JPS6327309Y2 - - Google Patents

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JPS6327309Y2
JPS6327309Y2 JP1979174383U JP17438379U JPS6327309Y2 JP S6327309 Y2 JPS6327309 Y2 JP S6327309Y2 JP 1979174383 U JP1979174383 U JP 1979174383U JP 17438379 U JP17438379 U JP 17438379U JP S6327309 Y2 JPS6327309 Y2 JP S6327309Y2
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JP1979174383U
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【考案の詳細な説明】 本考案はテーププレヤにおける係接ガイド機構
の考案に係り、電源のオンオフ状態と関連した作
動関係を自動的に形成ししかも通電がオフされた
ときにおいても誤操作を適切に防止した新規な係
接ガイド機構を提供しようとするものである。
テーププレヤにおいて各種の操作部材およびそ
れに関連したガイドないし操作機構を設けること
は従来から種々に実施されているところである
が、このようなガイド機構は電源のオンオフ状態
とは無関係に作動し、従つて多様なガイド作用を
行わしめる場合においては必然的に複雑な構成の
ものとならざるを得ないし誤操作の発生する可能
性が高いなどの不利がある。
本考案は上記したような従来のものの不利、欠
点を解消するように研究して考案されたものであ
つて、その具体的な実施態様を添附図面に示すも
のについて説明すると、デツキ20にキヤプスタ
ン50を有する2つのフライホイール5,5が対
設され、これらのフライホイール5,5にはモー
タ21のプーリ22によつて駆動されるベルト1
5が夫々懸回されていてモータ21によりそれら
のフライホイール5,5を回転することは従来か
ら知られているこの種テーププレヤと同様であ
る。上記したようなフライホイール5,5の何れ
か一方と同軸に小ギヤ5aが設けられ、該小ギヤ
5aに対しては別にデツキ20に設けられた連動
ギヤ6が係合され、この連動ギヤ6と同軸の小ギ
ヤ部6aに対しては別の回転ギヤ4が臨ませら
れ、この回転ギヤ4の周速ギヤにはその一部に部
分切欠部4aが形成されていて第1図に示すよう
なイジエクト状態においては上記小ギヤ部6aが
この部分切欠部4aに位置して回転ギヤ4の周速
ギヤとの係合が解脱された状態を形成するように
成つている。上記した回転ギヤ4と同軸に取付け
られているのが回転操作部材たる回転板40であ
つて、その周側には後述するギヤロツク片2の係
突部23と連動片3の作動部30aの配設関係位
置に即応させて弦状切欠部41と係合切込段部4
3が図示のような関係で形成されており、しかも
その上面にデツキ20に対し長孔10dにそい作
動部材としてスライド可能に設けられたヘツド板
10のロツク部材に対して係脱する係子42が設
けられている。上記ロツク部材7はヘツド板10
の奥部に形成された取付部10bに対し枢子10
aにより回動可能に取付けられていることは図示
の通りであり、その先端部一側には傾斜フツク部
71を形成して前記係子42の回転域に臨ませる
と共に該先端部下面に係接子72を設け、この係
接子72が吸着材83を一端に設けたガイド部材
8の他端側に臨ませられ、該ガイド部材8の他端
側には第2〜4図において明かにされているよう
な係接ガイド部81と係合段82とが設けられて
いる。このガイド部材8は既述した連動ギヤ6と
同軸にデツキ20に軸着されたもので、円弧ガイ
ド孔84にそいその作用が案内され、前記吸着材
83には吸着プランジヤ9が設けられていて該吸
着プランジヤ9に通電した場合においてガイド部
材8が吸着固定化されるものである。
デツキ20の奥部に別に摺動可能に添設されて
いるのがスライド片1であつて、その一端には前
記したギヤロツク片2におけるもう1つの係止部
24に係合する係合部11を下方に屈曲して形成
し、しかもその他端には操作部12が設けられて
いてテープパツクの装入又は早送り巻戻し時にお
けるテープエンド検出信号による電磁機構の作用
などにより第1図に矢印aを以て示したような方
向に移動する作用をなす如くされている。既述し
たギヤロツク片2と連動片3とは重合されて共通
枢軸30により夫々回動可能に設けられている
が、これらのギヤロツク片2、連動片3とデツキ
20との間には夫々発条29と39とが設けられ
ていてギヤロツク片2を第1図において反時計方
向に、又連動片3を時計方向に回動する作用力を
附勢していることは図示の通りである。
上記したような本考案によるものの作用につい
て説明すると、テープパツクの装入又は早送り巻
戻し時におけるテープエンド検出信号による電磁
機構(図示せず)の作用によりスライド片1が第
1図に矢印aを以て示したようにスライドされ仮
想線の如く操作部12が移動し、それに対設され
た係合部11がギヤロツク片2を発条29の作用
力に抗して矢印bのように回動する。即ち第1図
に示したようなイジエクト状態において連動片3
の作動部30aが回転板40の弦状切欠部41に
おける一端に発条39の復元力で作用し、従つて
この回転板40及び回転ギヤ4を第1図において
時計方向に回転させるように附勢しているもの
で、斯かる回転力附勢が係合切込段部43にギヤ
ロツク片2の係突部23が係合することで図示の
ような固定ロツク関係を形成していたわけである
が、上記のようにギヤロツク片が矢印bの如く回
動することによつて係突部23と係合切込段部4
3との係合が解脱されるから回転ギヤ4が前記の
ような発条39と連動片3の弦状切欠部41に対
する附勢回転力で回動することとなり、従つて上
記イジエクト状態で連動ギヤ6に臨ませられてい
た部分切欠4a部分は矢印cのような回転ギヤ4
の回転で移動されて小ギヤ部6aと回転ギヤ4と
の係合が得られる。
一方モータ21に関しては一般的にテープパツ
クの装着で電源スイツチがオンとなることは周知
の如くでモータ21の起動が得られていることは
公知の通りであり、斯様なモータ21の起動によ
つてベルト15によりフライホイール5,5が回
転され、従つてその一方に設けられた小ギヤ5a
を介して上記連動ギヤ6およびその小ギヤ部6a
が駆動されているので、該小ギヤ部6aと回転ギ
ヤ4との上記したような係合で回転ギヤ4は引続
いて回転されることとなり、該回転ギヤ4に設け
られた係子42がロツク片7の傾斜フツク部71
に第2図に示すように作用する。即ちロツク片7
を第2図に示した矢印e,fのように作用し、そ
の力成分eによつて受動ピン72を介してガイド
部材8を外側に押出す力と、力成分fのようにロ
ツク片7(従つてヘツド板10)を発条19の作
用力に抗して第1図の下方に引出す力とが得られ
るが、ガイド部材8は吸着プランジヤ9に吸着固
定化されていることから力成分eは作動しないこ
とになり、力成分fに従つた引出力fのみが得ら
れ、ヘツド板10を引出前進させてそのヘツドを
装着されたテープパツクのテープに圧着する方向
に押出される。
上記したようなヘツド板10の前進動作中に電
源が切れた場合にはヘツド板10がその発条19
の作用で後退しようとし、ロツク片7も後退しよ
うとするが、電源の切れたことにより回転ギヤ4
および操作部材たる回転板40は何れも停止状態
のため係子42が傾斜フツク部71に引掛つてロ
ツク状態となり、ロツク片7の後退作用力は係接
子72を介して既に電源が切れて吸着力を失つた
ガイド部材8を第1図に仮想線で示すように回動
させ押しのける力として作用し、第3図に示すよ
うに傾斜フツク部71の先端が係子42を乗り越
えることになり、それによつて発条85の作用で
再び第4図に示すように復動し、第1図の実線状
態に復動する。
上記したような実施態様のものでは前記ヘツド
板10の前進作動はロツク部材たるロツク片7の
係接子72がガイド部材8の係合段82に達し、
又ロツク片7が回動することによつて第4図のよ
うな状態となり係子42と傾斜フツク部71との
係合が外れ、ピン72が係合段82に係合してヘ
ツド板10を再生位置に保持することとなる。操
作部材たる回転板40は斯かる状態を形成してか
ら更に回転し、既述したような回転ギヤ4の部分
切欠部4aが小ギヤ部6aとの係合位置に達する
ことによつて第1図に示す状態に戻り、即ち回転
板40の連動片3による回転力をギヤロツク片2
の係突部23と係合切込段部43との係合によつ
て停止させた状態で停止して次の作動に備える。
なお上記のようにして形成されている再生状態
において、該テーププレヤが早送り巻戻し或いは
イジエクト操作を受けた場合に、吸着プランジヤ
9への通電をオフするように成つていることは公
知の如くで、ガイド部材8の吸着ロツク状態が解
除され、ロツク片7の後退しようとする力によつ
てガイド部材8が時計方向に回動し、第4図のよ
うに係接子72と係止していた該ガイド部材8の
係止関係が解脱されロツク片7はヘツド板10と
共に後退することとなる。このようなヘツド板1
0の後退はテーププレヤに対する全体の電源が切
られた場合においても同様に得られる。
前記したような実施態様のものにおいて回転ギ
ヤ4およびこれと一体の操作部材たる回転板40
の回転作動を利用してヘツド板10を操作するよ
うに成つているが、本考案によるものは場合によ
つてはロツク部材たるロツク片7の傾斜フツク部
71をラツクとし、操作部材たる回転板40の係
子42をピニオンとしたラツクとピニオンのよう
な作動機構でヘツド板を直接進退操作するように
してよいことは明かである。
以上説明したような本考案によるときは吸着プ
ランジヤ9により固定化可能なガイド部材8を用
い、該ガイド部材8に係接ガイド部81と係合段
82を形成すると共に該係止部82に係脱するロ
ツク片7をヘツド板のような作動部材10に回動
可能に設けることにより吸着プランジヤ9におけ
る通電条件の如何によつて前記ガイド部材8を固
定化又は可動化することができ、それに伴つて前
記ロツク片7や作動部材10の作動関係をも適宜
に変化させて少くとも一連の作動系において複数
の作動状態を得しめることができるものであり、
しかもそのヘツド板のような作動部材の作動中に
電源がオフされた場合においてはそのロツク状態
を解除して誤操作をなからしめるものであり、し
かもそれら複数の作動関係を得るための機構的構
成を比較的簡潔化しこの種テーププレヤ等の機構
簡易化、小型化をもたらすなどの作用効果を有し
ており、実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案の機構を用いたテーププレヤ
の1例を示す平面図、第2図から第4図はその作
動関係を段階的に示した各平面図である。 然してこれらの図面において、1はスライド
片、2はギヤロツク片、3は連動片、4は回転ギ
ヤ、5はフライホイール、6は連動ギヤ、7はロ
ツク部材たるロツク片、8はガイド部材、9は吸
着プランジヤ、10は作動部材たるヘツド板、1
1は係合部、20はデツキ、23は係突部、24
は係止部、40は回転操作部材たる回転板、42
は係子、72は係接子、81は係接ガイド部、8
2は係合段、83は吸着片、85は発条を夫々示
すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 係接ガイド部を形成したガイド部材を基板に軸
    着し、前記係接ガイド部に対し係接子を有するロ
    ツク部材を配設すると共に上記ガイド部材に係合
    された吸着材に対し電源オンオフ如何により前記
    ガイド部材の作動関係を変化させるための吸着プ
    ランジヤを配設し、前記ロツク部材に係合して該
    ロツク部材および作動部材を動作位置に移動させ
    るための回転操作部材を備え、該回転操作部材を
    モータ駆動させるようにしたテーププレヤにおけ
    る係接ガイド機構。
JP1979174383U 1979-12-18 1979-12-18 Expired JPS6327309Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979174383U JPS6327309Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18

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JP1979174383U JPS6327309Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS5693854U JPS5693854U (ja) 1981-07-25
JPS6327309Y2 true JPS6327309Y2 (ja) 1988-07-25

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ID=29685121

Family Applications (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102311A (ja) * 1973-01-31 1974-09-27
JPS5111379U (ja) * 1974-07-12 1976-01-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346011Y2 (ja) * 1973-09-12 1978-11-04

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JPS49102311A (ja) * 1973-01-31 1974-09-27
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JPS5693854U (ja) 1981-07-25

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