JPS63256400A - 摩擦を利用した工作物切断方法 - Google Patents
摩擦を利用した工作物切断方法Info
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- JPS63256400A JPS63256400A JP9092587A JP9092587A JPS63256400A JP S63256400 A JPS63256400 A JP S63256400A JP 9092587 A JP9092587 A JP 9092587A JP 9092587 A JP9092587 A JP 9092587A JP S63256400 A JPS63256400 A JP S63256400A
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野・・−・−・・工作物、とくにガラス
。
。
セラミックスの如き材料を使用する光学機器、電子機器
分野に係る。
分野に係る。
従来の技術・・−・・・・ガラス、セラミックスの切断
には予めダイヤモンドカッターのような工具で条痕なつ
けておき、これの曲げ加工により切断するととが行われ
ていた。
には予めダイヤモンドカッターのような工具で条痕なつ
けておき、これの曲げ加工により切断するととが行われ
ていた。
発明が解決しようとする問題点・・・・・・従来の曲げ
加工の切断方法では時間と労力を要するだけでなく、切
断面が粗となる欠点゛があった。
加工の切断方法では時間と労力を要するだけでなく、切
断面が粗となる欠点゛があった。
問題を解決するための手段・・・・・・工作物のヤング
率をE!とし、これを挾持する圧縮板のヤング率をE!
とし、& < &の関係になるように工作物に対して圧
縮板を選定し、かつ前記工作物の表面に切断すべき形状
の条痕とその条痕上の適所に小穴を設けた圧縮板を介し
て工作物に押圧荷重を加える。
率をE!とし、これを挾持する圧縮板のヤング率をE!
とし、& < &の関係になるように工作物に対して圧
縮板を選定し、かつ前記工作物の表面に切断すべき形状
の条痕とその条痕上の適所に小穴を設けた圧縮板を介し
て工作物に押圧荷重を加える。
作用・・・・・・押圧により圧縮板は工作物より大きく
外方に拡がろうとするので1両者の接触面において摩擦
力を生じ工作物は圧縮板により外方に引張られて工作物
はすべての条痕においてほぼ同時に引張応力によって切
断する。
外方に拡がろうとするので1両者の接触面において摩擦
力を生じ工作物は圧縮板により外方に引張られて工作物
はすべての条痕においてほぼ同時に引張応力によって切
断する。
実施例
本発明は工作物、とくにガラス板、セラミックス板のぜ
い性材料を多量の正方形、長方形板および三角形板を同
時に切断することを目的とするものである。
い性材料を多量の正方形、長方形板および三角形板を同
時に切断することを目的とするものである。
先ず、本発明の切断方法の原理について説明する。
第1図においてTは切断しようとする板状の工作物、す
なわち母材であって、この材料のヤング率をElとする
。
なわち母材であって、この材料のヤング率をElとする
。
この工作物Tのヤング率E1より小さいヤング率E鵞の
2枚の圧縮板んの間に前記工作物を挾持して加圧板Bに
よって押圧荷重Wを加える。
2枚の圧縮板んの間に前記工作物を挾持して加圧板Bに
よって押圧荷重Wを加える。
図において加圧板Bは普通の圧縮試験に用いるものであ
る。しかるとき圧縮板Nは工作物Tよりも大きく外方に
拡がろうとするので1両者の接触面において摩擦力を生
じ、工作物Tは圧縮板九によって外方に引張られる。こ
の結果、工作物Tと圧縮板んの縦断面には、それぞれ引
張応力と圧縮応力を生ずる。しかし一般に材料の引張り
による破壊強さは圧縮におけるものよりも小さく、たと
えばガラスでは引張り強さは約3.0 Kff /−知
あるのに対し、圧縮強さは約80Kff/■2であるの
で、工作物Tは摩擦により切断することができる。
る。しかるとき圧縮板Nは工作物Tよりも大きく外方に
拡がろうとするので1両者の接触面において摩擦力を生
じ、工作物Tは圧縮板九によって外方に引張られる。こ
の結果、工作物Tと圧縮板んの縦断面には、それぞれ引
張応力と圧縮応力を生ずる。しかし一般に材料の引張り
による破壊強さは圧縮におけるものよりも小さく、たと
えばガラスでは引張り強さは約3.0 Kff /−知
あるのに対し、圧縮強さは約80Kff/■2であるの
で、工作物Tは摩擦により切断することができる。
第2図は工作物Tが厚さ2日ご辺を50■としたソーダ
ガラスの正方形板を示す。
ガラスの正方形板を示す。
これを例えば16枚の正方形のガラス板に切断するには
、先ず予めダイヤモンドカッターのような工具で図示す
るようにガラス板の片面に条痕1をつける。
、先ず予めダイヤモンドカッターのような工具で図示す
るようにガラス板の片面に条痕1をつける。
次に、第3図においてんは圧縮板を示す。んの材料は一
辺を55鴫とした厚さ5■のアクリル(PMM入)の正
方形板であって、これには工作物であるガラス板Tの条
痕1の交叉するところ及び条痕1が工作物の外縁と交叉
するところに直径1sw*の小穴2を板厚方向に貫通す
るように設けておく。
辺を55鴫とした厚さ5■のアクリル(PMM入)の正
方形板であって、これには工作物であるガラス板Tの条
痕1の交叉するところ及び条痕1が工作物の外縁と交叉
するところに直径1sw*の小穴2を板厚方向に貫通す
るように設けておく。
ところで、ガラスTのヤング率E8は約7,000匂・
f / m”、圧縮板であるアクリルんのヤング率Et
Itf:、 340 Kg−f / vm”e アロ。
f / m”、圧縮板であるアクリルんのヤング率Et
Itf:、 340 Kg−f / vm”e アロ。
また、摩擦力はたとえば工作物が第2図に示すように正
方形であれば、その中心線上に最大値となり、それより
外方に行<クシたがって順次減少する。
方形であれば、その中心線上に最大値となり、それより
外方に行<クシたがって順次減少する。
したがって、最初の切断は工作物の中心線上につけた条
痕にそっておこり、その他の条痕にそった切断は、その
後の押圧荷重を増せば起きる。
痕にそっておこり、その他の条痕にそった切断は、その
後の押圧荷重を増せば起きる。
かくして押圧荷重がある一定値に達すれば、すべての条
痕において工作物は切断される。
痕において工作物は切断される。
ここくおいて、第1図に示すようくガラス板Tを圧縮板
Nで挾持して、加圧板BK約2.500Kt・f/約2
,500Kf−fの押圧加荷Wを加えたところ、ガラス
板Tはほとんど同時&C16個に切断された。
Nで挾持して、加圧板BK約2.500Kt・f/約2
,500Kf−fの押圧加荷Wを加えたところ、ガラス
板Tはほとんど同時&C16個に切断された。
第4図に示すものは同じようなガラス板Tを16個の三
角形板に切断する場合を示すもので、この場合は押圧荷
重Wは約s、ooo〜・fで切断された。
角形板に切断する場合を示すもので、この場合は押圧荷
重Wは約s、ooo〜・fで切断された。
なお、圧縮板んに小穴2を設けたのは、工作物の条痕に
そって発生したクラックが、その伝は途中で枝分れする
ことを防止するためである。これは圧縮板と工作物との
接触面で生じる摩擦力が小穴近傍で局部的に小さくなる
ので、工作物に発生するクラックの伝は速度が、小穴の
ない圧縮板を用いたときのものより低下するためである
。
そって発生したクラックが、その伝は途中で枝分れする
ことを防止するためである。これは圧縮板と工作物との
接触面で生じる摩擦力が小穴近傍で局部的に小さくなる
ので、工作物に発生するクラックの伝は速度が、小穴の
ない圧縮板を用いたときのものより低下するためである
。
効果
本発明は単に押圧荷重を加えることにより工作物と圧縮
板との間においてヤング率の相違により生ずる摩擦力に
よって工作物のすべての条痕をほとんど同時に切断する
ことができるので作業能率が飛躍的に向上するとともに
、しかもその破断面が平滑である効果を有する。
板との間においてヤング率の相違により生ずる摩擦力に
よって工作物のすべての条痕をほとんど同時に切断する
ことができるので作業能率が飛躍的に向上するとともに
、しかもその破断面が平滑である効果を有する。
第1図は本発明の切断方法を説明す原理図。第2図は工
作物の平面図。第3図は圧縮板の平面図。 第4図は工作物の三角形切断の実施例である。 記号の説明 T・・・・・・工作物 入・・・・・・圧縮板 B・・・・・・加圧板 1・・・・・・条痕 2・・・・・・小穴
作物の平面図。第3図は圧縮板の平面図。 第4図は工作物の三角形切断の実施例である。 記号の説明 T・・・・・・工作物 入・・・・・・圧縮板 B・・・・・・加圧板 1・・・・・・条痕 2・・・・・・小穴
Claims (1)
- 切断すべき工作物の板の片面には予めダイヤモンドカッ
ターのような工具で切断すベき形状の条痕を設け、次に
前記条痕の交叉するところに相当する位置に小穴を設け
た圧縮板によって挾持した状態において前記圧縮板に押
圧荷重を加えて、工作物と圧縮板との間に摩擦を生ぜし
めて、前記工作物の内部に引張応力を発生させて工作物
を切断することを特徴とする摩擦を利用した工作物切断
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092587A JPS63256400A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 摩擦を利用した工作物切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092587A JPS63256400A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 摩擦を利用した工作物切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63256400A true JPS63256400A (ja) | 1988-10-24 |
JPH0474160B2 JPH0474160B2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14012009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9092587A Granted JPS63256400A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 摩擦を利用した工作物切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63256400A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013066990A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Nissan Motor Co Ltd | 界磁極用磁石体の製造装置およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9092587A patent/JPS63256400A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013066990A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Nissan Motor Co Ltd | 界磁極用磁石体の製造装置およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474160B2 (ja) | 1992-11-25 |
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