JPS63261354A - 写真材料 - Google Patents

写真材料

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JPS63261354A
JPS63261354A JP63085508A JP8550888A JPS63261354A JP S63261354 A JPS63261354 A JP S63261354A JP 63085508 A JP63085508 A JP 63085508A JP 8550888 A JP8550888 A JP 8550888A JP S63261354 A JPS63261354 A JP S63261354A
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JP
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gelatin
layer
color
silver halide
halide emulsion
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JP63085508A
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フランツ・モル
ボルフガング・ミユラー−バルドルフ
エドワール・ロシユ
ヘルベルト・ミユラー
ベルナー・フオス
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Agfa Gevaert AG
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Agfa Gevaert AG
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/04Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with macromolecular additives; with layer-forming substances
    • G03C1/047Proteins, e.g. gelatine derivatives; Hydrolysis or extraction products of proteins
    • G03C2001/0471Isoelectric point of gelatine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、支持体、少くとも一つの感光性ノ\ロゲン化
銀乳剤層及び感光性ハロゲン化銀乳剤層のいずれよりも
支持体から離れておりそして特殊のゼラチンを含有する
少くとも一つの保護層を有する写真材料に関する。
写真材料は少くとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤層及
び少くとも一つの保護層を含有する。カラー写真材料は
いくつかの感光性ハロゲン化銀乳剤層及びいくつかの非
感光性層を含有する。感光性ハロゲン化銀含有に加えて
、上記層はなかんずく各種スペクトル領域のだめの増感
剤、安定剤、湿潤剤及び現像剤酸化生成物と反応してカ
ラーを生成する染料成分を含有する。
層形成のために用いられるバインダーは一般にゼラチン
であり、これは随時柔軟化剤及び成るポリマーを含有す
る。層は支持体上に特別の注型法例えばカスケード注型
またはカーテン注型によって形成され、一般にいくつか
の層が同時に注型される。。
露光後の処理段階で現今適用されている高い処理温度に
よってゼラチン層が損傷されないようにするためには、
追加的の架橋剤を直接ゼラチン層の各々に添加するかま
たは一番上の層だけに添加することが必要である。後者
の場合、架橋剤は他の層中に拡散しそこでゼラチン分子
の架橋を行なう。架橋はゼラチンの融点を60℃以上、
好ましくはl OO’C以上の温度に上昇させる。
写真材料の製造は写真層が注型された後可成り多量の水
の蒸発を伴なう。なぜなら個々のハロゲン化銀の乳剤及
び非感光性ゼラチン層(中間層)のための注型溶液は溶
液中に僅か2〜8重量%のゼラチンを含む水性調剤であ
るからである。材料を損傷しないようにするため、層は
20℃より高くない温度において乾燥される。もし乾燥
をより高い温度で行なうと、露光後に行なわれる写真処
理は材料の−またはそれ以上の層中に網状皺(reti
culation)を起し易く、特に処理温度が30℃
以上の場合そうである。″網状皺″とは層が顕微鏡下で
見ると波立つ起伏構造を有し、特にこれが一番上の層中
で起る場合、材料に梨地状外観を与えることを意味する
低い乾燥温度は長い乾燥時間従ってまた長い部所を必要
とし、それは屡々経済的理由から許容されず且つ技術的
に実現困難である。例えば該部所を通じて写真材料の移
動速度を増大させると、乾燥経路の長さは構成上の理由
により増大させることができないので、所要の乾燥時間
を得ることができない。そのような場合、材料をより高
い温度、例えば23℃で乾燥することが2試みられる。
しかしながら、乾燥温度の増大は、何らかの付加的手段
が与えられない限り、網状皺の増大をもたらす。
乾燥工程は一般に相い次ぐ第−及び第二の二つの物理的
乾燥区間から成っており、その前に第一の乾燥区間の予
備段階となる注型後のゼラチンのゲル化段階が先行する
。この乾燥区間においては、暖かい空気が材料上に吹き
つけられ、それによって水は層の表面に拡散されそして
蒸発される。水の蒸発熱に基づき、乾燥される材料の温
度は乾燥用空気の温度よりも低い。乾燥工程の過程にお
いて、層の含水量は減少しそして水の拡散は増大するゼ
ラチン濃度によって抑制される。それ数層の温度は上昇
しそして乾燥用空気の温度に近づく。
材料の温度が乾燥用空気の温度に到達したとき、第二の
物理的乾燥区間が初まる。この第一の物理的乾燥区間は
網状皺に最大の影響をもつものであり、もし第一の乾燥
区間の温度が高過ぎたりまたは第一の乾燥区間が短過ぎ
たりると最大の危険が起る。
゛′乾燥温度′°は常に、乾燥されるべき材料の温度を
意味し、乾燥用空気の温度ではない。
この欠点を克服する見地から種々の方法が今までに記載
された。これらの方法において、酸処理によって得られ
たゼラチンから中間層及び一番上の保護層をつくること
が提案されている(例えば米国特許第4018609号
)。
ゼラチンの製造は、基本的に異なる二つの方法、即ちコ
ラーゲンの石灰処理及び酸処理、の一つによって行なう
ことができる。ゼラチンの製造は、例えばA、G、ワー
ド及びA、コート、アカデミツク・プレス(A、G、 
Ward and A、 Courts、 Acade
micPress) 1979発行のザ・サイエンス・
アンド・チクノロシイ・オブ・ゼラチン” (”The
 5cience and Technology o
f Ge1atine”) 295頁以降に記載されて
いる。酸処理のためには、豚皮を酸で10〜48時間処
理し次いで洗浄しそして抽出する。このゼラチンの等電
点は6以上、好ましくは8〜9である。石灰処理のゼラ
チンは皮または骨からつくられ、骨は先ず脱鉱工程に付
されその際燐灰石が酸処理によって骨から除去される。
洗浄後得られる材料は骨素として知られている。
皮及び骨素は次いで石灰水による長い処理に付される。
次に材料を再び洗浄しそして数段階で抽出する。第一段
階の抽出(第一抽出)は50〜55℃の温度で行なわれ
、第二段階は55〜65°c1第三段階は70〜85℃
で行なわれる。各段階で、抽出は概略6重量%のゼラチ
ン溶液が得られるまで続けられる。次にこの溶液を85
℃までの温度で蒸発器中の濃度15〜24重量%に蒸発
する。
次にゼラチン溶液を冷却し、寸断しそして65℃に達す
る温度で乾燥する。
このゼラチンの等電点は4.9〜5.2である。
石灰処理されたゼラチンは望ましくない写真的活性不純
物の含量が酸処理されたゼラチンにおけるよりも遥かに
少ない割合であり、後者がたとえイオン交換体で精製さ
れた場合でもそうである。
酸処理されたーゼラチンのその他の不利は、乳剤の粘度
を増すために屡々添加されるアニオン性ポリマーの存在
において毛状化する傾向があること及び現象液がある期
間使用されると材料は汚染される傾向があることであり
、この傾向はフィルムまたは紙に非常に有害な作用をす
る。
このことは、もし酸処理されたゼラチンを中間層及び保
護層中に用いることによって高い乾燥温度において起る
網状皺を防止しようさする試みがなされるとすると、得
られる利点は他の重大な不利によって相殺されてしまう
ことを意味する。
それ数本発明の一つの目的は、製造過程で高い乾燥温度
に付されうる石灰処理されたゼラチンを、網状皺の危険
を伴なうことなしに、使用する写真材料を提供すること
であった。
本発明の更に別の目的は、粘度を調整するのに要するシ
ックナーの量をできるだけ小さく保つことであった。
この問題は、40℃で10重量%水溶液について測定し
て粘度が少くとも20 mPa−5,好ましくは少くと
も24mPa−3であり、そしてQH値が20℃で相対
湿度60%で測定して35%より小さくそして湿気−飽
和空気を用い34℃で4時間平衡化した後に測定して5
0%より小さいところの石灰処理したゼラチンを含む少
くとも一つの保護層を与えることによって、解決されう
ろことが今や見出された。
かくして本発明は、支持体、少くとも一つの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層及び少くとも一つの保護層より成り、保
護層は、粘度が10重量%水溶液中40℃で測定して少
くとも20mPa−31好ましくは少くとも24mPa
−5であり、QH値が20℃1相対湿度60%で測定し
て35%より小さく、好ましくは30%より小さくそし
て34℃で湿気−飽和空気で4時間平衡化した後に測定
して50%より小さいところの石灰処理され′たゼラチ
ンを含むところの写真材料に関する。
本発明により用いられるゼラチンは6000ppmまで
のCaイオンを含むことができる。もしCaイオンの濃
度が常用の製造法で用いられるものより低いことが要求
されるならば、石灰処理されたゼラチンの仕上げ処理に
はイオン化段階例えば−またはそれ以上のイオン交換体
を用いる段階を含ませる。ゼラチンはまたH2O,また
は他の酸化物質によって酸化することもできる。
本発明によるゼラチンは好ましくは≧2402のゲル強
度を有する。
QH値は次の如く測定される=5重量%ゼラチン水溶液
0゜6−をゼラチンが付着しないようにつくられた25
X75mmの対象物担持体上に注型し、次いで対象物担
持体上のゼラチンを20℃1相対湿度60%で乾燥する
。約2時間後、ゼラチンのフィルムを支持体から剥ぎと
り、このフィルムから約2×2mmの片を切断しそして
顕微鏡下に測定する。次に水1滴をフィルムに施しそし
てそこに1分間放置してから再び表面を測定する。%で
あられtQH値は乾燥時の表面積f及び湿潤時の表面積
Fから次式によって得られるニ−f QH=100− 3回の測定から得られた平均値を結果とする。
試料を34℃で湿気−飽和空気で4時間条件調整し次い
で乾燥した後、更に測定を行なう。
この測定のために、温度及び雰囲気湿度は空気調節した
チャンバーを用いて所定の値に一定に保つtこ 。
本発明により用いられるゼラチンは次の如くしてつくら
れる: 通常の石灰処理及び線上の後得られる材料を6Q ’C
までの温度でゼラチン溶液の濃度が約6〜8重量%にな
るまで抽出し、そしてこれら溶液を60℃以下の温度で
ゼラチン含815〜24重量%に濃縮し、冷却し、乾燥
しそして磨砕する。
ゼラチン溶液の濃縮は減圧下の蒸発または超濾過により
行なうことができる。
第−及び第二の抽出物が主として用いられる。
所定温度における短かい滞留時間は所望の性質に対し有
利な効果を有する。
上記の如くして調製されたゼラチンは所望の高粘度及び
低QH値によって特徴づけられる。
本発明によるカラー写真記録材料は、少くとも一つの感
光性ハロゲン化銀乳剤層、好ましくはいくつかの一連の
感光性ハロゲン化銀乳剤層、及び随時それら層の間に挿
まれた非感光性バインダ一層を含をする。
感光性層中に用いられる感光性ハロゲン化銀乳剤中に存
在するハロゲン化物は塩化物、臭化物、沃化物またはそ
の混合物であることができる。少くとも一つの層のハロ
ゲン化物含量は、例えば沃化銀0〜12モル%、塩化銀
0〜50モル%及び臭化銀50〜100モル%から成る
ことができる。
ある態様において、ハロゲン化物は主として緊密な結晶
、例えば立方体または八面体または遷移形の結晶体より
成る。それらは0.2μmより大きい厚さを有する事実
によって特徴づけられる。直径対厚さの平均比は好まし
くは5:lより小さく、ここで粒子の直径は粒子の投影
面積と同じ表面線を有する円の直径として定義される。
その他の態様において、乳剤のすべてまたはあるものは
直径対厚さの比が5:lより大きい主として板状のハロ
ゲン化銀結晶を含むことができる。乳剤はへテロ分散ま
たは単一分散乳剤であることができ、好ましくは平均粒
径が0.3〜1.2μmのものである。
ハロゲン化銀粒子はまた層状化粒子構造を有することも
できる。
乳剤は常法で化学的スペクトル的に増感されることがで
きそして適当な添加剤により安定化することができる。
適当な化学的増感剤、スペクトル的増感染料及び安定剤
は、例えばリサーチ・ディスクロージュア(Resea
rch Disclosure)  17643 (1
978年12月)に記載されている;特に■、■及び■
章参照。
カラー写真記録材料は赤、緑及び青の三つのスペクトル
領域からのそれぞれの光を記録するための少くとも一つ
づつのハロゲン化銀乳剤層を含有する。この目的のため
感光゛性層は適当な増感染料により公知法でスペクトル
的に増感される。青感光性ハロゲン化銀乳剤層は必ずし
もスペクトル増感剤を含むことを要せず、それはハロゲ
ン化銀の固有感光性が多くの場合青光を記録するのに十
分であるからである。
上記の各感光性層は単一層から成ることができ、または
例えばいわゆる重複層配列における如く(ドイツ特許第
1121470号)、二又はそれ以上のハロゲン化銀乳
剤部分層から構成されることもできる。赤感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層は通常層支持体に対して緑感光性ハロゲン
化銀乳剤層よりも近くに配置され、後者は層支持体に対
して青感光性層よりも近くに配置され、そして非感光性
の黄フイルタ一層は一般に緑感光性層と青感光性層との
間に配置されるが、その他の配置を用いることも考えら
れる;例えば層は層支持体、青感光性層、緑感光性層、
赤感光性層及び保護層の順に配置することができ、これ
は屡々カラー写真紙において見られる。非感光性の中間
層は一般にスペクトル感光性を異にする層の間に配置さ
れる。この中間層は現像剤酸化生成物の偶発的拡散を防
止する手段を含むことができる。もし写真材料が同じス
ペクトル感光性のハロゲン化銀乳剤層をいくつも含むな
らば、これらは互いに直接隣接して配置されるかまたは
それらは異なるスペクトル感光性の感光性層によって分
離されることができる(ドイツ特許出願公開第1958
709号、同第2530645号、同第2622922
号)。
本発明によるカラー写真記録材料は通常シアン、マゼン
タ及び黄の異なる部分カラー画像を生成するため異なる
スペクトル感光性のハロゲン化銀乳剤層に対して空間的
及びスペクトル的に連合したカラープリントを含有する
”′空間的連合″とは、カラーカプラーがハロゲン化銀
乳剤層に対して次の空間的関係、即ち該カプラーと層と
が相互に作用して現像により生成される銀画像とカラー
カプラーから生成されるカラー画像との間に画像的合致
を与えることができる関係にあることを意味する。これ
は一般的にカラーカプラーをハロゲン化銀乳剤層それ自
身の中にまたは非感光性であることができる隣接層の中
に配置することによって達成される。
“′スペクトル的連合″とは、各感光性ハロケン化銀乳
剤層のスペクトル感光性と空間的に連合されたカラーカ
プラーから生成される部分カラー画像のカラーとが互い
に成る関係を有し、該スペクトル感光性のそれぞれ(赤
、緑、青)はそれに連合された部分カラー画像と異なる
カラー(一般に例えばシアン、マゼンタ及び黄のカラー
の順)を有することを意味する。
−またはそれ以上のカラーカプラーを異なるスペクトル
増感されたハロゲン化銀乳剤層のそれぞれと連合される
ことができる。いくつかのハロゲン化銀乳剤層が同じス
ペクトル感光性を有するとき、それらの各々はカラーカ
プラーを含むことができ、そしてこれらカラーカプラー
は必ずしも同一であることを要せず、唯それらはカラー
現像されるとき少くともほぼ同じカラー、通常当該ハロ
ゲン化銀乳剤層が主として感光性である光のカラーに対
し補色であるカラー、を与えるものであることを要する
だけである。
それ故、好ましい態様において、赤感光性ハロゲン化銀
乳剤層はシアン部分カラー画像を生成するための少くと
も一つの非拡散性カラーカプラー、一般に7エノールま
たはα−す7トール系のカプラー、と連合され:緑感光
性ハロゲン化銀乳剤層はマゼンタ部分カラー画像を生成
するための少くとも一つの非拡散性カラーカプラー、通
常ピラゾロン、インダシロンまたはピラゾロアゾールマ
ゼンタカプラー、と連合され;最後に青感光性ハロゲン
化銀乳剤層は黄部分カラー画像を生成するための少くと
も一つの非拡散性カラーカプラー、一般に開鎖ケトメチ
レン基を含むカラーカプラー、と連合される。この型の
カラーカプラーは多数知られておりそして多くの特許明
細書及びその他の刊行物、例えば“ミットタイルンゲン
・アウス・ケン・フオルシュングスラポラトーリエン・
デル・アグファ、レーフエルクーゼン/ミュンヘン″(
Mitteilungen aus der Fors
chungslaboratorien der Ag
fa、 Leverkusen/Munchen”)m
巻、】l1頁(1961)中のW、ペルツ(W、 PE
LZ)によるパファルブクプラー”(“Farbkup
pler”)、及びザ・ケミストリー・オブ・シンセテ
イツク・ダイズ” (”The Chemistry 
of 5ynthetic Dyes”) 4巻、34
1〜387、アカデミツク・プレス(1971)中のに
、ペンカタラマン(K、 Venkataraman)
による刊行物中に記載されている。
カラーカプラーは常用の4−当量カプラーであることが
でき、またはカラー生成のためより少量のハロゲン化銀
を必要とする2−当量カプラーであることができる。2
−当量カプラーは、知られているように、それらがカプ
リング位置にカプリング反応帯離脱される置換基を含む
ことからして、4−当量カプラーから誘導される。2−
当量カプラーは事実上無色であるもの及びそれ自身強い
カラーを有するがそのカラーがカラーカプリングの際消
失し、生じた画像染料のカラーにより置きかえられるも
のの両者を包含する。最後に述べたカプラーは追加的カ
プラーとして感光性ハロゲン化銀乳剤層中に存在するこ
とができ、そこで画像染料の望ましくない副密度を相殺
するだめのマスキングカプラーとして役立つ。2−当量
カプラーはまた公知のホワイトカプラーをも包含し、そ
れはカラー現像剤酸化生成物との反応において染料を与
えないものである。更に、2−当量カプラーはカプリン
グ位置に放出しうる基を含有し、この基がカラー現像剤
酸化生成物との反応中に放出されそして特定の写真的活
性例えば現像抑制剤または促進剤としての活性をあられ
すところのカプラーをも包含する。このような2−当量
カブラ−の例の中には、知られたDIRカプラーならび
にDAR及びFARカプラーが含まれる。放出されうる
基はバラスト基であることができ、それによってカラー
現像剤酸化生成物との反応で、拡散性または少くとも僅
かなまたは制限された移動性を有する染料の如きカプリ
ング生成物を与えることができる。
僅かなまたは制限された移動性゛′とは、色原体現像に
より生成される個々の染料斑点の周辺部が互いに深入す
る程度の移動性を意味する。この移動性の程度は、鮮鋭
な画像を得るために常用の写真記録材料においてカラー
カプラー及びそれから生成される染料に要求される如き
写真層中の通常の完全な非移動性とは区別されるべきで
あり、そしてまた例えば染料拡散法において要求される
如き染料の完全な移動性とも区別されるべきものである
。本発明により要求される僅かな移動性の調節は、置換
基を変えることにより、例えばオイル形成剤の有機媒体
中への溶解度またはバインダーマトリックスへの親和性
の程度を制御することによって、行なうことができる。
本発明の記録材料用として普通の層支持体、例えば酢酸
セルロースの如きセルロースエステルの支持体及びポリ
エステルの支持体が適当である。
紙の支持体もまた適当であり、これらは例えばポリオレ
フィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレンで被覆
することができる。これに関してはリサーチ・ディスク
ロージュア+7643、X■章参照。
記録材料の層のために用いられる保護コロイドまたはバ
インダーは常用の任意の親水性フィルム形成物質例えば
プロティン特にゼラチンであることができる。注型用補
助剤及び柔軟化剤も用いることができる。リサーチ・デ
ィスクロージュア176431、■、■及び■章参照。
但し保護層は曲に指示した如く特殊のゼラチンを含む。
普通の架橋剤、例えばアルデヒド、ケトン、トリアジン
、アジリジン、ビニルスルホン等を使用することができ
るが、いわゆる即時性硬化剤、特にカルボキシル基を活
性化する硬化剤が特に適当である。
゛即時性硬化剤″とは、注型直後または少くとも24時
間以内好ましくは少くとも8時間後には硬化が十分に完
了し、それによって最早や架橋反応に基づく感光性質ま
たは組合せ層の膨潤における変化が起らないように、バ
インダーを架橋することができる化合物を意味する。゛
膨潤″という語は、水性条件下に処理されたフィルムの
乾燥時の厚さと湿潤時の層の厚さとの差をあられすため
に用いられる(フォトグラフィック・サイエンス・アン
ド・エンジニアリング(Phoむogr、 Sci、 
Eng、)8 (1964)、275;同16 (19
72)、449)。
カルバモイルピリジニウム塩及びカルバモイルオキシピ
リジニウム塩は適当な即時性硬化剤の例である。硬化剤
は、例えばドイツ特許出願公開第2225230号、同
第2317677号及び同第2439551号に記載さ
れている。好ましい硬化剤の中には例えば次式に相当す
るものが包含される: 式中、R1及びR2は同一もしくは相異なり、それぞれ
炭素原子1〜8のアルキル基、または随時炭素原子1〜
2のアルキルもしくはハロゲン置換されたアリールまた
はアラルキル基をあられし、またはR1とR2が一緒に
なって、随時炭素原子1〜2のアルキルもしくはハロゲ
ンで置換された、複素環例えはピペリジンまたはモルホ
リン環を完結するのに要する原子をあられし、R3は水
素原子または炭素原子l〜2のアルキル基をあられし、
nは0または2をあられす。
即時性硬化剤の特に仔利性の一つは、網状様傾向を含め
て、写真材料の品質を、注型直後に試験することを可能
ならしめることである。他の多くの非常に緩除に硬化す
る硬化剤は数カ月後に初めて網状様の正確な評価をなし
うるに過ぎない。
網状様は顕微鏡によって試験することもできるが、より
良くは光沢測定装置によって測定をされる。
測定される光沢値は網状様の直接的指標である。
測定法は次の通り: 支持体上のゼラチン含有感光性写真乳剤層の組合せであ
って一番上のゼラチン保護層中に検査されるべきゼラチ
ンを含有するものを、透過光線に露光しそして現像する
。ドイツ硬度(DH)12〜13度の水中で最後に洗浄
した後、材料を室温で空気吹付けなしに徐々に、乾燥す
る。乾燥したとき試料を光沢測定装置中に押しこむ。次
に試料を注型方向に対し直角方向で垂直に対し60°の
角度の30ワツトハロゲンランプにさらす。次に同し角
度で反射された光を測定する。測定面積は8X3mmで
ある。100%及び60%反射の2点測定によって補正
を行なう(ラングの補正標準)。
測定を行なうとき試料は完全に平らに置かれなければな
らない。光沢値〉85%を有する試料は認めうる網状皺
を何ら含まない。
下記の型のゼラチンを後掲実施例中で用いた:ゼラチン
12石灰処理によって得た骨ゼラチン;50〜55℃に
おける第一抽出物;常圧、70〜85℃における蒸発に
より6〜8重量%溶液の濃縮(比較例)。
ゼラチン2:石灰処理によって得た骨ゼラチンニア0〜
80℃における第三抽出物;常圧、70〜85℃におけ
る蒸発により6〜8重量%溶液の濃縮(比較例)。
ゼラチン3:酸処理によって得た豚皮ゼラチン;抽出物
1〜3の混合物;常圧、70〜85℃における蒸発によ
り溶液の濃縮(比較例)。
ゼラチン4:石灰処理により得た骨ゼラチン;45〜5
0℃における第一抽出物:40℃150C15Oにおけ
る蒸発により濃縮。
ゼラチン5:石灰処理により得た骨ゼラチン;50〜5
5℃における第二抽出物:40℃150mbarにおけ
る蒸発により濃縮。
1    4.9   250   20.0 50/
852    5.1   255   34.0 6
5/903    8.3   280   17.5
 15/304    5.0   262   24
.1 15/355    5.1   245   
27.3 25/45QH値は20℃/60%相対湿度
で、そして4時間34℃/飽和湿気における条件調整の
後に、得られた値である。ブルーム値(ゲル強度)はプ
リテイツシ・スタンダード757 (1959)により
測定した;粘度は10重量%水溶液の40℃における粘
度、IEPは等電点である。
このデータは、本発明により用いられるゼラチン4及び
5は、比較例のゼラチンl及び2とは等電点、ブルーム
値及び粘度が異ならないこと及びブルーム値と一方粘度
との間そして他方QH値との間には関連がないことを示
している。
石灰処理されたゼラチンのうち本発明による試料4及び
5だけが、さもなければ酸処理されたゼラチン(試料3
)によってしか得られない種類のQ H値を示す。
実施例 l 下記の層をポリエチレンで被覆された紙支持体に施した
: 黄カプラーを含有する青感光性乳剤層、ゼラチン中間層
、 マゼンタカプラーを含有する緑感光性乳剤層、ゼラチン
中間層、 シアンカプラーを含有する赤感光性乳剤層、検査される
べきゼラチンを変えた一番上のゼラチン層、及び カルバモイルピリジニウム硬化剤を含む水性層。
一番車のゼラチン層のため次のゼラチンを次々に用いj
こ: 実験l、ゼラチン番号l 実験2、ゼラチン番号2 実験3、ゼラチン番号3 乾燥工程中、第一の乾燥区間における乾燥温度が18℃
を超えないように注意をした。次に材料を露光しそして
写真方法P92により33℃で現像し、洗浄しそして乾
燥した。次いで試料を光沢測定装置中で測定した。次の
値が得られた:光沢(%) 実験1      85 実験2      92 実験3      90 すべての試料が良好な光沢値を示す、即ち網状皺がない
実施例 2 操作は実施例1におけると同じ、但し最後のゼラチン層
中で5つのゼラチンをすべて変えた。この場合材料の温
度は第一の乾燥区間において23℃に上げた。
処理後に光沢を再び検査した。これに加えて、もう一つ
の試料を、成る期間既に使用された現像液中で処理し、
そして現像された但し予め露光されなかったシートを汚
染物粒子について検査した。
次の結果が得られた: ゼラチン番号  光沢(%)  汚染物吸収1    
   27      なし2      33   
  なし 3       89      あり4      
90     なし 5      88     なし この結果はゼラチンl及び2が梨地表面を有することを
明らかに示している。ゼラチン3(酸処理)は良好な光
沢を有するが、現像液から汚染物を吸収している。本発
明によるゼラチン4及び5は網状皺を示さず、そして現
像液から汚染物を何ら吸収しない。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1 支持体上に少くとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤
層及び少くとも一つの保護層を有し、この保護層は、石
灰処理により得られそして粘度が10重量%水溶液中4
0℃で測定して少くとも20■Pa−8であり、Q H
値が20℃において相対湿度60%で測定して35%よ
り小さく且つ34℃において湿気−飽和空気で4時間平
衡化した後に測定して50%より小さいゼラチンを含有
することを特徴とする写真材料。
2、粘度が少くとも24 mPa−5でありモしてQ■
]値が20℃で相対湿度60%で測定して30%より小
さい上記第1項記載の写真材料。
3、ゼラチンのゲル強度が≧2402である上記第1項
記載の写真材料。
特許出願人 アグファーゲヴエルト・アクチェンゲゼル
ンヤ7ト 代 理 人 弁理士 小田島  平  吉+、 l゛、
’11     ・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上に少くとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤
    層及び少くとも一つの保護層を有し、この保護層は、石
    灰処理により得られそして粘度が10重量%水溶液中4
    0℃で測定して少くとも20mPa・sであり、QH値
    が20℃において相対湿度60%で測定して35%より
    小さく且つ34℃において湿気−飽和空気で4時間平衡
    化した後に測定して50%より小さい、ゼラチンを含有
    することを特徴とする写真材料。
JP63085508A 1987-04-09 1988-04-08 写真材料 Pending JPS63261354A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19873712074 DE3712074A1 (de) 1987-04-09 1987-04-09 Fotografisches material
DE3712074.3 1987-04-09

Publications (1)

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ID=6325275

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JP63085508A Pending JPS63261354A (ja) 1987-04-09 1988-04-08 写真材料

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EP0285994A3 (en) 1990-06-13
EP0285994B1 (de) 1993-03-10
EP0285994A2 (de) 1988-10-12
DE3878956D1 (de) 1993-04-15

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