JPS63228394A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPS63228394A
JPS63228394A JP62061067A JP6106787A JPS63228394A JP S63228394 A JPS63228394 A JP S63228394A JP 62061067 A JP62061067 A JP 62061067A JP 6106787 A JP6106787 A JP 6106787A JP S63228394 A JPS63228394 A JP S63228394A
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JP
Japan
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banknote
banknotes
conveyance
section
bill
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Pending
Application number
JP62061067A
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English (en)
Inventor
毅 青木
進 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は収納した紙幣を払い出す機能を備えた紙幣出金
装置等の自動取引装置に関する。
(従来の技術) 近年、例えば銀行等の金融機関においては、顧客より受
入れ、収納した紙幣を払出し用の現金として使える循環
式の紙幣入出金装置が開発され実用化されており、その
紙幣入出金口は紙幣の受入れ時、あるいは払出し時に共
通の収容部となっている。従来、この種の収容部には開
閉可能な人出金口扉が設けられており、この入出金口層
にはその形態に2通りあって、その1つは人出金口扉を
閉じたときに内部に存在している紙幣が利用客から見え
るように透明な窓部を有する入出金口層であり、他の1
つは内部に存在している紙幣が利用客から見えないよう
な不透明な窓部を有する入出金口層となっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の装置の入出金口層において、前者
の場合は特に取引中に装置の障害等で入出金口内部に存
在する紙幣を利用客に払出し、あるいは返却できないと
きに、入出金口内部の紙幣が見えるために利用客の無理
な操作(例えば1人出金口内部の紙幣を取出そうと無理
に扉をこじあけようとする等)を誘発する虞れがあり、
また後者の場合は人出金口扉が閉じていると利用客には
入出金口内部に預入れた紙幣、あるいは払出される筈の
紙幣が見えず、特に取引時間が長くなる振込取引などに
おいて利用客に不安感を与えるという問題がある。また
、取引種別によってもこの2つの形態はそれぞれ一長一
短があり、装置を導入する金融機関等の要望も多様で、
入出金口としての共通化を図るのに困難があったという
問題を有していた。
本発明は上述したような問題点を解決するためになされ
たもので、取引種別、取引進行状態、あるいは装置を導
入する金融機関の要望に応じて選択的に入出金口の内部
を点灯、消灯することにより利用客の不安感を解消し、
かつ入出金口の共通化を図ることができるようにした自
動取引装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、収納されている
取引媒体を払出す機能を備えた自動取引装置において、
払出された取引媒体を一時収容する払出口と、前記払出
口を選択的に開放あるいは閉鎖し、かつ、一時集積され
ている取引媒体が外部から見えないよう半透明部材で形
成された窓部を有する扉と、上記払出口の内部に設けら
れる照明手段と、この照明手段を選択的に点灯、消灯す
る手段とを設けて構成されるものである。
(作 用) すなわち、本発明は上記構成とすることにより、払出口
に受入れた取引媒体、あるいは払出された取引媒体は内
部照明により選択的に点灯、消灯が行なわれて、利用客
に対し内部の取引媒体を必要に応じて見えるようにした
ため不安感が解消され、また金融機関の要望にも応じる
ことができる。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第6図に示す実施例にもとづ
いて説明する。第1図は本発明の一実施例を示す装置の
概略的斜視図である。図中、(100)は利用客の操作
に基づいて貨幣の入出金を自動的に行なう取引装置であ
る。この取引装置(100)は。
例えば筐体(1)の正面に形成されている操作面(2)
が仕切壁(3)を貫通して銀行の自動入出金コーナに臨
んだ状態で据付けられている。
上記操作面(2)には、有価証券である入金用紙幣が投
入されるとともに筐体(1)内から放出される紙幣が取
出される紙幣出入口(4)、入金用硬貨が投入されると
ともに筐体(1)内から放出される硬貨が取出される一
つの硬貨出入口(201) 、貨幣の入出金の際に使用
されるキャッシュカードや通帳の投入、放出が行なわれ
るカード/通帳出入口(5)、利用客による入出金操作
と必要な表示が行なわれる表示/入力面(6)が設けら
れている。そして、筐体(1)内には前記紙幣出入口(
4)から投入された紙幣の入金処理及び紙幣出入口(4
)へ放出すべき紙幣の出金処理などを行なう紙幣処理ユ
ニット(9)、前記硬貨出入口(201)から投入され
た硬貨の受入れ処理及び硬貨出入口(210)へ放出す
べき硬貨の放出処理などを行なう硬貨処理ユニット(2
00) 、前記カード/通帳出入口(5)から投入され
たカード又は通帳に対して所定処理を行なうカード/通
帳処理ユニット(10)、前記表示/入力面(6)に所
定の表示動作と入力動作とを行なう表示/入カニニット
(11)、係員操作に供される係員操作ユニット(28
0)及び各ユニットの制御を司る制御ユニット(290
)が設けられている。
第2図は上記取引装置(ioo)の構成を示すブロック
図である。図中、 (290)は前記制御ユニットで、
この制御ユニット(290)は所定のプログラムが記憶
されているプログラムメモリ(91)と、この装置での
取引ごとの取引記録、入出金額の累計、装置内に収容さ
れている貨幣の回収金額や補充金額などを記憶する記憶
手段(以下、単に取引メモリと称する) (92)とが
制御部(90)に接続されて構成されている・ なお、取引メモリ(92)の記憶内容及び制御部(90
)での制御内容の詳細については後述する。そして、制
御部(90)は前述の紙幣処理ユニット(9)、硬貨処
理ユニット(20G) 、カード/通帳処理ユニット(
10) 、表示入カニニット(11)、係員操作ユニッ
ト(280)及び利用客に音声案内を行なう音声案内ユ
ニット(99)が接続されている。また、この制御部(
90)は専用回線又は交換回線などを利用してセンター
計算機(94)と交信可能に接続され、カード/通帳処
理ユニット(10)に投入されたカード又は通帳から読
取られた口座番号、当該口座番号や暗証番号に対応して
予めセンター計算機(94)に登録されている予信限度
、前記表示/入カニニット(11)から入力された口座
番号や暗証番号などの交信を行なって取引を行なえるよ
うになっている。
なお、図中、(100’)で示すものはセンター計算機
(94)と交信可能に接続されているその他の取引装置
であり、上述の取引装置(ioo)と同様の構成を有し
ている。
つぎに、前記紙幣処理ユニット(9)の詳細について第
3図乃至第6図を参照して説明する。まず、紙幣処理ユ
ニット(9)の構成の概要を第3図(a)乃至第3図(
d)を参照して説明する。第3図(a)において紙幣処
理ユニット(9)の筐体(14)の前側(図中左側)上
部には前記紙幣出入口(紙幣投入口又は紙幣送出口とも
いう)(4)に対向するように投入紙幣又は送出紙幣を
積層状態で収容する収容部(15)が設けられていると
ともに紙幣処理ユニット(9)内の後側(図中右側)に
は下から順次、各種金庫すなわち入金損券、出金支払不
可とされた万円券、千円券および入金された五千円券を
収納する損券・支払不可界/五千円券収納部(16)、
出金用千円券および損券以外の入金千円券を収納する千
円券収納部(17)、出金用万円券および損券以外の入
金万円券を収納する万円券収納部(18)、および取忘
れ紙幣を収納する回収庫(19)が配置されている。
さらに、筐体(14)内には、紙幣(P)を鑑査する鑑
査部(20)及び搬送される紙幣の搬送先端をずらして
集積しながら搬送する第1、第2の集積搬送部(21a
) 、 (21b)が設けられているとともに紙幣搬送
路(22)が形成されていて、紙幣(P)を各部に搬送
し得るようになっている。また、紙幣搬送路(22)の
分岐部には図示しないロータリーソレノイドを駆動源と
する振分ゲート(23a)〜(23f)が配設されてい
るとともに途中には各所に紙幣通過検知器(図示しない
)が配設されている。
また、上記紙幣搬送路(22)はつぎのように形成され
ている。すなわち1紙幣出入口(4)に対応して設けら
れた収容部(15)を基端部とする取込搬送路(22a
)が形成され、この取込搬送路(22a)は中途部に鑑
査部(20)が配置された中央搬送路(22b)に連通
した状態になっている。また、この中央搬送路(22b
)は前記各紙幣収納部(16) 、 (17) 、 (
18)の配設方向に沿う区分搬送路(22c)に連通し
た状態になっている。
区分搬送路(22c)には各紙幣収納部(16) 、 
(17) 。
(18)および回収庫(19)に紙幣CP)を収納する
ための収納用搬送路(22d) 、 (22e) 、 
(22f) 、 (22g)が分岐されている。さらに
、区分搬送路(22c)には各紙幣収納部(16)、(
17)、(18)にそれぞれ設けられた取出し機構(2
4)を介して取出された紙幣(P)を搬送する取出し搬
送路(22h) 、 (22i) 、 (22j)が合
流する状態となっている。
また、中央搬送路(22b)の基端には連絡搬送路(2
2)を介して区分搬送路(22c)の終端に連通してい
るとともに中途部には第1の集積搬送路(21a)に紙
幣(P)を搬送するための分岐搬送路(22Q)が分岐
されている。
さらに、上記第1の集積搬送部(21a)の紙幣(P)
を前記収容部(15)に搬送する送出搬送路(22m)
が設けられている。ここで、収容部(15)より鑑査部
(20)に至る紙幣搬送経路を第1の搬送路(Ll)と
称し、この第1の搬送路(Ll)に沿って紙幣を搬送す
る搬送手段を第1の搬送手段(190)とする。また、
第1の集積搬送部(21a)より取込搬送路(22a)
の一部、送出搬送路(22m)及び第2の集積搬送部(
21b)を介して収容部(15)に至る紙幣搬送経路を
第2の搬送路(し2)と称し、この第2の搬送路に沿っ
て紙幣を搬送する搬送手段を第2の搬送手段(191)
とする。
つぎに、入金時の紙幣(P)の流れの概要を第3図(b
)を参照して説明する。まず、紙幣出入口(4)に一括
して挿入された紙幣(P)・・・は紙幣出入口(4)に
対向して設けられた収容部(15)の取込/送出機構し
こより順次1枚ずつ取込まれ、取込搬送路(22a)を
介し中央搬送路(22b)に送り込まれ、この中途部に
配置された鑑査部(20)で額面、真偽が判別される。
この結果、正券の場合には図中実線矢印で示すように中
央搬送路(zzb)をそのまま搬送されて区分搬送路(
22c)内に送り込まれるとともに区分搬送路(22c
)に配設された振分ゲート(23b) 。
(23c) 、 (23d)が選択的に振分けられる。
そして、五千円券および出金紙幣として利用できない傷
みのひどい損券を損券・支払不可界/五千円券収納部(
16)に、千円券を千円券収納部(17)に、万円券を
万円券収納部(18)にそれぞれ収納する。
一方、偽券と判定された場合には図中破線矢印で示すよ
うに振分ゲート(23a)によって分岐搬送路(22Q
)側に振分けられ、この分岐搬送路(22Ω)を介して
第1の集積搬送部(21a)に集積される。なお、振分
ゲート(23a)と分岐搬送路(22Q)とは、搬送切
換手段の一例である。
そして、紙幣出入口(4)に紙幣(P)が無くなったこ
とが紙幣有無検出器(図示しない)により検知されると
第3図(c)で示すように一時集積された偽券が送出用
搬送路(22m)を介して紙幣出入口(4)に向けて搬
送される。
つぎに、第3図(d)を参照して出金時の紙幣(P)の
流れの概要を説明する。利用者による支払い金種指定、
すなわち万円券、千円券の指定により、各金種別に金庫
、すなわち万円券収納部(18)、千円券収納部(17
)から取出し機構(24)を介して順次1枚ずつ取出さ
れ、取出し搬送路(22j)、 (22i)を介して区
分搬送路(22c)に送り込まれる。そして、この区分
搬送路(22c)を直進して連絡搬送路(22k)を介
して中央搬送路(22b)に送り込まれ、鑑査部(20
)でスキューしているか2枚取りか等をチェックし、′
「支払可」か「支払不可」かが判定される。
そして、「支払可」と判定された紙幣(P)は図中実線
矢印で示すように振分ゲート(23a)を介して分岐搬
送路(22Q )側に振分けられ、第1の集積搬送部(
21a)において連続搬送されたのちに第2の集積搬送
部(21b)に集積され、全ての紙幣(P)の取出しが
終了したのち一括して紙幣出入口(4)に払出される。
一方、鑑査部(20)で「支払不可」と判定されたスキ
ュー、2枚取り等の紙幣(P)は図中破線矢印で示すよ
うに振分ゲート(23a)で振分けられることなく中央
搬送路(22b)を直進して区分搬送路(22c)に送
り込まれる。そして、振分ゲート(23b)によって最
下段の収納用搬送路(22d)に振分けられ損券・支払
不可界/五千円券収納部(16)に収納されるように構
成されている。
また、入金時、および出金時とも紙幣出入口(4)の紙
幣(P)を取り忘れた場合には、取込搬送路(22a)
 、中央搬送路(22b)、区分搬送路(22c)およ
び最上段の収納用搬送路(22g)を経て回収庫(19
)に搬送されて収納されるように構成されている。
つぎに、前記収容部(15)の構成を第4図(a)及び
第5図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)を
参照して説明する。
この収容部(15)の上部には開閉可能な紙幣扉(以下
1紙幣人出扉という)(123)が設けられている(第
4図(a)、(b)参照)。この紙幣入出扉(123)
は第5図(d)に示すように1両サイドに取着されたガ
イド軸(121) 、 (122)に沿って摺動可能に
なっている。また5紙幣人出扉(123)の一部は無端
状に張架されたベルト(125)に係止されており、こ
のベルトを紙幣入出扉用モータ(124)の可逆回転運
動によって往復動されることにより前記紙幣入出扉(1
23)の開閉を行なうようになっている。なお、この紙
幣入出扉用モータ(124)の駆動は、前記制御部(9
0)によって制御されている(第4図(c)参照)。こ
のベルト(125)、紙幣入出扉用モータ(124)及
びガイド軸(121)、 (122)で紙幣開閉機@ 
(120)を構成している。また、前記紙幣入出扉(1
23)の両側面にはピン(L23a)が突出して設けら
れ、このピン(123a)に挿通支持されて回動自在な
断面コ字状の板状部材(127)が紙幣入出扉(123
)の下部に取着されている。この板状部材(127)は
、紙幣入出扉(123)の幅方向の中央部に対応する位
置に紙葉類整位手段たる紙幣ストッパ(126) 、 
(126)を有している。この板状部材(127)にお
ける前記ピン(123a)に挿通支持される端部にはコ
イルスプリング(128)の一端が係止され、その他端
は前記筐体(14)に係止されている。そして、このコ
イルスプリング(128)の付勢力により前記板状部材
(127)及び紙幣ストッパ(126)は、ピン(12
3a)を中心1として図示矢印F方向に回動付勢されて
いる。さらに、前記板状部材(127)が紙幣入出扉(
123)の開閉移動と共に移動する経路には、板状部材
(127)の下面と当接して案内する板状カム(129
)が固着されている。
この板状カム(129)の端面ば、長手方向のほぼ全域
に亘って前記紙幣入出7fi(123)の下面と平行に
なっており、この紙幣入出扉(123)が紙幣出入口(
4)を閉鎖した際に前記板状部材(i27)が当接する
板状カム(129)の端面は下方に湾曲している。した
がって、前記紙幣入出扉(123)が紙幣出入口(4)
を閉鎖する直前までは、前記板状部材(127)及び紙
幣ストッパ(126)は板状カム(129)の端面と当
接して紙幣入出扉(123)の下面と平行になっている
そして、紙幣入出扉(123)が紙幣出入口(4)を閉
鎖した際には、板状部材(127)が板状カム(129
)の湾曲部と当接しながら図示矢印F方向に回転し、紙
幣ストッパ(126)は第5図(d)に示すように紙幣
入出扉(123)の下面に対し交差方向に突出形成され
るようになっている。
また、前記収容部(15)内の載置台(105)の上部
には内部照明(300)が設けられ、制御部(90)の
制御信号により選択的に点灯/消灯(以下、0N10F
Fという)できるが通常は紙幣入出扉(123)が閉鎖
しているときに0N10FFL、、開くときあるいは開
いているときには常に OFFするようになっている。
また、紙幣入出扉(123)には半透明な窓(301)
が設けられ、前記内部照明(300)がONしたときの
み収容部(15)内部の紙幣(P)が利用客から見える
ように構成されている。
つぎに、前記収容部(15)の紙幣取出し機構について
第4図(a)、第5図(b)、(C)を参照して説明す
る。前記収容部(15)内には、第4図(a)に示すよ
うに投入された紙幣を積層状態で載置する紙葉類載置部
材(以下、単に載置台という)(105)と、この載置
台(105)に積層された紙幣の最下層に当接して紙幣
を順次1枚ずつ摩擦送出する取出し部材たる取出しロー
ラ(104)と、この取出しローラ(104)と対向し
て離間変位可能に設けられ取出しローラ(104)との
間に介在される紙幣を紙幣の面方向に押圧する押圧手段
たる押圧板(107)と、前記取出しローラ(104)
の先方に配置され紙幣を前記取込搬送路(22a)に繰
出し搬送する操出しローラ(103)と、この繰出しロ
ーラ(103)と所定間隙をもって対向配置され、この
間隙によって紙幣の2枚送りを防止する第1の枚数規制
ローラ(106)とが設けられている。
また、この収容部(15)は上記のように投入紙幣を取
出す機能のほかに前記第2の集積搬送部(21b)を介
して送出し搬送される排除紙幣又は出金紙幣を集積する
機能をも併せ持っている。このために、前記載置台(1
05)は第4図(a)に図示したA方向に回動するよう
になっている。すなわち、紙幣を装置内部に取込み搬送
する際には、載置台(105)は第4図(a)に示す状
態に位置して積層紙幣を取出しローラ(104)に転接
させるように案内する。また、前記第2の集積搬送部(
21b)より送出される紙幣を集積する際には、載置台
(105)が第4図(a)に示す状態より反時計方向に
回動されるようになっている。この載置台(105)の
駆動機構を第5図(b)に示す。第5図(b)において
、載置台(105)は側面板(137) 、 (137
)に回動自在に支持されたピン(138) 、 (13
g)に固着されて支持されている。そして、前記ピン(
138) 、 (13g)のうちの一方は側面板(13
7)より突出した一端にアイドルギア(139)を固着
し、このアイドルギア(139)は載置台駆動用モータ
(140)のモータ軸に固着されたドライブギア(14
0a)と噛合している。この載置台駆動用モータ(14
0)の可逆回転駆動によって前記載置台(105)を第
3図(a)に示す六方向に回動している。
つぎに、前記押圧板(107)について説明する。
この抑圧板(107)は、前記取出しローラ(104)
との間に介在される紙幣を押圧する抑圧面がばね付きヒ
ンジ(134)(詳細は後述する)を介して第4図(a
)に示すB方向に回動変位可能であると共に前記載置台
(105)が反時計方向に回動する際、支障を生じない
ために第4図(a)に示すC方向に摺動可能となってい
る。この押圧板(107)の駆動機構を第5図(b) 
、 (c)に示す。まず、押圧板(107)を第4図(
a)に示すC方向へ駆動させる駆動機構として、第5図
に示すように、抑圧板(107)を矢印C方向に案内す
るガイドロッド(130) 、 (130)と、抑圧板
(107)を前記ガイドロッド(130) 、 (13
0)に沿って第5図(b)の下方に付勢するコイルスプ
リング(131)。
(131)と、押圧板駆動用モータ(132)の回転駆
動によって回動変位すると共に一端側に穿設された長孔
(図示しない)に前記抑圧板(107)を係止した回動
レバー(133)とを具備している。そして、常時下方
に付勢されている抑圧板(107)は、押圧板駆動用モ
ータ(132)の回転によって回動レバー(133)が
回転駆動されることによりコイルスプリング(131)
の付勢力に抗して上方に摺動するようになっている。ま
た、積層紙幣を押圧する前記押圧面(107a)は、第
5図(b)に示すように前記ばね付きヒンジ(134)
 、 (134)を介して前記押圧板(107)に回転
可能に支持されている。さらに、この抑圧面(107a
)の紙幣との当接面には、表面に摩擦係数を少なくした
弾性部材(例えば、ゴム板等)(180)が貼付されて
いる。この弾性部材(180)は、取出しローラ(10
4)との間に介在される紙幣に与える押圧力を均一にす
るためのものである。また、前記抑圧面(107a)の
第4図<a>に示すB方向への駆動機構は第5図(c)
に示すようになっている。第5図(C)は第5図(b)
のG−G断面を示す断面図である。
第5図(c)において、押圧面(107a)の駆動機構
は抑圧面(107a)の上部に固着されたコ字状の切欠
部(107c)を具備する被駆動片(107b)と、鉄
心(135a)の通電により挿脱する押圧面駆動用ソレ
ノイド(135)と、支点(136a)を中心に回転可
能であると共に一端に前記鉄心(135a)を係止し、
他端に前記切欠部(107c)に係合するローラ(13
6b)を有するリンクプレート(136)とから成って
いる。そして。
前記抑圧面駆動用ソレノイド(135)に通電すること
により鉄心(135a)を吸引し、この鉄心(135a
)の変位によりリンクプレート(136)が支点(13
6a)を中心に回転する。この結果、リンクプレート(
136)に設けられたローラ(136b)が被駆動片(
107b)を駆動して押圧面(107a)をばね付きヒ
ンジ(134)の付勢力に抗して矢印B方向に回動して
いる。なお、前記載置台駆動用モータ(140) 、抑
圧板駆動用モータ(132)及び押圧面駆動用ソレノイ
ド(135)は、前記制御部(90)によって駆動制御
されるようになっている。
つぎに、紙幣搬送系の詳細について第4図(a)。
(b)、(C)を参照して説明する。この紙幣搬送系の
主たる駆動源は紙幣搬送系駆動用モータ(101)であ
る。この搬送系駆動用モータ(101)は、第1、第2
の集積搬送部(21a)、 (21b)以外の搬送ベル
トをその周速が等しくなるように駆動している。また、
この搬送系駆動用モータ(101)は、前記取出しロー
ラ(104)及び前記繰出しローラ(103)の回転駆
動をも行なっている。すなわち、取出しローラ(104
)及び繰出しローラ(103)は、前記搬送系駆動用モ
ータ(101)の駆動力を電磁クラッチ(102)を介
して伝達されるようになっており、この電磁クラッチ(
102)がONすると取出しローラ(104)、繰出し
ローラ(103)が同期して回転され、前記載置台(1
05)上に載置された紙幣を順次1枚ずつ取込み搬送す
るようになっている。そして、載置台(105)上に紙
幣が存在しないことが図示しないセンサによって検知さ
れると、前記電磁クラッチ(102)がOFF して取
出しローラ(104)、繰出しローラ(103)の駆動
を停止するようになっている。
つぎに、前記第1、第2の集積搬送部(21a) 。
(21b)について説明する。前記第1の集積搬送部(
21a)は、前記分岐搬送路(22Q)と前記取込搬送
路(22a)との間に設けられた第1の紙幣搬送ベルト
(114)と、一端側(搬送方向後段)が前記第1の紙
幣搬送ベルト(114)と当接して張架されると共に、
他端側(搬送方向前段)は前記分岐搬送路(22Q )
と接離可能に張架された第2の紙幣搬送ベルト(115
)とから構成される。また、前記第2の紙幣搬送ベルト
(115)の搬送方向前段部は、前記分岐搬送路(21
)に対して常時は離間されており、この分岐搬送路(2
2Q)と第2の紙幣搬送ベルト(115)とは搬送方向
に向ってその離間距離が狭まるようにくさび状を形成し
ている。
なお、この第2の紙幣搬送ベルト(115)の搬送方向
前段部のローラ(152)には、支点(151)を中心
として第4図(a)に示すD方向に回動変位可能な回動
レバー(1,50)が取着されており、この回動レバー
(150)の中間部には第1の連続搬送用ソレノイド(
11g)への通電により挿脱される鉄心(118a)が
係止されている。さらに、前記ローラ(152)のロー
ラ軸には第1のギア(153)が固着され、この第1の
ギア(153)と離間した対向位置には前記搬送系駆動
用モータ(101)の駆動によって連続回転される第2
のギア(154)が配置されている。そして、前記第1
の連続搬送用ソレノイド(118)に通電されると回動
レバー(150)の作用により第2の紙幣搬送ベルト(
115)と分岐搬送路(22Ω)が当接すると共に第1
、第2のギア(153) 、 (154)が噛合するこ
とになる。
したがって、第1の連続搬送用ソレノイド(118)へ
の通電によって第2の紙幣搬送ベルト(115)は連続
回転して紙幣を搬送するようになっている。
一方、第2の紙幣搬送ベルト(115)の搬送方向後段
側には、第4図(a)、(b)に示すように駆動シャフ
ト(156)に固着されて前記第2の紙幣搬送ベルト(
115)を張架するローラ(112A)と前記駆動シャ
フト(156)に回転自在に支持され前記取込搬送路(
22a)の一部を形成する第3の紙幣搬送ベルト(15
7)を張架するローラ(112B)とが設けられている
。そして、前記駆動シャフト(156)は、ワンウェイ
クラッチ(110)、駆動伝達ベルト(115)を介し
て間欠搬送駆動用モータ(たとえば、パルスモータ)(
109)の回転駆動力が伝達されるようになっている。
そして、この間欠搬送駆動用モータ(109)は、後述
する第1の紙幣検出センサ(141)によって紙幣の存
在が検知されると、制御部(90)の駆動制御に基づい
て紙幣の長さく搬送方向に沿った長さ)よりも短かい距
離、例えば51〜10m111に対応するパルス数だけ
駆動されるようになっている。
したがって、この間欠搬送駆動用モータ(109)の間
欠駆動が繰返して行なわれることにより1分岐搬送路(
22Q)を介して連続搬送されてくる紙幣は、第1、第
2の紙幣搬送ベルト(114) 、 (115)の間で
紙幣の搬送先端をずらした積層状態で挟持搬送されるこ
とになる。この場合に第1の集積搬送部(21a)は間
欠搬送手段として供することになり、また排除券が発生
した際に間欠駆動されるため、この間欠駆動によって排
除券をずらしながら集積する排除券集積手段としての機
能を有する。なお、前記ワンウェイクラッチ(110)
は、第2の紙幣搬送ベルト(115)が第1、第2のギ
ア(153) 、 (154)を介して連続回転駆動さ
れる際に回動する前記1駆動シヤフト(156)の回転
力が間欠搬送駆動用モータ(109)に伝達されるのを
防止するために設けられている。また、この第1の集積
搬送部(21a)の搬送方向前段部と後段部とには第1
、第2の紙幣検出センサ(141)、 (142)がそ
れぞれ配置されている。
この第1.第2の紙幣検出センサ(141) 、 (1
42)は発光素子(141a) 、 (142a)と受
光素子(141b) 、 (142b)から成り、紙幣
の存在を検知するものである。そして、第1の集積搬送
部(21a)の前段に配置される第1の紙幣検出センサ
(141)は、前述したように間欠搬送駆動用モータ(
109)の駆動制御に供するものである。一方、第2の
紙幣検出センサ(142)は、前記第1.第2の紙幣搬
送ベルト(114) 、 (115)に挟持されて間欠
的に搬送される集積紙幣の搬送先端が第1の集積搬送部
(21a)の出口近傍に達したことを検知し、これが検
知されると制御部(90)によって装置全体の駆動を停
止するようになっている。これは第1の集積搬送部(2
1a)より送出される紙幣が、連続搬送を続ける取込搬
送路(22a)に導かれ、入金される紙幣と同じ経路で
再び取込搬送されることを防止するためである。
つぎに、前記第2の集積搬送部(21b)について説明
する。この第2の集積搬送部(21b)は、前記紙幣送
出用搬送路(22m)の搬送方向後段に配置され、前記
収容部(15)に排除紙幣あるいは出金紙幣を導くよう
になっている。第2の集積搬送部(21b)は、第4図
(a)に示すように搬送方向前段側を前記紙幣送出用搬
送路(22m)に当接させて無端状に張架される第4の
紙幣搬送ベルト(160)と、この第4の紙幣搬送べ・
ルト(160)と接離可能に配置される無端状の第5の
紙幣搬送ベルト(161)の搬送方向前段側は、前記第
4の紙幣搬送ベルト(160)に対して常時離間されて
おり、この第4.第5の紙幣搬送ベルト(160) 、
 (161)は搬送方向に向ってその離間距離が狭まる
ようにくさび状を形成している。そして、この第5の紙
幣搬送ベルト(161)は、駆動用ローラ(113)の
ローラ軸を中心として第4図(a)に示すE方向に回動
可能となっており。
この駆動は前述した第1の集積搬送部(21a)と同様
に第2の連続搬送用ソレノイド(119)への通電によ
って回動レバー(162)を回動することにより行なっ
ている。さらに、図示しないが、第5の紙幣搬送ベルト
(161)が矢印E方向に回動されて第4の紙幣搬送ベ
ルト(160)と当接された際には、この第5の紙幣搬
送ベルト(161)を連続搬送駆動するためのギアが前
記搬送系駆動用モータ(101)によって駆動されるギ
アと噛合うようになってい机 また、前記駆動ローラ(1i3)はワンウェイクラッチ
(111)を介して前記間欠搬送駆動用モータ(109
)からの回転動力が伝達されるようになっている。した
がって、この第2の集積搬送部(21b)は、前記第1
の集積搬送部(21a)と同様に紙幣の連続搬送と、紙
幣の搬送先端をずらしながら集積する間欠搬送とが可能
となっている。なお、前記駆動用のローラ(113)と
第5の紙幣搬送ベルト(161)を介して対向配置され
ているローラはアイドルローラ(117)である。また
、この第2の集積搬送部(21b)の搬送方向前段側に
配置された第3の紙幣検出センサ(143)は1発光素
子(143a)と受光素子(143b)とによって出金
紙幣の先端を検知し、この検知があったときに制御部(
90)の駆動制御に基づいて紙幣の長さよりも短かい距
離に対応するパルス数だけ前記駆動ローラ(113)を
駆動するようになっている。一方、第2の集積搬送部(
21b)の搬送方向後段側に配置された第4の紙幣検出
センサ(144)は、発光素子(144a)と受光素子
(144b)とによって排除紙幣又は出金紙幣の後端を
検知し、この検知があった後に制御部(90)は搬送系
駆動用モータ(101) 、第1、第2の連続搬送用ソ
レノイド(118) 、 (119)のOFF及び紙幣
入出扉(123)の開放動作等を行なうようになってい
る。
前記送出用搬送路(22mm)と第2の集積搬送部(2
1b)との連結部上方には、カード/通帳処理ユニット
(詳細は後述する)(10)において出金紙幣に基づい
て発行される支払い記録紙(以下、伝票という)を送出
する伝票送出口(170)が設けられている。この伝票
は、第3の紙幣検出センサ(143)を最後の出金紙幣
が通過した後に支払い記録紙搬送手段(詳細は後述する
)を介して前記伝票送出口(170)より送出されるよ
うになっており、第2の集積搬送部(21b)において
出金紙幣と共に搬送先端をずらした状態で集積されて収
容部(15)に送出される。
以上のように構成された紙幣処理ユニット(9)の入金
処理、入金排除券の処理及び出金紙幣の処理の詳細につ
いて第6図(a)乃至第6図(e)をも参照に加えて説
明する。
まず、紙幣の入金処理について説明する。紙幣の入金モ
ードが選択されると、制御部(90)の駆動制御に基づ
いて紙幣入出扉用モータ(124)が駆動されて紙幣扉
開閉機構(120)の作用により紙幣入出扉(123)
が開放される。また、制御部(90)は、載置台駆動用
モータ(140) 、抑圧板駆動用モータ(132)を
駆動させて載置台(105)、押圧板(107)を第4
図(a)に示す状態に設定する。この後に、利用客は紙
幣出入口(4)より積層状態で紙幣を一括して投入する
。すると、紙幣は積層状態のまま前記載置台(105)
と押圧板(107)との間に介在される。
なお、このとき紙幣は押圧板(107)によって押圧さ
れていない。その後、前記紙幣入出扉用モータ(124
)が逆回転駆動され、紙幣扉開閉機構(120)の作用
により紙幣入出扉(123)が紙幣出入口(4)を閉鎖
する。また、このとき紙幣入出扉(123)の閉鎖移動
と連動して板状部材(127)が板状カム(129)に
沿って移動し、紙幣入出扉(123)が閉鎖されたとき
に板状カム(129)の湾曲部に沿ってコイルスプリン
グ(128)の付勢力により回転し、紙幣ストッパ(1
26)が第5図(a)に示すように突出される。この紙
幣ストッパ(126)は、前記載置台(105)と押圧
板(107)との間に介在されている積層紙幣の端面と
当接して紙幣を整位することになる。この後に制御部(
90)は、抑圧面駆動用ソレノイド(135)に通電制
御して押圧面(107a)をばね付きヒンジ(134)
 、 (134)を介して第4図(a)又は第5図(C
)に示す矢印B方向に回転させ、取出しローラ(104
)に対して積層紙幣を押圧する。なお、このとき押圧面
(107a)の紙幣当接面側には表面の摩擦係数を少な
くした弾性部材(180)が貼付されているため、弾性
部材(180)の弾圧によって紙幣の全面に付与される
押圧力が均一化される。
その後、制御部(90)は搬送系駆動用モータ(101
)を駆動制御して紙幣処理ユニット(9)の搬送系を駆
動させる。そして、前記取出しローラ(104)とその
先方に配置された繰出しローラ(103)とが前記搬送
系駆動用モータ(101)の回転駆動力を電磁クラッチ
(102)を介して入力し、共に同期して回転される。
このとき、取出しローラ(104)によって摩擦送出さ
れる紙幣は、前記弾性部材(180)によってそ゛の押
圧力が均一化されているため、紙幣がスキュー状態で搬
送されることがなく、スキュー状態で搬送されることに
よって生ずる紙詰り。
もしくは鑑査部(20)における読取り不能を排除する
ことができる。取出しローラ(104)によって取出さ
れた紙幣は繰出しローラ(103)と第1の枚数規制ロ
ーラ(106)とによって2枚送りを防止されて1枚ず
つの紙幣が順次先方に送り込まれることになる。
このようにして取込搬送される紙幣は、前述したように
第3図(b)に示す流れにしたがって鑑査部(20)で
の鑑査結果に応じた各紙幣収容部(16)。
(17) 、 (18)に振分けられて集積される。ま
た、鑑査部(20)によって偽券と鑑別されたものは、
第3図(c)に示すように振分はゲート(23a)によ
って分岐搬送路(22Q)に振分けられ、第1の集積搬
送部(21a)に集積されることになる。
ここで、偽券と鑑別された紙幣の処理の詳細を第6図(
a)、(b)、(e)を参照して説明する。分岐搬送路
(22Q)によって搬送されてくる紙幣は、つぎのよう
にして第1の集積搬送部(21a)で集積される。すな
わち、分岐搬送路(22Q )に沿って搬送される紙幣
の先端が第1の紙幣検出センサ(141)を遮ぎると、
制御部(90)は間欠搬送駆動用モータ(109)を駆
動制御して紙幣の長さよりも短かい距離、例えば51D
I11〜10mmに対応するパルス数だけ間欠搬送駆動
用モータ(109,)を回転させる。なお、このとき第
1の連続搬送用ソレノイド(118)は動作されないた
め、分岐搬送路(22Q )と第2の紙幣搬送ベルト(
US)とは搬送方向に向ってその離間距離が狭まるよう
にくさび状を形成したままである。そして、この間欠搬
送駆動用モータ(109)の所定量の回転により、最初
の紙幣の先端部が第1、第2の紙幣搬送ベルト(114
) 、 (115)に挟持された状態で紙幣は停止され
る。
この動作を順次発生する排除券、例えば偽券が第1の紙
幣検出センサ(141)を遮ぎるたびに繰返し行なう。
そして、これらの紙幣は、第6図の一点鎖線で示すよう
に第1、第2の紙幣搬送ベルト(114) 、 (11
5)に挟持されて間欠的に搬送されることになる。また
、第1.第2の紙幣搬送ベルト(114) 、 (11
5)に挟持される紙幣は、第6図(b)に示すように集
積される。すなわち、前記間欠搬送駆動用モータ(10
,9)の所定量ずつの間欠駆動により、紙幣は搬送先端
をずらした状態で集積されることになる。
このようにして、入金処理を継続しながら偽券が発生し
た場合には、この第1の集積搬送部(21a)に偽券を
集積保持することができる。しかも、紙幣搬送ベルトに
挟持した状態で集積できるため、羽根車などの装置の大
型化に通ずる複雑な構成を要することもない。一方、入
金処理中の偽券が大量に発生した場合にはこの偽券の発
生数が所定量に達すると、第1の集積搬送部(21a)
において集積された最初の紙幣が第2の紙幣検出センサ
(142)を遮ぎることになる。この場合には制御部(
90)は装置全体の駆動を停止させる。これは、前述し
たように、第1の集積搬送部(2La)より送出される
紙幣が連続搬送を続ける入金経路たる取込搬送路(22
a)に導かれ、入金される紙幣と同じ経路で再び取込み
搬送されて紙幣の計数を誤らせることを防止するためで
ある。装置の駆動を停止したのち、例えば警報等により
この旨を利用客に知らせる。
操作者は、この際紙幣入出扉(123)を開放して載置
台(105)上の紙幣を取除き、入金経路途中にあろ紙
幣に対してはその処理を続行させる。この後、操作者は
偽券処理モードを選択してつぎのような処理を行なう。
すなわち、制御部(90)の動作制御に基づいて第1、
第2の連続搬送用ソレノイド(11&)、 (119)
に通電し、第2の紙幣搬送ベルト(115)を第4図(
a)に示すD方向に回動し、第5の紙幣搬送ベルト(1
61)を第4図(a)に示すE方向に回動して第6図(
C)に示す搬送系を形成させる。
このとき、第2、第5の紙幣搬送ベルト(115)。
(161)の回動によって第1、第2の集積搬送部(2
1a) 、 (21b)は、搬送系駆動用モータ(10
1)によって駆動されるギアと噛合されるギアによって
連続搬送モードとなる。この状態で搬送系駆動用モータ
(101)が駆動されると、第1の集積搬送部(21a
)において搬送先端をずらして集積されている紙幣は、
そのまま第1、第2の紙幣搬送ベルト(114)。
(115)に挟持されて連続搬送されて取込搬送路(2
2a)に送出され、振分ゲート(23f)によって分岐
されて送出搬送路(22醜)に導かれ、さらに第2の集
積搬送部(21b)によって連続搬送されて収容部(1
5)に送出されることになる(第6図(c)参照)。
一方、このとき収容部(15)内においては、制御部(
90)の動作制御に基づいて載置台駆動用モータ(14
0)が駆動されて、第6図(C)に示すように載置台(
105)を取出しローラ(104)より隔離するように
回動し、第2の集積搬送部(21b)からの送出紙幣を
受入れ可能な状態とする。また、制御部(90)は押圧
板駆動用モータ(132)を駆動制御して抑圧板(10
7)を第4図(a)に示すC方向に沿って上方に移動さ
せると共に、ばね付きヒンジ(134)の付勢力によっ
て押圧面(107a)を反時計方向に回動復帰させる(
第6図(c)参照)。
このようにして、収容部(15)は第2の集積搬送部(
21b)からの紙幣を受入れ可能としている。さらに、
紙幣入出扉(123)が閉鎖されている状態では1紙幣
ストッパ(126)が前記載置台(105)に交差して
突出している。したがって、第2の集積搬送部(21b
)より搬送先端をずらして集積状態で連続搬送される紙
幣は1紙幣の端面をつぎつぎとこの紙幣ストッパ(12
6)に当接させて整位された状態で載置台(105)上
に集積されることになる。すべての偽券が載置台(10
5)上に集積された後に、第4の紙幣検出センサ(14
4)の検知に基づいて紙幣入出扉(123)が開放され
積載された偽券を取り出すことができる。
なお、偽券の取出し処理は前記実施例に限らず、例えば
第1の集積搬送部(21a)に集積された偽券を前記と
同様にして第2の集積搬送部(21b)に導き、ここに
一旦保留した状態で再度残りの入金処理を行ない、この
段階で発生する偽券を第1の集積搬送部(21a)に集
積する。そして、全ての入金処理が完了した後に第1、
第2の集積搬送部(21a) 、 (21b)に集積さ
れている偽券を前記と同様にして連続搬送して収容部(
15)に導くこともできる。
ここで、入金処理の場合1紙幣人出扉(123)が紙幣
出入口(4)を閉鎖すると同時に内部照明(300)が
制御部(90)の制御信号によりONシ、積層された紙
幣(P)が利用客に確認できるようにし、以後内部照明
(300)は紙幣入出扉o23)が閉じている間は全て
の入金処理が終るまで制御部(90)の制御信号により
ONL、ているが、紙幣の取込中に紙幣処理ユニット(
9)に障害が発生し、載置台(ios)上に紙幣(P)
が残留した場合には内部照明(300)をOFF して
利用客から紙幣が見えないようにする。これは、障害が
発生した場合に紙幣が利用客に見えていると、閉じてロ
ックされている紙幣入出扉(123)を無理に開けよう
とする虞れがあり、またそのために万−紙幣入出扉(1
23)のロックを破壊され載置台(105)上の紙幣が
抜き取られた場合、障害発生中は紙幣の抜取りを制御部
(90)ではチェックできないため、現金事故につなが
る虞れがあるためである。
つぎに、紙幣の出金処理の詳細を第6図(d)、(e)
をも参照して説明する。出金モードが選択されると、制
御部(90)は収容部(15)における載置台(105
)、押圧板(107)を前記偽券処理モードの場合と同
様に駆動制御して、第2の集積搬送部(21b)からの
紙幣の受入れを可能な状態とする。また、制御部(90
)は、第1の連続搬送用ソレノイド(118)を通電制
御して第2の紙幣搬送ベルト(115)を第4図(a)
に示すD方向に回動させて第1の集積搬送部(21a)
を連続搬送モードとする。この状態で搬送系駆動用モー
タ(101)が駆動されると、支払いが指定された金種
が各紙幣収容部(16) 、 (17) 。
(18)より順次1枚ずつ取出され、第3図(d)で示
す経路にしたがって連続搬送される。
なお、第1の集積搬送部(21a)は連続搬送モードと
なっているため、紙幣の集積を行なわずにそのまま連続
搬送される。そして、支払い可と判定された最初の紙幣
が第6図(d)に示す一点鎖線の経路に沿って連続搬送
され、第2の集積搬送部(21b)の前段に配置された
第3の紙幣検出センサ(143)を遮ぎると、制御部(
90)は間欠搬送駆動用モータ(109)を動作制御し
て、紙幣の長さよりも短かい距離に対応するパルス数だ
け回転させる。
この動作を紙幣が第3の紙幣検出センサ(143)を遮
ぎるたびに繰返し実行することにより、第6図(e)に
示すように紙幣はその搬送先端をずらした状態で集積さ
れながら間欠搬送される。そして。
第2の集積搬送部(21b)より間欠的に搬送される紙
幣は、収容部(15)内において紙幣の端面を紙幣スト
ッパ(126)につぎつぎと当接させて整位された状態
で載置台(105)上に積載されることになる。
そして、出金される紙幣のうち最後に搬送される紙幣が
前記第3の紙幣検出センサ(143)を遮ぎると、カー
ド/通帳処理ユニット(10)において発行される伝票
が伝票送出口(170)より送出され、第2の集積搬送
部(21b)に供給される。そして、この伝票が第3の
紙幣検出センサ(143)を遮ぎると、紙幣の場合と同
様に間欠搬送され、この伝票はその搬送先端を最終紙幣
の搬送先端よりもずらした状態で集積される。この後に
、第2の連続搬送用ソレノイド(118)が通電制御さ
れて第2の集積搬送部(21b)を連続搬送モードとし
1紙幣と伝票とを連続搬送する。この結果、収容部(1
5)における載置台(105)上には、伝票を最上層に
載置し紙幣が整位されて集積されることになる。
その後、第4の紙幣検出センサ(144)の検知に基づ
いて紙幣入出扉(123)が開放され、利用客は紙幣出
入口(4)を介して出金紙幣を取り出すことができる。
このように、出金紙幣の集積を羽根車などの複雑な構成
を要せず簡易にできるため、装置の小型化に大きく寄与
することができる。また、多数枚の紙幣を集積する場合
にあっても、紙葉類搬送ベルトの間に挟持される紙幣は
搬送先端を順次ずらした状態で集積されるため、枚数の
多少に拘らず搬送ベルトの全域に亘って集積紙幣の厚さ
は同等となる。したがって、多数枚の紙幣を無理なく集
積できると共に、これらの搬送に際しても特別の手段を
講することなく高速搬送が可能となる。さらに、収容部
(15)を取込紙幣と送出紙幣とを共に選択的に積載可
能とし、紙幣ストッパ(126)をこの両者の整位手段
として兼用できるため、さらに装置の小型化が達成され
る。
ここで、出金処理の場合、内部照明(300)は通常、
常時OFFとし収容部(■5)内の紙幣が見えないよう
にする。これは出金の場合、取引が成立しても紙幣人出
金層(123)が開くまでは載置台(105)上に払出
された紙幣と言えども利用客に渡してしまうと現金事故
につながる虞れがあり1紙幣人出扉(123)が開くま
では利用客に紙幣を見せて紙幣入出扉(123)を無理
に開こうとするようなことがないようにしたいためであ
る。
なお、上記実施例は一例であり、本発明の要旨の範囲内
において、種々の変形実施可能であることは言うまでも
ない。例えば、実施例では通常入金処理では取引中紙幣
人出ys(123)が閉鎖している間は内部照明(30
0)をON、出金処理では常時OFFとして説明したが
、これに限定されるものではなく、制御部(90)内の
図示しない交換容易なROM (読出し専用メモリ)を
交換することにより、入金、出金処理時における内部照
明(300)のON / OFFのタイミングが選択的
に変更可能となり、装置を導入する金融機関の多様なニ
ーズに即応させることが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、紙幣入出金装置の
紙幣入出金口内部の照明を選択的に点灯、消灯すること
によって取引種別、取引進行状態に応じて紙幣入出金口
内部の紙幣を見えたり、見えなくすることができ、また
金融機関等の多様な要望にも直ちに応じられるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動取引装置の概略的
斜視図、第2図は同装置の構成を示すブロック図、第3
図(a)〜(d)は紙幣処理ユニットの構成を示す概略
側面図、第4図(a)及び第5図(a)〜(d)は収容
部の構成を示すもので、第4図(a)は収容部の斜視図
、第5図(a)、(d)は収容部の詳細を示す拡大斜視
図、第5図(bL(c)は収容部の紙幣取出機構を示す
正面図及び抑圧板の駆動機構を示す側面図、第4図(b
)は紙幣搬送系の駆動部を示す正面図、第4図(c)は
紙幣入出扉用モータの制御用ブロック図、第6図(a)
〜(e>は紙幣処理ユニットにおける入金紙幣の処理、
入金排除券の処理及び出金紙幣の処理を示す詳細説明図
である。 4・・・紙幣出入口(払出口)15・・・収容部105
・・・載置台        120・・・紙幣扉開閉
機構123・・・紙幣入出扉      300・・・
内部照明301・・・窓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 収納されている取引媒体を払出す機能とを備えた自動取
    引装置において、 払出された取引媒体を一時収容する払出口と、前記払出
    口を選択的に開放あるいは閉鎖し、かつ一時集積されて
    いる取引媒体が外部から見えないよう半透明部材で形成
    された窓部を有する扉と、上記払出口の内部に設けられ
    る照明手段と、この照明手段を選択的に点灯、消灯する
    手段とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
JP62061067A 1987-03-18 1987-03-18 自動取引装置 Pending JPS63228394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62061067A JPS63228394A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62061067A JPS63228394A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 自動取引装置

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Publication Number Publication Date
JPS63228394A true JPS63228394A (ja) 1988-09-22

Family

ID=13160432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62061067A Pending JPS63228394A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 自動取引装置

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JP (1) JPS63228394A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139614A (ja) * 2003-12-01 2004-05-13 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣入出金機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139614A (ja) * 2003-12-01 2004-05-13 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣入出金機

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