JPS6326243A - 金属薄板帯の直接鋳造装置 - Google Patents
金属薄板帯の直接鋳造装置Info
- Publication number
- JPS6326243A JPS6326243A JP16675786A JP16675786A JPS6326243A JP S6326243 A JPS6326243 A JP S6326243A JP 16675786 A JP16675786 A JP 16675786A JP 16675786 A JP16675786 A JP 16675786A JP S6326243 A JPS6326243 A JP S6326243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weirs
- twin rolls
- end faces
- metal
- rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 55
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 23
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 7
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 3
- 229910052845 zircon Inorganic materials 0.000 claims description 3
- GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N zirconium(iv) silicate Chemical compound [Zr+4].[O-][Si]([O-])([O-])[O-] GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 claims description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 abstract description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 229910006501 ZrSiO Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/066—Side dams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属薄板帯の直接鋳造装置に関し、特に本発
明は冷却双ロール間隙に溶融金属溜を作り、連続的に薄
板帯を鋳造する場合において、冷却ロールの端部で溶融
金属の流出を防ぐ堰の装置に関するものである。
明は冷却双ロール間隙に溶融金属溜を作り、連続的に薄
板帯を鋳造する場合において、冷却ロールの端部で溶融
金属の流出を防ぐ堰の装置に関するものである。
(従来の技術)
冷却双ロール間に溶融金属溜を作り薄板を鋳造する装置
が従来種々提案されている。
が従来種々提案されている。
たとえば特開昭61−33736号には各冷却ロールの
端面に密着する形に押付けられた潤滑性物質の外形の一
部をロール外周面母線の延長を共有する形に形成された
ブロックと、その円筒面間に装着された短辺堰よりなる
冷却ロールの端部堰が開示されている。
端面に密着する形に押付けられた潤滑性物質の外形の一
部をロール外周面母線の延長を共有する形に形成された
ブロックと、その円筒面間に装着された短辺堰よりなる
冷却ロールの端部堰が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
従来知られた諸装置によれば、冷却ロール表面で成長し
た溶融金属の凝固シェルが、冷却双ロールの最狭隘部近
傍でロールの端部方向へ拡がることにより端部の堰が削
られ、更にこの破損が拡大し、溶湯溜の溶融金属が洩れ
、金属薄板の引き抜きが不能、冷却ロールの駆動不能な
どの事故が発生する。
た溶融金属の凝固シェルが、冷却双ロールの最狭隘部近
傍でロールの端部方向へ拡がることにより端部の堰が削
られ、更にこの破損が拡大し、溶湯溜の溶融金属が洩れ
、金属薄板の引き抜きが不能、冷却ロールの駆動不能な
どの事故が発生する。
また冷却双ロールの回転によりその端面が微小なずれを
起こし、ロール端面と端部堰との間に間隙を作る。この
間隙に差し込む溶湯が急速に凝固し、過大な摩擦抵抗を
生じさせ、冷却双ロールの駆動不能や端部堰の破損に起
因する溶融金属の漏れなどを発生させる。
起こし、ロール端面と端部堰との間に間隙を作る。この
間隙に差し込む溶湯が急速に凝固し、過大な摩擦抵抗を
生じさせ、冷却双ロールの駆動不能や端部堰の破損に起
因する溶融金属の漏れなどを発生させる。
前述の特開昭61−33736号には、冷却ロール外周
に合わせた形に形成された端部堰が開示されているが、
円筒面間に装置された短辺堰は、特に凝固シェルの突出
がある双ロールの最狭隘部近傍で容易に削りとられ長時
間におよぶ鋳造が不可能になる。また構造が複雑なため
堰の加工に工数がかかるとともに、メンテナンスが大変
であるという問題点がある。
に合わせた形に形成された端部堰が開示されているが、
円筒面間に装置された短辺堰は、特に凝固シェルの突出
がある双ロールの最狭隘部近傍で容易に削りとられ長時
間におよぶ鋳造が不可能になる。また構造が複雑なため
堰の加工に工数がかかるとともに、メンテナンスが大変
であるという問題点がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、従来技術の有する前記諸問題を除去・改善す
ることのできる装置を提供することを目的とするもので
あり、特許請求の範囲記載の装置を提供することによっ
て、前記目的を達成することができる。すなわち、本発
明は、 1、 回転軸線が平行で、互に逆方向に回転する冷却双
ロール両端面に端部堰を設けて溶融金属を蓄溜させた溶
融金属溜より溶融金属を双ロール回転入側より注入し、
双ロール回転出側より凝固金属を排出させる金属薄板帯
の直接鋳造装置において: 両側端部堰とバンクアンプ手段と摺動降下手段とを有し
; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた両側端部堰は
、ロール間隙を2等分する線で2個のブロックに分けら
れ、前記両側端部堰は双ロール端面において鋳造方向に
摺動降下手段により摺動降下自在であり、バックアップ
手段により双ロール両端面に押付けられていることを特
徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置に関するものであり
、さらに本発明は、回転軸線が平行で、互に逆方向に回
転する冷却双ロール両端面に端部堰を設けて溶融金属を
蓄溜させた溶融金属溜より溶融金属を双ロール回転入側
より注入し、双ロール回転出側より凝固金属薄板を排出
させる金属薄板帯の直接鋳造装置において: 両側端部堰と、前記両側端部堰の間に設けた補強薄板お
よびバックアップ手段と摺動降下手段とを有し; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた両側端部堰は
、補強薄板を挟んで2個のブロックよりなり、前記補強
薄板は前記両側端部基により挟持。
ることのできる装置を提供することを目的とするもので
あり、特許請求の範囲記載の装置を提供することによっ
て、前記目的を達成することができる。すなわち、本発
明は、 1、 回転軸線が平行で、互に逆方向に回転する冷却双
ロール両端面に端部堰を設けて溶融金属を蓄溜させた溶
融金属溜より溶融金属を双ロール回転入側より注入し、
双ロール回転出側より凝固金属を排出させる金属薄板帯
の直接鋳造装置において: 両側端部堰とバンクアンプ手段と摺動降下手段とを有し
; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた両側端部堰は
、ロール間隙を2等分する線で2個のブロックに分けら
れ、前記両側端部堰は双ロール端面において鋳造方向に
摺動降下手段により摺動降下自在であり、バックアップ
手段により双ロール両端面に押付けられていることを特
徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置に関するものであり
、さらに本発明は、回転軸線が平行で、互に逆方向に回
転する冷却双ロール両端面に端部堰を設けて溶融金属を
蓄溜させた溶融金属溜より溶融金属を双ロール回転入側
より注入し、双ロール回転出側より凝固金属薄板を排出
させる金属薄板帯の直接鋳造装置において: 両側端部堰と、前記両側端部堰の間に設けた補強薄板お
よびバックアップ手段と摺動降下手段とを有し; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた両側端部堰は
、補強薄板を挟んで2個のブロックよりなり、前記補強
薄板は前記両側端部基により挟持。
固定されて、前記両側端部基は鋳造方向に慴動降下手段
により双ロール端面において摺動降下自在であり、バン
クアップ手段により双ロール両端面に押付けられている
ことを特徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置に関するも
のである。
により双ロール端面において摺動降下自在であり、バン
クアップ手段により双ロール両端面に押付けられている
ことを特徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置に関するも
のである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明は(al端部堰は鋳造方向に摺動降下手段により
一定速度にて補給されること、(b)バックアップ手段
により端部基とロール端部とを密着して摺動させ湯漏れ
をなくすこと、(C)端部基は、双ロール端面に当たる
2つの部分、もしくは両側端部基の間に補強薄板を挟持
、固定されたブロックで、耐熱性および耐摩耗性に優れ
る潤滑性ブロックを用いることを各々可能としたもので
、端部基はケースによって挟持され摺動降下自在である
ことを特徴とする。
一定速度にて補給されること、(b)バックアップ手段
により端部基とロール端部とを密着して摺動させ湯漏れ
をなくすこと、(C)端部基は、双ロール端面に当たる
2つの部分、もしくは両側端部基の間に補強薄板を挟持
、固定されたブロックで、耐熱性および耐摩耗性に優れ
る潤滑性ブロックを用いることを各々可能としたもので
、端部基はケースによって挟持され摺動降下自在である
ことを特徴とする。
次に、本発明の詳細な説明する。
本発明者らは、まず第2図に示すように、1個のブロッ
クより成る端部基2をスクリュージヤツキ15により双
ロール1,1′の端面に押付は設けて鋳造を試みたが、
双ロール1.1′の回転による微小な端面のずれにより
、ロール端面と、端部基2の間に間隙を生じ、そこに差
し込む溶融金属で、端部基2が削られ安定操業が困難と
なった。
クより成る端部基2をスクリュージヤツキ15により双
ロール1,1′の端面に押付は設けて鋳造を試みたが、
双ロール1.1′の回転による微小な端面のずれにより
、ロール端面と、端部基2の間に間隙を生じ、そこに差
し込む溶融金属で、端部基2が削られ安定操業が困難と
なった。
そこで本発明者らは、上記の問題を改善するため、第1
図+a)、 (b)に示すように冷却双ロール1゜1′
の端面に当たる部分に、ロール間隙を2等分する線で2
個のブロックに分けられた両側端部基3.3’(以下端
部基という)を設け、各々の端部基3.3′が双ロール
l、1′の微小な動きに追従するようにバックアップ手
段により冷却双ロール1,1′の端面に端部基3,3′
を押付け、さらに第1図に示すように、摺動降下手段す
なわち両側端部基3,3′を固定している堰おさえ8゜
8′を介してたとえば電動ジヤツキ12.12’により
両側端部基3.3′を10龍/min〜60m/min
の範囲の一定速度で連続的に補給することにより、端部
基3.3′の削…を補い長時間の鋳造に際し湯漏れがな
くかつパリのない金属薄板帯13の安定操業ができるこ
とを新規に知見して本発明を完成した。
図+a)、 (b)に示すように冷却双ロール1゜1′
の端面に当たる部分に、ロール間隙を2等分する線で2
個のブロックに分けられた両側端部基3.3’(以下端
部基という)を設け、各々の端部基3.3′が双ロール
l、1′の微小な動きに追従するようにバックアップ手
段により冷却双ロール1,1′の端面に端部基3,3′
を押付け、さらに第1図に示すように、摺動降下手段す
なわち両側端部基3,3′を固定している堰おさえ8゜
8′を介してたとえば電動ジヤツキ12.12’により
両側端部基3.3′を10龍/min〜60m/min
の範囲の一定速度で連続的に補給することにより、端部
基3.3′の削…を補い長時間の鋳造に際し湯漏れがな
くかつパリのない金属薄板帯13の安定操業ができるこ
とを新規に知見して本発明を完成した。
ここで摺動降下手段として電動ジヤツキを用いたが、油
圧、空圧シリンダー、ネジ等を用いてよい。
圧、空圧シリンダー、ネジ等を用いてよい。
また、バックアンプ手段とは、ケース10および11.
11’により端部基3,3′を固定し、ケース10と端
部基3.3′のケース11の間にバネ4.4′を介在さ
せ、さらに該ケース10を空気圧シリンダー5によって
加圧することにより、湯漏れがなくかつロール1,1′
の回転を妨げないように端部基3.3′を双ロール1,
1′端面に密着して押付ける手段である。
11’により端部基3,3′を固定し、ケース10と端
部基3.3′のケース11の間にバネ4.4′を介在さ
せ、さらに該ケース10を空気圧シリンダー5によって
加圧することにより、湯漏れがなくかつロール1,1′
の回転を妨げないように端部基3.3′を双ロール1,
1′端面に密着して押付ける手段である。
次に、第1図において、2個の端部基3.3′の擦り合
わせ部を耐熱性、耐摩耗性に優れたジルコニヤ、ジルコ
ンまたは等方性黒鉛等の薄板にて補強したところ、擦り
合わせ部の耐熱性、耐摩耗性が強化され、さらに摺動降
下手段、すなわち、両側端部基3,3′を固定している
堰おさえ8゜8′を介して電動ジヤツキ12.12’に
より薄板で補強された両側端部基3,3′を一定速度で
連続的に補給することにより、湯漏れがなくパリのない
金属薄板帯の安定操業を行うことができた。
わせ部を耐熱性、耐摩耗性に優れたジルコニヤ、ジルコ
ンまたは等方性黒鉛等の薄板にて補強したところ、擦り
合わせ部の耐熱性、耐摩耗性が強化され、さらに摺動降
下手段、すなわち、両側端部基3,3′を固定している
堰おさえ8゜8′を介して電動ジヤツキ12.12’に
より薄板で補強された両側端部基3,3′を一定速度で
連続的に補給することにより、湯漏れがなくパリのない
金属薄板帯の安定操業を行うことができた。
次に本発明の構成および作用について説明する。
第1図(al、 (blは本発明の端部基3,3′を示
したもので、同図において双ロール1,1′の回転軸線
が平行で、回転表面間に間隙7があり、互に逆方向に回
転する冷却双ロール1.1′と、双ロールl、1′の端
面に押付けられ端部基3,3′によって形成される溶融
金属溜6内で、冷却双ロールl、1′に接触した部分に
凝固シェル9を形成し、凝固シェル9が前記間隙7より
排出され、鋳造方向14に金属薄板帯13を連続的に鋳
造するようになっている。
したもので、同図において双ロール1,1′の回転軸線
が平行で、回転表面間に間隙7があり、互に逆方向に回
転する冷却双ロール1.1′と、双ロールl、1′の端
面に押付けられ端部基3,3′によって形成される溶融
金属溜6内で、冷却双ロールl、1′に接触した部分に
凝固シェル9を形成し、凝固シェル9が前記間隙7より
排出され、鋳造方向14に金属薄板帯13を連続的に鋳
造するようになっている。
端部基3,3′は堰おさえ8,8′により所定の位置に
固定され、バネ4,4′および空気圧シリンダー(図示
せず)のシリンダーロッド5を含む前記バックアップ手
段によって双ロール1,1′の端面に押付けられ、双ロ
ール1.1′の回転を妨げないように双ロール1.1′
の端面に密着して摺動し、さらに電動ジヤツキ12によ
り、両側端部基3,3′を一定速度で連続的に補給する
ことにより湯漏れがなく、パリのない金属薄板帯13の
安定操業を行うことができる。
固定され、バネ4,4′および空気圧シリンダー(図示
せず)のシリンダーロッド5を含む前記バックアップ手
段によって双ロール1,1′の端面に押付けられ、双ロ
ール1.1′の回転を妨げないように双ロール1.1′
の端面に密着して摺動し、さらに電動ジヤツキ12によ
り、両側端部基3,3′を一定速度で連続的に補給する
ことにより湯漏れがなく、パリのない金属薄板帯13の
安定操業を行うことができる。
なお、両側端部基3.3′は等方性黒鉛または重量比で
1〜5%の範囲の金属片状チップ、金属ファイバー、セ
ラミックファイバーのなかから選ばれるいずれか少なく
とも1種を補強材として混入した耐熱性および耐摩耗性
に優れるアルミナグラファイトまたはマグネシアグラフ
ァイトのような潤滑性ブロックが適している。金属片状
チップは直径が1〜21m、高さが0.2〜0.5鶴の
椀状の金属片で、金属ファイバーは、直径が1〜21m
、長さが10〜12mmの短繊維が適している。またセ
ラミックファイバーを用いてもよい。
1〜5%の範囲の金属片状チップ、金属ファイバー、セ
ラミックファイバーのなかから選ばれるいずれか少なく
とも1種を補強材として混入した耐熱性および耐摩耗性
に優れるアルミナグラファイトまたはマグネシアグラフ
ァイトのような潤滑性ブロックが適している。金属片状
チップは直径が1〜21m、高さが0.2〜0.5鶴の
椀状の金属片で、金属ファイバーは、直径が1〜21m
、長さが10〜12mmの短繊維が適している。またセ
ラミックファイバーを用いてもよい。
補強薄板は、耐熱性および耐摩耗性に優れる等方性黒鉛
、ジルコニヤ(ZrOz)またはジルコン(ZrSiO
t)などが適している。
、ジルコニヤ(ZrOz)またはジルコン(ZrSiO
t)などが適している。
次に本発明を実施例について説明する。
(実施例)
端部基3.3′には潤滑性に優れた等方性黒鉛板を用い
、補強薄板は厚み1龍のジルコニヤ薄板を使用し、電動
ジヤツキ12により鋳造方向14に10 am /wi
nの一定速度で補給した。また、バックアップ手段はバ
ネ4.4′および空気圧シリンダー(図示せず)のシリ
ンダーロッド5を併用し、冷却双ロール1.1′の端面
と端部基3.3′との密着度の強化を図った。
、補強薄板は厚み1龍のジルコニヤ薄板を使用し、電動
ジヤツキ12により鋳造方向14に10 am /wi
nの一定速度で補給した。また、バックアップ手段はバ
ネ4.4′および空気圧シリンダー(図示せず)のシリ
ンダーロッド5を併用し、冷却双ロール1.1′の端面
と端部基3.3′との密着度の強化を図った。
上記の装置を用いて、SO5304ステンレス鋼の溶鋼
から板幅300m、板厚1.0鶴の金属薄板帯13を連
続的に鋳造した。ロール端面と端部基3,3′の間には
溶融金属の差し込みはなく、安定操業が可能となり、得
られた金属薄板帯13は従来の方法によって鋳造した薄
板帯に比して板端部の形状が極めて良好であり鋳造量1
ton約7分間にわたる鋳造に際しても板端部に時間
的劣化は見られなかった。
から板幅300m、板厚1.0鶴の金属薄板帯13を連
続的に鋳造した。ロール端面と端部基3,3′の間には
溶融金属の差し込みはなく、安定操業が可能となり、得
られた金属薄板帯13は従来の方法によって鋳造した薄
板帯に比して板端部の形状が極めて良好であり鋳造量1
ton約7分間にわたる鋳造に際しても板端部に時間
的劣化は見られなかった。
(発明の効果)
本発明によれば下記のような効果がある。
(1) 堰の摩耗に応じて新たな材質が補給されるた
め湯漏れ事故がなくなり、長時間におよぶ鋳造に際して
もパリのない薄板帯を安定して得られ、安全操業が可能
となる。
め湯漏れ事故がなくなり、長時間におよぶ鋳造に際して
もパリのない薄板帯を安定して得られ、安全操業が可能
となる。
(2)薄板帯の端部に発生するパリがなくなるため、後
工程でのスリット、疵取りが大幅に削減でき歩留が向上
する。
工程でのスリット、疵取りが大幅に削減でき歩留が向上
する。
(3)薄板帯のパリがなくなるため巻取りが容易に行え
る。
る。
(4)端部基の精密な加工が不必要である。
(5) 複雑な端部基に比べて取り付けが容易である
。
。
第1図(a)は本発明の実施態様例を示す組立過程を示
す斜視図および同図(b)は組立後の平面図。 第2図は端部基を分割しない場合の実施態様例を示す斜
視図である。 1.1′・・・冷却ロール、2・・・端部基、3.3’
・・・両側端部基、4.4’・・・バネ、5・・・シリ
ンダーロッド、6・・・溶融金属溜、7・・・間隙、8
.8’・・・堰おさえ、9・・・凝固シェル、10,1
1.11’・・・ケース、12.12’・・・電動ジヤ
ツキ、13・・・金属薄板帯、14・・・鋳造方向、1
5・・・スクリュージヤツキ。
す斜視図および同図(b)は組立後の平面図。 第2図は端部基を分割しない場合の実施態様例を示す斜
視図である。 1.1′・・・冷却ロール、2・・・端部基、3.3’
・・・両側端部基、4.4’・・・バネ、5・・・シリ
ンダーロッド、6・・・溶融金属溜、7・・・間隙、8
.8’・・・堰おさえ、9・・・凝固シェル、10,1
1.11’・・・ケース、12.12’・・・電動ジヤ
ツキ、13・・・金属薄板帯、14・・・鋳造方向、1
5・・・スクリュージヤツキ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転軸線が平行で、互に逆方向に回転する冷却双ロ
ール両端面に端部堰を設けて溶融金属を蓄溜させた溶融
金属溜より溶融金属を双ロール回転入側より注入し、双
ロール回転出側より凝固金属を排出させる金属薄板帯の
直接鋳造装置において: 両側端部堰とバックアップ手段と摺動降下 手段とを有し; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた 両側端部堰は、ロール間隙を2等分する線で2個のブロ
ックに分けられ、前記両側端部堰は双ロール端面におい
て鋳造方向に摺動降下手段により摺動降下自在であり、
バックアップ手段により双ロールの両端面に押付けられ
ていることを特徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置。 2、前記両側端部堰は等方性黒鉛または金属片状チップ
、金属ファバー、セラミックファイバーのなかから選ば
れるいずれか少なくとも1種を補強材として混入した耐
熱性および耐摩耗性に優れるアルミナグラファイトまた
はマグネシアグラファイトのような潤滑性ブロックより
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置
。 3、回転軸線が平行で、互に逆方向に回転する冷却双ロ
ール両端面に端部堰を設けて溶融金属を蓄溜させた溶融
金属溜より溶融金属を双ロール回転入側より注入し、双
ロール回転出側より凝固金属薄板を排出させる金属薄板
帯の直接鋳造装置において: 両側端部堰と、前記両側端部堰の間に設けた補強薄板お
よびバックアップ手段と摺動降下手段とを有し; 前記双ロール両端面にそれぞれ設けられた 両側端部堰は、補強薄板を挟んで2個のブロックよりな
り、前記補強薄板は前記両側端部堰により挟持、固定さ
れて、前記両側端部堰は双ロール端面において鋳造方向
に摺動降下手段により摺動降下自在であり、バックアッ
プ手段により双ロール両端面に押付けられていることを
特徴とする金属薄板帯の直接鋳造装置。 4、前記補強薄板は耐熱性および耐摩耗性に優れるジル
コニヤ、ジルコンまたは等方性黒鉛からなることを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675786A JPS6326243A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 金属薄板帯の直接鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675786A JPS6326243A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 金属薄板帯の直接鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326243A true JPS6326243A (ja) | 1988-02-03 |
JPH0339778B2 JPH0339778B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=15837159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16675786A Granted JPS6326243A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 金属薄板帯の直接鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6326243A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0246951A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Nisshin Steel Co Ltd | 薄板連鋳装置およびその運転方法 |
JPH0270359A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-09 | Nisshin Steel Co Ltd | 薄板連鋳機 |
FR2652022A1 (fr) * | 1989-06-26 | 1991-03-22 | Siderurgie Fse Inst Rech | Cassette destinee a former une face de fermeture frontale d'un dispositif de coulee continue de metal liquide. |
FR2656550A1 (fr) * | 1989-12-29 | 1991-07-05 | Siderurgie Fse Inst Rech | Dispositif de coulee continue de metal liquide en bandes minces entre deux cylindres. |
FR2695580A1 (fr) * | 1992-09-14 | 1994-03-18 | Usinor Sacilor | Dispositif de coulée continue entre cylindres de produits métalliques minces. |
FR2721843A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1996-01-05 | Unisor Sacilor | Disposition de coulee continue entre cylindres a parois d'obturation laterale appliquees |
US7066238B2 (en) | 2002-06-25 | 2006-06-27 | Voest-Alpine Industrieanlagenbau Gmbh & Co. | Method for producing a metal strip using a two-roller casting device |
CN111278585A (zh) * | 2016-11-07 | 2020-06-12 | 日本制铁株式会社 | 侧封装置、双辊式连续铸造装置以及薄壁铸片的制造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234745A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 連続鋳造装置 |
JPS60261643A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-24 | Hitachi Ltd | 双ロ−ル式連鋳機 |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP16675786A patent/JPS6326243A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234745A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 連続鋳造装置 |
JPS60261643A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-24 | Hitachi Ltd | 双ロ−ル式連鋳機 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0246951A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Nisshin Steel Co Ltd | 薄板連鋳装置およびその運転方法 |
JPH0270359A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-09 | Nisshin Steel Co Ltd | 薄板連鋳機 |
FR2652022A1 (fr) * | 1989-06-26 | 1991-03-22 | Siderurgie Fse Inst Rech | Cassette destinee a former une face de fermeture frontale d'un dispositif de coulee continue de metal liquide. |
FR2656550A1 (fr) * | 1989-12-29 | 1991-07-05 | Siderurgie Fse Inst Rech | Dispositif de coulee continue de metal liquide en bandes minces entre deux cylindres. |
FR2695580A1 (fr) * | 1992-09-14 | 1994-03-18 | Usinor Sacilor | Dispositif de coulée continue entre cylindres de produits métalliques minces. |
EP0588743A1 (fr) * | 1992-09-14 | 1994-03-23 | USINOR SACILOR Société Anonyme | Dispositif de coulée continue entre cylindres de produits métalliques minces |
FR2721843A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1996-01-05 | Unisor Sacilor | Disposition de coulee continue entre cylindres a parois d'obturation laterale appliquees |
EP0698433A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1996-02-28 | USINOR SACILOR Société Anonyme | Dispositif de coulée continue entre cylindres à parois d'obturation latérale appliquées |
US5584335A (en) * | 1994-06-30 | 1996-12-17 | Usinor-Sacilor | Device for continuous casting between rolls with applied side dams |
CN1054790C (zh) * | 1994-06-30 | 2000-07-26 | 尤辛诺公司 | 用于在带有附加侧挡件的辊子间连续铸造的设备 |
USRE37214E1 (en) * | 1994-06-30 | 2001-06-12 | Usinor | Device for continuous casting between rolls with applied side dams |
US7066238B2 (en) | 2002-06-25 | 2006-06-27 | Voest-Alpine Industrieanlagenbau Gmbh & Co. | Method for producing a metal strip using a two-roller casting device |
CN111278585A (zh) * | 2016-11-07 | 2020-06-12 | 日本制铁株式会社 | 侧封装置、双辊式连续铸造装置以及薄壁铸片的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339778B2 (ja) | 1991-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005262322A (ja) | 金属ストリップを鋳造するための方法と装置、及びこれに使用される射出器技術 | |
US7556084B2 (en) | Long wear side dams | |
KR960005882B1 (ko) | 금속 박판 연속 주조기 | |
KR101323335B1 (ko) | 용탕을 주조 스트립으로 주조하는 쌍롤 주조기의 가동 방법 | |
JPS6326243A (ja) | 金属薄板帯の直接鋳造装置 | |
JPH08206792A (ja) | 2本のロール間で金属ストリップを連続鋳造する設備の側壁支持装置 | |
EP0903191A2 (en) | Strip casting apparatus | |
EP0388472B1 (en) | Apparatus for continuously casting thin metal plates | |
EP0782894B1 (en) | Twin roll continuous caster | |
DE68924589T2 (de) | Vorrichtung zum kontinuierlichen giessen von dünnen metallplatten. | |
US8042601B2 (en) | Side dam with insert | |
JPH03128149A (ja) | 双ロール式連鋳機 | |
JP2003509220A (ja) | ストリップ鋳造 | |
EP1294507B1 (en) | Strip casting | |
JPS6326241A (ja) | 金属薄板帯の直接鋳造装置 | |
JPS6336955A (ja) | 金属薄板帯の直接鋳造装置 | |
JPS63248547A (ja) | 急冷金属薄帯の製造方法 | |
US6988530B2 (en) | Strip casting | |
JPS6326242A (ja) | 金属薄板帯の直接鋳造装置 | |
JP2788208B2 (ja) | 双ドラム式連続鋳造装置 | |
JPH0246949A (ja) | 薄板連鋳機 | |
JPH01273653A (ja) | ツインドラム式連続鋳造機の端部潤滑方法 | |
JPH01186247A (ja) | ツインドラム式連続鋳造機におけるサイド堰 | |
AU2001265683B8 (en) | Strip casting | |
AU703994B2 (en) | Twin roll continuous caster |