JPS63271748A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、再生時に磁気テープから得られる情報によっ
て記録時のテープ速度を判別し、その判別結果に応じて
自動的に再生テープ速度を切換える磁気記録再生装置に
関する。

〔従来の技術〕

パイロット信号を用いてトラッキングＩＩＪ　ｍを行な
う磁気記録再生装置における従来の記録モード判別装置
として特開昭５９−１９２６０号に記載のようにトラ、
ツキングエラー信号の周波数に着目して判別を行なうも
のがある。すなわち従来の判別装置は、まずあるテープ
速度で再生を行い、それから得られた情報を基に記録テ
ープ速度の判別を行うようになっていた。

〔発明が解決しよ５とする問題点〕 上記従来の記録モード判別装置は、再生を行いながら記
録テープ速度の判別を行うため、判別回路の初期値が記
録テープ速度と同じ場合にはテープは最初から記録時の
テープ速度と同じ速度になるが、判別回路の初期値が記
録時のテープ速度と異なる場合には、まず判別回路の初
期値の速度でテープが走行する。判別回路は、再生信号
から得た情報によって再生テープ速度と記録時のテープ
速度が興なることを検出し、テープ速度を記録時のテー
プ速度を合わせる。このように判別回路の初期値と記録
テープ速度が違う場合には、記録時のテープ速度と異な
るテープ速度で再生を行って判別を行う時間だけ再生の
トラッキング引込み時間が遅くなる。継ぎ撮りを行う場
合には記録済みのトラックと継ぎ部分でのトラッキング
を合わせるため記録を行う前に数秒間再生を行い（これ
を以後再生助走と呼ぶことにする）、それから記録状態
に切換えるが、上記のように判別回路の初期値と記録時
のテープ速度が違プ場合を考慮に入れると、再生助走の
期間を長くしなければならず、記録を始めるまでに時間
がかかるという問題点があった。

この結果、継ぎ撮りを行なった直後の数秒間は、再生助
走期間であり、映像が記録されないという状態になる。

本発明の目的は、上記問題点である再生助走期間を短縮
し、継ぎ撮り所要時間を短縮することにより、継ぎ撮り
開始直後の、映像信号の未記録期間を最短とし、撮りた
い映像をのがさず記録可能とすることである。

〔問題点を解決するための手段〕 上記目的はテープ速度を示す信号を保持するラッチ回路
とラッチ回路の出力と制御信号に応じて判別回路を初期
化する回路と、制御信号に応じてラッチ回路の保持期間
を決定する信号を作成する回路により判別回路を初期化
することで達成される。

あるいは、制御信号に応じて、判別回路を、記録テープ
速度を切換えるスイッチの値に初期化する回路を用い、
判別回路を初期化することで達成される。

あるいは、判別回路の判別出力信号と、記録チーブ速度
切換スイッチの値を切換えるスイッチを設け、制御信号
が記録状態あるいは継ぎ撮りの再生助走状態を示してい
る時に、スイッチを記録テープ切換スイッチの示す値の
側に切換えることで達成される。

〔作用〕

制御信号検出回路は再生状態を示す制御信号の立上り、
あるいは記録状態を示す制御信号の立下りを検出して、
その出力信号で判別回路を一番最後に行われた記録のテ
ープ速度あるいは記録テープ速度切換スイッチの値に初
期化する。

すなわち、継ぎ撮り再生助走期間の開始時に判別回路を
初期化し、記録テープ速度と同一のモードで再生助走を
開始でき、記録モード判別に要する時間を再生助走期間
から削除することが可能となり、継ぎ撮り時の未記録映
像を最少にすることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を用いて説明すも第１図は
、本発明を、４周波パイロット信号を用いてトラッキン
グ制御を行な５方式のＶＴＲに応用した１実施例を示す
図である。

第１図において、１はテープ、２はキャプスタンモータ
、４はシリンダである。再生信号８はプリアンプ９で増
幅され、サーボ回路１１と判別回路１２に入力される。

サーボ回路１１はキャプスタンモータ速度３．シリンダ
モータ速度センサ３゜シリンダモータ速度センサ６及び
シリンダモータ位相センサ７によってキャプスタンモー
タ２及びシリンダモータ５を制御するとともに、プリア
ンプ９から出力される再生信号中のパイロット信号を用
いてトラッキングＵ御を行な５゜判別回路１２は、プリ
アンプ９から出力される再生信号中のパイロット信号を
用いて記録テープ速度ｓ　Ｓ　Ｐ　（Ｓｔａｎｄａｒｄ
　Ｐｌａｙ　）　／　Ｌ　Ｐ　（Ｌｏｎｇ　Ｐｌａｙ　
）の判別を行プ〇サーボ回路１１は、テープ速度人力１
５のＳ　ＨＴ　Ｌ＃に応じてキャプスタンモータ２の回
転速度をＳＰ／ＬＰ切換える。スイッチ１６は、記録時
には記録テープ速度切換スイッチ２０の出力をサーボ回
路１１に、再生時には判別回路１２の出力である判別結
果１４をサーボ回路１１にテープ速度入力信号１５とし
て入力するものであり、ＲＥＣ信号２２によって切換わ
る。ＩＮＦ（信号１５は判別回路１２の動作を禁止し状
態を保持する信号、ＰＢ信号２１は、再生状態及び再生
助走期間であることを示す信号。

ＲＥＣ信号２２は記録状態を示す信号、ＰＡＵＳＥ信号
２３は一時停止状態を示す信号である。制御信号検出回
路２４は判別回路１２を初期化するための検出信号２６
及び検出信号２７を発生する回路。

制御信号検出回路２５はラッチ１７のラッチ信号１９を
作成する回路である。

ラッチ１７はテープスピード信号１５を制御信号検出回
路２５の発生するラッチ信号１９のタイミングでラッチ
する。制御信号検出回路２４はＰＢ信号２１の立下り時
、ＲＦＣ信号２２の立下り時あるいはＰＡＵＳＥ（８号
２３の立上り時にラッチ信号１９を出力し、ラッチ１７
は、その時のテープ速度切換え信号１５の値を記憶しそ
の値をラッチ出力１８として出力する。

ラッチ出力１８はＲＥＣ信号２２の立下り、あるいはＰ
ＡＵＳＥ信号２３の立上りまで保持される。

制御信号検出回路２４はＰＢ倍信号立上り時あるいはＰ
ＡＵＳＥ信号２３の立下り時にラッチ出力１８に応じて
検出信号２６あるいは２７を出力する。

たとえはラッチ出力１７が１Ｈ′の時にはＰＪＩ号２１
の立上り時あるいはＰＡＵＳＥ信号２３の立下り時に検
出信号２６にパルスが出力され、ラッチ出力１７がＶ″
Ｌ’の時にはその逆に検出信号２７　Ｋパルスが出力さ
れる。判別回路１２は、検出同号２６あるいは検出信号
２７によって、その出力の値が初翻ヒされる。たとえば
検出信号２６にパルスが出力されると判別出力１４がｔ
　Ｈａになり、検出信号２７が出力されると判別出力１
４が１Ｌ１になる。これＫよって、判別出力１４の値は
、ＰＢ信号２１の立上りあるいはＰＡＵＳＥ信号２３の
立下り時にラッチ出力１８の出力、すなわち現在より前
で最後の記録時のテープ速度の値に初期化される。

判別回路１２はテープ速度が安定するまで初期値が変わ
らないように、ＩＮＦ（信号１３により、判別動作が禁
止される。

これは、本実施例で示すよ５な判別回路は、一般にテー
プ速度が安定していないと、正規の動作を行なわないた
めである。

判別回路１２は再生の立上り時に前の記録時のテープ速
度を示す値に初期化され、ＩＮＨ信号１５により、テー
プ速度が安定するまでその値が保持される。これにより
、記録を行なった直後に、その記録テープ速度と同一の
テープ速度で継ぎ撮りを行５場合には、判別回路の初期
値と記録テープ速度が同一なので、判別回路は動作せず
、継ぎ撮りの助走時間を判別回路の動作に要する時間だ
け短縮できる。

第２図は制御信号検出回路２４の実施例を示した図であ
る。ＰＢ信号２１とＰＡＵ　ＳＥ信号２３はインバータ
２０１とＡＮＤゲート２０４及びインバータ２０２とＡ
ＮＤゲート２０５によって立上りが検出されて、ＯＲゲ
ート２０８でＯＲを取ってＡＮＤゲート２０６とＡＮＤ
ゲート２０７の一方の入力に加えられる。ＡＮＤゲート
２０６のもう一方の入力にはラッチ１７の出力１８が加
えられＰＢ信号２１の立上り時あるいはＰＡＵＳＥ信号
２３の立下り時に出力２６にはラッチ１７の出力１８が
出力される。

ＡＮＤゲー１−２０７のもう一方の入力にはラッチ１７
の出力１８がインバータ２０３によって反転された信号
が加えられ、ＡＮＤゲート２０７の出力２７には、ＰＢ
信号２１の立上りあるいはＰＡＵＳＥ信号２５の立上り
時にラッチ１７の出力１８が反転されて出力される。

以上の動作によりＰＢ信号２１の立上り又はＰＡＵＳＥ
信号２３の立下り時に、ラッチ１７の出力がＨ′の時に
は検出信号２６に、ラッチ１７の出力が１Ｌ′の時には
検出信号２７に１Ｈ′が出力される。

第５図は制御信号検出回路２５の実施例を示した図であ
る。インバータ３０１と反転入力のＡＮＤゲート３０４
でＲＥＣ信号の立下りを検出し、インバータ３０３とＡ
ＮＤゲート３０６でＰＡＵＳＥ信号の立上りを検出し、
両者の和をＯＲゲート３０７で作り検出信号１９として
出力する。

第５図は、継ぎ撮り時に判別回路の初期値を記録テープ
速度を示すスイッチの値にするように構成した第２の実
施例を示した図である。

第５図において、制御信号検出回路５０１には、記録テ
ープ速度切換スイッチ２０の出力信号５１が入力され、
ＲＥＣ信号２２の立下り時に制御信号検出回路５０１は
検出信号５０２あるいは５０５を判別回路１２に出力す
る。これによつて判別回路はその初期値が、記録テープ
速度切換スイッチ２０涼す値になる。第６図は制御信号
検出回路５０１の−実現手段を示した図でインバータ６
０１とＡＮＤゲー）　６０５でＲＥＣ信号２２の立下り
を検出し、ＲＥＣ信号２２の立下りにＡＮＤゲート６０
３の出力が’Ｈ’になる。ＡＮＤゲート６０４は１つの
入力が、ＡＮＤゲート６０３の出力、もう一方の入力は
記録テープ速度切換スイッチ２０の出力信号５１につな
がっており、ＲＥＣ信号２２の立下り時に記録テープ速
度切換スイッチ２０の値を出力する。

ＡＮＤゲート６０５は１つの入力がＡＮＤゲート６０５
の出力、もう一方の入力は記録テープ速度切換スイッチ
２０の出力信号５１を反転したインバータ６０２の出力
信号であり、記録テープ速度切換スイッチ２０の示す値
が％　Ｌ　ａの時にＲＦＣ信号２２の立下り時に５０５
の信号が％Ｈ１になる。

本実施例によれば、再生開始直後よりテープ走行が安定
するまで、判別回路の初期値は記録テープ速度切換スイ
ッチの値になる。継ぎ撮りでは、すでに記録しである信
号のテープ速度とこれから記録するテープ速度は同じで
あり、助走時のテープ速度もこれと同じＫなるので、判
別回路１２の初期値がすでに記録しである信号の記録テ
ープ速。

度と同一であり判別回路１２は動作せず、継ぎ撮りの助
走時間を短縮できる。

第７図は継ぎ撮りの時に判別を行なわずに、判別信号に
記録テープ速度切換スイッチの値を出力する実施例の構
成を示した図である。

７０１は継ぎ撮りを行うことを示した信号である。

ＲＦＣ信号２２と継ぎ撮り信号７０１はＯＲゲート７０
でＯＲを取ってスイッチ１６に加えられＲＥＣ信号２２
あるいは継ぎ撮り信号７０１が１Ｈ′の時には判別信号
１５は記録テープ速度切換スイッチ２０側へ切換えられ
る。

本実施例の効果は第２の実施例と同じで、継ぎ撮りの助
走期間に判別回路１２は動作しないので、継ぎ撮りの助
走時間を短縮できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば継ぎ撮り時の再生助走期間に判別回路が
判別を行なわないので、再生助走時間を従来判別に使用
していた分だけ短くできる。

この結果継ぎ撮り開始直後の未記録期間を最短にでき撮
りたい映像をのがさず記録可能とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第４図、第６図は本発明を用いた磁気記録再生
装置の構成図、 第２図、第３図、第５図は制御信号検出回路の回路図で
ある。 １２・・・判別回路、２４　、２５　、５０１・・・制
御信号検出回路、２０・・・記録テープ速度切換スイッ
チ、１７・・・ラッチ。 代理人弁理士　小　　川　　勝　　男 第　１　図 第　２　図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁気テープ上に記録された信号から記録時のテープ
   速度を検出する判別回路と、該判別回路の出力信号に応
   じて再生テープ速度を切換える手段と制御信号に応じて
   、再生、記録、停止の状態を切換える手段を有する磁気
   記録再生装置において、上記制御信号の変化を検出する
   制御信号検出回路を有し、該制御信号検出回路の出力信
   号に応じて上記判別回路の出力信号の値を所定の値に初
   期化することを特徴とする磁気記録再生装置。