JPH11295861A - カラ―写真用要素 - Google Patents

カラ―写真用要素

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JPH11295861A
JPH11295861A JP11066069A JP6606999A JPH11295861A JP H11295861 A JPH11295861 A JP H11295861A JP 11066069 A JP11066069 A JP 11066069A JP 6606999 A JP6606999 A JP 6606999A JP H11295861 A JPH11295861 A JP H11295861A
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JP
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layer
photographic element
silver halide
sensitive
dye
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JP11066069A
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Gary W Visconte
ダブリュ.ビスコンテ ゲイリー
Alfred B Fant
ビー.ファント アルフレッド
Yongcai Wang
ワン ヨンカイ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、各々の色素形成親水性コロ
イド含有ハロゲン化銀乳剤層においてバランスの良い水
膨潤値を有しており、製造直後のセンシトメトリー特性
が改良されており、化学物質の使用がより少なく、その
要素の貯蔵の間の後硬膜効果が減じられている多層多色
写真用要素を提供することである。 【解決手段】 本発明は、支持体、少なくとも1つの青
感性乳剤層、緑感性乳剤層、および赤感性乳剤層を含
み、可視スペクトルの異なった領域に対して分光増感さ
れている複数の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン化
銀乳剤層、を含んでなる写真用要素であって、その最上
部のハロゲン化銀乳剤層が他のあらゆる感光性乳剤層よ
りも大きい水膨潤率を有する写真用要素を企図してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良されたセンシ
トメトリー特性を有する硬膜剤を含有している多層多色
写真用要素に関する。
【0002】
【従来の技術】1つまたはそれ以上の写真活性の層を支
持体上に形成することによって写真用要素を形成するこ
とは従来行われている。概して、これらの写真活性層
は、親水性コロイド、例えばゼラチンの中に分散された
ハロゲン化銀を含有して、乳剤を形成している。カラー
写真において使用される多層写真用要素の中には、各々
が写真用支持体、例えばフィルムまたは紙の片側にコー
ティングされた1層またはそれ以上の乳剤層からつくら
れた選択的感光性色形成ユニットが少なくとも3種はあ
る。それらの色生成ユニットは概してスペクトルの赤、
緑、青の領域にさまざまに応答するようにされている。
概して、その青感性の色生成ユニットはイエローカプラ
ーを、その緑感性の色形成ユニットはマゼンタカプラー
を、そしてその赤感性の色生成ユニットはシアンカプラ
ーを含有している。別の形においては、その写真要素に
は、初めはカラーカプラーは存在しないけれども、像形
成露光の後の現像の間に導入される。また、親水性コロ
イド下塗り層、中間層および保護層も概して存在してい
る。その青感性の色生成ユニットは好ましくはもっとも
外側のユニットを形成し、イエローフィルター層は普通
は緑感性および赤感性の色生成ユニットの上に置かれ、
上記青感性の色生成ユニットに吸収されずに残留してい
る青い光からそれらを保護する。この一般的なタイプの
カラー写真において使用される多層写真用要素およびそ
れらの調製方法は当該技術において周知である。
【0003】また、各々の感光性ハロゲン化銀乳剤層が
全体の可視スペクトルに対して増感されて、シアン色素
形成カプラー、マゼンタ色素形成カプラーおよびイエロ
ー色素形成カプラーを含んでなる複数の感光性ハロゲン
化銀乳剤層から、別のカラー色素形成カラー写真用要素
を形成することもできる。この写真用要素の目的は白黒
プリントをつくりだすのに好適な中性記録をつくりだす
ことである。これらのフィルムは概して発色性フィルム
と呼ばれ、従来のカラーネガフィルム現像処理機によっ
て現像される。
【0004】コロイド層の水溶液中での湿潤摩耗、膨潤
および高温における軟化しやすさの減少または排除を目
的とする硬膜剤と呼ばれる添加剤を写真用親水性コロイ
ド層の中に取り入れることは従来行われている。湿潤摩
耗、膨潤および軟化は、現像の間、とりわけ高温にして
現像を促進することが望ましい場合における主たる懸念
点である。一般に、硬膜剤で処理されていない層を含有
するゼラチンはより乏しい耐水性、耐熱性、および湿潤
耐すり傷性を有する。
【0005】露光後、上記写真用要素は化学的に処理さ
れて、有効な像を現わす。その化学処理は2つの基本的
な工程を伴う。1つ目はカラー現像液による露光された
ハロゲン化銀の処理であり、その酸化された発色現像主
薬から有機色素が形成されると同時に、ハロゲン化銀の
いくらかまたはすべてが金属銀に還元される。2つ目
は、(1)その現像された銀を酸化して銀塩とする漂
白、および(2)それらの銀塩を溶解してその写真用材
料から除去する定着、という脱銀工程による、このよう
に形成された金属銀およびあらゆる残留しているハロゲ
ン化銀の除去である。漂白工程および定着工程は逐次的
にまたは単一工程として実行してもよい。全体としての
現像速度はゼラチン層の膨張およびさまざまな化学種の
膨潤した乳剤層の中へのおよび膨潤した乳剤層からの拡
散速度によって影響される。その拡散係数の値および乳
剤層の膨潤厚は、現像温度に従って増加し、そのゼラチ
ンの硬度の増加に従って減少する。乳剤層が硬膜される
際に、拡散率の減少は膨潤厚の減少とそれによる拡散経
路長の減少によって部分的に相殺される。ゆえに、所定
の現像条件下で、望ましい光学濃度またはコントラスト
または写真スピードを達成するのに最適な乳剤層の硬度
がある。この理由のために、層形成の直後にその硬膜反
応が完了しているのが望ましい。すなわち、そのコーテ
ィングは、製造直後の硬膜に基づいて、それらの完全な
機能性を達成する。これにより、いわゆる「後硬膜」の
結果としての写真特性の変化が避けられる。
【0006】後硬膜は増感されている写真用材料を硬膜
の完了(その時に最良のセンシトメトリー補正がなされ
る)まで保持する原因となる。しかしながら、それらの
補正は、コーティングという事象、製造方法に従って変
化し、製造サイクル時間および費用をかなり増加させる
ことがある。即効性硬膜剤を開発してコーティング時に
それらのコーティングを最大硬度に到達可能とするため
の多くの努力がなされてきた。しかしながら、即効性硬
膜剤は、そのコーティング工程における分裂につながる
粘度増加および早期ゲル化を開始することが知られてい
る。
【0007】環境の観点から、乳剤層に取り入れられる
銀、カプラー、および溶剤の量を減少させて、化学物質
の使用を抑え、望ましくない排水を減少させるのは望ま
しい。さらに、できるだけ迅速に写真用材料を現像する
のは非常に望ましく、迅速処理が絶えず探求されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、各々
の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン化銀乳剤層にお
いてバランスの良い水膨潤値を有しており、製造直後の
センシトメトリー特性が改良されており、化学物質の使
用がより少なく、その要素の貯蔵の間の後硬膜効果が減
じられている多層多色写真用要素を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体、少な
くとも1つの青感性乳剤層、緑感性乳剤層、および赤感
性乳剤層を含み、可視スペクトルの異なった領域に対し
て分光増感されている複数の色素形成親水性コロイド含
有ハロゲン化銀乳剤層を含んでなり、その最上部のハロ
ゲン化銀乳剤層が如何なる他の感光性乳剤層よりも大き
い水膨潤率を有する多層多色写真用要素を企図してい
る。
【0010】また、本発明は、支持体、各々が可視スペ
クトルのすべての領域に対して分光増感されている複数
の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン化銀乳剤層、を
含んでなる多層写真用要素をも企図している。それらの
ハロゲン化銀乳剤層の1つは、如何なる他の感光性乳剤
層よりも大きい水膨潤率がを有する最上部のハロゲン化
銀乳剤層である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の多層多色写真用要素は、
可視スペクトルの3原色領域の各々に対して感光性の色
素像形成層を概して含有している。各層は、そのスペク
トルの領域に対して感光性の単一の乳剤層または多重乳
剤層を含んでいてもよい。その要素の層は、当該技術で
既知のようにさまざまな順序に配置することができる。
典型的な多色写真用要素は、少なくとも1種のシアン色
素形成カプラーを関連して有する少なくとも1層の赤感
性ハロゲン化銀乳剤層を含むシアン色素像形成層、少な
くとも1種のマゼンタ色素形成カプラーを関連して有す
る少なくとも1層の緑感性ハロゲン化銀乳剤層を含むマ
ゼンタ色素像形成層、そして少なくとも1種のイエロー
色素形成カプラーを関連して有する少なくとも1層の青
感性ハロゲン化銀乳剤層を含むイエロー色素像形成層を
有する支持体を含んでなる。
【0012】上記要素は、追加の層、例えばフィルター
層、中間層、上塗り層、下塗り層などを概して含有して
いる。透明であるか、または反射的であってもよい支持
体に、これらのすべてをコーティングすることができ
る。また、本発明にかかる写真用要素は透明磁気記録
層、例えば磁性粒子を含有している層を含んでいてもよ
い。そのカラー写真用材料の親水性コロイド層の全乾燥
厚は、含有されているハロゲン化銀乳剤、カプラー、油
性薬剤、添加剤などに依存し、すべての乳剤層の好まし
いフィルム厚は5〜35μm、好ましくは10〜30μmで変
化する。
【0013】本発明の多層多色写真用要素は、その支持
体のタイプに関して大きく変化することができる。典型
的な支持体は、硝酸セルロースフィルム、酢酸セルロー
スフィルム、ポリビニルアセタールフィルム、シンジオ
タクチックポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエ
チレンナフタレートフィルム、ガラス、金属板、紙、高
分子コート紙などを含んでいる。その支持体はアニーリ
ングされていてもよい。
【0014】好ましい態様の1つにおいて、本発明にか
かる多層多色写真用要素の層構成は、その支持体から逐
次的にコーティングされた、コロイド銀ハレーション防
止層、シアン色素像形成層、中間層、マゼンタ色素像形
成層、中間層、コロイド銀イエローフィルター層、イエ
ロー色素像形成層、紫外線吸収層、および保護上塗り層
を含んでなる。
【0015】層構造の以下の考察においては、その赤感
性層は、ハレーション防止層、複数の低感度および高感
度層を含んでなるシアン色素像形成層、並びに中間層を
含んでなり、その緑感性層は、複数の低感度および高感
度層を含んでなるマゼンタ色素像形成層、並びにイエロ
ーフィルター層を含んでなり、その青感性層は、複数の
低感度および高感度層を含んでなるイエロー色素像形成
層、紫外線吸収層、並びに保護上塗り層を含んでなる。
それらの多層多色写真用要素の層構成は、その支持体か
ら逐次的にコーティングされた、赤感性層、緑感性層、
および青感性層を含んでなる。その青感性層は、その最
上部のハロゲン化銀乳剤層を構成している。
【0016】本発明によれば、その青感性層は、赤感性
層または緑感性層よりも大きい水膨潤率を有する。その
ような層構造を有する写真用要素は、製造直後の改良さ
れたセンシトメトリー特性およびそれらの要素の貯蔵の
間の減少された後硬膜効果を示す。層の水膨潤率は、 (ΔD/D)×100 として定義され、上式中、Dはその層の乾燥厚を表し、
ΔDは水による膨潤のためのその層の乾燥厚を超える厚
みの増加を表す。その層の膨潤は、例えば、5分間、20
℃の蒸留水中にハロゲン化銀写真用材料を浸すことによ
って測定することができる。上記のすべての感光層の水
膨潤率は好ましくは 250%以下、もっとも好ましくは50
〜200%である。その水膨潤率が 250%を超える場合に
は、その湿潤機械強度がかなり減少するようになる。ま
た、水膨潤率が50%未満の場合には、その現像速度およ
び定着速度が大いに減少し、そのセンシトメトリー特性
に悪影響を及ぼす。
【0017】支持体に各層を別々にコーティングするこ
とによって、各々の感光層、すなわち、青感性層、緑感
性層、および赤感性層の水膨潤率を測定することができ
る。その膨潤測定と組み合わせて酵素消化技法を使用す
ることによって、多層多色写真用要素における各々の感
光層の水膨潤率を測定することができる。その乾燥フィ
ルム厚は50%の制御湿度および20℃において測定され
る。各々の層厚については、その乾燥試料の断面を走査
型電子顕微鏡によって拡大写真を撮って、各層のフィル
ム厚を測定する。
【0018】各々の感光層を形成するバインダーとし
て、あらゆる好適な親水性ポリマーを使用することがで
きる。それらは、例えば、天然物質、例えば蛋白質、蛋
白質誘導体、セルロース誘導体(例えば、セルロースエ
ステル)、多糖類、カゼインなど、並びに合成透水性コ
ロイド、例えばポリビニルラクタム、アクリルアミドポ
リマー、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、加水
分解されたポリ酢酸ビニル、アクリル酸アルキルおよび
アクリル酸スルホアルキルおよびメタクリル酸アルキル
およびメタクリル酸スルホアルキル、ポリアミド、ポリ
ビニルピリジン、アクリル酸ポリマー、無水マレイン酸
コポリマー、ポリアルキレンオキシド、メタクリルアミ
ドコポリマー、ポリビニルオキサゾリジノン、マレイン
酸コポリマー、ビニルアミンコポリマー、メタクリル酸
コポリマー、アクリロイルオキシアルキルスルホン酸コ
ポリマー、ビニルイミダゾールコポリマー、ビニルスル
フィドコポリマー、スチレンスルホン酸を含有している
ホモポリマーまたはコポリマーなどを含む。ゼラチンは
最も好ましい親水性バインダーである。
【0019】上記フィルム形成バインダーとしてゼラチ
ンが使用される際には、無機または有機のゼラチン硬膜
剤を単独または組み合わせて使用して、各々の感光層の
水膨潤率を制御することができる。そのような硬膜剤
は、Kenneth Mason Publications, Ltd., Dudley Anne
x, 12 North Street, Emsworth, Hampshire P010 7DQ,
ENGLANDによって1996年9月に出版されたリサーチディ
スクロージャー(ResearchDisclosure) No. 38957 の 59
9〜 600ページに記載されている。当該技術は、写真用
要素の親水性コロイド層のための硬膜剤としてビニルス
ルホニル化合物の利用に対して明確な利点を認識した。
そのような化合物は複数のビニルスルホニル基を含んで
いることを特徴とする。恐らく最も簡単な可能な構造式
であるジビニルスルホンにおいては、単一のスルホニル
基が2つのビニール基に結合している。最も典型的に
は、複数のビニルスルホニルアルキル基、例えばビニル
スルホニルメチル、ビニルスルホニルエチル、ビニルス
ルホニルプロピルまたはビニルスルホニルブチル基が介
在するエーテル、アミン、ジアミンまたは炭化水素結合
を通じて結合されている。ビス(ビニルスルホニル)エ
ーテル、例えばビス(ビニルスルホニルメチル)エーテ
ルおよびビス(ビニルスルホニルエチル)エーテル、N,
N-メチレン−ビス((β−ビニルスルホニル)プロピオン
アミド)は硬膜剤としての使用に特に好適であるという
ことが見出された。代表的なビニルスルホニル硬膜剤並
びにそれらの合成および使用のための手順は、Burness
他の、1970年1月20日に発行された米国特許第 3,490,9
11号、1970年11月10日に発行された第3,539,644号、お
よび1972年2月15日に発行された第 3,642,486号におい
て開示されている。各々の感光層の水膨潤率を制御する
他の方法は、各々の感光層に異なった量の硬膜剤を入れ
るか、または特定の層に親水性ポリマーを入れてその膨
潤率を高めるか、または特定の層に高分子硬膜剤、もし
くは硬膜剤反応性ポリマー、もしくは改質ゼラチン、例
えばアミン変性ゼラチンなどを入れることによる層選択
的硬膜技術を使用することである。
【0020】それぞれの感光層を薄層にするのは望まし
い。例えば、各層において使用される親水性コロイドの
量を減少させることは可能である。親水性コロイドは、
ハロゲン化銀もしくは高沸点溶媒に溶解しているカプラ
ーの細かい油の小滴を維持するか、または機械的応力に
よるカブリの増大の防止という目的のために、あるいは
層の間での現像主薬の酸化生成物の拡散による色の濁り
を防止するために添加されるので、それらの目的を損な
わない範囲内で、その量を削減することができる。
【0021】上記の層をより薄くするためのもう1つの
方法は、色生成性の高いカプラーを使用することであ
る。
【0022】上記の層をより薄くする他の方法は、異な
る色感性を有する層の間の中間層に現像主薬の酸化生成
物の掃去剤を添加することによって高沸点溶媒の量を減
少させ、その中間層の層厚を減少させることなどを含
む。
【0023】本発明の写真用要素において用いられる感
光性ハロゲン化銀乳剤は、粗い、標準的なまたは細かい
粒子のハロゲン化銀結晶またはその混合物を含んでいて
もよく、塩化銀、臭化銀、臭ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨ
ウ化銀、塩臭ヨウ化銀、およびそれらの混合物のような
ハロゲン化銀からなっていてもよい。その乳剤は、例え
ば、平板状粒子の感光性ハロゲン化銀乳剤であってもよ
い。その乳剤はネガ型または直接陽画の乳剤であっても
よい。それらは、主としてそれらのハロゲン化銀粒子の
表面に、またはそれらのハロゲン化銀粒子の内部に潜像
を形成することができる。それらは、通常行われている
ように化学的かつ分光的に増感されている。他の親水性
コロイドは通常行われているように使用することができ
るけれども、それらの乳剤は概してゼラチン乳剤となる
であろう。それらのハロゲン化銀乳剤に関する詳細は、
1994年9月のリサーチディスクロージャーの第 36544項
およびその中に挙げられている参考文献に含まれてい
る。
【0024】本発明において利用される写真用ハロゲン
化銀乳剤は、写真技術における従来の他の添加剤を含有
することができる。有用な添加剤は、例えば、1994年9
月のリサーチディスクロージャーの第 36544項に記載さ
れている。有用な添加剤は、分光増感色素、減感剤、カ
ブリ防止剤、マスキングカプラー、DIRカプラー、D
IARカプラー、DIR化合物、ステイン防止剤、像色
素安定剤、吸収材料、例えばフィルター色素およびUV
吸収剤、光散乱材料、コーティング助剤、可塑剤および
滑剤などを含んでいる。
【0025】上記写真用要素において用いられる色素−
像−供与物質によって、上記ハロゲン化銀乳剤層または
その乳剤層と関連する別途の層に、その色素−像−供与
物質を取り入れることができる。その色素−像−供与物
質は、当該技術において既知の多数のもの、例えば色素
形成カプラー、漂白可能な色素、色素現像主薬、および
酸化還元色素放出剤のいずれであってもよく、用いられ
る特定のものは、その要素の性状、および望ましい像の
タイプに依存するであろう。
【0026】別個の溶液によって現像するように設計さ
れた従来のカラー材料と共に用いられる色素−像−供与
物質は、好ましくは色素形成カプラー、すなわち酸化さ
れた現像主薬とカップリングして色素を形成する化合物
である。シアン色素像を形成する好ましいカプラーはフ
ェノールおよびナフトールである。マゼンタ色素像を形
成する好ましいカプラーはピラゾロンおよびピラゾロト
リアゾールである。イエロー色素像を形成する好ましい
カプラーはベンゾイルアセトアニリドおよびピバリルア
セトアニリドである。
【0027】本発明の写真用要素は少なくとも1つの導
電層を含有することができ、それは表面保護層または下
塗り層のいずれであってもよい。上記支持体の少なくと
も片側の表面抵抗率は、20℃および20パーセントの相対
湿度において、好ましくは1×1012Ω/□未満、より好
ましくは1×1011Ω/□未満である。その表面抵抗率を
下げるための好ましい方法は、その導電層に少なくとも
1種の導電性材料を取り入れることである。そのような
材料は、導電性金属酸化物および導電性ポリマーまたは
オリゴマー化合物の両方を含む。そのような材料は、例
えば、米国特許第 4,203,769号、第 4,237,194号、第
4,272,616号、第 4,542,095号、第 4,582,781号、第 4,
610,955号、第 4,916,011号、および第 5,340,676号に
詳細に記載されている。
【0028】本発明の写真用要素は、多数の周知のコー
ティング技法、例えばディップコーティング、ロッドコ
ーティング、ブレードコーティング、エアナイフコーテ
ィング、グラビアコーティングおよび反転ロールコーテ
ィング、押出しコーティング、スライドコーティング、
カーテンコーティングなどのいずれによっても調製する
ことができる。既知のコーティング方法および乾燥方法
は、1989年12月に出版されたリサーチディスクロージャ
ー No. 308119 の1007〜1008ページにさらに詳細に記載
されている。
【0029】また、本発明は、その中に上述の写真用要
素が取り入れられているシングルユースカメラにも関す
る。シングルユースカメラは当該技術において様々な名
前、例えばレンズ付きフィルム、感光性材料パッケージ
ユニット、ボックスカメラおよび写真フィルムパッケー
ジとして知られている。また、他の名前も使用されるけ
れども、その名前にかかわらず、それぞれが多数の共通
の特徴を共有している。各々は本質的には露光機能を具
備し、写真用材料があらかじめ充填された写真製品(カ
メラ)である。その写真製品は、写真材料を充填された
カメラの内部ケーシング、レンズ開口部およびレンズ、
および数種類の外側の外装を含んでなる。その写真材料
はカメラ内で露光され、次にその製品は現像者に送ら
れ、その現像業者がその写真材料を取り外し、それを現
像する。その製品が消費者に返却されることは普通はな
い。
【0030】シングルユースカメラ並びにそれらの製造
方法および使用方法は、米国特許第4,801,957号、第 4,
901,097号、第 4,866,459号、第 4,849,325号、第 4,75
1,536号、第 4,827,298号、欧州特許出願番号第 460,40
0号、第 533,785号、第 537,225号に記載されている。
【0031】
【実施例】本発明は例を参照しつつ、今ここに詳細に説
明されるであろうけれども、本発明はこれらの例によっ
て制限されるものではない。
【0032】一連の写真要素を以下の如く調製する。帯
電防止層が上塗りされており、その反対側に透明な磁性
層を有するポリエチレンナフタレート支持体を使用す
る。その支持体の帯電防止層の反対側に以下の組成を有
する層をコーティングする。
【0033】ハレーション防止層:そのハレーション防
止は、ゼラチン( 1.6 g/m2 )、金属銀フィラメント
(0.15 g/m2 )、化合物AHU−1(0.0253 g/m2 )、
AHU−2(0.13 g/m2 )、AHU−3(0.0108 g/
m2 )、S−1( 0.086 g/m2 )、リン酸トリエチルヘ
キシル(0.0108 g/m2 )、UV−1( 0.108 g/m2 )、
UV−2( 0.108 g/m2 )、およびS−4( 0.216 g/m
2 )を含んでなる。
【0034】中間層:この層は、化合物2,5-ジ -t-オク
チル -1,4-ジヒドロキシベンゼン( 0.075 g/m2 )、リ
ン酸トリ (2-エチルヘキシル) ( 0.113 g/m2 )、およ
びゼラチン(0.86 g/m2 )を含んでなる。
【0035】低感度シアン色素形成層:この層は、赤感
性の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 3.3モルパーセント)
(粒子サイズ 0.324μm)(Ag 0.387 g/m2 )、化合
物CC−1( 0.355 g/m2 )、IR−4( 0.011 g/
m2 )、B−1( 0.075 g/m2 )、S−2( 0.377 g/m
2 )、S−3( 0.098 g/m2 )、およびゼラチン(1.64
g/m2 )を含んでなる。
【0036】中感度シアン色素形成層:この層は、赤感
性の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 3.3モルパーセント)
(粒子サイズ 0.488μm)(Ag 0.816 g/m2 )と赤感
性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モルパ
ーセント)(直径0.98μm×厚み0.11μm)(Ag 0.2
15g/m2 )とのブレンド、化合物CC−1( 0.183 g/m
2 )、IR−3( 0.054 g/m2 )、B−1( 0.027 g/m
2 )、CM−1( 0.011 g/m2 )、S−2( 0.183g/m
2 )、S−3( 0.035 g/m2 )、S−5( 0.054 g/
m2 )、およびゼラチン(1.35 g/m2 )を含んでなる。
【0037】高感度シアン色素形成層:この層は、赤感
性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モルパ
ーセント)(直径1.10μm×厚み0.11μm)(Ag1.08
g/m2 )化合物CC−1( 0.161 g/m2 )、IR−3
( 0.038 g/m2 )IR−4( 0.038 g/m2 )、CM−1
(0.032 g/m2 )、S−2( 0.237 g/m2 )、S−5(
0.038 g/m2 )、およびゼラチン(1.35 g/m2 )を含ん
でなる。
【0038】中間層:この層は、化合物2,5-ジ -t-オク
チル -1,4-ジヒドロキシベンゼン( 0.075 g/m2 )、リ
ン酸トリ (2-エチルヘキシル) ( 0.113 g/m2 )、およ
びゼラチン(0.86 g/m2 )を含んでなる。
【0039】上記の6つの層がシアン色素像形成層とし
てコーティングされる。
【0040】低感度マゼンタ色素形成層:この層は、緑
感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 1.5モル
パーセント)(直径 0.7μm×厚み 0.112μm)(Ag
0.258 g/m2 )と緑感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤
(ヨウ化物 1.3モルパーセント)(直径0.54μm×厚み
0.086μm)(Ag 0.409 g/m2 )とのブレンド、化合
物M−1( 0.204 g/m2 )、MM−1( 0.038 g/
m2 )、ST−1( 0.020 g/m2 )、S−1(0.26 g/
m2)、およびゼラチン(1.18 g/m2 )を含んでなる。
【0041】中感度マゼンタ色素形成層:この層は、緑
感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モル
パーセント)(直径0.61μm×厚み0.12μm)(Ag
0.646 g/m2 )、化合物M−1( 0.099 g/m2 )、MM
−1( 0.027 g/m2 )、IR−2( 0.022 g/m2 )、S
T−1( 0.010 g/m2 )、S−1( 0.143 g/m2 )、S
−2( 0.044 g/m2 )、およびゼラチン(1.41 g/m2
を含んでなる。
【0042】高感度マゼンタ色素形成層:この層は、緑
感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モル
パーセント)(直径0.98μm×厚み 0.113μm)(Ag
0.699 g/m2 )、化合物M−1(0.052 g/m2 )、MM
−1( 0.032 g/m2 )、IR−2( 0.022 g/m2 )、S
T−1( 0.005 g/m2 )、S−1( 0.111 g/m2 )、S
−2( 0.044 g/m2 )、およびゼラチン( 1.123 g/
m2 )を含んでなる。
【0043】イエローフィルター層:この層は、化合物
2,5-ジ -t-オクチル -1,4-ジヒドロキシベンゼン( 0.0
75 g/m2 )、YD−2( 0.108 g/m2 )、Ciba Geigyに
よって販売されているIrganox 1076(0.01 g/m2 )、S
−2( 0.121 g/m2 )およびゼラチン( 0.861 g/m2
を含んでなる。
【0044】上記の4つの層がマゼンタ色素像形成層と
してコーティングされる。
【0045】低感度イエロー色素形成層:この層は、青
感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モル
パーセント)(直径 1.4μm×厚み 0.131μm)(Ag
0.161 g/m2 )、青感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤
(ヨウ化物 1.5モルパーセント)(直径0.85μm×厚み
0.131μm)(Ag 0.0.108 g/m2 )と青感性の平板状
粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 1.3モルパーセント)
(直径0.54μm×厚み 0.086μm)(Ag 0.161 g/
m2 )、化合物Y−1( 0.915 g/m2 )、IR−1( 0.
032 g/m2 )、B−1(0.0065 g/m2 )、S−1( 0.48
9 g/m2 )、S−3(0.0084 g/m2 )、およびゼラチン
( 1.668 g/m2 )を含んでなる。
【0046】高感度イエロー色素形成層:この層は、青
感性の平板状粒子の臭ヨウ化銀乳剤(ヨウ化物 4.5モル
パーセント)(直径 2.3μm×厚み 0.128μm)(Ag
0.43 g/m2 )、化合物Y−1(0.15 g/m2 )、IR−1
( 0.032 g/m2 )、B−1(0.0054 g/m2 )、S−1
( 0.091 g/m2 )、S−3(0.0070 g/m2 )、およびゼ
ラチン( 0.753 g/m2 )を含んでなる。
【0047】第2保護層:この層は、ゼラチン( 0.7 g
/m2 )、コロイド銀( 0.215 g/m2 )、UV−1( 0.1
08 g/m2 )、UV−2( 0.108 g/m2 )、およびS−1
( 0.151 g/m2 )を含んでなる。
【0048】第1保護層:この層は、ゼラチン( 0.888
g/m2 )、シリコーン潤滑油(DC-200 Dow Corning、0.
0401 g/m2 )、Fluorad FC-134(3M Co.、0.0039 g/
m2 )、Aerosol OT(American Cyanamide、0.0215 g/m
2 )、界面活性剤Olin 10G(Olin Corp.、0.0272 g/
m2 )、ポリメタクリル酸メチルマット( 1.5μm、0.0
538 g/m2 )、ポリ(メタクリル酸メチル−コ−メタク
リル酸)(45/55wt%、 2.7μm、 0.107 g/m2 )を含
んでなる。
【0049】上記の4つの層がイエロー色素像形成層と
してコーティングされる。
【0050】
【化1】
【0051】
【化2】
【0052】
【化3】
【0053】
【化4】
【0054】
【化5】
【0055】
【化6】
【0056】
【化7】
【0057】この例においては、上記イエロー色素像形
成層が最上部の乳剤層である。本発明によれば、イエロ
ー色素像形成層はマゼンタ像形成層およびシアン色素像
形成層の両方よりも大きい水膨潤率を有する。各々の感
光層の水膨潤率は、本発明の例においては、シアンの色
素像形成層の底部の層であるハレーション防止層とイエ
ロー色素像形成層の底部の層である低感度イエロー層と
の間にビス (ビニルスルホン) メタン硬膜剤を分配する
ことによって制御される。
【0058】各々の写真用要素が調製された35mm× 305
mmの2本のストリップを、次に、International Standa
rd ISO 5800, "Photography - Color negative film fo
r still photography - Determination of ISO speed"
に記載されているものと同様の手法で露光し、現像す
る。得られた21段階タブレット露光量を、やはりIntern
ational Standard ISO 5800 に記載されているものと同
様の手法で、ステータスMフィルターを使用して読み取
る。個々の工程における段階的な露光量の濃度値を記録
する。段階1が最も低いフィルム透過濃度であり、段階
21が最も高いフィルム透過濃度である。赤、緑、および
青の透過濃度について、段階15〜20の平均濃度を計算す
る。赤、緑、および青の感光層についての平均濃度変化
は、比較用の例1について見出された平均濃度値を参照
しつつ、表1に報告されている。本発明に準じて調製さ
れた写真用要素については、各々の感光層について、濃
度のかなりの増大が見出される。
【0059】
【表1】
【0060】各々の写真用要素が調製された35mm× 305
mmの2本のストリップを1週間にわたって37.8℃および
50%RHでコンディショニングする。赤、緑、および青の
光透過についての平均濃度を上述の方法によって測定す
る。次に、各々の写真用要素についての平均濃度変化
を、コンディショニングされていない同じ写真用要素に
ついての値と比較しながら、赤、緑、および青の感光層
について計算する。その平均濃度は、比較用の例1につ
いての赤、緑、および青の感光層については、 0.056、
0.05、および 0.044だけ減少している。その平均濃度
は、本発明の例2についての赤、緑、および青の感光層
については、約0.03、 0.034、および0.05だけ減少して
いる。その平均濃度は、本発明の例3についての赤、
緑、および青の感光層については、約 0.017、 0.031、
および 0.029だけ減少している。本発明に準じて調製さ
れた写真用要素は、コンディショニングの間、センシト
メトリー特性におけるはるかに少ない変化しか示さなか
った。
【0061】本発明の他の好ましい態様を、請求項との
関連において、次に記載する。
【0062】[1] 支持体、 少なくとも1つの青感性乳剤層、少なくとも1つの緑感
性乳剤層、および少なくとも1つの赤感性乳剤層を含
み、可視スペクトルの異なった領域に対して分光増感さ
れている複数の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン化
銀乳剤層、を含んでなる写真用要素であって、上記ハロ
ゲン化銀乳剤層の1つが他のあらゆる感光性乳剤層より
も大きい水膨潤率を有する最上部のハロゲン化銀乳剤層
を含んでなる写真用要素。
【0063】[2] 上記の最上部のハロゲン化銀乳剤
層に重ねられている保護上塗り層をさらに含んでなる、
[1]に記載の写真用要素。
【0064】[3] 上記支持体に重ねられているフィ
ルター層をさらに含んでなる[1]に記載の写真用要
素。
【0065】[4] 上記支持体に重ねられている下塗
り層をさらに含んでなる、[1]に記載の写真用要素。
【0066】[5] 上記支持体に重ねられている透明
な磁気記録層をさらに含んでなる、請求項1に記載の写
真用要素。
【0067】[6] 上記支持体に重ねられている帯電
防止層をさらに含んでなる、[1]に記載の写真用要
素。
【0068】[7] 上記支持体が、硝酸セルロースフ
ィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセター
ルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネート
フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレンナフタレートフィルム、ガラス、金属板、紙、
ポリマーおよびコート紙からなる群より選ばれる、
[1]に記載の写真用要素。
【0069】[8] 上記青感性乳剤層がその最上部の
ハロゲン化銀乳剤層である、[1]に記載の写真用要
素。
【0070】[9] 硬膜剤としてビニルスルホン化合
物をさらに含んでなる、[1]に記載の写真用要素。
【0071】[10] 支持体、 可視スペクトルのすべての領域に対して各々が分光増感
されている複数の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン
化銀乳剤層、を含んでなる写真用要素であって、上記ハ
ロゲン化銀乳剤層の1つが他のあらゆる感光性乳剤層よ
りも大きい水膨潤率を有する最上部のハロゲン化銀乳剤
層を含んでなる写真用要素。
【0072】[11] 上記の最上部のハロゲン化銀乳
剤層に重ねられている保護上塗り層を含んでなる、[1
0]に記載の写真用要素。
【0073】[12] 上記支持体に重ねられているフ
ィルター層をさらに含んでなる、[10]に記載の写真
用要素。
【0074】[13] 上記支持体に重ねられている下
塗り層をさらに含んでなる、[10]に記載の写真用要
素。
【0075】[14] 上記支持体に重ねられている透
明な磁気記録層をさらに含んでなる、[10]に記載の
写真用要素。
【0076】[15] 上記支持体に重ねられている帯
電防止層をさらに含んでなる、[10]に記載の写真用
要素。
【0077】[16] 上記支持体が、硝酸セルロース
フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタ
ールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネー
トフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポ
リエチレンナフタレートフィルム、ガラス、金属板、
紙、ポリマーおよびコート紙からなる群より選ばれる、
[10]に記載の写真用要素。
【0078】[17] 上記青感性乳剤層がその最上部
のハロゲン化銀乳剤層である、[10]に記載の写真用
要素。
【0079】[18] 硬膜剤としてビニルスルホン化
合物をさらに含んでなる、[10]に記載の写真用要
素。
フロントページの続き (72)発明者 ヨンカイ ワン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,ヒッコリー ポンド ド ライブ 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、 少なくとも1つの青感性乳剤層、少なくとも1つの緑感
    性乳剤層、および少なくとも1つの赤感性乳剤層を含
    み、可視スペクトルの異なった領域に対して分光増感さ
    れている複数の色素形成親水性コロイド含有ハロゲン化
    銀乳剤層、を含んでなる写真用要素であって、 上記ハロゲン化銀乳剤層の1つが他のあらゆる感光性乳
    剤層よりも大きい水膨潤率を有する最上部のハロゲン化
    銀乳剤層を含んでなる写真用要素。
JP11066069A 1998-03-13 1999-03-12 カラ―写真用要素 Pending JPH11295861A (ja)

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US09/039042 1998-03-13

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