JPS63255797A - 飲料自動販売機の飲料搬出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、カップ容器に飲料を搬出して販売を行なう
方式のいわゆるカップ式の自動販売機における飲料搬出
方法に関する。

従来の技術 従来の粉末原料を調合し販売する自動販売機の飲料搬出
方法で、一杯の飲料搬出において、一回目は湯又は水の
少ない飲料をカップに搬出し、一定時間の後に残りの湯
又は水を搬出することによってミキサー内のリンスを行
ないながら飲料を搬出していた。しかし、一回目の飲料
搬出から二回目の湯又は水の搬出までの時間が固定され
ていた（ミキサー内から飲料がすべて搬出される標準的
な時間に設定されていた）ので、飲料全量が少ない場合
や多い場合における時間的な考慮はなされていなかった
。

発明が解決しようとする問題点 しかし、この様な従来の飲料搬出方法では、飲料全量が
少なく設定されていた場合は、一回目の飲料搬出でカッ
プ内に飲料が搬出されてから二回目以降の給水までの時
間が長くなるので飲料が冷たくなる。また、飲料全量が
多い場合は一回目の搬出でミキサー内の飲料が十分にカ
ップ内に搬出されないま捷に二回目の給水が行なわれる
ので、十分なミキサー内のリンスが行なわれないままで
飲料を搬出することになる。

−そこで、本発明は前記従来の欠点を鑑み、飲料全量の
多少にかかわらずミキサー内のリンスを行なうと共に素
早い飲料の搬出を行なうこと目的とする。

問題点を解決するための手段 従って、本発明は前記問題点に鑑み、飲料搬出における
一回目の搬出とミキサー内のりンスを目的とした二回目
以降の搬出との間の時間を可変とし、あらかじめ時間設
定スイッチにて、飲料全量に対応した一回目と二回目以
降の間の時間を設定するのである。

作　　用 上記手段により、飲料販売時において一回目の湯搬出終
了後、前記設定された時間にてミキサー内の飲料が完全
にカップに入るのを待った後に二回目の湯殿出湯を行な
うことにより、一回の販売で確実Ｖこミキサー内のリン
スが行なえると共に、飲料全量が変わり湯の搬出量が変
化しても素早く飲料の販売がおこなえるのである。

実施例 以下本発明の一実施例の自動販売機の制御装置について
、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における自動販売機の原料等
の供給系統を示す図であって、１は貯水槽、２はヒータ
、３ａはコーヒー用の原料タンク、３ｂはクリーム用の
原料タンク、３Ｃは砂糖用の原料量／り、３ｄはココア
用の原料タンク、４ａ〜４ｄは各原料タンクに設けられ
た原料放出用のモータであり、それぞれのモータの回転
によって、放出口が開いて、所定の原料がシュータ６．
６に放出されるとともに、その放出口の開いている時間
の長さに応じて、放出される原料の量が制御される。

なお、了ａ　、７ｂはミキサーであり、７ａはコーヒー
用、７ｂはココア用のものである。８は販売されるコー
ヒー、ココア等の飲料を受けるカップである。そして水
道水は取水弁９を介して貯水槽１に供給される。また、
１０は湯殿出用電磁弁であり、シュータ６．６に湯を供
給する。第２図は本発明の一実施例における自動販売機
の回路構成図であって、１１は入出力信号処理を行うＣ
ＰＵであり、１２は当該自動販売機に投入された硬貨を
検出して、投入金額を表わす信号を生じる硬貨検出機構
である。１３ａから１３ｎは搬出原料量及び原料全量及
び湯搬出における一回目と二回目の待ち時間を設定する
原料設定スイッチ、１５ａ〜１５ｎは商品の販売可ラン
プである。１６ａ〜１ｅｄは原料搬出用リレーであり、
前記原料搬出用のモータ４ａ〜４ｄを、それぞれ駆動す
るものである。１７ａは前記湯殿出用電磁弁１ｏの駆動
リレー、１７ｂ　、　１７ａは前記ミキサー７ａ　、　
Ｔｂ内の調合用のモータ駆動リレーである。１７ｂは７
ａに、１７Ｃは７ｂにそれぞれ対応する。ＣＰＵ１１の
入力ボートには１２，１３ａ〜１３ｎ。

１４ａ〜１４ｎが接続されておシ、その出力ボートには
１５ａ〜１５ｚ　、１６ａ〜１　ｓｄ、１７ａ〜１７ｃ
が接続されている。

ＣＰＵ１１内にはＲＡＭ１９があり、原料設定スイッチ
１３ａから１３ｎで設定された各商品別の１力ツプ分ず
つの原料量、即ちコーヒーの場合にはコーヒー原料量、
クリーム量、砂糖量、＠量が各別に書き込まれると共に
、それぞれの飲料の一回目の湯搬出と二回目の湯搬出と
の間の時間が書き込まれる（本実施例においては二回給
湯とし、一回目は原料設定スイッチ１３ａ〜１３ｎで設
定された湯量から４０弘を引いた分を、二回目は残りの
４０ＣＣを給湯するものとする）。

第３図は、本実施例の動作を示すフローチャートであり
、第４図は各原料の飲料販売における搬出タイミングを
示すタイムチャートである。

次に上記構成を有する自動販売機の制御装置の動作につ
いて、第３図を参照しながら説明する。

捷ず、初期状態において、原料タンク３ａ〜３ｄには前
記構成にて示された原料が各別に所定量貯留されている
とする。また、原料設定スイッチ１３ａ〜１３ｄにて、
各原料の一回分の搬出量及び湯搬出における一回目と二
回目の間の時間がＲＡＭ１９に書き込まれているものと
する。

今、顧客がたとえば１００円を当該自動販売機に投入す
ると、硬貨検出機構１２は１００円に相当する信号をＣ
ＰＵ１１に送る（　５ｔｅｐ１　）ｏ　ＣＰＵ１１はこ
の投入金額により販売可能な商品を判断し、該当の商品
の販売可ランプ１５ａから１５ｎのいずれかを表示する
（ｓｔｏｐ２）。販売可ランプ１５ａから１５ｎの点灯
によって、顧客はコーヒー等の所定の商品が販売可能で
あることを知って、ホットコーヒー等の販売商品に対応
するスイッチ１４ａ〜１４ｎの内いずれか一つをオンす
る（　ｇｔｅｐ３）。

ＣＰＵ１１はこのスイッチ１４ａから１４ｎの内、オン
されたものを読み込んで、ホットコーヒー等のいずれか
１つの商品の販売を指示されたことを検知する。そして
、ホットコーヒーが選択された場合は、コーヒー原料量
、砂糖量、クリーム量。

湯量及び湯搬出における一回目と二回目の給湯の間の時
間を、ＲＡＭ１９から読み出して、各原料量に相当する
時間を算出して（５ｔｏｐ４　）、リレー１６ａから１
６ｄの内のそれぞれの原料に対応するものを前記算出さ
れた時間だけオンとして、モーター４ａから４ｄの内の
所定のものを駆動し、所定量のコーヒー原料、クリーム
、砂糖を各所定のタンク３ａから３ｄの内よりミキサー
７ａ内へ放出する。

同様にして、１７ａのリレーをオンとして湯殿出用電磁
弁１０を開き、１回目の給湯として所定量（全搬出湯量
から４０ＣＣを減じた量）の湯を水槽１からミキサー７
ａ内に放出し、調合の後、カップ８へ放出する（　５ｔ
ｏｐ５　）。

そして、ＣＰＵ１１は、前記設定された時間だけ待った
後（５ｔｅｐ６）　（この間にミキサーＴａ内の飲料が
すべてカップ８に放出する。）２回目の給湯として、１
回目と同様にして湯殿出用電磁弁１０を開き、残シの湯
４Ｑ、ＣＣをミキサー７ａ内に放出し、続けてカップ８
へ放出する（　５ｔｏｐ７）。

なお、たとえば貯水槽１の温度が所定温度以下に低下す
るとヒーター２が通電され、貯水槽１の水を加熱する。

この貯水槽１の水温が所定温度まで上昇すればヒーター
２への給電は停止される。また、貯水槽１の水が所定量
以下になると取水弁９が開き、貯水槽１へ水が給水され
、所定量以下になると取水弁９が閉じられる。以上のよ
うに本実施例によれば、飲料原料を搬出し、調合したの
ち飲料として販売する自動販売機において、調合を行う
ミキサー内の洗浄を一回の販売動作の中で行うことを目
的とした湯又は水の２回以上の搬出方式で、１回目と２
回目以後の湯の搬出をあらかじめ販売前に設定による可
変とすることで、飲料全量が変わった場合でも１回目の
飲料がミキサー内からカップへ確実に入った後に２回目
以後の湯での搬出によるミキサー内の洗浄が確実に行わ
れるので、１回の販売後にミキサー内に飲料が残ること
がなく、雑菌などの繁殖が防げるので衛生的な販売が可
能となり、保守の手間が省ける。また、１回目と２回目
以後の搬出時間が可変となるので、飲料全量が少ない場
合には、時間固定式のようにカップへ飲料が全て入った
後も待っているということはなく、飲料全量に対応した
搬出時間が可能となるので、効率の良い素早い飲料販売
が可能となる。

発明の効果 以上のように本発明は、一回の飲料販売において湯又は
水を二回以上に分けて搬出し、一回目は飲料を二回目以
後は湯又は水だけを搬出してミキサーの洗浄を行ないな
がら飲料を販売する場合に、一回目の湯又は水の搬出と
二回目の搬出との間の時間をあらかじめ設定された時間
で行なうことにより、飲料全量が変わった場合でも、ミ
キサー内に飲料が残らずに洗浄を確実に行なうことがで
きるので雑菌などの繁殖がなく衛生的な販売が可能とな
る。しかも湯や水の量が変わった場合にはその量に応じ
て二回目の搬出ができるので、必要以上に搬出がながび
く恐れがないので素早く効率の良い飲料販売が可能とな
るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の自動販売機の飲料注出用の供
給ラインを示す系統図、第２図は供給ライン系統を制御
するコントロール部のブロック回路図、第３図はマイク
ロコンピュータの制御内容を示すフローチャート、第４
図は本発明一実施例の飲料注出動作を示すタイムチャー
トである。 １・・・・・貯水槽、２・・・・・・ヒーター、３ａ〜
３ｄ・・・・・・原料タンク、４ａ〜４ｄ・・・山モー
ター、７ａ〜７ｂ・・・・・・ミキサー、１１・・・山
ＣＰＵ、１２・・・・・・硬貨検出機構、１３ａ〜１３
ｎ・・・・・・原料設定スイッチ、１４ａ〜１４ｎ・・
・・・・商品選択用スイッチ、１５ａ〜１５ｎ・・・・
・・売切れランプ、１５ｏ〜１５ｚ・・・・・・販売可
ランプ、１６ａ〜１６ｄ及び１７ａ〜１７ｃ・・・・・
・リレー、１８ａ〜１８ｄ・・・・・・原料搬出テスト
スイッチ、１９・・・・・ＲＡＭ０代理人の氏名　弁理
士　中　尾　敏　男　ほか１名７−−−對水樗 ２−　ヒータ ３ユ〜３ｄ　−−−７ｆｉ料ダンク ４ユ〜４ｄ　−モータ ５、６、−−シュータ ７ユ、　’７ｂ　−ミキサー ８−　カップ 第１図　　　　　ｑ−取水弁 ｌｏ−−一租出用＠砥弁 ｔｒ−−−ＣｐＵ ／２−−一硬貢快出憑、ｌＮ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 数種類の粉末の原料を貯える格納箱と、前記格納箱から
   粉末原料を搬出するための原料搬出機構と、前記粉末原
   料と調合するための湯又は水を貯えるタンクと、前記タ
   ンクより湯又は水を搬出する電磁弁と、前記原料搬出機
   構から搬出された原料と前記電磁弁から搬出された湯又
   は水を調合し飲料として販売するミキサーと、販売時の
   前記原料搬出機構と前記電磁弁から搬出する各原料の量
   を設定するスイッチと、一回の商品販売において湯又は
   水を２回以上に別けて給水する場合の、一回目と二回目
   の給水間隔の時間を設定するスイッチと、前記原料搬出
   機構及び前記電磁弁及び前記ミキサー及び前記各スイッ
   チとを接続するマイクロコンピュータとより成り、販売
   商品が選択されその商品に対応する所定の粉末原料と湯
   又は水で調合し飲料を販売する際、まず一回目には設定
   された量の粉末原料と、設定された量から二回目以降に
   搬出する量を引いた湯又は水とを搬出し、ミキサーにて
   調合したのちカップ等に搬出し、続いて残りの量の湯又
   は水を搬出する場合、一回目の販売が終わった後、前記
   スイッチにて設定された給水間隔の時間だけ待ってから
   二回目以降の給水を行なうことを特徴とした飲料自動販
   売機の飲料搬出方法。