JPS6326316A - 焼結用微粉鉱石の造粒方法 - Google Patents

焼結用微粉鉱石の造粒方法

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JPS6326316A
JPS6326316A JP16968386A JP16968386A JPS6326316A JP S6326316 A JPS6326316 A JP S6326316A JP 16968386 A JP16968386 A JP 16968386A JP 16968386 A JP16968386 A JP 16968386A JP S6326316 A JPS6326316 A JP S6326316A
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JP
Japan
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binder
mini
pellets
particles
ore
Prior art date
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Pending
Application number
JP16968386A
Other languages
English (en)
Inventor
Noribumi Fujii
紀文 藤井
Akira Suemori
末森 あきら
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、焼結原料の微粉鉱石の事前処理である造粒技
術に関する。
〔従来の技術〕
近年焼結原料は微粉化の傾向にあり、この微粉使用にお
ける問題は焼結ベッドの通気性の悪化をいかにして抑制
するかにある。微粉原料の増加に伴う焼結ベッドの通気
性悪化を防止する方法としては、微粉原料を予備造粒し
てから配合する方V:が一般的にとられる(ここでいう
微粉鉱石とは通気性の観点から主として粒径が125g
m以下のものをいう)。
微粉鉱石の従来の造粒技術としては、次のものがある。
■ ディスクベレタイザに微粉鉱石と粗粒鉱石とを混合
したものを入れ、水分を添加し粗粒鉱石のまわりに微粉
鉱石を封着させる技術がある(特公昭6O−17811
)。
この方法では微粉鉱石を造粒するための核となる粗粒鉱
石が必要であり、ディスクベレタイザに微粉鉱石以外の
核を入れるため、核となる粗粒鉱石のハンドリングが必
要であり、処理量も増加するので処理コストがかかる。
■ ディスクペレタイザに微粉鉱石とバインダを混合し
た原料を装入し、水分を添加し造粒する技術がある。
この方法では擬似粒子の強度を確保するため及び粉化を
防ぐために多(辻のバインダを必要とし、処理コストが
多大となる。
■ 特開昭57−200530 吋公報に開示されるよ
うに、予備造粒の際のバインダii1を削減するため、
予め焼結原料をミキサーで混合(3分間)し擬似粒子化
を図った後、バインダを添加し、yらに造粒を継続する
という方法がある。
この方法では、微粉鉱石のみでなく粗粒鉱石を含んだ擬
似粒子の表面にバインダの層が形成され、さらにその表
面に微粉鉱石層が形成される。従ってこの方法でもドラ
ムミキサーで造粒するためにQ、 5 m m以」―の
粗粒鉱石が必要であり、またバインダ層より表層側の微
粉鉱石層またはバインダと微粉の混合層ではバインダ濃
度が低くなり、乾燥後にはM#し、粉に戻る可能性が高
い。
すなわち、微粉原料のみをディスクペレタイザ(こ投入
し、加湿すると造粒はできるものの、含水111の低下
に伴って崩壊に至る。従ってディスクペレタイザにおい
ては、水とバインダを添加し、造粒することが行われる
。この場合のバインダの作用は微粉原料間にバインダが
介在することにより各粒子の結合を図るもので、従って
バインダの必要量は増大する。
第2図(b)は粗粒を核とする特開昭57−20053
0号により得られる粒子であり、7は粗粒鉱石を示す。
この粗粒鉱石と微粉鉱石の存在のもとに造粒すると、粗
粒鉱石7を核として、その表面に微粉鉱石が付着し、動
部鉱石層8が形成される。
この段階でバインダが添加され、粉鉱石層8の表層に付
着したバインダによりバインダ層9が形成され、さらに
バインダと残りの粉鉱石が付着して付着粉体層10が形
成され、擬似粒子化が進行していく。この粒子において
は、粉鉱石層8の形成にバインダを不要とする結果、そ
の分、バインダ添加量が減少する利点はあるが、得られ
る表層の付着粉体層10は、バインダを介在して付着成
長した粉鉱石層であり、最表層部に至ってはバインダの
含有贋の少ない層となり、粉化しやすく、かつ、この造
粒においては核としての粗粒鉱石を必要とする欠点があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
微粉原料の増加に伴う通気性改善のための原料予備処理
としては、粗粒原料を核としてその周囲に微粉を付着き
せ擬似粒子化を図る方V、が主として行われているが、
この方法では、粗粒部分を必要とし、処理品=増につな
がり、経済的でないという問題があること、またミニペ
レットの製造のように微粉原料にバインダを添加17、
造粒とすることも行われるが、バインダを多量に必要と
し、これも経済的でないという問題があった。本発明は
」−述の問題点を解決することを目的とし、粗粒鉱石を
使用することなく、粉化しにくい強度のすぐれた擬似粒
子を形成する焼結用微粉鉱石の造粒方法を提供するもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は1−述の問題を解決するもので次の1段を採っ
た。すなわち、 ■)ミニペレット製造の際、微粉原料を予め造粒する。
2)造粒に際して、ディスクペレタイザを用い、水のみ
を添加しつつ造粒する。
3)排出位置近傍で転動している造粒完了部分にバイン
ダを散布し、バインダが造粒物表層を覆うごとく処理す
る。その後に造粒物は排出される。
〔作用〕
第1図は本発明方法を好適に実施するディスクペレタイ
ザとその付帯設備であり、第1図(a)は正面図、第1
図(b)は側面図を示している。
ディスクペレタイザ4で微粉鉱石を造粒する場合、原料
である微粉鉱石はlの原料装入装置によりディスクベレ
タイザ4の位置1aに装入される。装入された原料はデ
ィスクの回転(矢印の方向)とともに移動し、位置2a
で散水装置2により注水され造粒に必要な水分を持つよ
う加湿される。
適度に湿った原料はお互いに付着し、擬似粒子となり、
さらにディスクペレタイザ4内を回転しているうちに、
擬似粒子は他の微粉原料を付着し成長する。2mm程度
の大きさに成長した粒子は、ディスクの回転が−1−向
きの位置3aでは、−に方にかき1−げられる力より自
重の方が大きくなり、位置3aで転勤を繰り返しながら
さらに成長する。そして所定の粒径までに達した粒子は
ディスクペレタイザの位置6からオーバーフローしてミ
ニペレットとして系外に排出される。そして常法では、
このペレタイジングの際にバインダを必要としく水のみ
では造粒できても乾燥時崩壊する)、粒子強度の確保を
図ることが行われるが、本発明においては、このバイン
ダの添加を少量におさえるため、次の如く添加する。
ミニペレットが所定の大きさとなってディスクペレタイ
ザ4から構成される装置6と粒子が転勤成長している位
置3aにかけてバインダを添加する。ここでいうバイン
ダとは消石灰、生石灰、ベントナイト等常法で用いるバ
インダをさし、本発明方法では、このバインダが粒子表
面にまぶされば、目的は達成される。
ディスクペレタイザ4の位置3aから位置6では微粉原
料が相互に結合して形成される擬似粒子が成長したもの
が1−層を転動し、微粉は最下層を移動しているのでコ
ンベア3から装入されたバインダは」−層を転動してい
る成長した粒子である、いわゆるミニペレットの表面に
のみイ」着し、ミニペレットはバインダでコーティング
された強固なものとなる。このミニペレットに刺着した
バインダはミニペレット中の水分を吸湿し、最表層部の
微粉原料のバインダのみとして作用し、その結果、最表
層部のみバインダで補強された殻が形成され、強度が確
保されるものとなる。
第2図(a)において示す粒子は、本発明方法によって
得られるもので、内部は微粉鉱石層で形成されたいわゆ
るミニペレット11であり、その表層にバインダと粉体
の混合層12が形成されたものが得られる。バインダと
粉体の混合層12はミニペレッ)11の水分を吸湿し、
ミニペレット11の表層を形成している微粉鉱石の結合
剤として作用する。この時注目されるのは、本発明方法
で得られる粒子は最外層が最もバインダ含有量が多いこ
とである。従って、結合強度が強いものが得られるもの
と推察され、一方内部はバインダ不要の領域である。従
って、通υ:の造粒方法に比べ大幅なバインダの低減が
達成されると共に強度的に問題のないミニペレット(造
粒物)が得られる。
〔実施例〕
第1表に、本発明である表面にのみバインダを添加する
方法と、微粉鉱石をバインダと混合して造粒する従来法
で微粉鉱石を造粒した場合との比較を示す。
製造No、1〜2は本発明の方法で微粉原料を造粒した
場合であり、No、3〜6は従来方〃;で微粉鉱石を造
粒した場合である。
ミニペレットの製造直後の強度、乾燥後強度では、従来
方法でバインダを10%混合したものと本方法で2%添
加したものがほぼ同程度であり、乾燥後の粉率(−12
5pLm)では、従来方法でバインダを10%混合17
たものと本方法で1%添加したものが等しくなっている
従って本方〃、では従来方法よりバインダ使用t−1を
115からl/10に低減しても同程度の強度をもつミ
ニペレットを製造することができる。
〔発明の効果〕
本発明の焼結用微粉鉱石の造粒方法は、造粒時のバイン
ダ使用h1の大幅な低下により、事前処理費の大幅な削
減に効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を好適に実施するディスクベレタイザと
その伺帯設備であり、第1図(a)は正面図、第1図(
b)は側面図、第2図は造粒構造の比較を示し、第2図
(a)は本発明方法、第2図(b)は従来法である。 l・・・原料装入装置 la・・・原料装入位置 2・・・散水装置 2a・・・散水位置 3・・・バインダ添加装置 3a・・・バインダ添加位置 4・・・ディスクペレタイザ 6・・・I」出位置 7・・・粗粒鉱石 8・・・粉鉱石層 9・・・バインダ層 10・・・刺着粉体層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 焼結原料として使用する微粉鉱石をディスクペレタ
    イザに装入し、該微粉鉱石を加湿造粒してミニペレット
    化すると共に前記ディスクペレタイザのミニペレット排
    出位置近傍を転動している排出直前のミニペレットにバ
    インダを散布し、排出されるミニペレット表面にバイン
    ダを付着せしめることを特徴とする微粉鉱石の造粒方法
JP16968386A 1986-07-21 1986-07-21 焼結用微粉鉱石の造粒方法 Pending JPS6326316A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16968386A JPS6326316A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 焼結用微粉鉱石の造粒方法

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JP16968386A Pending JPS6326316A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 焼結用微粉鉱石の造粒方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2505611C1 (ru) * 2012-08-07 2014-01-27 Виктор Михайлович Павловец Способ получения окатышей
RU2673588C1 (ru) * 2018-02-22 2018-11-28 Виктор Михайлович Павловец Способ получения окатышей
JP7107472B1 (ja) * 2021-04-08 2022-07-27 Jfeスチール株式会社 粉粒体原料の造粒方法及び焼結鉱の製造方法
WO2022215584A1 (ja) * 2021-04-08 2022-10-13 Jfeスチール株式会社 粉粒体原料の造粒方法及び焼結鉱の製造方法

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