JPS63257451A - マグネツトカツプリングの隔壁 - Google Patents

マグネツトカツプリングの隔壁

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JPS63257451A
JPS63257451A JP8873787A JP8873787A JPS63257451A JP S63257451 A JPS63257451 A JP S63257451A JP 8873787 A JP8873787 A JP 8873787A JP 8873787 A JP8873787 A JP 8873787A JP S63257451 A JPS63257451 A JP S63257451A
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JP
Japan
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partition wall
plastic layer
reinforced plastic
teflon
fiber woven
Prior art date
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Pending
Application number
JP8873787A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihito Kanzawa
神沢 守仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ebara Corp, Ebara Research Co Ltd filed Critical Ebara Corp
Priority to JP8873787A priority Critical patent/JPS63257451A/ja
Publication of JPS63257451A publication Critical patent/JPS63257451A/ja
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  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非接触で回転力を伝達するマグネットカップ
リングの隔壁の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
マグネットカップリングは、密閉容器内の回転軸を軸シ
ールなし、つまり漏れ皆無で駆動できるので、強肩食性
、毒性あるいは引火爆発性の流体を対象とする流体機械
や攪拌機等に多用されている。
第3図は、マグネットカップリングの一般的構造であっ
て、ポンプの駆動用に用いた場合として例示しである。
lは駆動モータ、2は駆動側マグネットロータでマグネ
ット2−1が内接固着されている。
3は被動側マグネットロータでマグネット3−1が外接
固着されている。これらのマグネット2−1と3−1と
の間にはシールのために円筒状の隔壁4が設けられ、こ
の隔壁4は羽根車ケーシング6と共にポンプケーシング
を形成しており、流体は羽根車ケーシング6内はもちろ
ん、隔壁4内部にも充満される。また、被動側マグネッ
トロータ3は主軸7と連結され、主軸7は軸受5及び8
によって支えられ、羽根車9を回転するようになってい
る。
ここで、隔壁4が有すべきあるいは隔壁4に望まれる特
性について考えてみる。まず隔壁材は非磁性材であるこ
とが不可欠である。これは、駆動側のマグネット2−1
あるいは被動側のマグネット3−1の磁力が、それぞれ
隔壁4との吸引力として消費されないようにするためで
ある0次に、隔壁材は非導電性であることが望まれる。
隔壁4に導電性があると渦電流損失が発生し、薄板でも
金属シートを介在させると渦電流損失は入力の15〜3
0%に及んでしまうからである。第3に、磁極間に作用
する力は磁極間の距離の二乗に反比例するので、隔壁4
はできるだけ薄くすることが望まれる。第4に、隔壁4
は作用する流体圧及び熱負荷、更に隔壁4内に軸受を設
ける場合には軸受荷重に耐える強度と寸法安定性を必要
とする。
更に、強肩食性の流体を対象とする場合、少なくとも隔
壁4の内表面、つまり該流体と接する面は耐食性を有す
る必要がある。マグネットカップリングを用いた流体機
械は、軸シールを有する機械に比べて高価であることも
あって、非常に激しい腐食性の流体を対象とすることが
多く、特に優れた耐食性、材料を必要−とすることが多
かった。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上の必要あるいは望ましい特性を兼ね備えた隔壁4の
材料及び構造として、プラスチックの中でも種々の環境
で耐食性に優れているテフロン(商品名)、ポリプロピ
レンあるいはポリエチレン等のプラスチックの’?J層
を隅壁4の内表面に配し、その外表面を繊維強化プラス
チックで補強することが考えられる。
しかし、それらのプラスチックは他の物質との接着性に
劣り、使用中の温度、圧力変動等により、内表面の耐食
性プラスチック層と外表面の補強用繊維強化プラスチッ
ク層との間の剥離が発生し、ロータと接触し損傷すると
いう問題点があった。
本発明は、このような問題点を解消するために、耐食用
のプラスチック層と補強用の繊維強化プラスチック層と
を高強度に接合するようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、駆動側と被動側のロータ間にソールのために
設けられたマグネットカップリングの隔壁において、該
隔壁の耐食性を要する内表面が熱可塑性プラスチックで
形成され、該熱可塑性プラスチックの外表面に加熱加圧
融着した耐熱性繊維織布をアンカーとして最外部に設け
た補強用の繊維強化プラスチック層と前記熱可塑性プラ
スチックとが強固に接合されていることを特徴とするマ
グネットカップリングの隔壁である。
(実施例〕 本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて詳述す
れば次の通りである。
円筒状の隔壁4の横流体側の内表面は、防食用の熱可塑
性プラスチック、例えばテフロン(テトラフルオロエチ
レン・パーフルオロアルキルビニールエステル共重合体
)10で形成し、その裏面に耐熱性繊維織布、例えばガ
ラス繊維織布11(第2図参照)を加熱加圧融着し、更
にその上にガラス繊維と耐熱性ポリエステル等の複合強
化材料の補強用の繊維強化プラスチック層12を形成し
、これらのテフロン10と繊維強化プラスチック層12
との接触面Aは、テフロン10に加熱加圧融着されたガ
ラス繊維織布11をアンカ一部材とし、両者は強固に一
体化接合される。
図中、13は隔壁4の補強用のアルミニウム底板で、タ
プテイル結合部14における機械的かみ合いでテフロン
10と強固に結合されており、Bは隔壁4の底部に備え
られた軸受部材の取付はスペースを示す。
更に、テフロン10と繊維強化プラスチックJi12と
の接触面Aの一体化接合について述べる。第2図に示す
ように、防食用のテフロンIOの裏面には、ガラス繊維
織布11が加熱加圧融着され、ガラス繊維織布11の一
部はテフロンlOの接流体側内表面已に露出しない範囲
でテフロン10内に埋めこまれている。この時、ガラス
繊維織布11には空間りが生じるので、その上に補強用
の繊維強化プラスチック層12を形成するときに、マト
リックス樹脂が空間りに入り込み、たとえ接着性に劣る
テフロンIOに対してでも、繊維強化プラスチック層1
2はガラス繊維織布11をアンカ一部材として、テフロ
ン10の外表面に強固に一体化接合される。
なお、隔壁4の底部は磁場中になく、導電性材料が存在
しても不都合がないので、製作上の容易さのために、本
実施例ではアルミニウム底板13を設けである。
また、本発明の隔壁4においては、耐食性を要する内表
面を形成するプラスチックはアンカー用の耐熱性繊維と
融着する必要があり、熱可塑性樹脂であることが必要で
、実用的には難接着性であっても耐食性、耐熱性に優れ
た種々のテフロン系材料、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等が適している。また、繊維強化プラスチック層は種
々の非導電性かつ高強度の繊維と、種々の汎用繊維強化
プラスチック用マトリックス樹脂との組み合わせが可能
であり、その形成は適宜公知の手段で行うが、フィラメ
ントワインディング技術を採用し、機械的強度の極めて
大なる繊維強化プラスチック層を形成することも好まし
い。
更に、以下に本発明の一具体例を例示する0円筒状隔壁
を内径156fi、厚さ2fiのテフロンで形成し、そ
の外面にガラス繊維を使用した厚さ0.8 mのロービ
ングクロスで、約500 g/rd程度の密度に調整し
たものを加圧加熱融着し、更にその上にフィラメントワ
インディングも併用して繊維含有率を約35%、厚さ4
龍のガラス繊維強化耐熱ポリエステル府を形成した。
この隔壁は、20kgf/cdの耐圧試験に合格し、6
0℃、6モル塩酸のl Oktf/cdにおける長Jt
JJg食、耐久試験においても、何等支障を生じなかっ
た。また、この隔壁を動力伝達容量15に−のマグネッ
トカップリング部材としてポンプを駆動した場合、最高
効率が73%であり、厚さ1龍のハステロイC材(耐熱
耐食性合金商品名)を隔壁として使用した場合より約l
O%高く、60℃における長期耐久試験でも健全であっ
た。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の隔壁は、耐食性を要する傍流
体側内表面が熱可塑性プラスチックで形成され、その外
表面に耐熱性繊維織布をアンカーとして繊維強化プラス
チックによる補強層が強固に接合されたものであるから
、例えばテフロン系材料のように難接着性であっても耐
食性、耐熱性、強度に優れたプラスチックを防食層にし
、補強用の繊維強化プラスチック層とを強固に一体化接
合することができ、これによって優れた耐食性、耐熱性
、耐圧性かつ動力を員失の小さいマグネットカップリン
グが可能になる。マグネットカップリングは著るしく激
しい腐食性の流体を汲うポンプ等に多用されるので、本
発明のマグネットカップリング用隔壁はポンプ等の流体
機械用マグネットカップリングにも極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す隔壁の断面図、第2図
は第1図におけるアンカ一部付近の拡大断面図で、第3
図はマグネットカップリングの一般的構造断面図である
。 l・・・駆動モータ、2・・・駆動側マグネットロータ
、il、3−1・・・マグネット、3・・・被動側マグ
ネットロータ、4・・・隔壁、5.8・・・軸受、6・
・・羽根車ケーシング、7・・・主軸、9・・・羽根車
、10・・・テフロン、11・・・ガラス繊維織布、1
2・・・繊維強化プラスチック層、13・・・アルミニ
ウム底板、14・・・ダブテイル結合部、A・・・接触
面、B・・・軸受取付はスペース、D・・・空間、E・
・・傍流体側内表面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動側と被動側のロータ間にシールのために設け
    られたマグネットカップリングの隔壁において、該隔壁
    の耐食性を要する内表面が熱可塑性プラスチックで形成
    され、該熱可塑性プラスチックの外表面に加熱加圧融着
    した耐熱性繊維織布をアンカーとして最外部に設けた補
    強用の繊維強化プラスチック層と前記熱可塑性プラスチ
    ックとが強固に接合されていることを特徴とするマグネ
    ットカップリングの隔壁。
  2. (2)前記隔壁が底部を有する円筒状である特許請求の
    範囲第1項記載のマグネットカップリングの隔壁。
JP8873787A 1987-04-13 1987-04-13 マグネツトカツプリングの隔壁 Pending JPS63257451A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPD20100249A1 (it) * 2010-08-03 2012-02-04 3Mpumps Srl Dispositivo per la trasmissioni di potenza mediante campi magnetici rotanti
WO2014063894A3 (de) * 2012-10-25 2014-07-03 Siemens Aktiengesellschaft Diffusionssperrschicht für spaltrohre
JP5948428B2 (ja) * 2012-10-01 2016-07-06 株式会社日立製作所 磁気カップリング
WO2022248598A1 (de) * 2021-05-27 2022-12-01 KSB SE & Co. KGaA Verfahren zur herstellung eines spaltrohrs bzw. eines spaltrohrtopfes für eine nassläuferpumpe sowie nassläuferpumpe mit spaltrohr bzw. spaltrohrtopf

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6069363A (ja) * 1983-09-26 1985-04-20 Teikoku Denki Seisakusho:Kk マグネツトカツプリングの隔壁体

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