JPS6326031A - 時定数可変フイルタを有するpll回路 - Google Patents

時定数可変フイルタを有するpll回路

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JPS6326031A
JPS6326031A JP61168654A JP16865486A JPS6326031A JP S6326031 A JPS6326031 A JP S6326031A JP 61168654 A JP61168654 A JP 61168654A JP 16865486 A JP16865486 A JP 16865486A JP S6326031 A JPS6326031 A JP S6326031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
vco
pass filter
diode
pll circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP61168654A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
Masaaki Ono
正明 小野
Noboru Wakatsuki
昇 若月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS6326031A publication Critical patent/JPS6326031A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] PLL回路のラグリード型低域通過フィルタにおいて、
直列腕の抵抗素子にダイオードを並列接続することによ
り、成る周波数の同期状態から、他の周波数の同期状態
へ移るまでのロック時間を極めて短縮したものである。
[産業上の利用分野] 本発明は入力信号に同期した基準周波数の信号を得るた
めに使用されるPLL回路に関する。
PLL回路とは位相ロックループ回路の意味であって、
位相同期回路ということができる。
入力信号に同期した周波数を出力信号とする従来のPL
L回路において、入力信号をf、からf2へ急に変化さ
せたとき、電圧制御型発振器の発振周波数がf2±Δf
以内に落ち着くまでの時間(ロック時間)が比較的長か
ったので、それを出来るだけ短くすることが要望されて
いる。
[従来の技術] 第6図は従来のPLL回路の構成を示す図である。第6
図において、1は入力信号の印加端子、2は位相比較器
で電圧制御型発振器の出力信号と入力信号との位相を比
較し、位相差に対応する電圧出力を得るもの、3はラグ
リード型低域通過フィルタで、直列腕に抵抗素子31(
R1)を、並列腕には抵抗素子32(R2−)とコンデ
ンサ34(C)との直列接続回路を有しているものをい
う。
ここでラグリード型フィルタとは遅れ・進み型フィルタ
の意味で基準周波数を挟んで位相の遅れ・進みが起こる
ため名づけられている。4は電圧制御型発−器で、以下
本明細書でvCOと略記する。
5は基準周波数の信号出力端子を示す。位相比較器2、
低域通過フィルタ3、VCO4を環状接続してPLL回
路を構成する。
なお、位相比較器2がディジタル形であるときは、低域
通過フィルタ3との間にチャージポンプを挿入し、位相
比較器2からのパルス幅変調出力をアナログ信号に変換
する。またVCO4と位相比較器2との間にプリスケー
ラを挿入することがある。これは入力信号端子1からの
信号の周波数とVCO4の出力周波数との間に大きな差
があるとき、位相比較器2のため使用する。
第6図の動作は、位相比較器2においてVCO4の出力
周波数f0に近い周波数の信号f3を入力信号の中から
取り出して位相差比較を行う。両信号の差f、−f0に
比例する信号出力を低域フィルタ3に印加し、同成分を
VCO4に与える。
VCO4は周波数f0の信号を出力すると共に位相比較
器2に印加する。foの信号は環境変化に対して影響さ
れず極めて安定に発振し続ける。このとき位相比較器2
の入力信号が周波数f、からflへ急に変わったとき、
VCO4の出力がf。
からftに近いflへ出来るだけ早く変化し、再び安定
に発振し続ける。
[発明が解決しようとする問題点] 入力信号周波数の変化に対し応答する時間をロック時間
という。ロック時間は低域通過フィルタの特性に大きく
影響される。ロック時間を短くすること即ち周波数の変
化に直ぐ応答させるためには、低域通過フィルタの時定
数を短くすることが必要である。第4図に示すラグリー
ド型低域通過フィルタの時定数は、(R1+R2)Cに
比例するので、RやCの値を小に選定するが、このとき
PLL回路の特性が極めて悪くなるので、時定数を小に
することが難しく、ロック時間との兼ね合いが困難であ
る。
またPLL回路としては電源電圧を大きくすること、v
COの感度を高くすること、近接スプリアスを低くする
こと、カーそれぞれ望ましいけれど、それらの程度に限
度がある。そして電源電圧が大きくないと低域通過フィ
ルタの入力電圧が低くなり、VCOの感度が高くないと
フィルタ出力により十分な周波数変化を起こすことが田
来す、更に近接スプリアスを低くするためフィルタの時
定数は大きくする必要がある。そのため通常選定したフ
ィルタ素子の定数ではロック時間がどうしても長(なる
。例えばR1=40にΩ、R2=1にΩ。
C= 4.7μFのとき、第7図に示すようにロック時
間は約2秒となる。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、低域通過フィルタ
を構成する素子は、PLL回路としての動作上所定の値
に選定し、且つ時定数可変の回路構成とすることにより
、ロック時間を短くすることの出来るPLL回路を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明の原理構成を示す回路図である。
第1図において、1は周波数f、の入力信号端子、2は
位相比較器、3はラグリード型低域通過フィルタ、4は
出力信号周波数r0のVCOを示す。
位相比較器2、低域通過フィルタ3、VCO4を図示す
るように環状接続して構成するPLL回路において、本
発明は下記の構成としている。即ち前記ラグリード型低
域通過フィルタ3の直列腕の抵抗素子31にダイオード
34を並列接続し、該低域通過フィルタの時定数を可変
としたことである。
[作用コ 入力信号端子1の入力周波数f、に対しVC,04の出
力周波数r0は、その差が零になるようにPLL回路と
して安定な発振動作を続けている。若し、入力周波数が
f、から急にftへ変化したとき、位相比較器2におい
てft−f、に比例する値の出力を得て低域通過フィル
タ3に印加する。
そのときダイオード34は両端の電位差が急に大きくな
るため、導通状態となり、コンデンサ33を急激に充電
する。また前記ft−foに比例する値の信号はVCO
に印加されてその発振周波数をflに近い値f、に変化
させて発振する。位相比較!2においてf、−f、に比
例する出力値を得るとフィルタ3におけるダイオード3
4は電位低下のため、再び非導通となる。そしてコンデ
ンサの充電電位がVCO4へ与えられると同時に抵抗3
2と31を介して放電を開始する゛。VCO4の発振周
波数はf、から再びf0方向に変化した値となる。位相
比較器2においてftとの差を演算し、再びダイオード
34を導通させる値になると、コンデンサ33を充電さ
せ、且つVCO4の周波数をf、方向に戻すようにする
。このような−コンデンサ33の充放電がVC,04の
発振周波数をf、の近傍において1〜2回波状に動くの
みで急速にf、に安定する。即ちダイオード34を導通
させる電位が位相比較器2から与えられると、コンデン
サ32を急速充電させることのため、時定数が急激に小
となり、ダイオード34が非導通となったとき時定数が
従前の値となる。このような時定数可変のフィルタを使
用するため、ロック時間を従来と比較して極めて短くす
ることができる。
[実施例] 第2図は本発明の第1実施例として、低域通過フィルタ
の構成を示す。第2図はダイオード34以外にダイオー
ド35を使用し、両者を互いに逆方向に接続した場合で
ある。第2図においては、当初ダイオード34が導通、
35が非導通であって、コンデンサ33が充電される。
その後、VCO4の発振周波数が変化して位相比較器2
の出力が小さな値となれば、ダイオード35が導通、3
4が非導通となってコンデンサ33の放電も急激に行わ
れる。そのためVCO4に印加される電圧変化が激しく
、発振周波数をf、近辺で微小変化させた程度でf、に
早く落ち着く、即ちロック時間が第1図の場合より更に
短縮できる。
次に第3図はダイオードとしてツェナダイオードを使用
する実施例を示している。ツェナダイオード36と直列
抵抗素子37とを抵抗素子31に並列接続する。この場
合は位相比較器2の出力がVCO4への入力と比較し、
ツェナ電圧以上の差があるときのみ、時定数を小とする
ように動作する。入力信号が通常のダイオードの順方向
電位降下0.6 V以上の値で振幅変調されている場合
に、この回路構成で利用することができる。
第4図はツェナダイオード2個36.38を直列接続し
て場合であって、位相比較器2とVCO4の入力間でツ
ェナ電圧以上の電位差があるとき、時定数を小とする。
この回路は第3図の場合と比べてよりロック時間を短く
することに有効である。
[発明の効果] このようにして本発明によると、低域通過フィルタの抵
抗素子にダイオードを並列接続するのみの簡単な構成で
あっても、ロック時間を従来より掻めて短(することが
できる。第2図に示す構成によりR1=10にΩ、R2
=1にΩ、C=4.7μFの素子を使用したとき、第5
図に示すように0゜25秒のロック時間が得られた。な
おダイオードを使用しない場合は、第7図に示すとおり
2秒のロック時間であるから約1/8に短縮された。
本発明ではロック時間を短縮することのみ可能であり、
付加ダイオード以外の素子による回路が従来のPLL回
路として動作することに与える影響はないから、既存の
回路に適用して極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示す図、 第2図〜第4図は本発明の各実施例としてラグリード型
低域通過フィルタの構成を示す図、第5図は第2図に示
す構成のロック時間の例を示す図、 第6図は従来のPLL回路の構成を示す図、第7図は第
6図によるロック時間の例を示す図である。 1−信号入力端子 2−  位相比較器 3−・・・・ラグリード型低域通過フィルタ4・−、V
CO 5・−出力端子 31、 32. 37−抵抗素子 33− コンデンサ 34.35−−−ダイオード 36.38−・−ツェナダイオード 特許出願人    富士通株式会社 代理人    弁理士  鈴木栄祐 従来のPLL回路図 第6図 従来の07り時間 第7因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 位相比較器(2)と、ラグリード型低域通過フィルタ(
    3)と、電圧制御型発振器(4)とを環状接続して構成
    されるPLL回路において、 前記ラグリード型低域通過フィルタ(3)の直列腕の抵
    抗素子(31)にダイオード(34)を並列接続し時定
    数可変としたこと を特徴とする時定数可変の低域通過フィルタを有するP
    LL回路。
JP61168654A 1986-07-17 1986-07-17 時定数可変フイルタを有するpll回路 Pending JPS6326031A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182447A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 位相ロックループ回路及び遅延ロックループ回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182447A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 位相ロックループ回路及び遅延ロックループ回路
US8264259B2 (en) 2008-01-29 2012-09-11 Fujitsu Semiconductor Limited Phase-locked loop circuit and delay-locked loop circuit

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