JPH0222136A - 複数のガラス板等からなる工作物の同時切断方法 - Google Patents

複数のガラス板等からなる工作物の同時切断方法

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JPH0222136A
JPH0222136A JP17225488A JP17225488A JPH0222136A JP H0222136 A JPH0222136 A JP H0222136A JP 17225488 A JP17225488 A JP 17225488A JP 17225488 A JP17225488 A JP 17225488A JP H0222136 A JPH0222136 A JP H0222136A
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JP
Japan
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workpieces
workpiece
cut
streaks
glass plates
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JP17225488A
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English (en)
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Kazuo Sato
和郎 佐藤
Kunio Saeki
佐伯 邦男
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ガラス板あるいはセラミックス板のような工
作物の同時切断方法に関する。
(従来の技術) 従来、ガラス板やセラミック板等の切断には、予めダイ
ヤモンドカッターのような超硬工具で工作物である板の
一面に切断すべき形状の条痕を設け、この条痕の左右端
部を把持し、上記条痕に曲げモーメントを加えることに
よって、その切断を行っている。
(発明が解決しようとする課8) 上述のような従来の曲げ加工による切断法においては、
工作物の板厚が比較的薄い場合には容易にその切断を行
うことができる。しかし、工作物の板厚が厚くなるとそ
の切断は困難となり、また従来の切断法は人手による作
業であるため生産性の向上は期し難い等の問題点があっ
た。
本発明はこのような点に鑑み、比較的簡単な手段によっ
て、従来の切断法では切断が不可能であった肉厚な板厚
をもつ複数の工作物を同時に切断する方法を提供するこ
とを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数のガラス板等からなる工作物の1而に、
予めダイヤモンドカッターのような超硬工具で切断すべ
き形状の条痕をそれぞれ設ける。
また、条痕を設けた面に潤滑油を塗布し、さらにこれら
の工作物を上記条痕を設けた面が下面となるようにして
順次積み重ね、この積み重ねた工作物を、定盤上に置か
れた上記工作物のヤング率よりも小さいヤング率を有す
る平板上に載置する。
また、最上段に位置する工作物の上面には、その反対の
面に予め設けた上記条痕に沿った線上に加圧片を載置し
、この加圧片に押圧荷重を加えて工作物を局部的に圧縮
することにより、上記工作物を条痕に沿ったすべての縦
断面で同時に切断することを特徴とする。
(作 用) 本発明では、上述したように加圧片に押圧荷重を加えて
工作物を局部的に圧縮すると、工作物を載置した平板の
ヤング率が工作物のヤング率よりも小さく、また積み重
ねた工作物の接触面は、潤滑油により潤滑されているの
で、各工作物の条痕に沿った縦断面では、自動的に曲げ
モーメントが誘起され、その値は加圧片に近接する工作
物の方が大きくなり、また曲げモーメントによる引張応
力は条痕を設けた面に発生する。このため上記加圧片に
加える押圧荷重Wが増加するにしたがって、上記工作物
の条痕に沿った曲げモーメントによる切断が、最上段に
位置する工作物から順次主力の工作物に伝播し、その結
果、複数の工作物がほぼ同時に切断されることとなる。
(第1実施例) 本発明の実施例を第1図および第2図により説明する。
第1図に示すように複数の正方形板または矩形板の工作
物Tの一面に、予めダイヤモンドカッターのような超硬
工具で切断すべき形状の条痕N(例えば、0.1〜0.
2mmの深さ)を設ける。また、条痕を設けた面に潤滑
油を塗布し、さらにこれら工作物T1・・・・・・Tn
を上記条痕Nを設けた面が下面となるようにして、第2
図に示すように積み重ね、これを定盤2上に置かれた平
板1の上に載置する。ここで、平板1は、工作物Tのヤ
ング率よりも小さいヤング率を有する合成樹脂等よりな
る。また、最上段に置かれた工作物T1の上面には、そ
の反対側の而に設けた条痕Nに沿った線上に棒状の加圧
片3が載置される。
このように構成された本実施例では、第2図に示すよう
に加圧片3に、図示してない荷重装置により、押圧荷重
Wを加え、工作物T1.T2・・・・・・T をそれぞ
れ局部的に上部より圧縮する。すると、工作物T t 
、 T 2・・・・・・Toを載置した平板1のヤング
率は、工作物T1.T2・・・・・・Toのヤング率よ
りも小さく、また工作物T t 、 T 2・・・・・
・T の接触面は潤滑油により潤滑されているので、各
工作物T t 、 T 2・・・・・・T□の条痕Nに
沿った縦断面では、自動的に曲げモーメントが誘起され
る。
その際、このモーメントの値は、加圧片3に近く位置す
る工作物T t 、 T 2・・・・・・の順に大きく
なっており、また曲げによる引張応力は条痕Nを設けた
側の面に発生する。このため、上記加圧片3に加える押
圧荷重Wを増すにしたがって条痕Nに沿った曲げによる
切断が、最上段に位置する工作物T からT 2 、T
 a・・・・・・へと伝播し、すべての工作物T1.T
2・・・・・・Tnはほとんど同時に切断される。
(第2実施例) 本発明の他の実施例を第3図および第4図について説明
する。第3図に示すように複数の正方形板の工作物Tの
一面に、予め正方形板の対辺を2分する2本の条痕N、
 N’を設け、条痕を設けた面に潤滑油を塗布する。さ
らに第4図に示すようにこれらの工作物T1.T、、・
・・・・・Toを条痕N。
N′を設けた面が下面となるようにして積み重ね、これ
を平板1aに載置する。
本実施例では、第4図に示すように、加圧片として円筒
3aを用い、この円筒3aの中心が工作物T1の裏面に
設けた上記条痕N、 N’の交点に一致するようにして
工作物T1上に載置し、この加圧片3aに押圧荷重Wを
加え、工作物T1゜T2・・・・・・を上記条痕N、 
N’の交点近傍で局部的に圧縮する。すると、条痕N、
N’ に沿った曲げによる切断が、最上段に置かれた工
作物Tlから順にT2.T3・・・・・・Toへと伝播
し、すべての工作物T1.T2・・・・・・Toはほと
んど同時に4等分される。
(実験例) 実験例として、厚さが12順のソーダガラス板を工作物
としたときの切断例を示す。
この実験では、平板1aとして厚さが20mmのアクリ
ル樹脂板を使用した。ガラスのヤング率はEl中700
0 kg f / mA、アクリル樹脂のヤング率はE
 2 + 300 kg f /−であるので、El〈
Elとなり、本発明による切断の条件を満足する。
上述した両実施例の実験に用いた加圧片3゜3aは、い
ずれもアクリル樹脂製のもので、第1の実施例では断面
が6關X6mmである棒状の加圧片3を、また第2実施
例では直径が10mmである円筒状の加圧片3aを用い
た。また、工作物の接触面に塗布する潤滑油としては、
グリースを用い、さらに切断すべき形状の条痕は、普通
のガラス切りで形成した。
実験例(1)  1辺が50順であるn枚のガラスの正
方形板を、第1実施例の切断方法により、辺に平行な縦
断面で2等分したときの工作物の枚数nと押圧荷重Wの
関係を表1に示す。
表1 また、長辺が50m+*、短辺が2511111である
20枚のガラスの矩形板を、第1実施例の切断方法によ
り短辺に平行な縦断面で2等分するときの押圧荷重は W−890kgf であった。この値は表1に示した20枚の正方形板を切
断したときの押圧荷重の約58%に相当する。
実験例(2) 1辺が50mmであるn枚のガラス板を
、第2実施例の切断方法により、辺に平行な2つの縦断
面で4等分したときの工作物の枚数nと押圧荷重Wの関
係を表2に示す。
表2 上述の実験例から、本発明による切断方法においては、
騒音や切屑を発生せず、しかも切断面は平滑で、巨視的
には鏡面となることが確認された。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、平板上に積み重ねた
複数のガラス板等からなる工作物の接触面を潤滑油で潤
滑した状態にして、上記工作物に局部的に押圧荷重を加
え、各工作物内に工作物と上記平板とのヤング率の相違
によりζ自動的に曲げモーメントを誘起させる。しかも
、本発明では、その曲げによる引張応力が、予め条痕を
設けておいた面に発生することを利用しているため、従
来のlliなる曲げ加工では切断できなかった厚板の切
断も容易に行なうことができるばかりでなく、複数の工
作物も同時に切断することが可能となった。
また、本発明による切断では、切断の際、騒音や切屑の
発生を伴わず、切断面は平滑で、特にガラスでは鏡面と
なる。したがって本発明による切断法によれば、工作物
の切断あるいは切断後の工作物の加工においても、生産
性の向上に格別顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いる1条の条痕を設けたガ
ラス板の斜視図、第2図は本発明の実施例である複数の
ガラス板の同時切断の原理を説明する図、第3図は本発
明の他の実施例に用いる交差する2条の条痕を設けたガ
ラス板の斜視図、第4図は本発明の他の実施例である複
数のガラス板の同時切断の原理を説明する図である。 1.1a・・・平板、2,2a・・・定盤、3.3a・
・・加圧片、N、 N’・・・条痕、T、T1.T2・
・・・・・T ・・・工作物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のガラス板等からなる工作物の一面に、予めダイヤ
    モンドカッターのような超硬工具で切断すべき形成の条
    痕をそれぞれ設け、条痕を設けた面に潤滑油を塗布し、
    さらに、これらの工作物を上記条痕を設けた面が下面に
    なるように順次積み重ね、積み重ねた工作物を、定盤上
    に設置された上記工作物のヤング率よりも小さいヤング
    率を有する平板上に載置し、最上段に位置する工作物の
    上面に、この面の反対側の面に設けた上記条痕に沿った
    線上に加圧片が位置するように載置し、この加圧片に押
    圧荷重を加えて上記工作物を局部的に圧縮することによ
    り上記工作物を上記条痕にそったすべての縦断面でほぼ
    同時に切断することを特徴とする複数のガラス板等から
    なる工作物の同時切断方法。
JP17225488A 1988-07-11 1988-07-11 複数のガラス板等からなる工作物の同時切断方法 Pending JPH0222136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106881771A (zh) * 2015-09-29 2017-06-23 三星钻石工业股份有限公司 脆性材料基板的划刻方法以及划刻头单元

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106881771A (zh) * 2015-09-29 2017-06-23 三星钻石工业股份有限公司 脆性材料基板的划刻方法以及划刻头单元
CN106881771B (zh) * 2015-09-29 2021-07-13 三星钻石工业股份有限公司 脆性材料基板的划刻方法

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