JPS63261384A - ガラス基板 - Google Patents

ガラス基板

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Publication number
JPS63261384A
JPS63261384A JP9675487A JP9675487A JPS63261384A JP S63261384 A JPS63261384 A JP S63261384A JP 9675487 A JP9675487 A JP 9675487A JP 9675487 A JP9675487 A JP 9675487A JP S63261384 A JPS63261384 A JP S63261384A
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JP
Japan
Prior art keywords
thin film
glass substrate
flatness
substrate according
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9675487A
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English (en)
Inventor
睦 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9675487A priority Critical patent/JPS63261384A/ja
Publication of JPS63261384A publication Critical patent/JPS63261384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示機器、プラズマディスプレイ、エレ
クトロルミネッセンス表示器等に用いられるシート状の
ガラス基板に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ディスプレイ用ガラス基板としては、フォト
リングラフィ技術を用いてガラス基板上に薄膜半導体素
子を構成する等の理由により、良好な平担性が要求され
ている。また、各種ディスプレイに使われる薄膜素子は
基板からのアルカリ溶出による汚染の影響を受けやすい
、したがってディスプレイ用基板とし【は保谷硝子社製
のNk−40,Lm−50や、コーニング社製の705
9のライト研磨品のような゛無アルカリ研摩ガラスを用
いるのが現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術では、ディスプレイ面積の拡大
、または基板一枚当たりのチップ数の増加による基板コ
ストの大幅な増加が生ずるほか、生来平担なガラス基板
でも、多種多層の薄膜を堆積し、パターン形成や熱処理
が施こされていくと最終では、大きなそり変形が発生す
るという問題点を有する。
そこで本発明は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、大WJl!Iで高平担性を有
する低コストのガラス基板を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のガラス基板は、シート状のガラス基板において
、該ガラス基板の平坦度を測定して、凹部領域と凸部領
域で異なる膜厚の簿膜を堆積し、ガラス転移点以下の温
度で熱処理を施こすことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、ガラス基板の大面積化、低コスト化を実現す
るために無研磨ガラスを用いることを前提とし、この種
のガラスの平坦度の悪さを初期基板あるいはプロセスの
途中で改良することに特徴がある。理想的に平担なガラ
ス基板の片面に薄膜を堆積し、薄膜形成温度以上、ガラ
ス転移点以下の温度で、熱処理を施こすと、薄膜の引張
り応力あるいは圧縮応力によって基板にそり変形が発生
する、例えば引張り応力を受ける薄膜を堆積するとガラ
ス基板が薄膜堆積面側に凹になり、圧縮応力を受ける薄
膜を堆積すると、Vi膜堆積面側に凸になる。この現象
は、薄膜の膜厚を厚くすればするほど、また熱処理温度
をガラス転移点に近づければ近づくほど大きなそり変形
となって現われる。
したがって、無研磨ガラスを用いて、凹部領域と凸部領
域で異なる膜厚の薄膜を堆積し、薄膜形成温度以上、ガ
ラス転移点以下の温度で熱処理を施こせば、薄膜の引張
りあるいは圧縮応力によってガラス基板を平担化させる
ことが可能である。
この場合、四部領域と凸部領域の選択的薄膜堆積方法と
しては、全面堆積後パターン形成する選択エッチ方法や
、y6cvn法をあげることができる。九〇VD法は、
堆積すべき物質の元素を含んだ化合物の気体または液体
を分解するのに十分なエネルギー波長の光ビームで、元
素または化合物の気体または液体を光解離、して、これ
により生成する物質を試料基板表面上に堆積する薄膜形
成方法である。この光cvD法を用いれば、あらかじめ
ガラス基板の平坦度を測定して、凸部領域の光強度を四
部領域よりも強くして、凸部領域を凹部領域よりも薄膜
を厚く堆積するかまたは、凸部領域のみに光照射を施し
て凸部領域のみに薄膜を堆積することが可能である。こ
の場合、薄膜として引張り応力を受ける薄膜を堆積し、
熱処理をすれば、基板の平担化が実現できる。
〔実施例〕
無研磨ガラス基板として、約600’ll)にガラス転
移点をもつ、コーニング社製7o59、簿膜として、常
圧CVDによる酸化シリコン狐、選択的堆積法として、
選択エッチ法を用いた例を詳述する。
第2図は、ガラス基板1の凹凸と平坦度2の関係を図式
化したものであり、図の(α)は、ガラス基板1が上に
凹で平坦度2が正、図の(b)は、ガラス基板1が上に
凸で平坦度2が負であることを表現している。
第3図は、板厚1.1鰭の100m角のコーニング社製
70590片面金面に、aoo’oで常圧CVD1fi
化シリコンN膜を、それぞれ1oooX。
soo、of堆積し4−゛熱処理1時間を施こして、平
坦度を測定しその平坦度の変化をグラフ化したものであ
る。横軸は、熱処理温度であり、縦軸は、100++m
の長さの平坦度の変化量を表わしている、これによると
、熱処理温度が帳いほど、簿膜の膜厚が厚いほど上に凹
になっており、薄膜は引張り応力を受けているのがわか
る。
第1図は、本発明の第1の実施例である。板厚1、 I
 Mのコーニング社製7059ガラス基板3上の片面全
面に引張り応力を受ける常圧ovDm化シリコン薄膜4
を堆積し、平担度を測定して、凹部領域のCvD酸化シ
リコン薄膜を除去し、凸部領域のみにcvD酸化シリコ
ン薄膜を残したものが、図の(α)で、500℃の熱処
理を施こして平担度の改善を行なったものが図の(b)
である第4図は、完全にCVD酸化シリコン薄膜4を除
去せずに、薄く残したものが図の(α)で、500℃の
熱処理を施こして平担度の改善を行なったものが図の(
A)である、このように、選択的にCvD酸化シリコン
膜を除去して、熱処理をすることで、平担度の改善をす
ることが可能であるWJS図は、第2の実施例であり、
九〇VD法により選択的薄膜堆積をした場合である。光
CVD法は、前述したように所望の場所に所望の膜厚の
薄膜を堆積できるため、第1図、第4図のような、薄膜
形成ができる他に、凸部の程度に応じて薄膜の膜厚を変
えることで平担化の改善度を場所に応じて変えることが
できるため、一層平担化を均一にできる。九〇VD法に
よりCVD酸化シリコン薄膜を形成したものが図の(α
)で、500℃の熱処理を施こして平担度の改善を行な
ったものが、図の(b)である、第5図において、右側
の凸部の曲率半径は、左側の凸部の曲率半径よりも小さ
いため、右側の凸部領域の薄膜の膜厚は、左側の凸部領
域より厚く、中間の凹部領域は、徐々に簿い構造になっ
ており、熱処理によって、第1図、第4図よりもさらに
平担性を増すことが可能である。
薄膜としては、CVD酸化シリコン膜を例に詳述してい
るが、圧縮応力を受けるflI戻、例えば、特殊条件下
で形成される窒化シリコン薄膜のようなものでも何らか
まわないものである。この場合薄膜の膜厚は、前述の場
合と逆にする必要がある以上の説明は、基板の初期状態
の平担性を改善する場合であり基板のコーティングを兼
ねている、一方、初期的には平担なものが、工程中の多
種多層の薄膜の堆積や、熱処理によってそり変形が生ず
る場合がある。
この場合のそり変形を改善するためには、基板の裏面側
に薄膜を堆積するか、素子面側の層間絶縁膜あるいは素
子のパッジベージ四ン用薄膜の膜厚を、デバイス性能の
、許される範囲で制御して堆積し、熱処理を施こせばよ
い、特に熱処理を最終工程で施こせない場合は、最終工
程でそり変形が相殺されるように、ガラス基板の投入段
階あるいはプロセス途中で薄膜を堆積しておくことも可
能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、次のような効果を有
する。
(1)  無研磨ガラス基板を使い低コストである。
(2)  大面積の基板で平担度の高いものが最終工程
で実現できる。
(3)  下地の被覆を兼用でき、アルカリ汚染を防止
できる。
(4) 薄膜のストレスを分散でき、クラック等のダメ
ージをなくすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(α)t (b)を第4図(α) s (h)、
第5図(α)、(,6)は、本発明の実施例を示すもの
で、ガラス基板の熱処理前後の平担度の変化を表わした
模式図である。 第2図(α)、(A)は、ガラス基板の凹凸と平担度の
関係を示した模式図である。 第3図は、ブーニング社製7059(板厚1.1M、−
辺100m角)の片面全面にCVD酸化シリコン膜を堆
積し、熱処理1時間行なったときの平担度の変化をグラ
フに表わした図である。 1・・・岬・・・ガラス基板 2・・・・・・・・・平担度 3・・・・・・・・・コーニング社製7059ガラス基
板4・・・・・・・・・0VDI!!!化シリコン薄膜
以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社 躊+[] 乎P−へ正 坪gfi ウ 4a0    450     EDOHO600熱版
裡囁友(°d) 矛3濶 名I

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状のガラス基板において、該ガラス基板の
    平担度を測定して、凹部領域と凸部領域で異なる膜厚の
    薄膜を堆積し、ガラス転移点以下の温度で熱処理を施こ
    すことを特徴とするガラス基板。
  2. (2)引張り応力を受ける薄膜を、凹部領域よりも凸部
    領域に厚く堆積した特許請求の範囲第一項記載のガラス
    基板。
  3. (3)圧縮応力を受ける薄膜を、凸部領域よりも凹部領
    域に厚く堆積した特許請求の範囲第一項記載のガラス基
    板。
  4. (4)前記薄膜堆積方法として、光CVD法を用いる特
    許請求の範囲第一項記載のガラス基板。
  5. (5)前記薄膜は、酸化シリコンを主成分とするCVD
    膜である特許請求の範囲第一項記載のガラス基板。
  6. (6)前記薄膜は、ガラス基板コーティング用薄膜、あ
    るいは、層間絶縁膜、あるいは、パッシベーション用薄
    膜である特許請求の範囲第一項記載のガラス基板。
JP9675487A 1987-04-20 1987-04-20 ガラス基板 Pending JPS63261384A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7795796B2 (en) 2005-01-18 2010-09-14 Seiko Epson Corporation Wiring substrate, electro optic device and electronic equipment

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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