JPS6327386B2 - - Google Patents

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JPS6327386B2
JPS6327386B2 JP5329879A JP5329879A JPS6327386B2 JP S6327386 B2 JPS6327386 B2 JP S6327386B2 JP 5329879 A JP5329879 A JP 5329879A JP 5329879 A JP5329879 A JP 5329879A JP S6327386 B2 JPS6327386 B2 JP S6327386B2
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JP
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formula
alkyl group
carbon atoms
dye
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Riinhaato Hooru
Hegaa Geruto
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPS6327386B2 publication Critical patent/JPS6327386B2/ja
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    • C09B69/045Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes of anionic dyes with nitrogen containing compounds of anionic azo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09B35/00Disazo and polyazo dyes of the type A<-D->B prepared by diazotising and coupling
    • C09B35/02Disazo dyes
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、次式: 〔式中、 Vは水素原子、NO2基もしくはSO3基を表わ
し、 Wは水素原子、メチル基もしくは炭素原子数1
ないし4のアルコキシ基を表わし、 Y1はCN基、CONH2基もしくはCON(CH32
を表わし、 X1は水素原子、炭素原子数1ないし18のアル
キル基、ベンジル基もしくはフエニル基を表わ
し、 nは1もしくは2を表わし、並びに HBは次式: (式中、 R1、R2及びR3は一緒になつて炭成原子数7な
いし24のアルキル基を表わす。)で表わされる基
または次式: (式中、 それぞれR1及びR3は互いに独立して水素原子
または炭素原子数1ないし8の直鎖もしくは枝分
れ鎖アルキル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8の直鎖そしくは枝
分れ鎖アルキル基を表わし、並びに R4は炭素原子数1ないし8の直鎖もしくは枝
分れ鎖アルキル基を表わし、そして それぞれEは次式:
【式】もしくは
【式】 (式中、 それぞれR5及びR6は互いに独立して水素原子
もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
わし、並びに R7は合計して炭素原子数1ないし18の直鎖も
しくは枝分れ鎖アルキル基を表わす。)で表わさ
れる基のうちのひとつを表わす。)で表わされる
基を表わす。〕で表わされるアゾ染料スルホン酸
塩に関する。 本発明の染料塩は、相当するアゾ染料モノスル
フオン酸塩またはジスルフオン酸塩をそれぞれ1
または2モルのアミンBと反応させることによつ
て得られる。 アゾ染料スルフオン酸塩は、次式: で表わされるアミンのジアゾ化合物のうちのひと
つと次式: で表わされるピリドン(上記式中、V、W、X1
及びY1は上記で定義した意味を表わす。)をカツ
プリングさせることにより得られる。 アミンの例は次の通りである。 アニリン−2−、3−または4−スルフオン酸 アニリン−2,4−ジスルフオン酸 アニリン−2,5−ジスルフオン酸 4−メチル−アニリン−2−スルフオン酸 2−メチル−アニリン−4−スルフオン酸 カツプリング成分の例として以下にピリドンを
列挙する。: 2,6−ジヒドロキシ−4−メチルピリジン 2,6−ジヒドロキシ−5−シアノ−4−メチ
ルピリジン 1,4−ジメチル−2−ヒドロキシ−5−シア
ノ−ピリドン−6 1−エチル−2−ヒドロキシ−4−メチル−5
−シアノ−ピリドン−6 1−イソプロピル−2−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5−シアノ−ピリドン−6 1−n−ブチル−2−ヒドロキシ−4−メチル
−5−シアノ−ピリドン−6 1−n−オクチル−2−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5−シアノ−ピリドン−6 1−n−オクタデシル−2−ヒドロキシ−4−
メチル−5−シアノ−ピリドン−6 1−ベンジル−2−ヒドロキシ−4−メチル−
5−シアノ−ピリドン−6 1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシ−4−メ
チル−5−シアノ−ピリドン−6 1−フエニル−2−ヒドロキシ−4−メチル−
5−シアノ−ピリドン−6 1−p−トルイル−2−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5−シアノ−ピリドン−6 1−ヒドロキシエチル−2−ヒドロキシ−4−
メチル−5−シアノ−ピリドン−6 1−シアノエチル−2−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5−シアノ−ピリドン−6 1−メトキシエチル−2−ヒドロキシ−4−メ
チル−5−シアノ−ピリドン−6 1−メトキシプロピル−2−ヒドロキシ−4−
メチル−5−シアノ−ピリドン−6 1−イソプロポキシプロピル−2−ヒドロキシ
−4−メチル−5−シアノ−ピリドン−6 1−エチル−2−ヒドロキシ−4−メチル−5
−カルバモイル−ピリドン−6 ジアゾ化反応は鉱酸溶液中で亜硝酸塩と常法で
行う。カツプリングは弱酸性から弱アルカリ性媒
体中で行うのが有利である。アゾ染料は塩析して
沈殿させ、過で分離するか、アミンを加えて直
接アミン塩に転化し、この水に難溶性の塩を過
によつて分離することも可能である。 アミンの例として、次式: (式中、 R1、R2及びR3は上記で定義した意味を表わ
す。)で表わされるもので、ローム アンド ハ
ース社(Rohm&Haas)からプライメン
(Primene)81−RおよびプライメンJM−T
の商品名で前述のアミン混合物が得られる。 アミンの例としては、次式: (式中、 E、R1、R3、R4及びR7は上記で定義した意味
を表わす。)で表わされる前述のものである。 メチル11−アミノ−2,2−ジメチル−トリデ
カノエート(沸点78−80℃/0.07mbar、n20 D
1.4494)、n−ペンチル11−アミノ−2,2−ジ
メチル−トリデカノエート(沸点126−128℃/
0.03mbar、n20 D=1.4494)、イソプロピル11−アミ
ノ−2,2−ジメチル−トリデカノエート(沸点
95℃/0.013mbar、n20 D=1.4469)、メチル11−ア
ミノ−2,2,12−トリメチルトリデカノエート
(沸点106−107℃/0.04mbar、n20 D=1.4511)、n
−ペンチル11−アミノ−2,2,12−トリメチル
−トリデカノエート(沸点138−139℃/
0.013mbar、n20 D=1.4505)、メチル11−アミノ−
トリデカー4,8−ジエネート(沸点106−108
℃/0.3mbar、n20 D=1.4754)。 式の化合物は、 式: で表わされる1−アザシクロドデセンまたは式 で表わされる1−アザ−1,5,9−シクロドデ
カトリエンを無機酸の存在下に水性または水性−
有機媒体中で、それぞれ公知の方法で反応させ
て、 式: (上記からの式中、 R1乃至R6およびEは式において示したと同
じ意味を持ち、 Xは無機酸の陰イオンを表わし、 nはX2の価数に相当する整数を表わす。) で表わされる化合物を生成させ、続いて式の化
合物をそれぞれ11−アミノ−ウンデカン酸または
11−アミノ−ウンデカ−4,8−ジエン酸に酸化
し、反応を第三段階として、これらの酸を、式:
R7OH(式中、R7は全部で炭素原子数1乃至18の
直鎖または分枝鎖のアルキル基を表わす。) で表わされるアルコールと公知の方法で反応させ
て相当する式のエステルを生成する。 塩の形成は、染料スルフオン酸のアルカリ金属
塩の溶液または懸濁液をアミンの水溶性塩、望ま
しくは低級脂肪酸、特に蟻酸または酢酸との塩の
水溶液と反応させることによつて行うのが有利で
ある。この反応は40乃至80℃の間の温度PH7以下
で行うのが有利である。 この染料塩は水性反応媒体中に不溶であるか
ら、過によつて分離することが出来る。 上記の反応は有機溶媒単独または有機溶媒と水
との混合物中で行つてもよい。 望ましい実施態様としては、限られた水溶性を
持つ有機溶媒に溶解したアミン溶液を染料スルフ
オン酸のアルカリ金属塩の水溶液または懸濁液に
加え、この混合物を無機または有機酸で酸性とし
て十分に混合し、これにより染料スルフオン酸の
アミン塩は有機溶媒相に移り、この有機溶媒層を
分離して溶媒を蒸発除去することによつて、染料
スルフオン酸のアミン塩を分離することが出来
る。この二相系による反応は10℃と溶媒/水混合
物の沸点との間の温度で行う。有機溶媒としては
メチレンクロリド、クロロフオルム、またはクロ
ロベンゼンのような塩素化された炭化水素、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオクチルエーテルのよう
なエーテル、メチルイソブチルケトン、ジイソプ
ロピルケトンのようなケトン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、プロピオン酸第三ブチルのようなエステ
ル、またはn−ブタノール、イソアミルアルコー
ル、第三アミルアルコールのようなアルコールを
使用するのが望ましい。 本発明の新規な染料塩は、メタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、イソプロパノールのよ
うな特に低級アルカノールであるアルコール、エ
チレングリコールモノメチルまたはモノエチルエ
ーテルのようなアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテル、プロピレングリコールのようなアル
キレングリコール、ベンジルアルコールのような
芳香脂肪族アルコール、これらのアルコールの混
合物、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンのようなケトン、シクロヘキサノ
ン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、グリ
コールモノアセテートのようなカルボン酸エステ
ル、クロロフオルム、メチレンクロリド、エチレ
ンクロリド、四塩化炭素のような望ましくは低級
脂肪族炭化水素であるハロゲン化した炭化水素へ
の溶解度が卓抜して高い。 本発明の染料塩が上記のケトン、特にアセトン
に対して高い溶解度を持つことから、セルロース
21/2アセテートのスピン染色(spin−dyeing)に
好適であり、またハロゲン化低級脂肪族炭化水
素、特にクロロフオルムおよびメチレンクロリ
ド/メタノール(9:1)に高い溶解度を持つこ
とから、セルローストリアセテートのスピン染色
にも使用出来る。スピン染色したフアブリツクは
色合の純度と深さ、着色剤の優れた分布、洗浄、
水、漂白、クロス染め、ドライクリーニング、摩
擦、アイロン処理、乾燥熱および光に対して堅牢
さを示す非常に良好な堅牢性等の点で優れてい
る。 アルコール、エステルおよびこれらの混合物に
良好な溶解性を示すことから、本発明の染料塩は
特にフイルム形成重合体の着色に適している。 フイルム形成重合体のアルコールおよび/また
はエステル含有溶液とは、本明細書においては、
特にフレキソグラフ印刷の印刷インクに使用する
のに適した液体ビヒクルを意味する。これら溶液
中には、重合体として例えばシエラツクやマニラ
コーパルのような中性樹脂、または例えばエチル
セルロースのようなセルロースエーテルあるいは
ニトロセルロースのようなセルロースエステル、
更には、アメリカ特許明細書第2347923号に記載
の生成物のような、望ましくはコロフオニウムに
よつて変性したマレート樹脂またはフエノール−
フオルムアルデヒド樹脂、例えばアメリカ特許明
細書第2663649号に記載されているポリアミンと
ポリカルボキシ化合物との重縮合生成物のような
ポリアミド樹脂、更にまた、尿素−フオルムアル
デヒドおよびメラミン−フオルムアルデヒド縮合
生成物、ケトン−フオルムアルデヒド縮合生成
物、ポリビニルアセテートまたはポリアクリル酸
樹脂、例えばポリブチルアクリレート樹脂、また
はその混合物、グリセロールまたはペンタエリス
リトールのような多価アルコールをマレイン酸ま
たはフタル酸単独またはリンシード油やカスター
油からのもののような不飽和脂肪族酸と組合せて
重縮合した生成物を含む。 更に、フイルム形成重合体の溶液には湿潤剤、
例えば、ココナツツ油脂肪酸ビス−(β−ヒドロ
キシエチル)アミドのような高級脂肪酸ビス−ヒ
ドロキシ−アルキルアミド、可塑剤、例えばフタ
レート、およびシリコン油のようなその他の成分
等のようなラツカーセクターに使用される通常の
補助剤を含有していてよい。 本発明の染料塩を含むフイルム形成重合体の溶
液は、例えばアルミニウムホイルのような金属ホ
イル、紙、ガラス、合成樹脂シートおよびフイル
ム等のような種々の材料を印刷するのに適してい
る。また、広範囲な種類の表面、例えば、金属部
品、プラスチツク成形品あるいは木材板の表面の
コーテイングにも適している。この溶液は保存可
能で、上記物質上にむらのない、強い、耐水性の
コーテイングが得られる。 スイス国特許第337284号明細書中では、モノア
ゾ染料物質及び有機塩基からの黄色染料塩を記載
している。これらの公知染料塩を4つの本質的な
特徴により本発明の染料と区別できる。すなわ
ち、 1 ジアゾ成分はニトロ基のひとつを示す。 2 カツプリング成分はピラゾロンである。 3 スルフオン基は、カツプリング成分残基中に
存在する。 4 塩基としてジシクロヘキシルアミン及びグア
ニジンを使用するという4つの点である。 本発明の染料塩の出発物質、例えばイギリス特
許明細書第1296857号に記載のアルカリ塩に比較
して、本発明の染料塩は有機溶媒にはるかに高い
溶解度を示すという有利さを持つ。 実施例 1: 次式: で表わされるモノアゾ染料38.4g(0.1モル)を
40℃の温水1000mlに懸濁した。プライメン
(Primene)81−R(ロームアンドハース社)
19.5g(0.1モル)を水200mlと85%蟻酸6mlに溶
解した溶液を上記の均質な懸濁液に滴下しながら
加えた。この反応混合物を更に蟻酸を加えて酸性
とし(リトマス試験紙)、40〜45℃で数時間撹拌
した。この染料塩を過により分離し、水で十分
に洗浄して80〜90℃で真空乾燥することにより、
低級アルコールおよびケトンに非常に容易に溶解
する黄色粉末53gを得た。 実施例 2 同様に良好な溶解度を持つ類似の染料塩が、プ
ライメン(Primene)81−Rの代りにプライメ
ンJM−Tを0.1モル使つて実施例1の方法を行
うことにより得られた。 実施例 3 アニリン−2,4−ジスルフオン酸を1−エチ
ル−2−ヒドロキシ−4−メチル−5−シアノ−
ピリドン−5にカツプリングさせて得られたモノ
アゾ染料のナトリウム塩48.6g(0.1モル)を水
300mlとメチルイソブチルケトン300ml中で撹拌し
た。プライメン(Primene)81−R(ロームアン
ドハース社)38.8g(0.2モル)と蟻酸を上記混
合物にPHが3.5〜4になるまで滴下して加えた。
この反応混液を40〜45℃で1時間撹拌し、両相を
分離し、有機溶媒相を水250mlで洗浄した。溶媒
を蒸留して除去し、残渣を温度を上げて真空乾燥
することにより、例えばアセトン、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、ベンジルアルコール、エチレングリコールモ
ノメチルおよびモノエチルエーテルおよびこれら
溶媒の混合物、例えばエタノール/トルエン
(70:30)、エタノール/エチレングリコールモノ
エチルエーテル(85:15)、エタノール/酢酸エ
チル(50:50)、メチレンクロリド/メタノール
(9:1)のような印刷インクやラツカーセクタ
ーに通常用いられる溶媒に非常に容易に溶解する
黄色の染料塩68gを得た。これを使用した印刷イ
ンク、着色ラツカーやアセテート繊維は純粋な黄
色を示すことを特徴とする。 実施例 4 表1において、欄のアミンを欄に記したピ
リドンでジアゾ化し、得られたアゾ染料スルフオ
ン酸のナトリウム塩と欄のアミンを実施例3の
方法に従つて反応させて得られた染料塩を示す。
欄にこれら染料塩を使用して得られた印刷イン
クの色合を示す。
【表】 実施例 12 スルフアニル酸を1−エチル−2−ヒドロキシ
−4−メチル−5−シアノ−ピリドン−6にカツ
プリングして得られたモノアゾ染料のカリウム塩
40.1g(0.1モル)を水1200mlに懸濁させた。プ
ライメン(Primene)JM−T(ロームアンドハー
ス(Rhom&Haas))、平均分子量297、酸滴定か
ら含量90.5%)32.8g(0.1モル)を水250mlと85
%蟻酸7mlに溶解した溶液を室温で上記懸濁液に
滴下して加えた。更にPHが4と4.5の間になるま
で蟻酸を加え、次いでブタノール750mlを加える。
この混合物を染料塩がブタノールに溶解するまで
撹拌した。分液ロートでブタノール相を分離し、
水で二回洗浄後、濃縮した。最後に残渣を真空乾
燥し、粉末化可能な帯黄褐色生成物67gを得た。
この生成物はエタノール、アセトン、酢酸エチル
およびメチレンクロリド/メタノール(9:1)
の混合溶媒に非常に容易に溶解する。この染料
塩、溶媒およびニトロセルロースかアセチルセル
ロースまたはアルキド/メラミン樹脂を含むよう
に配合したラツカーは紙や金属表面に非常にあざ
やかな黄色の着色を行う。
【表】 実施例18から27 表3において、欄のアミンを欄のピリドン
によりジアゾ化またはテトラアゾ化し、得られた
アゾ染料スルフオン酸のナトリウム塩を欄のア
ミンにより実施例42の方法に従つて反応させて得
られた染料塩を示す。欄はこれらの染料塩を使
つて得られた印刷インクの色合を示す。
【表】 実施例 28 実施例3において得られた染料塩5gを、ジブ
チルフタレート約18%を加えたアルコール可溶低
粘性ニトロセルロース15g、エチレングリコール
モノエチルエーテル10g、酢酸エチル20gおよび
94%エタノール50gから得られたニトロセルロー
スラツカー95gに加えた。この混合物を着色剤が
均一に分布するまで撹拌した。次いでこのラツカ
ーを、厚さ約12μmの湿潤フイルムとなるように
オパール紙またはアルミニウムホイルにフイルム
アプリケーター(アールケイケミカルカンパニー
RK。Chemical CO.Ltd、ロイストン イギリス
Royston,Englandのハンドコーター)を使つ
て塗布し、乾燥させた。これにより暴露並びに水
やバターの処理に対し卓越した耐性を持つ、強く
附着し均一であざやかな黄色仕上げが得られた。 実施例 29 実施例3において得られた染料塩20g、漂白し
た、ワツクスを含まないセラツク30g、ジブチル
フタレート5gおよびエタノール45gを混合し
た。 得られた印刷インクは良好な貯蔵寿命を持ち、
紙やアルミニウムホイル上にフレキソグラフ印刷
するためにはそのまま、またはエタノールで希釈
して使用出来る。この印刷インクにより、上記の
物質上に良好な密着性を持つあざやかな黄色印刷
が得られた。 実施例 30 実施例3において得られた染料塩1.3gを、固
形分含量25%にしたアセチルセルロースのアセト
ン溶液1000g中に振り込んだ。これにアセトン20
mlを加え、この混合物を良く密栓したびんに入
れ、染料が完全に溶解するまでローラー上で回転
させた。次いで、この着色した紡績液を噴出さ
せ、得られた細糸を長い加熱筒内を走らせると、
直接巻取りが可能となつた。この着色素材はあざ
やかな黄色の色合を持ち、優れた堅牢度、特に洗
浄、水、漂白、クロス染色、ドライクリーニン
グ、摩擦、アイロン処理、乾燥熱および光に対す
る優れた堅牢度を持つていた。 式の化合物を製造する実施例を以下に述べ
る。 実施例 31 a 3,3−ジメチル−12−エチル−1−アザシ
クロドデセン975g(4.37モル)を、水600g中
に硫酸450g(4.6モル)を溶解した溶液中に撹
拌しながら約35分間かけて滴下して加えた。こ
の透明で、わずかに黄色味を帯びた溶液をアル
デヒド不純物を完全に除去するために20分間蒸
気で処理した。引き続き、この水性溶液をオー
トクレープ中、酸素圧20バールで50℃、3時間
撹拌した。この酸性反応混合物を水酸化ナトリ
ウムで中和することにより、11−アミノ−2,
2−ジメチル−トリデカン酸820g(3.2モル)
を得た。収率は理論値の73%。融点:164−165
℃ 元素分析(C15H31NO2として) 分子量 257.42 計算値 C69.99% H12.14% N5.44% O12.43% 実測値 C70.03% H12.10% N5.54% O− マススペクトル:分子ピーク257 フラグメントピーク228,182,140,58 b 11−アミノ−2,2−ジメチル−トリデカン
酸51.4g(0.2モル)、メタノール200mlおよび
硫酸22g(0.224モル)を3時間リフラツクス
した。次いで過剰のメタノールを蒸散させ、残
渣を水約200mlで希釈した。反応溶液を水酸化
ナトリウム水溶液で弱アルカリ性(PH8−10)
とすることにより、アミノ酸エステルは上層の
有機相に分離した。引き続き蒸溜することによ
り、理論値の89.5%の収率で11−アミノ−2,
2−ジメチル−トリデカン酸メチルエステル
48.5g(0.179モル)が得られた。 本明細書に記載したその他の式の化合物は全
く同様の方法で調製することが出来る。 実施例 32 ジアゾ化した2−アミノベンゼンスルフオン酸
を1−エチル−2−ヒドロキシ−4−メチル−5
−シアノ−ピリドン−6(ナトリウム塩)にカツ
プリングすることによつて得られたモノアゾ染料
19.2g(0.05モル)を水500mlに懸濁した。11−
アミノ−2,2,12−トリメチル−トリデカン酸
ペンチルエステル17.1g(0.05モル)、85%蟻酸
4mlおよび水80mlの混合物を上記懸濁液に滴下し
て加えた。この液を45−50℃で数時間撹拌し、
過した。過ケーキを最初は希蟻酸で洗浄し、次
に水洗した後、60℃で真空乾燥した。分離した上
記の式で表わされる溶媒染料の収量は35.7gであ
つた。この染料はエタノール、アセトン、酢酸エ
チルおよびエチレングリコールモノエチルエーテ
ルに易溶であつた。 実施例 33−38: 11−アミノ−2,2,12−トリメチル−トリデ
カン酸ベンチルエステル0.05モルの代りに、式
で表わされるアミンの内のひとつを相当量使用す
ることにより、同様の方法で有用な黄色の溶媒染
料が得られた。 実施例 39 ジアゾ化したアニリン−2,4−ジスルフオン
酸を1−エチル−2−ヒドロキシ−4−メチル−
5−シアノピリドン−6にカツプリングして得ら
れたモノアゾ染料塩のナトリウム塩48.6g(0.1
モル)を水を300mlおよびメチルイソブチルケト
ン300ml中で撹拌した。2,2−ジメチル−11−
イソプロピル−11−アミノウンデカン酸ペンチル
エステル68.4g(0.2モル)および蟻酸をPHが3.5
−4になるまで滴下して加えた。染料塩の詳細な
反応及び単離は相当する実施例3を参照する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: 〔式中、 Vは水素原子、NO2基もしくはSO3基を表わ
    し、 Wは水素原子、メチル基もしくは炭素原子数1
    ないし4のアルコキシ基を表わし、 Y1はCN基、CONH2基もしくはCON(CH32
    を表わし、 X1は水素原子、炭素原子数1ないし18のアル
    キル基、ベンジル基もしくはフエニル基を表わ
    し、 nは1もしくは2を表わし、並びにHBは次
    式: (式中、 R1、R2及びR3は一緒になつて炭素原子数7な
    いし24のアルキル基を表わす。)で表わされる基
    または次式: (式中、 それぞれR1及びR3は互いに独立して水素原子
    または炭素原子数1ないし8の直鎖もしくは枝分
    れ鎖アルキル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8の直鎖もしくは枝
    分れ鎖アルキル基を表わし、並びに R4は炭素原子数1ないし8の直鎖もしくは枝
    分れ鎖アルキル基を表わし、そして それぞれEは次式:【式】もしくは 【式】 (式中、 それぞれR5及びR6は互いに独立して水素原子
    もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
    わし、並びに R7は合計して炭素原子数1ないし18の直鎖も
    しくは枝分れ鎖アルキル基を表わす。)で表わさ
    れる基のうちのひとつを表わす。)で表わされる
    基を表わす。〕で表わされるアゾ染料塩。 2 上記式中、 X1が炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
    わし、並びに Yがシアノ基を表わす特許請求の範囲第1項記
    載のアゾ染料塩。
JP5329879A 1978-04-28 1979-04-28 Azo dye sulfonate and preparation thereof Granted JPS54143439A (en)

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