JPS63262084A - 振動低減制御方式 - Google Patents
振動低減制御方式Info
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- JPS63262084A JPS63262084A JP62095394A JP9539487A JPS63262084A JP S63262084 A JPS63262084 A JP S63262084A JP 62095394 A JP62095394 A JP 62095394A JP 9539487 A JP9539487 A JP 9539487A JP S63262084 A JPS63262084 A JP S63262084A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
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- Manipulator (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
この発明は、モータ側の角度情報に基づいてアームの移
動制御を行う振動低減制御方式において、モータとアー
ムとの間に設けた減速機構などがばね性を持つことによ
ってモータ側のみにエンコーダを設けてアームの速度・
位置制御した場合に、共振周波数の近傍でア・−ムが振
動してしまう問題を解決するため、アームが共振して振
動を発生させてしまう近傍の周波数成分に対してのみ抑
圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設け、
電源をこのフィルタを介してモータに供給することによ
り、簡単な構成によって応答特性を損なうことなく、ア
ーム側に生じる振動を抑制するようにしている。
動制御を行う振動低減制御方式において、モータとアー
ムとの間に設けた減速機構などがばね性を持つことによ
ってモータ側のみにエンコーダを設けてアームの速度・
位置制御した場合に、共振周波数の近傍でア・−ムが振
動してしまう問題を解決するため、アームが共振して振
動を発生させてしまう近傍の周波数成分に対してのみ抑
圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設け、
電源をこのフィルタを介してモータに供給することによ
り、簡単な構成によって応答特性を損なうことなく、ア
ーム側に生じる振動を抑制するようにしている。
本発明は、アームの共振周波数の近傍の周波数成分を抑
圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設け、
電源をこのフィルタを介してモータに供給するよう構成
した振動低減制御方式に関するものである。
圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設け、
電源をこのフィルタを介してモータに供給するよう構成
した振動低減制御方式に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕多関節
ロボットは、一般に関節の駆動部にサーボモータと減速
機構とを持っている。弾性調和減速機(ハーモニンクド
ライブ)は、コンパクトな減速機構であり、ロボットに
良く用いられる。これは、コンパクトな反面、ばね性が
あるので、共振を起こしやすい。この共振周波数は、バ
ネ定数と、慣性モーメントとによって決定される。ロボ
ットの根元に近い関節や、大型のロボットの関節は、慣
性モーメントが大きくなるので、共振周波数が5〜20
Hzと低くなり、機構が共振周波数の付近で大きな振幅
で振動する。ロボットを組み立て作業に用いたとき、こ
の共振周波数の付近で生じた大きな振幅の振動が、狭路
を通過する時に周囲の壁と接触したり、部品を取り付は
時に被取り付は物の位置をずらしたりなどしてしまう問
題点がある。以下第7図および第8図を用いて節単に説
明する。
ロボットは、一般に関節の駆動部にサーボモータと減速
機構とを持っている。弾性調和減速機(ハーモニンクド
ライブ)は、コンパクトな減速機構であり、ロボットに
良く用いられる。これは、コンパクトな反面、ばね性が
あるので、共振を起こしやすい。この共振周波数は、バ
ネ定数と、慣性モーメントとによって決定される。ロボ
ットの根元に近い関節や、大型のロボットの関節は、慣
性モーメントが大きくなるので、共振周波数が5〜20
Hzと低くなり、機構が共振周波数の付近で大きな振幅
で振動する。ロボットを組み立て作業に用いたとき、こ
の共振周波数の付近で生じた大きな振幅の振動が、狭路
を通過する時に周囲の壁と接触したり、部品を取り付は
時に被取り付は物の位置をずらしたりなどしてしまう問
題点がある。以下第7図および第8図を用いて節単に説
明する。
第7図は、従来の制御回路例を示す。パワーアンプ23
で電力増幅した駆動電流■をモータ24に供給すると、
当該モータ24が回転し、図示外の減速機によって減速
され、アームが所定の位置に駆動制御される。この時、
モータ24の駆動軸に連結されたエンコーダ25によっ
て検出された現在の角度信号と、アームを目標位置に移
動させるための目標角度信号との偏差信号をオブザーバ
(推定器)21および積分回路26に入力する。
で電力増幅した駆動電流■をモータ24に供給すると、
当該モータ24が回転し、図示外の減速機によって減速
され、アームが所定の位置に駆動制御される。この時、
モータ24の駆動軸に連結されたエンコーダ25によっ
て検出された現在の角度信号と、アームを目標位置に移
動させるための目標角度信号との偏差信号をオブザーバ
(推定器)21および積分回路26に入力する。
そして、夫々によって生成された図示速度偏差推定値信
号、位置偏差推定値信号、および位置偏差積分信号に対
して所定のフィードバック係数k。
号、位置偏差推定値信号、および位置偏差積分信号に対
して所定のフィードバック係数k。
k、 、k、を夫々乗算した値の総和を制御入力信号と
して生成し、パワーアンプ23に入力する。
して生成し、パワーアンプ23に入力する。
この入力した制御入力信号は、パワーアンプ23によっ
て電力増幅され、モータ24をフィードバックする態様
で駆動する。
て電力増幅され、モータ24をフィードバックする態様
で駆動する。
以上のように、ロボットを構成する各関節にモータ側の
角度を検出するエンコーダ25を1つ配置してコンパク
トな構成とし、かつエンコーダ25を用いて検出した角
度(位置偏差推定値信号)、この角度を微分して生成し
た角速度(速度偏差推定値信号)、およびこの角度を積
分して生成した位置(位置偏差積分信号)の3つをフィ
ードバック制御することにより、サーボ系の帯域を20
〜50H2程度に広帯域として応答性を良好にし、かつ
位置決め時の定常位置偏差を少なくするようにしている
。しかし、モータ24と図示外のアームとの間に連結さ
れた減速機例えば弾性調和減速機にばね性が存在し、ア
ームが共振周波数で振動してしまう0例えば第7図に示
すフィードバック係数に、、に、 、k、を適切な値に
設定した時、第8図に示すような伝達関数が得られる。
角度を検出するエンコーダ25を1つ配置してコンパク
トな構成とし、かつエンコーダ25を用いて検出した角
度(位置偏差推定値信号)、この角度を微分して生成し
た角速度(速度偏差推定値信号)、およびこの角度を積
分して生成した位置(位置偏差積分信号)の3つをフィ
ードバック制御することにより、サーボ系の帯域を20
〜50H2程度に広帯域として応答性を良好にし、かつ
位置決め時の定常位置偏差を少なくするようにしている
。しかし、モータ24と図示外のアームとの間に連結さ
れた減速機例えば弾性調和減速機にばね性が存在し、ア
ームが共振周波数で振動してしまう0例えば第7図に示
すフィードバック係数に、、に、 、k、を適切な値に
設定した時、第8図に示すような伝達関数が得られる。
第8図(イ)は、モータ側の角度/゛制御入力のゲイン
を縦軸、周波数f (Hz)を横軸に表したものであ
る。この伝達関数から、ばね性のある減速機を接続した
場合、モータ側の角度にはアーム側の共振周波数の影響
が殆ど現れないことが判る。
を縦軸、周波数f (Hz)を横軸に表したものであ
る。この伝達関数から、ばね性のある減速機を接続した
場合、モータ側の角度にはアーム側の共振周波数の影響
が殆ど現れないことが判る。
第8図(ロ)は、アーム側の角度/モータ側の角度のゲ
インを縦軸、周波数r (Hz)を横軸に表したもの
である。これは、モータ側の角度からアーム側の角度へ
の伝達関数を表し、モータとアームと間にばね性のある
減速機が連結されているので、共振周波数の付近では、
ゲインが大きくなることが判る。
インを縦軸、周波数r (Hz)を横軸に表したもの
である。これは、モータ側の角度からアーム側の角度へ
の伝達関数を表し、モータとアームと間にばね性のある
減速機が連結されているので、共振周波数の付近では、
ゲインが大きくなることが判る。
第8図(ハ)は、アーム側の角度/制御入力のゲインを
縦軸、周波数r (Hz)を横軸に表したものである
。この第8図(ハ)の伝達関数は、第8図(イ)と(ロ
)との積の関係にあり、ボーデ線図上では和として表さ
れる。従って、この第8図(ハ)の特性曲線から判明す
るように、アーム側で共振が発生する。しかもこの共振
周波数が既述したようにアームの応答を良好にした第7
図構成のフィードバック制御する帯域内に入ってしまう
ため、大きな振動が生じてしまうという問題点があった
。
縦軸、周波数r (Hz)を横軸に表したものである
。この第8図(ハ)の伝達関数は、第8図(イ)と(ロ
)との積の関係にあり、ボーデ線図上では和として表さ
れる。従って、この第8図(ハ)の特性曲線から判明す
るように、アーム側で共振が発生する。しかもこの共振
周波数が既述したようにアームの応答を良好にした第7
図構成のフィードバック制御する帯域内に入ってしまう
ため、大きな振動が生じてしまうという問題点があった
。
本発明は、前記問題点を解決するため、モータ側の角度
情報に基づいてモータを制御する所定の制御入力信号を
生成させるオブザーバ1および積分回路6と、このオブ
ザーバ1および積分回路6によって生成させた制御入力
信号をフィルタリングしてアーム側がモータ側からの駆
動によって共振しないような所定の駆動入力信号を生成
するフィルタ2とを設け、このフィルタ2によって生成
された駆動入力信号に基づいてモータを駆動してアーム
を移動制御するようにしている。
情報に基づいてモータを制御する所定の制御入力信号を
生成させるオブザーバ1および積分回路6と、このオブ
ザーバ1および積分回路6によって生成させた制御入力
信号をフィルタリングしてアーム側がモータ側からの駆
動によって共振しないような所定の駆動入力信号を生成
するフィルタ2とを設け、このフィルタ2によって生成
された駆動入力信号に基づいてモータを駆動してアーム
を移動制御するようにしている。
第1図は本発明の原理構成図を示す。図中オブザーバ(
推定器)■は、現在角度信号と目標角度信号との偏差を
表す偏差信号に基づいて、位置偏差推定値信号、速度偏
差推定値信号を生成してフィードバック制御するもので
ある。
推定器)■は、現在角度信号と目標角度信号との偏差を
表す偏差信号に基づいて、位置偏差推定値信号、速度偏
差推定値信号を生成してフィードバック制御するもので
ある。
フィルタ2は、オブザーバ1および積分回路6によって
生成された制御入力信号をフィルタリングして、モータ
4に連結された図示外の弾性調和減速機によって移動さ
れるアーム(負荷)に共振による振動が生じないように
、共振周波数の近傍のゲンイを低減させた駆動入力信号
を生成するものである。
生成された制御入力信号をフィルタリングして、モータ
4に連結された図示外の弾性調和減速機によって移動さ
れるアーム(負荷)に共振による振動が生じないように
、共振周波数の近傍のゲンイを低減させた駆動入力信号
を生成するものである。
パワーアンプ3は、駆動入力信号を電力増幅するもので
ある。
ある。
モータ4は、弾性調和減速機などを介してアームを移動
させるものである。
させるものである。
エンコーダ5は、モータ4例の角度を検出するものであ
る。
る。
積分回路6は、偏差信号を積分して位置偏差積分信号を
生成するものである。
生成するものである。
次に動作を説明する。
第1図において、目標角度信号が入力されると、エンコ
ーダ5によって検出されたモータ側の角度との偏差であ
る偏差信号が生成され、オブザーバ1および積分回路6
に入力される。オブザーバ1および積分回路6は、図示
のように速度偏差推定値信号、位置偏差推定値信号、お
よび位置偏差積分信号を夫々生成する。これら生成した
信号は、夫々フィードバック係数に3、k2、kIが夫
々乗算された後、加算器によって加算されて制御入力信
号が生成される。この生成された制御入力信号は、フィ
ルタ2に入力きれ、アーム側の共振周波数の近傍のゲイ
ンを低減して共振が生じさせないような周波数特性を持
った駆動入力信号が生成され、パワーアンプ3によって
電力増幅されてモータ4に供給される。モータ4は、図
示外の弾性調和減速機を介してアームを目標位置に移動
させる。
ーダ5によって検出されたモータ側の角度との偏差であ
る偏差信号が生成され、オブザーバ1および積分回路6
に入力される。オブザーバ1および積分回路6は、図示
のように速度偏差推定値信号、位置偏差推定値信号、お
よび位置偏差積分信号を夫々生成する。これら生成した
信号は、夫々フィードバック係数に3、k2、kIが夫
々乗算された後、加算器によって加算されて制御入力信
号が生成される。この生成された制御入力信号は、フィ
ルタ2に入力きれ、アーム側の共振周波数の近傍のゲイ
ンを低減して共振が生じさせないような周波数特性を持
った駆動入力信号が生成され、パワーアンプ3によって
電力増幅されてモータ4に供給される。モータ4は、図
示外の弾性調和減速機を介してアームを目標位置に移動
させる。
以上のように、速度偏差推定値信号、位置偏差推定値信
号、および位置偏差積分信号に基づいて生成した制御W
J入力信号をフィルタ2を介してモータ4に供給して駆
動することにより、アーム側の共振周波数の近傍でおけ
るゲインのみが低減され、アームの振動を抑制すること
が可能となる。
号、および位置偏差積分信号に基づいて生成した制御W
J入力信号をフィルタ2を介してモータ4に供給して駆
動することにより、アーム側の共振周波数の近傍でおけ
るゲインのみが低減され、アームの振動を抑制すること
が可能となる。
次に、第1図ないし第6図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を詳細に説明する。
構成および動作を詳細に説明する。
第2図(イ)は、フィルタの出力/制御入力の伝達特性
を示す、これは、第1図フィルタ20周波数対ゲインG
の関係例を表したものであって、アーム側の共振周波数
f、の近傍のゲインのみを低減させて、アームの振動を
抑制するように制御するものである。
を示す、これは、第1図フィルタ20周波数対ゲインG
の関係例を表したものであって、アーム側の共振周波数
f、の近傍のゲインのみを低減させて、アームの振動を
抑制するように制御するものである。
第2図(ロ)は、モータ側の角度/フィルタの出力の伝
達特性を示す。
達特性を示す。
第2図(ハ)は、アーム側の角度/モータ側の角度の伝
達特性を示す。これは、モータ4とアームとの間に連結
された弾性調和減速機のばね性とアームの慣性モーメン
トとによって主に定まる共振周波数r、の位置でゲイン
が高(なっており、この近傍でアームが振動する。
達特性を示す。これは、モータ4とアームとの間に連結
された弾性調和減速機のばね性とアームの慣性モーメン
トとによって主に定まる共振周波数r、の位置でゲイン
が高(なっており、この近傍でアームが振動する。
第2図(ニ)は、アーム側の角度/制御入力の伝達特性
を示す。これは、第2図(ハ)に示すよな伝達特性を持
つロボットの関節に対し、第2図(イ)に示すようない
わば共振周波数の近傍に逆の伝達特性をフィルタ2に持
たせて第1図図示位置に挿入することにより、第2図(
イ)ないし(ハ)図示伝達特性の積を求めることにより
、下式のように生成される。
を示す。これは、第2図(ハ)に示すよな伝達特性を持
つロボットの関節に対し、第2図(イ)に示すようない
わば共振周波数の近傍に逆の伝達特性をフィルタ2に持
たせて第1図図示位置に挿入することにより、第2図(
イ)ないし(ハ)図示伝達特性の積を求めることにより
、下式のように生成される。
アーム側の角度 フィルタの出力
制御入力 制御入力
この式(1)を満足する第2図(ニ)伝達特性を第1図
フィードバンク制御系中のフィルタ2に持たせることに
より、アームは共振周波数の近傍でゲ、インが低減され
、振動を抑制することが可能となる。
フィードバンク制御系中のフィルタ2に持たせることに
より、アームは共振周波数の近傍でゲ、インが低減され
、振動を抑制することが可能となる。
次に、第2図(イ)に示す伝達特性を持つフィルタ2の
生成について詳細に説明する。
生成について詳細に説明する。
まず、振動を発生するロボットの関節に対し、第5図(
イ)および(ロ)に示すように、モータ側の角度、/制
御入力、およびアーム側の角度/モータ側の角度の伝達
関数を夫々測定する。この第5図の場合には、アーム(
機構部)は、約15H2で共振することが判る。ここで
、共振周波数f、に対し、共振周波数付近だけゲインを
下げる第2図(イ)フィルタ2の設計について説明する
。
イ)および(ロ)に示すように、モータ側の角度、/制
御入力、およびアーム側の角度/モータ側の角度の伝達
関数を夫々測定する。この第5図の場合には、アーム(
機構部)は、約15H2で共振することが判る。ここで
、共振周波数f、に対し、共振周波数付近だけゲインを
下げる第2図(イ)フィルタ2の設計について説明する
。
第3図(イ)および(ロ)に示すようなゲインをもつ関
数は、下式で表される。
数は、下式で表される。
G1−5” + (2ycf+)” ++・・・・1
2)Gz =1/ (s” + (2πft )” )
・・131この式(2)と式(3)との積G1 ・
G2は、第3図(ハ)に示すようになる。
2)Gz =1/ (s” + (2πft )” )
・・131この式(2)と式(3)との積G1 ・
G2は、第3図(ハ)に示すようになる。
次に、式(3)を下式のように変形する。
Gt ’ ”1/ ((1+α)s2 +βS+(2
πr+)’l ・・・・・・・・・・・・・・・・(
4)ここで、α、βは定数を表す。このα、βに零以外
の数を代入すれば、第3図(ロ)図中“Lx゛は短くな
る。従って、a、−c、” の特性は、第3図(イ)に
示すし、が第3図(ロ)に示すL2よりも大きくなるよ
うにα、およびβを設定すれば、共振周波数f1でゲイ
ンが小さくなる第3図(ニ)に示す特性のフィルタが得
られる。
πr+)’l ・・・・・・・・・・・・・・・・(
4)ここで、α、βは定数を表す。このα、βに零以外
の数を代入すれば、第3図(ロ)図中“Lx゛は短くな
る。従って、a、−c、” の特性は、第3図(イ)に
示すし、が第3図(ロ)に示すL2よりも大きくなるよ
うにα、およびβを設定すれば、共振周波数f1でゲイ
ンが小さくなる第3図(ニ)に示す特性のフィルタが得
られる。
今、約15Hzで減衰するフィルタとして、例えば若干
高い周波数であるf+ −20Hzを考え、回路を実現
可能なように式(2)と式(4)との積をGとすると、
下式が得られる。
高い周波数であるf+ −20Hzを考え、回路を実現
可能なように式(2)と式(4)との積をGとすると、
下式が得られる。
G= (s” +130” )/ (1,1s” +1
3g+130”) ・・・・・・・・・(5)ここで
、式(4)中のα−0,1、β−13と置く。
3g+130”) ・・・・・・・・・(5)ここで
、式(4)中のα−0,1、β−13と置く。
この式(5)から第4図ブロック図を作成する。
第6図は、この第4図ブロック図に基づいて生成した回
路によって得られたゲインおよび位相の特性曲線を表す
。
路によって得られたゲインおよび位相の特性曲線を表す
。
以上のように、アーム側の共振周波数f1の近傍のゲイ
ンを低減するフィルタ2を作成して第1図図示の位置に
配置し、モータ4を駆動する駆動入力信号の伝達特性を
制御してアーム側が振動しないように抑制することが可
能となる。
ンを低減するフィルタ2を作成して第1図図示の位置に
配置し、モータ4を駆動する駆動入力信号の伝達特性を
制御してアーム側が振動しないように抑制することが可
能となる。
以上説明したように、本発明によれば、アームが共振し
て振動を発生させてしまう近傍の周波数成分に対しての
み抑圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設
け、電源をこのフィルタを介してモータに供給する構成
を採用しているため、簡単な構成によって応答特性を損
なうことなく、アーム側に生じる振動を抑制することが
できる。
て振動を発生させてしまう近傍の周波数成分に対しての
み抑圧した態様の駆動入力信号を生成するフィルタを設
け、電源をこのフィルタを介してモータに供給する構成
を採用しているため、簡単な構成によって応答特性を損
なうことなく、アーム側に生じる振動を抑制することが
できる。
第1図は本発明の原理構成図、第2図は本発明の制御回
路における伝達特性図、第3図はフィルタ特性説明図、
第4図はブロック図、第5図はゲイン測定例、第6図は
フィルタの特性図、第7図は従来の制御回路例、第8図
は従来の制御回路における伝達特性図を示す。 図中、1はオブザーバ(推定器)、2はフィルタ、4は
モータ、5はエンコーダ、6は積分回路を表す。
路における伝達特性図、第3図はフィルタ特性説明図、
第4図はブロック図、第5図はゲイン測定例、第6図は
フィルタの特性図、第7図は従来の制御回路例、第8図
は従来の制御回路における伝達特性図を示す。 図中、1はオブザーバ(推定器)、2はフィルタ、4は
モータ、5はエンコーダ、6は積分回路を表す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 モータ側の角度情報に基づいてアームの移動制御を行う
振動低減制御方式において、 モータ側の角度情報に基づいてモータを制御する所定の
制御入力信号を生成させるオブザーバ(1)および積分
回路(6)と、 このオブザーバ(1)および積分回路(6)によって生
成させた制御入力信号をフィルタリングしてアーム側が
モータ側からの駆動によって共振しないような所定の駆
動入力信号を生成するフィルタ(2)とを備え、 このフィルタ(2)によって生成された駆動入力信号に
基づいてモータを駆動してアームを移動制御するよう構
成したことを特徴とする振動低減制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62095394A JPS63262084A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 振動低減制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62095394A JPS63262084A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 振動低減制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63262084A true JPS63262084A (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=14136433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62095394A Pending JPS63262084A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 振動低減制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63262084A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993019900A1 (en) * | 1992-04-06 | 1993-10-14 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Vibration reduction control apparatus for robots |
US5792585A (en) * | 1898-10-05 | 1998-08-11 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Radiation-sensitive positive resist composition |
EP1533544A2 (en) * | 2003-11-21 | 2005-05-25 | Fanuc Ltd | Articulation system for robot comprising a speed reducer provided with vibration cancelling means |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP62095394A patent/JPS63262084A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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