JPS63272321A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPS63272321A
JPS63272321A JP62108006A JP10800687A JPS63272321A JP S63272321 A JPS63272321 A JP S63272321A JP 62108006 A JP62108006 A JP 62108006A JP 10800687 A JP10800687 A JP 10800687A JP S63272321 A JPS63272321 A JP S63272321A
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bending
wire
endoscope
curved
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Akira Suzuki
明 鈴木
Tatsuya Yamaguchi
達也 山口
Hiroaki Kubokawa
窪川 広昭
Koji Kanbara
神原 浩司
Hisao Yabe
久雄 矢部
Nobuyuki Matsuura
伸之 松浦
Shigeru Nakajima
茂 中島
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Olympus Optical Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0055Constructional details of insertion parts, e.g. vertebral elements
    • A61B1/0056Constructional details of insertion parts, e.g. vertebral elements the insertion parts being asymmetric, e.g. for unilateral bending mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、体腔内に挿入される挿入部を備えた内視鏡
に係わり、特に挿入部の湾曲部が相対的に大きい角度に
亙って湾曲操作される内視鏡に関する。
[従来技術の問題点] 最近の内視鏡では、体腔内の観察を容易にするために、
挿入部の湾曲部が大きい角度に互って湾曲するように設
計され、湾曲部が湾曲する際の曲率半径はできるだけ小
さく設計されている。挿入部の湾曲部が大きく湾曲する
ことにより、直視型の内視鏡では、湾曲部を180度以
上湾曲させた際に、また、側視型の内視鏡では、湾曲部
を90度以上湾曲させた際に、内視鏡の視野の中央が挿
入部のチューブによって遮られる問題が生じている。
また、最近の内視鏡では、湾曲部が最少の曲率半径で湾
曲するように設計されている1ζめに、湾曲部を湾曲さ
せた際に、挿入部の先端部と挿入部のチューブとの距離
が短縮され、内視鏡の視野がチューブによって遮られる
割合は一層拡大されている。
従って、典型的な内視鏡では、湾曲部を大きく湾曲させ
た際に、視野の中央が挿入部のチューブによって死角に
なり、観察性能が茗しく損なわれている。また、視野が
挿入部のチューブによって遮られた際には、体腔内を観
察できる視野は、視野全体の両端に2部所確保される小
さい視野となる。そのため、小さな視野では、被観察体
の全体縁が把握し難く、病変を見落とすおそれがある。
また、湾曲部の湾曲角度が小さい内視鏡では、上述の問
題は起こらないが、内視鏡の操作がむずかしく、観察性
能が上述の内視鏡に比べて劣る。
この発明は、上記の問題点に着目してなされたものであ
り、その目的は、挿入部の湾曲部を大きく湾曲させた際
に、観察視野の中央が挿入部のチューブによって遮られ
ることの無い内視鏡を提供することにある。
[問題点を解決するための手段1 上記目的は、以下の内視鏡によって達成される。
即ち、その内視鏡は、湾曲管を有する挿入部と観察光学
系を備え、前記湾曲管内に配置され、両端部に一対のア
ームを有し、互いに回動自在に一列に連結された複数の
節輪と、この節輪の内周面に固着されたワイヤガイドと
、前記湾曲管の先端部に配置された節輪に一端が固着さ
れ、他端が他の節輪のワイヤガイドを介して前記挿入部
の基端部に延出された湾曲操作ワイヤと、前記湾曲操作
ワイヤの他端が引かれた際に前記挿入部の中心軸が観察
視野の中心す−ら逸脱するように前記湾曲管を湾曲させ
る手段とを備えている。
従って、湾曲管を大きく湾曲させても、観察視野を遮る
挿入部の中心軸が視野の中心から周辺に移動され、観察
視野が常に確保される。
以下図面を参照しながらこの発明に係わる内視鏡の実施
例を説明する。
[実施例] 第1図には、この発明に係わる内視鏡全体が開示されて
いる。この内視鏡2は、操作部4、挿入部6及びライト
ガイドケーブル8を備えている。
挿入部6は、可撓管10と、可撓管10の先端に接続さ
れた湾曲管12と、湾曲管12の先端に接続された先端
構成部1’lとを備えている。操作部4に番よ、湾曲管
12を操作づるための湾曲操作装置16が設けられ、湾
曲操作装置16の操作レバー18は、操作部4のケーシ
ング5の外部に設けられている。操作者が湾曲操作装置
16の操作レバー18を操作することにより、湾曲管1
2は、遠隔的に操作され、先端構成部14の向きが上下
左右の方向に変更される。また、第1図に示すように、
操作レバー18の中心軸は、ライトガイドケーブル8の
基端部の縦軸に対して、紙面に平行な平面上で距離し一
約201111の間隔を置いて配置されている。
次に、第2図から第7図を参照しながらこの発明の第1
実施例について説明する。
第2図に開示されているように、湾曲管12番よ、複数
の節輪を有している。基本的な形状を有する節輪20は
、両端に各々2本のアーム22を有し、各アーム22は
、第1図に示づように、隣接づる節輪20と回動自在に
リベット2/Iで連結されている。基本的な形状を有す
る複数の節輪20は、互いに回動自在に順次連結8れ、
一列に連結されたD輪の一端(よ、口金26を介して可
撓管10に固定され、また、他端は、第1の変形り輪2
8及び第2の変形節輪30を介して先り■:@成部14
に連結されている。第1の変形節輪28は、節輪20と
同様に両端部に各々2本のアームを有しているが、アー
ムの取付は位置が節輪20と箕なっている。即ち、第1
の変形節輪28の一端には、節輪20と同じ位置にアー
ム22を有し、他端には、第2図及び第3図に示すよう
に、アーム22の位置に対して右回転又は左回転方向に
角I宣eねじれた位置にアーム32が形成されている。
第2の変形節輪30の一端には、変形節輪28のアーム
32に対してリベット24で接続されたアーム34が形
成され、他端は、先端構成部14に固定されている。
各節輪20及び第1の変形節輪28の内側に(よ、円筒
状の複数のワイヤガイド36が固定され、ワイヤガイド
36に(よ、湾曲操作ワイヤ38が挿通され、湾曲操作
ワイヤ38の一端は、第2の変形節輪30に固定され、
他端(よ、第1図に示す湾曲操作装@16の操作レバー
18に接続されている。
従って、操作レバー18が回転されると、湾曲操作ワイ
ヤ38が基端部の方向に引かれ、各節輪20はリベット
24を中心に回転され、湾曲管12は、基端部から先端
部に向かって次第に湾曲される。その際、可撓管10に
隣接した基端部の節輪20から湾曲が開始される。即ち
、第6図に示すように湾曲管12が最も湾曲された場合
に、第1の変形節輪28と第2の変形節輪30の接続部
が回動される。この接続部の回転軸は、他の節輪20の
回転軸に対して所定の角度ねじれているために、第5図
に示すように湾曲管12の先端のみが他の部分の湾曲方
向とは異なった方向に湾曲される。
次に、上述の@造を備えた内視鏡の視野について説明す
る。直視型の内視鏡では、湾曲角度が180度、側視を
の内視鏡では、湾曲角度が90度を越えると、第7図に
示す内視鏡の視野31内に可撓管10が見え始める。更
に湾曲管12を湾曲させると、次第に視野31内に占め
る可撓管10の割合が大きくなる。しかし、第2の変形
節輪30が第1の変形節輪28に対して回転されると、
内視鏡の視野内における可撓管10の位置が第7図に示
すように中央からG又(よ左方向にずれる。
この第1実施例に係わる内視鏡では、湾曲管12の湾曲
角度が小さい時に(よ、湾曲管12は、湾曲管12の縦
軸を通る平面内で湾曲する。そして、湾曲角度が最大に
近付い1ζ時に、湾曲管の先端部の湾曲方向が右又は左
方向に変更され、内視鏡の視野が確保される。
次に、第8図及び第9図を参照しながら第1実施例に係
わる内視鏡の変形例を説明する。
この変形例では、複数の節輪20におけるアーム22の
位置が全て異なっている。即ち、各節輪20の縦軸方向
の両端部には、ねじれた位置にアーム22が各々形成さ
れ、そのアーム22を備えた節輪2oが一列に連結され
ることによって、基端部の節輪2OAの連結部の中心を
通って可撓管の縦軸と平行に延出する直aMに対するね
じれ量は、可撓管10に近い節輪はど小さく、先端構成
部14に近い節輪はど大きくなる。
従って、第1実施例では、湾曲管12を湾曲させた際に
、最大湾曲時にのみ先端部の湾曲方向が右又は左に変更
されるが、第9図に示すようにこの変形例では、湾曲管
12を湾曲させる際に、湾曲管12は基端部から順次ね
じれ、内視鏡の視野内に見える可撓′@10の位置も順
次視野の中心からずれる。また、この変形例で番よ、視
野内に可撓管10が見え始める程度の湾曲状態では、湾
曲管12は、d5より横方向に湾曲されないが視野内に
占める可撓管10の割合が小ざいので、視野は充分確保
される。。そして、湾曲角度を増すと次第に視野内の可
撓管10の占める割合は増えるが、それに伴って湾曲管
12の湾曲方向が左又は右に次第に大きく変更されるの
で、常に視野が確保される。
更に、この変形例では、湾曲?!12の湾曲方向が湾曲
にともなって徐々に変更されるので、急激な視野の移動
によって病変を見落とすおそれがない。
第10図及び第11図には、この発明に係わる内視鏡の
第2実施例が開示されている。この第2実施例では、湾
曲管12は、複数の節輪20を有し、各節輪20の周壁
の両端部から凸状に形成されたアーム22は、隣接する
節輪20のアームに対してリベット24で回動自在に連
結0れている。
そして、最先端の節輪50は、先端構成部14に固定さ
れ、最後端の節輪52は、可撓管10に接続固定されて
いる。各節輪20の内周面には、4個の筒状のワイヤガ
イド36A、36B、36C。
36Dが固定され、これらのワイヤガイドには、4本の
湾曲操作ワイヤ38A、38B、380゜380が挿通
されている。そして、湾曲操作ワイヤの一端は、最先端
のD輪50に固定され、他端は、湾曲操作装置16に接
続されている。従って、4本の湾曲操作ワイヤ38A、
388.38G。
380のいずれかを基端部の方向に引張れば、引張られ
たワイヤが配置されている方向に湾曲管12を湾曲させ
ることができる。
この第2実施例に係わる内視鏡では、第11図に°示す
ように、4個のワイヤガイド36A、36B、36C,
36Dは、節輪20の内周面の周方向に略90度の間隔
で付着されているが、可撓管12を最大に湾曲させる9
例えば矢印Aの方向に対して亜直な平面上に配置された
2個のワイヤガイド36A、36Gは、どちらか一方が
矢印Aの方向に偏って配置されている。そのため、最大
湾曲方向の側面に配置された湾曲操作ワイヤ388が基
端部の方向に引張られ、湾曲管12が矢印Aの方向に湾
曲されると、偏って配置された複数のワイヤガイド36
Aによって形成されるワイヤの通路は短縮され、通路内
に挿通されている湾曲操作ワイヤ38AGよ、その短縮
された長さだけワイヤガイド36A及びガイドパイプ4
0内を可撓管10の方向に移動しようとする。しかし、
湾曲操作ワイヤ36Aは、可撓管10内のガイドバイブ
40との摩擦抵抗が大きく、可撓1!10内で移動でき
ず、湾曲管12は、湾曲操作ワイヤ36Aが配置されて
いる側面と反対の方向、即ち矢印Bの方向に曲げられ、
ワイヤの通路は元の長さに戻される。その結果、湾曲管
12を最大に湾曲させる際に、先端部の湾曲方向は垂直
方向に変更され、第1実施例と同様に内視鏡の視野内に
見える可撓管10の位置は、視野の中心から周辺に移動
される。
第12図には、第2実施例に係わる内視鏡の第1変形例
が開示されている。この変形例では、第11図に矢印A
で示づ最大湾曲方向に対して垂直な平面上に配置された
ワイヤガイド36A、36Cの一方が最大湾曲方向と反
対方向に偏って配置されている。
従って、この内視鏡では、最大湾曲方向の内側面に配置
された湾曲操作ワイヤ38Bが引かれると、偏って配置
された複数のワイヤガイド36Aによって形成されたワ
イヤの通路が長くなり、湾曲操作ワイヤ38Aは、通路
が延長された長さだけ可撓管10内のワイヤを引出そう
とする。しかし、可撓?!10内の湾曲操作ワイヤ38
Aは、ガイドパイプ40との摩擦抵抗が大きく、可撓管
10内を移動できず、湾曲管12.は湾曲管操作ワイヤ
36Aが配置されて(入る方向、即ち矢印Cの方向に曲
げられ、ワイヤの通路は元の長さに戻される。その結果
、第2実施例と同aの効果を冑ることができる。
第13図には、第2実施例の第2変形例が開示されてい
る。
この変形例では、最大湾曲方向に対して垂直な平面上に
配置された一方のワイヤガイド36Aが、最大湾曲方向
に偏り、他方のワイヤガイド36Gが最大湾曲方向と反
対の方向に偏って配置されている。
従って、この第2変形例では、内視鏡の視野内に見える
可撓管10の位置は、視野の中心から周辺に大きく移動
される。
次に、第14図及び第15図を参照しながらこの発明に
係わる内視鏡の第3実施例について説明する。一般的に
、内視鏡の挿入部6の湾曲管12の中には、内臓物とし
て挿入部6の先端部から腺を伝達するための第1伝遠部
材42と、先端部に照明光を伝達Jるだめの第2伝達部
材44と、処置具を挿通するための挿通管46と、先端
部に水を送るための送水チューブ48と、先端部に空気
を送るための送気チューブ54と、鉗子起立装置操作用
のワイヤ56が内臓されている。第15図に示すように
湾曲管12の断面は、上下及び左右に配置されたワイヤ
ガイド36B、36D及び36A、36Cを結んだ2本
の直線で、A、B、C。
Dの4つの領域に分割される。そして、この実施例では
、相対的に高(\剛性を有する挿通管46と送水チュー
ブ48と送気チューブ54と鉗子起立装置操作用のワイ
ヤ56が、隣接しない2つの領域2例えばA、Cの領域
内に配置されている。
従って、4本の湾曲操作ワイヤ38A、28B。
38G、38Dのいずれかを引張れば、各ワイヤが配置
された方向に湾曲管12が湾曲され、その際、各内臓物
の先端部から湾曲管12の後端までの長さ、即ち経路長
は各内臓物の配置位置によって異なる。湾曲管12を湾
曲させた際に、曲率中心に近い領域と遠い領域に湾曲管
12内の空間を2等分して区別すると、曲率中心に近い
領域に位置する内臓物については経路長が短縮され、曲
率中心から遠い領域内に位置する内臓物については、経
路長が延長される。この経路長の変化に対応するために
、各内臓物は、縦軸方向に移動する場合と、曲率中心方
向に移動する場合と、内臓物自身が伸び縮みする場合が
想定される。しかしながら、最近の内視鏡は、挿入部の
外径を細くして患者の苦痛を軽減するとともに、各内臓
物太くして性能を向上させることが求められ、この相反
する要求を達成するために湾曲管内には、必要最少限の
空間を除いて内臓物が詰込まれている。そのため、一つ
の内臓物の移動は、他の内8物によって制限され、各内
臓物が縦軸方向に移動し、又(よ曲率中心方向に移動す
る量は微少な範囲に限定される。
従って、主に内臓物自身が伸縮される。その場合、相対
的に低い剛性を有する内臓力は、容易に伸び縮みするが
、相対的に高い剛性を有する内臓物は、伸び縮みし難い
。よって、剛性の大きり内臓物(よ、湾曲時における経
路長の変化Qを吸収しきれずに、湾曲管12の縦軸を通
る平面から垂直方向に湾曲管12を曲げる作用を起こす
次に、上述の作用について説明する。第15図に示すよ
うに、湾曲管の両端に配置されたワイヤガイド36A、
36C及び36B、3608結、5;2本の直線によっ
て湾曲管12内を4つの領域に分け、各領域を周方向右
回りに領域A、領領域。
領域C2領域りと仮定する。湾曲管12を矢印りで示す
任意の方向に湾曲させた際に、曲率中心に最も近く配置
されたワイヤガイド36Bは、領域Aと領域りの間に位
置している。剛性の大きい内臓物が領域Aあるいは領域
りに配置されている場合には、湾曲管12を湾曲させl
ζ際に、剛性の大きい内臓物に番よ、圧縮力が加わるの
で、この圧縮力によって湾曲管12は、剛性の大きい内
臓物とは反対の方向に曲げられる。一方、剛性の大きい
内臓物が領域Bあるいは領域Cに配置されている場合に
は、湾曲管12を矢印りの方向に湾曲させた際に、剛性
の大きい内臓物に番よ、引張り力が加わるので、この引
張り力によって湾曲管12は、剛性の大きい内臓物が配
置されている方向に曲げられる。
剛性の大きい内臓物が領域A及び領域Cを合せた領域、
あるいは領域B及び領域Cを合ゼた領域のどちらかに集
中して配置されている場合には、湾曲管12を任意の方
向に湾曲さゼた際に、組合わせ領域内に配置キれた剛性
の大きい全ての内臓物は、湾曲管12を湾曲方向とは垂
直の一方向に曲げるように作用づる。よって、湾曲管1
2はその方向に曲げられ、内臓物の経路長の変化が吸収
される。同時に、この曲がりによって内視鏡の視野内に
見える可撓管10の位置が視野の中心から周辺に移動さ
れ、観察視野が確保される。
この第3実施例に係わる内視鏡では、湾曲管を所定の方
向に曲げる際に、剛性の大きい内臓物に加わる圧縮力又
は引張りツノは、湾曲管を所定の湾曲方向に対して垂直
の方向に曲げ、それらの余分な力が解消される。そのた
め、湾曲管を操作する際に、内臓物自体に無理な力が加
わらず、内臓物に与えるダメージが軽減される。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明に係わる内視鏡で
は、湾曲管を大きく湾曲さでも、観察視野を遮る挿入部
のチューブの位置が視野の中心から右又は左に移動され
、観察視野が常に確保される。
また、最近の内視鏡の視野は広画角化されているために
、この発明に係わる内視鏡では、視野の周辺に移動され
た挿入部のチューブは見かけ1剣くなり、更に広い視野
が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係わる内視鏡の全体を示す側面図
; 第2図番よ、この発明の第1実施例に係わる内視鏡の挿
入部を概略的に示す縦断面図; 第3図は、第2図に描かれた挿入部をI−II!jに沿
って破断した横断面図; 第4図は、第2図に描かれl;挿入部を■−■線に沿っ
て破断した横断面図; 第5図番よ、第1大箱例に係わる挿入部の湾曲管が湾曲
された状態を示づ平面図: 第6図は、第5図に示す挿入部の側面図:第7図は、第
1実施例に係わる内視鏡の視野を示す略図; 第8図は、第1実施例の変形例に係わる内視鏡の挿入部
を概略的に示す縦断面図: 第9図は、この変形例に係わる挿入部の湾曲管が湾曲さ
れた状態を示す平面図: 第10図は、この発明の第2実施例に係わる内視鏡の挿
入部を概略的に示す縦断面図: 第11図は、第10図
に示す挿入部をl1l−III線に沿って破断した横断
面図: 第12図は、第2実施例の第1変形例に係わる内視鏡の
挿入部を示す横断面図; 第13図は、第2実施例の第2変形例に係わる内視鏡の
挿入部を示す横断面図; 第14図7は、この発明の第3実施例に係わる内視鏡の
挿入部を概略的に示す横断面図; 第15図は、第3実
施例に係わる内視鏡の構造を説明するための略図である
。 6一−−挿入部、12−m=湾曲管、20−m−節輪、
22.32.34−−−アーム、31−−一観京視野、
36.36A、368.36G。 36D−−−ワイヤガイド、38.38A、38B、3
8G、380−−一湾曲操作ワイヤ。 出願人代理人 弁理士  坪井 厚 第1図 第2図 第3図      第4図 7tff1 fls図 189図 ■ 第40図 iヶ 第11 手続補正書 昭和62年 8月19日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 特願昭62−108006号 2、発明の名称 内   視   鏡 3、補正をする♂ 事件との関係 特許出願人 (037)  オリンパス光学工業株式会社4、代理人 東京都千代田区霞が関三丁目七昌二号 USEビル、二
二153. 6、補正の対象           ・−\1、明細
書、図面      、、、、lj7、補正の内容 (1)明細書第17頁第5行の「従って、」を削除する
。 (2)同 第17頁第20行の「各内臓物太くして」を
[各内臓物を太くして」と補正する。 (3)図面の第10図を別紙の通り訂正する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)湾曲管を有する挿入部と、観察光学系を備えた内
    視鏡に於いて、前記湾曲管内に配置され、両端部に一対
    のアームを有し、互いに回動自在に一列に連結された複
    数の節輪と、この節輪の内周面に固着されたワイヤガイ
    ドと、前記湾曲管の先端部に配置された節輪に一端が固
    着され、他端が他の節輪のワイヤガイドを介して前記挿
    入部の基端部に延出された湾曲操作ワイヤと、前記湾曲
    操作ワイヤの他端が引かれた際に前記挿入部の中心軸が
    観察視野の中心から逸脱するように前記湾曲管を湾曲さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする内視鏡。
  2. (2)前記手段は、前記一列に連結された節輪と、一方
    のアームが前記一列の節輪の先端に回動自在に連結され
    、他方のアームが前記一方のアームに対して所定の角度
    ねじれた位置に形成された第1の変形節輪と、この第1
    の変形節輪の他方のアームに回動自在に連結されたアー
    ムを有し、前記湾曲管の先端部に固定された第2の変形
    節輪とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の内視鏡。
  3. (3)前記手段は、前記湾曲管の基端部に連結された節
    輪と、隣接する節輪のアームに回動自在に連結された一
    方のアームと、この一方のアームに対して所定の角度ね
    じれた位置に形成された他方のアームとを有し、一列に
    連結された複数の第1の変形節輪と、この第1の変形節
    輪の他方のアームに回動自在に連結されたアームを有し
    、前記湾曲管の先端部に固定された第2の変形節輪とか
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    視鏡。
  4. (4)前記手段は、前記湾曲管が湾曲される方向に対し
    て湾曲管の中心を通る垂直な平面上に配置された一方の
    ワイヤガイドと、前記平面上から前記湾曲方向に偏って
    配置された他方のワイヤガイドとから成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の内視鏡。
  5. (5)前記手段は、前記湾曲管が湾曲される方向に対し
    て湾曲管の中心を通る垂直な平面上に配置された一方の
    ワイヤガイドと、前記平面上から前記湾曲方向と反対方
    向に偏って配置された他方のワイヤガイドとから成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内視鏡。
  6. (6)前記手段は、前記湾曲管が湾曲される方向に対し
    て湾曲管の中心を通る垂直な平面上から前記湾曲方向に
    偏って配置された一方のワイヤガイドと、前記平面上か
    ら前記湾曲方向と反対方向に偏って配置された他方のワ
    イヤガイドとから成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の内視鏡。
  7. (7)前記手段は、前記各節輪に固着された4個のワイ
    ヤガイドの中心を通り、湾曲管の中央で交差する2本の
    直線によって区分される4つ領域の内、一対の対角上の
    領域内における内臓物の剛性の和と、他の一対の対角上
    の領域内における内臓物の剛性の和が異なるように構成
    された内臓物の配置から成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の内視鏡。
  8. (8)前記一方の領域内に配置された内臓物は、処置具
    を挿通するための挿通管と、前記挿入部の先端部に水又
    は空気を送る為の送気/送水チューブと、鉗子起立装置
    を操作するためのワイヤから成ることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載の内視鏡。
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