JPS63267710A - フイブロネクチン含有溶液配合化粧料 - Google Patents

フイブロネクチン含有溶液配合化粧料

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JPS63267710A
JPS63267710A JP10095987A JP10095987A JPS63267710A JP S63267710 A JPS63267710 A JP S63267710A JP 10095987 A JP10095987 A JP 10095987A JP 10095987 A JP10095987 A JP 10095987A JP S63267710 A JPS63267710 A JP S63267710A
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JP
Japan
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fibronectin
cosmetic
skin
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JP10095987A
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Kenji Matsui
松井 建次
Yutaka Ando
裕 安藤
Kyoko Hitomi
人見 京子
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Ichimaru Pharcos Co Ltd
Original Assignee
Ichimaru Pharcos Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/02Preparations for care of the skin for chemically bleaching or whitening the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔イ〕 発明の目的 本発明は、動物組織中のフィブロネクチンを、特定した
溶解剤を用いて、その含有溶液を製し、これを化粧料に
用いることからなる、新規なフィブロネクチンの応用に
関する。
「産業上の利用分野J 本発明によれば、動物組織からフィブロネタチンを効率
よく製造(抽出)することが出来ると共に、化粧品や医
薬品として用いるとき、製剤化が容易となる。
「従来の技術。
フィブロネクチンは、生体内生理活性物質の一つとして
注目され、その所在は、血漿や線維芽細胞膜上、表皮の
基底膜等に分布していることが知られている。
分子量は、血漿由来のフィブロネクチンと、細胞性のフ
ィブロネクチンとは異なり、血漿由来のフィブロネクチ
ンは、還元時22〜25万で2量体を形成し、したがう
て、約46万とされ、一方、細胞性のフィブロネクチン
は、2量体以上であることが知られている。
しかし、免疫化学的反応からは、同−又は近縁の作用を
有しているときれている。フィブロネクチンの生体内の
役割は、細胞又は組織間の粘着、あるいは結合状態を保
持、又はコントロールする物質ときれ、例えば、皮膚組
織のフラーケン線維間の空間の液状物質(ムフ多糖体な
ど)の保持にも重要な関わりを持っていると考えられて
いる。
とくに、皮膚組織にあっては、線維芽細砲の増M(成長
)期に関与し、治療分野では、組織損傷に対する修復剤
としての応用、抗癌剤への応用、きらに、化粧料への応
用などが進められている。
フィブロネクチンに関する刊行物としては、例えば、第
1表に示すごとくの文献がある。
尚、第1表中、1〜2は、フィブロネクチンに関する最
近の研究と、その応用分野が分かり易く解説されている
。又、3〜10は、具体的なフィブロネクチンに関する
応用に当っての公知刊行物として、我が国における公開
特許公報を示した。
尚、以下、フィブロネクチンについて、これを便宜上、
FNと略記する。
「第1表、  FNに関する主な刊行物1発明が解決し
ようとする問題点」 FNの化粧料や医薬品への応用に当っては、水溶液中で
は、不安定であり、製剤化が困難であること0例えば、
化粧水中や、その他の透明な水溶性のタイプの化粧料で
は、約2〜3時間の内に、不溶性の澱を生じ、後に沈澱
する。生理的活性は、溶解した状態で発現し、沈澱、あ
るいは、不溶性の状態では消失する。その為には安定な
溶解法の確立が必要である。そこで本発明者らは、この
点を解決することをテーマとなし、その解決に当り、同
時に、FNの溶液が、即、化粧料に配合できるようにす
ることを目的として、その開発に当った。
〔口〕 発明の構成 本発明は、次に示す、各薬剤の組合せを条件となす溶解
剤中に、FtJを溶解させ、そのFN含有溶液を化粧料
に配合することを、構成要件となす。
(溶解剤の組成) A:尿素1.0〜4.0M、塩化ナトリウム0.1M、
クエン酸ナトリウム0.05M。
B:尿素1,0〜4.0M、塩化ナトリウム0.1M5
クエン酸ナトリウム0.05M、エチレンジアミン四酢
酸二ナトリウム1 m M 6以下に、さらに具体的に
、本発明に関して詳記するために、実施例等により示す
r問題点を解決するための手段」 (実施例−1) FNを得るための出発原料として、ここでは、新鮮な牛
の胎盤、又は人の正常分娩後の胎盤の組織を用いた例を
もって示すも、本発明による抽出まず、入手した出発原
料を流水中で洗い、ミンチカッター等により細切後、脱
血、脱水した組繊細切物を、さらに脱脂(n−ヘキサン
などに浸漬、攪拌して脂質を有機溶媒中に溶出)した後
、その組繊細切物13kgに、前記のA又はBの溶解剤
の組成による溶剤20pを加え、4°Cにおいて、緩や
かに攪拌を行いながら、−夜浸漬抽出を行う。
次に、遠心分離機を用いて、その残渣物を取る。この操
作は、繰り返し4回行う、最終的な残漬物は、約it、
4kg程度である。
この残渣物に対して、前記A溶解剤の組成中、尿素につ
いて4Mとなした溶液を、22.8kg加え、−夜、4
℃で浸漬、15分毎にプレンダーを8@行い、遠心脱水
機にかけ、上清液を分取する。この操作を、3回前後す
ることによって、組織中のFNは、そのほとんどが上清
液中に移行きれる。
上清液は、これを混合し、濾過した後、その濾液を取り
、次に、0.4〜0.6飽和の硫酸アンモニウムを用い
て、その沈澱物を分取する。
沈澱物は、再び前記入溶解剤を添加(約7.82)を加
えて攪拌後、ここで得られた溶解液の内、200III
Iを取り、これに1OOI11Iのn−ブタノールを加
え、5分間程度の振盪を行った後、遠心分離機にかけ、
9.00Orpm、20分分間性い、得られた溶液を綿
栓濾過し、その濾液を取り、吸引濾過を行う、この際、
綿栓濾過によつ−〔、今だ不溶性成分が確認されている
ときは、濾紙No131を用いて吸引濾過を行う。
吸引濾過後の濾液は、セファデックスG−25により、
1.600−カラムに通し、5QQmiまでは除去し1
次の559allを分取する。
分画液は、濾紙翫131を用いて濾過後、低温濃縮、凍
結乾燥して結晶性の粉末とするか、又は、化粧品には、
分画液に対して、ブチレングリコール、パラベン(メチ
ル0.7%、プロピル0゜3%)を加えた後、−夜、4
〜1G”Cで静置した後、吸引濾過を行うことによって
、本発明の目的となす、FNが安定に溶解し、即、化粧
料に用いられる溶液となすことが出来る。
この溶液の調製に当っては、前記した溶解剤の組成A又
はBの条件下にあることを必須となすので、その調製は
、ブチレングリコールの添加時に確認し調製する。又、
FNの濃度は、分画液中には、1100B/1111以
上とし、高含有していることが特徴である。収量的には
、工程中で用いた、残渣物11 、4kgからは、約1
5〜231のFN含有溶液を得ることが出来る。
前記の実施例においては、FNの抽出法についても同時
に示したが、末法によれば、FNの含有量が高く、化粧
料に用いるに当って、充分な濃度が、濃縮などを行わな
くとも、11001t/+d以上、含まれた状態で得ら
れる場合が多いことである。すなわち、溶解剤の組成A
又はBの使用は、動物組繊細胞からFNの抽出に当って
、抽出収量を高めるためにも、最適な条件であることが
わかった。
「安定性の評価。
本発明によるFNは、血漿由来のものと異なり、生理食
塩水中に不溶であることが最大のネックとなり、このた
めに、その溶解剤の選択が、本発明における解決のため
のポイントであった0本発明による溶解剤によれば、血
漿由来のFNについても、その抽出、又は溶解剤として
も、もちろん、有利な条件として用いることが出来るわ
けである。
第2表は、実施例1をもとに得られたFN含有溶液の、
主な数値を示し、第3表は、その安定性について求めた
ところの成績結果である。
「第2表、  FN含有溶液の主な数値r第3表JFN
含有溶液の安定性 第3表に示すごとく、末法によるFN含有溶液は、熱、
低温下でも安定性に優れた溶液である。
例えば、化粧品への配合性の良否は、化粧水などの澄明
な液状タイプの製品中に用いて、沈殿物の発生がないこ
とが条件の一つとなる。もちろん、末法で得られたFN
含有溶液については、そのまま、又は香料等を添加して
、即、化粧水として用いることも可能であるが、ここで
は、次の処方からなる、化粧水タイプの美容液中に、末
法によるFN含有溶液を10%加え、その後の経時的変
化を観察してみたが、何ら影響は認められなく、安定な
化粧水の状態が維持されていることが確認された。
1処方例:化粧水タイプの美容液」 キチンリキッド(カルボキシメチルキチン含有溶液)・
・・・・・・・・・・・・・15%1.3−ブチレング
リコール・・・・・・・4%ビオファルコCP−12(
牛脂盤抽出線維芽細胞増殖作用物質:水溶性蛋白含有溶
液)・・12%香料及び防腐剤・・・・・・・・・・・
適 量溶解剤A(但しズ素4.OM)  ・・・・10
%エタノール・・・・・・・・・・・・・・5%FN含
有溶液・・・・・・・・・・・・lO%精製氷をもって
全量100%となす。
前記の処方例に示す美容液は、肌に滑りのある保湿作用
を与えてくれるが、肌に切傷などのあるようなときは、
局所に対する修復作用を示す。
又、日焼けによる色素沈着によるシミ、゛又は褐変化し
た肌には、その塗布はシミや褐変化した肌を、もとの皮
膚の色に早く戻すことが出来る。とくに、外出後の灼熱
感をもった顛面に対しては、その灼熱感を早く取り除き
、消炎作用を有する。
さらに、灼熱感(ホテリ)と共に、背中などに対する水
泡(ヒブクレ)に対しては、消炎作用と共に、その後の
褐変化を少なくすることが出来る。
このような作用は、処方中のFNが、少なからず有効に
働いているものと推定された。
次表(第4表)は、前記の処方例で示す美容液をもとに
、健康成人男子に対して、日光浴後の灼熱感の解消にか
かる、時間的経過を求めたものである。
「第4表4 灼熱感(ホテリ)に対するFN含有央美容
液解消効果〔ハ〕 発明の効果 FNは水に不溶性であり、又、生理食塩水にも不安定で
あった。そこで本発明者らは、用いる溶解剤が皮膚に対
して安全性も高く、刺激性のないことを条件として、研
究に当ってきた。その結果、本発明による溶解剤の組成
A又はBにより、FNの抽出溶剤としても優れた性能を
有し、同時にそれを使用して、FN含有溶液としたもの
は、化粧料のみならず、医薬品外用塗布剤の処方中にも
配合し易くなることがわかった。したがって、そのもた
らす効果は、FNの有効利用に当つて、大きなメリット
であると考えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 尿素1.0〜4.0M、塩化ナトリウム0.1M、クエ
    ン酸ナトリウム0.05Mからなる水溶液、又は、上記
    の組成に対し、さらにエチレンジアミン四酢酸二ナトリ
    ウム1mMが加えられた水溶液中に、動物組織由来のフ
    ィブロネクチンを含有する溶液を製し、この溶液を化粧
    料に配合することを特徴とする化粧料。
JP10095987A 1987-04-23 1987-04-23 フイブロネクチン含有溶液配合化粧料 Pending JPS63267710A (ja)

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