JPS6325A

JPS6325A - 真空包装装置

Info

Publication number: JPS6325A
Application number: JP13786186A
Authority: JP
Inventors: 沖中　啓三
Original assignee: EKUSU KK; X Kk
Current assignee: EKUSU KK; X Kk
Priority date: 1986-06-12
Filing date: 1986-06-12
Publication date: 1988-01-05
Also published as: JPH0525730B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は多数個の耐圧性の気密チャンバーを無端軌道上
で同期的に回転させ、この回転運動中に前記各チャンバ
ー内において商品を包装袋の中に真空包装するロータリ
式の真空包装装置に関する。

（従来の技術）従来、特公昭６０−１２１０号公報或いは特公昭５３−
４６１４７号公報には、２個のスプロケットに張設した
エンドレス状のチエンに多数の金属板製のベッドを等間
隔で係合し、前記スプロケットの駆動力によってチエン
と一体に各ベッドを長円型の無端軌道に沿って回転させ
る一方、前記の一側のスプロケットと一体に複数個の蓋
材を回転させ、前記ベッドがこのスプロケットに近づい
たとき該ベッド上に前記蓋材を被せて気密なチャンバー
を形成すると共に、この気密なチャンバー内において商
品に真空を作用させて包装する装置を開示している。

（発明が解決しようとする問題等）ところで、前記のチャンバーは真空作用時の１気圧相当
の差圧に対する耐圧性を備えなければならず、このため
該チャンバーはかなり分厚く形成しており、従って相当
の重量がある。特に畜肉などの大型商品包装用のものは
、そのベッドの大きさとして、例えば小型の事務机はど
の面積が要求されるから、１個のベッドだけでも随分重
たい。

従って、多数のベッドをチエンに支持させた前記各公報
に開示されているタイプのロータリ真空包装装置では、
チエンに相当に大きい荷重が加わることになり、このた
め必然的に大型のチエンを使用しなければならず、それ
に従ってスプロケット及び原動機も大型でなければなら
ない欠点があった。

本発明は上記の点に鑑み、ベッドを耐圧性を備えながら
軽量化し、それに伴うスプロケット及び動力機の小型化
を可能にした真空包装装置を提供することを目的とする
ものである。

（問題を解決するための手段）本発明は上記の目的を達成するために、間隔を置いて配
置した２個のスプロケット間にエンドレス状のチエンを
張設すると共に、前記の一側のスプロケットの駆動軸に
原動機を係合し、該原動機の動力でもって前記両スプロ
ケット及びチエンを一体に回転させるようにしたチエン
回転ＢＪ［と、前記チエンに多数の板状のベッドのそれ
ぞれの内側縁を係合すると共に、これら各ベッドの外側
縁を前記チエンの外側に敷設した水平な外環レール上に
支持し、さらに各ベッドの面に通気孔を開設して形成し
た商品運搬機構と、前記の一側のスプロケットの上に複
数本のアームを放射状に配置し、これら各アームの一端
を同スプロケットの中心近傍で枢支すると共に、各アー
ムの他端にそれぞれ逆カップ型の上蓋材を支持する一方
、前記の一側のスプロケットと同芯状に設けたロータリ
バルブを介して前記各上蓋材と真空源との間にラインを
形成し、前記上蓋材内に周期的に真空を作用させるよう
にした圧力制御機構と、前記の各アームの下側において
それぞれ前記の一側のスプロケットにロッドを上下に貫
通させ、これら各ロッドの上端とその上の各アームとを
係合すると共に、前記各ロッドの下端を一側のスプロケ
ットと同芯状に敷ｇ２した真円型で且つ上面に起伏のあ
る内環レール上に支持して形成したチャンバー開閉機構
と、前記ベッドを隔てて前記各上蓋材の下側にそれぞれ
板状の下蓋を配置すると共に、これら各下蓋に固定した
複数のレバーの中間を前記一側のスプロケットに回転自
在に枢支し、さらに前記各レバーの他端を前記の各ベッ
ドに連結して形成した下蓋開閉機構とによって構成した
ものである。

（作用）本発明によれば、内側縁をチエンに係合し、同外側を水
平な外環レール上に支持したベッドは、前記チエンの回
転によって、該チエンと外環レールとに荷重を支えられ
て長円型の無端軌道に沿って一定の速度で回転する。従
ってこのベッド上に商品を供給することにより、商品は
運搬される。

−方、前記チエンを駆動する一側のスプロケット上の放
射状のアームの先端にそれぞれ設けた逆カップ型の上蓋
材は、スプロケットと一体に真円軌道で回転するが、該
上蓋材は、ロッドを介して上面に起伏のある内環レール
上に荷重を支えているから、前記内環レールの案内によ
り一部の範囲で前記ベッド上に下降して被さる。また同
時に、レバーを介して前記ロッドに連結した下蓋は、前
記の上蓋材と同調的に上動してベッドの下面に密着する
。結果としてベッドは上蓋材と下蓋とによって気密に挟
持され、商品を気密なチャンバー内に隔離する。そして
上蓋材内にはロータリバルブの制御により真空が作用す
る。この場合、商品を乗せたベッドには通気孔が形成さ
れているから、真空はこの通気孔から下蓋の上面に作用
する。従ってこの下蓋が実質的には下側の耐圧蓋として
機能する。換言すればチエンに係合したベッドには耐圧
性は要求されなくなるので、計量化が可能なのである。

（実施例）本発明の実施例を下記に図面に基づき説明する。

第１図には大小２個のスプロケット（１０）（１１）の
間にエンドレス状のチエン（１２）を張設し、該チエン
に等間隔に配置した多数の板状ベッド（１３）　（１３
）・・・の内側縁をそれぞれ係合すると共に、これら各
ベッドの外側縁を前記チエン（１２）の外側に敷設した
上面の水平な外環レール（１４）上に支持した状態を示
している。

一方、前記の径の大きい方のスプロケット（１０）の断
面を表す第２図は各機構をより具体的に示している。す
なわち、前記のスプロケット（１０）は機台（１５）に
立設した８棒（１６）の周りに設け、−方前記ベッド（
１３）の外側縁は車輪（１７）を介して前記外環レール
（１４）上に支持している。（第４図も参照）また前記
スプロケット（１０）の下面に環状歯車（１８）を固定
すると共に、機台上に設けた原動１１（１９）の主軸に
固定したピニオン（２０）を前記環状歯車（１８）に係
合し、原動機（１９）の回転動力をスプロケット（１０
）に伝え、チエン（１２）とベッド（１３）とを−体に
回転させるようにしている。なお、この場合環状歯車（
１８）はスプロケット（１０）の駆動軸として機能する
。さらに、前記スプロケット（１０）の上面において８
俸（１６）の近傍に設けたブラケット（２１）にアーム
（２２）の−端をピン（２３）を介して枢支するように
して、第１図の如く多数のアーム（２２）（２２）・・
・を放射状に設けると共に、各アームの他端に逆カップ
型の上蓋材（２４）　（２４）・・・を固定している。

これらの上蓋材（２４）・・・の間隔は前記の各ベッド
（１３）　（１３）・・・の間隔と同一であり、従って
各ベッド（１３）の上に上蓋材（２４）　（２４）・・
・が位置する。また前記各アーム（２２）の下側におい
てそれぞれスプロケット（１０）にロッド（２６）　（
２６）・・・を上下に貫通状にスリーブ（２７）に支持
して設け、各ロッドの下端に回転自在に設けたコロ（２
８）を機台上に設けた真円型の内環レール（２９）上に
係合すると共に、前記各ロッド（２６）の上端を各アー
ム（２２）の中間部分とピン（３０）を介して連結して
いる。なお前記外環レール（１４）の上面は上蓋材（２
４）とベッド（１３）とが上下で対面している範囲で低
くなるような起伏があり、従って、外環レール（１４）
の起伏により、第３図の如く上蓋材（２４）はベッド（
１３）上に下降して被さり、上蓋材の下縁に設けた無端
シール材（３２）をベッド（１３）の上面に密着させる
。［第４図における仮想線（３２ａ）に相当コ一方、前記の各ロッド（２６）のそれぞれの外側におい
てスプロケット（１０）の下面に小さいブラケット（３
４）・・・を設け、該ブラケットに揺動自在に支持した
レバー（３５）の−端を前記各ロッド（２６）にピン（
３６）を介して係合すると共に、同レバーの他端に板状
の下蓋（３７）を固定し、第３図の如く下！　（３７）
の上面周囲に無端シール材（３８）を設けている。従っ
てロッド（２６）が下動し上蓋材（２４）が下降するの
と同調してレバー（３５）が回転し、下！　（３７）は
ベッド（１３）の下面に向って上昇する。また下：１（
３７）の上面には横長なシール台（３９）を設けており
、−５第４図の如くベッド（１３）には前記シール台を
上方へ突出させるように横長な穴（４０）を形成してい
る。

さらに上蓋材（２４）の内部にはシールバー（４１）を
前記シール台（３９）の上方に位置するように設けると
共に、該シールバー（４１）を上蓋材の上面に設けたシ
リンダ（４２）（４２）とピストンロッドを介して連結
させている。

第２図において８棒（１６）の周りに上下２個のドーナ
ツ型の盤（４３）　（４４）からなるロータリバルブを
設けている。ボルト（４６ａ）を介して機台（１５）に
固定した下側の盤（４４）には真空源に連なるホース（
４５）を連結し、−方ボルト（４６ｂ）を介してスプロ
ケット（１０）に固定した上側の盤（４３）には上ｆｉ
　（２４）と同数のポート（４７）・・・を形成し、こ
れらボートに−端を接続した可撓性ホース（４８）・・
・の他端を各上蓋（２４）にそれぞれ連結している。し
かして、スプロケット（１０）に固定された上側の盤（
４３）は下側の盤（４４）の上面と摺動するように回転
し、２つのホース（４５）（４７）がライン上で継った
ときに上Ｍ　（２４）内に真空がもたらされる。この場
合、第３図及び第４図に示す如くベッド（１３）に形成
した通気孔（４９）によって下Ｍ　（３７）の上面にも
真空が作用するので、実質的には下ｆｆｉ　（３７）が
下側の耐圧蓋として機能する。［シール台が挿入する穴
（４０）も通気孔として機能し得る。］そしてチャンバ
ー内が真空に達すると、前記のロータリバルブによって
シリンダ（４２）（４２）内に圧搾空気が導入され、シ
ールバー（４１）は下動してシール台（３９）との間で
商品を収容した包装袋（Ａ）の開口縁を溶封し、その後
、チャンバー内に空気が導入される。

（効果）本発明の真空包装装置は、チエン（１２）を駆動させる
スプロケット（１０）に設けた逆カップ型の上蓋材（２
４）と下！　（３７）とでもって耐圧製のチャンバーを
形成し、前記チエン（１２）に係合したベッド（１３）
（１３）・・・には−切芝圧が作用しない。つまりベッ
ド（１３）は搭載する商品（Ａ）の重量を支えるだけの
耐久性があればよく、耐圧性は要求されない。従って各
ベッド（１３）　（１３）・・・の構成材料を薄く軽く
でき、それに伴ってチエン（１２）及びスプロケット並
びに原動機（１９）を小型化でき、この種の高価なロー
タリ真空包装装置を経済的な価格で提供することができ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す平面図、第２図は前図の
■−■線断面図、第３図は前図にあけるチャンバーの拡
大断面図、第４図は商品搭載ベッドの平面図である。（１０）（１１）・・・スプロケット、　（１２）・・
・チエン、　（１３）・・・ベッド、　（１４）・・・
外環レール、　（１８）・・・環状歯車。（１９）・・・原動機、　（２２）・・・アーム、　（
２４）・・・上蓋材、（２６）・・・ロッド、　（２９
）・・・内環レール、　（３７）・・・下蓋、（３９）
・・・シール台、　（４１）・・・シールバー、　（４
３）（４４）・・・盤。（ロータリバルブ）、（４９）・・・通気孔。第１図／ａ第４図第　８　図

Claims

【特許請求の範囲】

間隔を置いて配置した２個のスプロケット間にエンドレ
ス状のチエンを張設すると共に、前記の一側のスプロケ
ットの駆動軸に原動機を係合し、該原動機の動力でもっ
て前記両スプロケット及びチエンを一体に回転させるよ
うにしたチエン回転機構と、前記チエンに多数の板状の
ベッドのそれぞれの内側縁を係合すると共に、これら各
ベッドの外側縁を前記チエンの外側に敷設した水平な外
環レール上に支持し、さらに各ベッドの面に通気孔を開
設して形成した商品運搬機構と、前記の一側のスプロケ
ットの上に複数本のアームを放射状に配置し、これら各
アームの一端を同スプロケットの中心近傍で枢支すると
共に、各アームの他端にそれぞれ逆カップ型の上蓋材を
支持する一方、前記の一側のスプロケットと同芯状に設
けたロータリバルブを介して前記各上蓋材と真空源との
間にラインを形成し、前記上蓋材内に周期的に真空を作
用させるようにした圧力制御機構と、前記の各アームの
下側においてそれぞれ前記の一側のスプロケットにロッ
ドを上下に貫通させ、これら各ロッドの上端とその上の
各アームとを係合すると共に、前記各ロッドの下端を一
側のスプロケットと同芯状に敷設した真円型で且つ上面
に起伏のある内環レール上に支持して形成したチャンバ
ー開閉機構と、前記ベッドを隔てて前記各上蓋材の下側
にそれぞれ板状の下蓋を配置すると共に、これら各下蓋
に固定した複数のレバーの中間を前記一側のスプロケッ
トに回転自在に枢支し、さらに前記各レバーの他端を前
記の各ベッドに連結して形成した下蓋開閉機構とからな
る真空包装装置。