JPS63260078A - 過電圧自己保護型サイリスタ - Google Patents

過電圧自己保護型サイリスタ

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JPS63260078A
JPS63260078A JP62093072A JP9307287A JPS63260078A JP S63260078 A JPS63260078 A JP S63260078A JP 62093072 A JP62093072 A JP 62093072A JP 9307287 A JP9307287 A JP 9307287A JP S63260078 A JPS63260078 A JP S63260078A
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thyristor
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/74Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
    • H01L29/7424Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action having a built-in localised breakdown/breakover region, e.g. self-protected against destructive spontaneous, e.g. voltage breakover, firing
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
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    • H01L31/111Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by at least three potential barriers, e.g. photothyristors
    • H01L31/1113Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by at least three potential barriers, e.g. photothyristors the device being a photothyristor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アノード・カソード間に降伏電圧を越える順
方向の過電圧が印加されたとき、破壊に至らしめること
なく安全にターンオンする機能を備えた過電圧自己保護
型のサイリスタに関する。
〔従来の技術〕
サイリスタのアノード・カソード間に降伏電圧を越える
順方向の過電圧が印加された場合、この過電圧によって
サイリスタが正規のターンオン個所とは異なる個所でタ
ーンオンが起り、それによって流れる過大電流によりサ
イリスタが熱的に破壊することがある。
このような過電圧による破壊からサイリスタを保護する
1つの方法は、サイリスタに外付けの保護回路を設ける
ことである。しかしながらこの方法は4部品点数の増加
に伴なう信頼性の低下とコスト高という欠点がある。他
の方法は、サイリスタ自体に過電圧に対する保護機能を
持たせることである。それ自体で過電圧に対する保護機
能を持つサイリスタを過電圧自己保護型サイリスタと呼
称している。
第7図は従来の過電圧自己保護型サイリスタの代表例(
特開昭60−42864号公報)を示している。
図において、1は半導体基板で、Pエミッタ層11、P
エミッタ層11に隣接して第1のpn接合J1を形成す
るnベース層12、nベース層12に隣接して第2のp
n接合Jzを形成するPベース層13.Pベース層13
の一部に隣接して第3のpn接合J3を形成する主nエ
ミツタ層14、主nエミツタ層14から離れかつPベー
ス層13に隣接して第4のpn接合J4を形成する補助
nエミツタ層15から成ってい・る、PベースJ’51
3の露出面の略中央部には円形の凹部16が形成され、
凹部16の周囲に補助nエミツタ層15が同心状に、更
にその外周に主nエミツタ層14が同心状に配置されて
いる。また、凹部16の表面にはPベース層13より高
不純物濃度を有するP十表面層17が形成されている。
2はPエミッタ層11の露出面にオーミック接触したア
ノード電極、3は主nエミツタ層14の露出面にオーミ
ック接触したカソード電極、4は補助nエミツタ層15
とPベース層13とに接触する補助電極、5は凹部16
と補助nエミツタ層15との間においてPベース層13
上に設けられた環状のゲート電極である。
かかる構造のサイリスタにおいて、アノード電極2とカ
ソード電極3との間にアノード電極2側が正電位となる
電位(順方向電圧)が印加されると、第2のpn接合J
2は逆バイアスとなり、サイリスタは順阻止状態となる
。このときnベース[12及びPベース層13に形成さ
れる空乏層の境界を点線で示している。この空乏層はP
ベース層13内では凹部16の底部を越えて拡がってい
るが、凹部16ではP十表面層17が存在するため境界
がP十表面層17内に止まっている。この結果として、
凹部16付近のなだれ増倍係数が他に比較して大きくな
り1局部的ななだれ電圧ブレークオーバ区域が形成され
る。なだれ電圧ブレークオーバ区域で過電圧に原因して
初期導通が生じると、それによって生じるアバランシェ
電流は、矢印で示すように流れる。これは補助nエミツ
タ層15及び主nエミツタ層14から見れば、ゲート電
極5からのゲート電流と同じ役割を果す。従って]第1
図の構造にすることにより、過電圧印加時においても通
常のターンオンと同様のメカニズムでサイリスタをター
ンオンすることができ、過電圧自己保護機能を備えるサ
イリスタを実現できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図に示す構成の過電圧自己保護型サイリスタは、P
十表面層17の内部で発生したアバランシェ電流が、補
助nエミッタ層15或いは主nエミツタ層14に達する
までの距離が長いため、Pベース層13内で再結合して
減少する。また、Pベース層13の厚さ方向にアバラン
シェ電流が分゛布して流れ補助nエミツタ層15を順バ
イアスするために寄与する電流が減少する。このため、
アバランシエ電流によって生じる初期導通領域は小面積
となり、いわゆるホットスポットが生じやすく、熱破壊
のおそれが多分にあった。
本発明の目的は、過電圧が印加されたときに破壊に至ら
しめることなく確実にターンオンする機能を備えた過電
圧自己保護型サイリスタを提供することにある。
本発明の他の目的は、過電圧印加時に生じるアバランシ
ェ電流をターンオンに効率良く寄与させるように構成し
た過電圧自己保護型サスリスタを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、過電圧自己保護型サイリスタの過電圧印加
時に最初に降伏する区域を特定するための凹部の表面に
形成した高不純物濃度の表面層を、凹部を形成した半導
体層に隣接するエミッタとして機能する半導体層に接触
させた構成としている。
〔作用〕
本発明の過電圧自己保護型サイリスタは凹部の表面に形
成した高不純物1度のP十表面層がエミッタとして機能
する半導体層に接触しているため、過電圧印加時に生じ
るアバランシェ電流が効率良くターンオンに寄与させる
ことができるのである。
これを第2図により説明する。過電圧印加によって凹部
の底部に位置するP十表面層で発生したアバランシェ電
流I^は、まず工^工の如く凹部に沿ってP十表面層内
に流れ、P十表面層と補助nエミツタ層との接触する個
所で方向を変え補助nエミツタ層直下のPベース層内を
横方向に流れ補助電極に達する。この電流工^1によっ
て、補助nエミツタ層のP十表面層と接触している個所
が順バイアスされ、アバランシェ電流工^はIA2の如
くP十表面層から直接補助nエミツタ層内に流入し補助
電極に達する経路を流れる。これによって更に補助nエ
ミツタ層のP十表面層との接触している個所が順バイア
スされ、補助エミツタ層を一方の端層とする4層領域が
ターンオンする。この時、P十表面層と補助nエミツタ
層とが接触しているため従来構造に比較して、(1)P
十表面層のアバランシェ電流発生個所から補助nエミツ
タ層までの電気抵抗を小さくでき、アバランシェ電流の
大部分を補助電極に導くことができる。また、(2)ア
バランシェ電流の大部分をIAIに示すように補助nエ
ミツタ層に近接したPベース層内を流すことができ、効
率良く補助nエミツタ層を順バイアスすることができる
。更に、(3)両層間のビルトイン(built in
)電圧が低くできる等の利点を有している6以上の点か
ら、従来構造に比較して過電圧印加時におけるターンオ
ンが速くかつ広い領域で行なわれるのである。
〔実施例〕
以下本発明の代表的実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明を光点弧型サイリスタに適用した場合の
一例を示している0図において、1は半導体基体で、P
エミッタ層11、Pエミッタ層11に隣接して第1のp
n接合Js を形成するnベース層12、nベース層1
2に隣接して第2のpn接合J2を形成するPベース層
13、Pベース層13の一部に隣接して第3のpn接合
J8を形成する主nエミツタ層14、主nエミツタ層1
4から離れかつPベース層13に隣接して第4のpn接
合J4を形成する補助nエミッタ[15から成っている
、16はPベース層13のnエミッタ層14.15が形
成されていない個所に形成した略円形状の凹部、17は
凹部16の表面に隣接して形成されたPベース層13よ
り高不純物濃度を有するP十表面層である。補助nエミ
ツタ層15は凹部16の周囲にあってこれを包囲し、か
つ一部がP十表面層17に接触するよう形成され、更に
主nエミツタ層14は補助nエミツタ層15をPベース
層13を介して包囲するよう形成されている。2はPエ
ミッタ層11の露出面にオーミック接触したアノード電
極、3は主nエミツタ層14及びnエミツタ層14に設
けた短絡穴141を通してPベース層13にオーミック
接触したカソード電極、4は補助nエミツタ層15及び
補助nエミツタ層15と主nエミツタ層14との間に露
出するPベース層13にオーミック接触した補助電極で
ある。トリガー平反は、凹部16及び補助nエミッタ層
15表面に光を照射することで構成しているので図示し
ていない。凹部16の深さは、アノード電極2とカソー
ド電極3との間に自己保護の必要な過電圧が印加したと
き、第2のpn接合J2からPベース層13側に拡がる
空乏層の拡がりが抑制されP中表面層17内でアバラン
シェが発生するに充分な深さに形成されている。
好ましくは、凹部16を形成した個所の空乏層の拡がり
が、他の個所のそれの1/2以下となるように形成する
次にかかる構成のサイリスタの動作について説明する。
通常のトリガー手段によるターンオン動作は、光トリガ
ー信号によって補助nエミツタ層15を一方の端層とす
る4層領域(補助サイリスタ領域)ThΔが最初にター
ンオンし、それによって流れるターンオン電流が主nエ
ミツタ層14を一方の端層とする4層領域(主サイリス
タ領域)ThMのトリガー電流となり主サイリスタ領域
の広面積がターンオンするいわゆる増幅ゲート機構で行
なわれる。次に過電圧が印加した場合のターンオン動作
であるが、P中表面層17内で発生するアバランシェ電
流をトリガー信号とする点を除けば、通常のターンオン
と同一の増幅ゲート機構で行なわれる。従って、過電圧
時においても確実にターンオンでき、サイリスタを熱破
壊から保護することができる。
更に具体的数値例により説明するに、直径80atoI
Ils/d、厚さ750μmのnベース層、I×10 
”atoms / crl、厚さ85μmのPベース層
、1さ の凹部、凹部表面にI X 10 ”atoms / 
al 、 /X8μmのP土表面層、P土表面層に接触
する1×10 ”atoa+s/ al、厚さ10μm
、幅1.2mの環だ本発明を適用したサイリスタと、同
一仕様で補助nエミツタ層とP土表面層とを1.7mm
離した従来構造のサイリスタを準備し、過電圧印加時の
特性を比較したところ表1に示す通りであった。
尚、サイリスタの定格電圧は4000V、定格電流は1
500Aで、過電圧を4000〜4500■とした。な
お、過電圧自己保護構造を設けない場合の順方向ブレー
クオーバ電圧設計値は5ooo〜5700Vとした。
第3図及び第4図はP土表面層の構成についての変形例
で、第3図はP中表面層17が凹部16の底部分で欠除
した構造を示している。この構造は光トリガー信号を使
用するサイリスタの場合に、P中表面層17を形成する
ことによる点弧感度の低下を防止する効果を有する。第
4図はP中表面層17と補助nエミツタ層15との接触
を断面で点接触とした場合を示している。
第5図は、過電圧に対する自己保護機能を持つ領域とト
リガー信号を受けて初期ターンオンする領域とを離して
配置した実施例を示している。自己保護機能を持つ領域
SPは、第1図と同様に凹部16.P中表面層17及び
補助nエミツタ層15を含む領域である。トリガー信号
を受けて初期ターンオンする領域FTは、Pベース層1
3上に形成した第2の補助nエミツタ層151及びその
周囲にそれから離れて形成した第3の補助nエミツタ層
152、第2の補助nエミツタ層151とその周辺のP
ベース層13にオーミック接触した第2の補助電極41
、第3の補助nエミツタ層152及びその周辺のPベー
ス層13にオーミック接触した第3の補助電極42を含
む領域で、第2の補助nエミツタ層151表面に光トリ
ガー信号が照射される。このように領域SPと領域FT
とを別個に形成すれば、それぞれの領域を最適設計にす
ることができる利点がある。
第5図は光サイリスタを示しているが、領域FTの第2
の補助nエミツタ層151及び第2の補助電極41を除
去して、その跡のPベース層13上にゲート電極を設け
れば、そのまま電気ゲートのサイリスタとなる。
第6図は電流容量の小さいサイリスタに本発明を適用し
た場合の実施例を示す。他の実施例と異なる点は、アバ
ランシェ電流及びゲート信号電流によるターンオン機構
に増幅動作がない点である。
本発明は以上の実施例に限定されるものではなく本発明
の技術思想の範囲内で種々の変形が可能で、ゲートター
ンオフサイリスタ、双方向性サイリスタ、逆導通サイリ
スタ等にも適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、P中表面層内で
発生するアバランシェ電流を効率良くターンオンに寄与
せしめることができ、かつアバランシェ電流で最初にタ
ーンオンする個所のビルトイン電圧を低くできるので、
過電圧に対する自己保護を確実に行ない得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明過電圧自己保護型サイリスタの一実施例
を示す部分断面図、第2図は第1図のサイリスタの動作
を説明するための要部拡大図、第3図及び第4図は表面
層の変形例を示す部分断面図、第5図は本発明の他の実
施例を示す部分断面図、第6図は本発明の更に異なる実
施例を示す部分断面図、第7図は従来の過電圧自己保護
型サイリスタを示す部分断面図である。 13・・・Pベース層、14・・・主nエミツタ層、1
5・・・補助nエミツタ層、16・・・凹部、17・・
・P中表面層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一方導電型の第1の半導体層、 第1の半導体層に隣接して第1の半導体層との間に第1
    のpn接合を形成する他方導電型の第2の半導体層、 第2の半導体層に隣接して第2の半導体層との間に第2
    のpn接合を形成する一方導電型の第3の半導体層、 第3の半導体層の一部に隣接して第3の半導体層との間
    に第3のpn接合を形成する他方導電型の第4の半導体
    層、 第3の半導体層の残された個所に表面から第2の半導体
    層側に延びるように形成された凹部、第3の半導体層の
    凹部表面に隣接しかつ一部が第4の半導体層に隣接する
    ように形成され、第3の半導体層よりも高不純物濃度を
    有する一方導電型の表面層、 第1の半導体層の表面にオーミック接触した第1の主電
    極、 第4の半導体層の表面にオーミック接触した第2の主電
    極、 第1、第2、第3及び第4の半導体層のうちの選ばれた
    層にターンオン信号を付与するトリガー手段、 を具備することを特徴とする過電圧自己保護型サイリス
    タ。 2、第4の半導体層が凹部周縁を包囲する第1の領域と
    、第1の領域から離れて第1の領域を包囲する第2の領
    域とに分割され、第2の主電極が第1の領域及び第1の
    領域と第2の領域との間に位置する第3の半導体層に接
    触する第1の部分と、第2の領域に接触する第2の部分
    とに分割されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の過電圧自己保護型サイリスタ。 3、凹部は、第2のpn接合の凹部近傍部分の降伏電圧
    が残りの部分のそれより低くなるに十分な深さを有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の過電圧自己保護型サイリスタ。
JP62093072A 1987-04-17 1987-04-17 過電圧自己保護型サイリスタ Granted JPS63260078A (ja)

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