JPS63265913A - カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法 - Google Patents

カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法

Info

Publication number
JPS63265913A
JPS63265913A JP62099648A JP9964887A JPS63265913A JP S63265913 A JPS63265913 A JP S63265913A JP 62099648 A JP62099648 A JP 62099648A JP 9964887 A JP9964887 A JP 9964887A JP S63265913 A JPS63265913 A JP S63265913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
group
carbon black
parts
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62099648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0627269B2 (ja
Inventor
Yoshikuni Mori
森 悦邦
Isato Ikeda
勇人 池田
Mitsuo Kushino
光雄 串野
Kiyoshi Kawamura
清 川村
Sadanori Sano
佐野 禎則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP62099648A priority Critical patent/JPH0627269B2/ja
Priority to US07/134,319 priority patent/US4880857A/en
Priority to CA000554540A priority patent/CA1285083C/en
Priority to KR1019870014435A priority patent/KR940007357B1/ko
Priority to EP87311145A priority patent/EP0272127A3/en
Publication of JPS63265913A publication Critical patent/JPS63265913A/ja
Priority to US07/373,234 priority patent/US4940749A/en
Priority to US07/533,780 priority patent/US4994520A/en
Publication of JPH0627269B2 publication Critical patent/JPH0627269B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカーボンブラックグラフトポリマーの製造方法
に関する。更に詳しくは、カーボンブラック(以下CB
という。)に特定の反応性基を有する重合体を反応させ
ることを特徴とするインキ。
複写機用トナー、塗料、プラスチック成形材料等の着色
剤、或いは各種高分子の改質等として有用なカーボンブ
ラックグラフトポリマーの新規な製造方法に関する。
(従来の技術) CBは着色性、導電性、耐候性、耐薬品性等に優れる為
1例えばプラスチックやエラストマーの補強剤、充填剤
等穏々の目的で巾広く使用されている。しかし、CBは
、その形状が粉状又は粒状の為、単独で使用されること
が少なく1通常、ゴムや樹脂等の固状の基材又は水や溶
剤等の液体に均一に分散されてその特性を発揮する。
しかし、CBは粒子間の凝集力に比べて他の物質1例え
ば有機高分子、水及び有機溶剤等との親和力が弱い為1
通常の混合又は分散条件では、均一に混合又は分散する
ことが極めて困難であった。
この問題を解決する為に、CB表面を各種の界面活性剤
や樹脂で被覆して、固状又は液状の基材との親和性を高
めることによυ、CBを均一に混合又は分散する方法が
数多く検討されている。
中でも、重合性単量体をcn共存中で重合させることに
よりiられるカービンブラックグラフトポリマーは1重
合性単量体の踵類を適轟に選択することによシ、親水性
及び/又は親油性を適宜。
変えることができる為、近年注目を浴びている。
このカービンブラックグラフトポリマーを與造する方法
としては、例えば特公昭42−22047号。
特公昭44−3826号、特公昭45−17248号。
特公昭46−26970号によシ開示されているが、こ
れらの方法で得られるカーボンブラックグラフトポリマ
ーの収率は数%〜10数%と低く、大半はビニル系ホモ
ポリマーの形で存在し、CBの表面処理効率の極めて悪
いものであった。この為、他の物質との親和性は期待し
た程には改良されず、混合又は分散条件によりて分散状
態が異なる場合が多々あっ念。
(発明が解決しようとする問題) 本発明者等は、このよう々現状に鑑み各種の物質への分
散性に優れたカーボンブラックグラフトポリマーを容易
にしてかつ収率良く製造する方法について鋭意検討を行
りた結果、特定の反応性基を分子内に有する重合体がC
Bの表面官能基と極めて効率良く反応すると共に得られ
たカーボンブラックグラフトポリマーは各種の物質への
分散性が著しく優れている事を見出し本発明を完成する
に至った。
(問題点を解決する為の手段) 本発明はCBと分子内にエポキシ基および/ま次はチオ
エポキシ基(以下1両者を反応性基と総称することがあ
る。)を有する重合体(以下、重合体(4)という。)
とを常温〜350℃の反応温度条件下で撹拌混合するこ
とを特徴とするカービンブラックグラフトポリマーの製
造方法に係わるものである。
本発明におけるCBは、その表面に官能基としてカルボ
キシル基および/またはヒドロキシル基を有するもので
あれば制限なく用いることができ。
通常の市販品をそのまま使用できるが、−7以下のCB
、特にその表面のカルボキシル基の量が0.05η当量
/gのCBを用いると1重合体囚との反応をよシ温和な
条件とすることができ、しかも高いグラフト効率でカー
ボンブラックグラフトポリマーが得られるので好ましい
本発明にお込て、CBとの反応に用いる重合体囚はエポ
キシ基および/ま次はチオエポキシ基を分子内に有する
ビニル系重合体、ポリエステル、ポリエーテル等である
尚1本発明におけるエポキシ基とは で表わされる反応性基を、またチオエポキシ基とは で表わされる反応性基を、それぞれ意味するものである
。CBの表面に存在する官能基と反応しうる基としては
必ずしもこれら反応性基のみに限られるものではないが
、これら反応性基以外の基を有する重合体を用いる場合
は重合体自体の経時的安定性に問題があっ次り1反応に
先立ってCBを予め処理しておく工程を必要とする。重
合体囚を用いる意義は、該重合体(4)の保存安定性が
良くしかもCBとの反応に際しては使用するCBの状態
に関わらず、簡便な操作により非常に高いグラフト効率
でカービンブラックグラフトポリマーが得られるところ
にある。
重合体囚を得る方法としては例えば。
■ エポキシ基および/ま几はチオエポキシ基を分子内
に有する重合性単量体(a)(以下、単量体(、)とい
う。)を必要によりその他の重合性単量体(b)(以下
、単量体(b)という。)と重合する方法。
■ エポキシ基および/またはチオエポキシ基を分子内
に有する化合物(c)を該化合物(C)(以下、化合物
(c)という。)と反応しうる基を有する重合体(d)
(以下1重合体(d)という。)に反応させて前記反応
性基を該重合体(d)に導入する方法。
■ 工2キシ基、チオエポキシ基以外の反応性の基を分
子内に有する重合体(e)(以下1重合体(、)という
。)を用い、これを公知の手法によりエポキシ基および
/ま几はチオエポキシ基を有する重合体(4)に変換さ
せる方法、 等を挙げることができ、これらの方法をその使用目的に
応じて適宜採用することができる。
■の方法において使用できる重合性単量体(、)として
は、例えば CH2= CH−CH−CH2 CH2= CH−C00(−CH2=HO−)−CH2
−CH−CH2CH23C(CH3)−Coo÷CH2
CHO−)−CH2−CH−CH2“  \/ (但し、これら式中のRは水素ま比はメチル基を示し、
nは0または1〜20の整数である。)等の式で表わさ
れる工?キシ基含有重合性単量体;CH=CH−CH−
CH2 CH2=CH−COO+CH2CHO−)CH2−CH
−CH2(但し、これら式中のR1およびnはエポキシ
基含有重合性単量体の場合と同様である。)等で表わさ
れるチオエポキシ基含有重合性単量体を挙げることがで
きこれらの群から選ばれる1種又は2種以上を使用する
ことができる。
■の方法において必要により使用できる単量体(b)と
しては、単量体(、)と共重合しうるものであれば特に
制限されず1例えばスチレン、O−メチルスチレン、m
−メチルスチレンhp”M’チルスチレン、α−メチル
スチレン、p−メトキシスチレン% p−tartブチ
ルスチレン、p−7エニルスチレン、0−クロルスチレ
ン、m−クロルスチレン。
p−クロルスチレン等のスチレン系七ツマー;アクリル
酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル。
アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル。
アクリル酸ドデシル、アクリル酸ステアリル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メ
タクリルct n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル等のアクリル酸あるbはメタクリル酸系モノマー;エ
チレン、プロピレン、ブチレン、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル。
アクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド
、N−ビニルピロリドン等が挙げられ、これらの1種又
は2種以上を用いることができる。
■の方法によシ重合体(4)を得るには、単量体(、)
を必要によシ用いる単量体(b)と従来公知の重合方法
1例えば塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法。
沈澱重合法、溶液重合法等シζよって重合すればよい。
■の方法において使用できる化合物(c)としては。
例えば (2−1)  エポキシ基またはチオエポキシ基を分子
内に2個以上有する化合物 (2−2)  エポキシ基およびチオエポキシ基を分子
内に有する化合物 (2−3)  エポキシ基および/ま之はチオエポキシ
基とこれら以外の官能性の基とを分子内に有する化合物 等を挙げる事ができる。但し、(2−3)項に記載のこ
れら以外の官能性の基とはエポキシ基以外のものであっ
て、かつ後述の重合体(d)に含まれる基と反応しうる
ものであり1例えばイソシアネート基。
アジリジン基、オキサゾリン基、N−ヒドロキシアルキ
ルアミド基、アミン基、カルゲキシル基、ヒドロキシル
基、ビニル基、ハロダン基等がこれに該当するものであ
る。
■の方法における重合体(d)とは、前記(2−1)〜
(2−3)項に例示した化合物(c)と反応しつる基を
有するビニル系重合体、ポリエステル、ポリエーテル等
である。化合物(C)と反応しうる基としては。
例エバヒドロキシル基、イソシアネート基、カルメキシ
ル基、アミン基、アジリジン基、オキサゾリン基、N−
ヒドロキシアルキルアミド基等を挙げることができ、こ
れらの基を有する重合体(d)はラジカル重合、縮重合
等の公知の重合手順で容易に得ることができる。
■の方法によシス応性基を有する重合体(4)を得るに
は、化合物(C)と重合体(d)とをエポキシ基および
/またはチオエポキシ基の少なくとも1個が未反応で残
存する条件を選択して反応すればよい。
■の方法における重合体(、)は、エポキシ基またはチ
オエポキシ基に変換できる基、例えばビニル基、クロル
ヒドリン基、グリコール基等を分子内に有する重合体で
、これらは従来から公知の方法により容易にエポキシ基
および/またはチオエポキシ基を有する重合体(4)と
することができる。
本発明において1重合体(4)はカーボンブラックグラ
フトポリマーに付与すべき性質、例えば親水性、親油性
又はその他の親和性等に応じて適宜選択され、例えば親
水性を付与すべき場合にはアクリル酸を主成分とするビ
ニル系重合体や、351Jエーテル等が、又親油性を付
与すべき場合にはスチレンを主成分とするビニル系重合
体やポリエステル等が好適に用いられる。重合体(4)
の分子量については特に制限されないが、CBに対する
顕著な処理効果やCBとの反応時の作業性の面で平均分
子JIZ200〜1000000の範囲とするのが好ま
しく。
より好ましくは300〜100000の範囲である。
また1重合体囚は反応性基としてエポキシ基および/ま
たはチオエポキシ基を平均して1分子中に1個以上有し
ていなければならないが、該反応性の量が多量となる程
CBとの反応時に増粘して作業性が低下したり、得られ
るカーボンブラックグラフトポリマーの他の物質への分
散性が悪くなるので、平均して1分子中に1〜5個とす
るのが好ましく、より好ましくは1〜2個、最も好まし
くはエポキシ基またはチオエポキシ基のいずれかを1個
とするのが好適である。
本発明の壇遣方法において、カーボンブラックグラフト
ポリマーは、CBと重合体(4)とを常温〜350℃、
好ましくは50〜250℃の温度条件下に撹拌混合して
反応することにより得られるものである。反応時の温度
条件が350℃を越える場合はポリマー成分が変質する
ので好ましくない。
ま7j、CBと重合体囚とを反応するに際して。
その比率は制限されず広い範囲とすることができるが、
グラフト化によるCBの表面の顕著な効果と反応による
グラフト効率を考慮して、CB/N合体(4)の比率を
100/1〜を日i−〇 〇 〇とするのlOへ770 が好ましく、より好ましくは100/’←−神〜皓o。
の範囲である。
CBと重合体(4)との反応は、これら二成分だけを反
応する方法であってもよく、又重合体囚に該当しないポ
リマー成分1重合性単量体、有機溶剤。
水等他の物質の混在下での反応であってもよい。
本発明の実施態様を具体的に示す一例としては。
例えばCB100重量部に対し1反応性基を有する重合
体(A)1重量部〜Φ000重量部、好ましくは呑重量
部〜か00重量部1反応性基を有しないポリマー0重量
部〜200重量部、重合性単量体0重量部〜200重量
部及び有機溶剤O7l量部〜1000重量部を配合して
なる混合物を、常温〜350℃、好ましくは50℃〜2
50’Cの温度条件下に撹拌混合して本発明のカーがン
ブラックグラフトポリマーを得る。
(発明の効果) 本発明の製造方法は、CBの表面に特定の反応性基を有
する重合体囚を反応する為に、従来のCB存在下に重合
性単量体を重合する方法に比べて、極めて高いグラフト
効率でカーボンブラックグラフトポリマーを得ることが
できる。また、特定の反応性基を有するものであれば重
合体囚の組成、種類等は任意に選択することができるた
めに、目的に応じて種々の特性をCBに付与することが
可能である。そして、こうして得られるカーボンブラッ
クグラフトポリマーは、種々の物質との新和性が改良さ
れておシ、例えば有機高分子、水、有機溶剤等の物質へ
の分散性が著しく優れているために、インキ、複写機用
トナー、塗料、プラスチック成形材料等の着色剤や各穏
高分子の改質剤等に好適に使用できる。本発明の製造方
法によれば、前記特徴を有するカーボンブラックグラフ
トポリマーがCBに特定の反応性基を有する重合体囚を
加熱下に単に撹拌混合するだけという簡便な操作で製造
できる。したがって、本発明のカーボンブラックグラフ
トポリマーの製造方法は、産業上極めて有用なものであ
る。
(実施例) 以下、実施例によυ本発明の詳細な説明するが、本発明
は以下の実施例によって限定されるものではない。問、
例中の部は重量部を、チは重量%をそれぞれ示す。
実施例1 攪拌機、不活性ガス導入管、還流冷却管及び温度計を備
えたフラスコにポリビニルアルコール0.2部を溶解し
た脱イオン水400部を仕込んだ。
そこへ予め調整しておいたスチレン194.9部および
グリシジルメタクリレート5,1部からなる重合性単量
体にベンゾイル/ぐ−オキサイド16部を溶解した混合
物を仕込み、高速で攪拌して均一な、懸濁液とし念。次
いで窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し、この温
度で5時間攪拌を続けて重合反応を行った後冷却して重
合体懸濁液を得た。
この重合体懸濁液を口過、洗浄した後乾燥して反応性基
としてエポキシ基を平均して1分子中に1個有する重合
体を得た。この重合体の分子量はGPC測定によ、9M
n−5,500であった。
反応性基としてエポキシ基を平均して1分子中に1個有
する重合体40部とカーボンブラックMA−10OR(
三菱化成工業(株)製)20部とをラブプラストミル(
東洋精機(株)製)を用いて160℃、100 rpm
の条件下に混練して反応した後冷却、粉砕してカーボン
ブラックグラフトポリマー(1)を得た。
実施例2 実施例1で用いたのと同じフラスコにポリビニルアルコ
ール0.2部を溶解した脱イオン水400部を仕込んだ
。そこへ予め調整しておいたメチルメタクリレ−)10
0部、ブチルアクリレート943部および2,3−エビ
チオプロピルメタクリレート5.7部からなる重合性単
量体にペンゾイルノ9−オキサイド16部を溶解した混
合物を仕込み、高速で攪拌して均一な懸濁液とした。次
いで窒素がスを吹き込みながら80℃に加熱し、この温
度で5時間帽拌を続けて重合反応を行った後冷却して重
合体懸濁液を得た。この重合体懸濁液を口過、洗浄した
後乾燥して反応性基としてチオエポキシ基を平均して1
分子中に1個有する重合体を得た。
この重合体の分子量はGPC測定により Mn = 5
,800であった。
反応性基としてチオエポキシ基を平均して1分子中に1
個有する重合体20部及び反応性基を有しないポリスチ
レンであるスタイロン−666(旭化成工業(株)製、
Mn−40000)20部とカーボンプラ、りMA−1
0ORを20部とを実施例1と同様に反応した後冷却、
粉砕してカーボンブラックグラフトポリマー(2)を得
た。
実施例3 攪拌様、温度計、エチレンオキサイド供給装置を備えた
オートクレーブ中にメタノール32部、水酸化す) I
Jウム0.35部を仕込み、温度を110℃まで昇温さ
せ、攪拌を行いつつ圧力を5〜8kg/cm”に維持し
ながらエチレンオキサイド88部を滴下し、30分間熟
成を行った後、さらに反応温度を150℃に昇温しエチ
レンオキサイド352部を5時間にわたって滴下し、そ
の後1時間熟成して片末端メトキシ化エチレンオキサイ
ド10モル付加物を得た。この片末端メトキシ化エチレ
ンオキサイド10モル付加′吻47.2部と水酸化ナト
リウム0.62部を上記と同様のオートクレーブに仕込
み、温度を150℃まで昇温し、エチレンオキサイド6
16部を5時間にわたって滴下し、その後1時間熟成し
て重合を完結させて片末端メトキシ化ポリエチレングリ
コールを合成した。
実施例1で用いたのと同じフラスコに上記反応によシ得
た片末端メトキシ化ポリエチレングリコール663部お
よび水酸化す) IJウム43部を仕込み、60℃に加
熱した。内容物を攪拌しながらエピクロルヒドリン10
.0部を速やかに加えた後95℃に昇温し、この温度で
2時間熟成して、片末端に反応性基としてエポキシ基を
有する重合体を得た。この重合体の分子量はGPC測定
によシMn = 6600であった。片末端に反応性基
としてエポキシ基を有する重合体をジエチレングリコー
ルに溶解させ、不揮発分33.3−の溶液に調整し/l
この溶液90部とカーボンブラックMA−7(三菱化成
工業■M)30部とを実施列1で用いたのと同じフラス
コに移し、150℃で5時間反応させ、カーボンブラッ
クグラフトポリマー(3)のジエチレングリコール溶液
を得た。
実施例4 実施何重で用いたのと同じ7ラスコにポυグタシxン(
Nl5SO−PB B−3000、Mn=3000日本
曹達株製)100部をベンゼン300部に溶解し、30
〜35℃の温度で激しく攪拌しなから4チ過酢酸100
部を滴下した。2時間反応を行ったのち、水、5%カセ
イソーダ溶液、更に水で洗浄し、ベンゼンを減圧留去し
、反応性基としてエポキシて1分子中に1個有する重合
体45部とカーがンプラ、りMA−7の15部とを実施
例1と同様の方法で反応した後冷却、粉砕してカーボン
ブラックグラフトポリマ−(4)を得た。
実施例5 実施例1で合成した反応性基としてエポキシ基を有する
重合体40部とカーボンブラックM A −600(三
菱化成工業■i)20部とを実施例1と同様に反応した
後冷却、粉砕してカーボンブラツクグラフトノリマー(
5)を得た。
実施例6 実施例1で用いたのと同じフラスコにポリビニルアルコ
ール0.2部を溶解した脱イオン水400部を仕込んだ
。そこへ予め調整しておいたスチレン189.8部およ
びグリシジルメタクリレート10.2部からなる重合性
単量体にペンゾイルノ母−オキサイド16部を溶解した
混合物を仕込み、高速で攪拌して均一な懸濁液とした。
次いで窒素ガスを吹き込みながら80℃にW熱し、この
温度で5時間攪拌を続けて重合反応を行った後冷却して
重合体40部を得た。この重合体懸濁液を口過、洗浄し
た後乾燥して反応性基としてエポキシ基を平均して1分
子中に2個有する重合体を得た。この重合体の分子量は
GPC測定によりMn = 5500であった。
反応性基としてエポキシ基を平均して工分子中に2個有
する重合体40部とカーゴ/ブラックMA−10ORを
20部とを実施例1と同様に反応した後冷却、粉砕して
カーがンプ2ツクグラフトポリマー(6)を得た。
比較例1 実施例1で用いたものと同様のフラスコにスチレンを4
8部及びカーゲンブラックMA−10ORを12部仕込
み窒素ガスを吹き込みながら、140℃に加熱し、この
温度で5時間攪拌を続けて重合反応と行った後冷却しな
。反応後、生成物にトルエン300部を加え、メタノー
ル7000部に再沈し、比較用カー♂ンゾラックグラフ
トポリマ−(1)を得た。この比較用カー?ンブラック
グラフトポリマー(1)の組成はCE成分100部に対
し一すスチレ/成分が250部の割合であった。
比較例2 実施例2で用いた反応性基を有しないポリスチレン45
部とカーボンプラ、りMA−10ORを15部とを実施
例1と同様に混練した後冷却、粉砕してCB酸成分重合
体成分とが実質的に結合していない比較用カーボンブラ
ックグラフトポリマー(2)を得た。
比較例3 実施例1で用いたものと同様のフラスコにポリビニルア
ルコール0.2部を溶解した脱イオン水400部を仕込
んだ。そこへ予め調整しておいたスチレン149部およ
びグリシジルメタクリレート51部からなる重合性単量
体にペンゾイルノ母−オキサイド16部を溶解した混合
物を仕込み、高速で攪拌して均一な懸濁液とした。次い
で窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し、この温度
で5時間攪拌を続けて重合反応を行った後冷却して重合
体懸濁液を得た。この重合体懸濁液を口過、洗浄した後
乾燥して反応性基としてエポキシ基を有する重合体を得
た。この重合体の分子量はGPC測定によシMn=5,
000であった。
反応性基としてエポキシ基を平均して1分子中に10個
有する重合体40部とカーゴングラックMA−10OR
’t20部とをラブプラストミル(東洋精機■裂)を用
いて160℃、l 00 rpmの条件下に混線して反
応した後冷却、粉砕して比較用カーボンブラックグラフ
トポリマー(3)を得た。
実施例7 実施例1〜6および比較例1〜3で得たカー?ンブラッ
クグラフトポリマー(1)〜(6)および比較用カーボ
ンブラックグラフトポリマー(1)〜(3)を用りて、
トルエンおよび水に対する分散性を試験した。その結果
は第1表に示した通シであった。
第  1  表 注1)分散状態の評価は分散液中のカーボンブラック含
有率5%で行った。
評価として、凝集物が無く分散性良好な結果を示したも
の’t−o、若干の凝集物が有るものΔ、殆どのものが
凝集物となシCBが容器の底に沈澱し、分散性が不良な
ものXとした。
注2)重合体の総量200部のうち、反応性基を有する
重合体は100重量部である。
注3)参考例はMA−10OR単独の結果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カーボンブラックと分子内にエポキシ基および/ま
    たはチオエポキシ基を有する重合体とを常温〜350℃
    の温度条件下で撹拌混合して反応することを特徴とする
    カーボンブラックグラフトポリマーの製造方法。 2、カーボンブラックとしてpH7以下のカーボンブラ
    ックを用いるものである特許請求の範囲第一項記載のカ
    ーボンブラックグラフトポリマーの製造方法。
JP62099648A 1986-12-17 1987-04-24 カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法 Expired - Fee Related JPH0627269B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62099648A JPH0627269B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法
US07/134,319 US4880857A (en) 1986-12-17 1987-12-16 Carbon black-graft polymer, method for production thereof, and use thereof
CA000554540A CA1285083C (en) 1986-12-17 1987-12-16 Carbon black-graft polymer, method for production thereof, and use thereof
KR1019870014435A KR940007357B1 (ko) 1986-12-17 1987-12-17 카본 블랙-그라프트 중합체, 그 제조방법 및 그 용도
EP87311145A EP0272127A3 (en) 1986-12-17 1987-12-17 Carbon black-graft polymer, its production and use
US07/373,234 US4940749A (en) 1986-12-17 1989-06-29 Carbon black-graft polymer, method for production thereof, and use thereof
US07/533,780 US4994520A (en) 1986-12-17 1990-06-06 Carbon black-graft polymer, method for production thereof, and use thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62099648A JPH0627269B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63265913A true JPS63265913A (ja) 1988-11-02
JPH0627269B2 JPH0627269B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=14252874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62099648A Expired - Fee Related JPH0627269B2 (ja) 1986-12-17 1987-04-24 カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627269B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06301239A (ja) * 1993-04-14 1994-10-28 Nippon Shokubai Co Ltd カーボンブラックグラフトポリマー組成物、その製造方法および用途
EP0684261A2 (en) 1994-05-27 1995-11-29 Nippon Shokubai Co., Ltd. Emulsion polymerisation inhibitor and suspension polymerisation method using the agent
JPH08337737A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Nippon Shokubai Co Ltd 固体微粒子の表面改質処理方法
JP2000141913A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Ricoh Co Ltd 熱転写記録媒体
JP2000154327A (ja) * 1998-09-14 2000-06-06 Nippon Shokubai Co Ltd カ―ボンブラックグラフトポリマ―およびその用途
JP2002363426A (ja) * 2001-04-02 2002-12-18 Bridgestone Corp 半導電性弾性体及び電子写真装置
JP2006160801A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Japan Polypropylene Corp 導電性ポリプロピレン系樹脂組成物
US7285581B2 (en) 2003-06-18 2007-10-23 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Processed pigments, pigment-dispersed solution, ink for ink jet, manufacturing method of processed pigments and manufacturing method of pigment-dispersed solution

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997000295A1 (fr) 1995-06-14 1997-01-03 Nippon Shokubai Co., Ltd. Polymere greffe a base de noir de carbone, son procede de production et son utilisation

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06301239A (ja) * 1993-04-14 1994-10-28 Nippon Shokubai Co Ltd カーボンブラックグラフトポリマー組成物、その製造方法および用途
EP0684261A2 (en) 1994-05-27 1995-11-29 Nippon Shokubai Co., Ltd. Emulsion polymerisation inhibitor and suspension polymerisation method using the agent
JPH08337737A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Nippon Shokubai Co Ltd 固体微粒子の表面改質処理方法
JP2000154327A (ja) * 1998-09-14 2000-06-06 Nippon Shokubai Co Ltd カ―ボンブラックグラフトポリマ―およびその用途
JP2000141913A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Ricoh Co Ltd 熱転写記録媒体
JP2002363426A (ja) * 2001-04-02 2002-12-18 Bridgestone Corp 半導電性弾性体及び電子写真装置
US7285581B2 (en) 2003-06-18 2007-10-23 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Processed pigments, pigment-dispersed solution, ink for ink jet, manufacturing method of processed pigments and manufacturing method of pigment-dispersed solution
JP2006160801A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Japan Polypropylene Corp 導電性ポリプロピレン系樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0627269B2 (ja) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11905387B2 (en) Functionalized graphene oxide curable formulations
JP5968530B2 (ja) イオン性結合基を有する櫛形コポリマー
EP3066166B1 (en) Acrylic dispersants with fused aromatic imide anchor groups
US9631069B1 (en) Poly (cyclic butylene terephthalate) / silicon dioxide nanocomposite
WO2006085596A1 (ja) 重合体球状粉体の製造方法、および(メタ)アクリル系ブロック共重合体からなる球状粉体
JPS63265913A (ja) カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法
CA2164915A1 (en) Curable epoxy resin casting compositions containing core/shell tougheners
WO2022210706A1 (ja) 精製重合体微粒子の製造方法および樹脂組成物の製造方法
CN1281646C (zh) 官能化聚苯醚树脂的共聚物和其共混物
JPS63270767A (ja) カーボンブラックグラフトポリマー及びその製造方法
JP2532521B2 (ja) 表面処理された無機填顔料の製造方法
JPH04220465A (ja) 表面処理された有機顔料の製造方法
CN113166408A (zh) 包含邻苯二甲腈树脂和噻二唑取代的邻苯二甲腈化合物的树脂共混物、制品、化合物和方法
JPH01138270A (ja) 表面処理された有機顔料の製造方法
JPH1160987A (ja) 疎水性微粒子分散剤およびこれを用いてなる疎水性微粒子分散体
CN114716685B (zh) 聚羧酸类分散剂及其制备方法、聚羧酸盐类分散剂、应用
JPH05247149A (ja) ゴム変性芳香族ビニル系共重合体樹脂及びその製造方法
JPS63289043A (ja) ゴム組成物
CN106883328A (zh) 一种户外用的聚丙烯酸酯树脂3d打印材料及其制备方法
CN117467064A (zh) 一种新型复合成核剂的制备方法及其在高结晶聚酯合成中的应用
JPH01236276A (ja) 低収縮性熱硬化性樹脂組成物
EP0621312B1 (en) Epoxy resin composition and production thereof
JPH0140847B2 (ja)
JP2502840B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
US20040230013A1 (en) Blends of poly (alpha-methylene-gamma-methyl-gamma-butyrolactone-co-glycidyl methacrylate) and polyphenylene sulfide polymer, articles therefrom and preparation thereof

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees