JPS63263142A - サイドサポ−ト制御装置 - Google Patents

サイドサポ−ト制御装置

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JPS63263142A
JPS63263142A JP62097098A JP9709887A JPS63263142A JP S63263142 A JPS63263142 A JP S63263142A JP 62097098 A JP62097098 A JP 62097098A JP 9709887 A JP9709887 A JP 9709887A JP S63263142 A JPS63263142 A JP S63263142A
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capacitance
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車上シートのシートクッションやシートバッ
クのサイドに備わり、乗員のホールドを改善するサイド
サポートを自動開閉するサイドサポート制御装置に関し
、特に、これに限定する意図ではないが、ドライバ用シ
ートのサイドサポートを自動開閉するサイドサポート制
御装置に関する。
(従来の技術) 例え、ば、ドライバ用の車上シートには、ドライバのホ
ールドを改善するためにシートクッションやシートバッ
クのサイドにサイドサポートが備わっている。いまのと
ころ、この種のサイドサポートの主流は固定式あるいは
手動調整式である。
ところで、手動調整式の場合には、固定式に比して各ド
ライバに合ったより良いホールドが可能となり、ホール
ドの深いパケットシート(スポーツシート)等に好んで
用いられているが、手動調整ノブがシートに装着されて
いるため、調整時のドライバの姿勢は運転時の姿勢とは
異なる。このため、ドライバ自らがサイドサポートを調
整する場合には試行錯誤を要した。
この種の不都合に答えるものとして、本出願人は電動調
整式のサイドサポート制御装置を提案した(特願昭60
−007197号)。これによれば、電動駆動機構によ
りサイドサポートを開閉駆動するので、例えば、指示入
力用のスイッチをステアリングホイールのセンタに設置
しておけば、ドライバは運転時の姿勢そのままでサイド
サポートを調整、すなわち、シートのホールドを調整す
ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、本出願人による電動調整式のサイドサポ
ート制御装置の提案は、従来においてはカスタムメイド
でしか得られなかった。ドライバにマツチしたより深い
ホールドを得るサイドサポート付きシートを手軽なもの
にした。
しかしながら、シートのホールドを深くすると、すなわ
ち、サイドサポートの背を高くすると乗降性が低下する
という問題が生ずる。そこで、乗降時にサイドサポート
を開閉駆動して乗降性を改善することが考えられるが、
これにおいても、サイドサポートを開閉駆動するタイミ
ングや駆動速度等の制御上の細かな問題点が内在してい
る。つまり、例えばドライバ用ドアの開信号によりドラ
イバの乗降の意志ありを検出し、これによりサイドサポ
ートを開駆動したとしても、ドライバの乗降完了をいか
にして検出してサイドサポートを復帰(閉駆動)するか
、といった問題や、特に背の高いサイドサポートを用い
る場合にはその開状態でドアと当接するために、手動操
作されるドアの開閉速度に対してサイドサポートの開閉
速度をいかに制御するか(ドアの開速度が遅くサイドサ
ポートの開速度速い場合やドアの閉速度が速くサイドサ
ポートの開速度遅い場合にはサイドサポートがドアに当
接する)、といった問題である。
本発明は、乗降性に優れたサイドサポート制御装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のサイドサポート制御
装置においては、車上ドアの開閉を検出する開閉検出手
段、および車上シートの人員ありなしを検出する人員検
出手段、を備えて、開閉検出手段の検出情報がドア閉か
らドア開となったときサイドサポートを遅い第1速度で
開駆動し、人員検出手段の検出情報が人員なしから人員
ありどなったとき、あるいは人員ありから人員なしとな
ったとき、サイドサポートを第1速度より速い第2速度
で閉駆動するものとする。
(作用) これによれば、乗降用のドアが開かれてドア閉からドア
開になったときには、サイドサポートが比較的遅い速度
で開駆動され、乗降が完了して乗員なしから乗員あり、
あるいは乗員ありから乗員なしになったときには比較的
速い速度で閉駆動されるので、開閉動作中のサイドサポ
ートがドアに当接するといった不都合はなくなる。つま
り、深いホールドを得るために背の高いサイドサポート
を使用しても優れた乗降性が得られる。
さらに、降車時には乗員ありでドアが閉から開になるの
で、そのときのサイドサポートの姿勢を記憶し、次に乗
車したときその姿勢にサイドサポートの姿勢を再セット
することにより、サイドサポートが常時最適な姿勢に自
動設定され、受動的であることに慣れてしまった利用者
にも精神的な苦痛を一切与えない1手軽で高性能の(つ
まりホールドが深い)サイドサポート付シートを提供す
ることができる。
本発明の他の目的および特長は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
(実施例) 第1a図に本発明を一例で実施するシートおよびステア
リング装置の姿勢制御装置の電気制御系を示す。
第1a図を参照すると、この装置はマイクロコンピュー
タ(以下CPUという)lを中心に構成されており、C
PUIの各ポートには、乗員検出ユニット2,0.1秒
タイマ3.読取エンコ、−1’4゜A/Dコンバータ5
.パルス幅変調WPWMおよびデコーダDCDRが接続
されている。
この装置の電源は車上バッテリBTであり、このバッテ
リ電圧(Va)および電源ユニット5において生成した
定電圧Vcを始めとする各種の電圧は必要に応じて各部
に供給される。
パルス幅変調器PWMは内部にプリセットカウンタ、ク
ロックパルス発振器およびコントローラを備えたプログ
ラマブルインターバルタイマであり、C:PUlにより
指示されたデユーティのパルスを出力する。つまり、C
PUIのパラレル出力ポートP8からデユーティを示す
2つのデータが与えられると、クロックパルスのカウン
ト数が一方のデータに等しくなるまでHレベル出力を継
続し、その後Lレベル出力に切換えてクロックパルスの
カウント数が他方のデータに等しくなるまでそれを継続
し、等しくなると再度Hレベル出力に切換えるという動
作を緑り返すものである。
パルス幅変調器PWMの出力パルスは、モータドライバ
Drvl、Drv2.Drv3.Drv4.Drv5、
Drv6およびDrシフの1番人力端子に印加される。
これらのモータドライバの2番人力端子および3番人力
端子には、デコーダDCDRの出力信号が与えられてい
る。
デコーダDCDRは、CPUIの出力ポートP9゜PL
O,pHおよびPL2よりの指示で、これらのモータド
ライバに対する出力を切換える。出力ポートP9.PL
OおよびpHよりの信号はモータドライバDrvl 、
 Drv2 、 Drv3 、 Drv4 。
Drv5.Drv6およびDrv7の1つを選択する信
号であり、出力ポートP9がHレベル(高レベル)でP
IOおよびpHがLレベル(低レベル)のとき(以下H
,L、L)モータドライバDrvlを、(L、T(、L
)のときモータドライバDrv2を。
(H,H,L)のときモータドライバDrv3を、(L
、L、H)のときモータドライバDrv4を、(H,L
、H)のときモータドライバDrv5を、(L、H,H
)のときモータドライバDrv6を、(+−1,H,H
)のときモータドライバDrv7を、それぞれ選択し、
(L、L、L)のときはいずれのモータドライバも選択
しない。
出力ポートP12よりの信号は各モータドライバに接続
されたモータの正逆転を示す信号であり、デコーダDC
DRは、この信号がHレベルのとき、選択しているモー
タドライバの2番端子にHレベルを、3番端子にLレベ
ルを、それぞれ与え、この信号がLレベルのとき、選択
しているモータドライバの2番端子にLレベルを、3番
端子にHレベルを、それぞれ与える。
モータドライバDrv 1 、 Drv2 、 Drv
3 、 Drv4、Drv5.Drv6およびDrv7
はすべて同構成であり、その1つの概略構成を第1c図
に示す。
第1c図を参照すると、モータドライバは4つのアンド
ゲートANI、AN2.AN3およびAN4ならびに4
つのパワートランジスタTri、Tr2.Tr3および
Tr4でなり、パワートランジスタTriおよびTr3
のコレクタはバッテリBTのプラス端子に接続され、パ
ワートランジスタTr2およびTr4のエミッタはボデ
ィアースを介してバッテリBTのマイナス端子に接続さ
れている。
2番端子にHレベルが、3番端子にLレベルが与えられ
ると、アンドゲートAN2を介してパワートランジスタ
Tr2がオンとなり、アンドゲートAN3を介してパワ
ートランジスタTr3が、アンドゲートAN4を介して
パワートランジスタTr4がそれぞれオフとなる。アン
ドゲートAN1の一方の端子には2番端子入力が与えら
れるが、他方の端子にはパルス幅変調器PWMの出力パ
ルスが与えられるので、それがHレベルのとき、アンド
ゲートANI出力がHレベルとなってパワートランジス
タTriがオンとなる。パワートランジスタTriおよ
びTr2がオンになると、バッテリBTのプラス端子、
パワートランジスタTr1、モータM(上記モータM1
〜M7のいずれかに該当するものとして考えられたい)
、パワートランジスタT「2.ボディアースおよびバッ
テリBTのマイナス端子でなる正転付勢回路が構成され
てモータMが正転付勢される。
2番端子にLレベルが、3番端子にHレベルが与えられ
ると、アンドゲートANLを介してパワートランジスタ
Triが、アンドゲートAN2を介してパワートランジ
スタTr2が、それぞれオフとなり、アンドゲートAN
4を介してパワートランジスタTr4がオンとなる。ア
ンドゲートAN3の一方の端子には3番端子入力が与え
られるが、他方の端子にはパルス幅変調器PWMの出力
パルスが与えられるので、それがHレベルのとき、アン
ドゲートAN3を介してパワートランジスタTr3がオ
ンとなる。つまり、バッテリBTのプラス端子、パワー
トランジスタT r 3 eモータM。
パワートランジスタTr4.ボディアースおよびバッテ
リBTのマイナス端子でなる逆転付勢回路が構成されて
モータMが逆転付勢される。
上記のモータMの正転付勢回路および逆転付勢回路は、
パルス幅変調器PWMの出力パルスがHレベルのときに
のみ構成される。いいかえると、パルス幅変調器PWM
の出力パルスはモータMの付勢実効電力を制御する。し
たがって、該出力パルスのオンデユーテイが大きいとき
にはモータMが高速度で回転付勢され、小さいときには
モータMが低速度で回転付勢される。
モータMl、M2.M3.M4およびM5はドライバ用
シートのシートアジャスト機構に備わり、モータM6お
よびM7はステアリングアジャスト機構に備わる。
まず、第2a図および第2b図を参照してシートアジャ
スト機構を説明する。
ドライバ用のシート(第5図に示す5TI)は、第2a
図に示すベース構造の上に第2b図に示すフレーム構造
が係合され、その上をウレタン成形によるシートパッド
で肉付けされてさらにトリムカバーアッセンブリで覆わ
れて構成される。第2a図において矢印の方向が車輌の
前方に相当する。
第2a図に示すベース構造には、車輌の床(第5図に示
すFlor)に対してシートSTIを前後駆動するスラ
イド機構100およびシートクッション(第5図に示す
5C1)の前後部を昇降駆動するエレベーション機n2
00が備わっている。これらの各機構は、車輌のフロア
F lorに固着される1対のベースレール101Qお
よび101r上を移動するスライダ102Qおよび10
2「とともに移動する。つまり、スライド機構100を
なすモータM1およびそれに付随する構成要素はスライ
ダ102Qに固着されたキャリッジ110あるいはスラ
イダ102rに固着されたキャリッジ120に搭載され
、エレベーション機構200をなすモータM2.M3お
よびそれに付随する構成要素はスライダ102Qと10
2rとに固着されたキャリッジ210に搭載されている
スライド4[!1100のモータM1は貫通する出力軸
を有し、一方の出力軸はウオームギア組体およびポテン
ショメータ(第1a図に示すPa1)を擁する減速ギア
ボックス111の入力軸になっている。減速ギアボック
ス111の出力軸はスクリュー112になっており、該
スクリュー112にはベースレール101Qに固着され
たナツト113が係合されている。
モータMlの他方の出力軸にはフレキシブルロッド13
0が結合されており、該フレキシブルロッド130はウ
オームギア組体を擁する減速ギアボックス121の入力
軸に結合されている。減速ギアボックス121の出力軸
はスクリュー122になっており、該スクリュー122
にはベースレール101rに固着されたナツト123が
係合されている。
モータMlが正逆転付勢されると、ギアボックス111
を介してスクリュー112が、フレキシブルロッド13
0およびギアボックス121を介してスクリュー122
がそれぞれ正逆転されるが、ナツト113および123
はそれぞれベースレール101Qおよび101rに固着
されているので、スクリュー112および122の回転
はキャリッジ110および120に対する駆動力、すな
わち、キャリッジ110および120が固着されたスラ
イダ102 ’flおよび102rに対する駆動力とし
て作用する。
本実施例ではモータM1の正転付勢によりスライダ10
2Qおよび102rが前方に駆動され、逆転付勢により
後方に駆動されるものとする。なお、ギアボックス11
1に備わるポテンショメータPolは前後のスライド位
置に対応した電圧信号を出力する。
エレベーション機構200のモータM2の出力軸は、ウ
オームギア組体およびポテンショメータ(第1a図に示
すPo2)を擁する減速ギアボックス221の入力軸に
なっている。減速ギアボックス221の出力軸はスクリ
ュー222になっており、該スクリュー222には、ナ
ツトユニット223が係合されている。ナツトユニット
223は、フロントエレベーションアーム225に結合
されたロッド224に結合されているので、軸方向の回
動は阻止されている。
フロントエレベーションアーム225は両端部がそれぞ
れスライダ102Qおよび102r上に枢支されており
、そこにはそれぞれ回動プレート226Qおよび226
rが固着されている0回動プレート226Qおよび22
6rには、それぞれ上端がシートクッションフレーム(
第2b図に示す301)の前部に枢着されるエレベーシ
ョンプレート227Qおよび227rが枢着されている
つまり、モータM2が正逆転付勢されると、ギアボック
ス221を介してスクリュー222が正逆転され、この
回転はナツトユニット223を介してロッド224を前
後に駆動する力として作用し、さらに、フロントエレベ
ーションアーム225を軸回りに回動する力として作用
する。フロントエレベーションアーム225が軸回りに
回動されると1回動プレート226Qおよびエレベーシ
ョンプレート2271でなるシート左側のリンク機構、
ならびに、回動プレート226rおよびエレベーション
プレート227rでなるシート右側のリンク機構を介し
てシートクッションフレーム301の前方が昇降駆動さ
れる。
本実施例では、モータM2の正転付勢でシートクッショ
ンフレーム301の前方が上昇駆動され、逆転駆動で下
降駆動されるものとする。なお、ギアボックス221に
備わるポテンショメータPo2はシートクッションフレ
ーム301の前方の昇降位置に対応した電圧信号を出力
する。
x L/ ヘーション機構200のモータM3の出力軸
は、ウオームギア組体およびポテンショメータ(第1a
図に示すPo3)を擁する減速ギアボックス231の入
力軸になっている。減速ギアボックス231の出力軸は
スクリュー232になっており、該スクリュー232に
は、ナツトユニット233が係合されている。ナツトユ
ニット233は、リアエレベーションアーム234に結
合されているので、軸方向の回動は阻止されている。
リアエレベーションアーム234はクランクになってお
り、その両端部にはそれぞれL形回動プレート225Q
および225rが固着されている。L形回動プレート2
25Qおよび225rは、コーナ部がスライダ102Q
および102r上に固着された支持プレート(236お
よび図示していない他方)に枢着されており、他端がシ
ートクッションフレーム301の後部に枢着される。
つまり、モータM3が正逆転付勢されると、ギアボック
ス231を介してスクリュー232が正逆転され、この
回転はナツトユニット233を介してリアエレベーショ
ンアーム234を回動する力として作用する。リアエレ
ベーションアーム234が回動されると、L形回動プレ
ート235I2および235rがコーナ部を中心として
回動するので、シートクッションフレーム301の後方
が昇降駆動される。
本実施例では、モータM3の正転付勢によりシートクッ
ションフレーム301の後方が上昇駆動され、逆転付勢
により下降駆動されるものとする。
なお、ギアボックス231に備わるポテンショメータP
o3はシートクッションフレーム301の後方の昇降位
置に対応した電圧信号を出力する。
第2b図に示すフレーム構造には、シートクッションS
01のサイドサポート駆動機構300および、シートパ
ック(第5図に示すSB 1)のサイドサポート駆動機
構400が備わっている。
シートクッションフレーム301に備わるサイドサポー
ト駆動機構300のモータM4の出力軸は、ウオームギ
ア組体およびポテンショメータ(第1a図に示すPo4
)を擁する減速ギアボックス311の入力軸になってい
る。減速ギアボックス311の出力軸はスクリュー31
2になっており、該スクリュー312には連結アーム3
15に固着されたナツト313が係合されている。
連結アーム315の両端には、それぞれリンクプレート
314および316が枢着されている。すンクプレート
314の他端には、両端がシートクッションフレーム3
01に枢着された右側のサイドサポートアーム310r
の一端が固着され、リンクプレート316の他端には1
両端がシートクッションフレーム301に枢着された左
側のサイドサポートアーム310gの一端が固着されて
いる。
つまり、モータM4が正逆転付勢されると、ギアボック
ス311を介してスクリュー312が正逆転され、ナツ
ト313の作用で連結アーム315が左右に駆動されて
、それぞれリンクプレート314および316を介して
左右のサイドサポートアーム31(M!および310r
が開閉駆動される。
本実施例では、モータM4の正転付勢により左右のサイ
ドサポートアーム310Qおよび310rが開駆動され
、逆転付勢により閉駆動されるものとし、ギアボックス
311に備わるポテンショメータPo4はこれらの開度
に対応した電圧信号を出力するものとする。
シートバックフレーム401に備わるサイドサポート駆
動機構400のモータM5の出力軸は、ウオームギア組
体およびポテンショメータ(第1a図に示すPO5)を
擁する減速ギアボックス411の入力軸になっている。
減速ギアボックス411の出力軸はスクリュー412に
なっており、該スクリュー412には連結アーム415
に固着されたナツト413が係合されている。
連結アーム415の両端には、それぞれリンクプレート
414および416が枢着されている。リンクプレート
414の他端には、両端がシートバックフレーム401
に枢着された右側のサイドサポートアーム410rの一
端が固着され、リンクプレート416の他端には、両端
がシートバックフレーム401に枢着された左側のサイ
ドサポートアーム41OQの一端が固着されている。
つまり、モータM5が正逆転付勢されると、ギアボック
ス41’lを介してスクリュー412が正逆転され、ナ
ツト413の作用で連結アーム415が左右に駆動され
て、それぞれリンクプレート414および416を介し
て左右のサイドサポートアーム410Qおよび410r
が開閉駆動される。
本実施例では、モータM5の正転付勢により左右のサイ
ドサポートアーム410Qおよび410rが開駆動され
、逆転付勢により閉駆動されるものとし、ギアボックス
411に備わるポテンショメータPo5はこれらの開度
に対応した電圧信号を出力するものとする。
次に、第3a図および第3b図を参照してステアリング
アジャスト機構を説明する。
ステアリングアジャスト機構は、チルトステアリング機
構500およびテレスコピックステアリング機構600
の2つよりなる。チルトステアリング機構500は、第
3a図に実線および2点鎖線で示すように、ステアリン
グホイールSHLの角度(チルト角)を上向きに、ある
いは下向に変更する機構であり、テレスコピックステア
リング機構600はステアリング装置の軸方向の長さを
伸縮する機構である。
第3a図を参照してチルトステアリング機構500を説
明する。
ステアリングホイールSHLはアッパーブラケット組体
540により支持されたアッパーメインシャフト511
に装着されており、アッパーメインシャフト511はテ
レスコピックステアリング機構600を介して、スリー
ブ軸512に支持されたロワーメインシャフト513に
係合されている。
アッパーブラケット組体540は、軸541により枢支
されており、下端にはスクリューペアの往復動体530
が固着されている。往復動体530は、ウオームギア組
体およびポテンショメータ(第1a図に示すPO2)を
擁する減速ギアボックス520を介してモータM6の出
力軸に結合されている。
つまり、モータM6を正逆転付勢することにより、ギア
ボックス520を介して往復動体530が往復動され、
アッパーメインシャフト511のロワーメインシャフト
513に対する角度(チルト角)が変化する。
本実施例では、モータM6を正転付勢することによりス
テアリングホイールSHLのチルト角が下向きに変化し
、逆転付勢することにより上向きに変化するものとし、
ポテンショメータPo6はこのチルト角に対応した電圧
信号を出力するものとする。
第3b図を参照してテレスコピックステアリング機構を
説明する。
アッパーメインシャフト511の下半部には軸と平行な
すべり歯511aが形成されており、中空のアウタシャ
フト610内側に形成されたすべり歯と摺動自在に係合
している。アウタシャフト610はユニバーサルジヨイ
ント611を介してロワーメインシャフト513に結合
されている。
アッパーメインシャフト511はベアリングBr1を介
してアウタブラケット620により枢支され、アウタシ
ャフト610はベアリングBr2およびBr3を介して
インナブラケット630により枢支されており、アウタ
ブラケット620およびインナブラケット630は摺動
自在に係合している。
モータM7は、インナブラケット630に搭載されてお
り、その出力軸はウオームギア組体631a、スクリュ
ーペア631bおよびポテンショメータPo7からなる
減速ギアボックス631を介してアウタブラケット62
0に結合されている。
つまり、モータM7を正逆転付勢することにより、ギア
ボックス631を介してアウタブラケット620および
インナブラケット630でなる組体の軸方向の長さ、す
なわち、アッパーメインシャフト511およびアウタシ
ャフト610でなる組体の軸方向の長さ、いいかえると
アッパーメインシャフト511の見掛は上の長さくテレ
スコピック長)が変化し、ステアリングホイールSHL
とドライバとの距離が変化する。
7本実施例では、モータM7の正転付勢でテレスコピッ
ク長が長く(ドライバに近づく)なり、逆転付勢で短く
(ドライバから離れる)なるものとし、ポテンショメー
タPo7はこのテレスコピック長に対応する電圧信号を
出力するものとする。
再度第1a図を参照する。
前記ポテンショメータPol、Po2.Po3.P。
4、Po5.Po6およびPo7の出力端子は、それぞ
れA/Dコンバータ5の入力チャネルCHI。
CH2,CH3,CH4,CH5,CH6あるいはCH
7に接続されている。
A/Dコンバータ5のクロック入力端子CLKにはCP
UIの出力ポートP2からクロックパルスが、チップセ
レクト端子C8にはCPUIの出力ポートP6からチッ
プセレクト信号が、チャネルセレクト端子C8にはCP
UIの出力ポートP7からチャネルセレクト信号が、そ
れぞれ与えられる。
A/Dコンバータ5は、CPUIによりチップセレクト
されると、チャネルセレクト信号が指定するチャネル入
力をデジタル変換し、出力端子OUTからクロックパル
スに同期してCPUIのシリアル入力ポートR5に向け
てシリアル出力する。
読取エンコーダ4には、ドアカーテシスイッチSWD、
ニュートラル&パーキングポジション検出スイッチSn
p、イグニッションキースイッチSig、およびシート
アジャスト機構ならびにステアリングアジャスト機構の
駆動指示を入力するための各種の操作スイッチが接続さ
れている。読取エンコーダ4は、CPUIの出力ポート
P5より′の指示に従ってこれらのスイッチ状態を読み
取り、その情報をCPUIのパラレル入力ポートR2に
与える。
ドアカーテシスイッチSWDは、ドライバ乗降用のドア
(前方右側のドア:以下FRドアという)の開閉を検出
するスイッチであり、該ドアが開いているときオンとな
り、閉じているときオフとなる。
第4図を参照してドアカーテシスイッチSWDを説明す
る。この図はドアカーテシスイッチSWD取付部の水平
断面であり、実線はFRドアDOR1に備わるラッチ機
構のフォークボルトFORKとセンタピラーPLAに備
わるストライカ5TKRとが完全に係合していないプラ
イマリラッチ状態、いわゆる半ドアと呼ばれる状態を示
し、2点鎖線は該フォークボルトFORKと該ストライ
ヵ5TKRとが完全に係合したフルラッチ状態、すなわ
ちFRドアDOR1が完全に閉った状態を示す。
ドアカーテシスイッチSWDは右側のセンタピラーPL
Aに、スイッチノブSWNを外部に露出して設置される
。したがって、フルラッチ状態ではドアDOR1により
スイッチノブSWNが左方に駆動されるのでスイッチオ
フとなり、プライマリラッチ状態を含めてそれ以外の状
態ではスイッチノブSWNが内蔵のスプリング反力で右
方に移動されてスイッチオンとなる。
ニュートラル&パーキングポジションスイッチSnpは
、ギアポジションがニュートラルポジションまたはパー
キングポジションにあるときオフとなり、それ以外のポ
ジションではオンとなるスイッチである。
イグニッションキースイッチSigはイグニッションキ
ーが装着されているときオンとなり、抜去されるとオフ
となるスイッチである。
操作スイッチSl、S2.S3.S4.S5゜S6およ
びS7は、それぞれ2つの接点(a、b)を有するスプ
リングが背設された2極スイツチであり、操作のないと
きはいずれの接点ともメークしない中立位置を保持して
いる。
ドライバは、シートSTIを前方にスライドするときに
は操作スイッチS1をa接点側に、後方にスライドする
ときには操作スイッチS1をb接点側に、シートクッシ
ョンSCIの前方を上昇するときには操作スイッチS2
をa接点側に、下降するときには操作スイッチS2をb
接点側に、シートクッションSCIの後方を上昇すると
きには操作スイッチS3をa接点側に、下降するときに
は操作スイッチS3をb接点側に、シートクッションS
C1のサイドサポートを開くときには操作スイッチS4
をa接点側に、閉じるときには操作スイッチS4をb接
点側に、シートバックSBIのサイドサポートを開くと
きには操作スイッチS5をa接点側に、閉じるときには
操作スイッチS5をb接点側に、ステアリング装置のチ
ルトアップを行なうときには操作スイッチS6をa接点
側に。
チルトダウンを行なうときには操作スイッチS6をb接
点側に、ステアリング装置のテレスコピック長を長くす
るときには操作スイッチS7をa接点側に、短くすると
きには操作スイッチS7をb接点側に、それぞれメーク
する。
これらの操作スイッチはコンソールボックス(図示せず
)に配設されており、通常はカバーで保護されている。
0.1秒タイマ3の出力はCPUIの割込入力ポートI
ntに与えられる。CPU1はこの0.1秒タイマ3の
割込要求により乗員検出ユニット2を用いてドライバ席
の乗員(すなわちドライバ)のありなしを検出する。こ
れについて説明する。
第1b図を参照すると、乗員検出ユニット2は。
発振器OSC,カウンタCTRおよびパラレルイン・シ
リアルアウト・シフトレジスタ(以下PSレジスタとい
う)PSRで構成されている。
発振器oSCの1番端子はカウンタCTRの入力端子I
Nに、2番端子は定電圧Vcに、3番端子は機器アース
に、4番および5番端子は外付けのコンデンサCxにそ
れぞれ接続される。これにおいては、抵抗器を長方形で
示しているが、各抵抗器の抵抗値を適切に選定すること
により、1番端子から、外付けのコンデンサCxと抵抗
器Rとの積の逆数に比例する周波数、すなわち、外付け
のコンデンサCxの容量が大きいときには低い、外付け
のコンデンサCxの容量が小さいときには高い周波数の
出力信号が得られる。
カウンタCTRは、O20の出力信号の立上りでカウン
トアツプする。カウンタCTRの16ビツトパラレル出
力端子はPSレジスタPSRの16ビツトパラレル入力
端子に接続されている。また、カウンタCTRのリセッ
ト入力端子RstはCPU1の出力ポートPiに接続さ
れている。
PSレジスタPSRのクロック入力端子はCPU1の出
力ポートP2に、クロックィンヒビット入力端子CIは
CPUIの出力ポートP3に、シフトロード入力端子S
LはCPUIの出力ポートP4にそれぞれ接続されてい
る。
PSレジスタPSRは、シフトロード入力端子SLに印
加されるCPUIからのシフトロードパルスの立上りで
、カウンタCTRよりパラレル入力端子に与えられる1
6ビツトのデータを各ビットにプリセットし、クロック
インヒビット入力端子CIに与えられるCPUIからの
クロツクインヒピット信号がL(低)レベルになると、
プリセットしたデータをクロック入力端子CLKに与え
られるクロックパルスに同期して出力端子OUTからC
PUIのシリアル入力ポートR1に向けてシリアル出力
する。
ここで示したコンデンサCxは、第5図に示すようにF
R席のシートST1のシートクッションSCIに備えら
れた検出電極ELIと、ルーフROOFやフロアF l
or等のボディアース部とにより構成される乗員検出コ
ンデンサである。つまり、前述の発振器oSCの4番端
子には検出電極ELIが、5番端子にはボディアースが
、それぞれ接続される。
シートSTIは、前述したように、第2a図に示したベ
ース構造の上に第2b図に示したフレーム構造が結合さ
れ、それらをウレタン成形によるシートパッドで肉付け
してからトリムカバーアッセンブリで包み込んだ構成と
なっている。
本実施例においては、シートクッションSCIのトリム
カバーアッセンブリに検出電極ELLを組み込んでいる
。検出電極E L 1組込み部のトリムカバーアッセン
ブリ10の構成を第6図に示す。
これにおいて、11は表皮、12はトリムカバーアッセ
ンブリの立体感を演出するスポンジシートでなるワディ
ング、14はワディングカバーである。
検出電極ELLは織布を無電界ニッケル鍍金した導電性
織布で構成され、トリムカバーアッセンブリ10の縫製
時に、ワディング12とワディングカバー14との間に
挟込まれて同時縫製される。
その大きさは乗員検出を行なう範囲により異なるが本実
施例においては約30c+n四方とし、端部をリボン状
に形成してリード線13を構成している。
このように、トリムカバーアッセンブリ10の作成工程
を格別に増すことなく検出型t!1iEL1が組込みま
れ、また、検出電極ELLの材質は他のトリムカバーア
ッセンブリの構成要素の材質に類似しているので、検出
電極ELL組込み部のトリムカバーアッセンブリ10は
他の部位と全く同じに取り扱うことができる。つまり、
トリムカバーアッセンブリ10に検出電極ELIを組込
むことにより、作業性や外観9着座感等になんらの影響
も与えられない。
トリムカバーアッセンブリ10を構成する表皮11、ワ
ディング12.ワディングカバー13および、シートク
ッションSC1を構成するシートパッドはすべて絶縁体
であるので、検出電極EL1はボディアースから絶縁さ
れる。したがって、検出電極ELLとボディアースとに
よりコンデンサを形成する。
第5図に、検出電極ELLを正として適当な電圧を印加
した場合の電気力線を一点鎖線矢印により模式的に併記
したが、シートST1にドライバMANが着座すると、
電気力線を鎖交するのでこのコンデンサの容量が大きく
変化する。その変化は人体の誘電率に起因するので、例
えばシートST1に荷物が置かれた場合とは異なる。
本実施例装置における乗員検出の概略を第7図を参照し
て説明する。第7図においては、実線により発振器oS
Cの発振周波数fの、破線により参照データRefの、
それぞれ時間変化を一例で示している・ CPUIは、0.1秒タイマ3の割込み毎にカウンタC
TRおよびPSレジスタPSRを介して発振器O8Cの
出力したパルス数をサンプリングし。
該パルス数に対応する周波数データを設定するとともに
、1回前のタイマ割込み時の周波数データ(囲周波数デ
ータ)に対する今回の周波数データ(新周波数データ)
の変化量を変化量データとして設定する。この変化量デ
ータが所定閾値以下であれば「乗員なし」を検出し、該
変化量データが所定閾値を超えると(つまり検出電極E
LLとボディアースとの間の静電容量が急激に増加する
と)[乗員あり」を検出する。またこのとき、新周波数
データを参照データRefとして更新設定し、次のタイ
マ割込みからは、この参照データRefとそのときの新
局波数データとを比較し、新局波数データの示す値が参
照データRefを超えると(つまり前記静電容量が減少
すると)「乗員なし」を検出する。
CPUIのより具体的な動作を、第8図および第9図に
示したフローチャートを参照して説明する。
車上バッテリBTが搭載されて各部にそれぞれ所定の電
圧が供給されると、CPUIは、内部レジスタ、フラグ
、入出力ポートおよび各構成要素をリセットして初期化
し、0.1秒タイマ3によるタイマ割込を許可する。
0.1秒タイマ3による割込要求で起動されるタイマ割
込処理を第9図に示した。
タイマ割込処理においては、まずレジスタRaの値をレ
ジスタRhに格納する。このレジスタRaの値は、続い
ての説明により明らかになろうが、1回前のタイマ割込
時の乗員検出ユニット2の出力周波数データ(つまり0
.1秒前の周波数データ:石屑波数データ)である。
続いて出力ポートP4からシフトロードパルス(1−ル
ベル)を出力し、PSレジスタPSRの各ビットに、カ
ウンタCTRより与えられている16ビツトのデータを
プリセットする。
この後、出力ポートP1からリセットパルス(Lレベル
)を出力してカウンタCTRをリセットする。つまり、
カウンタCTRは、タイマ3の割込発生から次の割込発
生までに、発振器O8Cが発生したパルス数をカウント
する。
次に、出力ポートP3よりクロックインヒピット信号を
Lレベルに転じて出力する。これにより、PSレジスタ
PSRが、プリセットしたデータをクロックパルス(ポ
ートP2出力)に同期してシリアル出力するので、この
出力、つまりシリアル入力ポートR1の入力を読み取り
、周波数データ(新局波数データ)としてレジスタRa
に格納する。
レジスタRaに対するデータの格納を終了するとクロッ
クインヒピット信−号(ポートP3出力)をHレベルに
転する。
以下のルーチンにおいては、ドライバVANがシートS
TIに着座しているときフラグMをセット(1)し、着
座していないとき該フラグMをリセット(0)する、い
まは、このフラグMをリセット(0)しているものとし
て説明を続ける。
レジスタRaには今回の周波数データ(新局波数データ
)を、レジスタRhには1回前のタイマ割込時の周波数
データ(石屑波数データ)を、それぞれ格納しているの
で、レジスタRhの値からレジスタRaの値を減じた値
は、0.1秒間に周波数が変化した量に対応する。そこ
で、これを変化量データとしてレジスタReに格納する
。またこのとき、レジスタRaの値を参照データとして
レジスタRefに格納する。
ここで、レジスタReの値(変化量データ)と、発振器
O8Cの発振周波数を実測して設定した閾値Cとを比較
する。このとき、レジスタRcの値(変化量データ)が
閾値C以下であればメインルーチンにリターンするが、
ドライバがシートST■に着座し、検出電極ELLとボ
ディアースとにより構成されるFR席の乗員検出コンデ
ンサの静電容量が急激に増加してレジスタReO値(変
化量データ)が閾値Cを超えると、フラグMをセット(
1)してメインルーチンにリターンする。
フラグMをセット(1)した後のタイマ割込処理では、
レジスタRefの値(参照データ:フラグMセット時に
固定)とレジスタRaの値(そのときの新局波数データ
)とを比較する。
ドライバMANがシートSTIに着座している間は乗員
検出コンデンサの容量に大きな変化はないので、この比
較においてレジスタRaの値(そのときの新局波数デー
タ)がレジスタRefの値以下となり、フラグMの変更
はない(つまりセットされている)。
ドライバMANが降車すると乗員検出コンデンサの静電
容量が再び元の値近くまで減少して発振器○SCの発振
周波数が上昇し、この比較においてレジスタRaの値(
そのときの新局波数データ)がレジスタRefの値(フ
ラグMのセット時に固定した参照データ)を超える。こ
れによりドライバなしと判定してフラグMをリセット(
0)する。
このように、タイマ割込処理において検出電極ELLと
ボディアースとの間のそれぞれの静電容量の変化を監視
して乗員(ドライバ)ありなしを検出しているので、温
湿度や経時変化の影響で誤検出することがない。
また、この静電容量の変化は人体の誘電率に起因するの
で、シートSTl上に荷物等が置かれた場合とは大きく
異なり、従来の重量検知式着座スイッチのような誤検出
はない。
再度第8図を参照する。
メインルーチンでは、ドアカーテシスイッチのオン/オ
フ、フラグMのセット/リセット、イグニッションキー
スイッチSigのオン/オフに応じてレジスタRrnの
値を設定し、レジスタRmの値と各種スイッチおよびフ
ラグMの状態に応じて各モードに分岐し、シートSTI
およびステアリング装置の姿勢制御を行なう処理をルー
プ状に縁り返す。
ドライバが乗車するときは、まずPRドアD。
R1を開くので、ドアカーテシスイッチSWDがオフか
らオンに変化する。これを検出するとレジスタRmに1
をセットする。
この時点でドライバは、まだシートSTIに着座してい
ないので、フラグMはリセットされている。
したがって、Rm=1でM=Oとなり、サイドサポート
の低速開駆動を行なうモードを設定する。
このモードにおいては、前述したパルス幅変調器PWM
にモータM4を低速付勢するためのパルスのデユーティ
データを内部ROMから読み出して与え、デコーダDC
DRに、まず、モータM4を正転付勢する信号、すなわ
ち、(L、L、H,T−1;出力ボートP9〜P12の
出力)を与える。これにより、モータM4が低速正転付
勢されてシートクッションSTIのサイドサポート、す
なわち前述のアーム31Orおよび31012 (第2
b図参照)が低速で開駆動される。
A/Dコンバータ5を介したポテンショメータPo4の
出力信号を監視して、それが所定の開姿勢を示す値にな
ると、今度は、PWMにモータM5を低速付勢するため
のパルスのデユーティデータを内部ROMから読み出し
て与えて、デコーダDCDRにモータM5を正転付勢す
る信号、すなわち、(H,L、H,H)を与える。これ
により、モータM4が消勢され(選択されないと、きは
消勢される)、モータM5が低速正転付勢されてシート
パックSBIのサイドサポート、すなわち前述のアーム
410rおよび410Q(第2b図参照)が低速で開駆
動される。
A/Dコンバータ5を介したポテンショメータPo5の
出力信号を監視して、それが所定の開姿勢を示す値にな
ると、デコーダDCDRに信号(L、L、L)を与えて
(つまり、モータM5が消勢)このモードの処理を終了
し、レジスタRmをクリア(0)する。
この後、ドライバが着座すると、前述のタイマ割込処理
でフラグMをセット(1)する。すなわち、フラグMが
リセット(0)からセット(1)に変化するので、これ
を検出するとレジスタRmに2をセットする。
レジスタRmに2をセットすると、サイドサポートの高
速閉駆動を行なうモードを設定する。このモニドにおい
ては、後述するマニュアルモードでセットしたサイドサ
ポートの姿勢データを内部RAMより読み出した後、前
述したパルス幅変調器PWMにモータM4を高速付勢す
るためのパルスのデユーティデータを内部ROMから読
み出して与え、デコーダDCDRに、まずモータM4を
逆転付勢する信号、すなわち、(L、L、H,L)を与
える。これにより、モータM4が高速逆転付勢されてシ
ートクッションSTIのサイドサポート、すなわち前述
のアーム310rおよび310Q (第2b図参照)が
高速で閉駆動される。
A/Dコンバータ5を介したポテンショメータPo4の
出力信号を監視して、それがRAMより読み出した姿勢
を示す値になると、今度は、PWMにモータM5を高速
付勢するためのパルスのデユーティデータを内部ROM
から読み出して与え。
デコーダDCDRにモータM5を逆転付勢する信号、す
なわち、(H,L、H,L)を与える。これにより、モ
ータM4が消勢されてモータM5が高速逆転付勢され、
シートバックSBIのサイドサポート、すなわち前述の
アーム410rおよび410Q (第2b図参照)が高
速で閉駆動される。
この後はA/Dコンバータ5を介したポテンショメータ
Po5の出力信号を監視して、それがRAMより読み出
した姿勢を示す値になると、デコーダDCDRに信号(
L、L、L)を与えて(つまり、モータM5が消勢)処
理を終了する。
ドライバがステアリングコラムに備わるイグニッション
キーの装着口にイグニッションキーを装着するとイグニ
ッションキースイッチSigがオフからオンに変化する
ので、これを検出してレジスタRmに4をセットする。
レジスタRmに4をセットすると、スライド機構100
、エレベーション機[20−0,チルトステアリング機
1500およびテレスコピックステアリング機構600
を低速復帰するモードを設定する。このモードにおいて
は、後述するマニュアルモードでセットしたシートST
Iの姿勢データ(サイドサポートの姿勢データを除く)
およびステアリング装置の姿勢データを内部RAMより
読み出し、モータMl、M2.M3.M6およびM7の
順(つまり、スライド機11q 100 、エレベーシ
ョン機構200.チルトステアリング機構500および
テレスコピックステアリング機構600の順)に低速付
勢して、読み出した姿勢データに対応するそれぞれの姿
勢を設定するためのシートアジャスト機構およびステア
リングアジャスト機構の姿勢制御を行なう。各姿勢制御
では、対応するモータを低速付勢するためのパルスのデ
ユーティデータを内部ROMから読み出してPWMに与
える(処理の詳細な説明は上記の繰り返しになるので省
略する)。
このモードの処理を終了するとレジスタRmをクリア(
0)する。
ドライバが着座し、FRドアDORIを閉じてイグニッ
ションキーを装着した状態では(ただしレジスタRmは
Oとする)、フラグMがセット(1)、ドアカーテシス
イッチSWDがオフ、かつ、イグニッションキースイッ
チSigがオンとなる条件が成立し、マニュアルモード
を設定する。
これにおいては、ポテンショメータPal、Po2゜P
o3.Po4.Po5.Po6またはPo7の出力を監
視しながら、前述したスイッチSL、S2゜S3.S4
.S5.S6またはS7の操作に応じてモータMl、M
2.M3.M4.M5.M6あるいはM7を低速で正逆
転付勢し、シートアジャスト機構またはステアリングア
ジャスト機構(つまり、スライド機構100.エレベー
ション機構200、サイドサポート駆動機構300,4
00゜チルトステアリング機構500あるいはテレスコ
ピックステアリング機構600)を設定範囲内で姿勢制
御する。
この設定範囲は、スライド機構100.エレベーション
機構200.チルトステアリング機構500およびテレ
スコピックステアリング機構600においては、機械的
にロックする姿勢に所定マージンを付加して設定されて
おり、サイドサポート駆動機構300および400にお
いては、閉側を機械的にロックする姿勢とし、開側でF
RドアD○R1と当接する限界の姿勢とする範囲に所定
マージンを付加して設定されている。
なお、各姿勢制御では、対応するモータを低速付勢する
ためのパルスのデユーティデータを内部ROMから読み
出してPWMに与える(処理の詳細な説明は上記の繰り
返しになるので省略する)。
ドライバがイグニッションキーを抜き取るとイグニッシ
ョンキースイッチSigがオンからオフに変化するので
、これを検出してレジスタRmに5をセットする。
レジスタRmに5をセットすると、そのときのシートS
Tlの姿勢データ(サイドサポー1−の姿勢データを除
く)およびステアリング装置の姿勢データを内部RAM
に書き込み、シートSTIおよびステアリング装置を退
避するモードを設定する。
このモードにおいては、予め設定した基準姿勢(実測し
て求めた乗降に有利な姿勢)に対応する基準姿勢データ
(サイドサポートの基準姿勢デ−タを除く)を内部RO
Mより読み出し、モータM1.M2.M3.M6および
M7の順(つまり、スライド機41100 、エレベー
ション機4i1200゜チルトステアリング機構500
およびテレスコピックステアリング機構600の順)に
、モータMl。
M2.およびM3に関しては高速付勢し、モータM6お
よびM7に関しては低速付勢して、読み出した基準姿勢
データに対応するそれぞれの姿勢を設定するための姿勢
制御を行なう(処理の詳細な説明は上記の繰り返しにな
るので省略する)。
本実施例では、イグニッションキーの装着口がステアリ
ングコラムに備わっているために、ステアリング装置の
姿勢を低速制御している。
このモードの処理を終了するとレジスタRmをクリア(
0)する。
ドライバが乗車したままFRドアDOR1を開くと、ド
アカーテシスイッチSWDがオフからオンに変化するの
で、前述同様にレジスタRmに1をセットする。
この場合は、ドライバが乗車しているのでフラグMをセ
ット(1)しており、サイドサポートを基準姿勢に設定
するモードを設定するが、ドライバが後退時に後方確認
のためにドアを開くこともあるので、イグニッションキ
ーが抜かれていること、および/またはギアポジション
がニュートラルポジションかパーキングポジションにあ
ること、すなわち、イグニッションキースイッチSig
および/またはポジションスイッチSnpがオフである
ことを条件とする。
このモードでは、そのときのサイドサポートの姿勢デー
タ、すなわち、A/Dコンバータ5を介して得たポテン
ショメータPo4およびPo5の出力を内部RAMに記
憶した後、上記同様にしてサイドサポートの姿勢を低速
開駆動する。
この後、ドライバが降車すると、前述のタイマ割込処理
でフラグMをリセット(0)する。すなわち、フラグM
がセット(1)からリセット(0)に変化するので、こ
れを検出するとレジスタRmに3をセットする。
レジスタRmに3をセットすると、サイドサポートを高
速閉駆動して基準姿勢にセットするモードを設定する。
このモードにおいては、内部ROMより、FRドアDO
R1と当接する限界の姿勢よりやや閉側の姿勢とする基
準姿勢のデータを読出し、A/Dコンバータ5を介して
得たポテンショメータPo4およびPo5の出力で示さ
れる姿勢データが該基準姿勢データに一致するように、
上記同様にモータM4およびM5の順で高速逆転付勢し
てサイドサポート姿勢制御を行なう。
なお、本実施例で用いたシートアジャスト機構およびス
テアリングアジャスト機構は一例であり、この外にも、
例えば超音波モータを使用する等の種々の変形例が考え
られるが、いずれの場合にも本発明を退嬰できることは
自明であろう。
また、上記実施例装置においては、車上バッテリBTの
負担を軽減するために一度に付勢するモータを1つに制
限しているが、モータの消費電力に対してバッテリ容量
が大きいときにはこのような制限は削除しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明のサイドサポート制御装置
によれば、車上ドアの開閉を検出する開閉検出手段およ
び車上シートの人員ありなしを検出する人員検出手段を
備えて、乗降時に際してドアが開かれて検出信号がドア
閉からドア開になったときには、サイドサポートを比較
的遅い速度で開駆動し、乗車が完了して乗員なしから乗
員ありになったとき、あるいは降車が完了して乗員あり
から乗員なしになったときには比較的速い速度で閉駆動
するので、開閉動作中のサイドサポートがドアに当接す
るといった不都合はなくなる。つまり、深いホールドを
得るために背の高いサイドサポートを使用しても優れた
乗降性が得られる。
さらに、降車時には乗員ありでドアが閉から開になるの
で、そのときのサイドサポートの姿勢を記憶し、次に乗
車したときその姿勢にサイドサポートの姿勢を再セット
することにより、サイドサポートが常時最適な姿勢に自
動設定され、手軽で高性能の(つまりホールドが深い)
サイドサポート付シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明を一例で実施するシートおよびステア
リング装置の姿勢制御装置の電気制御系を示すブロック
図である。 第1b図は第1a図に示した乗員検出ユニット2の詳細
を示すブロック図である。 第1c図は第1a図に示したモータドライバDrvl〜
Drv7のうちの1つの概略構成を示すブロック図であ
る。 第2a図はドライバ用のシートのベース機構を示す斜視
図であり、第2b図は該シートのフレーム機構を示す斜
視図である。 第3a図および第3b図はステアリングアジャスト機構
を示す側面図および断面図である。 第4図はドライバ乗降用のドアの開閉を検出するドアカ
ーテシスイッチ取付部を示す部分断面図である。 第5図はドライバ・用のシートSTIに備わる検出電極
ELIの配置を示す車輌の部分側面図である。 第6図はドライバ用のシートSTIのシートクッション
SCIに装着されるトリムアバ−アッセンブリ10の一
部の構成を示す斜視図である。 第7図は第1b図に示した発振器O8Cの発振周波数f
および第1a図に示したマイクロコンピュータ1で設定
する参照データRefの時間変化を一例で示すグラフで
ある。 第8図および第9図は第1a図に示したマイクロコンピ
ュータ1の概略動作を示すフローチャートである。 1:マイクロコンピュータ(姿勢情報設定手段)2:乗
員検出ユニット 3:0.1秒タイマ1.3:(信号処
理手段)  1,2,3:(乗員検出手段)4:読取エ
ンコーダ  5 : A/Dコンバータ6:W1源ユニ
ット 10ニドリムカバーアツセンブリ 11:表皮       12:ワディング13:リー
ド線     14:ワディングカバー100=スライ
ド機構 101r、1011 :ベースレール 。 102r、1021 ニスライダ 110.120,210 :キャリッジ111.121
,221,231,311,411 :ギアボックス1
12.122,222,232,312,412 ニス
クリユー113.123,223,233,313,4
13 :ナット200:エレベーション機構 300.400 :サイドサポート駆動機構(開閉駆動
機構)310r、3101,410r、4101 :サ
イドサポートアーム(サイドサポート) 500:チルトステアリング機構 511.513 ニステアリングシャフト520.63
1 :ギアボックス530;スクリューペア540ニア
ツバ−ブラケット組体 600:テレスコビックステアリング機構610:アウ
タシャフト 620,630 :ブラケツ・トPwM 
:パルス幅変調器 DCDR:デコーダDrvl〜Dr
v7 :モータドライバPVM、Drvl〜Drv7 
: (付勢手段)旧〜M7:モータ    BT:車上
バッテリPol〜Po7 :ボテフシ1メータ(姿勢検
・山手段)SVO:ドアカーテシスイッチ(開閉検出手
段)Snρ:ギアポジションスイッチ Sig :イグニッションキースイッチ51〜S7:操
作スイッチ S4.S5 : (入力手段)1、DCD
R,54,55: (付勢指示手段)CTR:カウンタ
    OSC:発振器(発振手段)PSR: パラレ
ルイン・シリアルアウト・シフトレジスタ CTR,OSC,PSR: (静電容量検出手段)AN
I〜AN4 :アンドゲート Tri〜Tr4 :パワートランジスタDORI :ド
ライバ乗降用のドア(ドア)PLA :センタピラー 
 5TKRニストライカFORK :フォークボルト 
5IIN :スイッチノブSTI:ドライバ用のシート
(車上シート)SBI ニジ−ドパツク  SCI :
シートクッションSHI:ヘッドレスト  ELI:検
出電極(第1電極)ROOF :ルーフ     Fl
or :フロアROOF、Flor : (第2電極、
ボディアース)MAN :ドライバ(人員) 第1b反 声]C図 第2b図 冨3b図 1J 声4図 束6図 東5z          ROOF 戸7図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車上シートに開閉自在に装着されたサイドサポー
    ト; 前記サイドサポートを開閉駆動する開閉駆動手段; 少なくとも、第1速度および、該第1速度より絶対値が
    大きい第2速度を含む複数種類の速度で、前記開閉駆動
    手段を開閉駆動付勢する付勢手段; 前記サイドサポートの開閉姿勢に対応する情報を検出す
    る姿勢検出手段; 前記サイドサポートの第1姿勢、および該第1姿勢より
    閉じた第2姿勢、第3姿勢にそれぞれ対応する第1姿勢
    情報、第2姿勢情報および第3姿勢情報を設定する姿勢
    情報設定手段; 前記車上シートの人員が乗降するためのドアの開閉を検
    出する開閉検出手段; 前記車上シートの人員ありなしを検出する人員検出手段
    ;および、 前記開閉検出手段の検出情報がドア閉からドア開となっ
    たとき、前記付勢手段に、前記姿勢検出手段の検出情報
    が実質的に第1姿勢情報に等しくなるまでの、前記駆動
    手段の第1速度での開駆動付勢を指示し、 前記人員検出手段の検出情報が人員なしから人員ありと
    なったとき、前記付勢手段に、前記姿勢検出手段の検出
    情報が実質的に第2姿勢情報に等しくなるまでの、前記
    駆動手段の第2速度での閉駆動付勢を指示し、 前記人員検出手段の検出情報が人員ありから人員なしと
    なったとき、前記付勢手段に、前記姿勢検出手段の検出
    情報が実質的に第3姿勢情報に等しくなるまでの、前記
    駆動手段の第2速度での閉駆動付勢を指示する、付勢指
    示手段; を備えるサイドサポート制御装置。
  2. (2)前記付勢指示手段は、手動操作されて前記サイド
    サポートの開、閉駆動を指示する信号を発する入力手段
    を備え、該入力手段の発生信号に応じて前記付勢手段に
    前記駆動手段の開、閉駆動付勢を指示する、前記特許請
    求の範囲第(1)項記載のサイドサポート制御装置。
  3. (3)前記付勢指示手段は、前記開閉検出手段の検出情
    報がドア閉を示し、前記人員検出手段の検出情報が人員
    ありを示すとき、前記入力手段の発生信号に応じて前記
    付勢手段に前記駆動手段の開、閉駆動付勢を指示する、
    前記特許請求の範囲第(2)項記載のサイドサポート制
    御装置。
  4. (4)前記付勢指示手段は、前記入力手段の発生信号に
    応じて前記付勢手段に前記駆動手段の前記第1速度での
    開、閉駆動付勢を指示する、前記特許請求の範囲第(2
    )項または第(3)項記載のサイドサポート制御装置。
  5. (5)前記姿勢情報設定手段は記憶手段を備え、前記人
    員検出手段が人員ありを示す状態で前記開閉検出手段の
    検出情報がドア閉からドア開となったとき、そのときの
    前記サイドサポートの開閉姿勢に対応する前記姿勢検出
    手段の検出情報を前記第2姿勢情報として該記憶手段に
    記憶する、前記特許請求の範囲第(1)項または第(2
    )項記載のサイドサポート制御装置。
  6. (6)前記人員検出手段は、前記シートに人員が着座し
    ているとき、少なくともその人員の一部を通る電界を形
    成する第1電極および第2電極;該第1電極と該第2電
    極との間の静電容量を検出する静電容量検出手段;該静
    電容量検出手段の検出した前記第1電極と第2電極との
    間の静電容量を監視し、該静電容量の変化態様から人員
    ありなしを検出する信号処理手段;を備える、前記特許
    請求の範囲第(1)項記載のサイドサポート制御装置。
  7. (7)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が検
    出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量が
    増加すると人員ありを検出し、該静電容量が減少すると
    人員なしを検出する、前記特許請求の範囲第(6)項記
    載のサイドサポート制御装置。
  8. (8)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が検
    出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量の
    所定時間当りの増加量が所定値を超えるとき人員ありを
    検出し、その後、該静電容量が減少すると人員なしを検
    出する、前記特許請求の範囲第(7)項記載のサイドサ
    ポート制御装置。
  9. (9)前記静電容量検出手段は、前記第1電極と前記第
    2電極との間の静電容量に応じた周波数の信号を発生す
    る発振手段を備える、前記特許請求の範囲第(6)項記
    載のサイドサポート制御装置。
  10. (10)前記第1電極は前記車上シートの少なくとも一
    部に装着され、前記第2電極は車輌のボディアースであ
    る、前記特許請求の範囲第(6)項記載のサイドサポー
    ト制御装置。
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