JPS63270236A - 四輪駆動車のトランスフア装置 - Google Patents
四輪駆動車のトランスフア装置Info
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- JPS63270236A JPS63270236A JP62107268A JP10726887A JPS63270236A JP S63270236 A JPS63270236 A JP S63270236A JP 62107268 A JP62107268 A JP 62107268A JP 10726887 A JP10726887 A JP 10726887A JP S63270236 A JPS63270236 A JP S63270236A
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- Japan
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- shaft
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 38
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 38
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 26
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 abstract description 3
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 abstract description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
- B60K17/346—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear
- B60K17/3462—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear with means for changing distribution of torque between front and rear wheels
- B60K17/3465—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear with means for changing distribution of torque between front and rear wheels self-actuated means, e.g. differential locked automatically by difference of speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/0017—Transmissions for multiple ratios specially adapted for four-wheel-driven vehicles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/089—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears all of the meshing gears being supported by a pair of parallel shafts, one being the input shaft and the other the output shaft, there being no countershaft involved
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、センターデフ付フルタイム四輪駆動車用トラ
ンスミッションに関し、詳しくはセンターデフに粘性カ
ップリングを組合せてデフロック操作を自動化してなる
四輪駆!FlI車のトランスファ装置に関する。
ンスミッションに関し、詳しくはセンターデフに粘性カ
ップリングを組合せてデフロック操作を自動化してなる
四輪駆!FlI車のトランスファ装置に関する。
一般に、フルタイム四輪駆動車のトランスミッションで
は、トランスミッションの入力軸よりギヤを介して伝達
されたトルクが、デフビニオンによって前輪駆動用ドラ
イブ軸およびリヤドライブ軸へ伝達されるが、四輪中の
一輪がスリップすると、全輪ともトルクが伝達されな(
なり、車両が動けなくなるため、センターデフロック機
構が必要とされている。 そこで、従来のフルタイム四輪駆動車用トランスミッシ
ョンのデフロック機構には、ドッグクラッチによる機械
式のものがあり、手動操作によってデフロック操作を行
なうもの、あるいは特開昭59−179425号公報に
示すように、前輪と後輪とを流体クラッチまたは粘性ク
ラッチで連結するとともに、後輪が前輪より所定範囲以
上に低い回転になったときに、前輪駆動の動力により一
方向クラッチを介して後輪を駆動するようにしたものな
どが提案されている。
は、トランスミッションの入力軸よりギヤを介して伝達
されたトルクが、デフビニオンによって前輪駆動用ドラ
イブ軸およびリヤドライブ軸へ伝達されるが、四輪中の
一輪がスリップすると、全輪ともトルクが伝達されな(
なり、車両が動けなくなるため、センターデフロック機
構が必要とされている。 そこで、従来のフルタイム四輪駆動車用トランスミッシ
ョンのデフロック機構には、ドッグクラッチによる機械
式のものがあり、手動操作によってデフロック操作を行
なうもの、あるいは特開昭59−179425号公報に
示すように、前輪と後輪とを流体クラッチまたは粘性ク
ラッチで連結するとともに、後輪が前輪より所定範囲以
上に低い回転になったときに、前輪駆動の動力により一
方向クラッチを介して後輪を駆動するようにしたものな
どが提案されている。
しかしながら、上述した従来例に示すように、前者の場
合は機械式の手動操作であり、運転者が路面状況を判断
して、その都度作動させるので操作が繁雑である。 また、後音の例では、ビスカスモードとハンプ七−ドの
設定にもとづく粘性カップリングの容量設定が困難であ
り、かつ、適正な特性を得るためには比較的人寄はのも
のとなるという問題がある。 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、セン
ターデフ付フルタイム四輪駆動車用トラ′ンスミッショ
ンにおいて、前輪駆動用ドライブ軸とリヤドライブ軸と
を連結する粘性カップリングをセンターデフに組み込み
、コンパクト化するとともに、路面状況により適切な差
動制限ができる四輪駆動車のトランスファ装置を提供す
ることを目的としてなるものである。
合は機械式の手動操作であり、運転者が路面状況を判断
して、その都度作動させるので操作が繁雑である。 また、後音の例では、ビスカスモードとハンプ七−ドの
設定にもとづく粘性カップリングの容量設定が困難であ
り、かつ、適正な特性を得るためには比較的人寄はのも
のとなるという問題がある。 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、セン
ターデフ付フルタイム四輪駆動車用トラ′ンスミッショ
ンにおいて、前輪駆動用ドライブ軸とリヤドライブ軸と
を連結する粘性カップリングをセンターデフに組み込み
、コンパクト化するとともに、路面状況により適切な差
動制限ができる四輪駆動車のトランスファ装置を提供す
ることを目的としてなるものである。
上記目的を達成するために、本発明は、センターデフ付
四輪駆動車用トランスミッションにおいて、上記トラン
スミッションの入力軸に配設された歯車列によってって
駆動されるドライブ軸を中空軸に形成し、上記センター
デフのデフケースを上記ドライブ軸に係合すると共に、
上記デフケース内に粘性カップリングを配設し、上記ド
ライブ軸の中空部に前輪駆動用ドライブ軸を介装し、上
記粘性カップリングの出力軸を上記前輪駆動用ドライブ
軸に係合すると共に、上記粘性カップリングの入力軸に
上記センターデフの一方のデフギヤを形成し、上記粘性
カップリングのハブを、上記センターデフの他方のデフ
ギヤと一体に回動するリヤドライブ軸に係合してなるこ
とを特徴とするものである。
四輪駆動車用トランスミッションにおいて、上記トラン
スミッションの入力軸に配設された歯車列によってって
駆動されるドライブ軸を中空軸に形成し、上記センター
デフのデフケースを上記ドライブ軸に係合すると共に、
上記デフケース内に粘性カップリングを配設し、上記ド
ライブ軸の中空部に前輪駆動用ドライブ軸を介装し、上
記粘性カップリングの出力軸を上記前輪駆動用ドライブ
軸に係合すると共に、上記粘性カップリングの入力軸に
上記センターデフの一方のデフギヤを形成し、上記粘性
カップリングのハブを、上記センターデフの他方のデフ
ギヤと一体に回動するリヤドライブ軸に係合してなるこ
とを特徴とするものである。
上記構成に基づいて、本発明による四輪駆動車のトラン
スファ装置では、センターデフ付フルタイム四輪駆動車
用トランスミッションのセンターデフに、差動制限機能
を有する粘性カップリングを組み込んでなるものであり
、通常走行中はセンターデフにより前輪駆動用ドライブ
軸とリヤドライブ軸にトルクが分配されているが、前輪
または後輪にスリップが生じて前後輪に回転差が生じた
場合は、粘性カップリングが作動して回転の低い方へト
ルクが伝達されるため、差動を制限することができる。 また、上記粘性カップリングによる差動制限機能は路面
の状況により自動的に差動制限が行なわれるものであり
、動作応答性が歿く適正な差動制限が可能である。
スファ装置では、センターデフ付フルタイム四輪駆動車
用トランスミッションのセンターデフに、差動制限機能
を有する粘性カップリングを組み込んでなるものであり
、通常走行中はセンターデフにより前輪駆動用ドライブ
軸とリヤドライブ軸にトルクが分配されているが、前輪
または後輪にスリップが生じて前後輪に回転差が生じた
場合は、粘性カップリングが作動して回転の低い方へト
ルクが伝達されるため、差動を制限することができる。 また、上記粘性カップリングによる差動制限機能は路面
の状況により自動的に差動制限が行なわれるものであり
、動作応答性が歿く適正な差動制限が可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、縦置きトランスアクスル型のセンターデ
フ付4輪駆a車の伝動系について説明すると、符号1は
エンジン、2はクラッチであり、クラッチ2からのドラ
イブ軸3が、副変速機4に連結する。副変速B14は、
ドライブ軸3と入ノコ軸5との間に減速ギヤ6と切換機
構7とを有し、両輪3.5を直結した高速レンジと減速
ギヤ6をバイパスした低速レンジとに切換えられるよう
になっている。入力軸5は、主変速機8に入り、それと
平行に配置されたドライブ軸9との間に第1速ないし第
5速の変速用ギヤ10ないし14.同期機構15ないし
17および図示しない優退段のギiyを有し、前進5段
後進1段の変速動力を出力する。 ドライブ軸9は、中空であってその内部に前輪駆動用ド
ライブ軸18が挿通し、この前輪駆動用ドライブ軸18
の前端が、副変速機4の直下のフロントデフ装置19を
介して図示しない前輪に伝達構成される。 また、主変速機8の侵部において、ドライブ軸9の後端
にトランスファ装置20が設けられ、トランスファ装置
20は、リヤドライブ軸21、一対のトランスファギヤ
22を介して前輪駆動用ドライブ軸1Bと平行な後輪駆
動用ドライブ軸23に連結し、この後輪駆動用ドライブ
軸23が、プロペラ軸24.リヤデフ装置25等を介し
て後輪に伝動構成されるのであり、こうしてトランスフ
ァ装fi20により動力が前後輪に分配され、かつその
回転差が吸収される。 上記トランスファ装置20は、主変速l18からのトル
クを中空状のドライブ軸9を介して伝達されるフロント
デフケース30と、センターデフケース31と、上記セ
ンタデフケース31に嵌合されるビニオンシャフト32
と、上記ビニオンシャフト32に回転自在に装着された
ピニオンギヤ33と、上記ピニオンギヤ33に噛合いト
ルクを伝達するデフギヤ34゜35とからなるセンター
デフ36に、上記前輪駆動用ドライブ軸18に連結され
る出力軸37bと連結され、入力軸37aに形成された
デフギヤ21を介してトルクを伝達するカップリングケ
ース本体38と、上記ケース本体38の内部でリヤドラ
イブ軸21に直結されたハブ39と、上記ケース本体3
8の密閉された内部でカップリングケース本体38に直
結された複数枚のアウタプレート38aとハブ39に直
結された複数枚のインナプレート39aとの間−に充填
された高粘度のシリコンオイルなどの粘性流体および空
気を封入することによって形成される粘性カップリング
40が組み込まれている。 次いで、上述したように構成されたトランスファ装置2
0によるトルク伝遠軽路を説明する。 まず、エンジン1からの回転トルクはクラッチ2を介し
て副変速機4に入力し、ここで選択された高速または低
速レンジのトルクが主変速1i18に入力し、主変速機
8のドライブ軸9からの変速トルクがトランスファ装置
7120のフロントデフケース30、センターデフケー
ス31からビニオンシャフト32を介してピニオンギヤ
33に伝達されるものであり、通常の走行中は、上記ピ
ニオンギヤ30の一方の回転力はデフギヤ34、カップ
リングケース本体3B、粘性カンプリングの出力軸37
bを介して前輪駆動用ドライブ軸18に分配され、他方
はデフギヤ35、リヤドライブ軸21、トランスファギ
ヤ22を介して後輪駆動用ドライブ軸23に分配される
。 また・後輪がスリップなどして前後輪に回転差が生じた
場合は、後輪駆動用ドライブ軸23からリヤドライブ軸
21に回転力が伝達され、リヤドライブ軸21と一体な
ハブ39ののインナプレート39aが粘性カップリング
40内で高回転してインナプレート38aと39aの間
でトルク伝達が行われ、上記リヤドライブ軸21とカッ
プリングケース本体38との回転差が制限され、ドライ
ブ軸9からのトルクが、フロントデフケース30.セン
ターデフケース31、とニオンシャフト32、ピニオン
ギヤ33、デフギヤ35、リヤドライブ軸21、ハブ3
9、インナプレート39a1アウタプレート3881カ
ツプリングケース本体38、粘性カップリング40の出
力軸37bを介して前輪駆動用ドライブ軸18に伝達さ
れるので、前後輪の差動を制限することができる。 なお、前輪がスリップした場合にも、同様に粘性カップ
リング40により後輪の差動が制限される。 また、上記トランスファ装置20のセンターデフ36に
組み込れた粘性カップリング40は、アウタプレート3
8aとインナプレート39aとの回転差によってトルク
が伝達されるものであり、自動的に切換ねる。 さらに、上記粘性カップリング40を構成するカップリ
ングケース本体38とリヤドライブ軸21との間にベア
リング41を装着することにより、ハブ39とケース本
体38およびデフギヤ34とのクリアランスを適正に保
持することができるとともに、トランスファギヤ22か
らの荷重を受けることにより全体構造をコンパクト化す
ることができる。
フ付4輪駆a車の伝動系について説明すると、符号1は
エンジン、2はクラッチであり、クラッチ2からのドラ
イブ軸3が、副変速機4に連結する。副変速B14は、
ドライブ軸3と入ノコ軸5との間に減速ギヤ6と切換機
構7とを有し、両輪3.5を直結した高速レンジと減速
ギヤ6をバイパスした低速レンジとに切換えられるよう
になっている。入力軸5は、主変速機8に入り、それと
平行に配置されたドライブ軸9との間に第1速ないし第
5速の変速用ギヤ10ないし14.同期機構15ないし
17および図示しない優退段のギiyを有し、前進5段
後進1段の変速動力を出力する。 ドライブ軸9は、中空であってその内部に前輪駆動用ド
ライブ軸18が挿通し、この前輪駆動用ドライブ軸18
の前端が、副変速機4の直下のフロントデフ装置19を
介して図示しない前輪に伝達構成される。 また、主変速機8の侵部において、ドライブ軸9の後端
にトランスファ装置20が設けられ、トランスファ装置
20は、リヤドライブ軸21、一対のトランスファギヤ
22を介して前輪駆動用ドライブ軸1Bと平行な後輪駆
動用ドライブ軸23に連結し、この後輪駆動用ドライブ
軸23が、プロペラ軸24.リヤデフ装置25等を介し
て後輪に伝動構成されるのであり、こうしてトランスフ
ァ装fi20により動力が前後輪に分配され、かつその
回転差が吸収される。 上記トランスファ装置20は、主変速l18からのトル
クを中空状のドライブ軸9を介して伝達されるフロント
デフケース30と、センターデフケース31と、上記セ
ンタデフケース31に嵌合されるビニオンシャフト32
と、上記ビニオンシャフト32に回転自在に装着された
ピニオンギヤ33と、上記ピニオンギヤ33に噛合いト
ルクを伝達するデフギヤ34゜35とからなるセンター
デフ36に、上記前輪駆動用ドライブ軸18に連結され
る出力軸37bと連結され、入力軸37aに形成された
デフギヤ21を介してトルクを伝達するカップリングケ
ース本体38と、上記ケース本体38の内部でリヤドラ
イブ軸21に直結されたハブ39と、上記ケース本体3
8の密閉された内部でカップリングケース本体38に直
結された複数枚のアウタプレート38aとハブ39に直
結された複数枚のインナプレート39aとの間−に充填
された高粘度のシリコンオイルなどの粘性流体および空
気を封入することによって形成される粘性カップリング
40が組み込まれている。 次いで、上述したように構成されたトランスファ装置2
0によるトルク伝遠軽路を説明する。 まず、エンジン1からの回転トルクはクラッチ2を介し
て副変速機4に入力し、ここで選択された高速または低
速レンジのトルクが主変速1i18に入力し、主変速機
8のドライブ軸9からの変速トルクがトランスファ装置
7120のフロントデフケース30、センターデフケー
ス31からビニオンシャフト32を介してピニオンギヤ
33に伝達されるものであり、通常の走行中は、上記ピ
ニオンギヤ30の一方の回転力はデフギヤ34、カップ
リングケース本体3B、粘性カンプリングの出力軸37
bを介して前輪駆動用ドライブ軸18に分配され、他方
はデフギヤ35、リヤドライブ軸21、トランスファギ
ヤ22を介して後輪駆動用ドライブ軸23に分配される
。 また・後輪がスリップなどして前後輪に回転差が生じた
場合は、後輪駆動用ドライブ軸23からリヤドライブ軸
21に回転力が伝達され、リヤドライブ軸21と一体な
ハブ39ののインナプレート39aが粘性カップリング
40内で高回転してインナプレート38aと39aの間
でトルク伝達が行われ、上記リヤドライブ軸21とカッ
プリングケース本体38との回転差が制限され、ドライ
ブ軸9からのトルクが、フロントデフケース30.セン
ターデフケース31、とニオンシャフト32、ピニオン
ギヤ33、デフギヤ35、リヤドライブ軸21、ハブ3
9、インナプレート39a1アウタプレート3881カ
ツプリングケース本体38、粘性カップリング40の出
力軸37bを介して前輪駆動用ドライブ軸18に伝達さ
れるので、前後輪の差動を制限することができる。 なお、前輪がスリップした場合にも、同様に粘性カップ
リング40により後輪の差動が制限される。 また、上記トランスファ装置20のセンターデフ36に
組み込れた粘性カップリング40は、アウタプレート3
8aとインナプレート39aとの回転差によってトルク
が伝達されるものであり、自動的に切換ねる。 さらに、上記粘性カップリング40を構成するカップリ
ングケース本体38とリヤドライブ軸21との間にベア
リング41を装着することにより、ハブ39とケース本
体38およびデフギヤ34とのクリアランスを適正に保
持することができるとともに、トランスファギヤ22か
らの荷重を受けることにより全体構造をコンパクト化す
ることができる。
以上詳細に説明したように、本発明による四輪駆動車の
トランスファ装置は、センターデフ付トランスミッショ
ンのセンターデフに、粘性カップリングを組み込み、上
記センターデフのデフロック動作を自動化してなるもの
であり、動作の応答性も良好で、路面状況に応じた適正
な差動制限が可能になる。 また、上記デフロック動作を行なう粘性カップリングは
センターデフケース内に組み込まれたコンパクトな構造
であり、大幅な主変速機の改造を要せずセンターデフロ
ック機構の自動化が図られ、トランスミッションの大型
化を防止して、車載上のスペースを極力小さくすること
ができる。
トランスファ装置は、センターデフ付トランスミッショ
ンのセンターデフに、粘性カップリングを組み込み、上
記センターデフのデフロック動作を自動化してなるもの
であり、動作の応答性も良好で、路面状況に応じた適正
な差動制限が可能になる。 また、上記デフロック動作を行なう粘性カップリングは
センターデフケース内に組み込まれたコンパクトな構造
であり、大幅な主変速機の改造を要せずセンターデフロ
ック機構の自動化が図られ、トランスミッションの大型
化を防止して、車載上のスペースを極力小さくすること
ができる。
第1図は本発明によるセンターデフ付フルタイム四輪駆
動車用トランスミッションの全体構成図、第2図は要部
の拡大構成図である。 5・・・入力軸、9・・・ドライブ軸、1B・・・前輪
駆動用ドライブ軸、20・・・トランスファ装置、31
・・・センターデフケース、34.35・・・デフギヤ
、36・・・センターデフ、37a・・・粘性カップリ
ングの入力軸、37b・・・粘性カップリングの出力軸
、38・・・カップリングケース本体、39・・・ハブ
、40・・・粘性カップリング、41・・・ベアリング
。
動車用トランスミッションの全体構成図、第2図は要部
の拡大構成図である。 5・・・入力軸、9・・・ドライブ軸、1B・・・前輪
駆動用ドライブ軸、20・・・トランスファ装置、31
・・・センターデフケース、34.35・・・デフギヤ
、36・・・センターデフ、37a・・・粘性カップリ
ングの入力軸、37b・・・粘性カップリングの出力軸
、38・・・カップリングケース本体、39・・・ハブ
、40・・・粘性カップリング、41・・・ベアリング
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 センターデフ付四輪駆動車用トランスミッションにお
いて、 上記トランスミッションの入力軸に配設された歯車列に
よって駆動されるドライブ軸を中空軸に形成し、 上記センターデフのデフケースを上記ドライブ軸に係合
すると共に、上記デフケース内に粘性カップリングを配
設し、 上記ドライブ軸の中空部に前輪駆動用ドライブ軸を介装
し、 上記粘性カップリングの出力軸を上記前輪駆動用ドライ
ブ軸に係合すると共に、上記粘性カップリングの入力軸
に上記センターデフの一方のデフギヤを形成し、 上記粘性カップリングのハブを、上記センターデフの他
方のデフギヤと一体に回動するリヤドライブ軸に係合し
てなることを特徴とする四輪駆動車のトランスファ装置
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107268A JP2577910B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 四輪駆動車のトランスフア装置 |
US07/185,429 US4907472A (en) | 1987-04-30 | 1988-04-25 | Power transmitting system for a four-wheel drive vehicle |
EP88303861A EP0290201B1 (en) | 1987-04-30 | 1988-04-28 | Power transmitting system for a four-wheel drive vehicle |
DE8888303861T DE3862421D1 (de) | 1987-04-30 | 1988-04-28 | Kraftuebertragungssystem fuer ein fahrzeug mit vierradantrieb. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107268A JP2577910B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 四輪駆動車のトランスフア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270236A true JPS63270236A (ja) | 1988-11-08 |
JP2577910B2 JP2577910B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14454749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62107268A Expired - Lifetime JP2577910B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 四輪駆動車のトランスフア装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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