JPS63256557A - セメント混和材及びセメント組成物 - Google Patents

セメント混和材及びセメント組成物

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JPS63256557A
JPS63256557A JP62090884A JP9088487A JPS63256557A JP S63256557 A JPS63256557 A JP S63256557A JP 62090884 A JP62090884 A JP 62090884A JP 9088487 A JP9088487 A JP 9088487A JP S63256557 A JPS63256557 A JP S63256557A
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cement
concrete
curing
charcoal
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芳春 渡辺
清水 久行
等 森山
伊藤 峯雄
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セメント混和材に関し、詳しくは、土木・建
築構造物用や常圧蒸気養生など加熱養生によって生産さ
れるコンクIJ−ト製品用モルタル・コンクリート(以
下、単にコンクリートという)に使用されるセメント混
和材に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、セツコウ類の中でも便せつこうを、セメントに対
しSO3換算で1〜4重量%(CaSO4で1.7〜6
.8Xit%)添加することにより、ポルトランドセメ
ントや昼炉セメントの強度等特性を常温で改善すること
はすでに公知であり、セツコウ類をセメントに対し比較
的多量(CaSO4換算で6〜60重量係)に添加し蒸
気養生を行うことによって、短期間で極めて大きな強度
を得ることも公知である(例えば、特公昭56−401
04号公報)。
しかしながら、セツコウ類を多量にセメントに添加する
ことは、凝結硬化全過度に遅延することになる。この凝
結硬化の遅延作用は減水剤の併用によって、さらには、
コンクリート温度や外気温が低くなるほど増幅され、大
きくなるもので、例えば、(1)冬場の工事では、初期
の強度発現が者しく遅れ、その間、凍結等生ずると低水
・セメント比のコンクリートはど強度低下は大キく、凍
結しなかったコンクリート強度の20〜60%程度の低
い強度しか得られない場合もある。又、(2)コンクリ
ート製品工場においても、凝結時間が長くなることは、
前置き養生も長くしなければならないことである。即ち
、コンクリート製品を蒸気養生する場合、少くとも2時
間以上凝結終了まで前置き養生上するなどの規定が製品
によっては定められているO又、コンク’J −ト製品
によってはコンクリート成型後すぐ蒸気を掛け100〜
200kgf/crrL2の脱型に要する強度をより早
く得て型枠の回転率を上げようとする場合もあるが、凝
結時間が長いと、蒸気を掛けてからの強度の立ち上がり
も遅れるので生産効率は悪くなるという問題点があり、
セツコウ類の高強度の発現作用が、凝結硬化の遅延作用
が大きいということで必ずしも充分に生かされない場合
があった。
これらの問題点全解決するのに、セメントの凝結硬化促
進剤を併用することは、当業者であれば容易に類推され
るし、常圧蒸気養生を行い生産さしかしながら、亜硝酸
塩に限らず従来より促進剤として知られているものも併
用することでは、コンクリート条件などによっては、初
期の凝結硬化を促進するあまジ終局強度が低下し、折角
のセツコウ類の高強度の発現効果を損う場合も少くない
という問題が新らたに生じている。
本発明者らは、以上の問題点を解決すべく鋭意研究した
結果、セツコウ類に、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム及び塩基性炭酸マグネシウムよジ選ばれる1種以上を
配合し、セメントに添加することによって、目的が達成
されるという知見金得、本発明を完成したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は、セツコウ類に炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム及び塩基性炭酸マグネシウムよシ選ばれる1
種以上を配合してなるセメント混和材である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用されるセツコウ類は、硬セツコウ、2水囃
ツコウ、半水セツコウ、可溶性無水セツコウ(以下各々
硬セツコウ、2水、半水、可溶性無水という)で、工業
的に含まれる不純物の種類及び量は、セメントの凝結等
に特に悪影響を及ぼさなければ使用可能゛であり、この
場合不純物がセツコウ類に固溶していても問題ないもの
である。
これら、セツコウ類は、セメントに対し無水物換算で1
〜15重量係添加されるように配合されることが好まし
い。1重量%未満では、強度発現の添加効果は小さく、
15重量%を越えても強度は伸びないか、むしろ低下気
味となるので好ましくない。
セツコウ類の種類によって強度等緒特性への添加効果は
異なり、又、通常の養生と、蒸気養生によっても異なる
が、最も好ましいのは、硬セツコウであり、他のセツコ
ウ類では可溶性無水、手水、2水の順に強直は小さくな
る。
又、半水や可溶性無水は偽凝結性が強いので多量に、例
えばSo3換算で2〜3!i%以上添辺することは困難
である。しかしながら多量に添加する場合は、有機酸及
びその塩類等を少量併用することにより偽凝結性を殺し
て使用することが可能で、それでも本発明の効果は失な
われないものである。又、本発明に係る炭酸カルシウム
、炭酸マグネシウム及び塩基性炭酸マグネシウムより選
ばれる1種以上(以下炭酸塩等という)は、その種類に
よって適性添加量が変るが、セメントに対し0.05〜
10重量係が好ましい。
炭酸カルシウム(以下炭カルという)は、重質であるか
、軽質であるかは問わないし、その粉末度も、例えば石
灰石をプレーン値で3,500 an2/Iとしたもの
も、10,000cm2/、li’としたものも効果に
は全く差は認められないものである。炭カルの添加量は
セメントに対し0.5〜10重量係、好ましくは1〜s
:1act%である。
炭酸マグネシウム(以下炭マグという〕の添加量はは譬
炭カルと同じであるが、塩基性炭酸マグネシウム(以下
塩基性炭マグといり)は、0.05〜5重t%が好まし
く、0.2〜6重jjk%がより好ましい。
又、凝結の促進及び初期強度、蒸気を掛けた場合の短時
間強度及び終局強度(工事用では材令28日、コンクリ
ート製品であれば出荷材令強度を示す)に対する効果は
炭酸塩等の種類によジ異なり塩基性炭マグ)炭マグ〉炭
カルの順に小さくなる。
本発明のセメント混和材は、任意の配合率のものを添塀
量を加減することにより使用しても良く、さらに、使用
目的やそれに伴う経済性よシ、よ〕適正な配合を求める
場合は、コンクリート混練時別々に添加しても良い。又
、本発明の対象となるセメントは、各檀ポルトランドセ
メント、各種混!6 合セメント、微粉末スラブ水硬材等である。
〔実施例〕
以下、実施例にて本発明の詳細な説明する。
実力例1゜ 表−1のコンクリート配合を用いセツコウ類及び炭酸塩
等の種類と添加tt−かえコンクリートの圧縮強度を測
定しその効果を確認した。
コンクリートは強制練りミキサーで60!分のコンクリ
ート金6分間混練し、10ψX20cmの・シリンダー
で成型した後、2時間20”C室内で前置き養生し、3
時間で75℃まで上げ、その1ま4時間保持し、その後
養生漕で翌日(24時間後まで自然放置し翌日脱型後2
0℃室内で28日まで養生した。
その間、蒸気を通気してからの時間毎の強度発現性状と
翌H説型強度、28日強度を測定した。
その結果を表−2に示す。
同、セツコウ類、炭酸塩等などは、砂と置き換えてセメ
ントに対し外割重量係添加とし、半水、及び可溶性無水
は、凝結遅延に大きく影響せず、偽凝結を殺せるために
クエン酸をセメントに対し0.06重i%併用添加した
セツコウ類 A−1:弗酸セツコウ(プレーン値4 、000cIn
2/g) A−2:2水(工業用) A−6:半水(2水を150℃で6時間調熱)A−4:
可溶性無水(2水を200℃で l  )炭酸塩等 B−1:塩基性炭マグ(工業用) B−2:炭マグ(工業用) B−3:軽質炭カル(工業用〕 B−4=石灰石(CaC03純匿98%〕全プレーン値
4,000 cm2/ gに粉砕した重質炭カル B−5二石灰石(CaCO3純度98%)全プレーン値
10,000cm2/gに粉砕した重質炭カル 表−2において、実験層1〜14は比較例である。
表−2に示されるように、セツコウ類単独では、凝結硬
化を遅延するため、添腑量が多くなるほど通気後、短時
間の強度は小さくなり、塩基性炭マグの単独添卯の場合
は、短時間強度は大きくなるが、強度の伸びは小さく、
脱型以後の強度は無添加の場合より小さくなる傾向にあ
る。
これに対し本発明のセメント混和材を使用した場合は、
セツコウ類の凝結硬化の遅延作用七軟らげ、短時間強度
を発現し易くすると同時に、脱型以後の強度もセツコウ
類の強度発現効果を助長し、高強度を与えるもので、特
に強度的には、硬セツコウと塩基性炭マグの組合せが良
いことが示される。
実施例2 実験/i61、/164及び/1615〜61の配合を
用い、0±2 ’Oに調節した室内でコンク+>−トを
混練し、10ψX20cmのシリンダーで成型してその
1ま養生した。
圧縮強度は、材令1,3,7.28日で測定し、材令7
日までは型枠に入れたまま、それ以後は脱型してO±2
°C室内気乾養生とした。
結果を表−6に示す。
表  −3 表−6実験、%39.40は比較例である。
〔発明の効果〕
セツコウ類の単独添卯は高強度が得られるが、セツコウ
類は凝結硬化を遅延する為 ■蒸気養生においては、通気後短時間の強度が得られな
い。
■低温でコンク1,1− トt−打強した場合強度の発
現が遅れる。
という問題があったが、本発明の効果は、セツコウ類の
高強度の発現効果を向上させ、上記■■の改善を行うも
のであることが、実施例により示される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セツコウ類に炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
    及び塩基性炭酸マグネシウムより選ばれる1種以上を配
    合してなるセメント混和材
JP62090884A 1987-04-15 1987-04-15 セメント混和材及びセメント組成物 Expired - Lifetime JPH0625009B2 (ja)

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