き、アドレス番号(1)
、(4)、(2)のメモリアドレスについて順次に繰返
すと、すでに書込まれていたライン番号口、O,a、■
の画像信号が順次に読出されるとほぼ同時に、そのとき
順次に到来したライン番号口、(5)、 El、 mの
画像信号が、それぞれ、アドレス番号(3)、(1)、
(4)、(2>のメモリアドレスに順次に書込まれる。
、(4)、(2)のメモリアドレスについて順次に繰返
すと、すでに書込まれていたライン番号口、O,a、■
の画像信号が順次に読出されるとほぼ同時に、そのとき
順次に到来したライン番号口、(5)、 El、 mの
画像信号が、それぞれ、アドレス番号(3)、(1)、
(4)、(2>のメモリアドレスに順次に書込まれる。
第4図の上段に示すアドレス番号(3)、(1)。
(4)、(2)からなるアドレス制御信号に応じて上述
のように行なわれた読出し即書込みに引続いて、第4図
の下段に示す第2のブロックのアドレス番号(4)、(
1)、(2)、(3)からなるアドレス制御信号に応じ
、上述のようにして書込まれた画像信号がアドレス番号
(4)、(1)。
のように行なわれた読出し即書込みに引続いて、第4図
の下段に示す第2のブロックのアドレス番号(4)、(
1)、(2)、(3)からなるアドレス制御信号に応じ
、上述のようにして書込まれた画像信号がアドレス番号
(4)、(1)。
(2>、(3)のメモリアドレスから順次に読出されて
ライン番号[5]、n、o、oの画像信号が出力され、
かかる第1ブロツクおよび第2ブロツクのアドレス制御
信号により正常な配列順のライン番号…〜四の画像信号
が復元される。
ライン番号[5]、n、o、oの画像信号が出力され、
かかる第1ブロツクおよび第2ブロツクのアドレス制御
信号により正常な配列順のライン番号…〜四の画像信号
が復元される。
しかして、上述のような正常な画像信号の復元を達成す
るためには、第1ブロツクのアドレス制御信号に応じて
アドレス番号(3)、(1)。
るためには、第1ブロツクのアドレス制御信号に応じて
アドレス番号(3)、(1)。
(4)、(2>のメモリアドレスに順次に書込まれる画
像信号がライン番号面2ロ、四、■の順に到来する必要
がある。したがって、送信側スクランブラに43いては
、受信側デスクランブラにおけるアドレス制御信号形成
のための乱数制御lによるアドレス番号発生と同一の論
理により、全く同一の乱数制御によって受信側デスクラ
ンブラにおける第1ブロツクのアドレス制御信号形成を
予測した論理演算を行なって、ライン番号ロ1ロ1口。
像信号がライン番号面2ロ、四、■の順に到来する必要
がある。したがって、送信側スクランブラに43いては
、受信側デスクランブラにおけるアドレス制御信号形成
のための乱数制御lによるアドレス番号発生と同一の論
理により、全く同一の乱数制御によって受信側デスクラ
ンブラにおける第1ブロツクのアドレス制御信号形成を
予測した論理演算を行なって、ライン番号ロ1ロ1口。
lの順に画像信号を送出する。
なお、送信側スクランブラにおいて上述のような乱数制
御の予測に基づく論理演算により原画像信号の正常な走
査線配列順序を変換して、受信側デスクランブラにおけ
る走査線順逆変換に適合したライン番号の画像信号を適
時に順次送出するためには、論理演算装置とともに、少
なくとも第10図に示したような2系統のラインメモリ
など、充分なメモリ容ωの画像メモリ装置を備える必要
があるが、例えば放送などにおける送信側では、受信装
置の簡単化、低廉化と高品位画質の保持とを優先的に考
慮するので、特に問題とはならない。
御の予測に基づく論理演算により原画像信号の正常な走
査線配列順序を変換して、受信側デスクランブラにおけ
る走査線順逆変換に適合したライン番号の画像信号を適
時に順次送出するためには、論理演算装置とともに、少
なくとも第10図に示したような2系統のラインメモリ
など、充分なメモリ容ωの画像メモリ装置を備える必要
があるが、例えば放送などにおける送信側では、受信装
置の簡単化、低廉化と高品位画質の保持とを優先的に考
慮するので、特に問題とはならない。
しかして、本発明画像スクランブル方式において、上述
したように、送信側と受信側とで連携して同一乱数制御
によるスクランブルとデスクランブルを行ない得るよう
にするためには、双方で同じ乱数を同期して発生させる
必要がある。通例、かかる連携乱数制御を行なうには、
送信側と受信側とに同じフィードバック・シフトレジス
タを設けて、それぞれの初期値を同時にロードすること
により同一擬似ランダム(PN)信号を発生させる方法
が用いられる。その際、同時にロードすべき初期値のデ
ータは送信側から受信側に別途伝送する必要があるが、
初期値データの安全な伝送方法としては、例えば、本願
人の出願に係る特公昭60−134643号公報記載の
「制御情報伝送方式」がある。また、送受間で同期して
初期値をロードする方法については、例えば、同じく本
願人の出願に係る特開昭62−77730号公報記載の
「タイミング情報伝送方式Jがある。
したように、送信側と受信側とで連携して同一乱数制御
によるスクランブルとデスクランブルを行ない得るよう
にするためには、双方で同じ乱数を同期して発生させる
必要がある。通例、かかる連携乱数制御を行なうには、
送信側と受信側とに同じフィードバック・シフトレジス
タを設けて、それぞれの初期値を同時にロードすること
により同一擬似ランダム(PN)信号を発生させる方法
が用いられる。その際、同時にロードすべき初期値のデ
ータは送信側から受信側に別途伝送する必要があるが、
初期値データの安全な伝送方法としては、例えば、本願
人の出願に係る特公昭60−134643号公報記載の
「制御情報伝送方式」がある。また、送受間で同期して
初期値をロードする方法については、例えば、同じく本
願人の出願に係る特開昭62−77730号公報記載の
「タイミング情報伝送方式Jがある。
上述のようにして、送信側と受信側とで同−PN信号を
同時に発生させると、受信側においてラインメモリのア
ドレス制御に用いる乱数値の系列が順次に求められるの
と同時に、送信側においても同一系列の乱数値が求めら
れ、したがって、送信側において受信側におけるデスク
ランブルの態様を予測することができる。したがって、
受信側の走査線順逆変換出力として原画像信号と同じ走
査線配列の画像信号を復元し得るようにするためには、
送信側で原画像信号の走査線配列を如何に変換して送出
すればよいかを予測することができ、かかる送受間の連
携乱数制御は、例えば、本願人の出願に係る特開昭60
−83670号公報記載の[画像スクランブル方式」を
用いて達成することができる。しかして、送信側におい
ては、受信側にお【プる走査線順逆変換の進行に対し、
少なくともラインメモリのメモリ容ff1Lライン分先
行させて、上述した乱数値系列を得る必要があるが、受
信側に伝送する前述した初期値データを予め発生させて
おけば、適時に所要の乱数値系列を先行して発生させる
ことができる。例えば、1フイ一ルド分のライン数No
だけ先行して同一乱数値系列を発生させる場合には、所
要の乱数値系列をそのフィールドに先立つ垂直帰線期間
より前に発生させれば、原画他信号に予め所要の走査線
順変換を施して適時に送出することができる。
同時に発生させると、受信側においてラインメモリのア
ドレス制御に用いる乱数値の系列が順次に求められるの
と同時に、送信側においても同一系列の乱数値が求めら
れ、したがって、送信側において受信側におけるデスク
ランブルの態様を予測することができる。したがって、
受信側の走査線順逆変換出力として原画像信号と同じ走
査線配列の画像信号を復元し得るようにするためには、
送信側で原画像信号の走査線配列を如何に変換して送出
すればよいかを予測することができ、かかる送受間の連
携乱数制御は、例えば、本願人の出願に係る特開昭60
−83670号公報記載の[画像スクランブル方式」を
用いて達成することができる。しかして、送信側におい
ては、受信側にお【プる走査線順逆変換の進行に対し、
少なくともラインメモリのメモリ容ff1Lライン分先
行させて、上述した乱数値系列を得る必要があるが、受
信側に伝送する前述した初期値データを予め発生させて
おけば、適時に所要の乱数値系列を先行して発生させる
ことができる。例えば、1フイ一ルド分のライン数No
だけ先行して同一乱数値系列を発生させる場合には、所
要の乱数値系列をそのフィールドに先立つ垂直帰線期間
より前に発生させれば、原画他信号に予め所要の走査線
順変換を施して適時に送出することができる。
なお、一定の期間に戸り、フィールド毎に同一初期値を
ロードした場合には、スクランブル画像を通常の受PA
機で観視したときにスクランブルパターンが固定して見
えるようになり、また、フィールド毎に初期値をロード
しない場合には、スクランブルパターンが常に流動して
見えるようになり、初期値データおよびそのロードの仕
方によりスクランブル画像の見え方を種々制御すること
ができる。
ロードした場合には、スクランブル画像を通常の受PA
機で観視したときにスクランブルパターンが固定して見
えるようになり、また、フィールド毎に初期値をロード
しない場合には、スクランブルパターンが常に流動して
見えるようになり、初期値データおよびそのロードの仕
方によりスクランブル画像の見え方を種々制御すること
ができる。
つぎに、本発明画像スクランブル方式の主眼とする受信
側デスクランブラにおけるアドレス制御信号の構成につ
いて種々の実施態様を説明する。
側デスクランブラにおけるアドレス制御信号の構成につ
いて種々の実施態様を説明する。
まず、第1の実施態様としては、第3図示の構成による
しライン分のラインメモリLMに対して、第1図に示し
たように有効画面をLライン毎に等分割した各ブロック
毎に、アドレス番号(1)〜(L)が、第4図につき上
述したように、それぞれ任意の順序で1回ずつ発生する
ようにしてアドレス制御信号を構成すると、第1図に示
したようなラインパーミュテーションが行なわれる。な
お、この実flif1様においては、有効画面をLライ
ン分ずつに等分割した各ブロック内のみでそれぞれのし
ライン分のみの走査線順変換を行なうのであるから、各
ブロック内のライン数りが小さい場合には、相関が比較
的強い範囲内でスクランブルを行なうことになるので、
画像内容の秘匿性がメモリコストの低下とともに低減す
る。また、ディクランプルを施した復元画像において、
Lライン毎のブロック間の境界が目立って異和感が生じ
易くなるおそれがある。
しライン分のラインメモリLMに対して、第1図に示し
たように有効画面をLライン毎に等分割した各ブロック
毎に、アドレス番号(1)〜(L)が、第4図につき上
述したように、それぞれ任意の順序で1回ずつ発生する
ようにしてアドレス制御信号を構成すると、第1図に示
したようなラインパーミュテーションが行なわれる。な
お、この実flif1様においては、有効画面をLライ
ン分ずつに等分割した各ブロック内のみでそれぞれのし
ライン分のみの走査線順変換を行なうのであるから、各
ブロック内のライン数りが小さい場合には、相関が比較
的強い範囲内でスクランブルを行なうことになるので、
画像内容の秘匿性がメモリコストの低下とともに低減す
る。また、ディクランプルを施した復元画像において、
Lライン毎のブロック間の境界が目立って異和感が生じ
易くなるおそれがある。
上述のような問題の発生を避けたアドレス制御信号構成
の第2の実施態様を第5図および第6図(a)、(b)
について説明するに、第3図示の構成のラインメモリL
Mの読出し即書込みを第5図に示す構成のアドレス制御
信号により制御する。
の第2の実施態様を第5図および第6図(a)、(b)
について説明するに、第3図示の構成のラインメモリL
Mの読出し即書込みを第5図に示す構成のアドレス制御
信号により制御する。
図示の構成によるアドレス制御信号においては、最先の
アドレス制御ブロックIに、第4図につき前述したと同
様に、アドレス番号(1)〜(4)をそれぞれ1回ずつ
任意の順序で配列し、まず、ラインメモリLMの各メモ
リアドレスのすべてに、そのとき到来した新たな画像信
号の4ライン分を順次に書込む。しかして、引続くアド
レス制御ブロック■においては、第4図につき前述した
ように4ライン分ずつに区切ることなく、有効画面にお
ける残余のラインのすべてに対し、すなわち、同じく簡
単のために有効画面が16ラインからなるとしたときに
は第1ブロツクの制御アドレスにより書込んだ4ライン
を除く残余の12ラインに対し、アドレス番号(1)〜
(4)をランダムに繰返して発生させ、しかる後に、ア
ドレス制御ブロック■において再びアドレス番号(1〉
〜(4)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で配列し、その
とき到来したフィールドの有効画面におけるすべての入
力ライン1〜16を、洩れなく、アドレス番号(1)〜
(4)のいずれかのメモリアドレスに一旦書込むととも
に、すべての入力ライン1〜16を逆変換した図示の順
序で洩れなく読出す。その結果、画像信号の各フィール
ド毎に走査線順逆変換が完結するとともに、復元画像に
制御ブロック間の境界が目立つ画質劣化がなくなり、し
かも、乱数制御の範囲が拡大されて秘匿性が増大する。
アドレス制御ブロックIに、第4図につき前述したと同
様に、アドレス番号(1)〜(4)をそれぞれ1回ずつ
任意の順序で配列し、まず、ラインメモリLMの各メモ
リアドレスのすべてに、そのとき到来した新たな画像信
号の4ライン分を順次に書込む。しかして、引続くアド
レス制御ブロック■においては、第4図につき前述した
ように4ライン分ずつに区切ることなく、有効画面にお
ける残余のラインのすべてに対し、すなわち、同じく簡
単のために有効画面が16ラインからなるとしたときに
は第1ブロツクの制御アドレスにより書込んだ4ライン
を除く残余の12ラインに対し、アドレス番号(1)〜
(4)をランダムに繰返して発生させ、しかる後に、ア
ドレス制御ブロック■において再びアドレス番号(1〉
〜(4)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で配列し、その
とき到来したフィールドの有効画面におけるすべての入
力ライン1〜16を、洩れなく、アドレス番号(1)〜
(4)のいずれかのメモリアドレスに一旦書込むととも
に、すべての入力ライン1〜16を逆変換した図示の順
序で洩れなく読出す。その結果、画像信号の各フィール
ド毎に走査線順逆変換が完結するとともに、復元画像に
制御ブロック間の境界が目立つ画質劣化がなくなり、し
かも、乱数制御の範囲が拡大されて秘匿性が増大する。
第5図につき上述した態様のアドレス制御信号を用いて
有効画面が16ラインからなる画像信号の走査線順逆変
換をフィールド周期毎に完結するようにII御した場合
におけるライン番号配列順復元の態様を第6図(a )
について説明するに、アドレス制御ブロック1において
、アドレス番号(1)〜(4)のメモリアドレスに入力
ライン1〜4の画像信号をそれぞれ書込むのにわずかに
先行して、すてに自送まれている4ライン分のダミー信
号1〜4が読出される。なお、かかるダミー信号は、走
査線順逆変換の動作原理から覆れば無用のものであり、
復元画面には表示されないが、受信回路各部の動作を定
常化するために挿入しておく。引続くアドレス制御ブロ
ック■においては、最先の指定アドレス番号(1)のメ
モリアドレスにそのとき到来した入力ライン5の画像信
号が書込まれるのに先行して、アドレス制御ブロックエ
においてそのメモリアドレスに書込んである入力ライン
1の画像信号が読出される。以下、引続いて図示の順の
アドレス番号のメモリアドレスに入力ライン6〜16の
画像信号が書込まれるとともに、それぞれのメモリアド
レスにすでに書込まれている入力ラインの画像信号が図
示の変換類に読出される。
有効画面が16ラインからなる画像信号の走査線順逆変
換をフィールド周期毎に完結するようにII御した場合
におけるライン番号配列順復元の態様を第6図(a )
について説明するに、アドレス制御ブロック1において
、アドレス番号(1)〜(4)のメモリアドレスに入力
ライン1〜4の画像信号をそれぞれ書込むのにわずかに
先行して、すてに自送まれている4ライン分のダミー信
号1〜4が読出される。なお、かかるダミー信号は、走
査線順逆変換の動作原理から覆れば無用のものであり、
復元画面には表示されないが、受信回路各部の動作を定
常化するために挿入しておく。引続くアドレス制御ブロ
ック■においては、最先の指定アドレス番号(1)のメ
モリアドレスにそのとき到来した入力ライン5の画像信
号が書込まれるのに先行して、アドレス制御ブロックエ
においてそのメモリアドレスに書込んである入力ライン
1の画像信号が読出される。以下、引続いて図示の順の
アドレス番号のメモリアドレスに入力ライン6〜16の
画像信号が書込まれるとともに、それぞれのメモリアド
レスにすでに書込まれている入力ラインの画像信号が図
示の変換類に読出される。
しかして、アドレス制御ブロック■の終端においては有
効画面のすべての入力ラインの画像信号の虐込みは完了
しているが、アドレス制御ブロック1に対応する4ライ
ン分の入力ラインの画像信号がいずれかのアドレス番号
のメモリアドレスに残っているので、アドレス制御ブロ
ック■においてアドレス番号(1)〜(4)を任意の順
序で発生させて、すべてのメモリアドレスに残っている
入力ラインの画像信号を洩れなく読出し、そのフィール
ドの走査線順逆変換を完結させるとともに、上述したと
同様の理由により、すべてのメモリアドレスにダミー信
号1〜4を書込んでおく。
効画面のすべての入力ラインの画像信号の虐込みは完了
しているが、アドレス制御ブロック1に対応する4ライ
ン分の入力ラインの画像信号がいずれかのアドレス番号
のメモリアドレスに残っているので、アドレス制御ブロ
ック■においてアドレス番号(1)〜(4)を任意の順
序で発生させて、すべてのメモリアドレスに残っている
入力ラインの画像信号を洩れなく読出し、そのフィール
ドの走査線順逆変換を完結させるとともに、上述したと
同様の理由により、すべてのメモリアドレスにダミー信
号1〜4を書込んでおく。
しかして、受信側デスクランブラにおける上述の走査線
順逆変換により、ラインメモリに対する入力ライン1〜
16が図示の順序に変換されて読出されたときに、再生
画像においては原画像の有効画面におけるライン番号田
〜[が正常な順序に復元して配列されていなければなら
ず、そのためには入力ライン1〜16として原画像の有
効画面における各ライン番号が図示の順序に予め変換し
て配列されていなければならない。かかる原画像に対す
るライン番号配列順変換は、第4図につき前述したと全
く同様の受信側アドレス番号発生の乱数制御の予測およ
びその予測に基づく走査線順変換の論理演算により、送
信側スクランブラにおいて受信側デスクランブラと連携
して行なうことができる。なお、第5図に示したように
、原画像の有効画面におけるほぼ全数の走査線について
単一のアドレス制御ブロック内で走査線順変換を円滑か
つ容易に行ない得るようにするには、フィールド周期の
全ラインメモリすなわちフィールドメモリを必要とする
のが一般である。また、ラインメモリLMにおける各ア
ドレス番号(1)〜(4)のメモリアドレスにそれぞれ
書込まれる画像信号のライン番号は第6図(b)に示す
ようになり、各アドレス番号(1)〜(4)に対して必
ずしも均等に配分する必要はない。
順逆変換により、ラインメモリに対する入力ライン1〜
16が図示の順序に変換されて読出されたときに、再生
画像においては原画像の有効画面におけるライン番号田
〜[が正常な順序に復元して配列されていなければなら
ず、そのためには入力ライン1〜16として原画像の有
効画面における各ライン番号が図示の順序に予め変換し
て配列されていなければならない。かかる原画像に対す
るライン番号配列順変換は、第4図につき前述したと全
く同様の受信側アドレス番号発生の乱数制御の予測およ
びその予測に基づく走査線順変換の論理演算により、送
信側スクランブラにおいて受信側デスクランブラと連携
して行なうことができる。なお、第5図に示したように
、原画像の有効画面におけるほぼ全数の走査線について
単一のアドレス制御ブロック内で走査線順変換を円滑か
つ容易に行ない得るようにするには、フィールド周期の
全ラインメモリすなわちフィールドメモリを必要とする
のが一般である。また、ラインメモリLMにおける各ア
ドレス番号(1)〜(4)のメモリアドレスにそれぞれ
書込まれる画像信号のライン番号は第6図(b)に示す
ようになり、各アドレス番号(1)〜(4)に対して必
ずしも均等に配分する必要はない。
しかして、第6図示のような構成のアドレス制御信号に
より、画像信号のフィールド周期でラインパーミュテー
ションを繰返し行なう場合には、あるフィールドの有効
画面に対する走査線順変換および逆変換を、次のフィー
ルドの有効画面に対する走査線順変換および逆変換の開
始前に完結させて、ラインメモリLMをクリアしておく
必要があり、そのために、第6図(a )に示した構成
のメモリアドレス制御においては、最終アドレス制御ブ
ロック■において、最先アドレス制御ブロックエに対応
して4ライン分のアドレス番号を1回ずつ配列して、有
効画面16ライン分の画像信号読出しを完了させている
。
より、画像信号のフィールド周期でラインパーミュテー
ションを繰返し行なう場合には、あるフィールドの有効
画面に対する走査線順変換および逆変換を、次のフィー
ルドの有効画面に対する走査線順変換および逆変換の開
始前に完結させて、ラインメモリLMをクリアしておく
必要があり、そのために、第6図(a )に示した構成
のメモリアドレス制御においては、最終アドレス制御ブ
ロック■において、最先アドレス制御ブロックエに対応
して4ライン分のアドレス番号を1回ずつ配列して、有
効画面16ライン分の画像信号読出しを完了させている
。
しかしながら、一般に、第7図に示すように、各フィー
ルドのN1ラインからなる有効画面の間に介在する垂直
帰線期間のライン数N2より、ラインメモリLMのメモ
リ容量ライン数りを大きくすると、次のフィールドの有
効画面に対する走査線変換および逆変換の開始前、すな
わち、前のフィールドの有効画面に引続く垂直帰線期間
内に、前のフィールドの有効画面に対する走査線順変換
および逆変換を完結させ得なくなる。例えば、走査線数
525の標準方式のテレビジョン画像信号について説明
すると、1フイールドのライン数N。
ルドのN1ラインからなる有効画面の間に介在する垂直
帰線期間のライン数N2より、ラインメモリLMのメモ
リ容量ライン数りを大きくすると、次のフィールドの有
効画面に対する走査線変換および逆変換の開始前、すな
わち、前のフィールドの有効画面に引続く垂直帰線期間
内に、前のフィールドの有効画面に対する走査線順変換
および逆変換を完結させ得なくなる。例えば、走査線数
525の標準方式のテレビジョン画像信号について説明
すると、1フイールドのライン数N。
−Nl+N2は・262.5であり、1フイールドの有
効画面のライン数N1は242であり、垂直帰線期間の
ライン数N2は20.5であるから、1フイ一ルド周期
毎に有効走査線の順序変換および逆変換を完結するには
、ラインメモリLMのメモリ容量うイン数りをL≦N
o’ N + =20.5とする必要がある。したが
って、メモリ容量ライン数りを20以上に選定して乱数
It、11 Illの範囲の拡大により秘匿性を増大さ
せるためには、各フィールドの有効画面に引続く垂直帰
線期間を超えて当該フィールドの有効画面に対するライ
ンパーミュテーションを続行し得るようにアドレス制御
信号を構成する必要が生ずる。もっとも、一般に、画像
信号の垂直帰線期間には、各種の制御情報をコード化す
るなどして伝送する場合が多いこともあり、画面の同期
制御を安定化するうえからも、スクランブルを施さない
方が望ましい。
効画面のライン数N1は242であり、垂直帰線期間の
ライン数N2は20.5であるから、1フイ一ルド周期
毎に有効走査線の順序変換および逆変換を完結するには
、ラインメモリLMのメモリ容量うイン数りをL≦N
o’ N + =20.5とする必要がある。したが
って、メモリ容量ライン数りを20以上に選定して乱数
It、11 Illの範囲の拡大により秘匿性を増大さ
せるためには、各フィールドの有効画面に引続く垂直帰
線期間を超えて当該フィールドの有効画面に対するライ
ンパーミュテーションを続行し得るようにアドレス制御
信号を構成する必要が生ずる。もっとも、一般に、画像
信号の垂直帰線期間には、各種の制御情報をコード化す
るなどして伝送する場合が多いこともあり、画面の同期
制御を安定化するうえからも、スクランブルを施さない
方が望ましい。
しかしながら、ラインパーミュテーションの秘匿性を重
視する場合に、引続く垂直基線期間を超えて有効画面の
ラインパーミュテーションを続行し得るようにしたアド
レス制御信号構成を、第3の*施態様として、第7図に
つき説明する。
視する場合に、引続く垂直基線期間を超えて有効画面の
ラインパーミュテーションを続行し得るようにしたアド
レス制御信号構成を、第3の*施態様として、第7図に
つき説明する。
いま、画像信号のフィールド(I)における有効画面の
N1ラインと引続く垂直基線期間のN2ラインとに亘っ
て、図示のように、書込み順に配列したライン番号[)
−+ 2=xコと作動順に配列したアドレス制御番号
A1〜AN+とを付し、前述した各実施態様におけると
同様に、アドレス制御ブロック■におけるアドレス制御
番号A1〜ALにはラインメモリLMの各アドレス番号
(1〉〜(L)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で割当て
、残余の有効画面に対応するアドレス制御ブロック■に
おけるアドレス制御番号△L+1〜AN+には、第6図
(a )におけると同様に、ラインメモリLMの各アド
レス番号(1)〜(L)をランダムに繰返して割当てる
。しかして、かかるアドレス制御ブロック■に引続くア
ドレス制御ブロックにおいては、第6図(a )におけ
ると同様に、ラインメモリLMのメモリ容1mライン分
のアドレス制御番号Ap4+++〜AN I +Lに対
して、アドレス番号(1)〜(L)をそれぞれ1回ずつ
任意の順序で割当てれば、フィールド毎の有効画面にお
けるすべてのライン番号[il−[]に対するラインパ
ーミュテーションは完結するが、メモリ容量ライン数り
が垂直帰線期間のライン数N2より大きいのであるから
、上述したアドレス制御番号A〜1+1〜AN I +
Lのうち、垂直帰線期間に対応するアドレス制御番号A
Nt++〜ANI+N2に対しては、第6図(a )に
おけると同様にダミー信号がラインメモリLMに書込ま
れるが、残余のアドレス制御番号ANI+N2+1〜A
N I +Lに対しては、次のフィールド(II)にお
ける有効画面のライン番号田〜[の画像信号がラインメ
モリLMに書込まれる。したがって、第7図に示すよう
に、フィールドCI)に対応する最終のアドレス制御番
号AN l +Lに引続゛くN2ライン分のアドレス制
御信号に対して、垂直帰線期間におけるN2ライン分の
アドレス制御番号ANI+I〜AN l 十りとは配列
順は異なっても同じ組合わせのアドレス番号を割当てれ
ば、フィールド(I)に対応する最終のアドレス制御番
号AN l +Lに引続き、まず、N2ライン分のダミ
ー信号が読出□された後に、次のフィールド(TI)に
おける有効画面のライン番号■〜[Kコの画像信号が読
出されることになり、順次のフィールドの有効画面に対
してフィールド毎のラインパーミュテーションが円滑に
行なわれることになる。
N1ラインと引続く垂直基線期間のN2ラインとに亘っ
て、図示のように、書込み順に配列したライン番号[)
−+ 2=xコと作動順に配列したアドレス制御番号
A1〜AN+とを付し、前述した各実施態様におけると
同様に、アドレス制御ブロック■におけるアドレス制御
番号A1〜ALにはラインメモリLMの各アドレス番号
(1〉〜(L)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で割当て
、残余の有効画面に対応するアドレス制御ブロック■に
おけるアドレス制御番号△L+1〜AN+には、第6図
(a )におけると同様に、ラインメモリLMの各アド
レス番号(1)〜(L)をランダムに繰返して割当てる
。しかして、かかるアドレス制御ブロック■に引続くア
ドレス制御ブロックにおいては、第6図(a )におけ
ると同様に、ラインメモリLMのメモリ容1mライン分
のアドレス制御番号Ap4+++〜AN I +Lに対
して、アドレス番号(1)〜(L)をそれぞれ1回ずつ
任意の順序で割当てれば、フィールド毎の有効画面にお
けるすべてのライン番号[il−[]に対するラインパ
ーミュテーションは完結するが、メモリ容量ライン数り
が垂直帰線期間のライン数N2より大きいのであるから
、上述したアドレス制御番号A〜1+1〜AN I +
Lのうち、垂直帰線期間に対応するアドレス制御番号A
Nt++〜ANI+N2に対しては、第6図(a )に
おけると同様にダミー信号がラインメモリLMに書込ま
れるが、残余のアドレス制御番号ANI+N2+1〜A
N I +Lに対しては、次のフィールド(II)にお
ける有効画面のライン番号田〜[の画像信号がラインメ
モリLMに書込まれる。したがって、第7図に示すよう
に、フィールドCI)に対応する最終のアドレス制御番
号AN l +Lに引続゛くN2ライン分のアドレス制
御信号に対して、垂直帰線期間におけるN2ライン分の
アドレス制御番号ANI+I〜AN l 十りとは配列
順は異なっても同じ組合わせのアドレス番号を割当てれ
ば、フィールド(I)に対応する最終のアドレス制御番
号AN l +Lに引続き、まず、N2ライン分のダミ
ー信号が読出□された後に、次のフィールド(TI)に
おける有効画面のライン番号■〜[Kコの画像信号が読
出されることになり、順次のフィールドの有効画面に対
してフィールド毎のラインパーミュテーションが円滑に
行なわれることになる。
ここで、前述した各種の実Fi11様によるアドレス制
御信号を構成するためのラインメモリ1ill 111
回路装置は、一般に、フィードバックシフトレジスタ等
を用いて構成するが、ここでは簡単に構成した場合の概
略構成例を第8図に示して説明するに、図示の回路構成
においては、第3図に示した基本的構成におけるアドレ
ス制御回路ACをクロックパルス発生器Caとラインメ
モリLMのメモリ容量ライン数りを法とするモジュロL
のカウンタC【とにより構成してあり、クロックパルス
発生器C℃におけるクロックパルス発生の仕方によって
カウンタC【を制御する。すなわち、例えば、有効画面
における最先の1542分については、ライン毎に1個
ずつクロックパルスを発生させて、カウンタCtにより
形成するアドレス制御信号が指定するアドレス番号を1
ずつ増大させ、ラインメモリLMの各メモリアドレスに
翔込んであるダミー信号をクリアしたあとに有効画面に
対応したライン単位の入出力画像信号を順次に占込む。
御信号を構成するためのラインメモリ1ill 111
回路装置は、一般に、フィードバックシフトレジスタ等
を用いて構成するが、ここでは簡単に構成した場合の概
略構成例を第8図に示して説明するに、図示の回路構成
においては、第3図に示した基本的構成におけるアドレ
ス制御回路ACをクロックパルス発生器Caとラインメ
モリLMのメモリ容量ライン数りを法とするモジュロL
のカウンタC【とにより構成してあり、クロックパルス
発生器C℃におけるクロックパルス発生の仕方によって
カウンタC【を制御する。すなわち、例えば、有効画面
における最先の1542分については、ライン毎に1個
ずつクロックパルスを発生させて、カウンタCtにより
形成するアドレス制御信号が指定するアドレス番号を1
ずつ増大させ、ラインメモリLMの各メモリアドレスに
翔込んであるダミー信号をクリアしたあとに有効画面に
対応したライン単位の入出力画像信号を順次に占込む。
ついで、例えば第7図に示したように、有効画面におけ
る(N+−L)ライン分について、ライン毎にランダム
な個数のクロックパルスを発生させて、Lを法とするカ
ウンタCtから1〜Lの範囲における1種の数値をアド
レス番号としてランダムな順序で形成する。ついで、有
効画面に引続く垂直帰線期間と次のフィールドの有効画
面における最先のLラインとについては、ライン毎に1
個ずつクロックパルスを発生させて、帰線消去期間に対
応して表示されない部分についてはスクランブルを施さ
ずに読出すようにする。
る(N+−L)ライン分について、ライン毎にランダム
な個数のクロックパルスを発生させて、Lを法とするカ
ウンタCtから1〜Lの範囲における1種の数値をアド
レス番号としてランダムな順序で形成する。ついで、有
効画面に引続く垂直帰線期間と次のフィールドの有効画
面における最先のLラインとについては、ライン毎に1
個ずつクロックパルスを発生させて、帰線消去期間に対
応して表示されない部分についてはスクランブルを施さ
ずに読出すようにする。
しかして、ラインパーミュテーションによりスクランブ
ルを施したカラー画像を通常のカラー受像機で観視する
と、走査線順の変換によって画像内容が判別し難くなる
伯に、色がつかなかったり、原画とは異なる色相となっ
て、不快感が生ずることがあるが、かかる彩色の乱れは
、一般のカラーテレビジョン方式においてはライン毎に
色副搬送波の位相を反転させているために生じたもので
あり、ラインパーミュテーションを行なった状態で相隣
るライン間で色副搬送波の位相が反転しなくなると受像
機のカラー信号処理回路が正常に作動しなくなるために
生じたものである。
ルを施したカラー画像を通常のカラー受像機で観視する
と、走査線順の変換によって画像内容が判別し難くなる
伯に、色がつかなかったり、原画とは異なる色相となっ
て、不快感が生ずることがあるが、かかる彩色の乱れは
、一般のカラーテレビジョン方式においてはライン毎に
色副搬送波の位相を反転させているために生じたもので
あり、ラインパーミュテーションを行なった状態で相隣
るライン間で色副搬送波の位相が反転しなくなると受像
機のカラー信号処理回路が正常に作動しなくなるために
生じたものである。
かかるカラー信号処理回路の不安定動作の発生を避けて
ラインパーミュテーションを行ない得るようにしたアド
レス制御信号構成の第4の実施態様を第9図について説
明するに、ラインパーミュテーションに用いるメモリ容
aLライン分のラインメモリLMを原画像の奇数番目ラ
イン用と偶数番目ライン用とに分けて、それぞれL/2
ライン分ずつのメモリ容量を有する2個のラインメモリ
LM+および1M2を備え、共通のアドレス!II t
211回路ACによりそれぞれ制御するとともに、入出
カラインが奇数番目であるか偶数番目であるかに応じ、
互いに連動するスイッチSW+およびSW2により入出
カラインの画像信号を切換えるようにする。したがって
、前述した第1乃至第3の実施態様におけるメモリ容量
ライン数りが偶数であるとすれば、第1乃至第4の実施
態様によるアドレス制御信号の構成をそのまま、ライン
メモリLM+および1M2のアドレス制御にそれぞれ適
用することができる。
ラインパーミュテーションを行ない得るようにしたアド
レス制御信号構成の第4の実施態様を第9図について説
明するに、ラインパーミュテーションに用いるメモリ容
aLライン分のラインメモリLMを原画像の奇数番目ラ
イン用と偶数番目ライン用とに分けて、それぞれL/2
ライン分ずつのメモリ容量を有する2個のラインメモリ
LM+および1M2を備え、共通のアドレス!II t
211回路ACによりそれぞれ制御するとともに、入出
カラインが奇数番目であるか偶数番目であるかに応じ、
互いに連動するスイッチSW+およびSW2により入出
カラインの画像信号を切換えるようにする。したがって
、前述した第1乃至第3の実施態様におけるメモリ容量
ライン数りが偶数であるとすれば、第1乃至第4の実施
態様によるアドレス制御信号の構成をそのまま、ライン
メモリLM+および1M2のアドレス制御にそれぞれ適
用することができる。
なお、上述したラインパーミュテーションによる画像ス
クランブルにおける色副搬送波位相の問題は、わが国の
標準方式とするNTSC方式のみならず、いわゆるMU
SE方式による符号化ハイビジョン信号にラインパーミ
ュテーションによる画像スクランブルを施す場合にも同
様に生ずるが、上述した第4の実施態様のアドレス制御
により同様に対処することができる。
クランブルにおける色副搬送波位相の問題は、わが国の
標準方式とするNTSC方式のみならず、いわゆるMU
SE方式による符号化ハイビジョン信号にラインパーミ
ュテーションによる画像スクランブルを施す場合にも同
様に生ずるが、上述した第4の実施態様のアドレス制御
により同様に対処することができる。
また、以上の説明においては、考え方を簡単にするため
に、2系統のラインメモリを備えるようにしたが、メモ
リ容MLライン分の単一のラインメモリLMのみを用い
、有効画面における奇数番目のライン群はラインメモリ
LMの奇数番目のメモリアドレス群によって処理し、偶
数番目のライン群は偶数番目のメモリアドレス群によっ
て処理するようにアドレス制御信号を構成することによ
っても同様の作用効果を得ることができる。
に、2系統のラインメモリを備えるようにしたが、メモ
リ容MLライン分の単一のラインメモリLMのみを用い
、有効画面における奇数番目のライン群はラインメモリ
LMの奇数番目のメモリアドレス群によって処理し、偶
数番目のライン群は偶数番目のメモリアドレス群によっ
て処理するようにアドレス制御信号を構成することによ
っても同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本発明方式のラインパーミュテーションによる
画像スクランブルにおいては、ラインパーミュテーショ
ン用ラインメモリの容MLライン分のうち、一部のメモ
リアドレス群のみを用いてラインパーミュテーションを
施すようにアドレス制御を行なえば、ラインパーミュテ
ーションの範囲が縮小されるので、スクランブル画像の
内容が判別し易くなる。したがって、ラインメモリのメ
モリ容量の使用範囲の増減によってスクランブルによる
画像内容の秘匿性を増減させることができる。
画像スクランブルにおいては、ラインパーミュテーショ
ン用ラインメモリの容MLライン分のうち、一部のメモ
リアドレス群のみを用いてラインパーミュテーションを
施すようにアドレス制御を行なえば、ラインパーミュテ
ーションの範囲が縮小されるので、スクランブル画像の
内容が判別し易くなる。したがって、ラインメモリのメ
モリ容量の使用範囲の増減によってスクランブルによる
画像内容の秘匿性を増減させることができる。
しかして、ラインパーミュテーションにより画像スクラ
ンブルを行なった際に、伝送路や受像機の特性によって
画像信号に垂直方向のサグ等が生ずる場合には、復元画
像につぎのような画質劣化が生ずる。すなわち、例えば
、垂直同期信号の黒レベルの直後に伝送されるラインの
画像信号波形は、その立上りが遅れる場合があり、かか
る波形立上りの遅れた画像信号のラインが伝送後のデス
クランプルによって復元画像の中周部分に位置すると、
復元画像の中間部に暗いラインが生じて画質が劣化する
。かかる場合の対策として原画像の有効画面における上
端部にはラインパーミュテーションを施さないようにす
るアドレス制御をアドレス制御信号構成の第5の実施態
様として説明するに、いま、有効画面の上端部における
にライン分についてはラインパーミュテーションを施さ
ないで原画像のまま再生することとして、まず、前述し
た各実施態様におけると同様に、有効画面の最先のLラ
イン分のアドレス制御信号としてアドレス番号(1)〜
(L)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で発生させた後、
引続くにライン分のアドレス制御信号として、最先のし
ライン分中の最先のペライン分に対応するアドレス番号
配列と同一配列のアドレス番号を発生させるよ゛うにす
る。
ンブルを行なった際に、伝送路や受像機の特性によって
画像信号に垂直方向のサグ等が生ずる場合には、復元画
像につぎのような画質劣化が生ずる。すなわち、例えば
、垂直同期信号の黒レベルの直後に伝送されるラインの
画像信号波形は、その立上りが遅れる場合があり、かか
る波形立上りの遅れた画像信号のラインが伝送後のデス
クランプルによって復元画像の中周部分に位置すると、
復元画像の中間部に暗いラインが生じて画質が劣化する
。かかる場合の対策として原画像の有効画面における上
端部にはラインパーミュテーションを施さないようにす
るアドレス制御をアドレス制御信号構成の第5の実施態
様として説明するに、いま、有効画面の上端部における
にライン分についてはラインパーミュテーションを施さ
ないで原画像のまま再生することとして、まず、前述し
た各実施態様におけると同様に、有効画面の最先のLラ
イン分のアドレス制御信号としてアドレス番号(1)〜
(L)をそれぞれ1回ずつ任意の順序で発生させた後、
引続くにライン分のアドレス制御信号として、最先のし
ライン分中の最先のペライン分に対応するアドレス番号
配列と同一配列のアドレス番号を発生させるよ゛うにす
る。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テレ
ビジョンやハイビジョンの画像信号に対する画像スクラ
ンブルを受信側に備えるメモリのコストを低減させても
容易に達成することができる。
ビジョンやハイビジョンの画像信号に対する画像スクラ
ンブルを受信側に備えるメモリのコストを低減させても
容易に達成することができる。
すなわち、ラインパーミュテーションによる画像内容の
秘匿性を高めるには走査線順変換の範囲を拡げる必要が
あり、その復元に従来は受信側に備えるラインメモリの
メモリ容量を増大させる必要があったが、本発明によれ
ば、受信側ラインメモリのメモリ容量を少なくとも半減
させることができ、したがって、従来と同じメモリ容量
によってラインパーミュテーションのtelを少なくと
も倍増させて、画像内容の秘匿性を大幅に向上させるこ
とができる。
秘匿性を高めるには走査線順変換の範囲を拡げる必要が
あり、その復元に従来は受信側に備えるラインメモリの
メモリ容量を増大させる必要があったが、本発明によれ
ば、受信側ラインメモリのメモリ容量を少なくとも半減
させることができ、したがって、従来と同じメモリ容量
によってラインパーミュテーションのtelを少なくと
も倍増させて、画像内容の秘匿性を大幅に向上させるこ
とができる。
なお、本発明方式の画像スクランブルにおいては、受信
側メモリ容量の低減に加えて、送信側メモリ8爾も従来
とほぼ変らず、また、メモリ制御は若干複雑化するが、
放送用画像信号に適用する場合には、受信側装置の簡単
化を重視するので、特に問題となることはない。
側メモリ容量の低減に加えて、送信側メモリ8爾も従来
とほぼ変らず、また、メモリ制御は若干複雑化するが、
放送用画像信号に適用する場合には、受信側装置の簡単
化を重視するので、特に問題となることはない。
また、本発明方式の画像スクランブルにおいては、画像
を区分したブロックの境界が復元画像で目立たず、異和
感を生ずることが少なく、特に、カラー画像における色
彩の乱れを生ずることもなくなる。
を区分したブロックの境界が復元画像で目立たず、異和
感を生ずることが少なく、特に、カラー画像における色
彩の乱れを生ずることもなくなる。
さらに、スクランブル画像の放送においては、番組開始
時に通常の受像機によっても画像内容が多少判別し得る
ように画像内容の秘匿性を低減させて、スクランブル画
像放送に対する加入促進を図ることが考えられているが
、本発明によれば、かかるスクランブル効果の可変制御
も、受信側メモリ容量の使用wi囲の可変制御によって
達成することが可能となる。
時に通常の受像機によっても画像内容が多少判別し得る
ように画像内容の秘匿性を低減させて、スクランブル画
像放送に対する加入促進を図ることが考えられているが
、本発明によれば、かかるスクランブル効果の可変制御
も、受信側メモリ容量の使用wi囲の可変制御によって
達成することが可能となる。
第1図は走査線順変換による画像スクランブルの動作原
理を示す線図、第2図は画像スクランブルにおけるライ
ンメモリのアドレス制御の動作原理を示す縮図、第3図
は本発明画像スクランブル方式における受信側メモリ装
置の基本構成を示すブロック線図、第4図は同じくその
受信側メモリ装置のアドレス制御の例を示す線図、第5
図は同じくそのアドレス制御の他の例を示す構成図、第
6図(a)および(b ”)は同じくそのアドレス制御
の他の例をそれぞれ示す線図および構成図、第7図は同
じくそのアドレス制御のさらに他の例を示す線図、第8
図は本発明画像スクランブル方式における受信側メモリ
制御装置の構成例を示すブロック線図、第9図は同じく
その受信側メモリ制御装置の他の構成例を示すブロック
線図、第10図は従来の受信側メモリ制御装置の構成を
示すブロック線図である。 LM、LM+ 、1M2・・・ラインメモリAC・・・
アドレス制御回路
理を示す線図、第2図は画像スクランブルにおけるライ
ンメモリのアドレス制御の動作原理を示す縮図、第3図
は本発明画像スクランブル方式における受信側メモリ装
置の基本構成を示すブロック線図、第4図は同じくその
受信側メモリ装置のアドレス制御の例を示す線図、第5
図は同じくそのアドレス制御の他の例を示す構成図、第
6図(a)および(b ”)は同じくそのアドレス制御
の他の例をそれぞれ示す線図および構成図、第7図は同
じくそのアドレス制御のさらに他の例を示す線図、第8
図は本発明画像スクランブル方式における受信側メモリ
制御装置の構成例を示すブロック線図、第9図は同じく
その受信側メモリ制御装置の他の構成例を示すブロック
線図、第10図は従来の受信側メモリ制御装置の構成を
示すブロック線図である。 LM、LM+ 、1M2・・・ラインメモリAC・・・
アドレス制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、画像信号の走査線の順序を変換して画像内容を秘匿
する画像スクランブルを施して送信した画像信号を受信
して画像内容を復元するにあたり、受信側に複数走査線
分の画像信号を走査線単位で記憶し得るメモリ手段およ
びそのメモリ手段の書込みと読出しとを走査線単位で制
御するメモリアドレスを選択的に発生させてそのメモリ
アドレスに対する書込みと読出しとをほぼ同時に行なわ
させるメモリ制御手段を備えるとともに、送信側に前記
メモリ手段および前記メモリ制御手段にそれぞれ対応し
て連動するメモリ手段およびメモリ制御手段を備え、受
信側において前記メモリ制御手段から無作為に発生させ
たメモリアドレスに応じて前記メモリ手段から走査線単
位の画像信号を順次に読出したときに前記画像スクラン
ブルにより秘匿した画像内容が復元されるように、送信
側において前記それぞれ対応して連動するメモリ手段お
よびメモリ制御手段により走査線の順序を予め変換した
画像信号を送出するようにしたことを特徴とする画像ス
クランブル方式。 2、受信側において、前記メモリ手段における前記複数
走査線分のメモリアドレスを、それぞれ1回ずつそれぞ
れ任意の順序で配列した少なくとも1個のブロックをな
して、前記メモリ制御手段から発生させるようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像スクラ
ンブル方式。 3、受信側において、画像信号のフィールド毎に有効画
面の最先の走査線を最先の前記複数走査線分に含めて走
査線の順序を変換した画像信号を受信して前記メモリ手
段に順次に書込むにあたり、前記複数走査線分のメモリ
アドレスを1回ずつ任意の順序で配列した第1のブロッ
ク、当該フィールドの有効画面における残余の走査線分
に対応して前記複数走査線分のメモリアドレスを無作為
に配列した第2のブロックおよび前記複数走査線分のメ
モリアドレスを1回ずつ任意の順序で配列した第3のブ
ロックを順次になして、前記メモリ手段のメモリアドレ
スを前記メモリ制御手段から発生させるようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像スクラン
ブル方式。 4、受信した画像信号の順次のフィールド毎に前記メモ
リ制御手段から発生させる前記第3のブロックのメモリ
アドレスのうち、当該フィールドの有効画面に引続く垂
直帰線期間に対応するメモリアドレスの配列と同一配列
のメモリアドレスを当該第3のブロックに引続いて発生
させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第3
項記載の画像スクランブル方式。 5、受信側に備える前記メモリ制御手段をクロックパル
ス発生器および前記複数走査線分の走査線数と同一の数
値を法としてクロックパルスを計数するカウンタを用い
て構成し、前記クロックパルス発生器から前記カウンタ
に印加するクロックパルス数を制御することにより、当
該メモリ制御手段から発生するメモリアドレスの配列を
制御するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲前
記各項のいずれかに記載の画像スクランブル方式。 6、受信側に2系統の前記メモリ手段および前記メモリ
制御手段を備え、画像信号におけるフィールド毎の奇数
番目の走査線群と偶数番目の走査線群とに分けて前記画
像スクランブルを施した画像信号を受信し、奇数番目の
走査線群と偶数番目の走査線群とに分けて前記2系統の
前記メモリ手段に書込むようにしたことを特徴とする特
許請求の範囲前記各項のいずれかに記載の画像スクラン
ブル方式。 7、画像信号におけるフィールド毎の奇数番目の走査線
群と偶数番目の走査線群とに分けて前記画像スクランブ
ルを施した画像信号を受信し、奇数番目の走査線群と偶
数番目の走査線群との画像信号を分けて前記メモリ手段
における奇数番目のメモリアドレス群と偶数番目のメモ
リアドレス群とにそれぞれ書込むようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
載の画像スクランブル方式。 8、画像信号のフィールド毎に有効画面の最先の走査線
を最先の前記複数走査線分に含めて走査線の順序を変換
した画像信号を受信して前記メモリ手段に順次に書込む
にあたり、前記複数走査線分のメモリアドレスをそれぞ
れ1回ずつ任意の順序で配列したメモリアドレスのブロ
ックに引続き、当該ブロックにおける最先の所定個数の
メモリアドレスの配列と同一配列のメモリアドレスを発
生させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
2項乃至第6項のいずれかに記載の画像スクランブル方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107953A JP2515793B2 (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 画像デスクランブラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107953A JP2515793B2 (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 画像デスクランブラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63274284A true JPS63274284A (ja) | 1988-11-11 |
JP2515793B2 JP2515793B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=14472242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62107953A Expired - Fee Related JP2515793B2 (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 画像デスクランブラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515793B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5947887A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-17 | Hitachi Ltd | デイジタルスクランブルシステム |
JPS61216584A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-09-26 | アイテイ−テイ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | ビデオデコ−ダ装置及びその方法 |
-
1987
- 1987-05-02 JP JP62107953A patent/JP2515793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5947887A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-17 | Hitachi Ltd | デイジタルスクランブルシステム |
JPS61216584A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-09-26 | アイテイ−テイ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | ビデオデコ−ダ装置及びその方法 |
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---|---|
JP2515793B2 (ja) | 1996-07-10 |
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