JPS63255790A - 駐車設備の料金精算機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、無人の駐車設備における料金精算機に関し
、特に月極契約を可能とした料金精算機に関する。

［従来の技術］ 第４図は、例えば７台の入庫が可能な立体駐車設備ｌを
示していて、ＡないしＧは、それぞれ車Ｚを格納する車
庫であり、２は、前記各車庫ＡないしＧに車Ｚを搬入す
るためのパレットであり、図示しないパレット搬送機構
により移送される。

３は、この立体駐車設備Ｉの料金精算機であり、Ｘは、
人出庫時に車Ｚを一時停止させる停止位置を示し、Ｙは
、パレット２に■Ｚを載せるときの、あるいはパレット
２に載っていた車Ｚを移動させるときのパレット位置を
示している。

第５図は、上記料金精算機３の詳細を示していて、以下
、その入出庫の手順を述べる。尚、現在は、第４図に示
したように、車庫ＢないしＧに車Ｚが入庫済みとなって
いて、各車庫ＡないしＧに対応して設けられｆ二車庫選
択スイッチ３１（３１Ａないし３１Ｇ）の内、車庫選択
スイッチ３１Ａのみにキー３２が挿入されていて、かっ
、車庫選択スイッチ３１Ａは出庫側の位置に切り替えら
れている。

■車Ｚを停止位置Ｘに停めて、料金表示器３３に表示さ
れている基本料金をコイン投入口３４あるいは紙幣挿入
口３５から投入する。

■入庫開始釦３６を押す。

■空きの車庫Ａが自動的に選択され、それに対応する車
庫選択スイッチ３１Ａの表示灯りが点滅するとともに、
その車庫Ａのパレット２がパレット位置Ｙに搬送される
。

■搬送されたパレット２に車Ｚを載せる。

■車を降りた後、入庫開始釦３６を押し、表示灯りが点
滅している車庫選択スイッチ３１Ａに挿入されていたキ
ー３２を入庫側に回し、キー挿入口からそのキー３２を
抜く。

■その後は車Ｚを載せたパレット２は車庫Ａに移動して
入庫は完了する。

■出庫時には、携帯していたキー３２を所定の車庫選択
スイッチ３１Ａのキー挿入口に差し込み出庫側に回す。

■算出された駐車時間の駐車料金が料金表示器３に表示
される。

■所定の駐車料金を投入する。

［相］出庫開始釦３７を押す。

■車庫Ａのパレット２がパレット位置Ｙに移動する。

■パレット位置Ｙに搬送されたパレット２上の車Ｚを外
へ移動することにより出庫が終了する。

３８は、投入したコインあるいは紙幣を返却するための
返却レバーであり、３９はコイン返却口であり、Ｍは、
満車時に点灯する満車ランプである。

［発明か解決しようとする問題点コ 以上が入庫・出庫の操作であるが、上述のような従来の
料金精算機においては以下に記すような問題点があった
。

（Ａ）利用者は入庫・出庫時毎に基本料金と駐車料金を
支払う必要があるので、利用頻度が高い場合には特に煩
わしくなる。

（Ｂ）入庫中はキー３２を携帯していなくてはならず、
又、紛失した場合には出庫できなくなる。

（Ｃ）釣銭が不足した場合には、不足額を明記したレシ
ートを発行し、後日精算するのもあるが、利用者に不便
をかけることになるので、料金精算機３には常に釣銭を
蓄えておく必要がある。

（Ｄ）毎日利用する利用客は月極契約できることが望ま
しいが、従来方式では、先着順に駐車していくため、専
用のエリアを確保することができず、その対策が急がれ
ていた。

この発明は、従来の賃貸方式に加えて月極め利用を可能
とした駐車設備の料金精算機を提供することを目的とす
る。

［問題点を解決するための手段］ この発明の駐車設備の料金精算機は、第１図に示すよう
に、パレットに載せた車をパレット搬送機構で所定位置
へ移送して車を入庫し、入庫が済めばキーの抜き取りが
可能となり、出庫時には前記キーを挿入するとともに駐
車料金を入金することにより上記パレットをパレット搬
送機構により出庫可能位置まで移送して車が出せるよう
になっている駐車設備の料金精算機において、月極利用
客により挿入された磁気タグキーから磁気情報として記
憶されていたＩＤコードを読み取るＩＤコード読取手段
Ｉと、月極利用客毎に割り当てられるパスワードを入力
するパスワード入力手段■と、面記月極利用客毎のパス
ワードを予め記憶するパスワード記憶手段■と、読み取
ったＩＤコードより前記利用客が該料金精算機の契約者
であるか否かを判定する第１の判定手段■と、前記第１
の判足手段■により該料金精算機の契約者であると判定
されたとき、パスワード入力手段■から入力されたパス
ワードを取り込み、前記パスワード記憶手段■に記憶し
ていたパスワードと一致するか否かを判定する第２の判
定手段■と、前記第２の判定手段■によりパスワードが
一致すると判定され１ことき、上記パレット搬送機構に
所定の制御信号を送出して所定の月極車庫のパレットを
所定位置に搬送する制御部■とを備えている。

［作用］ 上記構成によると、今、月極の利用客が保持していた磁
気タグキーを料金精算機の所定のキー差し込み穴に挿入
すると、該磁気タグキーの磁気情報記憶部に記憶されて
いた共通のＩＤコードか、ＩＤコード読取手段■により
読み取られ、その読み取ったＩＤコードが該料金精算機
に対するものであるか、つまり、該料金精算機の月極契
約者であるか否かが第１の判定手段■により判定され、
月極契約者と判定されたときのみ、次にパスワード人力
手段■からのパスワード入力が有効となる。

パスワードが人力されると、第２の判定手段■により、
入力したパスワードと一致するパスワードがパスワード
記憶手段■に記憶されている否かが判定され、一致する
パスワードがある場合には、該月極利用客本人であると
判定され、月極に設定していた所定のパレットを搬送す
るため、制御部■よりパレット搬送機構に対して所定の
信号が送出される。

［実施例］ 第２図は、この発明の駐車設備の料金精算機の正面図の
１実施例を示している。

従来の料金精算機３に更に、月極利用客に割り当てられ
たパスワードを入力するためのテンキー４０と、磁気タ
グキースイッチ４１とが設けられるとともに、いたずら
操作や２重駐車の発生がなく適正な入出庫管理が行なわ
れるように、各利用客側にパスワードを予め設定してお
くための設定キー４２（第２図には不図示）が内部に設
けられる。

磁気タグキースイッチ４１に用いる磁気タグキーは、一
般にグラスファイバー等の材質からなり、従来のキーと
異なるのは、キー固有の切欠の替わりに数ビットないし
ＩＯビット程度の磁気情報の記憶部を有しており、この
記憶部には、契約者の識別データとして、精算機毎に設
定された数桁の番号からなる共通のＩＤコードが書き込
まれていて、精算機に符合するＩＤコードが読み取られ
たとき、テンキー４０によるパスワード入力が有効とな
る。

第３図は、第２図の料金精算機の制御ブロック図を示し
ていて、第２図と同一の部分には同一の符号を付してい
る。ｔｉは、この装置を制御する制御部であり、ＣＰＵ
（中央処理装置）１１ａ及びＲＡＭ（ランダム・アクセ
ス・メモリ）ｌ　ｌｂを備えている。４２は、既述した
パスワード設定キーであり、４３は、投入された硬貨の
計数及び釣銭を支払うコインメックである。４４は、投
入された紙幣の計数のためのビルバリであり、４５は、
駐車時間を算出するためのタイマである。

尚、月極利用のためのパレットは予め制御部１１のＲＡ
Ｍｌ１ｂに記憶させておき、読み取られたＩＤコードと
パスワードとが一致したとき、所定のパレットを搬出す
るようにすればよい。このとき、月極利用のパレットの
表示灯■７は入庫、出庫中に関係なく点灯するようにし
ておけば、賃貸用と間違えることはない。

次に上記料金精算機により駐車設備を利用するときの操
作を説明する。尚、賃貸方式での利用方法は、従来の装
置の場合と同様なので説明は省略する。

まず、月極で駐車設備を初めて利用しようとする客から
Ｉ箇月分の利用料金を納入してもらい、その替わりに、
共通のＩＤコードを記憶させた磁気タグキーを貸与する
とともに、利用客に対して割り当てたパスワードを記憶
してもらう。又、このとき、該パスワードをパスワード
設定キー４２より入力して制御部１１のＲＡＭ１１ｂに
登録しておく。第２図においては、賃貸の車庫日ないし
Ｇはすべて利用され、空車庫Ａのみが月極利用として制
御部１１のＲＡＭ１１ｂに記憶されているものとする。

従ってその後の賃貸利用を受付ないように満車ランプＭ
を点灯させている。

次に実際の入庫及び出庫手順を説明する。

■車Ｚを停止位置Ｘに停めた後、保有していた磁気タグ
キーを磁気タグキースイッチ４１に挿入する。挿入した
磁気タグキーのＩＤコードが読み取られ、その読み取っ
たＩＤコードが、該精算機３のＩＤコードと一致するか
否かが判定される。

双方のコードが一致した場合、該磁気タグキーの保有者
は該精算機３の契約者であると判定され、その後のパス
ワード設定キー４２からのパスワード入力が有効になる
。

２人力されたパスワードが予めＲＡＭ１１ｂに登録され
ていたパスワードと一致するかが判定され、パスワード
が一致したとき、該パスワードに対応する車庫Ａの車庫
選択スイッチ３１Ａの表示灯りが点滅するとともに、そ
の車庫Ａのパレット２がパレット位置Ｙに搬送される。

・■搬送されたパレット２に車Ｚを載せ、磁気タグキー
スイッチ４Ｉを入庫側に回す。

■これにより、車Ｚを載せたパレット２は車庫Ａに搬送
される。又、このとき、パスワードを人力した利用客の
車Ｚは車庫Ａに格納されたことが記憶される。

■その後、磁気タグキーを元の位置に戻してキーを磁気
タグキースイッチ４１から抜き取る。

■出庫時には、携帯していた磁気タグキーを磁気タグキ
ースイッチ４１に挿入して出庫側に回す。

■磁気タグキーより読み取ったＩＤコードが一致し、そ
の後に入力されたパスワードもＲＡＭｌ１ｂに登録され
ていたパスワードと一致したとき、該ハスワードに対応
する車庫Ａのパレット２がパレット位置Ｙに搬送される
。

■その後、磁気タグキーを抜き取り、パレット位置Ｙに
搬送されたパレット２上の車Ｚを外へ移動することによ
り出庫が終了する。

以上説明したごとく上記料金精算機によれば、予め空車
庫を確保することにより月極契約が可能となり、月極利
用のときにはキャッシュレスで駐車設備の利用が可能と
なる。又、このような方式であれば、利用客毎に種類の
異なる磁気タグキーを用意する必要はなく、１種類の磁
気タグキーで複数の月極利用客に対応することができる
。更に、利用客は貸与された磁気タグキーを常に保育す
ることになるので、キーホルダー等に付けてつけておけ
ばキーを紛失ずろ心配はない。

［発明の効果］ この発明によれば、月極利用者のために空車庫を予め確
保しておき、所定のパスワード等の入力により、駐車設
備を利用できるようにしたので、月極利用が可能となり
、入庫及び出庫の操作も簡略化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のクレーム対応図、第２図は、この
発明の駐車設備の料金精算機の１実施例を示す正面図、
第３図は、第２図の料金精算機の制御ブロック図、第４
図は、無人立体駐車設備の概略構成図、第５図は、従来
の料金精算機の正面図である。 １・・・駐車設備、２・・・パレット、３・・・料金精
算機、ＡないしＧ・・・車庫、Ｘ・・・停止位置、Ｙ・
・パレット位置、Ｚ・・・車、１１・・・制御部、Ｉｌ
ａ・・ＣＰＵ、１１ｂ・・ＲＡＭ、４０・・・テンキー
、４１・・磁気タグキースイッチ、４２・・・設定キー
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パレットに載せた車をパレット搬送機構で所定位
   置へ移送して車を入庫し、入庫が済めばキーの抜き取り
   が可能となり、出庫時には前記キーを挿入するとともに
   駐車料金を入金することにより上記パレットをパレット
   搬送機構により出庫可能位置まで移送して車が出せるよ
   うになっている駐車設備の料金精算機において、月極利
   用客により挿入された磁気タグキーから磁気情報として
   記憶されていたＩＤコードを読み取るＩＤコード読取手
   段と、月極利用客毎に割り当てられるパスワードを入力
   するパスワード入力手段と、前記月極利用客毎のパスワ
   ードを予め記憶するパスワード記憶手段と、読み取った
   ＩＤコードより前記利用客が該料金精算機の契約者であ
   るか否かを判定する第１の判定手段と、前記第１の判定
   手段により該料金精算機の契約者であると判定されたと
   き、パスワード入力手段から入力されたパスワードを取
   り込み、前記パスワード記憶手段に記憶していたパスワ
   ードと一致するか否かを判定する第２の判定手段と、前
   記第２の判定手段によりパスワードが一致すると判定さ
   れたとき、上記パレット搬送機構に所定の制御信号を送
   出して所定の月極車庫のパレットを所定位置に搬送する
   制御部とを備えたことを特徴とする駐車設備の料金精算
   機。