JPS63256780A - ロ−プ - Google Patents

ロ−プ

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JPS63256780A
JPS63256780A JP8645287A JP8645287A JPS63256780A JP S63256780 A JPS63256780 A JP S63256780A JP 8645287 A JP8645287 A JP 8645287A JP 8645287 A JP8645287 A JP 8645287A JP S63256780 A JPS63256780 A JP S63256780A
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JP
Japan
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fibers
yarn
sheath
core
rope
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JP8645287A
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吉中 準一
中西 慎吾
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、高強力・高耐久性および取扱い性(ハンドリ
ング性)に滑れた水産用や陸上用等のロープおよびひも
類(以下これらをロープと総称する)に関する。
〈従来の技術〉 従来よりロープとして天然繊維又は合成繊維の短繊維よ
り成る紡績糸を撚り合せたものが多く用いられている。
このものは、コイル性、ロープ末端の加工(いわゆるナ
ッマ加工、アイ加工等)、滑り等のハンドリング性、風
合いは良好でおるものの、重さ当りの強度が低く、必要
な強力を(qるためには、太くて重いものとせざるを得
ない欠点を有している。
この点を改良するために合成繊維フィラメント(長繊維
)よりなるロープが実用化されたが、重さ当りの強度は
大幅に改良されたものの、撚形態の不安定さ、滑り易さ
等によるハンドリング性の悪化、ロープ末端の加工性不
良、風合い不良、耐疲労性不良の問題があった。
上記問題を軽減するために、ロープの中心部分にフィラ
メント糸、表層部に紡績糸を配した包撚タイプのロープ
が実用化されているが、包撚タイプのロープはその断面
にフィラメントが集中的に偏在しており、紡績糸とフィ
ラメントの伸度が必ずしも同一とはならないため、例え
ばフィラメント部分は切断しないが紡績糸の切断は徐々
に進み、結果的に強力のないロープとなったり、ロープ
が屈曲する際、高強力であるフィラメント同志が相互に
圧力をかけあい摩耗して疲労を早め結果的に耐久性の不
十分なロープとなる。
満足させるべく鋭意研究の結果、ハンドリング性、風合
、末端加工性、耐疲労性および単位重因当りの強度が極
めて良好なロープをjqることに成功したものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は前述の紡績糸又はフィラメント糸より成るロー
ブフィラメント糸と紡績糸の両者を用いた包撚タイプの
ロープが有している問題を解決する手段として芯繊維束
に強力成分となる高強力繊維を用いその回りを短繊維に
よる鞘を構成させたいわゆるコアーヤーンを用いること
を特徴とするものである。
ここでいうコアーヤーンは芯繊維束の回りを短w4Mよ
り成る鞘繊維で覆い、そして鞘を構成する単繊維が鞘を
構成する他の単4!li維と実質的に撚り合わされてお
らず、ざらに下記式で示される被覆率(%)を満足する
ものである。
被覆率(%)≧コアーヤーン中に占め ×1.2る鞘成
分の体積比率(%) 被覆率が上記式を満足しない場合、同一被覆率を得るた
めには鞘繊維の体積比率を上げる必要があり、コアーヤ
ーンとしての強度が下ることになる。該コアーヤーンの
芯繊維束は上述の通り、主として強度を分担する成分で
あり、高強度の繊維が用いられるが、中でも合成繊維フ
ィラメント糸を用いるのがより好しい。
該コアーヤーンの鞘を構成する短繊維は通常の紡績に用
いられる平均繊維長38m以上のスライバーまたは粗糸
が用いられるが、いわゆるトウ紡績(パーロック方式、
コンバータ一方式と言われるもの)あるいは梳毛紡より
成る平均繊維長が70〜300mのスライバーまたは粗
糸を用いることが好ましく、このような平均繊維長が7
0〜300mの短IJA維を鞘成分として用いれば鞘成
分が芯成分より扱けにくくなり、後加工における工程通
過性が大幅に改良され、ざらにロープの毛羽立ちが極度
に少なくなる。
コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比率が30%以下
であれば短繊維に起因するハンドリング性、末端加工性
、風合い、耐疲労性が十分でなく、また該体積比率が9
0%以上であれば強度が不足し好ましくない。より好ま
しくは該体積比率が45〜80%のものである。
コアーヤーンを構成する芯繊維の単繊維デニールとして
は0.7〜10デニール、また芯を構成する繊維束の総
デニールとしては75〜i oooデニールが引張り応
力分散性や製造のし易さ等の点で好ましい。また鞘部に
用いられる繊維は、単繊維デニールが1〜15デニール
のものが好ましい。
なお本発明に用いられるコアーヤーンにおいて、鞘を構
成する単繊維は鞘を構成する他の単繊維と実質的に撚り
合わされていないことが必要であり、もし鞘繊維が加熱
されて単繊維同志が一体化して鞘繊維単独で糸となつて
いる場合には、芯繊維との剥離が生じやすく、耐摩耗性
が不十分となる。このことについて詳細に説明すると、
加熱された繊維束(ヤーンなと〉の単繊維は撚によって
動きを制限され(どちらかと言えば動けない状態となっ
ている)るため、芯繊維と入り交って絡合性が向上する
ことがなく、故に芯繊維は芯繊維、鞘繊維は鞘繊維とし
て別々にヤーンを構成するところから鞘繊維は動き易い
こととなる。鞘繊維が実質的に撚り合わされていなけれ
ば鞘繊維を構成する単繊維が芯繊維と入り交ざって絡合
性が向上し剥離が少ない糸となり得る。摩擦力をより強
く受けるロープとしては剥離が少ないことが必須である
。すなわち強力保持成分である芯成分が剥離により露出
したのでは芯繊維はダメージを受は易く、ロープには不
適当であると言える。
コアーヤーンを構成する芯1ift束としては、ポリエ
ステル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、アクリル繊
維、ポリオレフィン繊維、アラミド繊維、ボリアリレー
ト繊維等の合成繊維が用いられるが、中でもポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維が好適に用いられ
る。
鞘を構成する短繊維としてはポリエステル繊維、ビニロ
ン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリオレフィン
繊維等の合成繊維、綿、麻等の天然繊維が用いられるが
、中でもポリエステル繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊
維が好適に用いられる。
該コアーヤーンを用いたロープは次の方法により製造さ
れる。
i)包撚方式によるロープ 第5図に包撚タイプのロープを構成するストライドの断
面図を示す。本発明のロープは、第5図8に示した側糸
として従来用いられている紡績糸よりなる撚り糸に代え
てコアーヤーンよりなる撚り糸を用い、芯糸7は従来用
いられているものと同一素材を用いて作製される。側糸
としてコアーヤーンよりなる撚り糸を用いた包撚タイプ
のロープは紡績糸よりなる撚り糸を用いた従来の包撚タ
イプのロープに比較して強度が大幅に改良されフィラメ
ントロープに近い強力が得られる。しかも、耐疲労性、
ハンドリング性、末端部加工性風合いは側糸に用いるコ
アーヤーンの鞘繊維の体積比率が30%以上であれば十
分であり、該体積比率が45%以上のコアーヤーンでめ
ればより好しい。
本発明によるロープは側糸としてコアーヤーンのみを用
いても良いが、他の紡績糸、フィラメント糸を併用する
ことも可能で必る。
また芯糸に一種以上の繊維を用いること、コアーヤーン
を併用することも可能である。
ii)非包撚方式によるロープ ロープを構成する撚り糸をコアーヤーン単独で構成した
(第6図9で示す部分にコアーヤーンよりなる撚り糸を
用いる)場合、従来の包撚タイプのロープに比較して強
度も改良されるが耐疲労性が大きく向上する。この理由
は、包撚タイプのロープ、非包撚タイプのロープ共に、
強度保持成分で必る繊維(主としてフィラメント糸が使
用される)が大きな束になっており、屈曲を受けた場合
単繊維器の摩耗により、繊維がダメージを受は強度が低
下するがコアーヤーンを撚り糸成分として用いたロープ
は強度成分となる芯繊維束が小さな束として全体に均一
に分散して存在するため繊維間摩耗が極度に軽減される
ためと考えられる。ざらに該ロープはハンドリング性、
末端部加工性、風合いは従来の包撚タイプのロープと同
等の性能を示す。
非包撚方式のロープとする場合、コアーヤーン単独で用
いることもできるが、他の形態の繊維と混用することも
可能である。
次に本発明を図を用いて説明プる。
第1図は本発明を構成するコアーヤーン(被覆率〜10
0)  1の断面を模型的に表わしたものであり、2は
芯繊維束を構成する繊維の単繊維を示し、3は鞘を構成
する繊維の単繊維を示す。
第2図は本発明を構成するコアーヤーン(被覆率410
0%)1の側面図で必り、コアーヤーン1の表面が鞘繊
維3で被覆されている状態を示す。
第3図はロー14の断面図、第4図はロープ4の側面図
であり、これら図中、5はロー14を構成するストラン
ドを、6はストランド5を構成する撚り糸をそれぞれ示
す。
第5図は、包撚タイプのロープのストランドの断面図で
あり、7は芯糸(例えばポリエステルフィラメント10
00dr/192fx 4x3撚糸品)8は側糸(例え
ば従来品の場合にはポリエステル紡績糸5”/IX 4
X3撚糸品)を示す。
第6図は非包撚タイプのロープのストランドの断面図で
あり、図中9はストランドを構成する撚り糸(例えば従
来品の場合ポリエステル’7−1’ラメント1000d
r/192fx 4x3155糸品、ポリエステル紡績
糸5”’/IX 4X3撚糸品等)を示す。
=】アーヤーンの被覆率は次の方法により求める。糸を
パネルに平行に捲きつけ、万能投影器または顕微鏡など
によって表面写真をとり、その写真のうえに透明な紙を
おいて糸の外周をトレースし、かつ芯繊維の露出してい
る部分を詳細に記入する。然るのち糸の外周に沿って紙
を切りとりその重さを測定してWOとし、次いで芯繊維
が露出している部分を切りとってその重量を測定し割と
する。被覆率は、 被覆率(%)−”0”  X 100 O によって求められる。
但しトレースするコアーヤーンの試長は、その糸の撚が
100回出現する長さをいう。
即ち 試長(インチ)−叩&−−−− 撚数(t/in) でめる。
なおコアーヤーン中に占める鞘1!緒の体積比率とは、
一定長さのコアーヤーンを構成する全繊維の体積に占め
る鞘Ili維の体積の割合のことで、該体積は重量をそ
れぞれの密度で割ることにより得られる。
実施例 i)コアーヤーンの作製 単pJ維デニールが4drのポリエステルトウ(トータ
ルデニール10075dr)をパーロック方式によりけ
ん切し、短繊維の平均繊維長が110#のスライバーを
得た。該スライバーを通常の紡績工程を通した後、リン
グ精紡機に供給し、撚りをかける直前に芯繊維束となる
ポリエステルフィラメント500dr /96fを供給
し鞘繊維体積比率50%、繊度1000drのコアーヤ
ーンを作製した(コアーヤーンA)。該コアーヤーンの
被覆率は70%、強力は6.5Kg、伸度は14%であ
った。
同様にして芯!&liN束となるポリエステルフィラメ
ント350d/4Bfを用いて鞘繊維体積比率65%、
繊度10001rのコアーヤーンを作製した(コアーヤ
ーンB)。該コアーヤーンの被覆率は98%、強力は5
.6に91、伸度は13%で必った。
ii)上記コアーヤーンA、コアーヤーン8、ポリエス
テル紡績糸およびポリエステルフィラメントを用いて第
1表に示す如く、包撚方式および非包撚方式によるロー
プを作製し、性能を測定した。性能測定結果を第1表に
合せ11・      1、−r、Qb
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を構成するコアーヤーンの一例の断面図
、第2図はその側面図である。 第3図は本発明のロープの一例の断面図、第4図はその
側面図である。第5図は包撚タイプローブのストランド
の断面図、第6図は非包撚タイプロープのストランドの
断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯繊維束の回りを鞘を構成する繊維群で覆っており
    、鞘を構成する繊維は短繊維であり、そして鞘を構成す
    る単繊維は鞘を構成する他の単繊維と実質的に撚り合わ
    されておらず、かつ下記式で示される被覆率(%)を満
    足しているコアーヤーンを用いてなるロープ。 被覆率(%)≧コアーヤーン中に占める鞘繊維の体積比
    率(%)×1.22、芯繊維束を構成する繊維が合成繊
    維フィラメント糸(長繊維)である特許請求の範囲第1
    項記載のロープ。 3、鞘を構成する繊維が70〜300mmの平均繊維長
    を有する合成繊維より成る短繊維である特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載のロープ。 4、コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比が30〜9
    0%である特許請求の範囲第1〜第3項のいずれかに記
    載のロープ。 5、コアーヤーン中に占める鞘成分の体積比が45〜8
    0%である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載
    のロープ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625006U (ja) * 1992-09-04 1994-04-05 オーツタイヤ株式会社 タイヤ滑り止め具用ベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0625006U (ja) * 1992-09-04 1994-04-05 オーツタイヤ株式会社 タイヤ滑り止め具用ベルト

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