JPS63268802A - 下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物 - Google Patents

下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物

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JPS63268802A
JPS63268802A JP10285387A JP10285387A JPS63268802A JP S63268802 A JPS63268802 A JP S63268802A JP 10285387 A JP10285387 A JP 10285387A JP 10285387 A JP10285387 A JP 10285387A JP S63268802 A JPS63268802 A JP S63268802A
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pavement
sewage sludge
mixture
asphalt
paving
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青柳 弘
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SATSUPOROSHI GESUIDOU SHIGEN K
SATSUPOROSHI GESUIDOU SHIGEN KOUSHIYA
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SATSUPOROSHI GESUIDOU SHIGEN K
SATSUPOROSHI GESUIDOU SHIGEN KOUSHIYA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 a、産業上の利用分野 本発明は、人工的に造られた下水汚泥焼却灰とフォーム
ドアスファルトとを結合材として混合した混合物で、貯
蔵性、施工性、環境順応性1歩行性等に優れ、かつ同図
の景観に調和でき、広範な用途に利用できる自然色をし
た舗装用常温混合物に関するものである。
b、従来の技術とその問題点 従来、公園の囲路、遊歩道、ジョギング道路、サイクリ
ング道路、囲路広場、運動施設等の歩行、走行、休憩、
遊戯運動等に利用される場所の舗装としては、その利用
目的に応じてアスファルト舗装、コンクリート舗装。
研出し舗装、カラー舗装、ブロック舗装9石舗装、タイ
ル舗装、レンガ舗装、ダスト舗装、透水性舗装、ソイル
舗装1弾性舗装など各種の舗装が採用されてきた。しか
し、これらの黒色、白色1人工的色彩を有した舗装は強
度的に優れているが、自然環境にそぐわず、かつ高価で
ある。また砂利道、砕石道。
ダスト舗装、ソイル系舗装などは、自然に近   。
い舗装であるが多くの人々の利用により、表面が削り取
られたり、凹凸化したりして平坦  性に乏しく、埃が
発生したり、また降雨後に   ′軟弱化する場合があ
る等大の歩行や自動車の   ′走行が快適でなく、材
料の補充整形など維持管理をしばしば必要とするなど多
くの欠点があった。
B1発明の構成 a4問題を解決しようとする手段 本発明では、下記の構成のものによって上述した問題を
解決しようとするものである。
すなわち、本発明のものは 本発明の対象となる下水汚泥焼却灰とは、都市又はその
周辺の生活排水、工場排水、雨水などを終末処理場で浄
化処理した脱水汚泥を約800℃で焼却させた灰である
。その物理的特性は下記の通りであるが、そのままでも
盛土材埋戻し材として使用可能なことは熱論のことであ
る。(石灰系) 粒度組成〜シルト分以下の含有量が少ない。
土性は砂質土、砂礫土 比      重〜2.94〜3.08締固め特性〜最
適含水比38.6〜40%最大乾燥帯度0,98〜1.
24 t/m3吸 水 量〜多孔質性の為極めて高い。
締固め密度によっての変化大。
透 水 性〜透水係数は 3X10−’〜 IQ−3Cm/、、e−軸圧縮強度〜
6〜12 K M / C,3CBR特性〜路床材とし
ての設計CBR,路盤材としての修正CBRも基準値以
上 凍 上 性〜凍上様式は微細霜降り状を含むコンクリー
ト状凍結で要注意。
本発明者らは、このような焼却灰の特性に着目して舗装
用常温混合物について鋭意研究を重ねた結果、下水汚泥
焼却灰からなる骨材とフォームドアスファルトからなる
結合材を混合することによりフォームドアスファルトの
混合特性による混合物の自然色化と貯蔵性化が得られ、
さらに本来の土の感触の性状と共に、施工性、安定性1
弾力性、吸水性等に優れた混合物が得られることを見出
しこの発明を完成した。
b1発明の実施例 以下この発明について更に詳しく説明する。
この発明の舗装用常温混合物を製造する場合は、骨材と
しての下水汚泥焼却灰と結合材としてのラテックスまた
は樹脂エマルジョンの一種または複数種を発泡剤とする
フォームドアスファルトを通常のアスファルトプラント
で常温混合して前記骨材にラテックスあるいは樹脂エマ
ルジョンを含むフォームドアスファルトを微細に分散さ
せて舗装用常温混合物を得る。
この発明において用いるフォームドアスファルトは、ス
トレートアスファルトにラテックスや樹脂エマルジョン
を発泡剤として添加して、攪拌混合装置により攪拌混合
して泡状化したもので、特に泡状化によるアスファルト
の体積増量効果とそれに伴なう粘性の低下によって下水
汚泥焼却灰との混合が可能となる。細粒土に混合したフ
ォームドアスファルトは骨材そのものをコーティングす
るのではなく、微細な粒子となって細粒土に均一に分散
する為、アスファルトの黒色化が妨げられ、下水汚泥焼
却灰の自然色そのままの色を呈する。また骨材に微細に
かつ均一に分散したアスファルトは湿潤状態を保持し、
常温混合物をルーズにしておくと水分によってアスファ
ルト同志の結合が妨げられ混合物の貯蔵が可能となる舗
装用常温混合物が得られる0発泡剤としてラテックスや
樹脂エマルシヨンを用いると、敷き均らされて締固めら
れた混合物における前記骨材が、ラテックスや樹脂エマ
ルジョンと一体となったアスファルトで結合される為、
アスファルト単独のものより、その混合物の安定性、吸
水性。
弾力性等の性状が向上する効果がある。
骨材としての焼却灰の粒度は、得られる混合物の自然色
、安定性等から粒径10”以下、好ましくは5m+m以
下で、0.074”以下の細粒分を15%程度含む焼却
灰が望ましいが、これに類するものであればよく、フォ
ームドアスファルトとの混合時における骨材の含水比は
30〜38%で混合する。
上記骨材と混合処理するフォームドアスファルトの量は
、混合物の自然色、締固めた混合物の安定性、施工性、
吸水性9弾力性などから、骨材に対し3〜8%程度必要
であるが、概ね5%程度が好ましい。また発泡剤及び結
合材として用いるラテックスや樹脂エマルジョンの量は
フォームドアスファルトの性状即ち発泡倍率、さらに還
元したアスファルトの性状などからアスファルトに対し
3〜5%が好ましい。
またアスファルトの種類は通常のプラントで使用される
針入度60/80.80/10Gのものを使用できる。
さらにラテックスや樹脂エマルジョンはSBR,NBR
,CR,ブタジェン、インブレンなどラテックス、アク
リル、酢酸ビニル。
エチレン酢酸ビニルなどの樹脂エマルジ目ンを一種また
は複数ffl!組合せて使用受きる。
この発明の舗装用常温混合物は、通常の加熱アスファル
トプラントを用いて、自然含水比に調整された常温の下
水汚泥焼却灰からなる骨材と、150℃前後に加熱され
たアスファルトにラテックスあるいは樹脂エマルジョン
の一種又は複数種を発泡剤として添加して、攪拌混合し
て得たフォームドアスファルトを常温混合し製造される
。製造された舗装用常温混合物は含水状態を変化させな
ければ4〜5日間保存可能で、混合物をシートで覆った
り袋詰めにして貯蔵できる。またフォームドスタビライ
ザを使用すれば、現位置で路上混合することもできる。
表−1に示す下水汚泥焼却灰と、表−2に示すストレー
トアスファルト807100をフォームドアスファルト
化したものを、対骨材重量比5%にして舗装用常温混合
物を得た。
表−1 下水汚泥焼却灰の性状 表−2 ストレートアスファルト807100の性状このように
して得た舗装用常温混合物の貯蔵性を調べたところ、混
合5日間経過した混合物でも含水比の変化がなければ密
度、安定度の変化が無いことが確認された。
また現場で路慇の上に5cmの厚さで敷き均して、締固
めた舗装用常温混合物は一般の土、カラー舗装等と同じ
自然の色調のままであり、自然によく調和していた。
この舗装用常温混合物の配合及び品質性状は表−3の通
りである。
表−3 配合及び晶質性状 現場密度試験は湿潤密度1.491Kg/cm’ 、乾
燥密度1.115にg/am3.含水比33.7零であ
った。貫入試験(ブロクターニードル)tl[lI定値
は76〜100ボンドで規格値60〜100ボンドを満
足した。テニスボール反発試験係数は068〜0.75
で規格値0.65〜0.80を満足した。
C1使用例 上記のようにして製造された舗装用常温混合物は舗装施
工現場に運搬され、人力またはフィニッシャなどによっ
て敷き均され、ローラ等によって締固められる。
C9発明の効果 この発明による舗装用常温混合物は、下水(T5泥焼却
灰をラテックスや樹脂エマルジョンの一種又は複数種を
発泡剤とするフォームドアスファルトで混合することに
より構成されているので、この舗装用常温混合物は自然
色に富むと共に貯蔵性があり、かつ舗装施工が容易であ
り、しかも締固めた混合物は安定性、吸水性に優れて表
面に凹凸もできにくいのでメンテナンスも容易で経済的
である。更に、この発明の舗装用常温混合物を締固めた
ものは、適度の表面固さと保水性を有すると共に、降雨
時の泥ねい化の恐れが少なく、適度の弾力性を持つ効果
もある。従ってその用途としても公園の囲路、iIi!
歩道、ジョギング道路、遊園地庭先、テニスコート、そ
の他広範に適用できる等の効果が得られる。
他の変形実施例 下水汚泥焼却灰と現地の土とを混合したり、粒度調整砂
とを混合した骨材とフォームドアスファルトからなる結
合材としての利用方法も考えられる。
特許出願人 財団法人札幌重下水道資源公社31Jム 
 4−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下水汚泥処理の一環で発生する下水汚泥焼却灰からなる
    骨材とフォームドアスファルトからなる結合材とが混合
    されていることを特徴とする下水汚泥焼却灰を利用した
    舗装用常温混合物。
JP10285387A 1987-04-24 1987-04-24 下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物 Granted JPS63268802A (ja)

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JP10285387A JPS63268802A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物

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JP10285387A JPS63268802A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物

Publications (2)

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JPS63268802A true JPS63268802A (ja) 1988-11-07
JPH0467524B2 JPH0467524B2 (ja) 1992-10-28

Family

ID=14338486

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JP10285387A Granted JPS63268802A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 下水汚泥焼却灰を利用した舗装用常温混合物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2318795A (en) * 1996-10-28 1998-05-06 Bardon Remediation of domestic waste incinerator residue
GB2472995A (en) * 2009-08-26 2011-03-02 Aggregate Ind Uk Ltd Half-warm foamed asphalt process

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GB2472995B (en) * 2009-08-26 2013-09-11 Aggregate Ind Uk Ltd Half-warm foamed asphalt process

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JPH0467524B2 (ja) 1992-10-28

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