JPS63272677A - 自動車のドア開閉装置 - Google Patents

自動車のドア開閉装置

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JPS63272677A
JPS63272677A JP62099576A JP9957687A JPS63272677A JP S63272677 A JPS63272677 A JP S63272677A JP 62099576 A JP62099576 A JP 62099576A JP 9957687 A JP9957687 A JP 9957687A JP S63272677 A JPS63272677 A JP S63272677A
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晃彦 菅田
Koji Ota
幸治 太田
Masayuki Watanabe
雅之 渡辺
Hirobumi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は自動車製造ラインにおける自動車のドア開閉装
置に係り、特に、ドアの開閉時に係合ロッドに加えられ
る横からの過負荷を検知する装置に関するものである。
従来技術 自動車の製造ラインにおいて、自動車のドアを自動的に
開閉させることが必要となる場合がある。
例えば、車体塗装ラインにおいてドア周りの塗装を自動
化するためには、ドアを自動で開閉させなければならな
い。そして、このような自動車のドアを自動的に開閉す
る装置として、移動部材に下方へ突き出して設けられた
係合ロッドが、その移動部材と共に下降させられること
によって自動車のドアと係合させられ、その状態でその
移動部材と共に略水平な方向へ移動させられることによ
って前記ドアを開閉するものが知られている。特開昭5
9−227572号公報、特開昭61−44078号公
報等に記載されている装置はその一例である。
発明が解決しようとする問題点 ところで、上記自動車製造ラインにおける自動車には、
一般にドア開き防止用のストッパや開閉治具等が設けら
れ、ドアを開閉する際にはそれに先立ってストッパ等を
解除する必要があるが、解除忘れや解除不良等に起因し
てドア開きが防止されたままになっていると、前記ドア
開閉装置によってドアを開閉する際に係合ロッドに大き
な横荷重が加えられ、その係合ロッドが折損したりドア
を破損したりする恐れがあった。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として成されたものであり、
その目的とするところは、ドアの開閉時に係合ロッドに
大きな横荷重が加えられたことを検知して係合ロッドの
折損やドアの破損等を防止することにある。
かかる目的を達成するため、本発明は、前述した自動車
のドア開閉装置において、(a)前記係合ロッドを常に
は前記移動部材に対して相対移動不能に固定してその係
合ロッドによる前記ドアの開閉を可能とするが、その係
合ロッドに予め定められた一定値以上の横荷重が加えら
れたときにはその係合ロッドが前記移動部材に対して揺
動することを許容するロッド保持装置と、(b)前記係
合ロッドに係合させられてその係合ロッドの揺動に伴っ
て上下動させられる検知片を有し、その検知片の上下変
位によってその係合ロッドの揺動を検知する検知手段と
を設けたことを特徴とする。
作用および発明の効果 このようなドア開閉装置においては、ロッド保持装置に
よって移動部材に固定された係合ロッドが自動車のドア
と係合させられ、その状態で移動部材と共に略水平な方
向へ移動させられることにより、通常は自動車のドアを
開閉することができるが、例えば自動車のドア開きがス
トッパ等によって防止されたままになっている場合等に
おいて、係合ロッドによるドアの開閉時にその係合ロッ
ドに予め定められた一定値以上の横荷重が加えられると
、その係合ロッドは移動部材に対して揺動させられる。
そして、この係合ロッドの揺動に伴ってその係合ロッド
に係合させられている検知片が上下動させられることに
より、検知手段によって係合ロッドの揺動が検知される
したがって、かかる本発明のドア開閉装置によれば、通
常は係合ロッドによって自動車のドアを開閉し得る一方
、係合ロッドに大きな横荷重が加えられた場合にはその
ことが検知手段によって検知されるため、その検知に基
づいて移動部材の移動を停止させたり、或いは移動部材
を上昇させて係合ローラドとドアとの係合を解除したり
することにより、係合ロッドの折損やドアの破損等を未
然に防止することができる。
ここで、上記検知手段は検知片の上下変位によって係合
ロッドの揺動を検知するようになっているため、例えば
その係合ロッドを、前記移動部材に設けられて前記ドア
と係合させられる円筒形状の本体部材と、その本体部材
内に上下方向の移動可能に配設されて下端がその本体部
材の下端から下方へ突き出す摺動部材とから構成し、前
記検知片をその摺動部材の上端に係合させておけば、係
合ロッドを下降させてドアと係合させる際に自動車の位
置ずれ等に起因して摺動部材がドア等に当接させられ、
本体部材に対して相対的に上昇させられると、そのこと
が検知手段によって検知され、一つの検知手段によって
係合時における異常とドア開閉時における異常とを共に
検知することができる。
また、前記ロッド保持装置は、少なくともドア開閉時に
係合ロッドに加えられる横荷重の方向への揺動可能に係
合ロッドを保持するものであればよいが、例えば係合ロ
ッドに設けられた外向きフランジをスプリングによって
前記移動部材に押圧するなどして、如何なる向きの横荷
重が加えられてもその方向へ係合ロッドが揺動し得るよ
うにしておけば、移動部材の移動軌跡を定める場合等に
おいて係合ロッドの取付姿勢を考慮する必要がない。
また、前記移動部材および係合ロッドにそれぞれ位置決
めテーパ面およびその位置決めテーパ面に対応するテー
パ面を設け、上記スプリングによって係合ロッドが移動
部材に押圧されることにより、それ等のテーパ面と位置
決めテーパ面とが係合して係合ロッドが予め定められた
配設位置に位置決めされるようにしておけば、横荷重が
解除されることによって係合ロッドは常にその配設位置
に精度よく復帰させられる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1・図および第2図において、取付ベース10の先端
部分にはドア開閉用スティック12が下方へ突き出すよ
うに配設されている。取付ベース10は、第3図から明
らかなようにその基端部においてロボットハンド14に
固設され、自動車16のドア18を開閉するように予め
プログラムされた軌跡に沿って移動させられる。すなわ
ち、自動車16が自動車製造ラインの塗装工程まで図示
しないコンベア等によって搬送されると、取付ベース1
0は先ずスティック12がドア18のガラス溝20の上
方に位置するように移動させられ、その後、スティック
12がそのガラス溝20内に挿入されるまで下降させら
れる。これにより、スティック12はドア18と係合さ
せられ、その状態で取付ベース10が自動車16から離
間する方向へ略水平に移動させられることにより、ドア
18はスティック12によって開かれる。そして、ドア
18の内板への塗装が終了すると、取付ベース10は逆
に自動車16に接近する方向へ略水平に移動させられ、
ドア18はスティック12によって閉じられる。本実施
例では、取付ベース10が移動部材でスティック12が
係合ロッドである。
ここで、上記スティック12は、取付ベース10に配設
されて前記ドア18と係合させられる円筒形状の本体部
材22と、その本体部材22内に上下方向の移動可能に
設けられた摺動部材としての異常検知棒24とから構成
されている。本体部材22は、取付ベース10に形成さ
れた取付穴26内を挿通させられているとともに、中間
部に設けられた外向きフランジ28が保持装置30によ
って取付ベース10に押圧されることにより、その取付
ベース10に固定されている。保持装置30は、取付穴
26を中心として等角度間隔で立設された3本の取付ボ
ルト32と、それ等の取付ボルト32に螺合されたナフ
ト34と、そのナツト34と上記外向きフランジ28と
の間に配設された一対のばね受け36.38と、それ等
のばね受け36と38との間に配設された圧縮コイルス
プリング40とから構成されており、その圧縮コイルス
プリング40の付勢力によって外向きフランジ28.は
その中心線まわりにおいて略均−に取付ベース10に押
圧されている。この保持装置30はロッド保持装置に相
当する。
上記3本の圧縮コイルスプリング40による外向きフラ
ンジ28の押圧力は、常には本体部材22を取付ベース
10に相対移動不能に固定して、その本体部材22によ
るドア18の開閉を可能とするが、予め定められた一定
値以上の横荷重Fが本体部材22に加えられた場合には
、第4図に実線で示されているように、その本体部材2
2が取付ベース10に対して揺動することを許容する大
きさである。上記一定値は、本体部材22が折損したり
ドア18が破損したりすることのない値に設定される。
なお、前記取付ボルト32は、外向きフランジ28に設
けられた挿通孔42内を挿通させられているが、その挿
通孔42の大きさは本体部材22の揺動を許容するよう
に設定されている。
また、前記取付穴26は大径部と小径部とから成り、そ
れ等の内周面はそれぞれ上方へ向かう程拡径する位置決
めテーパ面、14.46とされている。一方、本体部材
22の外向きフランジ28およびその外向きフランジ2
8の下部には、上記位置決めテーパ面44.46に対応
するテーパ面48.50が形成されている。これにより
、本体部材22は、前記圧縮コイルスプリング40によ
って取付ベース10に押圧されることにより、それ等の
テーバ面48.50と位置決めテーパ面44゜46との
係合に基づいて予め定められた配設位置に精度よく位置
決めされる。
一方、前記異常検知棒24は、その上端近傍に設けられ
たリング52が本体部材22の上端近傍の内周面に形成
された段部に当接させられることにより、下端が本体部
材22の下端から下方へ突き出し、上端が本体部材22
の上端よりも僅かに低くなる状態で配設されている。こ
の異常検知棒24は、通常はこの配設状態のまま本体部
材22と共に移動させられるが、自動車16の位置ずれ
等に起因してスティック12がガラス溝20内へ正しく
挿入されない場合などにその下端がドア18等に当接さ
せられると、本体部材22に対して相対的に上方へ押し
上げられる。また、この異常検知棒24の本体部材22
に対する高さ位置は、リング52の配設位置を変更する
ことによって調整できる。
そして、このようなスティック12の上端には、伝達バ
ー54の先端部に固設されたベアリング56が係合させ
られている。伝達バー54は、支持ブラケット58によ
って略水平な軸心まわりの回動可能に支持されたビン6
0に固定されており、ベアリング56はこのビン60の
回動により上下方向の移動は許容されるが、それ以外の
方向の移動は不能とされている。ベアリング56は検知
片を成すもので、常には本体部材22の上端開口内にお
いて異常検知棒24上に載置されており、その異常検知
棒24が上方へ押し上げられるのに伴って上昇させられ
、また、スティック12が揺動させられた場合にも上昇
させられる。これは、スティック12は、第4図に示さ
れているように、横荷重Fが加えられる側の外向きフラ
ンジ28の外周縁Kを支点として揺動させられるため、
その上端は支点Kを中心として斜め上方へ回動させられ
、且つその揺動に伴ってベアリング56は異常検知棒2
4上から本体部材22の上端縁上に乗り上げるためであ
る。
また、上記伝達バー54の他端部は、ブラケット62に
よって前記取付ベース10に取り付けられたスイッチ6
4の押込み釦66と係合させられており、前記ベアリン
グ56の上昇に伴ってビン60まわりに回動させられる
ことにより、その押込み釦66を押圧してスイッチ64
を切り換える。
取付ベース10を駆動するロボットハンド14や図示し
ない塗装装置等の周辺設備は、このスイッチ64が切り
換えられることによって緊急停止させられるようになっ
ている。本実施例では、このスイッチ64.伝達バー5
4およびベアリング56を含んで検知手段が構成されて
いる。なお、第2図の68は、塗料ミスト等による汚れ
を防止するためのカバーであり、第1図はこのカバー6
8を取り除いた図である。
したがって、以上のように構成されたドア開閉装置にお
いては、通常はスティック12をガラス溝20内へ挿入
してドア18を自動的に開閉するが、自動車16の位置
ずれ等に起因してスティック12をガラス溝20内へ正
しく挿入できない場合に、異常検知棒24が自動車16
のボディやドア18等に当接して相対的に押し上げられ
、或いはドア18の開閉がストッパによって阻止された
ままになっている場合等において、ドア18の開閉時に
予め定められた一定値以上の横荷重Fがスティック12
に加えられてそのスティック12が揺動させられると、
それに伴ってベアリング56が上昇させられることによ
りスイッチ64が切り換えられ、ロボットハンド14や
周辺設備が緊急停止させられる。
このため、ドア18を開閉するための一連の動作中にお
いてスティック12が折損したり、ドア18を破損した
りすることが未然に防止される。
また、その波及効果として、それ等の事故に伴う自動車
製造ラインの稼動率の低下が改善されるとともに、予備
として用意すべきスティック12の在庫量を低減できる
等の効果が得られる。
一方、本実施例では、一つのスイッチ64でスティック
1゛2をガラス溝20内へ挿入する際の異常とドア18
を開閉する際の異常とを共に検知するようになっている
ため、装置が簡単かつ安価に構成され得る利点がある。
また、保持装置30は、3本の圧縮コイルスプリング4
0によってスティック12をその中心線まわりにおいて
略均−に取付ベース10上に押圧し、如何なる向きから
横荷重Fが加えられてもスティック12がその方向へ揺
動し得るようになっているため、ロボットハンド14の
移動軌跡を設定する場合等においてスティック12の取
付姿勢を考慮する必要がない。
また、スティック12は、そのテーパ面48゜50が取
付ベース10に設けられた位置決めテーパ面44.46
と係合させられることにより、予め定められた配設位置
に位置決めされるようになっているため、横荷重Fによ
って揺動させられた場合でも、その原因が取り除かれて
横荷重Fが解除されることにより精度よく元の配設位置
に復帰させられ、−々スティック12の姿勢を正す必要
がない。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実
施例において前記実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
第5図および第6図の実施例は、前記実施例に比較して
保持装置70の構成が異なるもので、この保持装置70
は、スティック12の周囲に設けられた円筒形状のばね
受はブラケット72内においてスティック12と同心円
上に配置された1本の圧縮コイルスプリング74によっ
て外向きフランジ28を押圧するようになっている。こ
の場合には、外向きフランジ28が全体的に押圧される
ため、横荷重Fが如何なる方向から加えられてもスティ
ック12の揺動量は等しく、異常の検知精度が向上する
。また、1本の圧縮コイルスプリング74を設けるだけ
でよいため、装置が簡単かつコンパクトに構成され得る
利点がある。なお、この実施例では位置決めテーパ面4
6およびテーパ面50が設けられていないが、スティッ
ク12の水平方向の移動はばね受はブラケット72によ
って規制されるため、位置決めテーパ面44およびテー
パ面48のみでもスティック12の位置決め効果は充分
に得られるのである。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明した
が、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例では何れも異常検知棒24を有する
スティック12が配設されているが、異常検知棒24が
な(でも本発明の効果は得られる。
また、前記実施例ではスティック12に外向きフランジ
28が設けられ、その外向きフランジ28の外周縁Kを
支点としてスティック12は揺動させられるようになっ
ているが、ボールジヨイント等を用いてスティック12
の中心線上の一点を中心として揺動するようにしても差
支えない。なお、このスティック12は、少なくともド
ア18の開閉時に横荷重が加えられる方向へ回動し得る
ようになっておればよく、例えばピン等によって一方向
へのみ揺動し得るようにしても差支えない。
また、前記実施例ではスティック12の揺動に伴ってベ
アリング56が上昇するようになっているが、スティッ
ク12の上端を円錐形状等にすることにより、ベアリン
グ56がスティック12の揺動に伴って下降するように
することもできる。
その場合には、スイッチ64としてレバ一式のものを用
い、ベアリング56が上昇しても下降しても切り換えら
れるようにすればよい。なお、ベアリング56の上下変
位を検知するスイッチとしては、必ずしも機械的にベア
リング56の上下変位を検知するものである必要はなく
、光電スイッチ等の他のスイッチを採用することもでき
る。
また、前記実施例では伝達バー54を介してスイッチ6
4が切り換えられるようになっているが、スイッチ64
をスティック12の真上に逆向きに配設し、押込み釦6
6をスティック12によって直接或いはベアリング56
等を介して間接的に押圧させるようにすることもできる
。押込み釦66をスティック12によって直接押圧させ
る場合には、その押込み釦66が検知片に相当する。
また、前記実施例ではスティック12がガラス溝20内
に挿入されるようになっているが、ドア18に予め設け
られた開閉用治具等にスティック12を係合させるよう
にすることもできる。
また、前記実施例では圧縮コイルスプリング40.74
により外向きフランジ28を押圧することによってステ
ィック12を取付ベース10に揺動可能に固定するよう
になっているが、仮ばね等の他のスプリングを用いたり
、ゴム等の弾性体を用いたりすることも可能である。
また、前記実施例では位置決めテーパ面44゜46およ
びテーパ面48.50が設けられているが、これ等がな
くても本発明の効果は得られる。
その他−々例示はしないが、本発明はその精神を逸脱す
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を
加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である自動車のドア開閉装置
の要部を示す平面図である。第2図は第1図の一部を切
り欠いた正面図である。第3図は第1図のドア開閉装置
によって自動車のドアを開いた状態を示す斜視図である
。第4図は第1図のドア開閉装置のスティックが揺動さ
せられた状態を示す図である。第5図は本発明の他の実
施例の要部を示す一部を切り欠いた平面図である。第6
図は第5図の縦断面図である。 10:取付ベース(移動部材) 12ニステイツク(係合ロッド) 16:自動車     18:ドア 22:本体部材 24:異常検知棒(摺動部材) 28:外向きフランジ 30.70:保持装置(ロッド保持装置)40.74:
圧縮コイルスプリング 44.46:位置決めテーパ面 48.50:テーパ面 54;伝達バー56:ベアリン
グ(検知片) 64:スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動部材に下方へ突き出して設けられた係合ロッ
    ドが、該移動部材と共に下降させられることによって自
    動車のドアと係合させられ、その状態で該移動部材と共
    に略水平な方向へ移動させられることによって前記ドア
    を開閉する自動車製造ラインにおける自動車のドア開閉
    装置において、 前記係合ロッドを常には前記移動部材に対して相対移動
    不能に固定して該係合ロッドによる前記ドアの開閉を可
    能とするが、該係合ロッドに予め定められた一定値以上
    の横荷重が加えられたときには該係合ロッドが前記移動
    部材に対して揺動することを許容するロッド保持装置と
    、前記係合ロッドに係合させられて該係合ロッドの揺動
    に伴って上下動させられる検知片を有し、該検知片の上
    下変位によって該係合ロッドの揺動を検知する検知手段
    と を設けたことを特徴とする自動車のドア開閉装置。
  2. (2)前記係合ロッドは、前記移動部材に設けられて前
    記ドアと係合させられる円筒形状の本体部材と、該本体
    部材内に上下方向の移動可能に配設されて下端が該本体
    部材の下端から下方へ突き出す摺動部材とから成るもの
    であり、前記検知手段は、前記検知片が前記摺動部材の
    上端に係合させられて該摺動部材の上下変位をも検知す
    るものである特許請求の範囲第1項に記載の自動車のド
    ア開閉装置。
  3. (3)前記ロッド保持装置は、前記係合ロッドに設けら
    れた外向きフランジをスプリングによって前記移動部材
    に押圧するものである特許請求の範囲第1項または第2
    項に記載の自動車のドア開閉装置。
  4. (4)前記移動部材は、前記係合ロッドの配設位置に位
    置決めテーパ面を有するものであり、前記係合ロッドは
    、前記位置決めテーパ面に対応するテーパ面を有し、前
    記スプリングによって前記移動部材に押圧されることに
    より該テーパ面が該位置決めテーパ面と係合して前記配
    設位置に位置決めされるものである特許請求の範囲第3
    項に記載の自動車のドア開閉装置。
JP62099576A 1987-04-22 1987-04-22 自動車のドア開閉装置 Expired - Lifetime JP2581069B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020096025A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 川崎重工業株式会社 自動車ボディのドア開閉方法及びドア開閉用ロボット

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US10913163B2 (en) 2018-11-09 2021-02-09 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Method of opening and closing door of automobile body and door opening and closing robot

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