JPS63264310A - 射出成形用熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

射出成形用熱硬化性樹脂組成物

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JPS63264310A
JPS63264310A JP9742287A JP9742287A JPS63264310A JP S63264310 A JPS63264310 A JP S63264310A JP 9742287 A JP9742287 A JP 9742287A JP 9742287 A JP9742287 A JP 9742287A JP S63264310 A JPS63264310 A JP S63264310A
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JP
Japan
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mold
injection
molding
thermosetting resin
injection molding
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Pending
Application number
JP9742287A
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English (en)
Inventor
Sensaku Izu
伊豆 川作
Nobukatsu Kato
宣勝 加藤
Toshiyuki Enomoto
敏行 榎本
Tomohide Yokoo
横尾 友秀
Iori Matsumoto
松本 偉生利
Kunio Hanaue
花上 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP9742287A priority Critical patent/JPS63264310A/ja
Publication of JPS63264310A publication Critical patent/JPS63264310A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2261/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G2261/30Monomer units or repeat units incorporating structural elements in the main chain
    • C08G2261/31Monomer units or repeat units incorporating structural elements in the main chain incorporating aromatic structural elements in the main chain
    • C08G2261/312Non-condensed aromatic systems, e.g. benzene

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低圧成形性に富む射出成形用熱硬化性樹脂組成
物に関する。更に詳しくは、流動性および熱安定性に優
れ、熱時硬化性の良好なフェノール系樹脂組成物に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に熱硬化性樹脂の射出成形においでは、十分な熱時
流動性とシリンダー内で硬化することのない熱安定性を
有し、かつ金型内での賦形後は速やかに硬化するような
相反すると考えられる特性をもつ材料が望まれており、
これで多くの提案がなされてきた。
フェノール樹脂成形材料においても、熱時流動性、熱安
定性を改善するため、可ヅ剤を使用したり、硬化剤や硬
゛化促進剤を制御するなどの手段が提案されたが、成形
材料中の揮発分が多くなり、成形品の諸物性および外観
を損ない、金型内での充分な硬化速度が得られないとい
う欠点があった。
また、これらの欠点に鑑みなされた提案として、例えば
、特開昭54−”18861号に無機塩類水和物を使用
し、その分解による水の発生の温度依存性を利用した方
法が、また、特開昭53−137294号には、通常の
フェノール樹脂成形材料に流動性付与剤、フェノール系
樹脂、硬化剤の2種以上を後添加する方法が開示されて
いるが、いずれも効果不充分で実用化には至っていない
〔解決すべき問題点〕
−Sに、フェノール系樹脂の射出成形はシリンダー温度
95〜100℃、金型温度160°C前後で行われる。
シリンダー内ではスクリューによる混練のため、材料は
部分的に前記設定温度より高目の温度となる。したがっ
て材料には、100℃前後、すなわち90〜100“C
くらいでは硬化反応が抑制され、かつ、160℃前後で
は硬化反応を阻害しないような特性が要求される。この
ような点において従来の提案はいずれも効果が不充分で
あった。
〔問題点を解決する手段〕
フェノール系樹脂、ヘキサメチレンテトラミン、充填材
および配合剤からなる通常の成形材料の原料にα、α°
−ジメトキシーp−キシレンを添加してなる樹脂組成物
により、熱時流動性および熱安定性を改善し、かつ、金
型内での賦形後の硬化性を損なわない成形材料を得るこ
とができる。すなわち、本発明にかかわる樹脂組成物は
、従来この種の組成物の評価には適用されることのなか
った前部および後部のシリンダー温度95℃、および従
来の低圧成形性材料の提案でも通用されることのなかっ
た射出圧力410Kg/cI11に設定された、径4.
5mmの標準ノズルを持つ型締圧45tonの熱硬化性
樹脂用射出成形機と160℃に設定されたキャビティ容
N 42 craの金型を用いて、金型充填時間を測定
したとき、シリンダー内滞留時間が4分を越えても金型
充填時間が15秒以下、すなわち、射出成形可能である
という特徴を有する。また、この組成物は160℃前後
の高温域での硬化性は従来の材料と同等あるいはそれ以
上である。α,α′−ジメトキシ−p−キシレンは一種
の架橋剤として反応するものと考光られるが、その反応
が110℃くらいより下の温度では程よく抑制されて組
成物の流動性と熱安定性の改善に効果をもち、160℃
前後では充分反応するためと考えられる。
本発明に用いるフェノール系樹脂としては、ヘキサメチ
レンテトラミンにより硬化させることのできるフェノー
ル系樹脂の全てを対象とすることができ、例えば、フェ
ノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノール、
ビスフェノールA1p−ブチルフェノール、p−オクチ
ルフェノール、スチレン化フェノールなどのフェノール
類とホルマリン、パラホルムアルデヒド、トリオキサン
、フルフラールなどのアルデヒド類とを酸性触媒あるい
は塩基性触媒を用いて反応させて得られるフェノール系
樹脂、フェノール類とα、α3−ジク・  ロ、ローp
−キシレンなどのP−キシリレンシバライド、α、α°
−ジメトキシーp、キシレンなどのp−キシリレンジア
ルキルエーテルなどから誘導されるフェノールアラルキ
ル樹脂などがあり、これらの1種または2種以上を混合
して用いることができる。
本発明に用いる充填剤としては、木粉、タルク、シリカ
、クレー、ウオラストナイト、セピオライト、炭酸カル
シウム、酸化マグネシウム、チタン酸カリウム、ガラス
繊維、ビニロン繊維、アラミド繊維、炭素繊維、黒鉛、
カーボンブランクなどの通常のフェノール系樹脂成形材
料に用いられているものを用いることができる。
本発明に用いる配合剤としては、顔料、滑剤、導電性付
与剤、酸化防止剤、硬化促進剤、エポキシ樹脂などの合
成樹脂、シランカップリング剤など通常のフェノール系
樹脂成形材料に用いられるものを用いることができる。
本発明においてへキサメチレンテトラミンの使用割合は
、フェノール系樹脂100重量部に対して、6〜20重
量部であり、好ましくは8〜15重量部である。
本発明においてα、α“−ジメトキシ−p−キシレンの
使用割合は、フェノール系樹脂100重冊部に対して1
〜15重量部であり、好ましくは2〜10重量部である
。1Iiit部未満では流動性の改善の効果が乏しく、
15重量部を越えると成形品の物性および外観を損ない
好ましくない。
本発明の樹脂組成物は、ロール、ニーダ−などで混練し
パワーミルなどで粉砕する通常の方法により成形材料と
することができる。
〔実施例〕
実施例1〜7 ノボラック樹脂(三井東圧化学4蜀製 ノボラック#1
000H5および120oo )およびフェノールアラ
ルキル樹脂(三井東圧化学(株製 ミレフクスXL−2
25)を用いて、表−1に示す組成の射出成形用熱硬化
性樹脂組成物を得た。これらの樹脂組成物を14インチ
ロールを用いて前ロールを90〜100°C1後ロール
を充填材が主に無機質からなる場合は、約60℃、充填
材が木粉を主体とする場合は約130℃とし、約2分間
混練した。得られた混練シートを冷却後6+IIII+
スクリーンを装着したパワーミルにより粉砕し成形材料
とした。
これらの成形材料について、径4.5mmの標準ノズル
を装備した東芝機械■製lR45P射出成形機を用いて
、前部および後部のシリンダー温度を95℃、射出圧力
を410Kg/cj4こ設定し、金型の温度を160℃
として、金型充填時間が15秒に達するシリンダー内滞
留時間を求めた。金型はキャビティ容量42−の曲げ強
さ、シャルピー衝撃強さおよび吸水率用のJISファミ
リーモールドである。結果を表−1に示す。
比較例1〜7 実施例1〜7に準し、α、α°−ジメトキシーp−キシ
レンを眉いない他は実施例と同様にして成形材料を得た
。熱安定性の亨旨標である金型充填時間の測定を試みた
が、射出圧力が低すぎて、射出が困難となり評価に足る
データーを得るに至らなかった。
比較例8 低圧射出成形材料として市販されているフェノール樹脂
成形材料(住友ベークライト側製PM−0001)を用
いて実施例と同様にして金型充填時間を測定した。結果
を表−1に併記する。
参考例 実施例2および5について高化式フローテスターにより
160℃における硬化性を調べた。測定条件は、荷重3
00Kg、ノズル IIIIIIIΦ×101であった
。比較として比較例2の成形材料およびPH−0001
について硬化性を腸べた。結果を図−1に示す。
なお、実施例について、410Kg/cm3の低圧射出
成形により得られた成形品の物性を表−1に併記す〔発
明の効果〕 本発明の樹脂組感動を用い得られる射出成形用材料は低
圧成形性に富み、必要であれば、従来、当該分野では実
施不可能であった200Kg/cIl!あるいはそれ以
下の射出圧力でも成形可能であり、射出圧力を下げるこ
とにより、例えば、金型投影面積の拡大、射出容量の増
大、射出エネルギーの低減、成形品残留応力の低減、金
型ゲート断面積の低減、フィルムゲート、ビンポイント
ゲートの採用、ランナー、スプルーの小型化などが可能
となる。また、優れた熱安定性を生かして、成形方法の
工夫が可能となり、例えば、熱可塑性樹脂の射出成形に
用いられている成形機および成形方法の応用、いわゆる
クンシラン成形が可能となり、パリなし成形が可能とな
る。また、シリンダー温度を高くして成形サイクルを短
縮することもできるなどの多くの効果が得られる。
本発明の樹脂組成物により得られる射出成形用材料は、
従来フェノール樹脂成形材料が用いられていた分野への
応用はもちろんのこと、パリなし成形あるいは大容量成
形などにより、熱可塑性樹脂成形品の代替あるいは従来
フェノール樹脂では不可能とされていた大型成形品分野
にも汎く応用することができる。
また、本発明の樹脂組成物により得られる射出成形用材
料は、低圧成形性に冨む材料であるが、もちろん通常の
射出成形条件も応用することができ、例えば、高流動性
を生かした精密成形、金型充填時間の短縮による成形サ
イクルの短縮あるいは長時間シリンダー内に滞留しても
熱安定性があるので銘柄切換時あるいはトラブル時の作
業性が改善されるなど、工業的に有用な多くの効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
図−1は予熱時間と流出量Qとの関係図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フェノール系樹脂、ヘキサメチレンテトラミン、充
    填材および配合材に、α,α′−ジメトキシ−p−キシ
    レンを添加してなる樹脂組成物であって、前部および後
    部のシリンダー温度が95℃および射出圧力が410K
    g/cm^2に設定された径4.5mmの標準ノズルを
    持つ型締圧45tonの熱硬化性樹脂用射出成形機およ
    び温度が160℃に設定されたキャビティ容量42cm
    ^3の金型を用いて、金型充填時間を測定したとき、シ
    リンダー内滞留時間が4分を越えても金型充填時間が1
    5秒以下である射出成形用熱硬化性樹脂組成物。
JP9742287A 1987-04-22 1987-04-22 射出成形用熱硬化性樹脂組成物 Pending JPS63264310A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001089634A (ja) * 1999-09-22 2001-04-03 Mitsui Chemicals Inc フェノール樹脂成形材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001089634A (ja) * 1999-09-22 2001-04-03 Mitsui Chemicals Inc フェノール樹脂成形材料

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