JPS6325616Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325616Y2 JPS6325616Y2 JP13024781U JP13024781U JPS6325616Y2 JP S6325616 Y2 JPS6325616 Y2 JP S6325616Y2 JP 13024781 U JP13024781 U JP 13024781U JP 13024781 U JP13024781 U JP 13024781U JP S6325616 Y2 JPS6325616 Y2 JP S6325616Y2
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- JP
- Japan
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- tape
- jelly
- mixture
- filled
- cable
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブルコアに走水防止用ゼリー状混
和物を充填した通信ケーブルの改良に関する。
和物を充填した通信ケーブルの改良に関する。
第１図は従来のゼリー状混和物充填通信ケーブ
ルの正面図であり一部を切り欠いて示す。図にお
いて１′はケーブルコア、２′は押えテープ層、
３′はラミネート金属テープ層、４′はシースであ
る。このようなケーブルの製造法としては、まず
ケーブルコアの撚合せ工程において、ケーブルコ
ア１′上にテープを横巻きして押えテープ層２′を
形成しておき、次のシース押出工程において、押
えテープ層を形成したケーブルコア上から溶融し
たゼリー状混和物を圧入充填し、しかる後、縦沿
えによりラミネート金属テープ層３′を設け、さ
らにシース４′を押出被覆する方法が一般的であ
る。この方法では押えテープ層２′の上からゼリ
ー状混和物が充填され易いように押えテープはギ
ヤツプ巻されており、必然的に、押えテープの隙
間５′からケーブルコアが露出する形となり、こ
の露出部を保護するため押えテープ上に別のテー
プ（以下“捨てテープ”と言う）を巻いておき、
ゼリー状混和物を充填する直前に取り除かねばな
らないという余分な工程を必要とした。このよう
なケーブルコアの露出を防ぐためには、押えテー
プ層に隙間が生じないようにテープをラツプ巻き
すれば良いわけであるが、押えテープ層に隙間が
ないためゼリー状混和物をケーブルコア１′に圧
入できないこととなる。これを改良するには、押
えテープとして目が粗くゼリー状混和物を含浸し
易い含浸性テープ、例えば合成樹脂より成る不織
布、織布、或は紙等を用いゼリー状混和物が押え
テープ層を通過し易くすれば良いことは明らかで
あるが、該含浸性テープは目が粗いため機械強度
が弱く、ラツプ巻きしたテープの上巻き端がゼリ
ー状混和物充填用ダイスの入口等に引つかかつた
場合は押えテープがめくれたり、最悪の場合は切
断される事態も発生するという問題があつた。
ルの正面図であり一部を切り欠いて示す。図にお
いて１′はケーブルコア、２′は押えテープ層、
３′はラミネート金属テープ層、４′はシースであ
る。このようなケーブルの製造法としては、まず
ケーブルコアの撚合せ工程において、ケーブルコ
ア１′上にテープを横巻きして押えテープ層２′を
形成しておき、次のシース押出工程において、押
えテープ層を形成したケーブルコア上から溶融し
たゼリー状混和物を圧入充填し、しかる後、縦沿
えによりラミネート金属テープ層３′を設け、さ
らにシース４′を押出被覆する方法が一般的であ
る。この方法では押えテープ層２′の上からゼリ
ー状混和物が充填され易いように押えテープはギ
ヤツプ巻されており、必然的に、押えテープの隙
間５′からケーブルコアが露出する形となり、こ
の露出部を保護するため押えテープ上に別のテー
プ（以下“捨てテープ”と言う）を巻いておき、
ゼリー状混和物を充填する直前に取り除かねばな
らないという余分な工程を必要とした。このよう
なケーブルコアの露出を防ぐためには、押えテー
プ層に隙間が生じないようにテープをラツプ巻き
すれば良いわけであるが、押えテープ層に隙間が
ないためゼリー状混和物をケーブルコア１′に圧
入できないこととなる。これを改良するには、押
えテープとして目が粗くゼリー状混和物を含浸し
易い含浸性テープ、例えば合成樹脂より成る不織
布、織布、或は紙等を用いゼリー状混和物が押え
テープ層を通過し易くすれば良いことは明らかで
あるが、該含浸性テープは目が粗いため機械強度
が弱く、ラツプ巻きしたテープの上巻き端がゼリ
ー状混和物充填用ダイスの入口等に引つかかつた
場合は押えテープがめくれたり、最悪の場合は切
断される事態も発生するという問題があつた。
本考案は、上記に鑑み改良したゼリー状混和物
充填通信ケーブルを提案するものであり、押えテ
ープとして目が粗く、ゼリー状混和物を含浸し得
る含浸性テープを機械的強度の強い補強テープに
より部分的に覆うと共に、該含浸性テープの端縁
の少くとも一方は補強テープで連続的に覆われて
成る複合テープを用い、かつ押えテープは補強テ
ープにより連続的に覆われた端縁側が上巻き側と
なるようにラツプ巻きされていることを特徴とす
る。本考案を図面により以下に説明する。
充填通信ケーブルを提案するものであり、押えテ
ープとして目が粗く、ゼリー状混和物を含浸し得
る含浸性テープを機械的強度の強い補強テープに
より部分的に覆うと共に、該含浸性テープの端縁
の少くとも一方は補強テープで連続的に覆われて
成る複合テープを用い、かつ押えテープは補強テ
ープにより連続的に覆われた端縁側が上巻き側と
なるようにラツプ巻きされていることを特徴とす
る。本考案を図面により以下に説明する。
第２図は本考案に係るゼリー状混和物充填通信
ケーブルの一実施例の正面図を一部切り欠いて示
す。図において１はゼリー状混和物を充填したケ
ーブルコア、２はラツプ巻きされた押えテープ
層、３は縦沿えされたラミネート金属テープ層、
４はシースである。第３図は本考案において用い
る押えテープの一実施例の平面図であり、第４図
はその断面図である。図において、目が粗く、ゼ
リー状混和物を含浸し得る含浸性テープ２１の端
縁の一方に機械強度の強い補強テープ２２を接着
して複合テープとしている。該複合テープは第２
図のように補強テープ２２部を上巻側にくるよう
にケーブルコア１上にラツプ巻きされる。含浸性
テープ２１としては、例えば熱可塑性樹脂より成
る不織布、織布、或は紙等を用いることができ、
補強テープ２２としてはポリエステル、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレンなどのフイルム（特
に延伸フイルム）を用いることができる。両テー
プ間は完全に接着していることが好ましいが、粘
着性接着剤で接合する程度でも良い。また補強テ
ープ２２の設け方は、第３図、第４図の例の他
に、含浸性テープの両端縁に貼着したり、さらに
中央部も追加して３本貼着したり、部分的な抜き
孔を多数設けた補強テープを含浸性テープ上に部
分的或は全面的に貼着しても良い。
ケーブルの一実施例の正面図を一部切り欠いて示
す。図において１はゼリー状混和物を充填したケ
ーブルコア、２はラツプ巻きされた押えテープ
層、３は縦沿えされたラミネート金属テープ層、
４はシースである。第３図は本考案において用い
る押えテープの一実施例の平面図であり、第４図
はその断面図である。図において、目が粗く、ゼ
リー状混和物を含浸し得る含浸性テープ２１の端
縁の一方に機械強度の強い補強テープ２２を接着
して複合テープとしている。該複合テープは第２
図のように補強テープ２２部を上巻側にくるよう
にケーブルコア１上にラツプ巻きされる。含浸性
テープ２１としては、例えば熱可塑性樹脂より成
る不織布、織布、或は紙等を用いることができ、
補強テープ２２としてはポリエステル、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレンなどのフイルム（特
に延伸フイルム）を用いることができる。両テー
プ間は完全に接着していることが好ましいが、粘
着性接着剤で接合する程度でも良い。また補強テ
ープ２２の設け方は、第３図、第４図の例の他
に、含浸性テープの両端縁に貼着したり、さらに
中央部も追加して３本貼着したり、部分的な抜き
孔を多数設けた補強テープを含浸性テープ上に部
分的或は全面的に貼着しても良い。
本考案に係るゼリー状混和物充填通信ケーブル
は上述の構成を有するため、従来に比べ次のよう
な利点を有する。即ち、 (1) 押えテープをラツプ巻きしているので、ケー
ブルコアは露出せず、従つて、捨てテープを巻
いたり、これを取り除いたりする必要がない。
は上述の構成を有するため、従来に比べ次のよう
な利点を有する。即ち、 (1) 押えテープをラツプ巻きしているので、ケー
ブルコアは露出せず、従つて、捨てテープを巻
いたり、これを取り除いたりする必要がない。
(2) ゼリー状混和物を圧入し易い目の粗いテープ
を押えテープとして用いながら押えテープの少
くとも上巻き側端を補強しているから、押出し
工程時押えテープがめくれたり切断する等の心
配がなく安全に確実にケーブルを製造すること
ができる。
を押えテープとして用いながら押えテープの少
くとも上巻き側端を補強しているから、押出し
工程時押えテープがめくれたり切断する等の心
配がなく安全に確実にケーブルを製造すること
ができる。
第１図は従来のゼリー状混和物充填通信ケーブ
ルの正面図。第２図は本考案に係るゼリー状混和
物充填通信ケーブルの一実施例の正面図。第３図
は第２図のケーブルに使用する押えテープの一実
施例の平面図、第４図はその断面図である。図に
おいて、１……ケーブルコア、２……押えテープ
層、３……ラミネート金属テープ層、４……シー
ス、２１……含浸性テープ、２２……補強テー
プ。
ルの正面図。第２図は本考案に係るゼリー状混和
物充填通信ケーブルの一実施例の正面図。第３図
は第２図のケーブルに使用する押えテープの一実
施例の平面図、第４図はその断面図である。図に
おいて、１……ケーブルコア、２……押えテープ
層、３……ラミネート金属テープ層、４……シー
ス、２１……含浸性テープ、２２……補強テー
プ。
Claims (1)
- ゼリー状混和物を充填したケーブルコアと該コ
ア上にラツプ巻きした押えテープ層とを有するゼ
リー状混和物充填通信ケーブルにおいて、該押え
テープとして、目が粗くゼリー状混和物を含浸し
得る含浸性テープを機械的強度の強い補強テープ
により部分的に覆うと共に、該含浸性テープ端縁
の少くとも一方は補強テープで連続的に覆われて
成る複合テープを用い、かつ押えテープは補強テ
ープにより連続的に覆われた端縁側が上巻き側と
なるようラツプ巻きされていることを特徴とする
ゼリー状混和物充填通信ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13024781U JPS5835222U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | ゼリ−状混和物充填通信ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13024781U JPS5835222U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | ゼリ−状混和物充填通信ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835222U JPS5835222U (ja) | 1983-03-08 |
| JPS6325616Y2 true JPS6325616Y2 (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=29923885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13024781U Granted JPS5835222U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | ゼリ−状混和物充填通信ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835222U (ja) |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13024781U patent/JPS5835222U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5835222U (ja) | 1983-03-08 |
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