JPS63269282A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPS63269282A JPS63269282A JP62103016A JP10301687A JPS63269282A JP S63269282 A JPS63269282 A JP S63269282A JP 62103016 A JP62103016 A JP 62103016A JP 10301687 A JP10301687 A JP 10301687A JP S63269282 A JPS63269282 A JP S63269282A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は紙幣を受入れる機能を備えた紙幣入金装置等に
係る自動取引装置に関する。
係る自動取引装置に関する。
(従来の技術)
近年、例えば銀行等の金融機関においては、顧客より入
金用の紙幣を受入れ、収納した紙幣を払出用の現金とし
て使える循環式の紙幣入出金装置が開発され実用化され
ており、その紙幣入出金口には紙幣の受入れ時、あるい
は払出し時に紙幣を一時収容する共通の収容部が設けら
れている。
金用の紙幣を受入れ、収納した紙幣を払出用の現金とし
て使える循環式の紙幣入出金装置が開発され実用化され
ており、その紙幣入出金口には紙幣の受入れ時、あるい
は払出し時に紙幣を一時収容する共通の収容部が設けら
れている。
従来、この種の収容部(15)は第12図〜第15図に
示すように入金時、あるいは出金時に際して紙幣(P)
を一括して収容するための開口された紙幣出入口(4)
と、この紙幣出入口(4)の内周に折曲形成された蓋体
(4a)と、この蓋体(4a)の下面と僅かな隙間(G
)を保ちながら移動し開閉することが可能な把手(12
3a)を有する紙幣入出扉(123)と、この紙幣入出
扉(123)の開閉を駆動する扉開閉機構(120)と
、前記紙幣入出扉(123)が開放されたとき前記出入
口(4)から受入れた紙幣、あるいは払出された紙幣を
一時収容しておく載置台(105)とから構成されてい
る。
示すように入金時、あるいは出金時に際して紙幣(P)
を一括して収容するための開口された紙幣出入口(4)
と、この紙幣出入口(4)の内周に折曲形成された蓋体
(4a)と、この蓋体(4a)の下面と僅かな隙間(G
)を保ちながら移動し開閉することが可能な把手(12
3a)を有する紙幣入出扉(123)と、この紙幣入出
扉(123)の開閉を駆動する扉開閉機構(120)と
、前記紙幣入出扉(123)が開放されたとき前記出入
口(4)から受入れた紙幣、あるいは払出された紙幣を
一時収容しておく載置台(105)とから構成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の装置における紙幣入出扉(123
)は平板状にして紙幣出入口(4)の蓋体(4a)との
隙間(G)が細長いスリット状であったため、自動取引
装置に不馴れな顧客は第16図に示すように前記紙幣入
出扉(123)が閉鎖されているにも拘らず、前記スリ
ット形状の隙間(G)から入金用の紙幣(P)を1枚ず
つ挿入するという誤った操作をする場合がある。この場
合、挿入された紙幣(P)は装置内に取込まれないまま
保持されるため、顧客と係員との間でトラブルが発生す
るという問題を有していた。
)は平板状にして紙幣出入口(4)の蓋体(4a)との
隙間(G)が細長いスリット状であったため、自動取引
装置に不馴れな顧客は第16図に示すように前記紙幣入
出扉(123)が閉鎖されているにも拘らず、前記スリ
ット形状の隙間(G)から入金用の紙幣(P)を1枚ず
つ挿入するという誤った操作をする場合がある。この場
合、挿入された紙幣(P)は装置内に取込まれないまま
保持されるため、顧客と係員との間でトラブルが発生す
るという問題を有していた。
ここで、トラブルとは顧客が前記隙間(G)から紙幣(
P)を挿入した場合、取引装置としては載置台(105
)に連通ずる正規の受入口に送られないため処理できず
、また紙幣の挿入検知用センサーが上記隙間(G)の前
方には配置されていないため、紙幣(P)は取込まれる
ことなく装置内に残留したままの状態となってしまう。
P)を挿入した場合、取引装置としては載置台(105
)に連通ずる正規の受入口に送られないため処理できず
、また紙幣の挿入検知用センサーが上記隙間(G)の前
方には配置されていないため、紙幣(P)は取込まれる
ことなく装置内に残留したままの状態となってしまう。
一方、顧客は紙幣(P)を取引装置の収容部(15)に
投入したにも拘らず預金取引が実行されないので係員に
申し出たり、ひどい場合には勝手に預金取引が完了した
ものと思い込んで一旦帰宅し、後日預金したものと思っ
た取引が行なわれていないことに気付き係員に申し出る
といった問題である。
投入したにも拘らず預金取引が実行されないので係員に
申し出たり、ひどい場合には勝手に預金取引が完了した
ものと思い込んで一旦帰宅し、後日預金したものと思っ
た取引が行なわれていないことに気付き係員に申し出る
といった問題である。
本発明は上述したような問題点を解決するためになされ
たもので、入金時において、顧客が収容部に紙幣を投入
する際の誤操作を未然に防止することができ、これによ
って取引装置の信頼性及び安全性の向上を図ることがで
きる自動取引装置を提供することを目的とする。
たもので、入金時において、顧客が収容部に紙幣を投入
する際の誤操作を未然に防止することができ、これによ
って取引装置の信頼性及び安全性の向上を図ることがで
きる自動取引装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記問題点を解決するために、紙幣を受入れる
機能を備えた自動取引装置において、紙幣を受入れるた
めの紙幣入金口と、この紙幣入金口の前壁に形成され、
かつこの前壁に櫛歯状の凹凸部が設けられた筺体と、こ
の筺体の凹凸部に係合する凹凸部を有する開閉可能な扉
体と、この扉体を選択的に開放あるいは閉鎖する扉開閉
手段とを設けて構成されるものである。
機能を備えた自動取引装置において、紙幣を受入れるた
めの紙幣入金口と、この紙幣入金口の前壁に形成され、
かつこの前壁に櫛歯状の凹凸部が設けられた筺体と、こ
の筺体の凹凸部に係合する凹凸部を有する開閉可能な扉
体と、この扉体を選択的に開放あるいは閉鎖する扉開閉
手段とを設けて構成されるものである。
(作 用)
すなわち、本発明は上記構成とすることにより。
筺体と扉体との隙間が凹凸状で係合されるため、この隙
間から紙幣の挿入が不可能となり、顧客の不馴れによっ
て上記隙間への誤挿入を防止することができる。さらに
、上記隙間から硬貨等の異物に対してもその侵入を阻止
することが可能である。
間から紙幣の挿入が不可能となり、顧客の不馴れによっ
て上記隙間への誤挿入を防止することができる。さらに
、上記隙間から硬貨等の異物に対してもその侵入を阻止
することが可能である。
(実施例)
以下、本発明を第1図乃至第11図に示す実施例にもと
づいて説明する。第7図は本発明の一実施例を適用した
自動取引装置の概略的斜視図である。
づいて説明する。第7図は本発明の一実施例を適用した
自動取引装置の概略的斜視図である。
図中、(100)は利用客の操作に基づいて貨幣の入出
金を自動的に行なう自動取引装置である。この取引装置
(100)は、例えば筺体(1)の正面に形成されてい
る操作面(2)が仕切壁(3)を貫通して銀行の自動入
出金コーナーに臨んだ状態で据付けられている。
金を自動的に行なう自動取引装置である。この取引装置
(100)は、例えば筺体(1)の正面に形成されてい
る操作面(2)が仕切壁(3)を貫通して銀行の自動入
出金コーナーに臨んだ状態で据付けられている。
上記操作面(2)には、有価証券である入金用紙幣が投
入されるとともに筺体(1)内から放出される紙幣が取
出される紙幣出入口(4)、入金用硬貨が投入されると
ともに筺体(1)内から放出される硬貨が取出される一
つの硬貨出入口(201)、貨幣の入出金の際に使用さ
れるキャッシュカードや通帳の投入、放出が行なわれる
カード/通帳出入口(5)、利用客により入出金操作と
必要な表示が行なわれる表示/入力画(6)が設けられ
ている。
入されるとともに筺体(1)内から放出される紙幣が取
出される紙幣出入口(4)、入金用硬貨が投入されると
ともに筺体(1)内から放出される硬貨が取出される一
つの硬貨出入口(201)、貨幣の入出金の際に使用さ
れるキャッシュカードや通帳の投入、放出が行なわれる
カード/通帳出入口(5)、利用客により入出金操作と
必要な表示が行なわれる表示/入力画(6)が設けられ
ている。
そして、筺体(1)内には前記紙幣出入口(4)から投
入された紙幣の入金処理及び紙幣出入口(4)へ放出す
べき紙幣の出金処理などを行なう紙幣処理ユニット(9
)、前記硬貨出入口(201)から投入された硬貨の受
入れ処理及び硬貨出入口(201)へ放出すべき硬貨の
放出処理などを行なう硬貨処理ユニツ)−(200)、
前記カード/通帳出入口(5)から投入されたカード又
は通帳に対して所定処理を行なうカード/通帳処理ユニ
ット(10)、前記表示/入力画(6)に所定の表示動
作と入力動作とを行なう表示/入カニニット(11)、
係員操作に供される係員操作ユニット(280)及び各
ユニットの制御を司る制御ユニット(290)が設けら
れている(第8図参照)。
入された紙幣の入金処理及び紙幣出入口(4)へ放出す
べき紙幣の出金処理などを行なう紙幣処理ユニット(9
)、前記硬貨出入口(201)から投入された硬貨の受
入れ処理及び硬貨出入口(201)へ放出すべき硬貨の
放出処理などを行なう硬貨処理ユニツ)−(200)、
前記カード/通帳出入口(5)から投入されたカード又
は通帳に対して所定処理を行なうカード/通帳処理ユニ
ット(10)、前記表示/入力画(6)に所定の表示動
作と入力動作とを行なう表示/入カニニット(11)、
係員操作に供される係員操作ユニット(280)及び各
ユニットの制御を司る制御ユニット(290)が設けら
れている(第8図参照)。
第8図は上記取引装置(100)の構成を示すブロック
図である。図中、(290)は前記制御ユニットで、こ
の制御ユニット(290)は所定のプログラムが記憶さ
れているプログラムメモリ(91)と、この装置での取
引ごとの取引記録、入出金額の累計、装置内に収容され
ている貨幣の回収金額や補充金額などを記憶する記憶手
段(以下、単に取引メモリと称する)(92)とが制御
部(90)に接続されて構成されている。
図である。図中、(290)は前記制御ユニットで、こ
の制御ユニット(290)は所定のプログラムが記憶さ
れているプログラムメモリ(91)と、この装置での取
引ごとの取引記録、入出金額の累計、装置内に収容され
ている貨幣の回収金額や補充金額などを記憶する記憶手
段(以下、単に取引メモリと称する)(92)とが制御
部(90)に接続されて構成されている。
なお、取引メモリ(92)の記憶内容及び制御部(90
)での制御内容の詳細については後述する。そして、制
御部(90)は前述の紙幣処理ユニット(9)、硬貨処
理ユニット(200) 、カード/通帳処理ユニット(
10)、表示入カニニット(11)、係員操作ユニット
(280)及び利用客に音声案内を行なう音声案内ユニ
ット(99)が接続されている。また、この制御部(9
0)は専用回線又は交換回線などを利用してセンター計
算機(94)と交信可能に接続され、カード/通帳処理
ユニット(10)に投入されたカード又は通帳から読取
られた口座番号、当該口座番号や暗証番号に対応して予
めセンター計算機(94)に登録されている予信限度、
前記表示/入カニニット(11)から入力された口座番
号や暗証番号などの交信を行なって取引を行なえるよう
になっている。
)での制御内容の詳細については後述する。そして、制
御部(90)は前述の紙幣処理ユニット(9)、硬貨処
理ユニット(200) 、カード/通帳処理ユニット(
10)、表示入カニニット(11)、係員操作ユニット
(280)及び利用客に音声案内を行なう音声案内ユニ
ット(99)が接続されている。また、この制御部(9
0)は専用回線又は交換回線などを利用してセンター計
算機(94)と交信可能に接続され、カード/通帳処理
ユニット(10)に投入されたカード又は通帳から読取
られた口座番号、当該口座番号や暗証番号に対応して予
めセンター計算機(94)に登録されている予信限度、
前記表示/入カニニット(11)から入力された口座番
号や暗証番号などの交信を行なって取引を行なえるよう
になっている。
なお1図中、(too’)で示すものはセンター計算機
(94)と交信可能に接続されているその他の取引装置
であり、上述の取引装置(100)と同様の構成を有し
ている。
(94)と交信可能に接続されているその他の取引装置
であり、上述の取引装置(100)と同様の構成を有し
ている。
つぎに、前記紙幣処理ユニット(9)の詳細について第
9図乃至第11図を参照して説明する。まず、紙幣処理
ユニット(9)の構成の概要を第9図(a)〜(C)を
参照して説明する。第9図(a)において、紙幣処理ユ
ニット(9)の筺体(14)の前側(図中左側)上部に
は前記紙幣出入口(紙幣投入口又は紙幣送出口ともいう
)(4)に対向するように投入紙幣又は送出紙幣を積層
状態で収容する収容部(15)が設けられているととも
に紙幣処理ユニット(9)内の後側(図中右側)には下
から順次、各種金庫すなわち入金損券、出金支払不可と
された万円券、千円券および入金された五千円券を収納
する損券・支払不可界/五千円券収納部(16)、出金
用千円券および損券以外の入金千円券を収納する千円券
収納部(17)、出金用万円券および損券以外の入金万
円券を収納する万円券収納部(18)、および取忘れ紙
幣を収納する回収庫(19)が配置されている。
9図乃至第11図を参照して説明する。まず、紙幣処理
ユニット(9)の構成の概要を第9図(a)〜(C)を
参照して説明する。第9図(a)において、紙幣処理ユ
ニット(9)の筺体(14)の前側(図中左側)上部に
は前記紙幣出入口(紙幣投入口又は紙幣送出口ともいう
)(4)に対向するように投入紙幣又は送出紙幣を積層
状態で収容する収容部(15)が設けられているととも
に紙幣処理ユニット(9)内の後側(図中右側)には下
から順次、各種金庫すなわち入金損券、出金支払不可と
された万円券、千円券および入金された五千円券を収納
する損券・支払不可界/五千円券収納部(16)、出金
用千円券および損券以外の入金千円券を収納する千円券
収納部(17)、出金用万円券および損券以外の入金万
円券を収納する万円券収納部(18)、および取忘れ紙
幣を収納する回収庫(19)が配置されている。
さらに、筺体(14)内には、紙幣(P)を鑑査する鑑
査部(20)及び搬送される紙幣の搬送先端をずらして
集積しながら搬送する第1.第2の集積搬送部(21a
) 、 (21b)が設けられているとともに紙幣搬送
路(22)が形成されていて1紙幣(P)を各部に搬送
し得るようになっている。また、紙幣搬送路(22)の
分岐部には図示しないロータリーソレノイドを駆動源と
する振分ゲート(23a)〜(23f)が配設されてい
るとともに途中には各所に紙幣通過検知器(図示しない
)が配設されている。
査部(20)及び搬送される紙幣の搬送先端をずらして
集積しながら搬送する第1.第2の集積搬送部(21a
) 、 (21b)が設けられているとともに紙幣搬送
路(22)が形成されていて1紙幣(P)を各部に搬送
し得るようになっている。また、紙幣搬送路(22)の
分岐部には図示しないロータリーソレノイドを駆動源と
する振分ゲート(23a)〜(23f)が配設されてい
るとともに途中には各所に紙幣通過検知器(図示しない
)が配設されている。
また、上記紙幣搬送路(22)はつぎのように形成され
ている。すなわち、紙幣出入口(4)に対応して設けら
れた収容部(15)を基端部とする取込搬送路(22a
)が形成され、この取込搬送路(22a)は中途部に鑑
査部(20)が配置された中央搬送路(22b)に連通
した状態になっている。また、中央搬送路(22b)は
前記各紙幣収納部(16) 、 (17) 、 (18
)の配設方向に沿う区分搬送路(22c)に連通した状
態になっている。
ている。すなわち、紙幣出入口(4)に対応して設けら
れた収容部(15)を基端部とする取込搬送路(22a
)が形成され、この取込搬送路(22a)は中途部に鑑
査部(20)が配置された中央搬送路(22b)に連通
した状態になっている。また、中央搬送路(22b)は
前記各紙幣収納部(16) 、 (17) 、 (18
)の配設方向に沿う区分搬送路(22c)に連通した状
態になっている。
区分搬送路(22c)には各紙幣収納部(16) 、
(17) 。
(17) 。
(18)および回収庫(19)に紙幣(P)を収納する
ための収納用搬送路(22d) 、 (22e) 、
(22f) 、 (22g)が分岐されている。さらに
、区分搬送路(22c)には各紙幣収納部(16) 、
(17) 、 (1g)にそれぞれ設けられた取出し
機構(24)を介して取出された紙幣(P)を搬送する
取出し搬送路(22h)、 (22i) 、 (22j
)が合流する状態となっている。
ための収納用搬送路(22d) 、 (22e) 、
(22f) 、 (22g)が分岐されている。さらに
、区分搬送路(22c)には各紙幣収納部(16) 、
(17) 、 (1g)にそれぞれ設けられた取出し
機構(24)を介して取出された紙幣(P)を搬送する
取出し搬送路(22h)、 (22i) 、 (22j
)が合流する状態となっている。
また、中央搬送路(22b)の基端には連絡搬送路(2
2)を介して区分搬送路(22c)の終端に連通してい
るとともに中途部には第1の集積搬送路(21a)に紙
幣(P)を搬送するための分岐搬送路(22fl)が分
岐されている。
2)を介して区分搬送路(22c)の終端に連通してい
るとともに中途部には第1の集積搬送路(21a)に紙
幣(P)を搬送するための分岐搬送路(22fl)が分
岐されている。
さらに、上記第1の集積搬送部(21a)の紙幣(P)
を前記収容部(15)に搬送する送出搬送路(22m)
が設けられている。ここで、収容部(15)より鑑査部
(20)に至る紙幣搬送経路を第1の搬送路(L工)と
称し、この第1の搬送路(L□)に沿って紙幣を搬送す
る搬送手段を第1の搬送手段(190)とする。また、
第1の集積搬送部(21a)より取込搬送路(22a)
の一部、送出搬送路(22m)及び第2の集積(7)送
部(21b)を介して収容部(15)に至る紙幣搬送経
路を第2の搬送路(L2)と称し、この第2の搬送路に
沿って紙幣を搬送する搬送手段を第2の搬送手段(19
1)とする。
を前記収容部(15)に搬送する送出搬送路(22m)
が設けられている。ここで、収容部(15)より鑑査部
(20)に至る紙幣搬送経路を第1の搬送路(L工)と
称し、この第1の搬送路(L□)に沿って紙幣を搬送す
る搬送手段を第1の搬送手段(190)とする。また、
第1の集積搬送部(21a)より取込搬送路(22a)
の一部、送出搬送路(22m)及び第2の集積(7)送
部(21b)を介して収容部(15)に至る紙幣搬送経
路を第2の搬送路(L2)と称し、この第2の搬送路に
沿って紙幣を搬送する搬送手段を第2の搬送手段(19
1)とする。
つぎに、入金時の紙幣(P)の流れの概要を第9図(b
)を参照して説明する。まず、紙幣出入口(4)に一括
して挿入された紙幣(P)・・・は紙幣出入口(4)に
対向して設けられた収容部(15)の取込/送出機構に
より順次1枚ずつ取込まれ、取込搬送路(22a)を介
し中央搬送路(22b)に送り込まれ、この中途部に配
置された鋸査部(20)で額面、真偽が判別される。こ
の結果、正券の場合には図中実線矢印で示すように中央
搬送路(22b)をそのまま搬送されて区分搬送路(2
2c)内に送り込まれるとともに区分搬送路(22c)
に配設された振分ゲート(23b) 。
)を参照して説明する。まず、紙幣出入口(4)に一括
して挿入された紙幣(P)・・・は紙幣出入口(4)に
対向して設けられた収容部(15)の取込/送出機構に
より順次1枚ずつ取込まれ、取込搬送路(22a)を介
し中央搬送路(22b)に送り込まれ、この中途部に配
置された鋸査部(20)で額面、真偽が判別される。こ
の結果、正券の場合には図中実線矢印で示すように中央
搬送路(22b)をそのまま搬送されて区分搬送路(2
2c)内に送り込まれるとともに区分搬送路(22c)
に配設された振分ゲート(23b) 。
(23c) 、 (23d)が選択的に振分けられる6
そして、五千円券および出金紙幣として利用できない傷
みのひどい損券を損券・支払不可界/五千円券収納部(
16)に、千円券を千円券収納部(17)に、万円券を
万円券収納部(18)にそれぞれ収納する。
そして、五千円券および出金紙幣として利用できない傷
みのひどい損券を損券・支払不可界/五千円券収納部(
16)に、千円券を千円券収納部(17)に、万円券を
万円券収納部(18)にそれぞれ収納する。
一方、偽券と判定された場合には図中破線矢印で示すよ
うに振分ゲート(23a)によって分岐搬送路(22Q
)側に振分けられ、この分岐搬送路(22Ω)を介して
第1の集積搬送部(21a)に集積される。なお、振分
ゲート(23a)と分岐搬送路(22fl)とは、搬送
切換手段の一例である。
うに振分ゲート(23a)によって分岐搬送路(22Q
)側に振分けられ、この分岐搬送路(22Ω)を介して
第1の集積搬送部(21a)に集積される。なお、振分
ゲート(23a)と分岐搬送路(22fl)とは、搬送
切換手段の一例である。
そして、紙幣出入口(4)に紙幣(P)が無くなったこ
とが紙幣有無検出器(図示しない)により検知されると
第9図(c)で示すように一時集積された偽券が送出用
搬送路(22m)を介して紙紙出入口(4)に向けて搬
送される。
とが紙幣有無検出器(図示しない)により検知されると
第9図(c)で示すように一時集積された偽券が送出用
搬送路(22m)を介して紙紙出入口(4)に向けて搬
送される。
つぎに、前記収容部(15)の構成を第1図〜第6図を
参照して説明する。この収容部(15)の上部には紙幣
を一括して収容する紙幣出入口(4)が開口され、かつ
この紙幣出入口(4)の前部(4a)に櫛歯状の凹凸部
(302)を有する筺体(301)が形成されている。
参照して説明する。この収容部(15)の上部には紙幣
を一括して収容する紙幣出入口(4)が開口され、かつ
この紙幣出入口(4)の前部(4a)に櫛歯状の凹凸部
(302)を有する筺体(301)が形成されている。
そして、この筺体(301)の凹凸部(302)に対応
して僅かな隙間(G)を保ち係合しながら移動すること
か可能な凹凸部(304)を有する紙幣扉(以下、紙幣
入出扉という)(303)が設けられている(第1図、
第2図および第4図参照)。なお、(303a)は後端
部に立設される把手である。
して僅かな隙間(G)を保ち係合しながら移動すること
か可能な凹凸部(304)を有する紙幣扉(以下、紙幣
入出扉という)(303)が設けられている(第1図、
第2図および第4図参照)。なお、(303a)は後端
部に立設される把手である。
上記紙幣入出扉(303)は第3図、第5図(a)、(
b)に示すように1両サイドに取着されたガイド軸(1
21) 、 (122)に沿って摺動可能になっている
。また、紙幣入出扉(303)の一部は無端環状に張設
されたベルト(125)に係止されており、このベルト
(125)が紙幣入出扉用モータ(124)の可逆回転
運動によって往復動することにより、前記紙幣入出扉(
303)の開閉を行なうようになっている。なお、この
紙幣入出扉用モータ(124)の駆動は、前記制御部(
90)により制御されている(第10図(c)参照)。
b)に示すように1両サイドに取着されたガイド軸(1
21) 、 (122)に沿って摺動可能になっている
。また、紙幣入出扉(303)の一部は無端環状に張設
されたベルト(125)に係止されており、このベルト
(125)が紙幣入出扉用モータ(124)の可逆回転
運動によって往復動することにより、前記紙幣入出扉(
303)の開閉を行なうようになっている。なお、この
紙幣入出扉用モータ(124)の駆動は、前記制御部(
90)により制御されている(第10図(c)参照)。
しかして、扉開閉機構(120)は上記ベルト(125
)。
)。
紙幣入出扉用モータ(124)及びガイド軸(121)
。
。
(122)から構成されている。
また、第5図(a)、(b)に示すように前記紙幣入出
扉(303)の両側面にはピン(303b)が突出して
設けられ、このピン(303b)に挿通支持されて回動
自在な断面コ字状の板状部材(127)が紙幣入出扉(
303)の下部に取着されている。この板状部材(12
7)は1紙幣入出5 (303)の幅方向の中央部に対
応する位置に紙葉類整位手段たる紙幣ストッパ(126
) 、 (126)を有している。この板状部材(12
7)における前記ピン(303b)に挿通支持される端
部にはコイルスプリング(128)の一端が係止され、
その他端は前記筺体(14)に係止されている。そして
、このコイルスプリング(128)の付勢力により前記
板状部材(127)及び紙幣ストッパ(126)は、ピ
ン(303b)を中心として図示矢印F方向に回動付勢
されている。さらに、前記板状部材(127)が紙幣入
出扉(303)の開閉移動と共に移動する経路には、板
状部材(127)の下面と当接して案内する板状カム(
129)が固着されている。この板状カム(129)の
端面ば、長手方向のほぼ全域に亘って前記紙幣入出5
(303)の下面と平行になっており、この紙幣入出扉
(303)が紙幣出入口(4)を閉鎖した際に前記板状
部材(127)が当接する板状カム(129)の端面は
下方に湾曲している。したがって、前記紙幣人出扉(3
03)が紙幣出入口(4)を閉鎖する直前までは。
扉(303)の両側面にはピン(303b)が突出して
設けられ、このピン(303b)に挿通支持されて回動
自在な断面コ字状の板状部材(127)が紙幣入出扉(
303)の下部に取着されている。この板状部材(12
7)は1紙幣入出5 (303)の幅方向の中央部に対
応する位置に紙葉類整位手段たる紙幣ストッパ(126
) 、 (126)を有している。この板状部材(12
7)における前記ピン(303b)に挿通支持される端
部にはコイルスプリング(128)の一端が係止され、
その他端は前記筺体(14)に係止されている。そして
、このコイルスプリング(128)の付勢力により前記
板状部材(127)及び紙幣ストッパ(126)は、ピ
ン(303b)を中心として図示矢印F方向に回動付勢
されている。さらに、前記板状部材(127)が紙幣入
出扉(303)の開閉移動と共に移動する経路には、板
状部材(127)の下面と当接して案内する板状カム(
129)が固着されている。この板状カム(129)の
端面ば、長手方向のほぼ全域に亘って前記紙幣入出5
(303)の下面と平行になっており、この紙幣入出扉
(303)が紙幣出入口(4)を閉鎖した際に前記板状
部材(127)が当接する板状カム(129)の端面は
下方に湾曲している。したがって、前記紙幣人出扉(3
03)が紙幣出入口(4)を閉鎖する直前までは。
前記板状部材(127)及び紙幣ストッパ(126)は
板状カム(129)の端面と当接して紙幣入出扉(30
3)の下面と平行になっている。そして、紙幣入出扉(
303)が紙幣出入口(4)を閉鎖した際には、板状部
材(127)が板状カム(129)の湾曲部と当接しな
がら図示矢印F方向に回転し、紙幣ストッパ(126)
は第5図(a)に示すように紙幣入出扉(303)の下
面に対し交差方向に突出形成されるようになっている。
板状カム(129)の端面と当接して紙幣入出扉(30
3)の下面と平行になっている。そして、紙幣入出扉(
303)が紙幣出入口(4)を閉鎖した際には、板状部
材(127)が板状カム(129)の湾曲部と当接しな
がら図示矢印F方向に回転し、紙幣ストッパ(126)
は第5図(a)に示すように紙幣入出扉(303)の下
面に対し交差方向に突出形成されるようになっている。
つぎに、前記収容部(15)の紙幣取出し機構について
第5図(e)、(d)、第10図(、)を参照して説明
する。前記収容部(15)内には、第1O図(a)に示
すように投入された紙幣を積層状態で載置する紙葉類載
置部材(以下、単に載置台という)(105)と、この
載置台(ios)に積層された紙幣の最下層に当接して
紙幣を順次1枚ずつ摩擦送出する取出し部材たる取出し
ローラ(104)と、この取出しローラ(104)と対
向して離間変位可能に設けられ取出しローラ(104)
との間に介在される紙幣を紙幣の面方向に押圧する押圧
手段たる押圧板(107)と、前記取出しローラ(10
4)の先方に配置され紙幣を前記取込搬送路(22a)
に繰出し搬送する繰出しローラ(103)と、この繰出
しローラ(103)と所定間隙をもって対向配置され、
この間隙によって紙幣の2枚送りを防止する第1の枚数
規制ローラ(106)とが設けられている。
第5図(e)、(d)、第10図(、)を参照して説明
する。前記収容部(15)内には、第1O図(a)に示
すように投入された紙幣を積層状態で載置する紙葉類載
置部材(以下、単に載置台という)(105)と、この
載置台(ios)に積層された紙幣の最下層に当接して
紙幣を順次1枚ずつ摩擦送出する取出し部材たる取出し
ローラ(104)と、この取出しローラ(104)と対
向して離間変位可能に設けられ取出しローラ(104)
との間に介在される紙幣を紙幣の面方向に押圧する押圧
手段たる押圧板(107)と、前記取出しローラ(10
4)の先方に配置され紙幣を前記取込搬送路(22a)
に繰出し搬送する繰出しローラ(103)と、この繰出
しローラ(103)と所定間隙をもって対向配置され、
この間隙によって紙幣の2枚送りを防止する第1の枚数
規制ローラ(106)とが設けられている。
また、この収容部(15)は上記のように投入紙幣を取
出す機能のほかに前記第2の集積搬送部(21b)を介
して送出し搬送される排除紙幣又は出金紙幣を集積する
機能をも併せ持っている。このために、前記載置台(1
05)は第10図(a)に図示した六方向に回動するよ
うになっている。すなわち、紙幣を装置内部に取込み搬
送する際には、載置台(105)は第10図(a)に示
す状態に位置して積層紙幣を取出しローラ(104)に
転接させるように案内する。また、前記第2の集積搬送
部(21b)より送出される紙幣を集積する際には、載
置台(105)が第10図(a)に示す状態より反時計
方向に回動されるようになっている。この載置台(10
5)の駆動機構を第5図(c)に示す。第5図(c)に
おいて、載置台(105)は側面板(137) 、 (
137)に回動自在に支持されたピン(138) 、
(138)に固着され支持されている。そして、前記ピ
ン(138) 、 (138)のうちの一方は側面板(
137)より突出した一端にアイドルギア(139)を
固着し、このアイドルギア(139)は載置台駆動用モ
ータ(140)のモータ軸に固着されたドライブギア(
140a)と噛合している。この載置台駆動用モータ
(140)の可逆回転駆動によって前記載置台(105
)を第10図(a)に示すA方向に回動している。
出す機能のほかに前記第2の集積搬送部(21b)を介
して送出し搬送される排除紙幣又は出金紙幣を集積する
機能をも併せ持っている。このために、前記載置台(1
05)は第10図(a)に図示した六方向に回動するよ
うになっている。すなわち、紙幣を装置内部に取込み搬
送する際には、載置台(105)は第10図(a)に示
す状態に位置して積層紙幣を取出しローラ(104)に
転接させるように案内する。また、前記第2の集積搬送
部(21b)より送出される紙幣を集積する際には、載
置台(105)が第10図(a)に示す状態より反時計
方向に回動されるようになっている。この載置台(10
5)の駆動機構を第5図(c)に示す。第5図(c)に
おいて、載置台(105)は側面板(137) 、 (
137)に回動自在に支持されたピン(138) 、
(138)に固着され支持されている。そして、前記ピ
ン(138) 、 (138)のうちの一方は側面板(
137)より突出した一端にアイドルギア(139)を
固着し、このアイドルギア(139)は載置台駆動用モ
ータ(140)のモータ軸に固着されたドライブギア(
140a)と噛合している。この載置台駆動用モータ
(140)の可逆回転駆動によって前記載置台(105
)を第10図(a)に示すA方向に回動している。
つぎに、前記押圧板(107)について説明する。
この抑圧板(107)は、前記取出しローラ(104)
との間に介在される紙幣を押圧する抑圧面がばね付きヒ
ンジ(134)(詳細は後述する)を介して第10図(
a)に示すB方向に回動変位可能であると共に前記載置
台(105)が反時計方向に回動する際、支障を生じな
いために第1O図(a)に示すC方向に摺動可能となっ
ている。この押圧板(107)の駆動機構を第5図(c
)、(d)に示す。まず、抑圧板(107)を第10図
(、)に示すC方向へ駆動させる駆動機構として、第5
図(C)に示すように押圧板(107)を矢印C方向に
案内するガイドロッド(130)、 (130)と、抑
圧板(107)を前記ガイドロッド(130) 、 (
130)に沿って第5図(c)の下方に付勢するコイル
スプリング(131)。
との間に介在される紙幣を押圧する抑圧面がばね付きヒ
ンジ(134)(詳細は後述する)を介して第10図(
a)に示すB方向に回動変位可能であると共に前記載置
台(105)が反時計方向に回動する際、支障を生じな
いために第1O図(a)に示すC方向に摺動可能となっ
ている。この押圧板(107)の駆動機構を第5図(c
)、(d)に示す。まず、抑圧板(107)を第10図
(、)に示すC方向へ駆動させる駆動機構として、第5
図(C)に示すように押圧板(107)を矢印C方向に
案内するガイドロッド(130)、 (130)と、抑
圧板(107)を前記ガイドロッド(130) 、 (
130)に沿って第5図(c)の下方に付勢するコイル
スプリング(131)。
(131)と、押圧板駆動用モータ(132)の回転駆
動によって回動変位すると共に一端側に穿設された長孔
(図示しない)に前記抑圧板(107)を係止した回動
レバー(133)とを具備している。そして、常時下方
に付勢されている押圧板(107)は、押圧板駆動用モ
ータ(132)の回転によって回動レバー(133)が
回転駆動されることによりコイルスプリング(131)
の付勢力に抗して上方に摺動するようになっている。ま
た、積層紙幣を押圧する前記押圧面(107a)は、第
5図(d)に示すように前記ばね付きヒンジ(134)
、 (134)を介して前記抑圧板(107)に回転
可能に支持されている。さらに、この抑圧面(107a
)の紙幣との当接面には1表面に摩擦係数を少なくした
弾性部材(例えば、ゴム板等)(180)が貼付されて
いる。この弾性部材(180)は、取出しローラ(10
4)との間に介在される紙幣に与える押圧力を均一にす
るためのものである。また、前記押圧面(107a)を
第10図(a)に示すB方向への駆動機構は第5図(d
)に示すようになっている。第5図(d)は第5図(c
)をG−Gに沿って切断した断面図である。第5図(d
)において、抑圧面(107a)の駆動機構は抑圧面(
107a)の上部に固着されたコ字状の切欠部(107
c)を具備する被駆動片(107b)と、鉄心(135
a)の通電により挿脱する押圧面駆動用ソレノイド(1
35)と、支点(136a)を中心に回転可能であると
共に一端に前記鉄心(135a)を係止し、他端に前記
切欠部(107c)に係合するローラ(136b)を有
するリンクプレート(136)とから成っている。
動によって回動変位すると共に一端側に穿設された長孔
(図示しない)に前記抑圧板(107)を係止した回動
レバー(133)とを具備している。そして、常時下方
に付勢されている押圧板(107)は、押圧板駆動用モ
ータ(132)の回転によって回動レバー(133)が
回転駆動されることによりコイルスプリング(131)
の付勢力に抗して上方に摺動するようになっている。ま
た、積層紙幣を押圧する前記押圧面(107a)は、第
5図(d)に示すように前記ばね付きヒンジ(134)
、 (134)を介して前記抑圧板(107)に回転
可能に支持されている。さらに、この抑圧面(107a
)の紙幣との当接面には1表面に摩擦係数を少なくした
弾性部材(例えば、ゴム板等)(180)が貼付されて
いる。この弾性部材(180)は、取出しローラ(10
4)との間に介在される紙幣に与える押圧力を均一にす
るためのものである。また、前記押圧面(107a)を
第10図(a)に示すB方向への駆動機構は第5図(d
)に示すようになっている。第5図(d)は第5図(c
)をG−Gに沿って切断した断面図である。第5図(d
)において、抑圧面(107a)の駆動機構は抑圧面(
107a)の上部に固着されたコ字状の切欠部(107
c)を具備する被駆動片(107b)と、鉄心(135
a)の通電により挿脱する押圧面駆動用ソレノイド(1
35)と、支点(136a)を中心に回転可能であると
共に一端に前記鉄心(135a)を係止し、他端に前記
切欠部(107c)に係合するローラ(136b)を有
するリンクプレート(136)とから成っている。
そして、前記抑圧面駆動用ソレノイド(135)に通電
することにより鉄心(135a)を吸引し、この鉄心(
L35a)の変位によりリンクプレート(136)が支
点(136a)を中心に回転する。この結果、リンクプ
レート(136)に設けられたローラ(136b)が被
駆動片(107b)を駆動して押圧面(107a)をば
ね付きヒンジ(134)の付勢力に抗して矢印B方向に
回動している。なお、前記載置台駆動用モータ (14
0)、押圧板駆動用モータ(132)及び押圧面駆動用
ソレノイド(135)は、前記制御部(90)によって
駆動制御されるようになっている。
することにより鉄心(135a)を吸引し、この鉄心(
L35a)の変位によりリンクプレート(136)が支
点(136a)を中心に回転する。この結果、リンクプ
レート(136)に設けられたローラ(136b)が被
駆動片(107b)を駆動して押圧面(107a)をば
ね付きヒンジ(134)の付勢力に抗して矢印B方向に
回動している。なお、前記載置台駆動用モータ (14
0)、押圧板駆動用モータ(132)及び押圧面駆動用
ソレノイド(135)は、前記制御部(90)によって
駆動制御されるようになっている。
つぎに2紙幣搬送系の詳細について第10図(a)〜(
c)を参照して説明する。この紙幣搬送系の主たる駆動
源は紙幣搬送系駆動用モータ(101)である。この搬
送系駆動用モータ(101)は、第1.第2の集積搬送
部(21a) 、 (21b)以外の搬送ベルトをその
周速が等しくなるように駆動している。また、この搬送
系駆動用モータ(101)は、前記取出しローラ(10
4)及び前記繰出しローラ(103)の回転駆動をも行
なっている。すなわち、取出しローラ(104)及び繰
出しローラ(103)は、前記搬送系駆動用モータ(1
01)の駆動力を電磁クラッチ(102)を介して伝達
されるようになっており、この電磁クラッチ(102)
がONすると取出しローラ(104)、繰出しローラ(
103)が同期して回転され、前記載置台(105)上
に載置された紙幣を順次1枚ずつ取込み搬送するように
なっている。そして、載置台(ios)上に紙幣が存在
しないことが図示しないセンサによって検知されると、
前記電磁クラッチ(102)がOFF して取出しロー
ラ(104) 、繰出しローラ(103)の駆動を停止
するようになっている。
c)を参照して説明する。この紙幣搬送系の主たる駆動
源は紙幣搬送系駆動用モータ(101)である。この搬
送系駆動用モータ(101)は、第1.第2の集積搬送
部(21a) 、 (21b)以外の搬送ベルトをその
周速が等しくなるように駆動している。また、この搬送
系駆動用モータ(101)は、前記取出しローラ(10
4)及び前記繰出しローラ(103)の回転駆動をも行
なっている。すなわち、取出しローラ(104)及び繰
出しローラ(103)は、前記搬送系駆動用モータ(1
01)の駆動力を電磁クラッチ(102)を介して伝達
されるようになっており、この電磁クラッチ(102)
がONすると取出しローラ(104)、繰出しローラ(
103)が同期して回転され、前記載置台(105)上
に載置された紙幣を順次1枚ずつ取込み搬送するように
なっている。そして、載置台(ios)上に紙幣が存在
しないことが図示しないセンサによって検知されると、
前記電磁クラッチ(102)がOFF して取出しロー
ラ(104) 、繰出しローラ(103)の駆動を停止
するようになっている。
つぎに、前記第1、第2の集積搬送部(21a)。
(21b)について説明する。前記第1の集積搬送部(
21a)は、前記分岐搬送路(22Q)と前記取込搬送
路(22a)との間に設けられた第1の紙幣搬送ベルト
(114)と、一端側(搬送方向後段)が前記第1の紙
幣搬送ベルト(114)と当接して張設されるとともに
、他端側(搬送方向前段)は前記分岐搬送路(22ρ)
と接離可能に張設された第2の紙幣搬送ベルト(115
)とから構成される。また、前記第2の紙幣搬送ベルト
(115)の搬送方向前段部は、前記分岐搬送路(22
Ω)に対して常時は離間されており、この分岐搬送路(
221)と第2の紙幣搬送ベルト(115)とは搬送方
向に向ってその離間距離が狭まるようにくさび状を形成
している。
21a)は、前記分岐搬送路(22Q)と前記取込搬送
路(22a)との間に設けられた第1の紙幣搬送ベルト
(114)と、一端側(搬送方向後段)が前記第1の紙
幣搬送ベルト(114)と当接して張設されるとともに
、他端側(搬送方向前段)は前記分岐搬送路(22ρ)
と接離可能に張設された第2の紙幣搬送ベルト(115
)とから構成される。また、前記第2の紙幣搬送ベルト
(115)の搬送方向前段部は、前記分岐搬送路(22
Ω)に対して常時は離間されており、この分岐搬送路(
221)と第2の紙幣搬送ベルト(115)とは搬送方
向に向ってその離間距離が狭まるようにくさび状を形成
している。
なお、この第2の紙幣搬送ベルト(its)の搬送方向
前段部のローラ(152)には、支点(151)を中心
として第10図(a)に示すD方向に回動変位可能な回
動レバー(150)が取着されており、この回動レバー
(150)の中間部には第1の連続搬送用ソレノイド(
118)への通電により挿脱される鉄心(118a)が
係止されている。さらに、前記ローラ(152)のロー
ラ幡には第1のギア(153)が固着され、この第1の
ギア(153)と離間した対向位置には前記搬送系駆動
用モータ(101)の駆動によって連続回転される第2
のギア(154)が配置されている。そして、前記第1
の連続搬送用ソレノイド(118)に通電されると回動
レバー(150)の作用により第2の紙幣搬送ベルト(
115)と分岐搬送路(22111)が当接するととも
に第1、第2のギア(153)、 (154)が噛合す
ることになる。
前段部のローラ(152)には、支点(151)を中心
として第10図(a)に示すD方向に回動変位可能な回
動レバー(150)が取着されており、この回動レバー
(150)の中間部には第1の連続搬送用ソレノイド(
118)への通電により挿脱される鉄心(118a)が
係止されている。さらに、前記ローラ(152)のロー
ラ幡には第1のギア(153)が固着され、この第1の
ギア(153)と離間した対向位置には前記搬送系駆動
用モータ(101)の駆動によって連続回転される第2
のギア(154)が配置されている。そして、前記第1
の連続搬送用ソレノイド(118)に通電されると回動
レバー(150)の作用により第2の紙幣搬送ベルト(
115)と分岐搬送路(22111)が当接するととも
に第1、第2のギア(153)、 (154)が噛合す
ることになる。
したがって、第1の連続搬送用ソレノイド(118)へ
の通電によって第2の紙幣搬送ベルト(115)は連続
回転して紙幣を搬送するようになっている。
の通電によって第2の紙幣搬送ベルト(115)は連続
回転して紙幣を搬送するようになっている。
一方、第2の紙幣搬送ベルト(115)の搬送方向後段
側には、第10図(a)、 (b)に示すように駆動シ
ャフト(156)に固着されて前記第2の紙幣搬送ベル
ト(115)を張設するローラ(112A)と前記駆動
シャフト(156)に回転自在に支持され前記取込搬送
路(22a)の一部を形成する第3の紙幣搬送ベルト(
157)を張設するローラ(112B)とが設けられて
いる。そして、前記駆動シャフト(156)は、ワンウ
ェイクラッチ(110)、駆動伝達ベルト(115)を
介して間欠搬送駆動用モータ(たとえば、パルスモータ
)(109)の回転駆動力が伝達されるようになってい
る。そして、この間欠搬送駆動用モータ (109)は
、後述する第1の紙幣検出センサ(141)によって紙
幣の存在が検知されると、制御部(90)の駆動制御に
基づいて紙幣の長さく搬送方向に沿った長さ)よりも短
かい距離、例えば5mm〜10nn+に対応するパルス
数だけ駆動されるようになっている。
側には、第10図(a)、 (b)に示すように駆動シ
ャフト(156)に固着されて前記第2の紙幣搬送ベル
ト(115)を張設するローラ(112A)と前記駆動
シャフト(156)に回転自在に支持され前記取込搬送
路(22a)の一部を形成する第3の紙幣搬送ベルト(
157)を張設するローラ(112B)とが設けられて
いる。そして、前記駆動シャフト(156)は、ワンウ
ェイクラッチ(110)、駆動伝達ベルト(115)を
介して間欠搬送駆動用モータ(たとえば、パルスモータ
)(109)の回転駆動力が伝達されるようになってい
る。そして、この間欠搬送駆動用モータ (109)は
、後述する第1の紙幣検出センサ(141)によって紙
幣の存在が検知されると、制御部(90)の駆動制御に
基づいて紙幣の長さく搬送方向に沿った長さ)よりも短
かい距離、例えば5mm〜10nn+に対応するパルス
数だけ駆動されるようになっている。
したがって、この間欠搬送駆動用モータ (109)の
間欠駆動が繰返して行なわれることにより1分岐搬送路
(22ρ)を介して連続搬送されてくる紙幣は、第1、
第2の紙幣搬送ベルト(114) 、 (115)の間
で紙幣の搬送先端をずらした積層状態で挟持搬送される
ことになる。
間欠駆動が繰返して行なわれることにより1分岐搬送路
(22ρ)を介して連続搬送されてくる紙幣は、第1、
第2の紙幣搬送ベルト(114) 、 (115)の間
で紙幣の搬送先端をずらした積層状態で挟持搬送される
ことになる。
この場合に第1の集積搬送部(2La)は間欠搬送手段
として供することになり、また排除券が発生した際に間
欠駆動されるため、この間欠駆動によって排除券をずら
しながら集積する排除券集積手段としての機能を有する
。なお、前記ワンウェイクラッチ(110)は、第2の
紙幣搬送ベルト(115)が第1、第2のギア(153
) 、 (154)を介して連続回転駆動される際に回
動する前記駆動シャフト(156)の回転力が間欠搬送
駆動用モータ(109)に伝達されるのを防止するため
に設けられている。
として供することになり、また排除券が発生した際に間
欠駆動されるため、この間欠駆動によって排除券をずら
しながら集積する排除券集積手段としての機能を有する
。なお、前記ワンウェイクラッチ(110)は、第2の
紙幣搬送ベルト(115)が第1、第2のギア(153
) 、 (154)を介して連続回転駆動される際に回
動する前記駆動シャフト(156)の回転力が間欠搬送
駆動用モータ(109)に伝達されるのを防止するため
に設けられている。
また、この第1め集積搬送部(21a)の搬送方向前段
部と後段部とには第1、第2の紙幣検出センサ(141
)、 (142)がそれぞれ配置されている。この第1
、第2の紙幣検出センサ(141) 、 (142)は
発光素子(141a) = (142a)と受光素子(
141b) 、 (142b)から成り1紙幣の存在を
検知するものである。そして。
部と後段部とには第1、第2の紙幣検出センサ(141
)、 (142)がそれぞれ配置されている。この第1
、第2の紙幣検出センサ(141) 、 (142)は
発光素子(141a) = (142a)と受光素子(
141b) 、 (142b)から成り1紙幣の存在を
検知するものである。そして。
第1の集積搬送部(2’la)の前段に配置される第1
の紙幣検出センサ(141)は、前述したように間欠搬
送駆動用モータ(109)の駆動制御に供するものであ
る。
の紙幣検出センサ(141)は、前述したように間欠搬
送駆動用モータ(109)の駆動制御に供するものであ
る。
一方、第2の紙幣検出センサ(142)は、前記第1、
第2の紙幣搬送ベルト(114)、(115)(115
)に挟持されて間欠的に搬送される集積紙幣の搬送先端
が第1の集積搬送部(21a)の出口近傍に達したこと
を検知し、これが検知されると、制御部(90)によっ
て装置全体の駆動を停止するようになっている。
第2の紙幣搬送ベルト(114)、(115)(115
)に挟持されて間欠的に搬送される集積紙幣の搬送先端
が第1の集積搬送部(21a)の出口近傍に達したこと
を検知し、これが検知されると、制御部(90)によっ
て装置全体の駆動を停止するようになっている。
これは、第1の集積搬送部(21a)より送出される紙
幣が連続搬送を続ける取込搬送路(22a)に導かれ、
入金される紙幣と同じ経路で再び取込搬送されることを
防止するためである。
幣が連続搬送を続ける取込搬送路(22a)に導かれ、
入金される紙幣と同じ経路で再び取込搬送されることを
防止するためである。
つぎに、前記第2の集積搬送部(21b)は、前記紙幣
送出用搬送路(22m)の搬送方向後段に配置され、前
記収容部(15)に排除紙幣あるいは出金紙幣を導くよ
うになっている。第2の集積搬送部(21b)は、第1
0図(a)に示すように搬送方向前段側を前記紙幣送出
用搬送路(22m)に当接させて無端状に張設される第
4の紙幣搬送ベルト(160)と、この第4の紙幣搬送
ベルト(160)と接離可能に配置される無端状の第5
の紙幣搬送ベルト(161)の搬送方向前段側は、前記
第4の紙幣搬送ベルト(160)に対して常時離間され
ており、この第4、第5の紙幣搬送ベルト(160)
、 (161)は搬送方向に向ってその離間距離が狭ま
るようにくさび形を形成している。そして、この第5の
紙幣搬送ベルト(161)は、駆動用ローラ(113)
のローラ軸を中心として第10図(、)に示すE方向に
回動可能となっており、この駆動は前述した第1の集積
搬送部(21a)と同様に第2の連続搬送用ソレノイド
(119)への通電によって回動レバー(162)を回
動することにより行なっている。さらに、図示しないが
第5の紙幣搬送ベルト(161)が矢印E方向に回動さ
れて第4の紙幣搬送ベルト(160)と当接された際に
は、この第5の紙幣搬送ベルト(161)を連続搬送駆
動するためのギアが前記搬送系駆動用モータ(101)
によって駆動されるギアと噛合うようになっている。
送出用搬送路(22m)の搬送方向後段に配置され、前
記収容部(15)に排除紙幣あるいは出金紙幣を導くよ
うになっている。第2の集積搬送部(21b)は、第1
0図(a)に示すように搬送方向前段側を前記紙幣送出
用搬送路(22m)に当接させて無端状に張設される第
4の紙幣搬送ベルト(160)と、この第4の紙幣搬送
ベルト(160)と接離可能に配置される無端状の第5
の紙幣搬送ベルト(161)の搬送方向前段側は、前記
第4の紙幣搬送ベルト(160)に対して常時離間され
ており、この第4、第5の紙幣搬送ベルト(160)
、 (161)は搬送方向に向ってその離間距離が狭ま
るようにくさび形を形成している。そして、この第5の
紙幣搬送ベルト(161)は、駆動用ローラ(113)
のローラ軸を中心として第10図(、)に示すE方向に
回動可能となっており、この駆動は前述した第1の集積
搬送部(21a)と同様に第2の連続搬送用ソレノイド
(119)への通電によって回動レバー(162)を回
動することにより行なっている。さらに、図示しないが
第5の紙幣搬送ベルト(161)が矢印E方向に回動さ
れて第4の紙幣搬送ベルト(160)と当接された際に
は、この第5の紙幣搬送ベルト(161)を連続搬送駆
動するためのギアが前記搬送系駆動用モータ(101)
によって駆動されるギアと噛合うようになっている。
また、前記駆動ローラ(113)はワンウェイクラッチ
(111) を介して前記間欠搬送駆動用モータ(1
09)からの回転力が伝達されるようになっている。し
たがって、この第2の集積搬送部(21b)は、前記第
1の集積搬送部(21a)と同様に紙幣の連続搬送と、
紙幣の搬送先端をずらしながら集積する間欠搬送とが可
能となっている。なお、前記駆動用ローラ(113)と
第5の紙幣搬送ベルト(161)を介して対向配置され
ているローラはアイドルローラ(117)である。また
、この第2の集積搬送部(21b)の搬送方向前段側に
配置された第3の紙幣検出センサ(143)は1発光素
子(143a)と受光素子(143b)とによって出金
紙幣の先端を検知し、この検知があったときに制御部(
90)の駆動制御に基づいて紙幣の長さよりも短かい距
離に対応するパルス数だけ前記駆動ローラ(113)を
駆動するようになっている。
(111) を介して前記間欠搬送駆動用モータ(1
09)からの回転力が伝達されるようになっている。し
たがって、この第2の集積搬送部(21b)は、前記第
1の集積搬送部(21a)と同様に紙幣の連続搬送と、
紙幣の搬送先端をずらしながら集積する間欠搬送とが可
能となっている。なお、前記駆動用ローラ(113)と
第5の紙幣搬送ベルト(161)を介して対向配置され
ているローラはアイドルローラ(117)である。また
、この第2の集積搬送部(21b)の搬送方向前段側に
配置された第3の紙幣検出センサ(143)は1発光素
子(143a)と受光素子(143b)とによって出金
紙幣の先端を検知し、この検知があったときに制御部(
90)の駆動制御に基づいて紙幣の長さよりも短かい距
離に対応するパルス数だけ前記駆動ローラ(113)を
駆動するようになっている。
一方、第2の集積搬送部(21b)の搬送方向後段側に
配置された第4の紙幣検出センサ(144)は、発光素
子(144a)と受光素子(144b)とによって排除
紙幣又は出金紙幣の後端を検知し、この検知があった後
に制御部(90)は搬送系駆動用モータ(101)、第
1.第2の連続搬送用ソレノイド(118)、 (11
9)のオフ及び紙幣入出扉(123)の開放動作等を行
なうようになっている。
配置された第4の紙幣検出センサ(144)は、発光素
子(144a)と受光素子(144b)とによって排除
紙幣又は出金紙幣の後端を検知し、この検知があった後
に制御部(90)は搬送系駆動用モータ(101)、第
1.第2の連続搬送用ソレノイド(118)、 (11
9)のオフ及び紙幣入出扉(123)の開放動作等を行
なうようになっている。
前記送出用搬送路(22m)と第2の集積搬送部(21
b)との連結部上方には、カード/通帳処理ユニット(
10)において出金紙幣に基づいて発行される支払い記
録紙、すなわち伝票を送出する伝票送出口(170)が
設けられている。この伝票は、第3の紙幣検出センサ(
143)を最後の出金紙幣が通過した後に支払い記録紙
搬送手段(図示しない)を介して前記伝票送出口(17
0)より送出されるようになっており、第2の集積搬送
部(21b)において出金紙幣とともに搬送先端をずら
した状態で集積されて収容部(15)に送出される。
b)との連結部上方には、カード/通帳処理ユニット(
10)において出金紙幣に基づいて発行される支払い記
録紙、すなわち伝票を送出する伝票送出口(170)が
設けられている。この伝票は、第3の紙幣検出センサ(
143)を最後の出金紙幣が通過した後に支払い記録紙
搬送手段(図示しない)を介して前記伝票送出口(17
0)より送出されるようになっており、第2の集積搬送
部(21b)において出金紙幣とともに搬送先端をずら
した状態で集積されて収容部(15)に送出される。
つぎに、上記構成にもとづく本発明の動作を入金処理に
ついて説明する。まず、第5図(a)に示すように紙幣
入出扉(303)が紙幣出入口(4)を閉じている状態
において、利用客の操作により紙幣の入金モードが選択
されると、制御部(90)の駆動制御に基づいて紙幣入
出扉用モータ(+−24)が駆動され、扉開閉機構(1
20)の作用により紙幣入出扉(303)は第5図(b
)に示すように開放される。また、制御部(90)は、
第10図(C)に示す載置台駆動用モータ(140)、
押圧板駆動用モータ(132)を駆動させて載置台(i
os)及び押圧板(107)を第10図(a)に示す状
態に設定し、利用客によって上記載置台(105)上に
入金用の紙幣(P)が一括投入されるのを待機する。
ついて説明する。まず、第5図(a)に示すように紙幣
入出扉(303)が紙幣出入口(4)を閉じている状態
において、利用客の操作により紙幣の入金モードが選択
されると、制御部(90)の駆動制御に基づいて紙幣入
出扉用モータ(+−24)が駆動され、扉開閉機構(1
20)の作用により紙幣入出扉(303)は第5図(b
)に示すように開放される。また、制御部(90)は、
第10図(C)に示す載置台駆動用モータ(140)、
押圧板駆動用モータ(132)を駆動させて載置台(i
os)及び押圧板(107)を第10図(a)に示す状
態に設定し、利用客によって上記載置台(105)上に
入金用の紙幣(P)が一括投入されるのを待機する。
しかし、上記紙幣入出扉(303)は紙幣の入金モード
が利用客によって選択されるまで第5図(、)に示すよ
うに閉じられた状態である。すなわち、紙幣入出扉(3
03)上に形成された複数条の凹凸部(304)と、こ
の凹凸部(304)に対応して紙幣出入口(4)の筺体
(301)に形成された凹凸部(302)とが僅かな隙
間(G)で係合状態を保っている。したがって、自動取
引装置に不馴れな利用客が上記隙間(G)から入金用紙
幣を1枚ずつ挿入することは不可能となり、従来に示す
ようなトラブルの発生を未然に防止することができるも
のである。
が利用客によって選択されるまで第5図(、)に示すよ
うに閉じられた状態である。すなわち、紙幣入出扉(3
03)上に形成された複数条の凹凸部(304)と、こ
の凹凸部(304)に対応して紙幣出入口(4)の筺体
(301)に形成された凹凸部(302)とが僅かな隙
間(G)で係合状態を保っている。したがって、自動取
引装置に不馴れな利用客が上記隙間(G)から入金用紙
幣を1枚ずつ挿入することは不可能となり、従来に示す
ようなトラブルの発生を未然に防止することができるも
のである。
第5図(b)に示すように紙幣入出扉(303)が開か
れた状態において、紙幣出入口(4)から紙幣(P)を
一括投入すると1紙幣(P)は積層状態のまま載置台(
105)と押圧板(107)との間に介在される。なお
、このとき紙幣(P)は押圧板(107)に押圧されて
いない。その後、紙幣入出扉用モータ(124)は逆回
転駆動され、扉開閉機構(120)の作用により紙幣入
出扉(303)が紙幣出入口(4)を閉鎖する。また、
このとき紙幣入出扉(303)の閉鎖移動と連動して板
状部材(127)が板状カム(129)に沿って移動し
、紙幣入出扉(303)が閉鎖されたときに板状カムの
湾曲部に沿ってコイルスプリング(12g)の付勢力に
より回転し紙幣ストッパ(126)が第5図(a)に示
すように突出される。この紙幣ストッパ(126)は。
れた状態において、紙幣出入口(4)から紙幣(P)を
一括投入すると1紙幣(P)は積層状態のまま載置台(
105)と押圧板(107)との間に介在される。なお
、このとき紙幣(P)は押圧板(107)に押圧されて
いない。その後、紙幣入出扉用モータ(124)は逆回
転駆動され、扉開閉機構(120)の作用により紙幣入
出扉(303)が紙幣出入口(4)を閉鎖する。また、
このとき紙幣入出扉(303)の閉鎖移動と連動して板
状部材(127)が板状カム(129)に沿って移動し
、紙幣入出扉(303)が閉鎖されたときに板状カムの
湾曲部に沿ってコイルスプリング(12g)の付勢力に
より回転し紙幣ストッパ(126)が第5図(a)に示
すように突出される。この紙幣ストッパ(126)は。
前記載置台(1,05)と抑圧板(107)との間に介
在されている積層紙幣の端面と当接して紙幣を整位する
こ左になる。この後制御部(90)は、押圧面駆動用ソ
レノイド(135)に通電制御して抑圧面(107a)
をばね付きヒンジ(134) 、 (134)を介して
第5図(d)2第10図(a)に示す矢印B方向に回転
させ、取出しローラ(104)に対して積層紙幣を押圧
する。
在されている積層紙幣の端面と当接して紙幣を整位する
こ左になる。この後制御部(90)は、押圧面駆動用ソ
レノイド(135)に通電制御して抑圧面(107a)
をばね付きヒンジ(134) 、 (134)を介して
第5図(d)2第10図(a)に示す矢印B方向に回転
させ、取出しローラ(104)に対して積層紙幣を押圧
する。
なお、このとき抑圧面(]07a)の紙幣当接面側j、
7:は表面の摩擦係数を少なくした弾性部材(180)
が貼付されているため、弾性部材(180)の弾圧によ
って紙幣の全面に均一化された押圧力が付与される。
7:は表面の摩擦係数を少なくした弾性部材(180)
が貼付されているため、弾性部材(180)の弾圧によ
って紙幣の全面に均一化された押圧力が付与される。
その後、制御部(90)は搬送系駆動用モータ(101
,)を駆動制御して紙幣処理ユニット(9)の搬送系を
駆動させる。そして、前記取出しローラ(104)とそ
の先方に配置された繰出しローラ(103)とが前記搬
送系駆動用モータ(101)の回転駆動力を電磁クラッ
チ(102)を介して入力し、共に同期して回転される
。このとき、取出しローラ(104)によって摩擦送出
される紙幣は、前記弾性部材(180)によってその押
圧力が均一化されているため、紙幣はスキュー状態で搬
送されることがなく、したがってスキュー状態で搬送さ
れることによって生ずる紙詰り、もしくは鑑査部(20
)における読取り不能を防止することができる。そして
、取出しローラ(104)によって取出された紙幣は、
繰出しローラ(103)と第1の枚数規制ローラ(10
6)とにより2枚送りが防止されて1枚ずつの紙幣が順
次先方に送り込まれることになる。
,)を駆動制御して紙幣処理ユニット(9)の搬送系を
駆動させる。そして、前記取出しローラ(104)とそ
の先方に配置された繰出しローラ(103)とが前記搬
送系駆動用モータ(101)の回転駆動力を電磁クラッ
チ(102)を介して入力し、共に同期して回転される
。このとき、取出しローラ(104)によって摩擦送出
される紙幣は、前記弾性部材(180)によってその押
圧力が均一化されているため、紙幣はスキュー状態で搬
送されることがなく、したがってスキュー状態で搬送さ
れることによって生ずる紙詰り、もしくは鑑査部(20
)における読取り不能を防止することができる。そして
、取出しローラ(104)によって取出された紙幣は、
繰出しローラ(103)と第1の枚数規制ローラ(10
6)とにより2枚送りが防止されて1枚ずつの紙幣が順
次先方に送り込まれることになる。
このようにして取込搬送される紙幣(P)は、前述した
ように第9図(b)に示す流れにしたがって齋査部(2
0)での鑑査結果に応じた各紙幣収容部(16) 、
(17) 、 (ta)に振分けられて集積される。ま
た。
ように第9図(b)に示す流れにしたがって齋査部(2
0)での鑑査結果に応じた各紙幣収容部(16) 、
(17) 、 (ta)に振分けられて集積される。ま
た。
鑑査部(20)によって偽券と鑑別されたものは、第9
図(C)に示す振分はゲート(23a)によって分岐搬
送路(22Q)に振分けられ、第1の集積搬送部(21
a)に集積される。
図(C)に示す振分はゲート(23a)によって分岐搬
送路(22Q)に振分けられ、第1の集積搬送部(21
a)に集積される。
以上説明したように本発明によれば、紙幣出入口の筺体
に形成される凹凸部と、この凹凸部に対応して紙幣入出
扉に形成される凹凸部が係合し凹凸形状の隙間となるた
め、上記紙幣入出扉が閉塞しているとき利用客の誤操作
によって入金用紙幣を上記隙間から挿入されるのを未然
に防止することが可能となり、係員と利用客との無用な
トラブルをなくすことができる。これにより、自動取引
装置に対する信頼性及び安全性の向上を図ることができ
るという効果を奏するものである。
に形成される凹凸部と、この凹凸部に対応して紙幣入出
扉に形成される凹凸部が係合し凹凸形状の隙間となるた
め、上記紙幣入出扉が閉塞しているとき利用客の誤操作
によって入金用紙幣を上記隙間から挿入されるのを未然
に防止することが可能となり、係員と利用客との無用な
トラブルをなくすことができる。これにより、自動取引
装置に対する信頼性及び安全性の向上を図ることができ
るという効果を奏するものである。
第1図乃至第6図は本発明の要部を示すもので、第1図
は紙幣出入口が紙幣入出扉により閉塞された状態を示す
斜視図、第2図は紙幣入出扉が開放され入金用紙幣を収
容部に投入した状態を示す斜視図、第3図は扉開閉機構
の概略的構成を示す斜視図、第4図は紙幣出入口の筺体
に形成された凹凸部と紙幣入出扉に形成された凹凸部と
の係合状態を示す断面図、第5図(a)は扉開閉機構に
より紙幣入出扉が閉塞された状態を示す斜視図、第5図
(b)は扉開閉機構により紙幣入出扉が開放された状態
を示す斜視図、第5図(c)は収容部の紙幣取出機構を
示す正面図、第5図(d)は抑圧板の駆動機構を示す側
面図、第6図は紙幣入出扉が閉塞されているとき、紙幣
の挿入を不可能にした状態を示す説明図、第7図は本発
明の一実施例を適用した自動取引装置の概略的斜視図、
第8図は同装置の構成を示すブロック図、第9図(8)
〜(C)は紙幣処理ユニットの構成を示す概略側面図、
第10図(a)は収容部に収容された紙幣の搬送系を示
す側面図、第10図(b)は紙幣搬送系の駆動部を示す
正面図4第10図(c)は紙幣入出扉用モータの制御用
ブロック図、第11図(a)〜(c)は紙幣処理ユニッ
トにおける入金紙幣の処理、入金排除券の処理を示す詳
細説明図、第12図は従来の自動取引装置において、紙
幣出入口が紙幣入出扉により閉塞された状態を示す斜視
図、第13図は同じく紙幣入出扉が開放され入金用紙幣
を収容部に投入した状態を示す斜視図、第14図は扉開
閉機構の概略的構成を示す斜視図、第15図は紙幣出入
口の筺体と紙幣入出扉との係合状態を示す断面図、第1
6図は筺体と紙幣入出扉との隙間から紙幣が挿入された
状態を示す説明図である。
は紙幣出入口が紙幣入出扉により閉塞された状態を示す
斜視図、第2図は紙幣入出扉が開放され入金用紙幣を収
容部に投入した状態を示す斜視図、第3図は扉開閉機構
の概略的構成を示す斜視図、第4図は紙幣出入口の筺体
に形成された凹凸部と紙幣入出扉に形成された凹凸部と
の係合状態を示す断面図、第5図(a)は扉開閉機構に
より紙幣入出扉が閉塞された状態を示す斜視図、第5図
(b)は扉開閉機構により紙幣入出扉が開放された状態
を示す斜視図、第5図(c)は収容部の紙幣取出機構を
示す正面図、第5図(d)は抑圧板の駆動機構を示す側
面図、第6図は紙幣入出扉が閉塞されているとき、紙幣
の挿入を不可能にした状態を示す説明図、第7図は本発
明の一実施例を適用した自動取引装置の概略的斜視図、
第8図は同装置の構成を示すブロック図、第9図(8)
〜(C)は紙幣処理ユニットの構成を示す概略側面図、
第10図(a)は収容部に収容された紙幣の搬送系を示
す側面図、第10図(b)は紙幣搬送系の駆動部を示す
正面図4第10図(c)は紙幣入出扉用モータの制御用
ブロック図、第11図(a)〜(c)は紙幣処理ユニッ
トにおける入金紙幣の処理、入金排除券の処理を示す詳
細説明図、第12図は従来の自動取引装置において、紙
幣出入口が紙幣入出扉により閉塞された状態を示す斜視
図、第13図は同じく紙幣入出扉が開放され入金用紙幣
を収容部に投入した状態を示す斜視図、第14図は扉開
閉機構の概略的構成を示す斜視図、第15図は紙幣出入
口の筺体と紙幣入出扉との係合状態を示す断面図、第1
6図は筺体と紙幣入出扉との隙間から紙幣が挿入された
状態を示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 紙幣を受入れる機能を備えた自動取引装置において、紙
幣を受入れるための紙幣入金口と、この紙幣入金口の前
壁に形成され、かつこの前壁に櫛歯状の凹凸部が設けら
れた筺体と、 この筺体の凹凸部に係合する凹凸部を有する開閉可能な
扉体と、 この扉体を選択的に開放あるいは閉鎖する扉開閉手段と を備えたことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301687A JP2624677B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301687A JP2624677B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63269282A true JPS63269282A (ja) | 1988-11-07 |
JP2624677B2 JP2624677B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=14342851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10301687A Expired - Lifetime JP2624677B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624677B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247932A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Laurel Precision Machines Co Ltd | 紙幣処理装置 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP10301687A patent/JP2624677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247932A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Laurel Precision Machines Co Ltd | 紙幣処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2624677B2 (ja) | 1997-06-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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