JPS63263599A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野ｌ この発明は、自動販売機の制御装置に関し、特にホット
及びコールドのカップ飲料の販売を行う自動販売機の制
御装置に関する。

［従来の技術１ 第４図に、ホット飲料とコールド飲料とを販売する自動
販売機の概略構成を示している。１は、温水を蓄える温
水タンクであり、ホット飲料の売行き状態に対応できる
ように、この温水タンク１は上下の２槽に分けられてお
り、それぞれの上下槽に加熱用のヒーター２ｍ、２ｂと
、温水温度を検出するための温度センサ３　ａｔ　３　
ｂとを備えている。

４は、コンプレッサ５の動力によりコールド飲料用の氷
を作る製氷機であり、６は、製氷機４の上部に設けられ
た水量を検出するため水量検出スイッチであり、製氷機
４により所定量の氷が作られると、水量検出スイッチ６
がオンとなり、コンプレッサ５は停止する。７は、飲料
を冷却するために内部に冷水を蓄える水槽であり、この
水槽７．内には冷却バイブを備えている。８は、水槽７
の冷水を作るためのコンプレッサであり、９は水槽７の
冷水温度を検出するための温度センサである。

上記の装置において、原料吐出装置（不図示）からの原
料や砂糖とともに温水タンク１からの温水をカップに吐
出することによりホット飲料を販売し、一方、コールド
飲料の販売時には、前記ホット飲料水を水槽７の冷却パ
イプに通過させることにより冷却し、製氷８！４からの
氷とともにカップに吐出してコールド飲料を販売してい
た。

上記の装置においては、始動時には加熱用ヒーター２　
ａ、　２　ｂ及びコンプレッサ５，８が同時に起動する
と、契約電流あるいはコンセント容量を超過してしまう
という問題が起きるので、所定の順でもって各機器が制
御されるようになっている。又、季節によってホット飲
料とコールド飲料との販売比率が異なるので、効率良く
販売できるように、１　　　　　　　　例えば特開昭５
７−１３４７８８号公報によれば、ホット飲料あるいは
コールド飲料に重点を置くかによって加熱装置あるいは
冷却装置のいずれを優先して運転させるかを選択する選
択スイッチが設けられている。これにより、冬季におい
てはコールド飲料の販売数よりもホット飲料の販売数の
方が多くなるので、加熱装置の運転を優先させることに
より、製氷よりも多量の湯を蓄えるのに重点が置かれ、
加熱用ヒーター２　ａ、　２　ｂの双方に通電され、温
水タンク１の上下槽に温水が蓄えられる。

」方、夏季においては冷却装置の運転を優先させ、温水
タンク１の片方の上槽に湯が確保されれば、その後はコ
ンプレッサ５，８の運転に重点が置かれるようになって
いる。

［発明が解決しようとする問題点１ ところが、上記のような自動販売機にあっては、季節に
応じて選択スイッチを切り替える必要があるので煩わし
く、又、季節の変わり目では日毎に変化するホット飲料
とコールド飲料との需要に応じて選択スイッチを操作す
るのは困難であり、選択スイッチの操作忘れにより一方
の飲料が一時的に売り切れ状態になったりして飲料の売
上が落ちるといった欠点があった。

［問題点を解決するための手段１ １１図に示すように、この発明の自動販売機の制御装置
は、ホット飲料を販売するための加熱装置Ａとコールド
飲料を販売するための冷却装置Ｂ及び製氷装置Ｃとを備
えるとともに、ホット飲料とコールド飲料との売行きに
応じて加熱装置Ａ、あるいは冷却装ｒＩＩＢ及び製氷装
置Ｃのいずれを優先して運転するかを設定できる自動販
売機において、所定時間毎のコールド飲料の販売数とし
て、製氷装置Ｃの運転時間あるいは製氷装置Ｃからの氷
吐出量を累積演算する演算手段りと、前記演算手段りで
得た値が所定値を上回るか否かを判定する判定手段Ｅと
、前記判定手段Ｅの判定により、演算手段りで得た値が
所定値以上の場合には冷却装置Ｂ及び製氷装置Ｃの運転
を優先させ、一方、演算手段りで得た値が所定値以下の
場合には加熱装置Ａの運転を優先させる制御手段Ｆとを
備えたことを特徴とする。

［作用］ 上記構成によれば、所定時間毎のコールド飲料の販売数
として、製氷装置Ｃの運転時間あるいは製氷装置Ｃから
吐出される水量が演算手段りにより累積演算され、この
演算手段りで得た値が基準となる所定値を上回るか否か
が判定手段Ｅにより判定される。この判定手段Ｅにより
、演算手段りで得た値が所定値°以上の場合は、ホット
飲料よりコールド飲料の方の需要が多かったと判断され
、制御手段Ｆにより、冷却装置Ｂ及び製氷装置Ｃよりも
加熱装置Ａの方が優先的に運転され、一方、演算手段り
で得た値が所定値以下の場合にはコールド飲料よりホッ
ト飲料の方が需要が多かったと判断され、冷却装置Ｂ及
び製氷装置Ｃよりも加熱装置Ａが優先的に運転されるよ
うになっている。

【実施例１ 第１図は、この発明の自動販売機の制御装置の１実施例
を示すブロック図である。尚、各機器の名称は第４図と
同一のものを用い、又、飲料の販売動作等についてはこ
こでは説明を省略する。

１１は、この自動販売機を集中制御するＣＰＵ（中央処
理装置）であり、１２は、ＣＰＵＩの制御プログラムを
格納するＲＯＭ（リード・オンリー・メモリ）である。

１３は、ＲＡ　Ｍ　（ラングム、アクセス・メモリ）で
あり、ＣＰＵＩＩを介し、後述するように前日の氷の吐
出量を記憶する。１４は入出力部であり、以下に記す各
装置と前記ＣＰＵ１１との信号のやり取りはこの入出力
部１４を介してなされる。

Ｘｉ、Ｘ２はそれぞれ加熱用ヒーター２ａ、２ｂ用のリ
レーであり、Ｘ３．Ｘ４はそれぞれコンプレッサ５，８
の駆動用リレーである。１５は、２４時間の計時により
日付が変わったかを知るための時計であり、１６は、コ
ールド飲料の販売毎に製氷ｆｉ６より吐出される氷の量
をカウントするカウンターであり、前日に吐出された氷
の量に応じて当日を加熱装置あるいは冷却装置のいずれ
を優先して運転するかを決めている。

次に上記構成の制御装置の動作を第３図のフロ（−チャ
ートに従って説明する。

以下のステップで述べるようにカウンター１６によりコ
ールド飲料の販売毎に吐出される氷の量がカウントされ
るようになっていて、今、時計１５の計時により日付が
変わったとする。これにより、ステップＳ６よりステッ
プＳ１に戻り、カウンター１６における過去２４時間、
つまり前日における氷吐出量ＢがＲＡＭ１３に記憶され
る。ステップＳ２ではカウンター１６のカウント値であ
る水吐出ｆｉＢが０にクリアされる。そしてステップＳ
３でＲＡＭ１３に記憶された前日の氷吐出量Ｂが基準の
吐出量Ｃ以下であるかが判定される。

前日の販売においてホット飲料と比較してコールド飲料
の販売数が少なく、前記氷吐出量Ｂが基準値Ｃ以下の場
合はステップＳ４に進み、ホット飲料の販売に重点を置
いた加熱用ヒーター２ａ、２ｂを優先的に運転するヒー
ター優先運転に設定され、一方、前日の販売でホット飲
料と比較してコールド飲料の販売数が多く、前記氷吐出
量Ｂが基準値Ｃを上回る場合はステップＳ５に進み、コ
ールド飲料の販売に重点を置いたコンプレッサ５，８を
優先的に運転する冷却機械優先運転に設定される。

次のステップＳ６で日付の変更が判定され、上記の日付
変更より２４時間が経過するまではステップＳ７に進み
、次のステップＳ７でコールド飲料の販売により氷が吐
出されたか否かが判定され、吐出されない場合はステッ
プＳ７からステップＳ６に戻り、氷が吐出された場合は
ステップＳ８にて氷の吐出量が当日の吐出量Ｂに加算さ
れた後、ステップＳ６に戻り、その後は水吐出の有無に
従ってステップＳ６．Ｓ７あるいはステップＳ６．８７
゜Ｓ８のループをたどる。そして２４時間が経過して日
付が変更になれば、上記ループのステップＳ６よりステ
ップＳ１に戻り、既述したように、ＲＡＭ１３の内容は
、前日の氷吐出量としてカウンター１６にカウントされ
た吐出量Ｂに書き変えられ、以下同様な制御がなされる
。

［発明の効果１ この発明によれば、過去の所定時間におけるコールド飲
料の販売数として、製氷装置の累積運転時間あるいは総
氷吐出量から加熱装置あるいは冷却装置及び製氷装置の
いずれを優先的に運転するかを自動設定するようにした
ので、優先運転の設定切り替え操作が不要となり手間が
省ける。又、単に季節によって優先運転を設定するので
はなく、実際の需要に応じて設定するようにしたのでよ
り的確な優先運転の設定が行え、売上の増大が期待でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の自動販売機の制御装置のクレーム対
応図、第２図はこの発明の１実施例を示す制御ブロック
図、第３図は、第２図の装置の制御動作を示すフローチ
ャート、第４図は、この発明が適用される自動販売機の
概略構成図である。 １・・・温水タンク、２　ａ、　２　ｂ・・・加熱用ヒ
ーター、３　ａ、　３　ｂ、　９・・・温度センサ、４
・・・製氷機、５，８・・・コンプレッサ、°６・・・
氷量検出スイッチ、７・・・水槽、１１・・・ＣＰＵ、
１２・・・ＲＯＭ、１３−ＲＡＭ、１４・・・入出力部
、１５・・・時計、１６・・・カウンター、−ｘｉない
しＸ４・・・リレー。 特許出願人　　富士電機株式会社 代理人　弁理士　　青白　葆　外２名 第１図 Ｆ 第３図 ＬＯ■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ホット飲料を販売するための加熱装置とコールド
   飲料を販売するための冷却装置及び製氷装置とを備える
   とともに、ホット飲料とコールド飲料との売行きに応じ
   て加熱装置、あるいは冷却装置及び製氷装置のいずれを
   優先して運転するかを設定できる自動販売機において、
   所定時間毎のコールド飲料の販売数として、製氷装置の
   運転時間あるいは製氷装置からの氷吐出量を累積演算す
   る演算手段と、前記演算手段で得た値が所定値を上回る
   か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定によ
   り、演算手段で得た値が所定値以上の場合には冷却装置
   及び製氷装置の運転を優先させ、一方、演算手段で得た
   値が所定値以下の場合には加熱装置の運転を優先させる
   制御手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の制御
   装置。