JPS63260402A - 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法 - Google Patents

糸による小巾生単板の仮横はぎ方法

Info

Publication number
JPS63260402A
JPS63260402A JP9486387A JP9486387A JPS63260402A JP S63260402 A JPS63260402 A JP S63260402A JP 9486387 A JP9486387 A JP 9486387A JP 9486387 A JP9486387 A JP 9486387A JP S63260402 A JPS63260402 A JP S63260402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
water
veneer
containing system
raw veneer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9486387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0829526B2 (ja
Inventor
正之 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minami Machine Co Ltd
Original Assignee
Minami Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minami Machine Co Ltd filed Critical Minami Machine Co Ltd
Priority to JP9486387A priority Critical patent/JPH0829526B2/ja
Publication of JPS63260402A publication Critical patent/JPS63260402A/ja
Publication of JPH0829526B2 publication Critical patent/JPH0829526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ6発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は合板製造工程において、ベニヤレースにより
多量に製出される小巾生単板を処理する方法に関する。
(従来の技術) 単板に糸を貫通させて糸により中板を補強又は横はぎす
る手段としては、特公昭61−21803号公報の補強
ベニヤ甲板とベニヤ単板補強方法等がある。
(発明が解決しようとする問題点) 前記補強ベニヤ単板は、貫通した糸の部分を加工して糸
が貫通部から抜けないように係止部を形成するものであ
って、この係止部は、貫通した部分の線材を加熱・加圧
等の手段によってきのこ状、T字状等に加工するか、又
は貫通した部分に接着剤を塗布することによって形成す
るものであり、一般に突刺体により糸を単板に貫通させ
る構成の場合に、突刺体を単板から抜くとき、突刺体の
離脱につれて糸も貫通部から抜け、特に突刺体を回転体
に付設したときこの傾向があり、従って突刺体を単板に
貫通した状態で糸を加工する必要があり、このため複雑
な機構の加工装置を必要としたり′l5fI[iな接着
剤を必要として、設備費及びランニングコストが高価と
なるばかりでなく、必らずしも係止部が確実に形成され
るとは限らない問題点があった。
口0発明の構成 (問題点を解決するための手段) 糸として、水又は温水等を付加することによって急速に
膨潤収縮して摩擦係数が増大し且つ弾性化する例えばビ
ニロン等の合成繊維を用い、このビニロン等の糸を押込
刃により生単板に貫通させる直前に糸の全長に渡って水
又は温水等を付加するか又は貫通部の糸に部分的に付加
して含水系とするように構成する。
(作用) 含水系は膨潤収縮して摩擦係数が増大しているから、複
雑高価な加工を施すことなく確実に貫通部に係止され、
また含水系は弾性化しているから、押込刃による貫通に
際して切断等のトラブルが全く発生しない。
〈実施例) 第1図において、小中の生単板Aは互の端面Bが衝合さ
れ、コンベアによってその繊維と直交する矢印の方向へ
搬送される。糸1は巻枠2から繰出され、案内車3を介
して生単板Aの板面へ誘導される。生単板Aの板面に誘
導された糸1は、ホルダー4に付設され、流体圧シリン
ダー等の作動機構5によって上下運動する押込刃6によ
り生単板へに押込まれて貫通し、貫通した糸1の一部は
反対側の板面に突出して突出部Cが形成される。
この場合押込刃6としては金属等の摩擦係数の小さい材
質のものを用いる。そして押込刃6によって糸1を生単
板Aに押込むとき、その貫通部Pヘノズル7によって水
又は温水W等を吐出させ、貫通部P付近の糸1に部分的
に水又は温水W等を付加して含水系1aとする。ノズル
7は開閉弁8を介して水又は温水W等の加圧された供給
源9へ接続して、押込刃6によって糸1が貫通部Pへ押
込まれる都度、水又は温水W等を貫通部Pへ吐出させる
糸1としては水又は温水W等を付加することによって急
速に膨潤収縮してI!JF!A係数が増大し且つ弾性化
するビニロン等の合成繊維を用いる。このビニロン等の
合成8Nとしては、例えば株式会社クラレから2005
P10の品番で製造販売されている収縮ビニロンがある
。糸1としてこの収縮ビニロンを用いれば、前記の如く
貫通部Pに水又は温水W等を付加することによって、貫
通部P付近における糸1は部分的に急速に膨!!@縮す
るとともに弾性化された含水系1aとなり、押込刃6が
貫通を終って生単板Aから離脱するとき、押込刃6と含
水系1aとの摩擦係数は含水系1aと貫通部Pにおける
生単板Aとの間の摩擦係数より遥かに小さく、しかも生
単板Aの反対側の板面には含水系1aの突出部Cが形成
されているから、糸1が押込刃6と一諸に抜けることが
なく、糸1は確実に貫通部Pに係止されるのである。ま
た、含水系1aは弾性化されているので、押込刃6が含
水系1aを貫通部Pへ押込むとき、含水系1aと生単板
A11lの摩擦による張力に対応することができて、含
水系1aが切断されることなく含水系1aの円滑な押込
みがなされるのである。
このように含水系1aの貫通部Pへの係止と生単板Aの
走行により糸1は巻枠2から順次繰出され、含水系1a
が適宜の間隔の貫通部Pにそれぞれ係止された糸1によ
る横はぎが行われる。糸1にJ、る生単板Aの仮構はぎ
は、複数条の糸1を生単板Aの表面又は裏面もしくは表
裏両面に誘導して行い、また各県1を生単板へに貫通さ
せる間隔は、生単板Aの走行速度と押込刃6の上下運動
のサイクルによって決定し、この間隔は生単板Aの厚さ
、材質及び糸1の本数等によって適宜に設定する。なお
、水又は温水Wは普通の水又は温水に限定されるもので
はなく、水を含有し収縮ビニロン等を膨!1敗縮して摩
擦係数が増大し且つ弾性化し得る液体であればよい。
第2図に示す図は、押込刃6の先端部に系1の案内溝1
0を付したもので、生単板Aが薄いか又は脆弱等で押込
刃6によって容易に糸1を生単板Aに押込むことができ
る場合には、先端部に案内溝10を設けないで、押込刃
6の先端で糸1を貫通部Pへ押込むように構成すること
もできる。第3図に示す図は、糸1に部分的に水又は温
水W等を付加して、貝゛通部P及び突出部Cにおいて含
水系1aが形成されて、糸1が貫通部Pに係止された状
態を示すものである。
第4図に示す図は、押込刃6を回転体11に付設し、押
込刃6の回転運動により糸1を生単板Aの貫通部Pへ押
込む実施例を示すものであり、また、この実施例では糸
1を貫通部Pへ貫通させる直前に糸1に水又は温水W等
を付加するものである。
押込刃6は複数個を回転車11に放射状に付設し、生単
板Aに糸1を貫通させる適宜の間隔となるように回転体
11に付設し、回転体11はその軸12を回転駆動する
駆動機#1113によって押込刃6の刃先の周速が生単
板Aの走行速度とほぼ一致するように回転駆動する。そ
して糸1に水又は温水W等を付加する方法は、例えば図
に示すように水又は温水W等を貯めるタンク14、糸1
をタンク14内の水又は温水W等に誘導する誘導O−ル
15を備え、温水Wとするときはタンク14にヒーター
等の加熱手段を備え、巻枠2から繰出した糸1を誘導ロ
ール15によってタンク14内の水又は温水Wを通過さ
せ、“   糸1の全長に渡って水又は温水W等を付加
して含水系1aとして取出し、案内車3を介して走行す
る生単板への板面に誘導する。板面に誘導された含水系
1aは回転する押込刃6によって順次その刃先の間隔を
もってn油部Pにおいて生単板Aに押込まれるように構
成する。この場合においても含水系1aはFM詞牧縮し
て摩擦係数が増大し、生単板Aと押込刃6の摩擦係数の
差及び突出部Cの作用によって押込刃6が貫通部Pから
離脱するとき、含水系1877+貫通部Pから扱けるこ
となく含水系1aは確実に貫通部Pに係止され、また弾
性化された含水系1aにより押込刃6による貫通部Pへ
の押込みも切断等のトラブルなく円滑に行われるのであ
る。
ハ8発明の効果 以上のようにこの発明は、仮構はぎを行う糸として含水
により膨潤収縮して摩擦係数が増大し且つ弾性化する収
縮ビニロン等を用い、糸は少なくとも生単板の貫通部に
おいては含水化させる構成であるから、糸が押込刃によ
り生単板に押込まれるとき、その弾性化による伸張によ
り生単板との間の摩擦抵抗は低減されて切断等のトラブ
ルは全く起らず、押込刃が貫通部から離脱するとき、含
水系の生単板と押込刃に対する摩擦抵抗の差及び突出部
の離脱抑制力によって、含水系が貫通部から抜けること
なく含水系は確実に貫通部に係止され、しかも糸に水又
は温水等を付加するだけであるから、従来法のように糸
の加工に複雑高価な設備を要せず、また高価な接着剤を
用いる必要もないから、設備費並びにランニングコスト
が低廉化され、押込刃により含水系を生単板に押込むだ
けであるから高速処理を施すことができる等の諸効果を
有し、さらに糸により小巾生単板を仮構はぎするから、
小巾生単板のウィケットドライヤー等への挿入が省力化
されるとともにドライヤーにおける安定した搬送を計り
得て合板産業に多大の貢献をなすものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は一実施例の側面
図、第2図は押込刃を拡大した正面図、第3図は含水系
が生単板の貫通部に係止された状態を示す側面図、第4
図は他の実施例を示す側面図である。 1・・・糸     1a・・・含水系   6・・・
押込刃A・・・生単板   C・・・突出部   P・
・・貫通部W・・・水又は漏水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互の端面を衝合した小巾生単板の板面に、その繊維と直
    交する方向に含水により膨潤収縮弾性化する複数条の糸
    を誘導するとともに、該誘導された各糸のそれぞれの一
    部を上下運動又は回転運動する押込刃により適宜の間隔
    をもって生単板に貫通させ、該貫通の直前に糸の全長に
    渡って又は貫通部の糸に部分的に水又は温水等を付加し
    て含水系とし、該含水系を貫通部に係止させることを特
    徴とする糸による小巾生単板の仮横はぎ方法。
JP9486387A 1987-04-17 1987-04-17 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法 Expired - Lifetime JPH0829526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9486387A JPH0829526B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9486387A JPH0829526B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63260402A true JPS63260402A (ja) 1988-10-27
JPH0829526B2 JPH0829526B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=14121873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9486387A Expired - Lifetime JPH0829526B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829526B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0829526B2 (ja) 1996-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4444360A (en) Web severing apparatus in a web winding machine
US4799318A (en) Arrangement in the drying section of a paper machine
PL292844A1 (en) Method of and apparatus for making securities with an introduced safetying element and security provided with such safetying element
EP1025003B1 (en) A method of securing bale wrappers to bales and a fastener for carrying out the method
JPS63260402A (ja) 糸による小巾生単板の仮横はぎ方法
GB1352669A (en) Method and aparatus for forming a nonwoven fibrous web
US4269883A (en) Reinforced veneer and method of reinforcing a veneer sheet
SE441764B (sv) Isolerskiva och sett att framstella dylik
US4710158A (en) Method and apparatus for producing deckled edge paper
DE2218074B2 (de) Einrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von kaschierten Spanholzbahnen
US2454787A (en) Process for dry expansion of wood veneer
JPS6222322Y2 (ja)
JPS599323B2 (ja) ベニヤ単板の製造方法
US2999455A (en) Method of and apparatus for increasing the efficiency of printing machines
US3629949A (en) Threading procedure
JPS63109001A (ja) ベニヤ単板用接着糸の接着方法
JPS5849163B2 (ja) ベニヤ単板の処理方法
JP2672112B2 (ja) ベニヤ単板の縦矧方法
US2665460A (en) Expanded wood veneer
GB2071722A (en) Bonding yarn for veneers
DE20304105U1 (de) Stanzvorrichtung
JPH0251722B2 (ja)
JPS58155908A (ja) ロ−タリ−レ−スにおける単板の切削処理方法
DE20115649U1 (de) Wickel- und Bremsvorrichtung
US5373981A (en) Pin bar doff knife