JPS63257650A - 白抜き文字の印字方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文字フォントを構成するドツト以外の印字領域をインク
で塗り潰すことで、白抜き文字を印字するプリンタでは
、通常の文字フォントを反転して白抜き文字を印字した
時、文字フォントがインクのにじみ等で細くなり、文字
の判読が困難となるため、文字発生回路が送出する文字
フォントがら太めの文字フォントを作成し、この太めの
文字フォントを反転して白抜き文字の印字を行わせるこ
とで、明瞭な白抜き文字とし、白抜き文字パターンを記
憶する必要も無くした。

〔産業上の利用分野〕

本発明は白抜き文字を印字する機能を有するプリンタに
係り、特に文字発生手段が送出する文字フォントから、
太めの文字フォントを作成して明瞭な白抜き文字を印字
するようにした白抜き文字の印字方式に関する。

ドツトマトリックスプリンタで印字する場合、通常は文
字フォントがインクの色で表現されるが、特に注目させ
る等の理由から、文字フォントを構成するドツトの部分
を除いた印字領域全体を、インクで塗り潰した白抜き文
字で印字することがある。

ところで、トントマトリックスプリンタで、このような
白抜き文字の印字を行う場合、通常の文字フォントを反
転させて文字パターンを作成した時に、１ドツトの連続
で構成されるような文字は、塗り潰された周辺のインク
のにじみ等により、細くなって判読しすら（なるが、経
済的に対応し得ることが必要である。

〔従来の技術〕

従来のドツトマトリックスプリンタでは、通常の文字フ
ォントと白抜き文字パターンの両方を記憶していて、白
抜き文字を印字する場合、白抜き文字パターンを読出し
て印字するものと、通常の文字フォントのみ記憶してお
り、白抜き文字を印字する際に、通常の文字フォントを
反転して、文字フォントを構成するドツトの部分を除い
た印字領域全体を塗り潰し、白抜き文字パターンとする
ものとがある。

第４図は従来の技術の一例を説明する図で、後者の・印
字方法を用いた場合を示す。

第４図（ａ）は文字領域が２４Ｘ２４ドツトで構成され
る文字フォントの一例を示し、第４図（ｂ）は第４図（
ａｌの文字フォントを反転し、文字フォントを構成する
ドツトの部分を除いた印字領域全体を塗り潰した状態を
示す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

文字フォントと白抜き文字パターンの両方を記憶してい
る場合、白抜き文字パターンを記憶する容量が必要で、
高価となるという問題がある。

又、文字フォントを反転して印字することで、文字フォ
ントの部分を除いて周辺を塗り潰す場合は、インクのに
じみ等によって白抜き部分の面積が小さくなるため、文
字フォントが細くなり、例えば第４図（ｂ）の■に示す
如き１ドツトの点が連なるような部分は見え難くなって
、判読しすらいという問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図で、第２図は第１図の
動作を説明する図である。

制御手段１はインタフェース制御手段４を経て上位装置
から印字データを受領し、記憶手段３に記憶させた後、
この印字データから文字コードを抽出し、文字発生手段
２からこの文字コードに該当する文字フォントを読出し
、印字手段５に印字させる。

白抜き文字の印字を指示されている場合、制御手段１は
文字発生手段２から、例えば第２図（ａ）に示す如き文
字フォントを読出して、記憶手段３に記憶させる。そし
て、ドツト方向（文字フォントの上下方向）に文字フォ
ントを構成する総てのドツトを、１ドツトずらした文字
フォント、このずらした文字フォントから、同一方向に
１ドツトずらした文字フォントというように、順次１ド
ツトずつずらした文字フォントをＮ個と、カラム方向（
文字フォントの左右方向）に前記同様に１ドツトずつず
らしたＭ個の文字フォントを作成し、最初に読出した文
字フォントと、前記Ｎ個の文字フォントとＭ個の文字フ
ォントを、総て加算した文字フォントを作成し、これを
反転して記憶手段３のバッファ領域に順次格納し、一部
分の文字列が完成すると印字手段５に印字させる。

例えば、前記ＮとＭが予め夫々“１″に設定されている
とすると、ドツト方向を下側にずらした文字フォントは
、第２図（ｂｌに示す如くになり、カラム方向を右側に
ずらした文字フォントは、１２図（Ｃ）に示す如くにな
る。

そして、第２図（ａ）と第２図（ｂ）と第２図（Ｃ）を
加算すると、第２図（ｄｉに示す如く、太めになった文
字フォントが得られる。

〔作用〕

上記の如く構成することにより、制御手段１は文字発生
回路２から読出した文字フォントを記憶手段３を利用し
て、太めの文字フォントとなるように作成することが可
能となるため、この太めの文字フォントを反転して白抜
き文字パターンとすれば、インクのにじみ等で細くなっ
ても、判読が困難になることを防止出来ると共に、白抜
き文字パターンを記憶する必要が無く、経済的で且つ明
瞭な白抜き文字の印字を行わせることが出来る。

〔実施例〕

第３図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

プロセッサ６はＲＯＭ７からプログラムを読出して動作
する。そして、インタフェース回路１０を経て入力する
上位装置が送出する印字データをＲＡＭ８のバッファ領
域に一部分格納した後、この印字データを読出して文字
コードを抽出すると、文字発生回路９から該当する文字
フォントを続出し、ヘッド制御回路１１を経て印字へラ
ド１２に送出し、印字を行わせる。

この時プロセッサ６はスペース制御回路１３を経てスペ
ースモータ１４を駆動し、印字へラド１２を印字位置に
位置付けさせる。そして、一部分が印字されると改行制
御回路１５を制御して改行モータ１６を駆動し、次の行
に印字が出来るように印刷媒体を移動させる。

プロセッサ６は印字データに白抜き文字の印字が指定さ
れ、前記ＮとＭとが“１”で、ずらす方向が下側と右側
に設定されているとすると、例えば第２図（ａ）に示す
如き、文字コードに該当する文字フォントを文字発生回
路９からＲＡＭ８の作業領域に読出し、この文字フォン
トを構成する各ドツトを、例えば第２図（ｂ）に示す如
く、１ドツト分総て下側にずらした文字フォントを作成
する。

次にプロセッサ６は、第２図（Ｃ）に示す如く、第２図
（ａ）の文字フォントを構成する各ドツトを総て右側に
１ドツト分ずらした文字フォントを作成する。そして、
第２図Ｔａ）と第２図（ｂ）と第２図（ＣｌＯ文字フォ
ントを加算した第２図（ｄ）の如き文字フォントを作成
する。

プロセッサ６はＲＡＭ８の作業領域に作成された太めの
文字フォントを従来と同様に反転して、ＲＡＭ８のバッ
ファ領域に格納し、印字へラド１２に白抜き文字として
印字させる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は白抜き文字を印字する場合
、白抜き文字パターンを記憶する必要が無（、経済的で
あり、且つ、文字発生回路から読出した文字フォントを
基準として、太めの文字フォントを作成した後、反転し
て白抜き文字として印字することが可能なため、インク
のにじみ等で文字が細くなって判読し難くなることも防
止出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は第１図の動作を説明する図、 第３図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第４図は従来の技術の一例を説明する図である。 図において、 １は制御手段、　　２は文字発布手段、３は記憶手段、
　　４はインタフェース制御手段、５は印字手段、　　
　６はプロセッサ、７はＲＯＭ、　　　　８はＲＡＭ。 ９は文字発生回路、１０はインタフェース回路、１１は
ヘッド制御回路、 １２は印字ヘッド、　１３はスペース制御回路、１４は
スペースモータ、 １５は改行制御回路、１６は改行モータである。 卒３閃 （０，） （Ｃ） 〒汀 ヤ （ｂ） （、の イｋ　ε試ｕｎ−”ｙｇｍ ２　閃 （α２ ｈ足来ｆ）＝）女子に丁θ 早 （Ｆ）） 一イ列ε占也明す３閾 ４　目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文字フォントを構成する各ドットの印字情報と非印字情
   報とを反転した白抜き文字を印字する機能を有するプリ
   ンタにおいて、 該文字フォントを送出する文字発生手段（２）と、該文
   字発生手段（２）が送出する文字フォントを構成する各
   ドットを総て１ドットずつ文字フォントの上下の何れか
   の方向に順次ずらして、Ｎ個の文字フォントを作成し、
   左右の何れかの方向に順次ずらして、Ｍ個の文字フォン
   トを作成した後、前記総ての文字フォントを加算する制
   御手段（１）と、該制御手段（１）が加算して作成した
   文字フォントを記憶する記憶手段（３）と 該記憶手段（３）が記憶した文字フォントに基づき、白
   抜き文字を印字する印字手段（５）とを設け、該印字手
   段（５）は記憶手段（３）に記憶された文字フォントの
   印字情報、非印字情報を反転したパターンを印字するこ
   とを特徴とする白抜き文字の印字方式。