JPS63270241A - 定速走行装置の制御装置 - Google Patents

定速走行装置の制御装置

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JPS63270241A
JPS63270241A JP10442487A JP10442487A JPS63270241A JP S63270241 A JPS63270241 A JP S63270241A JP 10442487 A JP10442487 A JP 10442487A JP 10442487 A JP10442487 A JP 10442487A JP S63270241 A JPS63270241 A JP S63270241A
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JP
Japan
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vehicle speed
speed
shift
control
throttle opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP10442487A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Onaka
徹 尾中
Mitsuru Nagaoka
長岡 満
Kazuya Oda
織田 一也
Toshihiro Matsuoka
俊弘 松岡
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は定速走行装置の制御装置に関する。
(従来技術) 近時、自動車においては、例えば高速道路を走行すると
きには定速走行が多く行なわれる点を勘案して、いわゆ
るオートクルーズと呼ばれるように、運転車が指定した
設定車速を自動的に維持する定速走行装置を備えたもの
が多くなっている。
この自動車の定速走行装置においては、基本的には、設
定車速変更手段により指定された設定車速と車速検出手
段により検出された実際の車速とを比較して、車速を調
整する車速調整手段を制御することにより実際の車速が
上記設定車速となるように定速走行制御を行う車速制御
手段を備えたものとなっており、設定車速変更手段によ
って、運転車が定速走行を欲する所望の設定車速を任意
に選択し得るようになっている。
そして、このような定速走行装置は、改良されて、最近
では、特開昭56−2435号公報に示すように、実際
の車速と設定車速との速度差及び実際の速度の変化によ
って検出される加速度に応じてスロットル開度を変化さ
せ、これにより、車速の高低に関係なく常に一定の速度
制御性を得るようにしたものが提案されている。
ところで、定速走行装置においては、設定車速を増速す
るためにリジュームスイッチが設けられており、このリ
ジュームスイッチを作動し続ければ、出力が増加しくガ
ソリンエンジンにおいてはスロットル開度が広げられ、
ディーゼルエンジンにおいては燃料噴射量が増加される
)、設定車速の増速に応じて実際の車速は増速されるこ
とになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のようにリジュームスイッチだけで設定車
速を増速するようにした場合、勾配、速度に基づく空気
抵抗等の走行抵抗が大きいときには、リジュームスイッ
チに基づく出力の増大だけでは、その走行抵抗に対して
駆動力が充分に確保できず、充分な加速が得られない場
合がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、リジュームスイッチの作動時に、走行抵抗に応じた適
度な加速度を得られるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段、作用)かかる目的を達
成するために本発明にあっては、エンジン出力調整によ
り車速を調整する車速調整手段と、車速検出手段により
検出された実際の車速が設定車速となるように前記車速
調整手段を制御する車速制御手段と、前記設定車速を大
きくするように変更するためのリジュームスイッチとを
備える定速走行装置において、 走行抵抗を検出する走行抵抗検出手段と、前記リジュー
ムスイッチの作動時に、走行抵抗が大きくなるに従って
エンジン出力が増大するように前記車速調整手段を制御
すると共に、走行抵抗が所定以上のとき変速機をシフト
ダウンさせる制御手段と、が備えられている、 ことを特徴とする定速走行装置の制御装置、とした構成
としである。
上述の構成により、リジュームスイッチ作動時に、走行
抵抗が増大するとしても、その走行抵抗の増大に伴って
出力が増大して駆動力を増大させることができ、さらに
駆動力が必要な場合には、変速機のシフトダウンによっ
て駆動力を確保することができることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第17図において、定速走行装置lは、第1図
に示すように制御ユニット2を有している。この制御ユ
ニット2はマイクロコンピュータにより構成され、各種
の演算を行なう中央演算処理部(CPU)、後述するフ
ローチャートで示す制御プログラム等を内蔵した固定記
憶部(ROM)、および各種データを一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいる。制御ユニ
ット2の入力側には、車速センサ3、車間距離検出セン
サ4、オートクルーズメインスイッチ(以下、ACCメ
インスイッチと称す。)5、オートクルーズセットスイ
ッチ(以下、セットスイッチと称す、)6、オートクル
ーズコーストスイッチ(以下、コーストスイッチと称す
)7、オートクルーズリジュームスイッチ(以下リジュ
ームスイッチ称す)8、アクセル開度センサlO、ブレ
ーキスイッチ11、シフトレンジセンサ12、ギアポジ
ションセンサ13、モードレバーセンサ1゛4が接続さ
れている。上記車間距離検出センサ4としては、本実施
例においては、レーザ光線を車両の前方に放射し、その
反射信号を受信するものが用いられている。コーストス
イッチ7は定速走行中において設定車速を減速する場合
に使用するもので、オン操作中、車速は低下する。リジ
ュームスイッチ8は定速走行中において設定車速を増速
する場合に使用するもので、オン操作中、車速は増速す
る。モードレバーセンサ14は、モードレバーがエコノ
ミー状態又はパワー状態のいずれに入っているかを検出
するものである。
一方、制御ユニット2の出力側にはスロットルコントロ
ーラ15が接続されている。そのスロットルコントロー
ラ15には、スロットルバルブ16に連結されたDCモ
ータが接続されており、これらによりエンジン18への
吸入空気量すなわちエンジン出力が制御される。また、
制御ユニット2の出力側には、変速ソレノイド19が接
続されており、その変速ソレノイド19は変速a20に
連係されている。
この制御ユニット2においては、第1図、12図に示す
ように、上記各スイッチ5.6.7.8.11.14及
び各センサ3.4.1O112,13から供給される信
号に基づき、スロットル制御と変速制御とが行なわれる
。スロットル制御については、制御ユニットから、スロ
ットル信号カスロットルコントローラ15に出力され、
そのスロットルコントローラ15によりDCモータ19
が制御されて、非定速走行制御(以下、非ACCと称す
)における通常のスロットル制御、定速走行制御(以下
、ACCと称す)時におけるスロットル制御が行なわれ
る。変速制御については、制御ユニット2から変速信号
が変速ソレノイド19に出力されて、非ACC,ACC
時に応じて変速機20の変速段が制御されることになる
先ず、非ACC時における通常のスロットル制御と変速
制御について第3図に基づいて説明する。
スロットル制御の場合には、アクセルペダル21の開度
がアクセル開度センサ10により検出され、そのセンサ
10のアクセル開度信号に基づいて制御ユニット2はマ
ツプにより基本目標スロットル開度f(α)を求めるこ
とになる。その基本目標スロットル開度f(α)にその
時の走行状況に基づくスロットルゲインKが乗算され、
実際の最終目標スロットル開度THとされる。そして、
その最終スロットル開度信号に基づき、スロットルコン
トローラ15がDCモータlOを制御して最終目標スロ
ットル開度を実現する。
この非ACC時における通常のスロットル制御例を第4
図に示すフローチャートにより具体的に説明すると、ス
テップF1〜F5においては、アクセル開度α、車速V
、ギアポジションG、アクセル踏み速度α′、モードレ
バー状態Mが読込まれる0次に、ステップF6において
、アクセル開度α、ギアポジションGをもとにスロット
ルマツプから基本目標スロットル開度f(α)が求めら
れる0次いで、ステップF7において、アクセル踏み速
度α′から第5図に基づき係数に1が求められ、ステッ
プF8において、モードレバー状態Mから第6図に基づ
き係数に2が求められ、ステップF9において、車速か
ら第7図に基づき係数に3が求められる。そして、ステ
ップFIOにおいて、これらに1 、に2 、に3が乗
算され、スロットルゲインKが決定される。続いて、ス
テツ7’F11において、スロットルゲインにとステッ
プF6における基本目標スロットル開度f(α)とが乗
算され、最終目標スロットル開度THを求められる。こ
の後、ステップF12においては、最終目標スロットル
開度THに相当するスロットル信号が出力される。
変速制御については、第3図に示すように車輪重速検出
部22において車速センサ3により、車速Vが検出され
、その車速■と前記アクセル開度αによりモード、走行
状況に応じてマツプから変速位置が決定される。その変
速位置は変速信号によって変速ソレノイド19に入力さ
れ、その変速ソレノイド19により変速機20の変速段
が制御される。なお、変速a20としては、前進4段の
ものが用いられている。
次にACC時におけるスロットル制御について説明する
先ず、ACCは、基本的にはスロットルバルブ16の開
度を調整して出力を調整することにより行なわれている
。すなわち、定速走行を行なう場合には、実際の車速が
設定車速となるようにスロットル開度が調整され、コー
ストスイッチ7により設定車速が減速する場合には、ス
ロットル開度が絞られる。また、リジュームスイッチ8
により設定車速が増速される場合にはスロットル開度が
広げられるが、本発明においては、走行抵抗、例えば車
速に基づく空気抵抗、勾配等が考慮されており、走行抵
抗が増大した場合には、その走行抵抗の増大に対応して
スロットル開度が広げられる。尚、本実施例においては
、ガソリンエンジンに基づいて説明しているため、スロ
ットル制御について述べているが、ディーゼルエンジン
にあっては、スロットル制御に代えて、燃料吐出量を調
整すればよい。
このスロットル制御例について第8図、第10図に示す
フローチャートに基づいて説明する。このフローチャー
トにおいて、Sフラグは、定速走行中に増減速がなされ
ているか否かを示すもので、Sフラグ=1のとき、コー
ストスイッチ7又はリジュームスイッチ8の少なくとも
一方が作動し、Sフラグ=0のときコーストスイッチ7
及びリジュームスイッチ8のいずれもが非作動であるこ
とを意味する0Mフラグは定速走行制御システム(以下
、ACCシステム)が作動されているか否かを示すもの
で、Mフラグ=1のときACCシステムが作動し1M=
0のときACCシステムが非作動であることを意味する
。γフラグはリジュームスイッチ8の作動時に、走行抵
抗を考慮してスロットル開度が設定されたか否かを示す
もので、γフラグ=1のときにはリジュームスイッチ8
作動時におけるスロットル開度が設定されていることを
意味し、γフラグ=0のときにはスロットル開度が未だ
設定されていないことを意味する。ENVは設定車速(
SETV)と実際の車速(V)との差であり、ENVI
はlサンプリング時間前のENVを示す。Vlはlサン
プリング時間前(前回)の実際の車速を示し、v2は2
サンプリング時間前(前々回)の実際の車速を示してい
る。TGはACC目標スロットル開度を示している。
先ず、ステップS1において、ACCメインスイッチ5
がオンされているか否かが判別され、YESの場合には
、ステップS2においてセットスイッチ6がオンされて
いるか否かが判別される。
ステップS2がYESの場合には、ステップS3におい
てSフラグ=O、ステップS4においてMフラグ;1に
設定され、ステップS5において実際の車速Vが設定車
速とされて、ステップS6に進む。前記ステップS2が
NOの場合には直接ステップS6に進む、ステップS6
においては、Nにュートラル)レンジか否かが判別され
、N。
の場合にはステップS7においてMフラグ=0か否かが
判別される。ステップS7がNoの場合には、ACCシ
ステムの作動が可能であることから、ステップS8にお
いて実際の車速Vが40km/hか否かが判別され、A
CCを行なう速度対象か否かが判別される0本実施例に
おいては、車速が40km/h以上のものがACCの対
象となる。ステップS8がYESの場合には車速がAC
Cの速度対象となり、この場合、次ステツプS9におい
てSフラグ=1か否かが判別される。ステップS9がN
oの場合には、コーストスイッチ7、リジュームスイッ
チ8によって設定車速が増減速されていないものと判断
され、ステップS10においてγフラグ=Oと設定され
、リセットがなされる0次いで、ステップSllにおい
ては、ブレーキスイッチ11がオンか否かが判別される
。ステップ511fI<NOの場合には、ブレーキが作
動していないものとして、ステップ512においてコー
ストスイッチ7がオンしているか否かが判別され、ステ
ップ313においてリジュームスイッチ8がオンしてい
るか否かが判別されることになり、いずれも非作動の場
合には、設定車速の増減速を行う意志がないものとして
ステップS14においてSフラグ=0設定され、ステッ
プS15においてアクセルがオンされているか否かが判
別される。ステップS15がNoの場合にはアクセルペ
ダル21が踏み込まれていないとしてステップ316に
おいて後述のPI−FD制御が行なわれる。
前記ステップSlがNOの場合にはACCメインスイッ
チ5がオンとされておらず、ACCは行なえない。また
、前記ステップS8がNoの場合には、実際の車速Vが
40km/H以下であり、ACCの速度対象外である。
さらに前記ステップSllがYESの場合には、ブレー
キが作動しており、定速走行を希望していないものと判
断される。このような各場合には、ステップ517にお
いてMフラグ=O,Sフラグ=0に設定され、ステップ
518において前記通常のスロットル制御が行なわれる
前記ステップS6がYESの場合、ステップS7がYE
Sの場合、及びステップ315がYESの場合には、A
CCを行なわないものとして直接ステップ518に進み
、該ステップ518において、通常のスロットル制御が
行なわれる。
前記ステップS12がYESの場合及び前記ステップ3
13がYESの場合には、ステップS19においてSフ
ラグ=0と設定される。
前記ステップS9がYESの場合には、コーストスイッ
チ7、リジュームスイッチの少なくともいずれか一方が
作動し、設定車速の増減速がなされる場合であり、この
場合にはステップS20に進み、該ステップS20にお
いてコーストスイッチ7がオンされているか否かが判別
される。ステップ320がNoの場合にはコーストスイ
ッチ7が非作動の場合であり、この場合には、ステップ
S21においてリジュームスイッチ8がオンか否かが判
別される。ステップS21がYESの場合は、リジュー
ムスイッチ8が作動して設定車速が増速する場合であり
、この場合にはステップS22でγフラグ=Oか否かが
判別され、リジュームスイッチ8を作動させてから、走
行抵抗を考慮したスロットル開度が未だ設定されていな
いか否かが判別される。ステップ522がYESの場合
にはスロットル開度が未だ設定されておらず、ステップ
523でγ=1が設定され、ステップS24において、
現在のギアポジションでの車速Vを保つ平地におけるス
ロットル開度THI を求めることになる。そして、ス
テップS25において、最終目標スロy )ル開度TH
がスロットル開度よりも小さいか否かが判別され、走行
抵抗が平地走行の場合に比べて大きいか否かが判断され
る。
ステップS25がNoの場合は、走行抵抗が平地走行の
場合に比して大きい場合であり、この場合にはステップ
526において、勾配に基づく走行抵抗に対してスロッ
トル開度を補正すべく補正係数Jlが求められる。この
補正係数Jlは。
により求められるようになっている。この式のJ、 と
T H−T Ht との関係は第15図に示すようにな
る。
また、ステップ327においては、車速■に基づく走行
抵抗(空気抵抗等)に対してスロットル開度を補正すべ
く補正係数J2が求められる。この補正係数J2は、 により求められるようになっている。この式のJ2とV
との関係は第16図に示すようになる。
そして、ステップ528においては、補正係数J2が1
.5よりも大きいか否かが判別されることになり、ステ
ップ528がYESの場合には補正係数J2が1.5以
上であるとして、ステップ529においてJ2=1.5
と設定され、ステップS30に進む、これにより、車速
が所定値を越えると、車速が増大しても補正係数J2は
一定となる。一方、ステップ528がNoの場合は、車
速が所定値以下の場合であり、この場合には、前記ステ
ップS27における式に基づいてJ2が算出され、ステ
ップ330に進む、ステップ530においては、前記T
HI とJ、とJ2とが乗算されて、走行抵抗を考慮し
たスロットル開度が求められ、そのスロットル開度はA
CC目標スロットル開度TGに設定される。そして、ス
テップS31において、実際の速度Vが設定′速度5E
TVに設定され、ステップ332に進むことになる。ス
テップ332においては、Vtが実際(現在)の車速V
、V2がvl、ENVIがOと設定され、ステップS3
3において、最終目標スロットル開度THがACC目標
スロットル開度TGであると設定される。そして、この
後、ステップ334において前記ステップS33におけ
る最終目標スロットル開度THに相当するDCモータ1
9駆動信号がDCモータ17に対して出力される。
前記ステップS22がNOの場合には、前記ステップS
31に進む。この場合には、γフラグ=1であることか
ら、既に走行抵抗を考慮したスロットル開度が設定され
ており、リジュームスイッチ7を作動し続ける限り、そ
の設定されたスロットル開度が保たれることになる。
前記ステップS25がYESの場合には、最終目標スロ
ットル開度THが前記スロットル開度よりも小さいこと
から、走行抵抗が小さく直接前記ステップS31に進む
前記ステップS20がYESの場合は、コーストスイッ
チ7が作動して設定車速を減速する場合であり、この場
合には、ステップS35において、ACC目標スロット
ル開度TGが0%(全閉)に設定され、ステップS36
においては、設定車速5ETVに実際の車速が設定され
て、前記ステップ532に進む。
前記ステップS21がNoの場合には、リジュームスイ
ッチ8が作動しておらず、しかも、前ステップS20に
おいてはコーストスイッチ7が作動していないことから
、ステップS37においてγフラグ=O、ステップS3
8においてSフラグ二〇と設定されてリセットがなされ
る。
前記ステップS16におけるPI・PD制御は、既知で
あり、その−例を第10図に示すフローチャートに基づ
いて簡単に説明すると、ステップP1において、設定車
速と実際の車速との差ENNが算出され(設定車速5E
TV−実際の(現在)の車速)、ステップP2において
PI・PDに基づいてACC目標スロットル開度TGが
求められる。ここで、KIは積分定数、KPI、KP2
は比例定数、KDは微分定数である。次にステップP3
において、ENVIがENVに、v2がvlに、vlが
Vに設定される。続いて、ステップP4において、最終
目標スロットル開度THがACC目標スロットル開度T
Gに設定される。ステップP5において、ステップP4
におけるTHに相当するDCモータ19駆動信号が出力
される。このフローチャートの内容は第1 ’1図に示
すブロック図により示すことができる。
このように、AC3時における本発明に係るスロットル
制御においては、第8図のステップ521−530から
も明らかなように、リジュームスイッチ8の作動時には
、勾配、車速等に基づく走行抵抗を考慮してスロットル
開度設定されることになり、走行抵抗にかかわらず、設
定車速の増速か容易となる。
AC3時における変速制御については、定速走行の際の
変速制御(以下、ACCシフト)と、リジュームスイッ
チ8作動中の変速制御とがある。
特に、後者における変速制御については、前記AC3時
のスロットル制御と一定の関係がある。
すなわち、第17図に示すように、制御手段の入力側に
はリジュームスイッチ8と走行抵抗検出手段41とから
の各信、号が入力され、制御手段40からは変速機20
の変速ソレノイド19と車速調整手段42とに出力され
ており、走行抵抗の増大に対しては、それを考慮してガ
ソリンエンジンにおいては前述のように、リジュームス
イッチ作動時のスロットル開度を増大させ、ディーゼル
エンジンにあっては燃料吐出量を増大させたりして出力
を増大させることができるようになっている。
そして、これでも、走行抵抗のために駆動力が足りない
場合には、制御手段40は変速@20の変速ソレノイド
19に対してシフトダウンさせる信号を出力するように
なっている。これにより、出力の増大に基づく駆動力と
変速機20のシフトダウンに基づく駆動力とを確保でき
ることになる。
この場合、制御手段40は制御ユニット2内に構成され
、走行抵抗検出手段41としては、車速センサ2を利用
することができる。
(以下余白) こりようなAC3時の変速制御例について第12図に示
すフローチャートに基づいて説明する。
このフローチャートにおいて、Mフラグは前述のように
、ACCシステムが作動しているか否かを示すもので、
Mフラグ=1のときには、ACCシステムが作動中であ
ることを意味し、Mフラグ=0のときには、ACCシス
テムが非作動であることを意味する。DWフラグはリジ
ュームスイッチ8作動中に、1回シフトダウンが行われ
たか否かを示すもので、DWフラグ=1のときにはリジ
ュームスイッチ8作動中に、1回シフトダウンがなされ
たことを意味し、DWフラグ=0のときにはリジューム
スイッチ8作動中にシフトダウンが1回もなされていな
いことを意味する。0フラグはAC3時にアクセルペダ
ル21が踏み込まれたか否かを示すもので、0フラグ=
1のときにはAC3時にアクセルペダル21が踏み込ま
れた場合を示し、0フラグ=0のときにはAC3時にア
クセルペダル21が踏み込まれていないことを示してい
る。
先ず、ステップQ1〜Q3において、アクセル開度α、
車速V、ギアポジションGが読込まれる。次に、ステッ
プQ4において、M=1か否かが判別され、ステップQ
4がYESの場合には、ACCシステムが作動している
ものとしてステップQ5に進む、ステップQ5において
は、アクセル開度α=0か否かが判別され、ステップQ
5がYESの場合にはアクセルペダル21が踏み込まれ
ていない状態を示すものとしてステップQ6に進む、ス
テップQ6においては、リジュームスイッチ8がオンか
否かが判別され、YESの場合にはリジュームスイッチ
8が作動されて設定車速が増速される場合を示すものと
してステップQ7に進む。ステップQ7においては、D
Wフラグ=1か否かが判別され、NOの場合には、リジ
ュームスイッチ8作動中にシフトダウンが未だ1回もな
されていないものとしてステップQ8に進む。
ステップQ8においては、前記最終目標スロットル開度
THが前記スロットル開度THI  (第8図、ステッ
プS24.25参照)よりも大きいか否かが判断され、
ステップQ8がYESの場合にはステップQ9に進む、
ステップQ9においては、最終目標スロットル開度が8
0%以トであるか否かが判別され、スロットル開度の増
加により出力の増加が期待できるか否かが判断される。
ステップQ9がYESの場合には、スロットル開度が8
0%以上でスロットルバルブ16による出力の増加が期
待できないため、ステップQlOにおいてギアポジショ
ンGに3速が設定され、DW=1と設定される。そして
、ステップQllにおいて、ステップQIOに相当する
変速信号が変速ソレノイド19に出力される。
前記ステップQ7がYESの場合には、リジュームスイ
ッチ8作動中にシフトダウンが1回なされていることを
意味し、この場合には直接ステップQllに進む、すな
わち1回シフトダウンされた状態でなおもリジュームス
イッチ8が作動している限り、さらなるシフトダウンは
行なわれない。
前記ステップQ4がNoの場合には、ACCシステムが
作動していないと判断され、ステップQ12〜Q14に
おいて、非ACC時における通常のシフトアップ制御、
シフトダウン制御、ロックアツプ制御がなされ、前記ス
テップQ14に進む、上記シフトアップ制御、シフトダ
ウン制御、ロックアツプ制御は公知であるので、その説
明は省略する。
前記ステップQ5がNOの場合には、AC3時において
、アクセルペダル22が踏み込み状態にあるとして、ス
テップQ15においてOフラグが1にセットされる。そ
してこの後、前記ステー2プQ12〜Q14、Qllに
進み、非ACC時ニオける通常の制御を受ける。
前記ステップQ6がNoの場合には、リジュームスイッ
チ7が非作動であるとして、ステップQ16において、
DWフラグが0にリセットされ、ステップQ17に進む
、ステップQ17においては、0フラグ=1か否かが判
別され、AC3時にアクセルペダル21の踏み込みによ
る加速があったものとしてステップQ18に進み、ステ
ップQ18において、実際の車速Vが設定車速5ETV
に2km/Hを加えた速度よりも大きいか否かが判別さ
れる。ステップQ18がNOの場合には実際の車速が設
定車速5ETV+2km/Hよりも小さく、ACCシフ
トを行なっても支障がないことから、ステップQ19で
、0フラグがリセットされ、ステップQ20においてA
CCシフトがなされる。そしてこの後、前記ステップQ
llに進むことになる。
前記ステップQ17がNoの場合には、AC3時に加速
がなされていないことから、前記ステップQ20に進み
、ACCシフトがなされる。
前記ステップQ8がNoの場合及びステップQ9がNo
の場合には、いずれも走行抵抗が問題となるほどでない
ことからステップQ20に進み、ACCシフトがなされ
る。
前記ステップQ18がYESの場合には、実際の車速が
設定車速5ETV+2km/Hよりも大きく、非ACC
制御を受けた方が好ましいことから、前記ステップQ1
2に進む。
前記ACCシフトの制御は、例えば第13図に示すフロ
ーチャートに基づいて行なわれる。
先ず、ステップR1において、実際の車速Vが設定車速
よりも小さいか否かが判別される。ステップR1がNO
の場合には、実際の車速Vが設定車速5ETVよりもや
や大きいと判断され、ステップR2に進む。ステップR
2においては、実際の車速Vと設定重速5ETVとの差
が5km/Hよりも大きいか否かが判別され、下り坂の
勾配の程度が判断される。ステップR2がNOの場合に
は、下り坂の勾配が緩いものとして判断され、ステップ
R3において、3速で設定車速を保つスロットル開度T
HIが読込まれる。このスロットル開度THIは第14
図により求めることができる。そして、ステップR4で
、最終スロットル開度THがステップR3でのスロット
ル開度THIよりも小さいか否かが判断され、YESの
場合にはステップR5に進むが、そのギアポジションG
が維持される。
前記ステップR2がYESの場合には、下り坂等が急で
あると判断され、ステップR6においてギアポジション
が3速に設定され、ステップR5において、その3速に
相当する変速信号が変速ソレノイド19に出力される、
これにより、3速にシフトダウンされ、エンジンブレー
キが働かされる。
前記ステップR4がYESの場合には、THIがTHよ
りも大きいため、ステップR7においてギアポジション
Gが4速に設定され、ステップR5において、その4速
に相当する変速信号が変速ソレノイド19に出力される
。これにより、4速にシフトアップされることになる。
前記ステップR1がYESの場合には、設定車速5ET
Vが実際の車速Vよりも大きいと判断されたときであり
、ステップR8に進む、ステップR8においては、設定
車速5ETV−実際の車速Vが5km/Hよりも大きい
か否かが判別され、登り坂等が急か否かが判断される。
ステップR8がNOの場合には、登り坂等の勾配が緩い
と判断され、ステップR9に進む、ステップR9におい
て、最終目標スロットル開度THが80%よりも大きい
か否かが判別され、スロットルバルブ16のみの制御に
よる出力の増加が期待できるか否かが判断される。ステ
ップR9がNoの場合にはステップRIOにおいて、3
速で設定車速5ETVを保つスロットル開度TH,(第
14図参照)が設定され、ステップR11において最終
目標スロットル[度THがステップRIOでのスロット
ル開度THI よりも小さいか否かが判別される。
ステップR11がNOの場合には前記ステップR5に進
むが、ギアポジションGの変化はない、ステップR11
がYESの場合にはTHIがTHよりも大きいとして、
ステップR12においてギアポジションGが4速に設定
され、ステップR5において、4速に相当する変速信号
が変速ソレノイド19に出力される。
前記ステップR8がYESの場合には、登り坂等が急で
あるとして、ステップR13においてギアポジションG
が3速に設定され、前記ステップR5において、3速に
相当する変速信号が変速ソレノイド19に出力される。
これにより、3速にシフトダウンされ、3速の駆動力が
期待できることになる。
前記ステップR9がYESの場合には、スロットルバル
ブ16により出力増加をこれ以上期待できないとして、
前記ステップR13に進むことになる。
このように、AC3時における変速制御においては、第
12図におけるステップQ6〜Qllに示すように、リ
ジュームスイッチ8の作動時、走行抵抗に対してスロッ
トルMWによる出力の増加が期待できないような場合に
は、変速機20がシフトダウンすることになり、そのシ
フトダウンにより駆動力が確保できることになる。
このため、リジュームスイッチ作動時、走行抵抗に応じ
た適度な加速度を得ることができることになる。
(発明の効果) 本発明は以上述べたように、リジュームスイッチ作動時
に、走行抵抗が増大するとしても、その走行抵抗の増大
に伴って出力が増大して駆動力を増大させることができ
、さらに駆動力が必要な場合には、変速機のシフトダウ
ンによって駆動力を確保することができることから、リ
ジュームスイッチ作動時に、走行抵抗に応じた適度な加
速度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る定速走行装置を示すシステム図、 第2図は本発明に係る定速走行装置の制御装置のメイン
フローを示す図、 第3図は本発明に係る定速走行装置の制御装置において
、非ACC時における基本動作を示す説明図、 第4図は非ACC時におけるスロットル制御の一例を示
すフローチャート・ 第5図は非ACC時におけるスロットル制御において、
アクセル踏み込み速度α′と係数に1との関係を示す図
、 第6図は非ACC時におけるスロットル制御において、
モードレバー状775Mと係aK2との関係を示す図、 第7図は非ACC時におけるスロットル制御において、
車速Vと係数に3との関係を示す図、第8図は本発明に
係る定速走行装置の制御装置におけるスロットル制御の
一例を示すフローチャート、 第9図は走行中のギアポジションで設定車速を平地で保
つスロットル開度と実際の車速との関係を示す図、 第10図はPI−FD制御の一例を示すフローチャート
、 第11図は第1O図の内容を示す概念図、第12図は本
発明に係る定速走行装置の制御装置における変速制御の
一例を示すフローチャート、 第13図はACCシフトの一例を示すフローチャート、 第14図は3速で設定車速を保つスロットル開度と実際
の車速との関係を示す図、 第15図はJlとTH−THI との関係を示す図、 第16図はJ2とVとの関係を示す図、第17図は本発
明に係る特徴を示すブロック図である。 1:定速走行装置 2二制御ユニツト 3:車速センサ 8:リジュームスイッチ 16:スロットルバルブ 20:変速機 40:制御手段 41:走行抵抗手段 42:車速調整手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エンジン出力調整により車速を調整する車速調
    整手段と、車速検出手段により検出された実際の車速が
    設定車速となるように前記車速調整手段を制御する車速
    制御手段と、前記設定車速を大きくするように変更する
    ためのリジュームスイッチとを備える定速走行装置にお
    いて、 走行抵抗を検出する走行抵抗検出手段と、 前記リジュームスイッチの作動時に、走行抵抗が大きく
    なるに従ってエンジン出力が増大するように前記車速調
    整手段を制御すると共に、走行抵抗が所定以上のとき変
    速機をシフトダウンさせる制御手段と、が備えられてい
    る、 ことを特徴とする定速走行装置の制御装置。
JP10442487A 1987-04-30 1987-04-30 定速走行装置の制御装置 Pending JPS63270241A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136337A (ja) * 1988-11-18 1990-05-24 Mitsubishi Motors Corp 車両用自動走行制御装置

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