JPS63265177A - 零相電流検出装置 - Google Patents
零相電流検出装置Info
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- JPS63265177A JPS63265177A JP62100880A JP10088087A JPS63265177A JP S63265177 A JPS63265177 A JP S63265177A JP 62100880 A JP62100880 A JP 62100880A JP 10088087 A JP10088087 A JP 10088087A JP S63265177 A JPS63265177 A JP S63265177A
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- Japan
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- light
- optical fiber
- zero
- pockels
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Links
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、屋外あるいは屋内に配置され単相。
3相またはその他の相の電力系統の零相電流を検出する
零相電流検出装置に関するものである。
零相電流検出装置に関するものである。
(従来の技術〕
従来の第1の零相電流検出装置は、第3図(A)。
(B)に示すように、3相の電力系統の送配電線51.
52.53に流れる電流Ia、Is、Icを合成してな
る零相電流!。を零相変流器54で検出するようになっ
ていた。この零相変流器54は、リング状のコア54a
に送配74線51.52゜53を一次回路として挿通し
、コア54aに巻線54bを二次回路として巻装してあ
り、巻線54bより零相電流I0に比例した二次電流1
0を出力するようになっていた。
52.53に流れる電流Ia、Is、Icを合成してな
る零相電流!。を零相変流器54で検出するようになっ
ていた。この零相変流器54は、リング状のコア54a
に送配74線51.52゜53を一次回路として挿通し
、コア54aに巻線54bを二次回路として巻装してあ
り、巻線54bより零相電流I0に比例した二次電流1
0を出力するようになっていた。
従来の第2の零相電流検出装置は、第4図(A)。
(B)に示すように、3相の電力系統の送配電線51.
52.53に流れる電流!A+ II、ICを合成し
てなる零相電流1.を3個の変流器55゜56.57で
検出するようになっていた。各変流器55,56.57
は3本の送配電線51,52゜53をリング状のコア5
5a、56a、57aにそれぞれ一次回路として挿通し
、コア55a。
52.53に流れる電流!A+ II、ICを合成し
てなる零相電流1.を3個の変流器55゜56.57で
検出するようになっていた。各変流器55,56.57
は3本の送配電線51,52゜53をリング状のコア5
5a、56a、57aにそれぞれ一次回路として挿通し
、コア55a。
56a、57aに巻線55b、56b、57bを二次回
路として巻装してあり、各巻線55b。
路として巻装してあり、各巻線55b。
56b、57bより電mlA、In 、Icに比例した
二次電流’ A I ’ヨ+ ’Cを出力するよう
になっており、さらに二次電流jA+ ’@+ ’
Cを合成した電流i、を出力するようになっていた。
二次電流’ A I ’ヨ+ ’Cを出力するよう
になっており、さらに二次電流jA+ ’@+ ’
Cを合成した電流i、を出力するようになっていた。
上記第3図に示した零相電流検出装置は、屋内用に使用
する場合は、送配電線51’、52.53が絶縁被覆さ
れており、送配電線51,52.53を一箇所にまとめ
ることができ、送配電線51゜52.53を通すコア5
4aは小径のものでよいが、屋外用に使用する場合は送
配電線51,52゜53が十分に絶縁被覆されていると
は限らず、絶縁のために送配電!51. 52. 53
の相互の間隔を大きくとる必要があり、コア54aも送
配電線51,52.53から絶縁するため、大形のもの
が必要となり、全体として大形化するとともに、重(な
り、柱上環に設置する場合大きな問題となる。
する場合は、送配電線51’、52.53が絶縁被覆さ
れており、送配電線51,52.53を一箇所にまとめ
ることができ、送配電線51゜52.53を通すコア5
4aは小径のものでよいが、屋外用に使用する場合は送
配電線51,52゜53が十分に絶縁被覆されていると
は限らず、絶縁のために送配電!51. 52. 53
の相互の間隔を大きくとる必要があり、コア54aも送
配電線51,52.53から絶縁するため、大形のもの
が必要となり、全体として大形化するとともに、重(な
り、柱上環に設置する場合大きな問題となる。
また、送配電線51.52.53と巻線54bとの間は
絶縁処理が施しであるものの、万一絶縁が破れたときに
は送配電!51,52.53の相間短絡、地絡が生じ、
さらに二次回路に接続された機器(リレー、メータ等)
を破損するという問題がある。このような絶対に起きて
はならない問題を考慮して絶縁距離を十分にとるように
すると、全体がさらに大形化するとともに重くなる。
絶縁処理が施しであるものの、万一絶縁が破れたときに
は送配電!51,52.53の相間短絡、地絡が生じ、
さらに二次回路に接続された機器(リレー、メータ等)
を破損するという問題がある。このような絶対に起きて
はならない問題を考慮して絶縁距離を十分にとるように
すると、全体がさらに大形化するとともに重くなる。
第4図に示した零相電流検出装置は、送配電線51.5
2.53の電流IA、IB、ICを3個の変流器55,
56.57で検出し、変流器55゜56.57の巻線5
5b、、56b、57bの二次電流’A+ ’In
t(を合成するため、絶縁が破れた場合に相間短絡は
生じないが、地絡が生じ、さらに巻線55b、56b、
57bに接続された機器(リレー、メータ等)が破損す
るという問題がある。
2.53の電流IA、IB、ICを3個の変流器55,
56.57で検出し、変流器55゜56.57の巻線5
5b、、56b、57bの二次電流’A+ ’In
t(を合成するため、絶縁が破れた場合に相間短絡は
生じないが、地絡が生じ、さらに巻線55b、56b、
57bに接続された機器(リレー、メータ等)が破損す
るという問題がある。
また、上記第3図のものと同様に絶縁の問題を考慮する
と、大形化するとともに、重くなる。
と、大形化するとともに、重くなる。
上記した第3図および第4図に示した零相電流検出装置
の各種問題を解決できるものとして、第5図に示すよう
な零相電流検出装置が提案されている。この零相電流検
出装置は、3相の電力系統の送配電線61,62.63
に3個の変流器64゜65.66を設けることにより、
送配電!、?161゜62.63に流れる電流IA+
II、ICに比例した二次電流’A+ ’l+
’Cをコア64a、65a。
の各種問題を解決できるものとして、第5図に示すよう
な零相電流検出装置が提案されている。この零相電流検
出装置は、3相の電力系統の送配電線61,62.63
に3個の変流器64゜65.66を設けることにより、
送配電!、?161゜62.63に流れる電流IA+
II、ICに比例した二次電流’A+ ’l+
’Cをコア64a、65a。
66aにそれぞれ巻装した巻線64 b、 、 65b
。
。
66bより得、この二次電流’A+ iI+ IC
をシャント抵抗67.68.69でもってそれぞれ電圧
E^、Ex 、Ecに変換し、これらの電圧Ea 、E
m 、Ecを3個のポッケルス素子70゜71.72の
光の透過方向の両端間に印加するようにしている。
をシャント抵抗67.68.69でもってそれぞれ電圧
E^、Ex 、Ecに変換し、これらの電圧Ea 、E
m 、Ecを3個のポッケルス素子70゜71.72の
光の透過方向の両端間に印加するようにしている。
一方、各ポッケルス素子To、71.72の光の透過方
向の一端面に偏光子73,74.75と1/4波長板?
6,77.78とで構成される円偏光手段79,80.
81をそれぞれ密着配置し、また、各ポッケルス素子?
0,71.72の光の透過方向の他端面に検光子82,
83.84をそれぞれ密着配置している。
向の一端面に偏光子73,74.75と1/4波長板?
6,77.78とで構成される円偏光手段79,80.
81をそれぞれ密着配置し、また、各ポッケルス素子?
0,71.72の光の透過方向の他端面に検光子82,
83.84をそれぞれ密着配置している。
また、発光素子85,86.87の出力光を光ファイバ
88.89.90をそれぞれ通して3個のポッケルス素
子70,71.72の一端面の円偏光手段79,80.
81に導き、3個のポッケルス素子70,71.72の
他端面の検光子82゜83.84から出た光を光ファイ
バ91.92゜93を通して受光素子94,95.96
に導き、受光素子94,95.96の出力を次段の自動
利得制御機能を有する信号処理回路97.98.99に
加え、信号処理回路97,98.99の出力を加算器1
00で加算するようになっている。
88.89.90をそれぞれ通して3個のポッケルス素
子70,71.72の一端面の円偏光手段79,80.
81に導き、3個のポッケルス素子70,71.72の
他端面の検光子82゜83.84から出た光を光ファイ
バ91.92゜93を通して受光素子94,95.96
に導き、受光素子94,95.96の出力を次段の自動
利得制御機能を有する信号処理回路97.98.99に
加え、信号処理回路97,98.99の出力を加算器1
00で加算するようになっている。
この場合、二次電流’At Il+ ICによりシ
ャント抵抗67.68.69の両端に発生する電圧Ea
、Ei 、Ecは、振幅が同一になるように設定され
ており、またポッケルス素子?0.71゜72も、光透
過方向の感度が同一に設定されている。また、検光子8
2,83.84は、偏光子73゜74.75の偏波面に
対して検波面が平行となるように設定されている。なお
、検波面が偏波面と直角であっても結果的に同じである
。
ャント抵抗67.68.69の両端に発生する電圧Ea
、Ei 、Ecは、振幅が同一になるように設定され
ており、またポッケルス素子?0.71゜72も、光透
過方向の感度が同一に設定されている。また、検光子8
2,83.84は、偏光子73゜74.75の偏波面に
対して検波面が平行となるように設定されている。なお
、検波面が偏波面と直角であっても結果的に同じである
。
この零相電流検出装置は、送配電線61.62゜63に
流れる電流IA、I1.ICを変流器64゜65.66
により検出してそれをシャント抵抗67゜68.69に
より電圧EA、El、E、に変換し、この電圧Ea、E
m、Ecをポッケルス効果による電圧検出原理に従って
検出するようになっているので、全体の動作の説明の前
にポッケルス素子による電圧検出の原理について第6図
および第7図により説明する。電圧検出は、送配電線に
流れる電流に比例した電圧Eによる電界中にポッケルス
素子104を光軸方向と電界方向とを一致させて配置し
、この方向に直線偏光または円偏光を通過させると、ポ
ッケルス素子104における光の直交2成分の各々に対
する屈折率が加えた電圧Eにより変化し、前記光の直交
2成分の伝搬速度が異なり、前記光の直交2成分の間に
位相差が生じ、出射光が楕円偏光となる、いわゆるポッ
ケルス効果を利用して検出するようになっている。
流れる電流IA、I1.ICを変流器64゜65.66
により検出してそれをシャント抵抗67゜68.69に
より電圧EA、El、E、に変換し、この電圧Ea、E
m、Ecをポッケルス効果による電圧検出原理に従って
検出するようになっているので、全体の動作の説明の前
にポッケルス素子による電圧検出の原理について第6図
および第7図により説明する。電圧検出は、送配電線に
流れる電流に比例した電圧Eによる電界中にポッケルス
素子104を光軸方向と電界方向とを一致させて配置し
、この方向に直線偏光または円偏光を通過させると、ポ
ッケルス素子104における光の直交2成分の各々に対
する屈折率が加えた電圧Eにより変化し、前記光の直交
2成分の伝搬速度が異なり、前記光の直交2成分の間に
位相差が生じ、出射光が楕円偏光となる、いわゆるポッ
ケルス効果を利用して検出するようになっている。
今、発光素子101から出た光が偏光子102゜A波長
板103.ポッケルス素子104.検光子105を透過
して受光素子106に入るものとする。このとき、発光
素子101から出た光は、偏光子102を透過すること
によって直線偏光される。偏光子102を出て直線偏光
された光は、高速軸が偏光子102の偏波面に対して4
5度の角度をなすように配置された×波長板103を透
過する際に、×波長板103の高速軸に平行なベクトル
をもつ直線偏光とこれに直交する低速軸に平行なベクト
ルをもつ直線偏光とに分けられ、両回線偏光の位相差が
丁度90度になって×波長板103から出る光は両回線
偏光を合成したものとなって円偏光状態となる。この円
偏光は、ポッケルス素子104を透過する際に、ポッケ
ルス素子104に加えられる電圧Eの瞬時値に応じてA
波長板103の高速軸に平行な方向のポッケルス素子1
04の屈折率と同低速軸に平行な方向のポッケルス素子
104の屈折率とが、すなわち直交2成分の屈折率が変
化し、A波長板103の高速軸に平行なベクトルをもつ
直線偏光と同低速軸に平行なベクトルをもつ直線偏光と
の位相差、すなわら直交2成分の位相差がA波長板10
3を出た状態の90度から電圧Eの瞬時値に応して変化
することになり、ポッケルス素子104から出る光の直
交2成分を合成した光は、偏光子102の偏波面と平行
な方向を長軸または短軸とする楕円偏光を呈することに
なる。
板103.ポッケルス素子104.検光子105を透過
して受光素子106に入るものとする。このとき、発光
素子101から出た光は、偏光子102を透過すること
によって直線偏光される。偏光子102を出て直線偏光
された光は、高速軸が偏光子102の偏波面に対して4
5度の角度をなすように配置された×波長板103を透
過する際に、×波長板103の高速軸に平行なベクトル
をもつ直線偏光とこれに直交する低速軸に平行なベクト
ルをもつ直線偏光とに分けられ、両回線偏光の位相差が
丁度90度になって×波長板103から出る光は両回線
偏光を合成したものとなって円偏光状態となる。この円
偏光は、ポッケルス素子104を透過する際に、ポッケ
ルス素子104に加えられる電圧Eの瞬時値に応じてA
波長板103の高速軸に平行な方向のポッケルス素子1
04の屈折率と同低速軸に平行な方向のポッケルス素子
104の屈折率とが、すなわち直交2成分の屈折率が変
化し、A波長板103の高速軸に平行なベクトルをもつ
直線偏光と同低速軸に平行なベクトルをもつ直線偏光と
の位相差、すなわら直交2成分の位相差がA波長板10
3を出た状態の90度から電圧Eの瞬時値に応して変化
することになり、ポッケルス素子104から出る光の直
交2成分を合成した光は、偏光子102の偏波面と平行
な方向を長軸または短軸とする楕円偏光を呈することに
なる。
ポッケルス素子104を出た光は、偏光子102の偏波
面と平行な検波面を有する検光子、105を透過するこ
とで検光されて受光素子106に入ることになる。
面と平行な検波面を有する検光子、105を透過するこ
とで検光されて受光素子106に入ることになる。
第6図の構成において、発光素子101から偏光子10
2に入る光の強度をPoとし、ポッケルス素子104に
印加される電圧をEとし、ポッケルス素子104の半波
長電圧をEπとすると、検光子105から出て受光素子
106に入る光の強度P oatは、 2Eπ で表される。これをグラフに表すと、第7図のようにな
る。今、E <Eπであるなら、2Eπ で近似することができる。この場合、電圧Eは、送配電
線に流れる電流に比例した形で表され、振幅をEl、角
速度をω、時間をtとしたときに、E=E、自ωt となる。すなわち、検光子105を透過した光の強度P
oLliはポッケルス素子104に加えられる電圧E、
すなわち送配電線に流れる電流に比例した形に近似でき
ることになる。
2に入る光の強度をPoとし、ポッケルス素子104に
印加される電圧をEとし、ポッケルス素子104の半波
長電圧をEπとすると、検光子105から出て受光素子
106に入る光の強度P oatは、 2Eπ で表される。これをグラフに表すと、第7図のようにな
る。今、E <Eπであるなら、2Eπ で近似することができる。この場合、電圧Eは、送配電
線に流れる電流に比例した形で表され、振幅をEl、角
速度をω、時間をtとしたときに、E=E、自ωt となる。すなわち、検光子105を透過した光の強度P
oLliはポッケルス素子104に加えられる電圧E、
すなわち送配電線に流れる電流に比例した形に近似でき
ることになる。
つぎに、この第5図の零相電流検出装置の全体的な動作
を説明する。発光素子85から出た光は、光ファイバ8
8を通して偏光子73に入って直線偏光される。直線偏
光された光は1/4波長板76を透過する際に円偏光さ
れ、さらにポッケルス素子70を透過し、このときにポ
ッケルス素子70に印加される電圧EAに応じて偏光状
態が円偏光から楕円偏光に変化し、この楕円偏光を検光
子82で検光することにより楕円偏光の状態が光の強度
に変換されて受光素子94に入ることになる。受光素子
94では、入力される光を電気信号に変換し、その出力
は、直流分に送配電線61に流れる電流IAに比例した
交流分、すなわちポッケルス素子70に印加される電圧
EAに比例した交流分が重畳したものとなる。この受光
素子94の出力は自動利得制御機能を有する信号処理回
路97によって信号処理され、直流分の振幅に応じてレ
ベル補正された交流分が出力されることになり、この交
流分が送配電線61に流れる電流IAに比例したものと
なる。
を説明する。発光素子85から出た光は、光ファイバ8
8を通して偏光子73に入って直線偏光される。直線偏
光された光は1/4波長板76を透過する際に円偏光さ
れ、さらにポッケルス素子70を透過し、このときにポ
ッケルス素子70に印加される電圧EAに応じて偏光状
態が円偏光から楕円偏光に変化し、この楕円偏光を検光
子82で検光することにより楕円偏光の状態が光の強度
に変換されて受光素子94に入ることになる。受光素子
94では、入力される光を電気信号に変換し、その出力
は、直流分に送配電線61に流れる電流IAに比例した
交流分、すなわちポッケルス素子70に印加される電圧
EAに比例した交流分が重畳したものとなる。この受光
素子94の出力は自動利得制御機能を有する信号処理回
路97によって信号処理され、直流分の振幅に応じてレ
ベル補正された交流分が出力されることになり、この交
流分が送配電線61に流れる電流IAに比例したものと
なる。
なお、信号処理回路97は、例えば交流分抽出用のCR
フィルタと直流レベル検出用の積分器とCRフィルタの
出力を積分器の出力で割算してレベル補正する割算器と
で構成される。
フィルタと直流レベル検出用の積分器とCRフィルタの
出力を積分器の出力で割算してレベル補正する割算器と
で構成される。
送配電線62.63に流れる電流1).ICについても
、上記と同様に検出され、信号処理回路97と同じ構成
の信号処理回路98.99より送配電線62.63に流
れる電流t、、rcに比例したものが出力されることに
なる。
、上記と同様に検出され、信号処理回路97と同じ構成
の信号処理回路98.99より送配電線62.63に流
れる電流t、、rcに比例したものが出力されることに
なる。
各信号処理回路97.98.99の出力は、加算器10
0によって加算されるので、加算器100の出力は、零
相電流■。に比例したものとなる。
0によって加算されるので、加算器100の出力は、零
相電流■。に比例したものとなる。
この零相電流検出装置は、電力系統の送配電線61.6
2.63に流れる’l流1^、■寓、ICをポッケルス
素子?0,71.72および光ファイバ88. 89.
90. 91. 92. 93.発光素子85.86
.87.受光素子94,95.95を用いて検出し、信
号処理回路97,98.99で信号処理した後、加算器
100で加算して零相電流1.に相当する電圧信号を出
力するようにしテイルノテ、送配ttltt*61.
62. 63トJ相を流検出装置とを電気的に完全に絶
縁することができ、絶縁のための特別な構成が不要で小
形、軽量化を図ることができる。
2.63に流れる’l流1^、■寓、ICをポッケルス
素子?0,71.72および光ファイバ88. 89.
90. 91. 92. 93.発光素子85.86
.87.受光素子94,95.95を用いて検出し、信
号処理回路97,98.99で信号処理した後、加算器
100で加算して零相電流1.に相当する電圧信号を出
力するようにしテイルノテ、送配ttltt*61.
62. 63トJ相を流検出装置とを電気的に完全に絶
縁することができ、絶縁のための特別な構成が不要で小
形、軽量化を図ることができる。
ところが、この零相電流検出装置は、送配電線61.6
2.63に流れる電1)A、Is 、Icを個別に検出
して信号処理回路97,98.99で電気的に信号処理
した後、加算器100で加算することにより零相電流I
sに相当する電圧信号を出力させる構成であるため、信
号処理回路97゜98.99および加算器100には、
送配電線61゜62.63に流れる定格電流(例えば6
00A)に相当する信号が入力され、これを歪なく出力
する必要があることから定格電流に比べて微少な零相・
電流(例えば0.6A程度)は、信号処理回路9798
.99および加算器100のS/N比の関係から雑音に
埋もれてしまうことになり、零相電流I0を正確に検出
することはできなかった。
2.63に流れる電1)A、Is 、Icを個別に検出
して信号処理回路97,98.99で電気的に信号処理
した後、加算器100で加算することにより零相電流I
sに相当する電圧信号を出力させる構成であるため、信
号処理回路97゜98.99および加算器100には、
送配電線61゜62.63に流れる定格電流(例えば6
00A)に相当する信号が入力され、これを歪なく出力
する必要があることから定格電流に比べて微少な零相・
電流(例えば0.6A程度)は、信号処理回路9798
.99および加算器100のS/N比の関係から雑音に
埋もれてしまうことになり、零相電流I0を正確に検出
することはできなかった。
したがって、この発明の目的は、小形、軽量化を図るこ
とができ、しかも零相電流を雑音に埋もれさせることな
く正確に検出することができる零相電流検出装置を提供
することである。
とができ、しかも零相電流を雑音に埋もれさせることな
く正確に検出することができる零相電流検出装置を提供
することである。
この発明の零相電流検出装置は、電力系統の複数本の送
配電線に流れる電流を各々個別に検出する複数個の変流
器と、この複数個の変流器の二次電流をそれぞれ電圧に
変換する複数個のシャント抵抗と、この複数個のシャン
ト抵抗の両端電圧がそれぞれ個別に印加される複数個の
ポッケルス素子と、この複数個のポッケルス素子を光学
的に直列結合する偏波面保存型光ファイバと、発光素子
と、この発光素子の出力光を前記複数個のポッケルス素
子および偏波面保存型光ファイバからなる直列結合体の
一端に入射させる第1の光ファイバと、偏光子およびA
波長板からなり前記発光素子から出て前記第1の光ファ
イバを通して前記直列結合体の一端に入射する光を円偏
光する円偏光手段と、受光素子と、前記直列結合体の他
端から出た光を前記受光素子に入射させる第2の光ファ
イバと、前記直列結合体の他端から出て前記第2の光フ
ァイバを通して前記受光素子に入射する光を検光する検
光子とを備えている。
配電線に流れる電流を各々個別に検出する複数個の変流
器と、この複数個の変流器の二次電流をそれぞれ電圧に
変換する複数個のシャント抵抗と、この複数個のシャン
ト抵抗の両端電圧がそれぞれ個別に印加される複数個の
ポッケルス素子と、この複数個のポッケルス素子を光学
的に直列結合する偏波面保存型光ファイバと、発光素子
と、この発光素子の出力光を前記複数個のポッケルス素
子および偏波面保存型光ファイバからなる直列結合体の
一端に入射させる第1の光ファイバと、偏光子およびA
波長板からなり前記発光素子から出て前記第1の光ファ
イバを通して前記直列結合体の一端に入射する光を円偏
光する円偏光手段と、受光素子と、前記直列結合体の他
端から出た光を前記受光素子に入射させる第2の光ファ
イバと、前記直列結合体の他端から出て前記第2の光フ
ァイバを通して前記受光素子に入射する光を検光する検
光子とを備えている。
この発明の構成によれば、電力系統の複数本の送配電線
に流れる電流を複数個の変流器で各々検出し、これをシ
ャント抵抗でもって電圧に変換し、得られた電圧を複数
個のポッケルス素子に印加するようになし、複数個のポ
ッケルス素子をそれぞれ偏波面保存型光゛ファイバで光
学的に直列結合し、発光素子の出力光を第1の光ファイ
バを通して偏光子およびA波長板からなる円偏光手段で
円偏光した状態で複数個のポッケルス素子および偏波面
保存型光ファイバよりなる直列結合体の一端に入射させ
、直列結合体中を通り直列結合体の他端から出た光を第
2の光ファイバを通して検光子で検光した状態で受光素
子に入射させるため、円偏光が複数個のポッケルス素子
を順次通る際に、電力系統の複数本の送配電線に流れる
電流の瞬時値、すなわち複数個のポッケルス素子のそれ
ぞれの両端に加えられる電圧の瞬時値にそれぞれ対応し
てA波長板から出た円偏光の直交2成分に対する複数個
のポッケルス素子における屈折率が変化して直交2成分
の位相差が変化することになる。この位相差の変化分は
微小な範囲ではポッケルス素子の両端に印加される電圧
の瞬時値に比例し、直列結合体の一端から入って直列結
合体の他端から出る光の直交2成分の位相差の変化分は
各ポッケルス素子における光の直交2成分の位相差の変
化分を合成したものとなる。上記複数個のポッケルス素
子の各々による光の直交2成分の位相差の変化分は、複
数本の送配TH,線に流れる電流の瞬時値にそれぞれ比
例するから、結局直列結合体の他端から出た光の直交2
成分の位相差の変化分は、複数本の送配電線の各々に流
れる電流を合成した合成電流、すなわち零相電流の瞬時
値に比例することになる。したがって、直列結合体から
出る光の直交2成分の位相差、すなわち偏光の状態を検
光子を用いて検出し、さらに受光素子を用いて電気信号
に変換することにより複数本の送配電線に流れる零相電
流を検出することができる。
に流れる電流を複数個の変流器で各々検出し、これをシ
ャント抵抗でもって電圧に変換し、得られた電圧を複数
個のポッケルス素子に印加するようになし、複数個のポ
ッケルス素子をそれぞれ偏波面保存型光゛ファイバで光
学的に直列結合し、発光素子の出力光を第1の光ファイ
バを通して偏光子およびA波長板からなる円偏光手段で
円偏光した状態で複数個のポッケルス素子および偏波面
保存型光ファイバよりなる直列結合体の一端に入射させ
、直列結合体中を通り直列結合体の他端から出た光を第
2の光ファイバを通して検光子で検光した状態で受光素
子に入射させるため、円偏光が複数個のポッケルス素子
を順次通る際に、電力系統の複数本の送配電線に流れる
電流の瞬時値、すなわち複数個のポッケルス素子のそれ
ぞれの両端に加えられる電圧の瞬時値にそれぞれ対応し
てA波長板から出た円偏光の直交2成分に対する複数個
のポッケルス素子における屈折率が変化して直交2成分
の位相差が変化することになる。この位相差の変化分は
微小な範囲ではポッケルス素子の両端に印加される電圧
の瞬時値に比例し、直列結合体の一端から入って直列結
合体の他端から出る光の直交2成分の位相差の変化分は
各ポッケルス素子における光の直交2成分の位相差の変
化分を合成したものとなる。上記複数個のポッケルス素
子の各々による光の直交2成分の位相差の変化分は、複
数本の送配TH,線に流れる電流の瞬時値にそれぞれ比
例するから、結局直列結合体の他端から出た光の直交2
成分の位相差の変化分は、複数本の送配電線の各々に流
れる電流を合成した合成電流、すなわち零相電流の瞬時
値に比例することになる。したがって、直列結合体から
出る光の直交2成分の位相差、すなわち偏光の状態を検
光子を用いて検出し、さらに受光素子を用いて電気信号
に変換することにより複数本の送配電線に流れる零相電
流を検出することができる。
以上述べた通り、この発明の零相電流検出装置は、複数
個のポッケルス素子を偏波面保存型光ファイバで直列に
光結合し、複数本の送配電線に流れる電流を複数個のポ
ッケルス素子による光の直交2成分の位相差の変化とい
う形で光学的に合成し、この合成光を検光子に通すこと
で零相電流の瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得
、この光信号を受光素子で電気信号に変換するため、複
数本の送配電線の各々に流れる電流に比べて微少な零相
電流を雑音に埋もれさせることなく正確に検出すること
ができる。
個のポッケルス素子を偏波面保存型光ファイバで直列に
光結合し、複数本の送配電線に流れる電流を複数個のポ
ッケルス素子による光の直交2成分の位相差の変化とい
う形で光学的に合成し、この合成光を検光子に通すこと
で零相電流の瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得
、この光信号を受光素子で電気信号に変換するため、複
数本の送配電線の各々に流れる電流に比べて微少な零相
電流を雑音に埋もれさせることなく正確に検出すること
ができる。
また、複数本の送配電線に流れる電流を光学的に検出し
て電気信号に変換する構成であるため、複数本の送配T
!j、wAと零相電流検出装置とを電気的に完全かつ確
実に絶縁することができ1.零相電流検出装置およびそ
れに接続される機器の破壊を確実に防止することができ
る。
て電気信号に変換する構成であるため、複数本の送配T
!j、wAと零相電流検出装置とを電気的に完全かつ確
実に絶縁することができ1.零相電流検出装置およびそ
れに接続される機器の破壊を確実に防止することができ
る。
また、複数本の送配電線の電流を複数個の変流器で個別
に検出し、それをシャント抵抗でもって電圧に変換し、
各電圧をポッケルス素子に個別に印加して合成する構成
であり、複数本の送配電線の全体を一体的に囲んでそれ
らの磁界を合成する大形のコアは不要で、複数本の送配
電線に変流器を個別に設けるだけでよ(、零相電流検出
装置を小形化することができる。
に検出し、それをシャント抵抗でもって電圧に変換し、
各電圧をポッケルス素子に個別に印加して合成する構成
であり、複数本の送配電線の全体を一体的に囲んでそれ
らの磁界を合成する大形のコアは不要で、複数本の送配
電線に変流器を個別に設けるだけでよ(、零相電流検出
装置を小形化することができる。
この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。すな
わち、この零相電流検出装置は、電力系統の3本の送配
電!1. 2. 3に流れる電流IA+Is、I。を3
個の変流器4. 5. 6で各々個別に検出し、この3
個の変流器4,5.6の2次電流tA、1m+ ’e
を3個のシャント抵抗7.8゜9でそれぞれ電圧EA、
EI、ECに変換し、この3個のシャント抵抗7,8.
9の両端電圧E^。
わち、この零相電流検出装置は、電力系統の3本の送配
電!1. 2. 3に流れる電流IA+Is、I。を3
個の変流器4. 5. 6で各々個別に検出し、この3
個の変流器4,5.6の2次電流tA、1m+ ’e
を3個のシャント抵抗7.8゜9でそれぞれ電圧EA、
EI、ECに変換し、この3個のシャント抵抗7,8.
9の両端電圧E^。
Em、Ecを3個のポッケルス素子10,1)゜12に
それぞれ個別に印加するように構成するとともに、この
3個のポッケルス素子10.1)゜12を偏波面保存型
光ファイバ13.14で光学的に直列結合し、発光素子
15の出力光を高圧側・大地側絶縁用の第1の光ファイ
バ17を通して3個のポッケルス素子10,1).12
および偏波面保存型光ファイバ13.14からなる直列
結合体16の一端に入射させ、直列結合体16の他端か
ら出た光を高圧側・大地側絶縁用の第2の光ファイバ2
2を通して受光素子21に入射させるようにしている。
それぞれ個別に印加するように構成するとともに、この
3個のポッケルス素子10.1)゜12を偏波面保存型
光ファイバ13.14で光学的に直列結合し、発光素子
15の出力光を高圧側・大地側絶縁用の第1の光ファイ
バ17を通して3個のポッケルス素子10,1).12
および偏波面保存型光ファイバ13.14からなる直列
結合体16の一端に入射させ、直列結合体16の他端か
ら出た光を高圧側・大地側絶縁用の第2の光ファイバ2
2を通して受光素子21に入射させるようにしている。
この場合、偏光子1日およびA波長板19からなる円偏
光手段20を直列結合体16の一端のポッケルス素子1
0に密着配置することにより発光素子15から出て第1
の光ファイバ17を通して直列結合体16の一端に入射
する光を円偏光するとともに、検光子23を直列結合体
16の他端のポッケルス素子12に密着配置することに
より直列結合体16の他端から出て第2の光ファイバ2
2を通して受光素子21に入射する光を検光するように
している。また、二次電流IA+ ll+ Icに
よりシャント抵抗?、8.9の両端に発生する電圧Ea
、 Ex 、Ecは振幅が同一になるように設定され
ており、また、ポッケルス素子10.1)゜12も光透
過方向の感度が同一に設定されている。
光手段20を直列結合体16の一端のポッケルス素子1
0に密着配置することにより発光素子15から出て第1
の光ファイバ17を通して直列結合体16の一端に入射
する光を円偏光するとともに、検光子23を直列結合体
16の他端のポッケルス素子12に密着配置することに
より直列結合体16の他端から出て第2の光ファイバ2
2を通して受光素子21に入射する光を検光するように
している。また、二次電流IA+ ll+ Icに
よりシャント抵抗?、8.9の両端に発生する電圧Ea
、 Ex 、Ecは振幅が同一になるように設定され
ており、また、ポッケルス素子10.1)゜12も光透
過方向の感度が同一に設定されている。
また、検光子23は、偏光子18の偏波面に対して検波
面が平行となるように設定されている。また、受光素子
21の出力は、自動利得制御機能を有する信号処理回路
24(信号処理回路97と同様の構成)で信号処理され
るようになっている。
面が平行となるように設定されている。また、受光素子
21の出力は、自動利得制御機能を有する信号処理回路
24(信号処理回路97と同様の構成)で信号処理され
るようになっている。
なお、上記において、検波面が偏波面と直角であっても
、同じ結果が得られる。
、同じ結果が得られる。
つぎに、この第1図の零相電流検出装置の動作を説明す
る0発光素子15から出た光は第1の光ファイバ17を
通して偏光子18に入って直線偏光される。直線偏光さ
れた光は、×波長板19により円偏光され、さらにポッ
ケルス素子10を透過し、このときに偏光状態、すなわ
ち×波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直線
偏光と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光との
位相差、すなわち直交2成分の位相差が90度を中心と
して送配電線1に流れる電流IAの大きさ、すなわちポ
ッケルス素子lOに加えられる電圧EAに応じてθ、だ
け変化する。ポッケルス素子10を出た光の直交2成分
は偏波面保存型光ファイバ13を通して位相差が保存さ
れた状態でつぎのポッケルス素子1)に達してポッケル
ス素子1)を透過し、このときに偏光状態、すなわち×
波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直線偏光
と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光との位相
差、すなわち直交2成分の位相差が送配電線2に流れる
電流■、の大きさ、すなわちポッケルス素子1)に加え
られる電圧E、に応じてθ。
る0発光素子15から出た光は第1の光ファイバ17を
通して偏光子18に入って直線偏光される。直線偏光さ
れた光は、×波長板19により円偏光され、さらにポッ
ケルス素子10を透過し、このときに偏光状態、すなわ
ち×波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直線
偏光と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光との
位相差、すなわち直交2成分の位相差が90度を中心と
して送配電線1に流れる電流IAの大きさ、すなわちポ
ッケルス素子lOに加えられる電圧EAに応じてθ、だ
け変化する。ポッケルス素子10を出た光の直交2成分
は偏波面保存型光ファイバ13を通して位相差が保存さ
れた状態でつぎのポッケルス素子1)に達してポッケル
ス素子1)を透過し、このときに偏光状態、すなわち×
波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直線偏光
と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光との位相
差、すなわち直交2成分の位相差が送配電線2に流れる
電流■、の大きさ、すなわちポッケルス素子1)に加え
られる電圧E、に応じてθ。
だけ変化する。ポッケルス素子1)を出た光の直交2成
分は偏波面保存型光ファイバ14を通して位相差が保存
された状態でつぎのポッケルス素子12に達してポッケ
ルス素子12を透過し、このときに偏光状態、すなわち
1/4波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直
線偏光と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光と
の位相差、すなわち直交2成分の位相差が送配電線3に
流れる電流■。の大きさ、すなわちポッケルス素子12
に加えられる電圧Ecに応じてθ。だけ変化する。
分は偏波面保存型光ファイバ14を通して位相差が保存
された状態でつぎのポッケルス素子12に達してポッケ
ルス素子12を透過し、このときに偏光状態、すなわち
1/4波長板19の高速軸に平行なベクトルを有する直
線偏光と同低速軸に平行なベクトルを有する直線偏光と
の位相差、すなわち直交2成分の位相差が送配電線3に
流れる電流■。の大きさ、すなわちポッケルス素子12
に加えられる電圧Ecに応じてθ。だけ変化する。
したがって、ポッケルス素子12を出た光の直交2成分
の合成位相差は5 、θ。=θ、+θ3+θ。+π/2 ・・・・・・α〔
となる。
の合成位相差は5 、θ。=θ、+θ3+θ。+π/2 ・・・・・・α〔
となる。
そして、円偏光の直交2成分の位相差π/2に変化分θ
。を加えた合成位相差(π/2)十〇。
。を加えた合成位相差(π/2)十〇。
をもつ直交2成分の合成光すなわち楕円偏光は、検光子
23を通ることにより、光の強度に変換されて受光素子
21に入ることになる。受光素子21では、入力される
光を電気信号に変換し、その出力は、円偏光の直交2成
分の位相差に相当する直流分に直交2成分の位相差の変
化分θ。に比例し ゛た交流骨が重畳したものとな
る。この受光素子21の出力は自動利得制御機能を有す
る信号処理回路24によって直流分の振幅に応じてレベ
ル補正された交流分が出力されることになる。
23を通ることにより、光の強度に変換されて受光素子
21に入ることになる。受光素子21では、入力される
光を電気信号に変換し、その出力は、円偏光の直交2成
分の位相差に相当する直流分に直交2成分の位相差の変
化分θ。に比例し ゛た交流骨が重畳したものとな
る。この受光素子21の出力は自動利得制御機能を有す
る信号処理回路24によって直流分の振幅に応じてレベ
ル補正された交流分が出力されることになる。
なお、受光素子21に入る光の弾度P。u7を数式で表
すと、以下のようになる。
すと、以下のようになる。
3相の電力系統の送配電線1,2.3に流れる電流IA
+ Is、Icを検出する変流器4,5゜6の二次側
のシャント抵抗7,8.9の両端の電圧EA、Em 、
Ecは、振幅をそれぞれB A1)+E1m、 EC
+aとすれば、 EA =E41Ialnωt E @ = E 1).atn (ωt + (2/3
) π〕E (= E (lIsin (ωt +(
4/3) π〕であり、第1図の構成では、光の強度
P。U7は、十−(ωt+□π) となる、3相の電力系統が正常であって、E A−=
E m−= E c−= E −であるなら、 馴ω’t+aln(ωt+□π) +aln(ωt+□π) =0 となり、零相電流■。が流れていないときは、Pouy
−(1/2) PIN である。
+ Is、Icを検出する変流器4,5゜6の二次側
のシャント抵抗7,8.9の両端の電圧EA、Em 、
Ecは、振幅をそれぞれB A1)+E1m、 EC
+aとすれば、 EA =E41Ialnωt E @ = E 1).atn (ωt + (2/3
) π〕E (= E (lIsin (ωt +(
4/3) π〕であり、第1図の構成では、光の強度
P。U7は、十−(ωt+□π) となる、3相の電力系統が正常であって、E A−=
E m−= E c−= E −であるなら、 馴ω’t+aln(ωt+□π) +aln(ωt+□π) =0 となり、零相電流■。が流れていないときは、Pouy
−(1/2) PIN である。
この零相電流検出装置は、電力系統の3本の送配電線1
. 2. 3に流れる電流IA、Im+ Icを3個
の変流器4,5.6で各々検出し、これをシャント抵抗
?、8.9でもつて電圧E^、Ea。
. 2. 3に流れる電流IA、Im+ Icを3個
の変流器4,5.6で各々検出し、これをシャント抵抗
?、8.9でもつて電圧E^、Ea。
E、に変換し、得られた電圧EA、E* 、Ecを3個
のポッケルス素子10.1).12に印加するようにな
し、3個のポッケルス素子10,1)゜12をそれぞれ
偏波面保存型光ファイバ13.14で光学的に直列結合
し、発光素子15の出力光を第1の光ファイバ17を通
して偏光子18およびχ波長板19よりなる円偏光手段
20で円偏光した状態で3個のポッケルス素子10,1
).12および偏波面保存型光ファイバ13.14より
なる直列結合体16の一端に入射させ、直列結合体16
中を通り直列結合体16の他端から出た光を第2の光フ
ァイバ22を通して検光子23で検光した状態で受光素
子21に入射させるため、円偏光すなわちA波長板19
の高速軸と平行なベクトルを有する直線偏光と同低速軸
に平行なベクトルを有する直線偏光とが3個のポッケル
ス素子10゜1).12を順次通る際に、電力系統の3
本の送配電ml、 2. 3に流れる電流rA+
Is、Icの瞬時値、すなわち3個のポッケルス素子1
0゜1).12のそれぞれの両端に加えられる電圧Ea
、Es 、Ecの瞬時値にそれぞれ対応して気液長板
19の高速軸と平行なベクトルを存する直線偏光と同低
速軸と平行なベクトルを有する直線偏光と(×波長板1
9から出た円偏光の直交2成分)に対する3個のポッケ
ルス素子10,1)゜12における屈折率が変化して直
交2成分の位相差が変化することになる。この位相差の
変化分θ1.θ8.θ。は微小な範囲ではポッケルス素
子10,1).12の両端に印加される電圧EA。
のポッケルス素子10.1).12に印加するようにな
し、3個のポッケルス素子10,1)゜12をそれぞれ
偏波面保存型光ファイバ13.14で光学的に直列結合
し、発光素子15の出力光を第1の光ファイバ17を通
して偏光子18およびχ波長板19よりなる円偏光手段
20で円偏光した状態で3個のポッケルス素子10,1
).12および偏波面保存型光ファイバ13.14より
なる直列結合体16の一端に入射させ、直列結合体16
中を通り直列結合体16の他端から出た光を第2の光フ
ァイバ22を通して検光子23で検光した状態で受光素
子21に入射させるため、円偏光すなわちA波長板19
の高速軸と平行なベクトルを有する直線偏光と同低速軸
に平行なベクトルを有する直線偏光とが3個のポッケル
ス素子10゜1).12を順次通る際に、電力系統の3
本の送配電ml、 2. 3に流れる電流rA+
Is、Icの瞬時値、すなわち3個のポッケルス素子1
0゜1).12のそれぞれの両端に加えられる電圧Ea
、Es 、Ecの瞬時値にそれぞれ対応して気液長板
19の高速軸と平行なベクトルを存する直線偏光と同低
速軸と平行なベクトルを有する直線偏光と(×波長板1
9から出た円偏光の直交2成分)に対する3個のポッケ
ルス素子10,1)゜12における屈折率が変化して直
交2成分の位相差が変化することになる。この位相差の
変化分θ1.θ8.θ。は微小な範囲ではポッケルス素
子10,1).12の両端に印加される電圧EA。
E、、ECの瞬時値に比例し、直列結合体16の一端か
ら入って直列結合体16の他端から出る光の直交2成分
の位相差の変化分は各ポッケルス素子10.1).12
における光の直交2成分の位相差の変化分θ1.θ1.
θ、を合成したものとなる。上記3個のポッケルス素子
10,1).12の各々による光の直交2成分の位相差
の変化分は、3本の送配電線1,2.3に流れる電流l
A、TI。
ら入って直列結合体16の他端から出る光の直交2成分
の位相差の変化分は各ポッケルス素子10.1).12
における光の直交2成分の位相差の変化分θ1.θ1.
θ、を合成したものとなる。上記3個のポッケルス素子
10,1).12の各々による光の直交2成分の位相差
の変化分は、3本の送配電線1,2.3に流れる電流l
A、TI。
■。の瞬時値にそれぞれ比例するから、結局直列結合体
16の他端から出た光の直交2成分の位相差の変化分は
3本の送配電!%!1,2.3の各々に流れる電流IA
+ 1)+ tCを合成した合成電流、すなわち零
相電流■。の瞬時値に比例することになる。したがって
、直列結合体16から出る光の直交2成分の位相差、す
なわち偏光の状態を検光子23を用いて検出し、さらに
受光素子21を用いて電気信号に変換することにより3
本の送配電線1,2.3に流れる零相電流■。を検出す
ることができる。
16の他端から出た光の直交2成分の位相差の変化分は
3本の送配電!%!1,2.3の各々に流れる電流IA
+ 1)+ tCを合成した合成電流、すなわち零
相電流■。の瞬時値に比例することになる。したがって
、直列結合体16から出る光の直交2成分の位相差、す
なわち偏光の状態を検光子23を用いて検出し、さらに
受光素子21を用いて電気信号に変換することにより3
本の送配電線1,2.3に流れる零相電流■。を検出す
ることができる。
以上述べた通り、この発明の零相電流検出装置は、3個
のポッケルス素子10,1).12を偏波面保存型光フ
ァイバ13.14で直列に光結合し、3本の送配電線1
,2.3に流れる電流1a。
のポッケルス素子10,1).12を偏波面保存型光フ
ァイバ13.14で直列に光結合し、3本の送配電線1
,2.3に流れる電流1a。
Is、Icを3個のポッケルス素子10,1)゜12に
よる光の直交2成分の位相差の変化という形で光学的に
合成し、この合成光を検光子23に通すことで零相電流
Toの瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得、この
光信号を受光素子21で電気信号に変換するため、3本
の送配電wAt 。
よる光の直交2成分の位相差の変化という形で光学的に
合成し、この合成光を検光子23に通すことで零相電流
Toの瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得、この
光信号を受光素子21で電気信号に変換するため、3本
の送配電wAt 。
2.3の各々に流れる電流1a+ Il+ Icに
比べて微少な零相電流■。を雑音に埋もれさせることな
(正確に検出することができる。
比べて微少な零相電流■。を雑音に埋もれさせることな
(正確に検出することができる。
また、3本の送配電線1.2.3に流れる電流IA、I
I、ICを光学的に検出して電気信号に変換する構成で
あるため、3本の送配電線1.2゜3と零相型2It検
出装置とを電気的に完全かつ確実に絶縁することができ
、零相電流検出装置およびそれに接続される機器の破壊
を確実に防止することができる。
I、ICを光学的に検出して電気信号に変換する構成で
あるため、3本の送配電線1.2゜3と零相型2It検
出装置とを電気的に完全かつ確実に絶縁することができ
、零相電流検出装置およびそれに接続される機器の破壊
を確実に防止することができる。
また、3本の送配電線1,2.3の電流IA。
Is、Icを3個の変流器−4,5,6で個別に検出し
、それをシャント抵抗?、8.9でもって電圧Ea 、
Es 、Ecに変換し、各電圧EA+EI。
、それをシャント抵抗?、8.9でもって電圧Ea 、
Es 、Ecに変換し、各電圧EA+EI。
E、をポッケルス素子10,1).12に個別に印加し
て合成する構成であり、3本の送配電線1゜2.3の全
体を一体的に囲んでそれらの磁界を合成する大形のコア
は不要で、3本の送配電線1゜2.3に変流器4,5.
6を個別に設けるだけでよく、零相電流検出装置を小形
化することができ、屋外用、例えば柱上用に使用する場
合に有利である。
て合成する構成であり、3本の送配電線1゜2.3の全
体を一体的に囲んでそれらの磁界を合成する大形のコア
は不要で、3本の送配電線1゜2.3に変流器4,5.
6を個別に設けるだけでよく、零相電流検出装置を小形
化することができ、屋外用、例えば柱上用に使用する場
合に有利である。
なお、この実施例の零相電流検出装置においては、シャ
ント抵抗7,8.9として可変抵抗器を用いることによ
り、ポッケルス素子10,1)゜12に印加する電圧E
A、El、ECを各々微調整することができ、ポッケル
ス素子10,1)゜12の位相変化量の誤差および変流
器4,5.6の出力誤差などを補正することができる。
ント抵抗7,8.9として可変抵抗器を用いることによ
り、ポッケルス素子10,1)゜12に印加する電圧E
A、El、ECを各々微調整することができ、ポッケル
ス素子10,1)゜12の位相変化量の誤差および変流
器4,5.6の出力誤差などを補正することができる。
また、上記実施例では、1/4波長板19を用いて円偏
光を作っているが、直列結合体16に入射させる光は完
全な円偏光でな(でもよく、多少円偏光の状態からずれ
た楕円偏光の状態にあっても所期の目的を達成すること
ができるので、請求の範囲における「Z波長板Jは正確
に位相をA波長ずらせるもの以外に、A波長の前後の範
囲で位相をずらせるものも含むものである。
光を作っているが、直列結合体16に入射させる光は完
全な円偏光でな(でもよく、多少円偏光の状態からずれ
た楕円偏光の状態にあっても所期の目的を達成すること
ができるので、請求の範囲における「Z波長板Jは正確
に位相をA波長ずらせるもの以外に、A波長の前後の範
囲で位相をずらせるものも含むものである。
この発明の第2の実施例を第2図に基づいて説明する。
この零相電流検出装置は、偏光子18を発光素子15側
に配置するとともに、検光子23を受光素子21側に配
置し、偏光子18とポッケルス素子10とを光学的に連
絡する光ファイバ17および検光子23と受光素子21
とを連絡する光ファイバ22として、それぞれ偏波面保
存型光ファイバを用いたもので、その他の構成は第1の
実施例と同様である。
に配置するとともに、検光子23を受光素子21側に配
置し、偏光子18とポッケルス素子10とを光学的に連
絡する光ファイバ17および検光子23と受光素子21
とを連絡する光ファイバ22として、それぞれ偏波面保
存型光ファイバを用いたもので、その他の構成は第1の
実施例と同様である。
この零相電流検出装置の場合は、偏光子I8を出て直線
偏光された光が偏波面保存型光ファイバを通して偏波面
が保存された状態でポッケルス素子10に入ることにな
り、また、ポッケルス素子12から出た光が偏波面保存
型光ファイバを通して偏波面が保存された状態で検光子
23に入ることになる。
偏光された光が偏波面保存型光ファイバを通して偏波面
が保存された状態でポッケルス素子10に入ることにな
り、また、ポッケルス素子12から出た光が偏波面保存
型光ファイバを通して偏波面が保存された状態で検光子
23に入ることになる。
この実施例の零相電流検出装置においても、前記の実施
例と同様の作用効果を有する。
例と同様の作用効果を有する。
なお、この発明の零相電流検出装置は3相以外の電力系
統、例えば単相の電力系統にも適用できる。また、この
零相電流検出装置は、屋外用として使用するだけでなく
、屋内用としても使用可能である。
統、例えば単相の電力系統にも適用できる。また、この
零相電流検出装置は、屋外用として使用するだけでなく
、屋内用としても使用可能である。
この発明の零相電流検出装置によれば、複数個のポッケ
ルス素子を偏波面保存型光ファイバで直列に光結合し、
複数本の送配電線に流れる電流を複数個のポッケルス素
子による光の直交2成分の位相差の変化という形で光学
的に合成し、この合威光を検光子に通すことで零相電流
の瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得、この光信
号を受光素子で電気信号に変換するため、複数本の送配
電線の各々に流れる電流に比べて微少な零相電流を雑音
に埋もれさせることなく正確に検出することができる。
ルス素子を偏波面保存型光ファイバで直列に光結合し、
複数本の送配電線に流れる電流を複数個のポッケルス素
子による光の直交2成分の位相差の変化という形で光学
的に合成し、この合威光を検光子に通すことで零相電流
の瞬時値に比例した光強度をもつ光信号を得、この光信
号を受光素子で電気信号に変換するため、複数本の送配
電線の各々に流れる電流に比べて微少な零相電流を雑音
に埋もれさせることなく正確に検出することができる。
また、複数本の送配電線に流れる電流を光学的に積出し
て電気信号に変換する構成であるため、複数本の送配電
線と零相電流検出装置とを電気的に完全かつ確実に絶縁
することができ、零相電流検出装置およびそれに接続さ
れる機器の破壊を確実に防止することができる。
て電気信号に変換する構成であるため、複数本の送配電
線と零相電流検出装置とを電気的に完全かつ確実に絶縁
することができ、零相電流検出装置およびそれに接続さ
れる機器の破壊を確実に防止することができる。
また、複数本の送配電線の電流を複数個の変流器で個別
に検出し、それをシャント抵抗でもって電圧に変換し、
各電圧をポッケルス素子に個別に印加して合成する構成
であり、複数本の送配電線の全体を一体的に囲んでそれ
らの磁界を合成する大形のコアは不要で、複数本の送配
電線に変流器を個別に設けるだけでよく、零相電流検出
装置を小形化することができる。
に検出し、それをシャント抵抗でもって電圧に変換し、
各電圧をポッケルス素子に個別に印加して合成する構成
であり、複数本の送配電線の全体を一体的に囲んでそれ
らの磁界を合成する大形のコアは不要で、複数本の送配
電線に変流器を個別に設けるだけでよく、零相電流検出
装置を小形化することができる。
第1図はこの発明の第1の実施例の零相電流検出装置の
構成を示す概略図、第2図はこの発明の第2の実施例の
零相電流検出装置の構成を示す概略図、第3図(A)は
従来の第1の零相電流検出装置の構成を示す斜視図、第
3図(B)は同じく電気回路図、第4図(A)は従来の
第2の零相電流検出装置の構成を示す概略図、第4図(
B)は同じく電気回路図、第5図は零相電流検出装置の
提案例を示す概略図、第6図はポッケルス効果を説明す
るための概略図、第7図はポッケルス素子に印加される
電圧と光出力の関係を示す特性図である。 1〜3・・・送配電線、4〜6・・・変流器、7〜9・
・・シャント抵抗、10〜12・・・ポッケルス素子、
13゜14・・・偏波面保存型光ファイバ、15・・・
発光素子、16・・・直列結合体、17・・・第1の光
ファイバ、18・・・偏光子、19・・1波長板、20
・・・円偏光手段、21・・・受光素子、22・・・第
2の光ファイバ、23・・・検光子 (A) (B)第3図 (A) (B)
構成を示す概略図、第2図はこの発明の第2の実施例の
零相電流検出装置の構成を示す概略図、第3図(A)は
従来の第1の零相電流検出装置の構成を示す斜視図、第
3図(B)は同じく電気回路図、第4図(A)は従来の
第2の零相電流検出装置の構成を示す概略図、第4図(
B)は同じく電気回路図、第5図は零相電流検出装置の
提案例を示す概略図、第6図はポッケルス効果を説明す
るための概略図、第7図はポッケルス素子に印加される
電圧と光出力の関係を示す特性図である。 1〜3・・・送配電線、4〜6・・・変流器、7〜9・
・・シャント抵抗、10〜12・・・ポッケルス素子、
13゜14・・・偏波面保存型光ファイバ、15・・・
発光素子、16・・・直列結合体、17・・・第1の光
ファイバ、18・・・偏光子、19・・1波長板、20
・・・円偏光手段、21・・・受光素子、22・・・第
2の光ファイバ、23・・・検光子 (A) (B)第3図 (A) (B)
Claims (3)
- (1)電力系統の複数本の送配電線に流れる電流を各々
個別に検出する複数個の変流器と、この複数個の変流器
の二次電流をそれぞれ電圧に変換する複数個のシャント
抵抗と、この複数個のシャント抵抗の両端電圧がそれぞ
れ個別に印加される複数個のポッケルス素子と、この複
数個のポッケルス素子を光学的に直列結合する偏波面保
存型光ファイバと、発光素子と、この発光素子の出力光
を前記複数個のポッケルス素子および偏波面保存型光フ
ァイバからなる直列結合体の一端に入射させる第1の光
ファイバと、偏光子および1/4波長板からなり前記発
光素子から出て前記第1の光ファイバを通して前記直列
結合体の一端に入射する光を円偏光する円偏光手段と、
受光素子と、前記直列結合体の他端から出た光を前記受
光素子に入射させる第2の光ファイバと、前記直列結合
体の他端から出て前記第2の光ファイバを通して前記受
光素子に入射する光を検光する検光子とを備えた零相電
流検出装置。 - (2)前記円偏光手段を前記第1の光ファイバと前記直
列結合体の一端との間に介在させるとともに前記検光子
を前記第2の光ファイバと前記直列結合体の他端との間
に介在させた特許請求の範囲第(1)項記載の零相電流
検出装置。 - (3)前記第1および第2の光ファイバをそれぞれ偏波
面保存型とし、前記円偏光手段を前記発光素子と前記第
1の光ファイバとの間に介在させるとともに前記検光子
を前記受光素子と前記第2の光ファイバとの間に介在さ
せた特許請求の範囲第(1)項記載の零相電流検出装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100880A JPS63265177A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 零相電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100880A JPS63265177A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 零相電流検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63265177A true JPS63265177A (ja) | 1988-11-01 |
Family
ID=14285641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100880A Pending JPS63265177A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 零相電流検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63265177A (ja) |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62100880A patent/JPS63265177A/ja active Pending
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