JPS63266040A - フエライト基地球状黒鉛鋳鉄 - Google Patents
フエライト基地球状黒鉛鋳鉄Info
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- JPS63266040A JPS63266040A JP10029487A JP10029487A JPS63266040A JP S63266040 A JPS63266040 A JP S63266040A JP 10029487 A JP10029487 A JP 10029487A JP 10029487 A JP10029487 A JP 10029487A JP S63266040 A JPS63266040 A JP S63266040A
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- cast iron
- graphite cast
- spheroidal graphite
- cementite
- ferrite
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- Pending
Links
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- 229910001141 Ductile iron Inorganic materials 0.000 title abstract description 28
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- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 18
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用性！？）
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄は、１＆地中で微
結晶のセメンタイトを含有している球状黒鉛鋳鉄であっ
て、多くの機械的性能が通常の球状黒鉛鋳鉄とほぼ同様
で、耐摩耗性が通常の球状黒鉛鋳鉄よりも優れた新しい
球状黒鉛鋳鉄に関するものである。
結晶のセメンタイトを含有している球状黒鉛鋳鉄であっ
て、多くの機械的性能が通常の球状黒鉛鋳鉄とほぼ同様
で、耐摩耗性が通常の球状黒鉛鋳鉄よりも優れた新しい
球状黒鉛鋳鉄に関するものである。
（従来の技術）
従来の球状黒鉛鋳鉄は、良く知られるように、−二段の
熱処理を行ってフェライト基地への変態を行わせている
。これらの先行技術を記載した文献′は挙げれば膨大な
ものがあるが、最近の特許文献を一つ挙げれば、特開昭
５９−２８５１１１号公報に記載された技術がある。
熱処理を行ってフェライト基地への変態を行わせている
。これらの先行技術を記載した文献′は挙げれば膨大な
ものがあるが、最近の特許文献を一つ挙げれば、特開昭
５９−２８５１１１号公報に記載された技術がある。
この特開昭５１１−２８５１９号公報に記載された技術
によれば、８４０〜８００℃に加熱し、ついで表面のみ
を９２０ Ｎ１０００℃に加熱し、その後に２２０〜４
２０℃で処理し、球状黒鉛鋳鉄鋳物を得ている。
によれば、８４０〜８００℃に加熱し、ついで表面のみ
を９２０ Ｎ１０００℃に加熱し、その後に２２０〜４
２０℃で処理し、球状黒鉛鋳鉄鋳物を得ている。
このような球状黒鉛鋳鉄鋳物にかぎらず、その他の鋳鉄
で特開昭５５−８４４．４号公報に記載されているよう
に、フェライトとマルテンサイト、フェライトとベイナ
イトからなる組織の鋳鉄もある。
で特開昭５５−８４４．４号公報に記載されているよう
に、フェライトとマルテンサイト、フェライトとベイナ
イトからなる組織の鋳鉄もある。
上記したような従来の球状黒鉛鋳鉄は１機械的性能にお
いていづれも優れた性能を有しており、広〈産業上使用
されている。
いていづれも優れた性能を有しており、広〈産業上使用
されている。
このうち特に耐熱高応力性、高温耐摩耗性、高靭性、耐
熱亀裂性などが要求される用途には、それぞれに適した
合金組成の鋳鉄が開発され、要求される性能に対してま
ずまず満足できる鋳鉄が得られている。
熱亀裂性などが要求される用途には、それぞれに適した
合金組成の鋳鉄が開発され、要求される性能に対してま
ずまず満足できる鋳鉄が得られている。
すなわち、これらの鋳鉄合金組成として採用されている
ものの中には、高張力鋳鉄としては旧。
ものの中には、高張力鋳鉄としては旧。
Ｃｒ、 Ｍｏなどを多量に含有させた球状黒鉛鋳鉄があ
る。
る。
また、耐摩耗性鋳鉄としてのマルテンサイト型白鋳鉄に
は、ＮｉとＣｒを多量に含有させた球状黒鉛鋳鉄がある
。また、アシキュラ鋳鉄も旧を多く含有させている。
は、ＮｉとＣｒを多量に含有させた球状黒鉛鋳鉄がある
。また、アシキュラ鋳鉄も旧を多く含有させている。
また、耐蝕鋳鉄として有名なニレジスト鋳鉄は特に多く
のＸｉが含有させである。
のＸｉが含有させである。
また、耐熱鋳鉄にもＣｒ、 Ｎｏ、Ｓｉ、 ＡＩ、 Ｎ
ｉなどが多く配合されている。
ｉなどが多く配合されている。
これらの球状黒鉛鋳鉄の熱処理は合金組成によっても異
なるが、慨むね８００〜８００℃に２〜３時間保持した
後、ついで７００〜７５０℃に３〜６時間保持して黒鉛
化と焼なましを行ない、または８００〜９００℃から８
００℃まで約１０時間かけて空冷して焼ならしを行なっ
ている。
なるが、慨むね８００〜８００℃に２〜３時間保持した
後、ついで７００〜７５０℃に３〜６時間保持して黒鉛
化と焼なましを行ない、または８００〜９００℃から８
００℃まで約１０時間かけて空冷して焼ならしを行なっ
ている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記のような球状黒鉛鋳鉄合金組成では我が国では資源
に乏しいＮｉなどが多く配合されており、ま°た、黒鉛
化、焼なましまたは焼ならし工程で多くの熱量を必要と
し、熱エネルギコストが高くなっている。
に乏しいＮｉなどが多く配合されており、ま°た、黒鉛
化、焼なましまたは焼ならし工程で多くの熱量を必要と
し、熱エネルギコストが高くなっている。
このような現状においては、我が国で資源に乏しい元素
の配合を極力減らし、また、熱エネルギが少なくて済む
熱処理によっても従来の球状黒鉛鋳鉄と同様な性能を有
する新しい球状黒鉛鋳鉄の出現が望まれている。
の配合を極力減らし、また、熱エネルギが少なくて済む
熱処理によっても従来の球状黒鉛鋳鉄と同様な性能を有
する新しい球状黒鉛鋳鉄の出現が望まれている。
（問題点を解決するための手段）
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄は、上記の要望を
満たすために発明されたもので、 Ｃ３，４〜４．１％
、Ｓｉ１．８〜２．７％、 Ｍｕ ０．５％以下、１０
００５％以下、 Ｓ ０．０２％以下、黒鉛球状化処
理元素０．２％以下の組成からなり、セメンタイト微結
晶を含有することを特徴とするものである。
満たすために発明されたもので、 Ｃ３，４〜４．１％
、Ｓｉ１．８〜２．７％、 Ｍｕ ０．５％以下、１０
００５％以下、 Ｓ ０．０２％以下、黒鉛球状化処
理元素０．２％以下の組成からなり、セメンタイト微結
晶を含有することを特徴とするものである。
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄を得るには、Ｃ３
，４〜４．１％、Ｓｉ１．８〜２．７％、 Ｍｎ ０．
５％以下、 Ｐ ０．０５％以下、Ｓ ０．０２％以
下、黒鉛球状化処理元素０．２％以下の組成を有する球
状黒鉛鋳鉄溶湯からセメンタイトとパーライトが晶出し
た球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳造した後、７３０〜８５０℃に
保持して焼なましを行ない、セメンタイト微結晶を含有
するフェライト基地組織にする。
，４〜４．１％、Ｓｉ１．８〜２．７％、 Ｍｎ ０．
５％以下、 Ｐ ０．０５％以下、Ｓ ０．０２％以
下、黒鉛球状化処理元素０．２％以下の組成を有する球
状黒鉛鋳鉄溶湯からセメンタイトとパーライトが晶出し
た球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳造した後、７３０〜８５０℃に
保持して焼なましを行ない、セメンタイト微結晶を含有
するフェライト基地組織にする。
黒鉛球状化処理元素はアルカリ土類元素で、その一種以
上を含有させる。黒鉛球状化処理元素がＭｇのときは、
０．０２〜０．０８％の範囲が良い。
上を含有させる。黒鉛球状化処理元素がＭｇのときは、
０．０２〜０．０８％の範囲が良い。
セメンタイトとパーライトが晶出した球状黒鉛鋳鉄鋳物
を得た後、７３０〜８５０℃に保持して焼なましを行な
う場合２通常は、鋳造した鋳物が一旦冷却した後に、再
度７３０〜８５０℃に昇温保持して焼なましを行なうの
であるが、鋳造して未だ温度が高いうちに、つづいて焼
なまし工程に入っても良い。
を得た後、７３０〜８５０℃に保持して焼なましを行な
う場合２通常は、鋳造した鋳物が一旦冷却した後に、再
度７３０〜８５０℃に昇温保持して焼なましを行なうの
であるが、鋳造して未だ温度が高いうちに、つづいて焼
なまし工程に入っても良い。
（作用と実施例）
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄は、従来のフェラ
イト型球状黒鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球
状黒鉛鋳鉄と比較すると、引張強度、謝方および伸びを
第１図に、衝Ｉｌ値を第２図に、摩耗量を第３図に示す
ように、引張強度、謝方、伸びおよび衝撃値は従来のフ
ェライト型球状黒゛鉛鋳鉄およびフェライト−パーライ
ト型球状黒鉛鋳鉄と同程度であるが、差異がある特性と
しては摩耗量が少なく、耐摩耗性が向上（７ている。そ
の金属組織の顕微鏡写真を参考第１図に示す。
イト型球状黒鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球
状黒鉛鋳鉄と比較すると、引張強度、謝方および伸びを
第１図に、衝Ｉｌ値を第２図に、摩耗量を第３図に示す
ように、引張強度、謝方、伸びおよび衝撃値は従来のフ
ェライト型球状黒゛鉛鋳鉄およびフェライト−パーライ
ト型球状黒鉛鋳鉄と同程度であるが、差異がある特性と
しては摩耗量が少なく、耐摩耗性が向上（７ている。そ
の金属組織の顕微鏡写真を参考第１図に示す。
上記の衝撃値の測定はシャルピー試験機でＵノツチ付き
で測定した。
で測定した。
また、摩耗試験は大戦式摩耗試験機で距ｇ１２００ｍ荷
重３．２にｇ速度０．９４ｍ／ｓｅｃの条件で測定した
。相手材は５ＫＳ−２（合金工具鋼鋼材ＪＩＳ Ｇ ４
４０４切削工具用）である。
重３．２にｇ速度０．９４ｍ／ｓｅｃの条件で測定した
。相手材は５ＫＳ−２（合金工具鋼鋼材ＪＩＳ Ｇ ４
４０４切削工具用）である。
（発明の効果）
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄は、Ｎｉなとの我
が国において資源の少ない金属元素の配合を極力少なく
した通常の球状黒鉛鋳鉄組成の鋳鉄合金を用いて、しか
も加熱に用いる熱エネルギを極力少なくした熱処理法に
より処理し、その性能が従来の通常の球状黒鉛鋳鉄と略
々同様で、耐摩耗性にすぐれた球状黒鉛鋳鉄を得ること
ができたもので、我が国の資源軌路上不可欠な球状黒鉛
鋳鉄が得られたという効果がある。
が国において資源の少ない金属元素の配合を極力少なく
した通常の球状黒鉛鋳鉄組成の鋳鉄合金を用いて、しか
も加熱に用いる熱エネルギを極力少なくした熱処理法に
より処理し、その性能が従来の通常の球状黒鉛鋳鉄と略
々同様で、耐摩耗性にすぐれた球状黒鉛鋳鉄を得ること
ができたもので、我が国の資源軌路上不可欠な球状黒鉛
鋳鉄が得られたという効果がある。
このように本発明は、我が国にとって重要な利点があり
、産業の発達に寄与するところ極めて大なるものがある
。
、産業の発達に寄与するところ極めて大なるものがある
。
第１図は従来のフェライト型球状黒鉛鋳鉄およびフェラ
イト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と本発明のフェライト
基地球状黒鉛鋳鉄の引張強度、耐力および伸びを比較し
た測定値のグラフ、第２図は従来のフェライト型球状黒
鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄の衝撃値を比較し
た測定値のグラフ、第３図は従来のフェライト型球状黒
鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄の摩耗量を比較し
た測定値のグラフ、参考第１図は本発明の金属組織の顕
微鏡写真である。 特許山願人 旭可鍛鉄株式会社 Ｂ ＃ｒ撃時特性シャルヒ゛−ｇｉヅチイ寸きにて試験）愉
２図 Ｈ８ 摩耗試験結果 手続補正書（方式） ■、小事件表示 昭和６２年特許願第１００２９４号 ２、発明の名称 フェライト基地球状黒鉛鋳鉄 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 静岡県小笠郡菊用町堀之内５４７番地の１（郵
便番号４３３電話番号０５３７３−８−３１１１）名称
旭可鍛鉄株式会社 ト、 ヒナ （：゛） 代表者 鷲 見 利 久 ４、補正命令の日付 昭和８２年７月１日 ５、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ８、補正の内容
イト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と本発明のフェライト
基地球状黒鉛鋳鉄の引張強度、耐力および伸びを比較し
た測定値のグラフ、第２図は従来のフェライト型球状黒
鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄の衝撃値を比較し
た測定値のグラフ、第３図は従来のフェライト型球状黒
鉛鋳鉄およびフェライト−パーライト型球状黒鉛鋳鉄と
本発明のフェライト基地球状黒鉛鋳鉄の摩耗量を比較し
た測定値のグラフ、参考第１図は本発明の金属組織の顕
微鏡写真である。 特許山願人 旭可鍛鉄株式会社 Ｂ ＃ｒ撃時特性シャルヒ゛−ｇｉヅチイ寸きにて試験）愉
２図 Ｈ８ 摩耗試験結果 手続補正書（方式） ■、小事件表示 昭和６２年特許願第１００２９４号 ２、発明の名称 フェライト基地球状黒鉛鋳鉄 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 静岡県小笠郡菊用町堀之内５４７番地の１（郵
便番号４３３電話番号０５３７３−８−３１１１）名称
旭可鍛鉄株式会社 ト、 ヒナ （：゛） 代表者 鷲 見 利 久 ４、補正命令の日付 昭和８２年７月１日 ５、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ８、補正の内容
Claims (1)
- Ｃ３．４〜４．１％、Ｓｉ１．８〜２．７％、Ｍｎ０．
５％以下、Ｐ０．０５％以下、Ｓ０．０２％以下、黒鉛
球状化処理元素０．２％以下の組成からなり、セメンタ
イト微結晶を含有することを特徴とするフェライト基地
球状黒鉛鋳鉄。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029487A JPS63266040A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | フエライト基地球状黒鉛鋳鉄 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029487A JPS63266040A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | フエライト基地球状黒鉛鋳鉄 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63266040A true JPS63266040A (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=14270155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10029487A Pending JPS63266040A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | フエライト基地球状黒鉛鋳鉄 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63266040A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7015781B1 (en) * | 2001-04-23 | 2006-03-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Production method of magnetic circuit member, magnetic circuit member, and electromagnetic apparatus |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP10029487A patent/JPS63266040A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7015781B1 (en) * | 2001-04-23 | 2006-03-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Production method of magnetic circuit member, magnetic circuit member, and electromagnetic apparatus |
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