JPS6326027A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS6326027A
JPS6326027A JP61167939A JP16793986A JPS6326027A JP S6326027 A JPS6326027 A JP S6326027A JP 61167939 A JP61167939 A JP 61167939A JP 16793986 A JP16793986 A JP 16793986A JP S6326027 A JPS6326027 A JP S6326027A
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JP
Japan
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circuit
precharge
channel
mosfet
logic
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Pending
Application number
JP61167939A
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English (en)
Inventor
Makio Uchida
内田 万亀夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、プリチャージ式論理回路が多段接続されてなるドミ
ノ回路を含む半導体集積回路装置に利用して有効な技術
に関するものである。
〔従来の技術〕
1相のクロック信号により動作するプリチャージ式論理
回路については、例えば特開昭54−89558号公報
により公知である。第2図には、このプリチャージ式論
理回路の一例が示されている。この回路は、記憶ノード
n1の負荷容量とされるCMO3(相補型MOSFET
)出力インハータ回路N2の入力容量C3をクロック信
号φのロウレベルにおいてチャージするPチャンネル型
のプリチャージMOSFETQ3と、記憶ノードnlと
回路の接地電位との間に直列形態に設けられる論理ブロ
ック回路り、Bl及びディスチャージMO5FETQI
 Oと、記憶ノード′の電位を後段のプリチャージ式論
理回路に伝達するCMO3出力インバータ回路N2によ
り構成される。論理ブロックLBIは、直並列接続され
たNチャンネルMO5FETQ6〜Q9により構成され
、それぞれのゲートには論理入力信号a −dが入力さ
れる。
またCMOSインバータ回路N2は、直列形態のPチャ
ンネルMOSFETQ2及びNチャンネルMOSFET
QI 1により構成される。上記同様な回路は多¥i接
続され、いわゆるドミノ回路を構成する。
この回路では、クロック信号φがロウレベルの間におい
て、記憶ノードn1の負荷容量Csのプリチャージ動作
が行われる。すなわち、クロック信号のロウレベルによ
ってプリチャージMOSFETQ3がオン状態となり、
記憶ノードnlの負荷容NC3がほぼ電源電圧Vccの
ようなハイレベルにチャージされる。クロック信号φが
ハイレベルになると、プリチャージMOSFETQ3は
オフ状態となり、代わってディスチャージMO5FET
QIOがオン状態となる。ここで、論理ブロック回路L
BIの論理条件が成立し、例えば前段からの論理入力信
号a −dの組み合わせによって、M OS F E 
TQ 6がオン状態とされ、同時にMOSFETQ7と
Q8又はMOSFETQ9のいずれかがオン状態にされ
るとディスチャージ経路が形成され、記憶ノードn1の
負荷容量のハイレベルが回路の接地電位のようなロウレ
ベルにディスチャージされる。
このように、各段のプリチャージ式論理回路において、
プリチャージMOS F ETをクロック信号φのロウ
レベルでオン状態とし、またディスチャージMOSFE
Tをクロック信号のハイレベルでオン状態とすることに
よって、プリチャージ動作とディスチャージ動作を交互
に繰り返し、それぞれの論理入力信号に従った論理演算
を行うことができる。また、これらのプリチャージ式論
理回路を多段接続することによってドミノ回路を構成し
、高速論理回路を実現するものである。
〔発明が解決しようとす、る問題点〕
ところで、各プリチャージ式論理回路の記憶ノードとさ
れる負荷容量C3は、上記Pチャンネル型のプリチャー
ジMO5FETによって、そのしきい値電圧により低下
されることなく、はぼ電源電圧Vccのレベルまでプリ
チャージされる。この時、負荷容量Csに蓄積される電
橋は、負荷容量C5の静電容量値と電源電圧Vccの積
として求められ、そのプリチャージ及びディスチャージ
に要する時間は、その電荷の値が大きくなるほど長くな
る。
本願発明者等は、この負荷容量Csのプリチャージレベ
ルを下げることによって、その蓄積電荷を減らし、プリ
チャージ式論理回路の論理動作をさらに高速化すること
を考えた。
この発明の目的は、動作の高速化を図ったドミノ回路を
含む半導体集積回路装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、プリチャージ式論理回路のプリチャージMO
SFETをNチャンネルMOSFETとし、記憶ノード
の負荷容量のプリチャージレベルを上記NチャンネルM
OSFETのしきい値電圧分低下させるものである。
〔作  用〕
上記した手段によれば、負荷容量のプリチャージレベル
がNチャンネル型のプリチャージMOSFETによって
そのしきい値電圧分低下することで、そのプリチャージ
及びディスチャージ動作に要する時間が短縮され、プリ
チャージ式論理回路の論理動作を高速化できるものであ
る。
〔実施例〕
第1図には、この発明が通用されたドミノ回路の一実施
例を示す回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMO3(相補型MO3)集積回路の製造技術に
よ・って、特に制限されないが、単結晶N型シリコンの
ような1(l!の半導体基板上において形成される。第
1図において、チャンネル(バックゲート)部分に矢印
が付加されたMOS F ETはPチャンネル型であり
、矢印のないNチャンネルMOSFETと区331され
る。
PチャンネルMOSFETは、このような半導体基板表
面に形成されたソース領域、ドレイン領域及びソース領
域とドレイン領域との間の半導体基板表面に薄い厚さの
ゲート絶縁膜を介して形成されたポ′リシリコンからな
るようなゲート電極から構成される。NチャンネルMO
SFETは、上記半導体基板表面に形成されたP型ウェ
ル領域に形成される。これによって、半導体基板は、そ
の上に形成された複数のPチャンネルMOSFETの共
通の基板ゲートを構成する。P型ウェル領域は、その上
に形成されたNチャンネルMOSFETの基板ゲートを
構成する。PチャンネルMOSFETの基板ゲートすな
わちN型半導体基板は、電源端子Vccに接続され、ま
たNチャンネルMOSFETの基板ゲートすなわちP型
つェル碩域は、回路の接地電位点に接続される。
この実施例のドミノ回路は、複数段のプリチャージ式論
理回路によって構成され、第1図にはその2段分のプリ
チャージ式論理回路PLI及びPh3が例示的に示され
ている。各段のプリチャージMOSFETは、Nチャン
ネルMOSFETによって構成され、記憶ノードn1及
びn2のプリチャージ後のレベルは、電源電圧Vccよ
りこれらのプリチャージMOSFETのしきい値電圧骨
低い値とされる。また、各段の出力インバータ回路と回
路の電源電圧Vccとの間には、反転クロック信号7の
ハイレベルすなわちプリチャージ期間においてオフ状態
とされるPチャンネルMOS F ETが設けられ、上
記のような中間レベルのプリチャージ電位によって出力
用のCMOSインバータ回路に貫通電流が流れることを
防止している。
第1図において、前段のプリチャージ式論理回路PLI
は、出力インバータ回路N1の入力ゲート容量をその記
憶ノードn1の負荷容量C3とする。この記憶ノードn
1と回路の電源電圧Vccとの間には、そのゲートに反
転クロック信号Tを受けるNチャンネル型のプリチャー
ジMO3F’ETQ5が設けられる。また、記憶ノード
n1と回路の接地電位との間には、直列形態の論理ブロ
ックLBIとディスチャージ用のNチャンネルMOSF
ETQIOが設けられる。論理ブロックLBIは、それ
ぞれのゲートに論理入力信号a −dを受けるNチャン
ネルMOSFETQ6〜Q9によって構成される。これ
らの論理入力信号は、それぞれ前段の同様な論理ブロッ
ク回路によって形成され、あるいは一連のドミノ回路に
対する入力信号として外部から供給される。
Nチャンネル型のプリチャージMOSFETQ5は、反
転クロック信号φのハイレベルによってオン状態となり
、記憶ノードn1の負荷容量Csをチャージする。負荷
容量Csのプリチャージ後の電位Vpは、プリチャージ
MOSFETQ5のしきい値電圧をvthとする時、は
ぼ Vp−Vcc−Vth となる。この値は、例えば電源電圧Vccを5■とし、
NチャンネルMOSFETQ5のしきい値電圧vthを
約1,5vとする時、約3.5■のような比較的低いレ
ベルとなる。
一方、論理ブロックLBIを構成するMOSFETQ6
〜Q9は、それぞれの論理入力信号がハイレベルの時オ
ン状態となり、例えばMOSFETQ6と同時にMOS
FETQ7とQ8又はMOSFETQ9のいずれかがオ
ン状態となることで論理ブロック回路LBIによる放電
経路が形成される。非反転クロック信号φがハイレベル
となってディスチャージMOSFETQI Oがオン状
態となり、同時に上記論理ブロック回路LBIの放電経
路が形成されることにより、上述のプリチャージ動作に
よってハイレベルとされた記憶ノードn1の負荷容量C
sの電位は、回路の接地電位にディスチャージされ、ロ
ウレベルとなる。
記憶ノードn1は、さらに出力用のCMOSインバータ
回路N1を構成するPチャンネルMOSFETQ2及び
NチャンネルMO5FETQI 1のゲートに結合され
る。これらのMOSFETQ2及びQllのドレインは
共通接続され、このプリチャージ式論理回路PLIの出
力信号eとして、次段のプリチャージ式論理回路PL2
の論理ブロックLB2に供給される。MOSFETQI
 1のソースは、回路の接地電位に結合される。また、
PチャンネルMOSFETQ2のソースと回路の電源電
圧Vccの間には、そのゲートに上記反転クロック信号
φを受けるPチャンネルMOSFETQ1が設けられる
。これにより、インバータ回路N1は、反転クロ7り信
号Tがロウレベルすなわち非反転クロック信号φがハイ
レベルの時において、PチャンネルMOSFETQIが
オン状態となり、インバータ回路として作用する。また
、インバータ回路Nlは、反転クロック信号1がハイレ
ベルすなわち非反転クロック信号φがロウレベルとされ
るプリチャージ期間において、PチャンネルMOSFE
TQIがオフ状態となることから、インバータ回路とし
て作用しない、インバータ回路N1を構成するNチャン
ネルMOSFETQ11は、上記PチャンネルMOSF
ETQI及びQ2に比較して、大きなコンダクタンスを
持つように設計される。
第1図のプリチャージ式論理回路PLIは、非反転クロ
ック信号φ1反転りロフク信号7及び論理入力信号a 
−dにより、次のような論理演算動作を行う、すなわち
、非反転クロック信号φ及び反転クロック信号Tの電圧
レベルは所定の周期をもって、ロウレベル及びハイレベ
ルに相補的に変化する0反転クロンク信号Tがハイレベ
ルすなわち非反転クロック信号φがロウレベルの時、プ
リチャージMOSFETQ5がオン状態となり、記憶ノ
ードn1の負荷容量CsはプリチャージMOSFETQ
5を介して供給される電源電圧Vccによって、上記の
ほぼ電源電圧Vcc−Vthのようなハイレベルにプリ
チャージされる。この時、記憶ノードnlの電位を受け
るインパーク回路N1のNチャンネルMOSFETQI
 1はオン状態となり、PチャンネルMOSFETQ2
も、記憶ノードn1の比較的低いハイレベルによってウ
ィークリイなオン状態になろう、とするが、反転クロッ
ク信号TのハイレベルによってPチャンネルMOSFE
TQlがオフ状態とされるため、貫通電流は流れない、
また、MOSFETQI 1のオン状態によって、イン
バータ回路N1の出力信号eは、回路の接地電位のよう
なロウレベルとされる。
次に、非反転クロック信号φがハイレベルすなわち反転
クロック信号φがロウレベルになると、プリチャージM
OSFETQ5はオフ状態となり、上記プリチャージ動
作が停止されるとともに、ディスチャージ用MOSFE
TQI Oがオン状態となる。この時、論理ブロック回
路LBIに入力される論理入力信号a −dが、前述の
ような所定の条件になっていると、ディスチャージMO
SFETQIO及び論理ブロック回路LBIによる放電
経路が形成され、記憶ノードn1の負荷容量Csのハイ
レベルはディスチャージされる。すなわち、論理入力信
号aと論理入力信号す及びC又は論理入力信号aと論理
入力信号dのいずれかの組み合わせで同時にハイレベル
となると、MOS F ETQ6とMO5FETQ7及
びQ8又はMO5FETQ6とMOSFETQ9が同時
にオン状態とされるため、論理ブロックLBIの放電経
路が形成され、記憶ノードn1の負荷容量Csのハイレ
ベルはディスチャージされる。これにより、記憶ノード
n1の電位はロウレベルとされる。
また、反転クロック信号Tのロウレベルにより、インバ
ータ回路N1と回路の電源電圧Vccとの間に設けられ
たPチャンネルMOSFETQIがオン状態となる。記
憶ノードn1のロウレベルの電位を受けるインバータ回
路N1では、NチャンネルMO5FETQI 1がオフ
状態となり、PチャンネルMOSFETQ2がオン状態
となる。これにより、インバータ回路N1の出力信号e
は、はぼ電源電圧Vccのようなハイレベルとなる。こ
のように、出力信号eのハイレベルがMOSFETのし
きい値電圧によって低下されることな(、はぼ電源電圧
Vccのレベルとなることで、次段の論理ブロックLB
2を構成するNチャンネルMOSFETのコンダクタン
スが大きくされ、その動作が高速化される。
一方、論理入力信号a −% dが上記のような組み合
わせとならず、論理ブロックLBIによる放電経路が形
成されない場合、記憶ノードn1のプリチャージレベル
はディスチャージされず、そのまま電源電圧Vcc−V
thのようなハイレベルを維持する。インパーク回路N
1では、PチャンネルMOSFETQIがオン状態とな
ることで、PチャンネルMOSFETQ2もウィークリ
イなオン状態になり、その出力信号eの電位は上昇しよ
うとする。しかし前述のように、NチャンネルMOSF
ETQIIはPチャンネルMOSFETQI及びQ2に
比較して大きなコンダクタンスを持つように設計されて
いるため、出力信号Cはロウレベルを持続する。
以上のことから、上記のプリチャージ式論理回路PLI
の出力信号eは、論理入力信号a % dに対し、 e=a ・ (b−c+d) の論理式に従ったレベルとなる。
このプリチャージ式論理回路PLIの出力信号eは、次
段のプリチャージ式論理回路PL2の論理ブロック回路
LB2に対する論理入力信号の一つとして入力される。
次段のプリチャージ式論理回路PL2は、出力インバー
タ回路N2の入力容量をその記憶ノードn2の負荷容量
とし、論理入力信号e −gを受ける論理ブロックLB
2と、この論理ブロックLB2と回路の電源電圧Vcc
及び接地電位との間に設けられるNチャンネル型のプリ
チャージMOSFETQ12及びNチャンネル型のディ
スチャージMO5FETQ13によって構成される。こ
のプリチャージ式論理回路PL2も、上記非反転クロッ
ク信号φ2反転クロック信号7及び論理入力信号e −
gに従って、上記のプリチャージ式論理回路PLlと同
様な論理動作を行う。
以上のように、この実施例のドミノ回路を構成するプリ
チャージ式論理回路は、プリチャージMOSFETとし
てNチャンネルMOSFETを用いており、その記憶ノ
ードのプリチャージ後のハイレベルは、電源電圧Vcc
よりプリチャージMOSFETのしきい値電圧分だけ低
いハイレベルとされる。また、記憶ノードの電位を受け
る出力用CMOSインバータ回路と回路の電源電圧との
間には、そのゲートに反転クロック信号Tを受けるPチ
ャンネルMOSFETが設けられ、CMOSインバータ
回路を構成するNチャンネルMOSFETのコンダクタ
ンスは、上記PチャンネルMOSFET及びCMOSイ
ンバータ回路を構成するもう一つのPチャンネルMOS
FETよりも太き(なるように設計される。したがって
、従来のプリチャージ式論理回路の記憶ノードのプリチ
ャージレベルがほぼ電源電圧Vccのであることから比
較すると、この実施例のプリチャージ式論理回路の動作
はそのプリチャージレベル比分短縮される。
また、このプリチャージレベルの低下によって、出力イ
ンバータ回路を構成するPチャンネルMOSFETがウ
ィークリイにオン状態となるが、出力インバータ回路と
電源電圧Vccとの間に設けられたPチャンネルMOS
FETによって、プリチャージ時における貫通電流は防
止される。さらに、記憶ノードがディスチャージされず
にインバータ回路が動作状態とされた場合、インバータ
回路のNチャンネルMOSFETとともにそのPチャン
ネル;A OS F E Tもウィークリイにオン状態
となるが、PチャンネルMOS F ETに比較してN
チャンネルMOSFETが大きなコンダクタンスを持つ
ように設計されているため、インバータ回路の出力信号
はロウレベルに維持される。
以上の本実施例に示されるように、この発明をプリチャ
ージ式論理回路を用いたドミノ回路に適用した場合、次
のような効果が得られる。すなわち、 filプリチャージ式論理回路のプリチャージMOSF
ETをNチャンネルM OS F E Tとし、記憶ノ
ードの負荷容量のプリチャージレベルを上記Nチャンネ
ルMOS F ETのしきい値電圧分低下させることで
、そのプリチャージ及びディスチャージ動作に要する時
間が短縮され、プリチャージ式論理回路の論理動作を高
速化できるという効果が得られる。
(2)プリチャージ式論理回路のプリチャージMOSF
ETをNチャンネルMO8FETとすることで、プリチ
ャージMOSFETのサイズを小さくすることができる
とともに、プリチャージMOSFETと論理ブロック回
路を同−型の半導体基板領域に近接して配置することが
できるため、プリチャージ式論理回路の論理動作をさら
に高速化することができるという効果が得られる。
(3)上記記憶ノードの電位を受ける出力用CMOSイ
ンバータ回路と回路の電源電圧との間に、プリチャージ
動作時にオフ状態とされるPチャンネルMOS F E
Tを設けることで、プリチャージMOSFETのしきい
値電圧分低下されたプリチャージレベルによって出力イ
ンバータ回路に貫通電流が流れることを防止することが
できるという効果が得られる。
(4)上記出力用CMOSインバータ回路を構成するN
チャンネル間O3FETを比較的大きなサイズとし、こ
のCMOSインバータ回路を構成するPチャンネルMO
S F ET及びCMOSインバータ回路と回路の電源
電圧との間に設けられる上記PチャンネルMOSFET
に比較して大きなコンダクタンスを持つようにすること
で、記憶ノードのディスチャージが行われない状態で出
力インバータ回路が動作状態とされる時に、その出力信
号のロウレベルが上昇されることを防止できるという効
果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、各論理ブロッ
ク回路に供給される論理入力信号を、非反転クロック信
号φのハイレベルに同期して形成することによって、各
論理ブロック回路と回路の接地電位との間に設けられる
ディスチャージMOSFETを省略してもよい。
また、記憶ノードとプリチャージ用MOSFETを二重
に設けることで、回路の信頼性を同上させることもよい
し、論理ブロック回路の各ノードにそれぞれプリチャー
ジ用、のNチャンネル型MOSFETを設けることで、
プリチャージレベルの低下を防止することもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるプリチャージ式論理
回路を用いたドミノ回路に適用し また場合について説
明したが、それに限定されるものではなく、たとえば、
各種のマイクロコンピュータあるいはメモリ装置等にお
ける同様な論理回路にも通用できる。本発明は、少なく
とも複数段のプリチャージ式論理回路を用いたドミノ回
路及びこのようなドミノ回路を含む半導体集積回路装置
には通用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、プリチャージ式論理回路のプリチャージ
MOSFETをNチャンネルMOS F ETとし、記
憶ノードの負荷容量のプリチャージレベルを上記Nチャ
ンネルMOSFETのしきい値電圧分低下させることで
、そのプリチャージ及びディスチャージ動作に要する時
間を短縮し、プリチャージ式論理回路ひいてはプリチャ
ージ式論理回路によって構成されるドミノ回路の論理動
作を高速化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたドミノ回路の一実施例
を示す回路図、 第2図は、従来のドミノ回路の一例を示す回路図である
。 PLI、PL2・・・プリチャージ式論理回路、LBI
、LB2・・・論理ブロック回路、nl。 n2・・・記憶ノード、N1・・・CMOSインバータ
回路、Q1〜Q4・・・PチャンネルMOSFETSQ
5〜Q13・・・Nチャンネル間O3FET。 代理人弁理士 小川 勝男  ゛) 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クロック信号の一方のレベルにおいて記憶ノードの
    負荷容量をチャージするNチャンネル型のプリチャージ
    MOSFETと、クロック信号の他方のレベルにおいて
    上記負荷容量を入力信号の所定の組み合わせにおいてデ
    ィスチャージする論理ブロック回路と、上記記憶ノード
    の電位を受け後段の回路に伝達する出力インバータ回路
    と、上記出力インバータ回路と回路の電源電圧との間に
    設けられそのゲートに上記クロック信号を受ける第1の
    PチャンネルMOSFETとからなるプリチャージ式論
    理回路が多段接続されてなるドミノ回路を具備すること
    を特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記出力インバータ回路はNチャンネルMOSFE
    T及び第2のPチャンネルMOSFETからなるCMO
    Sインバータ回路であり、上記NチャンネルMOSFE
    Tは上記第1及び第2のPチャンネルMOSFETに比
    較して大きなコンダクタンスを持つようにされることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路
    装置。
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