JPS6327337Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6327337Y2
JPS6327337Y2 JP13840783U JP13840783U JPS6327337Y2 JP S6327337 Y2 JPS6327337 Y2 JP S6327337Y2 JP 13840783 U JP13840783 U JP 13840783U JP 13840783 U JP13840783 U JP 13840783U JP S6327337 Y2 JPS6327337 Y2 JP S6327337Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
magnetic tape
outer lid
pivot
pivot hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13840783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6047178U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13840783U priority Critical patent/JPS6047178U/ja
Publication of JPS6047178U publication Critical patent/JPS6047178U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6327337Y2 publication Critical patent/JPS6327337Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気テープカートリツジに関する。
考案の背景 磁気テープカートリツジ、特にビデオテープカ
ートリツジにおいては、ドロツプアウトや品質低
下の原因となるごみや埃りが磁気テープに付着す
るのを防止するために、テープが外部に露出する
部分に開閉リツド(蓋板)を設けてテープの保
存・輸送時にテープを覆つて保護するようになつ
ている。テープカートリツジは小型化の方向にあ
り、8mm幅の磁気テープを用いてオーデオ用のコ
ンパクトカセツトと同等以下の大きさのいわゆる
8mmビデオカートリツジを用い、且つ小型のビデ
オレコーダを用いることが試みられている。この
ようなカートリツジにおいては、カートリツジの
寸法の減少に伴つて、小さい空間を能率的に利用
する必要があるので、従来のVHS型またはベー
タ型ビデオカートリツジの単なる縮小化では満足
な動作が確保できず、全面的な見直しが必要とさ
れる。部品が小型化すれば組立容易性及び使用時
の動作信頼性の確保は一層困難となるので各種の
工夫が必要である。
第1図に示したテープカートリツジはこのよう
な試みの中で提案された8mmビデオカートリツジ
1を示すもので、下ハーフケース2及び上ハーフ
ケース3より成る本体(内部に磁気テープ巻装体
とその支持ハブを収納)の前面のテープ露出部を
覆うリツド部4を含んでおり、リツド部は第2図
のように外リツド5及び内リツド6より成る。外
リツドはロツク(図示せず)により本体2へ掛止
されているが、レコーダ(図示せず)への挿入操
作によりロツクを解除して外リツド5を矢印の方
向に回動させるとき、ピン7で外リツド5へ枢着
されている内リツド6も一緒に回動する。内リツ
ドの従動子8がカム溝9により規制されるため、
両リツドの下縁が開くので両リツドはテープTに
触れることなく上方へ移動してテープTを露出さ
せることができる。
内リツド6を外リツド5へ組込むには、外リツ
ドの両端近くに設けられたリブ板10の枢着孔へ
内リツドの両端近くの枢着ピン7を嵌合させなけ
ればならない。先ず一方の枢着孔へ一方の枢着ピ
ン7を挿入することは容易であるが、次いで他方
の枢着孔へ他方の枢着ピン7を嵌合させる際には
リブ板10を弾性変形しながらピン7を正しく枢
着孔へ挿入する必要があるので失敗が多く組立作
業に時間がかかる。
考案の目的 本考案は内外リツドの組立てを容易にした構造
を有する磁気テープカートリツジを提供すること
を目的とする。
考案の説明 次に、第3図以下の図面を参照して本考案を詳
しく説明する。なお、第1図は見掛上、本考案の
ものと変わらないから必要に応じて参照する。な
お内リツドは上で説明した内リツド6と同一また
は同様の構成である。本考案のリツド部は、外リ
ツド5と内リツド6とから成り、これらは外リツ
ド5の両端近くに設けられたリブ板10,10′
の枢着孔11,11′に内リツド6の枢着ピン7,
7′を嵌着することにより組立てられる。外リツ
ド5の両端板13,13′から内方へ突出する軸
12,12′は本体1に枢着されており、外リツ
ド5がこれらの軸12,12′の周りに回動する
ときに従動子8とカム溝(図示せず。第2図の9
と同様)の作用で内リツド6は外リツド5に対し
て相対的に枢動する。
第6図ないし第8図に拡大して示したように、
外リツド5のリブ板10は枢着孔11に近接し且
つ前面パネル15から遠い側縁にテーパ面14を
有している。このテーパ面の傾斜は他方のリブ板
10′へ向い且つ前面パネルへ向う方向である。
枢着孔11に接したリブ板の反対側縁には他方の
リブ板の方へ突出するストツパーリブ16が設け
られている。さらに、テーパ面14に隣接して位
置ぎめリブ17が設けられている。位置ぎめリブ
17の位置ぎめ縁18は枢着孔11の周縁と整列
している。リブ板10′も外リツド5の中心に関
してリブ板10と対称(鏡像)の構造になつてい
る。
組立方法と作用 以上の構造であるから、内リツド6を外リツド
5に対して正しく整列させ(第3図)、次に枢着
ピン7,7′の一方、例えば7′をリブ板10′の
枢着孔11′へ嵌入させる。次いで枢着ピン7を
リブ板10のテーパ面14に当接すると、位置ぎ
めリブ17の縁18によりピン7は枢着孔11へ
正しく整列する。第7図で内リツド6に右方への
力(第9図では下方)を加えると、枢着ピン7は
テーパ面14を押すからリブ板10は弾性変位
し、枢着ピン7はテーパ面14から滑り落ちてス
トツパー16の方へ向かう(第9図)。枢着ピン
7はストツパー16へ突当ると丁度枢着孔11へ
整列するから、リブ板10は弾性的に復元して元
の位置に戻り、第10図のように枢着ピン7は枢
着孔11へ嵌合する。
考案の作用効果 以上のように、本考案によると、磁気テープカ
ートリツジにおけるリツド部の組立てが極めて容
易に達成できるので、作業能率が高くなる利益が
得られる。なお、リブ板10,10′の一方は単
に枢着孔のみを有し、位置ぎめリブ及びストツパ
ーを持たなくても良く、その場合には位置ぎめリ
ブ及びストツパーを持たない枢着孔に先きに枢着
ピンを挿入し、次いで上述した組込み操作を行え
ば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープカートリツジの斜視図、第
2図は同カートリツジの前部断面図、第3図は本
考案のリツド部の斜視図、第4図は内リツドの部
分正面図、第5図は内リツドの側面図、第6図は
外リツドの部分背面図、第7図は第6図のA−A
断面図、第8図は第6図のリブ板の底面図、第9
図は内リツドを外リツドへ組込む際の底面図、及
び第10図は内リツドを外リツドへ組込んだ状態
を示す底面図である。図中主な部分は次の通りで
ある。 4:リツド部、5:外リツド、6:内リツド、
7:枢着ピン、8:従動子、9:カム溝、10,
10′:リブ板、11,11′:枢着孔、14:テ
ーパ面、16:ストツパー、17:位置ぎめリ
ブ、18:位置ぎめ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カートリツジ本体の前部両端へ枢着される外
    リツドと該外リツドに枢着されて該外リツドと
    協働して磁気テープの前部露出部を開閉する内
    リツドとを含む磁気テープカートリツジにおい
    て、外リツドは内リツドの枢着ピンを嵌合する
    枢着孔を有するリブ板に、前記枢着孔に接する
    ストツパーを有し、以つて枢着ピンの圧入時に
    これを枢着孔へ整列させるようにした、磁気テ
    ープカートリツジ。 (2) リブ板は、ストツパーから見て枢着孔の反対
    側において枢着ピン圧入の前に当接する側面を
    テーパ面としている前記第1項記載の磁気テー
    プカートリツジ。
JP13840783U 1983-09-08 1983-09-08 磁気テ−プカ−トリツジ Granted JPS6047178U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13840783U JPS6047178U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気テ−プカ−トリツジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13840783U JPS6047178U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気テ−プカ−トリツジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047178U JPS6047178U (ja) 1985-04-03
JPS6327337Y2 true JPS6327337Y2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=30310561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13840783U Granted JPS6047178U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気テ−プカ−トリツジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6047178U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6047178U (ja) 1985-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6327337Y2 (ja)
JPH058512B2 (ja)
JPH0447820Y2 (ja)
JPS6349911Y2 (ja)
JPS6017114Y2 (ja) テ−プカセツト
JP2696054B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPS5992466A (ja) 記録又は再生装置
US4779159A (en) Shutter latch mechanism for a disk cartridge
JP2003085916A (ja) ディスクカートリッジ、ディスク記録媒体装置及びディスク記録再生装置
JPS6017113Y2 (ja) テ−プカセツト
JPS6020211Y2 (ja) テ−プカセツト
JP2758210B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPS6316071Y2 (ja)
JP2565245B2 (ja) テープカセット
JPH0450608Y2 (ja)
JPH0447821Y2 (ja)
JPS6327333Y2 (ja)
JPH067477Y2 (ja) ディスク状記録媒体のセンタコア
JPS6017112Y2 (ja) テ−プカセツト
JPH0450610Y2 (ja)
JPS6312463Y2 (ja)
JPH0869676A (ja) ディスクカートリッジ
JPH06259917A (ja) テープカセット
JPS5995472U (ja) テ−プカセツト
JPH0731854B2 (ja) カセット装填装置