JPS6119456Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6119456Y2 JPS6119456Y2 JP14010180U JP14010180U JPS6119456Y2 JP S6119456 Y2 JPS6119456 Y2 JP S6119456Y2 JP 14010180 U JP14010180 U JP 14010180U JP 14010180 U JP14010180 U JP 14010180U JP S6119456 Y2 JPS6119456 Y2 JP S6119456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jelly
- mixture
- layer
- cable
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 20
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 19
- 239000012792 core layer Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブルコアの空隙にゼリー状混和物
を充填した走水防止型通信ケーブルの改良に関す
る。
を充填した走水防止型通信ケーブルの改良に関す
る。
このゼリー状混和物を充填する目的は、外力等
外的要因によつてケーブルシースに生じた損傷部
分から侵入する水分がケーブルコア内へ侵入する
のを防止し、もつてケーブルに伝送障害が生じる
のを防止することにある。このため、従来のケー
ブルはケーブルコアの全空隙にゼリー状混和物を
充填する構造が一般的であつた。しかしながら、
上記水分の侵入経路を見れば、いづれもケーブル
コアの外側から侵入している、従つてケーブルコ
アの外側部分に水分侵入防止用の遮蔽層を形成す
れば上記伝送障害の防止に事足りる。なお、この
ようなケーブルの端末は樹脂を注入固化して形成
するため、接続部分からの水分の侵入は考えなく
ても良い。
外的要因によつてケーブルシースに生じた損傷部
分から侵入する水分がケーブルコア内へ侵入する
のを防止し、もつてケーブルに伝送障害が生じる
のを防止することにある。このため、従来のケー
ブルはケーブルコアの全空隙にゼリー状混和物を
充填する構造が一般的であつた。しかしながら、
上記水分の侵入経路を見れば、いづれもケーブル
コアの外側から侵入している、従つてケーブルコ
アの外側部分に水分侵入防止用の遮蔽層を形成す
れば上記伝送障害の防止に事足りる。なお、この
ようなケーブルの端末は樹脂を注入固化して形成
するため、接続部分からの水分の侵入は考えなく
ても良い。
本考案はこの点に着目して案出したものであ
り、多層通信ケーブルの最外線心層と内側線心群
の間にゼリー状混和物の内側線心群への流入をさ
えぎる遮蔽層を設け、該遮蔽層の外側にのみゼリ
ー状混和物を充填したことを特徴とする。
り、多層通信ケーブルの最外線心層と内側線心群
の間にゼリー状混和物の内側線心群への流入をさ
えぎる遮蔽層を設け、該遮蔽層の外側にのみゼリ
ー状混和物を充填したことを特徴とする。
本考案を図面によつて以下に説明する。
図は、本考案に成る走水防止型通信ケーブルの
1実施例の断面図である。図において、1はケー
ブルコアの最外線心層、2は内側線心群、3は最
外線心層1と内側線心群2との間に設けた遮蔽層
である。ゼリー状混和物はこの最外線心層に充填
される。4は不織布等のテープ層で充填したゼリ
ー状混和物が最外線心層から流出するのを防止
し、かつコアを外力や熱から保護する作用を行
う。不織布を用いた場合は不織布に含浸されたゼ
リー状混和物が冷却固化し、最外線心層1からの
ゼリー状混和物の流出を防止する。5は少なくと
も片面にプラスチツクフイルム層を有する金属テ
ープ層、6はケーブルシースである。遮蔽層3は
最外線心層に充填するゼリー状混和物が内側線心
群側に流入するのを防止する機能を有するもので
あれば良く、例えばポリエステル、ポリオレフイ
ン、ナイロン等のプラスチツクテープ、金属化紙
テープ、少くとも片面にプラスチツクフイルム層
を有する金属テープ、或は、前記プラスチツクテ
ープの表面にゼリー状混和物となじみの良い不織
布層を設けた複合テープ、等を縦沿或は横巻して
形成する。
1実施例の断面図である。図において、1はケー
ブルコアの最外線心層、2は内側線心群、3は最
外線心層1と内側線心群2との間に設けた遮蔽層
である。ゼリー状混和物はこの最外線心層に充填
される。4は不織布等のテープ層で充填したゼリ
ー状混和物が最外線心層から流出するのを防止
し、かつコアを外力や熱から保護する作用を行
う。不織布を用いた場合は不織布に含浸されたゼ
リー状混和物が冷却固化し、最外線心層1からの
ゼリー状混和物の流出を防止する。5は少なくと
も片面にプラスチツクフイルム層を有する金属テ
ープ層、6はケーブルシースである。遮蔽層3は
最外線心層に充填するゼリー状混和物が内側線心
群側に流入するのを防止する機能を有するもので
あれば良く、例えばポリエステル、ポリオレフイ
ン、ナイロン等のプラスチツクテープ、金属化紙
テープ、少くとも片面にプラスチツクフイルム層
を有する金属テープ、或は、前記プラスチツクテ
ープの表面にゼリー状混和物となじみの良い不織
布層を設けた複合テープ、等を縦沿或は横巻して
形成する。
なお、前記複合テープの場合は不織布層を外側
にするようにして設けると良い。テープの重ね合
せ部分はそのまゝでも良いが、ゼリー状混和物の
内側線心群側への流入をより良く防止するため、
接着剤等で接着させることが好ましい。
にするようにして設けると良い。テープの重ね合
せ部分はそのまゝでも良いが、ゼリー状混和物の
内側線心群側への流入をより良く防止するため、
接着剤等で接着させることが好ましい。
本考案に成る走水防止型通信ケーブルは上記構
成を有するため下記効果を奏する。
成を有するため下記効果を奏する。
ゼリー状混和物の充填部分を最外線心層部分
に限定したため、非較的高価なゼリー状混和物
の使用量を減少させることができ、ケーブル全
体としてコストを低減できる。
に限定したため、非較的高価なゼリー状混和物
の使用量を減少させることができ、ケーブル全
体としてコストを低減できる。
ゼリー状混和物を充填した場合、線心間の静
電容量が増大するため、絶縁層を厚くするか、
または高発泡化させる等の対策を必要とした
が、本考案においては内側線心群にはゼリー状
混和物を充填していないため、上述の静電容量
の増加対策を講じる必要がなく、而して、うす
い絶縁層でも所定の特性を満足し得るため、絶
縁外径の縮小ひいてはケーブル外径の縮小が可
能であり、従つて絶縁材料、シース材料等の使
用量を減少でき、遮蔽層を追加したとしてもケ
ーブル全体としてはコストを低減し得る。
電容量が増大するため、絶縁層を厚くするか、
または高発泡化させる等の対策を必要とした
が、本考案においては内側線心群にはゼリー状
混和物を充填していないため、上述の静電容量
の増加対策を講じる必要がなく、而して、うす
い絶縁層でも所定の特性を満足し得るため、絶
縁外径の縮小ひいてはケーブル外径の縮小が可
能であり、従つて絶縁材料、シース材料等の使
用量を減少でき、遮蔽層を追加したとしてもケ
ーブル全体としてはコストを低減し得る。
運搬或は工事の便を考慮した場合上記の
材料使用量の減少によるケーブル軽量化の効果
もきわめて大きい。
材料使用量の減少によるケーブル軽量化の効果
もきわめて大きい。
また、ケーブル線心が3層以上で構成されて
いる場合、ゼリー状混和物を最外層から一気に
中心まで充填することはむつかしく、最外線心
層を形成する前にも充填作業を行う必要がある
場合もあつたが、本考案では最外線心層へ充填
するだけで良いため作業がきわめて簡単確実と
なる。
いる場合、ゼリー状混和物を最外層から一気に
中心まで充填することはむつかしく、最外線心
層を形成する前にも充填作業を行う必要がある
場合もあつたが、本考案では最外線心層へ充填
するだけで良いため作業がきわめて簡単確実と
なる。
遮蔽層を金属テープで形成すれば、走水防止
型の群遮蔽型通信ケーブルとして使用し得る。
型の群遮蔽型通信ケーブルとして使用し得る。
図は、本考案の走水防止型通信ケーブルの一実
施例の断面図を示す。図において、1……最外線
心層、2……内側線心群、3……遮蔽層。
施例の断面図を示す。図において、1……最外線
心層、2……内側線心群、3……遮蔽層。
Claims (1)
- 多層通信ケーブルの最外線心層と内側線心群の
間に、ゼリー状混和物の内側線心群への流入をさ
えぎる遮蔽層を設け、外遮蔽層の外側にのみゼリ
ー状混和物を充填したことを特徴とする走水防止
型通信ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14010180U JPS6119456Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14010180U JPS6119456Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5762317U JPS5762317U (ja) | 1982-04-13 |
JPS6119456Y2 true JPS6119456Y2 (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=29500022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14010180U Expired JPS6119456Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119456Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP14010180U patent/JPS6119456Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5762317U (ja) | 1982-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3790694A (en) | Filled telephone cable with bonded screening layer | |
US3711621A (en) | Moisture block in sheathed telephone cables | |
JPS6119456Y2 (ja) | ||
EP0228041A3 (en) | Filled core materials having unfilled outer layers attached thereto | |
US3706838A (en) | Telecommunication cables | |
JPS624969Y2 (ja) | ||
JPS6119457Y2 (ja) | ||
JPH0449782Y2 (ja) | ||
GB1154886A (en) | Improvements in or relating to Telecommunication Cables | |
JPS6325616Y2 (ja) | ||
JPS642528Y2 (ja) | ||
JPS6012207U (ja) | 防水形通信ケ−ブル | |
JPH0349349Y2 (ja) | ||
JPS6016006Y2 (ja) | 油入り電力ケ−ブル | |
JPH0143768Y2 (ja) | ||
JPH10153714A (ja) | 光ファイバケ−ブル | |
CN207097506U (zh) | 一种防虫害防结冰的电缆线 | |
JPS5969432U (ja) | 走水防止ケ−ブル | |
JPS6069422U (ja) | 耐火電線 | |
JPS636814Y2 (ja) | ||
JPS6114267Y2 (ja) | ||
JPS62144013U (ja) | ||
JPS5851642B2 (ja) | 耐クリ−プ同軸ケ−ブル | |
JPH02253512A (ja) | ジェリー充填ケーブル | |
JPS6039609A (ja) | 遮水形光フアイバケ−ブル |