JPS6325763Y2 - - Google Patents

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JPS6325763Y2
JPS6325763Y2 JP1410481U JP1410481U JPS6325763Y2 JP S6325763 Y2 JPS6325763 Y2 JP S6325763Y2 JP 1410481 U JP1410481 U JP 1410481U JP 1410481 U JP1410481 U JP 1410481U JP S6325763 Y2 JPS6325763 Y2 JP S6325763Y2
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JP
Japan
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dielectric resonator
dielectric
frequency
conductor ring
oscillator
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JP1410481U
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JPS57128220U (ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は誘電体共振器と能動素子とを結合さ
せ、その誘電体共振器の共振周波数で決まる発振
周波数で発振するようにされた誘電体発振器に関
する。
従来の誘電体発振器は第1図に示すようにトラ
ンジスタ11のコレクタがマイクロストリツプ線
路12を通じて接地され、エミツタは抵抗器13
を通じて、負の電圧が与えられた電源端子14に
接続され、かつこれには結合用マイクロストリツ
プ線路15が接続されている。トランジスタ11
のベースはコンデンサ16を通じて高周波的に接
地され、又抵抗器17,18を通じて接地される
とともに抵抗器17,18の接続点は抵抗器19
を通じて電源端子14に接続されてトランジスタ
11にバイアスが与えられている。トランジスタ
11はベース接地型の回路として接続され、その
出力側であるマイクロストリツプ線路12と入力
側であるマイクロストリツプ線路15との間に誘
電体共振器21が配され、これらマイクロストリ
ツプ線路12,15に対して誘電体共振器21は
磁気的に高周波結合されている。このようにし
て、誘電体共振器21の共振周波数で発振する発
振器が構成される。この誘電体共振器21には出
力用のマイクロストリツプ線路22が磁気的に高
周波結合され、その出力端子23より発振出力が
外部に取り出される。
この従来の誘電体発振器においてその発振周波
数を制御するために誘電体共振器21に更に磁気
的に高周波結合したマイクロストリツプ線路24
が設けられ、このマイクロストリツプ線路24に
バラクタダイオード25が接続され、このバラク
タダイオード25の容量を変えることにより、こ
のマイクロストリツプ線路24とバラクタダイオ
ード25との共振回路が、誘電体共振器21の共
振周波数附近で結合してその発振周波数が変化す
るようにされている。このようにして誘電体発振
器の発振周波数を変更することができるがバラク
タダイオード25は周囲温度の変化や駆動電圧の
変動に応じて容量が変化するため安定性が悪い欠
点があつた。
従来の誘電体発振器において発振周波数を変化
する手段として第2図に示すものもあつた。即ち
誘電体共振器21は、マイクロストリツプ線路1
2,15などが形成される誘電体基板26上に保
持され、この基板26と対向し、かつ誘電体共振
器21の上側に支持板27が基板26に対して固
定され、支持板27に例えばねじ28がねじ込ま
れてこのねじ28の下端つまり誘電体共振器21
側に導体板29がその誘電体共振器21と対向し
て固定される。ねじ28を回動することによつて
誘電体共振器21と導体板26との距離lが調整
変化し、この変化により誘電体共振器21の等価
的共振周波数が変化する。従つてこの誘電体共振
器21を帰還回路に挿入した第1図に示したよう
な発振器の発振周波数を距離lを調整して変更す
ることができる。この場合はその発振周波数の変
更のために機械的部分を含むため電気的に制御で
きない欠点があつた。
この考案の目的は誘電体発振器において電気的
に簡単にその発振周波数を変更することができ、
しかもその発振周波数を安定に保持することがで
きるようにしようとするものである。
例えば第3図に第1図と対応する部分に同一符
号を付けて示すが、この考案においては誘電体共
振器21と磁気的に高周波結合した導体リング3
1が設けられる。例えば第4図に示すように絶縁
体基板26上に誘電体共振器21を保持し、誘電
体共振器21と対向して絶縁基板26にリング状
のマイクロストリツプの導体リング31を形成す
る。更にこの導体リング31と直列にスイツチ素
子32が挿入され、このスイツチ素子32により
導体リング31を高周波的に開閉することができ
るようにされる。例えばこの例においては導体リ
ング31の一部を切断し、その間にピンダイオー
ド32がその一端において直流遮断用コンデンサ
33を通じて接続され、そのピンダイオード32
の陰極が接続された側は直流的に接地し、陽極側
とコンデンサ33との接続点は制御電圧印加端子
34に接続する。
この構成においてピンダイオード32をオフに
した状態においては導体リング31は誘電体共振
器21に対してあまり影響することなく、ほぼ誘
電体共振器21自体の共振周波数でこの発振器は
発振動作する。しかしピンダイオード32をオン
にすると導体リング31は高周波的にループを構
成し、これが誘電体共振器21に対して影響を与
え、その磁気エネルギーの吸収が行なわれ、共振
周波数が変化する。これによりピンダイオード3
2がオフの場合よりも一定値だけ発振周波数が高
くなる。
このようにして一定値だけ発振周波数を変化さ
せることができ、その発振周波数の変化は、ピン
ダイオード32により高周波的に導体リングを閉
じた状態と開放状態とに制御すればよく、その発
振周波数は周囲温度や電源電圧の変動に影響され
ない。更に電気的に制御することができ、機構的
に調整する必要がなく、制御が容易である。また
スイツチ素子32としてオン抵抗の小さいものを
使用することよりQの低下が少なく、発振状態が
安定に保持される。
尚ピンダイオード32の代りに高周波的に導体
リング31を開閉制御する他のものを使用しても
よい。発振周波数を大きく変化する場合は第2図
に示したように金属板を共振器21に対して近づ
けたり離したりするようにすることと、導体リン
グの開閉制御とを併用すればよい。導体リング3
1の高周波的開閉を確実に行なうために、ピンダ
イオードを一つのみならず複数を直列に導体リン
グ31に挿入して制御することができる。例えば
第5図に示すように複数のピンダイオード32a
及び32bを導体リング31において同一個所、
或はこの例のように離して挿入し、これらピンダ
イオード32a,32bを同時に制御する。又導
体リング31としてはマイクロストリツプ線のみ
ならずその他通常の導体リングでもよい。例えば
ビニール線のリングを用いることもできる。
更に発振器としては例えば第6図に示すように
FET41のソースを接地し、ドレンにマイクロ
ストリツプ線路42の一端を接続し、他端を高周
波阻止コイル43を通じて電源44に接続し、更
にFET41のゲート及びドレンをコンデンサ4
5を通じて互に接続するとともに、マイクロスト
リツプ線路46を通じ電源端子47に接続し、マ
イクロストリツプ線路42に対して誘電体共振器
21を磁気的に高周波結合させて発振回路として
もよい。この場合においても誘電体共振器21に
導体リング31を磁気的に高周波結合させてこの
リング31をスイツチ素子で高周波的に開閉制御
して発振周波数を変更することも可能である。そ
の他誘電体共振器を用いた各種の発振器にもこの
考案は適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘電体共振器を示す接続図、第
2図は従来の誘電体共振器における他の発振周波
数調整部を示す断面図、第3図はこの考案による
誘電体発振器の一例を示す接続図、第4図はその
誘電体共振器と導体リングとの関係を示す斜視
図、第5図はその他の例を示す平面図、第6図は
この考案による誘電体共振器の他の例を示す接続
図である。 11:能動素子としてのトランジスタ、12,
15,22,42:マイクロストリツプライン、
21:誘電体共振器、31:導体リング、32:
スイツチ素子としてのピンダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 能動素子の入出力側にそれぞれマイクロストリ
    ツプ線路が接続され、これらマイクロストリツプ
    線路に誘電体共振器が磁気的に高周波結合され、
    その誘電体共振器の共振周波数で発振周波数が決
    まるようにされた誘電体発振器において、 上記誘電体共振器の周辺部に接近し、その誘電
    体共振器と同心的に配置されて磁気的に高周波結
    合され、切断部を有する導体リングと、 その導体リングの切断部に直流阻止コンデンサ
    を介して挿入され、制御電圧の印加除去によりオ
    ンオフされて、上記導体リングを高周波的に開閉
    制御することができるスイツチ素子とを具備して
    なる誘電体発振器。
JP1410481U 1981-02-02 1981-02-02 Expired JPS6325763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1410481U JPS6325763Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

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JP1410481U JPS6325763Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57128220U JPS57128220U (ja) 1982-08-10
JPS6325763Y2 true JPS6325763Y2 (ja) 1988-07-13

Family

ID=29812168

Family Applications (1)

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JP1410481U Expired JPS6325763Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079806A (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 Fujitsu Ltd 電子同調型fm変調器
JP5177214B2 (ja) * 2010-12-21 2013-04-03 株式会社村田製作所 共振器

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Publication number Publication date
JPS57128220U (ja) 1982-08-10

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