JPS6327196Y2 - - Google Patents

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JPS6327196Y2
JPS6327196Y2 JP7029982U JP7029982U JPS6327196Y2 JP S6327196 Y2 JPS6327196 Y2 JP S6327196Y2 JP 7029982 U JP7029982 U JP 7029982U JP 7029982 U JP7029982 U JP 7029982U JP S6327196 Y2 JPS6327196 Y2 JP S6327196Y2
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JP
Japan
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conical
piece
arm
circular
tightening
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JP7029982U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 本考案は2つの用具(例えば、照明具、録音マ
イク、3脚など)を2つのアームに別々に取り付
けて、各用具を仕意の方向の任意の位置に回転移
動でき、かつ一箇所における締付又は緩め動作に
より、2つの用具の締付又は緩めを同時に行うこ
とのできるフリーアームに関するものである。
従来の一般的なフリーアームの一例を第3図
(正面図)及び第4図(平面図)に示す。両端に
円座20a,20bを有するアーム20と、同じ
く両端に円座21a,21bを有するアーム21
が、円座20aと21aの中心を通るネジ付締付
ダイヤル22により、締め付けられると固定し、
緩められると軸回りの相互回転が自由となる。円
座20a,21aの接触面には、図示のような放
射状の微小三角溝が設けられていて、固定した場
合の面滑りが防止されるようになつている。
アーム20の他端には、L金具23を介して照
明器具取付用の雲台が取り付けられている。L金
具23には、その一端に三角溝を有する円座23
a、他端に凹状球面をもつ球面受台25が取り付
けられており、この円座23aとアーム20の円
座20bの中心を通るネジ軸付き締付ダイヤル2
4により、締め付けられると固定し、緩められる
とネジ軸回りの相互回転が自由になる。上記雲台
は円環台26と円形コマ27と締付ダイヤル28
と照明器具等を取り付けるためのアダプタ(取付
具)29とよりなる。円環台26は円環形状をな
し、その外周部が前記の球面受台25の凹状球面
に面接触する球面をなし、かつ該外周部の半周に
わたり貫通溝26aを有し、その反対側にアダプ
タ29を取り付けてある。円形コマ27は円台状
をなし、円環台26の内周面に内接して回転自在
であり、その側部は球面受台25の中心に植立さ
れたネジ軸30の端部に固定されている。従つ
て、円環台26は球面受台25に対してはネジ軸
30の回りを回転でき、かつ円形コマ27の中心
軸回りをネジ軸30に対し±90度回転できる。締
付ダイヤル28のネジ軸は円形コマ27の中心を
通り、締付ダイヤルの締付操作により、円環台2
6の上下、左右方向の回転を同時に固定すること
ができる。また、他方のアーム21の他端にも、
アーム20と同様に、締付ダイヤル31、L金具
32及び取付具33が設けられている。
上記構成のフリーアームにおいて、アーム20
の先端の雲台の取付具29に照明器具を取り付
け、他方のアーム21の先端の取付具33をカメ
ラに取り付けて、カメラの位置を基準にして照明
器具の位置,方向を任意に設定する場合、締付ダ
イヤル31,22,24,28を必要に応じて緩
めて照明器具を最適の位置,方向に定めたのち、
緩めた締付ダイヤルを個々に締め付けて照明器具
を固定する。このため、緩め,締め付け箇所が多
くて煩わしいうえ、撮影に要求される短時間操作
をする場合、甚だ不便であつた。また、操作箇所
が多いため、部品点数が多く、構造が大型で重く
なり、コスト高になるという欠点がある。
本考案の目的は、2つの用具を別々に取り付け
て、各用具を任意の方向の任意の位置に回転移動
でき、かつ一箇所における締付又は緩め動作によ
り、2つの用具の締付又は緩めを同時に行うこと
ができ、構造が小型簡素で経済的なフリーアーム
を提供するにある。
〔考案の構成〕
本考案のフリーアームは、各接続部における回
転動作の締付固定及び緩め操作を中央の一箇所で
行う中央締付部と、2本のアームの先端において
各用具を取り付ける用具取付部と、この中央締付
部と各用具取付部との間を連結する連結アーム部
とで構成されている。
上記の中央締付部は、下半部が円形台で、上半
分が円錐台の形状をした円錐コマ2個が、その円
錐台頭部を向い合せに間隔をあけて配置され、該
2個の円錐コマ間を連結するネジ軸と該ネジ軸の
端部に固定された締付ダイヤルを用いて、該締付
ダイヤルの回転操作により、該2個の円錐コマを
互いに微小距離引き寄せ又は引き離す機構が設け
られ、また中央部に前記円錐コマの円錐勾配と同
じ勾配をもち、かつその外径より大きい内径をも
つ円錐穴を有し、更に側部に後記アーム軸を取り
付けるためのネジ穴を有する円形台状のコマ受皿
が、それぞれ前記2個の円錐コマの円錐面に線接
触して該円錐コマを受け止めるように設けられ、
また有底円筒形状をなし、その底面の中央部に前
記円錐コマの外側面に接して、該円錐コマの軸方
向移動を案内する貫通穴を有し、側部に後記アー
ム軸を通す貫通穴を有し、かつ前記コマ受皿を、
その半径方向にスキマをあけて収容する円形ケー
ス2個が、その開口部にそれぞれ取り付けられた
フタを接して向い合せに設けられている。
また、前記連結アーム部は、一端が前記円形ケ
ースの貫通穴を通つて前記コマ受皿の側部におけ
る前記線接触部と反対側にねじ込み固定され、他
端が後記円形コマに固定されたアーム軸の2本
と、該アーム軸を管内に通し、一端が前記円形ケ
ースの側部に固定され、他端に後記用具取付台の
外周部球面に回転自在に球面接触する球面受台を
設けた管軸とよりなる。
また、前記用具取付部は、円環形状で、その外
周面が球面をなし、該外周部の半周にわたり前記
アーム軸を通すための貫通溝を有し、かつ該貫通
溝の反対側に用具を取り付けるための取付具を有
する用具取付台と、該用具取付台の内周面に回転
自在に内接し、かつ前記アーム軸の端部に固定さ
れた円形コマとよりなる。
上記構成のフリーアームは、締付ダイヤルを緩
めると、2個の用具取付台はそれぞれのアーム軸
の回りを回転自在となり、かつ円形コマの中心軸
回りを、アーム軸に対して±90度回転自在とな
り、また締付ダイヤルを締めると、前記各回転が
すべて固定される。
以下、図に示す実施例により、本考案を詳細に
説明する。第1図は本考案の一実施例の縦断面図
を示し、第2図は平面図を示す。本実施例はカメ
ラ撮影用の用具、例えば照明具,録音マイク,3
脚等を取り付けるフリーアームの例を示す。
図において、1,1a,1bは円形台に円錐台
を接続した形状の円錐コマで、1aは中心に貫通
穴、1bは中心にネジ穴を有しており、2つの円
錐コマ1は円錐台の頭部を向い合わせ、間隔をあ
けて配置されている。2はネジ軸であつて、円錐
コマ1aを貫通し、その先端部のネジ山で円錐コ
マ1bのネジ穴にねじ込み固定し、後端部に設け
られたネジ山に締付ダイヤル3が螺合され、ネジ
4により抜け止めされている。5はフタである。
6は円錐コマ1を受けるコマ受皿であり、その
形状は円形台状をなし、その中心部に、円錐コマ
1の円錐勾配と同じ勾配で、かつその円錐外径よ
り大きい内径の円錐穴を有し、円錐コマ1の円錐
面に線接触して支持している。7は上面開口部に
フタ8を有する円形ケースであつて、コマ受皿6
をその半径方向にスキマを持つように収容保持し
ている。2つの円形ケース7は板バネ9を間に挾
んでフタ8を接して向い合つている。円形ケース
7の底面及びフタ8の中心部にあけられた貫通穴
7a及び8aに、円錐コマ1と締付ダイヤル3を
組み込んだネジ軸2が挿入されている。
10はアーム軸であつて、その一端部は円形ケ
ース7の側部の貫通穴7bを通つて、コマ受皿6
の前記線接触部と反対側の側部にあけられたネジ
穴にねじ込み固定され、他端部には雲台12が取
り付けられるようになつている。この雲台12は
円環形状で、その外周部は球面をなし、その半周
にわたつて貫通溝12aが設けられており、該溝
内を貫通するアーム軸10に対し±90度回転自在
であり、また外周部には照明器具等を取りつける
ためのアダプタ16を取り付けることができる。
13は円形コマであつて、雲台12の内周面に回
転自在に内接し、この内部を貫通するアーム軸1
0の端部のネジ山に螺合する締付調整用のナツト
11により、雲台12に締め付け固定されてい
る。14は中心部をアーム軸10によつて貫通さ
れ、雲台12の外周部球面の一部に球面接触する
球面受部をもつ受台である。15は内部をアーム
軸10によつて貫通され、一端が円形ケース7の
側部に固定され、他端で受台14を受け止め支持
する管軸である。なお、受台14と管軸15は製
作を容易にするため別個のものとしたが、一体の
ものであつてもよい。
次に、第1図のフリーアームの作用について説
明する。第1図はフリーアームの締付が緩められ
ている時の状態を示している。この時は、締付ダ
イヤル3はネジ軸2のネジ山の最端部まで移動
し、従つて円錐コマ1aと1bは互いに締め付け
られていた状態から微小距離引き離され、それに
伴い円錐コマ1a,1bに線接触しているコマ受
皿6はネジ軸2方向の締付が緩められと同時に、
ネジ軸2と直角の矢印方向への微小距離移動を生
じ、アーム軸10を同一矢印方向へ微小移動せし
める。従つて、対向している2つの円形ケース7
のフタ8の間に微小スキマを生ずると共に、雲台
12と受台14の間に微小スキマを生ずる。第1
図はこの時の状態を示している。
この状態で、2つのアーム軸10はネジ軸2を
中心として各々任意の回転ができ、また雲台12
はアーム軸10の先端において、アーム軸10を
中心として任意の回転ができると共に、円形コマ
13の中心軸を中心としてアーム軸10に対し±
90度まで回転ができる。以上の動作を組み合わせ
ることにより、雲台12は任意の方向の任意の位
置に回転移動することができる。
次に、この雲台12を任意の方向の任意の位置
に回転移動したあと、これを締め付け固定するに
は、締付ダイヤル3を締付方向に回わすことによ
り、上述の緩め動作と全く逆の動作で締付固定が
行われる。即ち、締付ダイヤル3の締付又は緩め
動作により、2つの雲台の締付又は緩めが同時に
行われる。
なお、板バネ9は締付又び緩め動作をソフト
に、かつ安全に行わせるためのものであり、また
調整用ナツト11は雲台12を締め付けるための
円形コマ13の固定位置を最適位置に調整するた
めのものである。
また、第1図の円錐コマ1の2つを互いに引き
寄せ及び引き離す機構としては、前記実施例に示
した機構のほか、2つの円錐コマをネジ軸2に設
けた互いに逆方向のネジ山に螺合させ、該ネジ軸
に固定した締付ダイヤルを回わすことにより行う
方式もある。
本考案のフリーアームに取り付ける用具として
は、前記実施例では一方の雲台(用具取付台)に
照明具を、他方の雲台に3脚を取り付ける場合の
例を示したが、両方の雲台に照明具、又は一方の
雲台に照明具を、他方の雲台に録音マイク等を取
り付て使用することもでき、この場合はフリーア
ームの回転移動基点を固定するため、2つの円形
ケース7のフタ8間に3脚取り付け用の取付台を
挿入装着し、3脚により固定する必要がある。
また、本考案のフリーアームはカメラ撮影用具
の取付のみならず、他の種類の用具の取付にも使
用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、フリー
アームの2本のアームにそれぞれ各用具を取り付
けて使用する場合、2本のアームの中央連結点に
ある一箇所の締付ダイヤルの緩め又は締め回転操
作により、各連結部における緩め又は締付動作を
一挙に行うことができるので、用具を任意の位
置,方向に、迅速かつ容易に移動設定することが
できる。また、ダイヤル締付操作箇所が大幅に少
くなるので、部品点数が減り、構造が小型軽量と
なり、コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は平面図を示す。第3図は従来技術の一例を示す
正面図、第4図はその平面図である。 1……円錐コマ、2……ネジ軸、3……締付ダ
イヤル、6……コマ受皿、7……円形ケース、8
……フタ、10……アーム軸、12……用具取付
台(雲台)、13……円形コマ、14……受台、
15……管軸、16……アダプタ(取付具)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央締付部と用具取付部と該両部を連結する連
    結アーム部とで構成され;前記中央締付部は、円
    形台に円錐台を接続した形状の円錐コマ1の2個
    が、その円錐台頭部を向い合せに間隔をあけて配
    置され、該2個の円錐コマ1間を連結するネジ軸
    2と該ネジ軸2の端部に固定された締付ダイヤル
    3を用いて、該締付ダイヤル3の回転操作によ
    り、2個の円錐コマ1を互いに微小距離引き寄せ
    又は引き離す機構が設けられ、また中央部に円錐
    コマ1の円錐勾配と同じ勾配をもち、かつ円錐コ
    マ1の外径より大きい内径をもつ円錐穴を有し、
    更に側部に後記アーム軸10を取り付けるための
    ネジ穴を有する円形台状のコマ受皿6が、それぞ
    れ各円錐コマ1の円錐面の一部に線接触して円錐
    コマ1を受け止めるように設けられ、また有底円
    筒形状をなし、その底面の中央部に円錐コマ1の
    外側面に接して、円錐コマ1の軸方向移動を案内
    する貫通穴7aを有し、側部に後記アーム軸10
    を通す貫通穴7bを有し、かつコマ受皿6を、そ
    の半径方向にスキマをあけて収容する円形ケース
    7の2個が、その開口部にそれぞれ取り付けられ
    たフタを接して向い合わせに設けられており;前
    記連結アーム部は、一端が円形ケース7の貫通穴
    7bを通つてコマ受皿6の側部における前記線接
    触部と反対側にねじ込み固定され、他端が後記円
    形コマ13に固定されたアーム軸10の2本と、
    また管内に該アーム軸10を通し、一端が円形ケ
    ース7の側部に固定され、他端に後記用具取付台
    12の外周部球面に回転自在に球面接触する球面
    受台14を取り付けた管軸15とよりなり;前記
    用具取付部は、円環形状でその外周面が球面をな
    し、該外周部の半周にわたりアーム軸10を通す
    ための貫通溝12aを有し、かつ該貫通溝12a
    の反対側に用具取付用のアダプタ16を有する用
    具取付台12と、該用具取付台12の内周面に回
    転自在に内接し、かつアーム軸10の端部に固定
    された円形コマ13とよりなり;締付ダイヤル3
    を緩めると2個の用具取付台12はそれぞれのア
    ーム軸10の回りを回転自在となり、かつ円形コ
    マ13の中心軸回りを、アーム軸10に対して±
    90度回転自在となり、締付ダイヤル3を締め付け
    ると、前記各回転がすべて固定されることを特徴
    とするフリーアーム。
JP7029982U 1982-05-14 1982-05-14 フリ−ア−ム Granted JPS58172191U (ja)

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JP7029982U JPS58172191U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 フリ−ア−ム

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Publication Number Publication Date
JPS58172191U JPS58172191U (ja) 1983-11-17
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