JPS63269969A - 液状物の濃縮方法 - Google Patents
液状物の濃縮方法Info
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- JPS63269969A JPS63269969A JP62105483A JP10548387A JPS63269969A JP S63269969 A JPS63269969 A JP S63269969A JP 62105483 A JP62105483 A JP 62105483A JP 10548387 A JP10548387 A JP 10548387A JP S63269969 A JPS63269969 A JP S63269969A
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は液状物の濃縮方法に関し、更に詳細には真空凍
結乾燥方法を利用した液状物の濃縮方法に関する。
結乾燥方法を利用した液状物の濃縮方法に関する。
（従来技術およびその問題点）
ジュース、コーヒー、お茶、果汁等の嗜好飲料の濃縮手
段として、凍結濃縮法や膜濃縮法が使用されている。し
かしながら、凍結濃縮の場合には氷結晶への固形分の混
入や付着が起こるために濃縮程度に限界がある。また、
膜濃縮法の場合には浸透圧の関係や膜のつまり等により
濃縮限界があるなどの問題があった。
段として、凍結濃縮法や膜濃縮法が使用されている。し
かしながら、凍結濃縮の場合には氷結晶への固形分の混
入や付着が起こるために濃縮程度に限界がある。また、
膜濃縮法の場合には浸透圧の関係や膜のつまり等により
濃縮限界があるなどの問題があった。
（問題を解決するための手段）
本発明者等はこうした点に着目し、濃縮限界のない濃縮
法を開発すべく鋭意研究をした。その結果、従来から一
般的に知られている真空凍結乾燥法を利用することによ
って、上記目的を達成することができるという知見を得
た。
法を開発すべく鋭意研究をした。その結果、従来から一
般的に知られている真空凍結乾燥法を利用することによ
って、上記目的を達成することができるという知見を得
た。
こうした知見を基に完成された本発明の要旨は、液状物
を適宜方法によって凍結処理した後、減圧下で該凍結物
から希望する水分量を昇華させ、その後解凍処理を施す
ことを特徴とする液状物の濃縮方法である。
を適宜方法によって凍結処理した後、減圧下で該凍結物
から希望する水分量を昇華させ、その後解凍処理を施す
ことを特徴とする液状物の濃縮方法である。
以下、本発明の内容について詳しく述べる。
本発明における液状物としては、ジｌ−ス、コーヒー、
お茶、果汁等の嗜好飲料を始めとして、その他各種の液
状物を例示することができるが、該液状物が固形分（可
溶性成分及び不溶性成分）を含有している必要があるこ
とは元より当然である。
お茶、果汁等の嗜好飲料を始めとして、その他各種の液
状物を例示することができるが、該液状物が固形分（可
溶性成分及び不溶性成分）を含有している必要があるこ
とは元より当然である。
これら液状物を適宜手段によって凍結する。
凍結温度は液状物の種類や量等を考慮して実施者におい
て適宜決定すればよい。この凍結処理前に、公知の濃縮
手段、例えば前記した凍結濃縮法や逆浸透膜濃縮法、限
外ろ適法の応用等の方法によって、あるいは濃厚抽出等
によって、予めある程度の濃縮処理を施しておいてもよ
い。
て適宜決定すればよい。この凍結処理前に、公知の濃縮
手段、例えば前記した凍結濃縮法や逆浸透膜濃縮法、限
外ろ適法の応用等の方法によって、あるいは濃厚抽出等
によって、予めある程度の濃縮処理を施しておいてもよ
い。
液状物を凍結処理した後は常法によって減圧下で凍結し
た液状物中の水分を特定量昇華させ、その後解凍処理を
施して希望する濃度に濃縮された液状物を得る。凍結し
た液状物中の水分の昇華に当っては、減圧下で該凍結し
た液状物を加熱処理することになるが、その加熱手段と
しては、伝熱ヒーター、マイクロ波加熱、遠赤外線加熱
等の一般的に使用されているものを採用すればよい。尚
、これに先立って、凍結処理した液状物を凍結粉砕して
もよく、これによって後の乾燥処理および解凍処理を効
果的に行うことができる。
た液状物中の水分を特定量昇華させ、その後解凍処理を
施して希望する濃度に濃縮された液状物を得る。凍結し
た液状物中の水分の昇華に当っては、減圧下で該凍結し
た液状物を加熱処理することになるが、その加熱手段と
しては、伝熱ヒーター、マイクロ波加熱、遠赤外線加熱
等の一般的に使用されているものを採用すればよい。尚
、これに先立って、凍結処理した液状物を凍結粉砕して
もよく、これによって後の乾燥処理および解凍処理を効
果的に行うことができる。
上記凍結した液状物中の水分の昇華時における加熱時間
と液状物中の水分の減少率との関係を第１図に示す。第
１図は緑茶葉から熱水抽出した緑茶エキスを本発明の方
法によって濃縮処理した場合における加熱時間と緑茶エ
キス中の水分の減少率との関係を示すもので、図中縦軸
は水分減少率（重量％）で横軸は加熱時間（時間〉を表
わす。また、緑茶エキスの処理条件は、凍結温度ニー４
０℃、加熱時における減圧度：１００パスカル、加熱温
度：１０℃である。
と液状物中の水分の減少率との関係を第１図に示す。第
１図は緑茶葉から熱水抽出した緑茶エキスを本発明の方
法によって濃縮処理した場合における加熱時間と緑茶エ
キス中の水分の減少率との関係を示すもので、図中縦軸
は水分減少率（重量％）で横軸は加熱時間（時間〉を表
わす。また、緑茶エキスの処理条件は、凍結温度ニー４
０℃、加熱時における減圧度：１００パスカル、加熱温
度：１０℃である。
第１図から明らかなように、２倍濃縮の緑茶エキスを得
る場合は、上記処理条件下において約２時間処理し、そ
の後適宜手段で解凍処理を施すことによって得ることが
できる。
る場合は、上記処理条件下において約２時間処理し、そ
の後適宜手段で解凍処理を施すことによって得ることが
できる。
解凍処理の方法は特に限定されず、例えばマイクロ波加
熱、遠赤外線加熱、常温解凍のような方法がある。また
、解凍時の温度は液状物の種類等を考慮して実施者にお
いて適宜決定すればよく、例えばお茶やコーヒーなどの
ように香味を重要視するような液状物−場合には比較的
低い温度で実施する方が好ましい。
熱、遠赤外線加熱、常温解凍のような方法がある。また
、解凍時の温度は液状物の種類等を考慮して実施者にお
いて適宜決定すればよく、例えばお茶やコーヒーなどの
ように香味を重要視するような液状物−場合には比較的
低い温度で実施する方が好ましい。
（効果）。
本発明の方法によると、液状物の真空凍結乾燥方法を利
用することによって、該液状物の乾燥に至るまでの適宜
時期に解凍処理を施して希望する濃度にまで濃縮された
液状物を得ることができる。また、固形分の損失がない
ために成分バランスに変化がなく、粘度の高い液状物で
も希望する濃度にまで自由に濃縮することができるなど
の利点がある。
用することによって、該液状物の乾燥に至るまでの適宜
時期に解凍処理を施して希望する濃度にまで濃縮された
液状物を得ることができる。また、固形分の損失がない
ために成分バランスに変化がなく、粘度の高い液状物で
も希望する濃度にまで自由に濃縮することができるなど
の利点がある。
〈実施例〉
実施例１
緑茶葉より熱湯にて抽出した固形分１．２重量％の緑茶
を一４０℃で１時間急速凍結を行なった後、減圧度１０
０パスカル、１０℃の条件で４時間処理し、その後常圧
に戻して常温解凍した。得られた緑茶の水分減少率は９
４％で固形分２０重０％にまで濃縮されていた。
を一４０℃で１時間急速凍結を行なった後、減圧度１０
０パスカル、１０℃の条件で４時間処理し、その後常圧
に戻して常温解凍した。得られた緑茶の水分減少率は９
４％で固形分２０重０％にまで濃縮されていた。
実施例２
粉砕したコーヒー豆より熱湯にて抽出した固形分２重量
％のコーヒーを一３０℃で２時間急速凍結を行なった後
、実施例１と同様の条件で４．５時間処理し、その後常
圧に戻して常温解凍した。得られたコーヒーの水分減少
率は９６％で固形分５０重儀％にまで濃縮されていた。
％のコーヒーを一３０℃で２時間急速凍結を行なった後
、実施例１と同様の条件で４．５時間処理し、その後常
圧に戻して常温解凍した。得られたコーヒーの水分減少
率は９６％で固形分５０重儀％にまで濃縮されていた。
第１図は緑茶葉から熱水抽出した緑茶エキスを本発明の
方法によって濃縮処理した場合における加熱時間と緑茶
エキス中の水分の減少率との関係を示すもので、図中縦
軸は水分減少率（重量％）で横軸は加熱時間（時間）を
表わす。
方法によって濃縮処理した場合における加熱時間と緑茶
エキス中の水分の減少率との関係を示すもので、図中縦
軸は水分減少率（重量％）で横軸は加熱時間（時間）を
表わす。
Claims (1)
- 液状物を適宜方法によって凍結処理した後、減圧下で該
凍結物から希望する水分量を昇華させ、その後解凍処理
を施すことを特徴とする液状物の濃縮方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62105483A JPS63269969A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 液状物の濃縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62105483A JPS63269969A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 液状物の濃縮方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63269969A true JPS63269969A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14408837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62105483A Pending JPS63269969A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 液状物の濃縮方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63269969A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6559429B2 (en) * | 1999-04-27 | 2003-05-06 | Ellie Corporation | Microwave defrosting under reduced pressure |
| WO2005105253A1 (en) * | 2004-05-01 | 2005-11-10 | Agresearch Limited | Drying process and apparatus |
| CN109393004A (zh) * | 2018-09-28 | 2019-03-01 | 上海锦立保鲜科技有限公司 | 一种利用冻品自由水升华实现真空解冻的方法 |
| JP2020535382A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-12-03 | アルピノーヴ イクス | 冷凍プラント |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712986A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-22 | Hitachiya Honpo:Kk | Preparation of concentrated ptisan |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62105483A patent/JPS63269969A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712986A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-22 | Hitachiya Honpo:Kk | Preparation of concentrated ptisan |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6559429B2 (en) * | 1999-04-27 | 2003-05-06 | Ellie Corporation | Microwave defrosting under reduced pressure |
| WO2005105253A1 (en) * | 2004-05-01 | 2005-11-10 | Agresearch Limited | Drying process and apparatus |
| AU2005237933B2 (en) * | 2004-05-01 | 2009-05-28 | Agresearch Limited | Drying process and apparatus |
| US8012313B2 (en) | 2004-05-01 | 2011-09-06 | Agresearch Limited | Drying process and apparatus |
| JP2020535382A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-12-03 | アルピノーヴ イクス | 冷凍プラント |
| US11747069B2 (en) | 2017-07-28 | 2023-09-05 | Alpinov X | Refrigeration plant |
| CN109393004A (zh) * | 2018-09-28 | 2019-03-01 | 上海锦立保鲜科技有限公司 | 一种利用冻品自由水升华实现真空解冻的方法 |
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